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♪ この睦月半ば真夜中音もなしリノベの種を温めている ウッカリしているとすぐに間が開いて中三日の、早朝とは言い難い朝のウォーキングに出た。晴れると思っていたのに東の空には雲が多く、朝焼けを愛でることはできなかった。知多市の今朝の気温 7時15分、気温3度。日の出前の6時頃が一番寒い。それを少し過ぎているし、重ね着4枚のお陰で寒さはほとんど感じない。柿葉神社からの眺め西北西の空東南東の空 午後になると昨日と同じように6~7mの風が吹くらしいので、朝のうちに済ませておいというたわけ。 午後からはネットショップ(無料の専用サイトを利用)を始めようと思っているので、その準備がある。慌ててやるとロクなことがないので、じっくりと時間をかけて作り上げようと思う。自分でHPを立ち上げたころとは違って、環境も仕組みも何もかも違ってきているので、老人が始めるにはそれなりの心構えがいる。 80代でスマホ向けのひな人形位置当てゲームアプリ「hinadan」を開発した若宮正子さん(87)にあやかるわけでもないが、気持ちさえあれば楽しくやれるんじゃないかと思う。「能力には限界があるが、努力には限界がない」なんて言います。 若宮正子さんのモットーはその1、極めようとしない!「本格的に」や「基本から」はNG! 楽しみ優先で。楽しみながら学んだことは、ものにならなくてもマイナスにはならない。その2、ためらわない!「この年で始めても……」「仕事で使わないから……」と、制限をかけているのは自分自身では? 学びたいことがあるなら、ためらわない。その3、どんどん人に聞く!本でさわりだけ勉強した後は、詳しい人にアクセスして聞く。人に聞くことで新しい人と縁ができ、社会とのつながりも広がる。 そう、要は気持ちだけの問題。リスクは背負わないのでリターンも少ないかもしれないけれど、「やったもんが勝ち」という意味でやって損することはないし、必ず何かをもたらしてくれると信じてやるだけのこと。
2022.01.13
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♪ 五キロをば三十分で走りたし令和二年の冬の目標‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜、NHK「ラン×スマ」を見ていたら凄い高齢者が紹介されていた。皆さんフルマラソンをやっている。サブスリー目前の71歳のおじさん(私と同年なのでおじいさんとは呼ばない)。ランニング・クラブに3つも入っていて、85歳以上の日本記録を持っている84歳のおばあさん。一日置きに10kmを走っている94歳のおじいさん。ただただ呆気にとられるばかりのスーパーが付く破格のランナーたちだ。 今、シニアのランナーが急増していて、この15年余りで5倍近くになったというデータもあるらしい。番組に紹介された人達に憧れるわけではないが、自分も走りたい気分になってきた。若い頃から中年迄は5キロや10キロをマメに走っていたのに、膝を痛めてからは走るのを自重していつの間にか全く走らなくなってしまった。 周りには各地のマラソン大会に出ている人も何人かいるし、最近は膝の痛みもまったくないのでその気になれば出来ない筈もない。 84歳でマラソンはじめ、年代別のマスターズ世界記録を持つ女性は、ランニングを始めたのは70歳の時だそうだ。まあしかし、この人はずっとスキーをやっていたらしいので大腿筋もあるし体幹も鍛えられているというベースが、私とは雲と泥ほどの違いがある。 最近は筋トレ・体幹トレも少しずつ増やしているし、ウォーキングも中1日でやっている。ここに少しずつランを混ぜていってやろうか。ちょっと前にランを入れたウォーキングをしていたのに、すっかりそれも忘れてしまっていた。やはり目標が無いとダメだね。取りあえず5キロ(とほほ)走れるようにする。 なんと言っても走るのと歩くのとでは、終わった後の爽快感がまったく違う。マラソンの達成感もかなりのものだろう。一度体験するとまたやりたくなるわけだ。「マラソンを始めてから性格が明るくなった」という人ががたくさんいて、マラソンは人の性格まで変える効果があるらしい。 次回の「ラン×スマ」、1月8日(水曜日)放送(BS1午後9時00分~午後9時50分)は、レギュラーの鈴木奈々が「10キロレースに初挑戦」するらしい。「初心者にはヒント満載!」の放送とか。 折角だから家にある「体組成バランス計」でチェックして見ようか。電池が消耗していたので新品に替え、今夜から自分の身体の状況を調べてみる。 風呂上りが良いのかと思っていたが、食事前の空腹時が良いようだ。体重だけは裸で測りたいがその他は食事前に裸足になってはかりに乗ればそれでいいわけだ。 さあどう出るか。だいたい標準の一番下あたりじゃないのかな。それをどこまで向上させられるかを楽しみにする。それも目標を決めてやらないと続かないだろうから、何かを基準にして自分の理想の姿を想定しておく必要がありそうだ。 何でも「3カ月」続ければ効果が出る。最低でも「3カ月」続けられれば習慣化するものだ。3月いっぱいまで、冬の間をアクティブに過ごすための無料の娯楽だと思って。 「3月末には “5㎞を30分で走る” のを目標とする。」 宣言してしまった以上、やりますよ。決して高くない目標なんだから・・・
2019.12.26
