2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全15件 (15件中 1-15件目)
1
写真を撮るとき、何となく、その場全体を撮ってしまっていませんか?子供の表情を撮りたいのに、漠然と撮ってしまうと、主人公である子供が小さく写ってします。意識的に、あと2~3歩、被写体に近づいて撮影することを心がけましょう。特に、背景が綺麗な景色や建物の場合、どうしても被写体である子供から離れがちになります。この場合は、カメラの位置を決めてから、子供をカメラに近づけてください。要するに、主人公である子供が大きく写るように、子供に近づくか、カメラに子供を近づけるかすることが大切です。
2006.07.31
コメント(2)
シャッターが開いている間に、カメラが動くとブレ(=手振れ)となってしまいます。ですから、カメラが揺れないように、しっかりと持つ必要があります。そして一番気をつけなければならないのが、シャッターを押す瞬間です。シャッターを押す時、力が無意識のうちに入って、その振動で写真がブレてしまうのです。手振れを起こさないために、以下の事に注意しましょう。1.脇をしっかり締めて撮る 脇を開けたり、手を伸ばして撮ると安定しません。2.ゆっくり息を吐きながらシャッターを押す。 息を止める人がいますが、これは逆効果です。3.シャッターはゆっくり押す。 力を込めて一気に押すと、その振動で手振れします。 出来れば、シャッター半押しのフォーカスロックをしてから、 ゆっくり全押しするといいでしょう。 また、シャッターを押す代わりに、タイマー撮影を利用するのも効果的です。それから、レンズを望遠にするほど、手振れしやすくなりますので、注意しましょう。最近光学式手振れ補正機能を搭載している機種が増えましたが、これは非常に効果的ですが、しっかり構えないと、やっぱり手振れしますので、あまり過信しないように。
2006.07.30
コメント(5)
デジタルカメラの操作はとても簡単です。撮影モードをオートに合わせ、被写体に向けてシャッターを押すだけで写真が撮れてしまいますよね。でも、いつも満足のいく結果になるとは限りません。よく、「○○○について、上手に写すにはどうすればいいのですか?」と聞かれる事が多いのですが、上手って、その写真を見て、「撮影者の思いが伝わってくる」事だと思うんです。そして、その思いを最大限伝えるための撮影技術、つまりノウハウがどうしても必要であり、それがオートの限界かなと思います。写真は奥が深くて、かなり感性の部分が入ってくるのですが、それは人それぞれ違ってくるので、ここでは、技術的な面から、上手な写真を撮るためのコツを紹介していこうと思います。まず、1回目は、子供のスナップ写真を撮る時の心構えです。これらの事を意識的に実践するだけで、かなり写真の幅が広がります。1.しっかり構える2.できるだけ被写体に近づいて撮る3.色々な角度から撮る4.子供の目線から撮る5.周りの状況も一緒に撮る 6.できるだけたくさん撮影する。7.ベストショットを選ぶ次回から、1つずつ、簡単に解説していきたいと思います。
2006.07.29
コメント(5)
撮影可能コマ数は、バッテリーを満充電した状態で撮影できるコマ(画像)の数を表しています。デジタルカメラの撮影枚数は、液晶モニタの使用頻度、輝度の設定、フラッシュの点灯回数によって大きく変化します。以前は、メーカーが独自の測定条件で撮影可能枚数を公表していたため、異なったメーカーや機種間での比較ができませんでした。そこで、2002年7月にカメラ映像機器工業会(通称 CIPA) という組織が発足し、バッテリー寿命の測定方法を規格化したのです。CIPAは、これ以外にも、感度規定や解像度測定という規格も制定しており、今では各メーカーはこ規格に則って測定した結果を公表するようになりました。厳密に言うと、この規格で定められた測定基準の中には、ある程度メーカーが自由にできる部分があるため、100%完全に同じ条件とまではいきませんが、それでも十分比較するのに役立つ指標となっています。さて、それでは実際の使い方で、撮影可能コマ数に記載された枚数だけ撮影ができるのかというと・・・決して、そうではありません。当然、使い方によって差が出てしまいます。例えば、室内をよく撮影する人と、昼間しか撮影しない人では、当然撮影枚数は変わってくる訳です。ちなみに、CIPAでは、30秒毎に撮影を行い、毎回ズームを動作させ、2回に1回はフラッシュを炊くことになっています。また、動画についての条件は規定されていません。ですから、あくまでも目安としてお考え下さい。
