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2005/01/27
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カテゴリ: 映画
rwanda

主人公はベルギー系ホテルの現地支配人ポール(ドン・チードル)。ルワンダにはフツ族とツチ族というふたつの民族があり、隣人同士平和に暮らしていた。しかし、フツ族の大統領が何者かに暗殺された事から、フツ族によるツチ族の大量虐殺が始まるのである(この事情の説明をしているいいサイトがあったのだけど、了解をいただけたらリンクを貼ろうと思っています)。

ポールはフツ族で、ポールの妻タチアナはツチ族。大統領暗殺の報を聞いたタチアナの家族たちが、ポールを頼って彼の家に集まる。ポールは何とかフツ族の警察を買収して自分のホテルに家族を無事連れてくることができるのだが、フツ族の同胞から「ツチ族を殺せ」と脅され続けるのである。ベルギーの外資系であるこのホテルはポールの必死の訴えでなんとかヨーロッパ側から手をまわしてもらえ「ベルギー領であるホテルを襲うのは領地侵犯だ」としてツチ族を保護できるようになる。しかし、そのホテルを頼って避難して来た難民や孤児などで部屋はあふれ帰り、ポールは窮地に立たされる。ベルギーから出向の西洋系の支配人や西洋人ゲストは外国人退去で誰もいなくなり、国連の力も及ばず、彼はひとりでこのホテルと難民を守らねばならなくなった...。

映画を見て不思議だったのは、なぜ隣人同士仲の良かった民族がいきなりここまで隣人を殺せるのかなと思ったところ。調べてみると、やはりツチ族というのは少数派ではあるけれど、植民していたドイツやベルギーから「優秀な民族」として優遇されていたらしい。虐げられていた感情が爆発したのだろうか。

主演のドン・チードルは、ルワンダなまりの英語を習得して熱演。細かい演技がうまいと思ったのは、妻の家族を助けるために、警察官に平手打ちを受けるシーン。彼は外資系ホテルの現地支配人で、それなりに裕福で人に指示を出す立場だっただろう。その彼が言われもなく平手打ちをされながらも、妻の家族の命乞いを必死でするのである。彼は、その後何度も殴られた頬を手で触る。大人の男性は、平手打ちをくらう事などそうはないだろう。立場を踏みにじられて余程悔しかったのか...。

日本でもぜひ公開欲しい作品である。





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Last updated  2005/02/01 10:46:34 PM コメント(4) | コメントを書く


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