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♪ 薬など飲まぬ代わりに一杯のお酢に託して令和を生きる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「酢」が身体に良いということが盛んに言われ、様々な種類のものが作られ売られています。その酢を美味しく楽しく意外なアレンジで摂る方法を、ラジオ(NHK ごごラジ)のゲストが紹介していました。 私も最近、血圧が高めなので何らかの方法で下げてやろうと思っていた矢先だった。そので耳をマイクにして興味深く聞いていた。「酢の酢酸が血圧を下げる」効果があるのは聞き知っている。酢酸が体内に入ると細胞から血管を広げる働きをするアデノシンという物質が分泌されるためらしい。 効果を発揮するには、毎日摂り続けないとダメということも知ってはいる。「酢の力」 この図からすると、摂取を止めると元に戻ってしまうことが分かるものの、絶対値はかなり下げ止まりしている。高血圧の薬を飲み続けることを思えば、こちらの方が一挙何得になるか分からない程のもの。 ラジオを聞いていて、触角がブルブルッと反応したのがこれ。 「牛乳に入れて飲む」牛乳のたんぱく質が変化してヨーグルト状になってとても飲みやすくなるという。 私は毎朝、必ず牛乳を200mlは飲んでいるので、それに大匙一杯の酢を混ぜるだけだ。それで血圧が下がるなら言うことなしだ。 で、今朝さっそく牛乳に大匙一杯の米酢を入れて飲んでみた。何じゃぁ?ヨーグルト状になんかなってないし、米酢の特徴がかなり残ってるゎ。良く混ぜなかったのが原因かな? やっぱり米酢は飲むのにはキツイかもなぁ。黒酢か白ワインビネガーを買って来るか。 ラジオでは他にも、「酢は酸味のあるものと組み合わせると甘くなる」というちょっと信じられない話もあった。「酢とレモン汁を1:1」で混ぜるだけで見違える味になるとか。これもあまり期待しないで「少し甘味が増す」程度に考えていた方が良さそうだ。 それから、「辛味と酸味は良くマッチして旨味を増す効果がある」トムヤンクン、インド料理はそれをうまく利用していると言い、「油と酢の相性がとてもいい」ので、様々な料理に使わない手はないとも。 酢には抗菌作用があるため、腸内の悪玉菌を減らす作用があり、さらに、酢に含まれているグルコン酸は善玉菌が大好きなエサなんだとか。酢をとることで善玉菌が増え、元気に活動するようになるというわけ。 腸の血流がよくなって、ぜん動運動が活発になると、腸内環境が改善されて便秘が解消されるとともに、活性酸素の発生を抑制してくれ、疲れにくくストレスに強い体になるという。 酢は血糖値を下げる効果もあるという。血糖値は血液中のブドウ糖の濃度で、血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌される。分泌が減少すると脳梗塞などを引き起こす原因となるので、血糖値の上昇を抑えられればそのリスクが軽減されるという訳だ。 クエン酸には生活習慣病の原因のひとつである「コレステロール値を下げる」働きもある。 ★疲れがとれる 糖と酢を一緒に摂ると疲れをすばやく回復してくれます。 ★食べ物がおいしくなる 酢の持つ酸味と香りが食べたい気分を刺激してくれる。 ★肌がツヤツヤになる 酢が血流を良くするので、肌の新陳代謝が良くなる。 ★骨が丈夫になる カルシウムなどのミネラルは酢と合わせると吸収されやすくなる。 毎日摂取するにあたっての要領と注意 ☆毎日大さじ1(15ml)が目安 ☆空腹時に酢をとると胃を痛めるので、食事中や食後がいい ☆酢をドリンクとして飲む場合は、5〜10倍を目安に薄めること ☆穀物酢や米酢は香りや酸味が強くツンとする 黒酢や果実酢にはそれが少なく飲みやすい ☆15mlを一度に摂っても、3食に分けてもかまわない 牛乳とお酢でカッテージチーズが作れちゃうらしい。 これは後で試してみることにして、取りあえずレシピだけ書いておく。牛乳 500ml、酢 大さじ1杯 所要時間 : 15分 ①500ml(1カップ)の牛乳を器にいれラップをしてレンジで4分加熱 鍋に入れて温める場合は沸騰する前の60~80℃にすること。 ②牛乳に酢を入れ、よくかき混ぜる。 2~3回混ぜるとすぐに分離してくる。時間がある時は、そのまま人肌くらいまで冷ます。 ③たんぱく質とホエーが分離するので、ザルなどでこす。(ホエーは捨てない!) ④出来上がったチーズをキッチンペーパーなどで水切りしたら完成! 厚手のキッチンペーパーを敷いザルをボウルの上に置き、分離したチーズを濾すのが手っ取り早い。そのまま自然に水分が切れるまでおき、搾らない。 水分が多めだとなめらかな食感となり、少ないとしっかりした食べごたえになる。 ⑤そのまま塩コショウで、クラッカー、サーモンなどと一緒に食べたりと好みで・・。 酢の種類 ☆米酢 酸味がおだやかで、料理に使いやすい。 ☆白ワインビネガー やや強い酸味を感じる。オリーブ油を使ったドレッシングに合う。 ☆レモン汁 ほかの酢と比べて香りがやわらかい。チーズはきめ細かくフルーティーな味わいで、デザートにぴったり。 400mlの牛乳から、120gのカッテージチーズと約280mlのホエーができる。 分離した液体・ホエーには、タンパク質をはじめ、カルシウムなどのミネラルも多く含まれていて栄養があるので捨ては勿体ない。シロップやはちみつをいれて飲んだり、スープの茹で汁の代わりなどに使う。
2019.06.21