2006.07.27
コメント(5)
デジタルカメラで使われている電池は、その機種専用に設計されたリチウムイオンバッテリーと乾電池の2通りがあります。リチウムイオンバッテリー(Li-ionと表記)は 1.小型であるにも関わらず蓄積できる電気量が多い 2.自己放電(放置しておくと勝手に放電される現象)が非常に小さい 3.メモリー効果(使い切る前に充電を繰り返すと、充電しても使える電気量が減る)が無いという利点があるのですが、 1.バッテリーの価格が高い 2.専用設計の為に他の機種では使えない場合が多い 3.購入できる場所(店)が限定されるという欠点もあります。ただ、コンパクトデジタルカメラはサイズや重さを追求しますので、リチウムイオンバッテリーが主に使われています。バッテリーを長持ちさせる、つまり1度の充電で沢山の撮影を出来るようにするには、フラッシュを無闇に炊かない、液晶モニタでの画像確認表示を長時間使わないの2点に尽きます。ただ、これらを気にして撮影するとストレスになりますので、予備のバッテリーを購入することをお薦めします。次に、乾電池タイプの場合ですが、 1.電池の価格が安い(1個当たりの価格) 2.どこでも入手可能 3.ニッケル水素充電池を使う事で更に経済的 4.デジタルカメラ製品としての価格を押さえられるという利点がある反面 1.撮影枚数が少ない 2.長い目で見ると、非常に不経済という欠点もあります。ちなみに、ニッケル水素充電池は 1.価格が安い(1個当たりの単価) 2.うまく使えば500回繰り返せるので、とても経済的 3.量販店、ホームセンターで簡単に入手できるという利点の反面、 1.自己放電が大きい(2週間放置するだけで、かなり容量が減る)) 2.メモリー効果が大きいという欠点も持っているのですが、昨年、サンヨーから、自己放電を少なくし、繰り返し回数も2倍の1000回まで可能にした eneloop(エネループ)という充電池が発売されています。。
2006.07.25
コメント(2)
2つの装置の間に立って、情報のやり取りを仲介するものをインターフェースと呼んでいます。デジタルカメラにとってのインターフェースとは、パソコンやプリンタに接続するUSBと、テレビに接続するAV出力端子を指します。USBは、もともとパソコンにキーボードやマウスなど、情報を高速でやり取りする必要の無い装置を接続するために作られた規格でした。しかし、簡単に抜き差しして利用できる便利さから爆発的に普及し、後にCD-Rやハードディスクなど、情報を高速にやり取りする装置でも使えるように改良され、USB2.0という規格が登場しました。仕様表上で単にUSBと書かれている場合は旧規格(USB1.1)であることが多く、パソコンへ画像を転送する場合、時間が掛かります。最近のデジタルカメラでもUSB1.1が使われている機種もありますので、USB2.0と明記されているか確認しましょう。尚、デジタルカメラのメモリカードに記録されている画像をパソコンに転送するだけなら、1000円~2000円程度のUSB2.0対応メモリカードリーダーを使う事で、高速に画像をパソコンへ取り込むことができるようになります。従って、この場合はデジタルカメラのUSBの規格は気にする必要はありません。テレビに接続して写真や動画を楽しみたい場合は、AV出力端子が搭載されているかを確認しましょう。
2006.07.23
コメント(1)
テーマの募集に対して、色々と書き込んでいただき、ありがとうございました。皆さんのリクエストに沿って、ブログにてお役立ち情報を公開していきたいと思います。募集はこれが最後ではなく、今後も継続して受付ていきますので、知りたい事、取り上げてほしいテーマが見つかりましたら、教えていただけると幸いです。それでは、今後とも、よろしくお願い致します。今は3時40分です。今から日本海へ海水浴に行ってきます。
2006.07.21
コメント(4)