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♪ 朝ドラの「なつ」は佳境に入りゆく我も空拳の歌を放たん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 短歌賞に応募してみる。それも締め切りまで5日を切っている有様で、尻に火がつかないと曲が出来ないミュージシャンと同じようなもの。一曲作るというのなら分かるが、30首必要なのにこの有様。 ブログにアップしているような内容のものでは到底、選考委員のところに行く前に弾かれるのがおちだ。それは良く分かっているのにこの鷹揚さはどこからくる? 単に忘れていただけの事。 それで、急いで15首ばかり詠んだがまだ半分。よく詠みこんで推敲して、ディティールや短歌的表現に注意し、観念的ではない自分がちゃんと出ている歌を心掛けたつもり。残りの15首は過去に詠んだものからピックアップして推敲を重ね、今この時の想いを重ね合わせていく。 ようやく30首揃え、プリントアウトして確認する。手書きのものだと誤字が有るかもしれないし文語表記が間違っているかも知れないので、確認の意味でもこの手間は省けない。 通し番号を打ってプリントアウトしたものを更に推敲する。それを歌ごとに短冊に切り離し、構成を考え乍ら順番を入れ替えていく。その順番に合わせて再プリントしたものをもう一度確認する。そんな事を繰り返してようやく30首のリストが出来上がった。 B4の原稿用紙に、1ページ10首以内の規定に合わせて書き込んでいく。6首がちょうどいいことが分かり都合5ページ原稿が出来上がった。 別紙にタイトルや住所氏名、年齢性別、歌略歴、職歴などを書く必要がある。誰にも師事せず誰の教えも受けずにやって来たので書くべきことなど何もない。 有名大学の文学部出身者や現役の学生などが先生の指示のもとに応募してくる賞だ。審査委員にも関りが有るかもしれない。こんな70の爺さんが受賞することなどハナから期待できない。でも、何でもそうだが、出品せず只の傍観者として公募展を見るのと、そうではない立場でそれを見るのとでは大違いで、見えてくるものが違う。 出品するまでに努力したものが一つの形になって降りて来る。それは体験した人でなければ分からない事だ。 まあ、「そんな事はどうでもいい」と思っている人でも、他人の失敗談を聞くのは楽しいでしょう。「人の不幸は蜜の味」だ。つまり私はミスを犯してしまったという事。必要項目を別紙に書いていて、職歴には思い入れがたくさんあってあれもこれもと書く訳にもいかない。ほんの小さなスペースに掛けることは限られているが、最低でも書いておきたいことを即興で書いていく。 これで良し! となって封筒に入れ宛先を書いて、応募作品であることを朱書きして完成。投函と相成った。5月末日〆切の当日消印有効なので、首尾よく間に合ったわけだ。 解放感に浸っていると、ん? 何か忘れている気がする。 あっ! 住所と電話番号が書いてない。公募展で必要事項の記載漏れは致命的だ。気づいたのは良いが、今日が〆切で後がない。どうしようか? 次の集荷は確か午後4時10分とポストに書いてあった。そのタイミングを見計らって封書をピックアップし、不足条項を書いた紙を封入するしかない。それで鋏とテープを用意して、少し早めにポストへ行って封筒を開けて紙を挿入する事にした。 午後4時前に行くと、丁度集荷の赤い郵便自動車がやって来た。「早めに来てよかった!」「ちょっと早いんじゃないの」と言うと、「 “ごろ” とあるでしょう」と集荷のおねえさん。 理由を説明すると名前を確認さ、てようやく先ほど投函した定形外郵便に再会。用意した鋏で封を開け、片を入れ込んでテープで封をする。「気付かない人が多いのに、よく気が付きましたねー」なんて適当なことを言うお姉さん、「今日の便に乗りますよ」との声を聞いて、安堵して帰って来た。 2019年11月号(10月25日発売予定)の誌上で結果が発表される。
2019.05.31
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♪ 金なくも時と心をたっぷりと使えることをしあわせと呼ぶ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 天気が下り坂で夜には雨が降り出すというので、急いで竹の柵をこしらえに入った。真っ直ぐだと思って伐って来た竹はいざ使おうとするとかなり歪んでいることに驚く。 油抜きして乾燥させている間に反ってしまったのもあるし、節々にジグザグに曲がっているのもある。各々の太さもマチマチだし、上下で太さがかなり違うのもある。 使う数を4本と決め、組み合わせる竹を選んで地べたに並べてみたりする。しかし、いざ取り付ける段になってうまくいかず、差し替えたりするのでなかなか進まない。捩じれたりあっちへこっちへと反ったりしてつなぎ目が合わなず、杭にうまく沿わなかったり。半割のものと細いので割らずにおいたものがあり、組み合わせには苦労した。長さを揃えず、つなぎ目をずらしたりして対応するも・・。 結局、ちっともスッキリした美しいものにならなかった。乱杭歯とぬかるみの轍が一緒になったような、不協和音の中に不貞腐れている不良少年のような塩梅だ。 杭の部分が丸見えでは収まりが悪く落ち着かないので、一番上に半割の幅の広いものを乗せるて完成。固定するのに手持ちの麻ひもを使ったが、植栽の枝葉が伸びてくると内側は風通しが悪くなり腐ってしまう心配がある。それで、その上から3mmのクレモナの紐で止めた。 この紐が意外にたくさん要るもので、10mで足りるだろうと思ったが全然足りず、追加で15m買ったのにまだ少し足りなかった。 それでもまあ、汚れたブロックがむき出しになっていた時よりも少しはマシになったと思う。隙間があるので、そこからハツユキカズラが蔓の先をのぞかせるし、キンシバイの枝も覆いかぶさるように伸びて来るだろう。そうなれば、整然としたものより却って味わいが出るというもの。見る人の同情を刺激し、好意的な眼差しで眺めてもらえば、“何だか風情のようなものがにじみ出て来たんじゃないか” と。身勝手な想像をして自分を納得させる。長い目で見るべきという事でもある。 素人にとってすべての作業が初めてのことばかり。金も掛けずに試行錯誤して作ったもの。こういうものにこそ本当の価値があるのだと、我田引水、自画自賛。しかし、いい味が出て来たころには竹が腐ってダメになるというのがオチのような気もする。 写真を撮っているとピピがやって来た。きっとピピも分かってくれているはずだ。“ご主人様がやっていることは良いに決まっている” と、傍に来て体を擂り寄せてその気持ちを伝えようとしている。