フラッシュはストロボとも言いますが、光が少ない状況下において被写体に照射する補助光です。フラッシュの光の強さは、通常ガイドナンバー(GN)で表されるのですが、コンパクトデジタルカメラの仕様表には、光の到達距離が書かれている事が多いようです。仕様表には調光方式: 自動調光制御 調光範囲: 約0.3~2.6m(広角側)/約0.3~1.4m(望遠側) 発光モード: 自動発光、赤目軽減自動発光(アドバンスト赤目軽減)、発光禁止、強制発光、スローシンクロ と書かれてあります。フラッシュは、被写体に照射した際の反射光を測光して、絞りやシャッタースピードを決定しています。従って、調光方式は自動調光しかありません。ちなみに、コンパクトデジタルカメラの場合、フラッシュを使った撮影時はシャッタースピードが1/30秒(機種により1/60秒)に固定されます。これは、手ブレや被写体ブレを起こさない為に高速シャッターを切りたいにも関わらず、これ以上シャッタースピードを速くすると十分に光を得られない=適性露出に出来ないからです。つまり、フラッシュ撮影におけるシャッタースピードの上限値です。調光範囲とは、この範囲であれば自動調光できますよという意味です。広角側と望遠側でそれぞれ違っていますが、これは広角時より望遠時の方が開放絞り値が大きく、光が届き難い事に起因しています。広角側はレンズの長さは短く、望遠にするほどレンズの長さは長くなりますので、長いレンズの方が光を通し難いのです。それでは、調光範囲外で撮影したらどうなるでしょうか。近すぎると被写体は真っ白になり、遠すぎると真っ黒になってしまいます。発光モードは、自動的に発光させたり、発光させなくしたり、強制的に発光したりというモードであり、通常はどのカメラでも備えています。スローシンクロは、夕暮れや夜景などの背景と人物を同時に写したい場合に用いるモードです。発光モードの1種ではありますが、どちらかといえば撮影モードに分類されます。フラッシュを使うと、どうしても被写体だけが真っ白になりがちなので、綺麗に撮影するにはコツが必要です。その辺については、仕様表が一通り終わった次の段階で、紹介したいと思います。
2006.07.19
コメント(8)
仕様表をテーマにしたブログも、あと少しで終わります。次は、撮影技術とか、6月に購入したIXY DIGITAL 800ISをテーマにしようかと考えているのですが、皆さんがご希望のテーマがあれば、それを優先して取り上げようと思っています。そこで、今後取り上げて欲しいと思われるテーマをお聞かせ願えませんか。また、質問については個別に解答させていただいておりましたが、たぶん同じような疑問を持たれている方も大勢いらっしゃると思いますので、ブログでの回答をさせて頂こうかとも考えております。質問をされる場合、「回答はブログでOK」と一言添えていただけると幸いです。それから、BBSについては目を通しておりますが、仕事柄夜遅く帰ることが多く見過ごす可能性が高いので、私書箱に送っていただけると確実です。すいませんが、よろしくお願いします。
2006.07.18
コメント(7)
撮像素子に入ってくる光の量のことを、露出と呼んでいます。カメラは被写体が反射した光を撮像素子で受けるのですが、この光の量が露出です。被写体が見たままの明るさで写る光の量を、適正露出と言いますが、適性露出にするためには光の量を計測(=測光)し、シャッタースピードと絞りを使って光の量を調整する必要があります。この調整する方法が露出制御であり、自動と手動があります。プログラムオートは、カメラが自動で調整する方式です。これに対して、露出補正とは、カメラが自動的に調整した光の量を基準に、増やしたり減らしたり(=補正)する方式です。仕様表には ±2.0EV、1/3EVステップ とかかれてありますが、これは光の量をプラスマイナス2段分、1/3段づつ調整できるという意味です。段という表現が出てきましたが、デジタルカメラ仕様表の見方Part12~撮影感度 あたりに記載してありますので、そちらをご覧下さい。露出補正をしなければならない理由は2つあります。1つは、白すぎる被写体や黒すぎる被写体に対しては、カメラのオートでは露出を間違えてしまう可能性があること。もう1つは、撮影者の感性で、適性露出よりも暗めとか明るめに写したい場合、つまり写真的表現をしたい場合があるからです。どんなデジタルカメラでも露出補正は必ず搭載していますが、ほとんどの場合、使われることがありません。しかし、使うことによって、写真に幅が出来ますので、試してみたら面白いと思います。どういう風に使うかについては、また時間をとって紹介してみたいと思います。