甘ったれで、いつも傍へ傍へとやって来てくるピピだけが今の私の味方なのだ。 アスファルトの上でくねくねして背中を擦っているのは、ピピ独特の賛辞表現なのだ。こういう時は、“人の言葉が喋れたらどんなにか良いか” と思っているに違いない。 細かく密集した毛の中に砂混じりの土ぼこりをたっぷり擦り込んで、そのまま家の中に入って来る。家の中が土ぼこりで汚れようが何しようが知った事じゃない。いいじゃないの、幸せならば。 息子が来たので「竹の柵、どう思った?」と聞いてみたら、「むぅー」と口ごもって、「前よりは、ちょっとは良くなったんじゃない。」とお世辞にもならないような事を言った。材料の竹の悪さを諄々と説明し、心の中ではピピとは違って “創作の意義とその作られたものの良さを理解しない奴だ” なんて思ってりしている。 良くなりかけていた右腕のテニスエルボーが、また痛くなった。
2019.04.30
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♪ 五分五分の半信半疑 乾坤に身を任せゆく明日はどっちだ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 先日、試みに椿の実を発芽させようと、ネットで調べてやってみた。時期が悪いのでダメだろうと思いつつ。 本来は落ちる前に採取して、秋に種を播き翌年の春に発根・発芽するのが一般的らしく、春になってからやって果たして芽が出るのかどうか分からない。 一応、書いてあった手順に沿って、拾った実を一晩水につけ、皮をむいて濡らしたキッチンペーパーに包み、ジップロックの袋に入れた。実そのものが脂肪で出来ているようなもので、表皮を剥く必要があるらしい。表面をキズつけても何の問題も無さそうだ。 発根するまではかなり時間がかかるらしい。根が出たら細根を促すために半分ほど切って、ポットに植え付けて発芽させる。 実生で育てると、椿は元の花とは違う花になるという。それでいくらでも品種改良できるらしい。江戸時代にはずいぶん流行って、新しい品種を競っていたらしい。 花が咲くまでは5年ほど掛かるというから椿の実生は結構めんどうだが、思ったものと違う花が咲けばそりゃあ楽しいだろう。 島根の高野山真言宗 金亀山満願寺では、春のイベントとして平成22年から 春彼岸中、四国八十八か所のお砂踏みをしながら「つばき散策・八十八椿巡拝」を催していて、今では250種に増えているとか。ここには樹齢500年程になる八重の「玉椿」の老木があるという。 金亀山満願寺「つばき散策・八十八椿巡拝」花が無いのはどういう事?3月の会期中に訪れたブログ記事があり、右の画像から覗けます。 季刊銀花では八十八号を記念して「特集〈2〉寿ぎの八十八椿譜-翠花庵の椿あそび / 川岸富士男」という特集を組んだこともある。 もう一つのダメモト。メダカの鉢に新しい血を加えようと、かなり以前に獲ったことのある場所に獲りに行った。そこは、川の脇にあり畑の水路にもなっているところで、一時水が無くなってからは何もいない期間が続いていた。そこを久し振りに覗いたら、メダカらしいのが泳いでいるのを見てその気になった。しかし、本当にメダカだろうか? それで獲って帰り、きれいな水に入れてよくよく見てみれば、やっぱりヤツだ「カダヤシ」だ。以前も同じ失敗をしているので半信半疑だった。それで、ガッカリ度も半分だ。 ニホンタンポポは健在だと分かったが、もう身近なところでメダカを獲るのは不可能だと確信。 卵胎生の驚異的繁殖力のカダヤシに、「みんなでお遊戯」しているようなメダカが勝てるわけがない。まるで奥ゆかしい日本人と華僑の関係のようでもある。小さな生き物も人種も一緒だということに、生きる環境の力のその偉大なることを思い知らされる。
2019.04.15
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♪ 電(いなずま)の梁を伝いて翁媼(おうおう)の静まる夜のひかりとならん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ リビングのペンダント式の電灯が、テーブルの位置に合わせて部屋の真ん中にない。夜、点けたり消したりするのに都合が悪い。最後に消すのは私が殆どなので、この際自分で入り口の柱に手元スイッチを取り付けてやることにした。 ジョイントボックスのどの線がどうつながっているのかが分からず、試し試しやってようやく完了。 便利になったので喜んでいたら、今までの癖が抜けないカミさんが暗くなりかけるとつい電灯の紐を引いて点けようとする。その度に、「うんもう~」と嘆きの声を上げる。立って入り口の壁のスイッチを入れに行くのが面倒なのだ。「いい加減に覚えたらどう」と。こっちは、折角やって便利になったと思っているが、弊害もあるというわけだ。 手元スイッチを二か所に設置するのはどうかなぁ。どちら側からでも点けたり消したりできるあれだ。しかし、ペンダント式電灯のスイッチをそのまま活かすのは無理だし、配線を全部やり直す必要も出て来るし・・。三路スイッチ 三路スイッチにするには三心のコードが必要だし、スイッチもそれ用のものに替える必要があり、買って来る必要がある。考えただけでも面倒臭い。ジョイントボックスは沢山のコードを繋いであって、キャップが閉まらない状態だし。もういじりたくもない。 ボックス内では5か所で結線することになる。 本当はジョイントボックスを増設してスッキリさせればいいのだろうが、免許もない人があまり勝手にやると拙い。諦めてこれ以上は止めておく。
2019.02.07
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♪ ガングロの化粧を落とす心地して竹の油分と汚れを落とす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 庭への通路脇を、竹を使って格好良くイメチェンをしたいと思い、竹を採って来てある。その竹の油抜きをやってみた。 丸竹はこれをやらないと、割れたり虫が湧いたりするし、直に腐ってしまったりする。プロは竹の美しさを保つために、この下ごしらえは必ずやるらしい。 素人の私でも、やるからには出来る範囲で最善の事はしたい。とは言っても適当なもので、どんな感じなのかやってみたいという好奇心からに過ぎないが・・。 染色の工房にツインバーナーのガスコンロがあり、こんな事にも役立って・・。 表面を覆っている保護膜を、ガスコンロであぶって浮き上がらせる。ブツブツと泡が立って濡れた様に緑色が際立って来る。その浮き上がった表面の油膜と汚れをぼろ布で拭き取っていく。濃い緑色だったのを再度あぶっていると色が抜けて白っぽくなっていく。上の4本が油抜きしたもの。 田舎もんが都会の風に吹かれて垢抜けするように 全体の汚れと身を守っていたバリアが取れて竹の地肌が現れてくる。これを天日に干して完全に水分が抜けると全体が白っぽくなる。そうなればちょっとやそっとでは腐らず、竹のもつ美しさを長く保ってくれるという塩梅だ。 最初は、コンロに設置した風防の口の部分が広すぎて火力が弱くうまくいかない。それでクランプで締めて口をすぼめたら効率が良くなった。それでも結構時間がかかり、2m程度のものが15分ほど掛かかった。竹って、思いのほか泥が付いていて、なんだか不思議な感じがする。 全部で20本余りあるので二日かかった。ガスは使うし何の利潤も生まない、この手間と時間を浪費してアホかと思う。あなたも、そう思ってるんでしょう? 遊びとはそういうものです。損得を考えちゃいけません。ただひたすら無心で、楽しさを味わうの。面倒臭かったり難儀だったりしても、楽しいと思えなきゃやる価値はないね。人に何と言われようと知ったこっちゃない。 竹はけっこう曲がっているもので、それを真っ直ぐにする「矯め直し」というのがある。油抜きしてまだ熱いうちに道具を使って矯正するわけだけど、道具なんかないのでどうすべきか考えている。冷たくなっているのを再度温めるというのも芸がないが、しょうがない。 よほど酷く曲がっているやつを選んで、何らかの方法でやって見ようと思う。↓ で、やってみましたよ。これがけっこう上手くいったのよ。 竹の曲がっている部分とその前後を火で炙り、熱くなったところで2mの竹の端が掛かる所に渡す。その中心を手で押さえながらグーと体重をかけて曲げるわけ。少しその体制を維持したまま濡れ雑巾を当てて冷ますの。熱いままだと戻ってしまうので、冷ます必要があるわけ。 大成功! ちゃんと直ってる。まだ曲がっているところが残っている場合もあって、再度その曲がっている部分を熱して同じ事をやる。これでほぼ真っ直ぐな竹になった。 しかし、あまり太いのは無理で、体重をかけて曲げられるものでないと出来ない。そりゃあそうだわな。熱するのも適当で、そんなに熱くはできないのだから本格的なことは無理に決まってるが、理屈が分かっていれば何とかなるって事だね。
2019.01.31
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♪ 自己責任百パーセントの人生を歩いているかという声がする‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜のETV特集アンコール「極夜 記憶の彼方へ~角幡唯介の旅~」 厳冬の北極圏で何か月も太陽が昇らない「極夜」。探検家・角幡唯介は、この暗闇と極寒の世界をたった一人で数カ月の旅をした。グリーンランドのシオラパルク近辺を拠点にして。 シオラパルクもしくはヒウラパルクは、グリーンランド北部のアヴァンナータ自治体のカーナーク近くにある村。世界最北の集落のひとつである。人口は68人で、村民はグリーンランド語の北部方言と西部方言を使用する。村民のほとんどは、20世紀にカナダから渡来した最後の移民の直系の子孫である。(Whikipedia) 人が住んでいる中で一番暗いところで、犬ぞりが今も普通に使われているという理由で設定した場所だそうで、行ってみたら氷河があれば氷床もあり、旅するのがすごく大変なエリアだったとか。 敢えてGPSなどは使わずに六分儀を使って星の位置で方向を確認しながらの旅。完全に光が来ない真っ暗闇は2カ月続く。24時間が夜という気も狂いそうなの中を犬一匹(グリーンランドのウヤミリック犬で40kgもある)と、2つの橇を引きながらの信じがたい旅。猛烈な吹雪に襲われて六分儀を飛ばされ、方角を知るすべを失いながらも必死で目的地へ向かう。 7時間ぶっ続けで除雪しなければならなくなったり、刻々と変化していく月の動きを元に行動しようとして眠れなくなったり、様々な困難に直面する中、白クマによるデポ襲来で食料を喪失した時は絶体絶命の危機。暗闇の中で狩りを試みるも何も捕れないばかりか、犬までガリガリに痩せてしまい、食料が底を尽き生死の境をさまよう。犬を食べれば10日ほどの食料を得ることが出来るが、たまたま気温が〇度まで上がった日に穴を掘ったらドッグフードが見つかり、そのお陰でそれをせずに済んだという。 自撮りカメラに向かってその時々の状況の説明が入る。しかし、前後数カ月に亘る旅行をたった1時間に纏めてあるため細かい事はほとんど触れられていない。マイナス30~40℃の極限の状態にたった一人で数百キロの旅をする、その当人の心境を想い乍ら観ていた。 計画では、2016年12月にシオラパルクを出発後、4月までかかって約1000km先の北極海周辺まで旅をする予定だったが、実際は半分ほどの約500km。最後は2月末にシオラパルクへ引き返している。極の探検(YouTube 2:23)─少し明るく修正してた。 探検家・角幡唯介は、1976年、北海道芦別市生まれ。