2006.07.16
コメント(7)
シャッタースピードは、撮影する為にシャッターを開いている時間の事です。仕様表には 2秒~1/2000秒と書かれていますが、これは、この範囲内でシャッターの開く時間が調整できるという事です。カメラは被写体が反射する光の量を測定し、明るすぎず、暗すぎず、見たままの明るさで写るようにシャッターの開く時間=シャッタースピードを調整します。しかし、上限と下限があって、強すぎる光や、真っ暗な状況では、シャッタースピードの調整だけでは対応しきれず、白くなったり、黒くなったりします。但し、一般的な状況下での撮影においては、1秒~1/1000秒くらいあれば問題はありません。現在発売されているデジタルカメラは、余裕でこの条件をクリアしているので、気にする必要は無いと思います。ちなみに、カメラが光の量を調整する方法は、シャッタースピードの他、絞り値の調整も併用しています。シャッタースピードは光の量を調整するために使うことがほとんどですが、写真的表現の用途で用いる事もあります。例えば、噴水などを撮影する場合、シャッタースピードを遅くして撮影すると、水の流れの軌跡が綺麗に表現できます。逆に、シャッタースピードを速くすると、水滴の形をくっきり映し出すことができます。ただ、シャッタースピードを遅くすると手ブレが発生しますので、三脚を使うか、光学式手ブレ補正機能を利用することになります。最近のコンパクトデジタルカメラは光学式手ブレ補正機能を搭載しているものも多く、写真的表現に向いているように思いますが、残念ながら、ほとんどの機種はシャッタースピードを自由に選択することが出来ません。もし、写真的表現で写真を楽しみたいのであれば、シャッタースピードの選択機能が搭載されている製品、できれば絞り値も選択できる製品を選ぶ必要があります。
2006.07.14
コメント(11)
スポット測光は、中央部分重点測光における測光範囲を、もっと小さく狭めたものです。これを使うことにより、被写体の一部分の明るさを測光することが可能になります。多分割測光の場合、被写体の一部に太陽等が写りこんでしまうと、光の量が多すぎると判断し、光の量を減らそうとします。結果的に、写真全体が黒っぽくなってしまいます。例えば逆光で人物を写した時、人物の顔が暗くなるのはそのためです。もし、人物の顔だけを測光できたら、カメラはそこを基準に光の量を調整しますから、顔は綺麗に写るはずです。スポット測光は、まさにこういう時の為に使います。つまり、綺麗に写したい(=適正露出にしたい)部分を点(=スポット)として測光することで、回りの明るさ(又は暗さ)に影響を受けず、自分の意図した部分を綺麗に写し出すための測光方式です。これは逆に、測光する部分が少しでもズレると、カメラはそこを基準にしてしまうという危険性もあります。また、測光する場所が18%グレーに近い色ならいいのですが、極端に明るい、または暗い場合、カメラは光の量を調節しようとします。ですから、通常は露出補正と組み合わせて使用することになります。多分割測光は全自動であるため、予想外の露出になる場合がありますが、スポット測光と露出補正を組み合わせた場合、自分の好みの明るさにコントロールできるため、欠かせない測光方式と言えます。
2006.07.11
コメント(3)
カメラを被写体に向けたとき、おおくの場合、中央に最も写したいものが来るだろうという前提のもとに、画面(撮像素子)の中央を重点的に測光する方式です。メーカーによって中央のどのくらいの範囲を測光に使うのかが異なるため、やはりこれもメーカーによって露出の差が生じます。また、オートでの撮影の場合、多分割測光方式よりも露出に失敗する(つまり、必要以上に白くなったり、黒くなった入りする)確率が高くなります。しかし、多分割測光よりもかなり単純な測光方式である為、自分のカメラを使い込むことで、撮影時にどれくらい補正を掛ければよいかの判断がし易く、多分割測光が全盛の現在でも、必ず搭載されています。ちなみに、補正とは、測光した結果に対して、意図的に光量を加減することにより、そのまま写した場合よりも明るく、また逆に暗く写るようにすることです。一般に、これを露出補正と呼んでいます。露出補正については、また別の機会に詳しくお話したいと思います。