チベット奥地にあるツアンポー渓谷を旅し、その模様を『空白の5マイル』にまとめ、2010年度には開高健ノンフィクション賞を受賞。その後、北極で全滅したイギリスの探検隊の足跡を追った『アグルーカの行方』や、漂流した沖縄の漁船の行方を追った『漂流』など、探検行とノンフィクションをハイブリッドさせた作品を発表し続けている。 この旅を行うために、2012年12月末~翌年1月のカナダ実験行、2014年1~3月のグリーンランド偵察行、2015年3~10月のグリーンランドデポ(食料や燃料などの荷物を、本番のルート上にある現地人の小屋に設置)行と、準備に長い時間を費やしたとか。暗闇の中で、狩りができないためだ。 壮絶なサバイバルが繰り広げられた「極夜」の世界で、角幡は何を見たのか?「光がないと結局、未来が予測できないんです。光がなくて居場所がわからないと急激に近未来が予測できなくなる。近未来に自分が生きているということが想像できなくなるんです。そうなると、人は自分自身の存在基盤が揺るがされ、とてつもない不安にさいなまれます。」 「極夜」になぜ興味を持ったのか? 昔の極地探検記に、太陽が昇ったときの様子や「太陽が昇るまであと何日」とか記してあった。それを読んだとき「そんな世界があるんだ」と感心し、興味を持つようになったという。 番組の最後に、「極夜」から太陽が昇り始める瞬間、地平線に太陽を見た時の感想を、「出生の瞬間を感じるための旅だった」というような事を言っている。真っ暗な子宮から突然明るい光の世界に出る胎児が、人間になるその瞬間の光が見たかったんじゃないかと。 文は「メシ通」から引用しています。ノンフィクション界のトップランナーによる最高傑作が誕生! 2018年2月24日、角幡氏は再び北極へと旅立っていったという。 偶然にも同じ日に「折々のことば」で彼のことが書かれていました。 田中陽希は「日本三百名山ひと筆書き(グレートトラバース3)」を敢行中だし、男は独りで行動することの意味を想いながら今回の「極夜行」を観ていた。 自分がやっていることのスケールの小ささなどは問題ではなく、男というものの本質と宿命を放棄することなく生きてゆく、その姿は自然なことだということを強く思い納得もした。
2018.12.02
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♪ 天然の恵みに触れる煩作業 和蝋作りの楽しからずや‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 穏やかな暖かい日が続いた先日、N氏はさっそく櫨の実を取りに行ってきた様だ。隣家で借りた高枝ばさみを持って、見つけてあった場所へ直行。 高くて半分しか採れないかったり、手の届く丁度いい木だったりといろいろだったが、まあそこそこの量が手に入ってご満悦の様子。 ちょうど孫の来る日だった。初めて見るものは珍しさから触りたくなるのが人(幼児)情だ。孫をたぶらかし遊びを装って、房から実を切り離す作業を手伝わせた。絶対量が少ないので圧搾するに余分なものは付いていない方が都合が良いだろうと、N氏の判断があってのこと。 最初は面白がってやっていたがそこは幼児のこと、案の定、間もなく飽きて来た。ほぐした実をいじって遊び始め、何かの豆に見立てて容器に手を突っ込んではかき回したりしている。「焙煎してるんだぁ」と、N氏も合わせて調子に乗せて、珈琲屋さんに仕向けた。 それに乗じて、お婆が秤を持って来た。注文した豆をきちっと計るついでに、秤というものを見せてやりたかったのだろう。「これがハカリよー」って。これが女よーと言って、息子に裸を見せた女優がいたように・・・「100グラムください。」 珈琲屋さんが甲斐甲斐しく袋に入れて、秤に乗せて計る。「いちまるまるって書いてあるでしょう、ここまでだよ。」とお婆が秤の見方を教えている。「いくらですか?」「三百百五十円です。」 まだ百の位がちゃんと言えない孫。言う度に数字がおかしくて笑わせる。「今度は300グラムください。」 300gを二回計って、少し残った。 それで、この容器に入っている実は700-800gほどあることが分かった。この日はここまでで作業終了。 採取した櫨の実全体を撮った上の写真。容器、一袋、一塊はそれぞれ採取した場所が違う。それぞれが容器のほぐした実と同じぐらいの量にあたるので、全部で正味2.1-2.4kgぐらいはある計算になる。これから一体どれだけの蝋が取れるのだろうか。2割は無理だろう。最終的には1割ぐらいなもんじゃないかな。20-30g? なんにも出来ないか。 こんな何の得にもなりそうにない事を、躊躇せず疑問にも思わずせっせと熟していくN氏は、アホか? 酔狂の極みか。 左のもの(山積みのもの)は、枝に葉も付いていてまだ水分を含んでいるらしく、ぷっくりとして実が大きい。 右のもの(袋に入っている)は、去年のものなのかうす黒くて実が痩せている。黒いのは蝋の成分が表皮ににじみ出ているためとみられる。 「孫がいないと捗るなぁ」と、N氏。さっきまで本を読んでいたが、眠くなって来たので、眠気覚ましに前日の続きを始めた様だ。 日向ぼっこしながらやっているうち、毟るコツを覚えて楽しくなった。この、まだ生の感じの残る実は白っぽくて粒立って、「如何にもって感じだなぁ」と、その美しさを見て悦に入っている。 黒いしょぼくれた方もやってみたが、どうにも毟り難いらしい。表に滲みでている脂分のせいらしく、こっちは実をほぐさずそのまま蒸器にぶち込んでやると言っている。 さあ、これから先が問題だ。
2018.11.29
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♪ 小雪(しょうせつ)に入選通知とどきたり大雪(たいせつ)までの賞のゆくすえ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ♪ 口外は無用なりとて三度目の正直を待つ口唇(くち)が震へる♪ 手応えは少しはあると思ひしも毬藻のごとく浮き沈みして