2006.07.08
コメント(3)
マルチパターン測光は、メーカーによって分割測光、評価測光などと呼ばれています。被写体の明るさ(反射光)を撮像素子全体の面積で受け測光するわけですが、この時、複数のエリアに分割し、それぞれのエリア毎に測光し、総合的に評価することで、撮影面の一部に入り込んだ強い光(又は濃い影)に影響されずに正しい露出が得られるようにする方式です。ちなみに、これらを総称して多分割測光と呼んでいます。測光は通常、色情報は使わず輝度だけで評価しますが、ニコンの一眼レフはRGBの色情報も測光で利用することにより、適正露出の精度を上げています。多分割測光は、画面の分割数や、分割したエリアを用いた測光の評価方法がメーカーによって異なるため、中央部重点測光やスポット測光に比べて、メーカーの特徴が現れ易いと言えます。例えば、あるデジタルカメラでは夜景は綺麗に写るが、日中に人物を写すと他のデジタルカメラより暗めに写ってしまう・・・という具合です。何も考えずにシャッターを押すだけで、そこそこ綺麗に撮影することができる反面、極端に真っ白な雪景色や夜景、一部太陽光が含まれたりするような特殊な場合の撮影結果を予測することが難しく、また写真表現的に黒っぽくしたり、逆に白っぽくするような事が苦手です。そのような場合は、中央部重点測光やスポット測光を用いることになります。
2006.07.05
コメント(0)
デジタルカメラは被写体から反射される光を受光素子で画像に変換しています。その際、明るすぎず暗すぎず、見た目と同じ色合い(=適正露出)にするため、光の量を計測しています。これを測光と呼んでおり、測光の方式としていくつかの方法が用意されています。それでは、明るすぎず、暗すぎずというのは、測光した結果を何と比べているのでしょうか。実は、グレーと比べています。白は光の反射率が多く、黒は反射率が少ない事は想像できると思いますが、カメラは色でなく光の明暗だけで適正露出を判断しているため、白と黒の中間、しかも反射率18%のグレーを基準にしているのです。言い換えると、被写体の反射率が18%よりも多いと光量を減らし、少ないと光量を増やすようにシャッター速度と絞りを調整します。何故18%のグレーかというと、自然界に存在する被写体の反射率を全て平均すると、18%のグレーになるそうですさて、それでは、仮に真っ白な被写体を撮影するとどうなるでしょうか。カメラは18%のグレーを基準としていますから、当然明るすぎると判断して光量を減らそうとします。すると、本来真っ白であるはずなのに、撮影画像ではグレーっぽく写ってしまうのです。逆に、真っ黒な被写体の場合は、反射率が低すぎる=暗いと判断し、光を多く取り込もうとするため、真っ黒でなく白っぽい黒として写ってしまいます。真っ白又は真っ黒は極端な例ですが、例えば被写体の一部が真っ黒や真っ白っであった場合、たまたまそこに露出を合わせてしまうと、全体的に白っぽくなったり黒っぽくなったりしますよね。被写体の反射光は面で受けていますから、それをいくつかのブロックに分割し、それぞれのブロック単位で反射率を測定してあげれば、一部が真っ黒であったとしても全体的に白っぽくなることは防げるという次第です。これが、多分割測光やマルチパターン測光とか呼ばれている方式です。実際には、色々な被写体や構図を撮影した時、ブロック分割したエリアごとの光の分布をデータベースとして持っており、実際の撮影時に、このデータベースと照らし合わせて露出のミスが最小になるような仕組みが施されています。このデータベースはメーカーによる色づけがされていたり、独自のノウハウが詰まっているため、同じ被写体を撮影してもデジタルカメラのメーカーの違いやラインナップの違いによって、撮影画像の映り方が異なってくるのです。仕様表にはマルチパターン測光(256分割)、中央部重点測光、スポット測光、AFスポット測光という4つの測光方式が書かれてありますので、次回は、それぞれについて説明したいと思います。
2006.07.03
コメント(3)
全15件 (15件中 1-15件目)
1