2018.11.23
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♪ 肉体を虐めるためのウォーキング心(しん)が体(たい)なすふしぎを生きる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「へー、凄ーい!」と言うしかない話が飛び込んできた。 あの三浦雄一郎が、来年、南米大陸最高峰アコンカグア(6962m)に挑戦するという。33年前にも登頂してスキーでも滑ってるが、今回は、86歳という年齢の壁と、不整脈という荷物を背負っての冒険というから、呆れるというかただただ凄いとしか言いようがない。 1966年に富士山でスキー直滑降をしたし、70年にはエベレストの標高8000メートルから「大滑降(パラシュートを背負って)」もしている。そして、85年にはアコンカグアを滑って7大陸最高峰での滑降を達成している、偉大な世界的冒険家だ。だからといって86歳でアコンカグアにチャレンジするというのは、尋常じゃないねぇ。 それには伏線というか、すごいドラマがあるようだ。 53歳で燃え尽き症候群に陥ってしまい、それ以来、不摂生な生活を続けていて酷く無残な姿を晒していたらしい。札幌に住んでいた当時の体の状態はかなり深刻なもので、「この分じゃ余命は3年もない」と言われたとか。 ビール飲み放題、焼肉ジンギスカン食べ放題の毎日で、身長164cmの体で体重が90kgを超えていたという。 病院に行ったら、血圧は190超え、糖尿病で腎臓もこのままいったら1年以内に人工透析と告げられ、おまけに心臓がガーンとつかまれるように痛くなる狭心症まで患って。 しかし、65歳の時に一念発起。 そうさせたキッカケがまた凄い話なの。 父親(三浦敬三)が、90歳を超えてからスキーと登山で3回骨折しているのに、「99歳になったらスイスのモンブランをスキーで滑る」と言いだしたという。それで怪我を全部治しちまって、とうとう「99歳でモンブラン・スキーを実現させた」というから凄い。ここまで来るともう、奇人以上、怪物だね。 「よし、親父がモンブランなら俺はエベレストに登る」と、決意したというんだね。凄い冒険家にはその上を行く、凄いオヤジがいるんだよ。二重に驚いたわ。 父親譲りのチャレンジ精神というか、破天荒のオヤジには負けられないということだろう。「父は壁にならねばならない。越えなければならない大きな存在であり続けること」誰ぞの少年文学を読んでいる様な気分になった。 それで、必死で徹底的に体を鍛え直した。その結果、80歳までにエベレストを3回も登頂したんだから、オヤジも喜んだろう。 「90歳でエベレスト」という夢を掲げ、その足掛かりとしての今回の挑戦。ああ、気が遠くなってきた。遠征に向けたトレーニングで富士山を訪れた三浦雄一郎さん(左)と豪太さん(2018年10月) 同行する次男の豪太(49歳)さんは「筋力は強いが、心肺機能の衰えはある」と分析(わざわざそう言う凄さ)し、「肉体とは関係ないところでのモチベーションが上がっている」と驚いているとか。この息子もオヤジの凄さに接して、壁であることを意識しているのだろう。下山の時に一部スキーもするという。 「高所登山は人間の究極の体力が要求される世界」「病気や体力低下を嘆いている人たちに『やってみよう』という気持ちを起こしてもらえたら嬉しい」と本人は言う。かなり控えめな表現だ。この言葉の裏にあるものは、身体は「心」が支えるのだし、向上もさせるということだろう。 文章を読むとなんかキレイごとに思えてしまうのは、こちらにそういうハードな経験がないからだろう。物凄い努力の後の挫折とか、あるいは、人生のどこかでクリフハンガーがあって、それを乗り越えて今があるというような・・・。 しかしまあ、要はモチベーションの問題。出来るかできないかを決める前に「やってみて何が悪い!」と開き直るだけの欲求があるかどうか。 成功者とは、「成功するまであきらめなかった人」という言葉の重みを、どこまで自分に引き寄せられるか。
2018.11.16
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♪ 百二十五間あまりに繰り返す流転の空に魂(たま)遊ばせむ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「経木」という紙が普及する前は、広く一般の記録媒体として用いられたヒノキの極薄い板が有ります。 これにお教を書いたことからその名が付いたもので、一般的には主に食品の包装に使われてきました。 今でもお寿司屋さんが仕込んだネタを載せるために氷の上に敷いていたり、お饅頭や肉まんを蒸かすときの底にしたり、納豆を包んだりと、さまざまな使われ方をしています。 この「経木」に義兄の文人画が山水画を描きました。その長さ228m。 それは、即興で心の赴くままに筆を走らせ、四季の繰り返しの中に悠々として魂を遊ばせる絵です。技巧を問わず、出来不出来を問題にしない文人画の真髄を追求する絵は、本場の中国でも今はもう描ける人はいないそうです。 この228mの絵をTVで取り上げられ、先日の放映では、直線に広げた作品をヘリからの空撮映像も交えて紹介していました。 末端から遥かかなたにかすむほどに遠い先端を望むと、いかに長い作品かが良く分かります。空撮映像では単なる白い帯にしか見えませんでした。 この作品をホームページに載せるに当たり、取りあえず2mほどづつに分けて撮った写真を上から下に順に並べて作った。 しかし、横に画像が流れていくように出来ないかという欲が出てきて、急遽その方策を考えることになった。 あまり高度なことは出来ないので、取りあえず自分の能力で出来る事を試してみると、まあ何とか画像をスクロールさせる事が出来た。 画像の枚数が多いので、最後まで見る人がいるかどうかは疑問です。 やろうと思えばできるもんだと自分でも感心し、これも経験ということで費やした時間は問わない事にする。228mの最初の部分 ◆スクロール画面はこちら ◆通常のものはこちら 画像をスクロールさせるのは、HTML言語の知識さえ有れば誰でも出来る事だったんです。 簡単に言えば、単にスクロールさせるための「MARQUEE タグ」で画像を括ってやればいいんです。 つまり、<MARQUEE> 画像 </MARQUEE>という具合です。 これをちゃんと小文字で入力すれば、こんな具合になるんです。早さは「scrollamount="6"」のように記述して、数字で指定します。★●★ 数字が小さいほど遅くなります。★●★ ●★● 右へスクロールさせる場合は「direction="right"」と指定します。 ●★●\(^o^)/ 面白いでしょう \(^o^)/「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
2010.10.29
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♪ さりとてもためらっている 土に金を掛けることなどこのプランターに 野采でも作ろうかと思い、手持ちの角材を使ってプランターを作った。 土地を借りて家庭菜園するほどの根気はない。でも、身近に無農薬の美味しい野菜を作ってみたい。そう思って、庭にプランターを設置することにした。 慣れない電気ノコギリを使って、余っていた手持ちの10センチの角材を三枚に挽く。ひのきの材は結構硬くて手ごわいが、何とかやっつけた。 全く切れなかった鑿を先ず研ぐことから始める。そうして四苦八苦の末、下手ではあるが「三枚組接」にして作り上げた。 容量は145リットルある。プランターにしてはそこそこの量の土が要る。さて、その土をどうしようか。 培養土なんか買ってきてはけっこう高くつく。そんなことしたら随分高価な野菜になってしまう。買ってきた方がよっぽど安いと、カミサンに叱られること間違いない。 身近に無農薬の美味しい野菜を手に入れるという夢を育てるのが目的だ。 趣味には金がかかるもので、ある程度は仕方がないとしても出来るだけ抑えないと意味がない。 考えると土っていうのも貴重なものなんだね。有り余っているようで決してそんなもんじゃない。不動産というものは動かせないが、土は運んでこれる。何とかしよう。 当ては無いこともない。 発泡スチロールで、野菜くずをリサイクルするコンポストも作る予定。 さてどうなりますか。 めちゃくちゃ混むことが予想される連休は出掛けずに、こんなことして過ごそうと思っている。
2009.04.27
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♪ 芸人を超えてのぞみし破天荒なるチャレンジに冷めたる視線 ジャーニーランナーという言葉は知っている。 アメリカ横断マラソンを完走した人も身近にいたりする。 それでも「かんぺいちゃん」の壮大なチャレンジに、ただただ敬服しするだけです。世界一周「アースマラソン」の第一関門の太平洋横断に成功したニュースには、ホントに感動しました。 ズブの素人がサポートが一人いたとしても、70日に及ぶヨットでの航海は想像を絶するものです。 たったの三日間だけ休んで、直にアメリカ大陸横断マラソンに出発すると言うんですからこれまた驚きです。 それにしてもマスコミは冷ややかです。
2009.03.12
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♪ 水ぬるむ弥生の初日達成す成せばなる成り連続100回 ばんざーい!とうとうやりました二重跳び連続100回。 スタートからノーミスで101回までいきました。 前回98回、前々回86回、その前は99回までいってましたが、最後の最後にミスして涙をのんでいました。あと少しの所で腕が限界となって動かなくなり、敢え無く撃沈です。悔しいったらなかったね。 もういい加減に卒業したいと思っていたところなので、三月一日に達成というのも次へのステップにはいい区切りとなった。 ♪ 還暦に連続百回できたので弥生初日は縄跳び記念日 なんてね 次はとりあえず10キロ走破(ちょっとオーバーかな)が目標です。 ひざを痛めた経験があるので、焦らずに徐々に伸ばしていこうかなと思っています。
2009.03.01
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♪ 還暦の記念に挑む二重跳び連続100回道まだ遠し 去年の暮れに寒さを乗り越えるために始めた縄跳び。 どうせなら何か目標を立てようと、二重跳び連続100回という無茶な目標を立てた。還暦の記念にしようと思ってね。 毎日やっているわけでもなく気まぐれな挑戦ではあるけど、先日やっと90回までいった。それからが進まない。 途中で引っ掛かると最初からやり直すため記録更新は難しくなる。30~40回ほどで引っ掛ける事が多く、そこから幾ら頑張っても40回位までが限界だ。もう腕が動かない。 スタートから運良く一度も引っ掛けることなく行ければ、100回はクリアできる自信はついた。しかし、そうは思っていても力みが入るのか、縄を回すリズムがどうも狂ってきて引っ掛けてしまう。あと少しと思って連日やることが、却って力みの原因になっているようだ。 ちょっとインターバルを置いて、体調のいい時にまた挑戦だ。 力みがあるという事に気がついただけでも一歩成功に近づいたのだから。
2009.02.05
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