音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2004年11月05日
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カテゴリ: ジャズ

 この前の日曜日に隣の町にコンコード・ジャズ・フェスティバルを見に行きました。その日も仕事で、開演1時間前に出るつもりが、40分くらい前になってしまったので、あわてて高速を使いました。高速を降りてから、あと十五分あるから余裕だなと思いながら運転していました。ところが、国道で曲がる方向を間違えてしまい、結局開演ぎりぎりにしか着きませんでした。やれやれ。

 その日のコンサートでは、来日している全3団体の出演で、そのため5時からという早いスタートで、そのせいか、会場の入りは2階席を見た限りではあまり良くなかったです。

 今回は、ほとんどのグループの予備知識を持っていないという状態で、唯一私のお気に入りのジョン・ピザレリが出演するというので、聞きに行ったようなもんでした。結果的には、大満足のコンサートになりました。

 最初はボーカルのカーリン・アリソンのトリオ。他にギターとドラムという編成でした。オープニングは『How deep is the ocean』。ハスキー・ボイスでなかなか魅力的な声でした。それにしても、足が長い!

 肝心の演奏では、最初から響きがだぶついていて、輪郭がはっきりしないのが気になりました。どうも、反響板を降ろしたままの、通常のクラシックなどでのスタイルで行ったのが、悪さをしていると思われました。ジャズのコンサートだと、反響板を全部あげるのが普通なんですが、何でそういうことになったか、意図が不明です。

 その後、ブルース、コミカルな曲、シャンソン、コルトレーンの演奏していた『All or Nothing at all』などを演奏。途中からピアノも引きました。ピアノはPAを入れていないので、音が小さく、はっきり聞こえなかったです。

 結局、個人的には、どうも最後まで、いまいち盛り上がりに欠けたような状態になってしまいました。それが、演奏以外の要素が原因だったことに腹が立ちます。

 2グループ目はテリー・ギブス5。典型的な中間派(と今でも呼んでいるんでしょうか?)の演奏。個人的にはこの類の演奏にはまったく興味はありませんでした。ところが、演奏がとてもよく、思わぬ拾い物をしたような気分になりました。

 テリー・ギブスのバイブに、ケン・ベブロウスキーのクラリネット、+リズムセクションと言う編成で、全5曲の演奏。軽快な曲からスタート。クラリネットをフィーチャーした『星に願いを』では、クラリネットの柔らかい音色を十二分に堪能しました。こんな柔らかな音色を聞いたのは、本当に久しぶりです。

 『枯葉』では、バイブとクラの短いリフの掛け合いが、会場をわかせました。

 次は、クラリネットが抜けて、バイブをフィーチャーした『What's New』。テリー・ギブスのソロは、細かいフレーズをちょこちょことやって、何か手癖の固まりのような演奏で、いまいち。

 最後にスイングの名曲『エアメール・スペシャル』。これは、曲のせいもあり、大いに盛り上がりました。

 アンコールの『ボディ・アンド・ソウル』で、余韻を残して終わりました。テリー・ギブスはここでは4本マレットを使っていました。

 休憩を挟んで、最後は クレイトン・ハミルトン・ジャズ・オーケストラ の演奏。最初目に留まったのは、ドラム奏者の音がでかいなということと、それにもまして腹がすごいなということでした。あとで気がついたのですが、それもその筈(?)、りーダーでした。

 『Blues For Stephanie』のトランペットのハイノートで、いきなり度肝を抜かれました。それに、この曲のエンディングで音を伸ばしていて、終わりそうなになりながら、コードチェンジで別なモチーフが出てくる所なんか最高でした。

 次にソニー・スティット作のサックス・パートをフィーチャーした曲で、サックスもかなり強力なことが判りました。特にCo-Leaderのジェフ・クレイトンのASAXはちょっとやり過ぎの感はありますが、ファンキーでいいですね。

 3曲目はトロンボーン・・セクションをフィーチャーした『On The Sunny Side Of The Street』でした。このバンドのホーンでは最も非力なセクションですが、それなりには聞かせました。

 次に指揮のジョン・クレイトンのアルコでのベースソロで『エミリー』。非常に、クラシック調で何か、ちょっと場違いな気がしました。それをひきついだ、ジェフ・クレイトンのファンキーなソロとのコントラストが面白かったです。そして、腹のでかい、ジェフ・ハミルトンのブラッシュ・ソロをフィーチャーした曲ともう一曲の後、お目当ての、ジョン・ピザレリが登場。

 最新のボサノバ・アルバムが期待はずれで、今回も少し心配していました。『Fly Me to the Moon』でスタートしました。最初はこのバンドのでかい音にかき消され気味で、やはり、この人はビッグ・バンドと歌うのはちょっと向かないなと思いました。それでも、全編ギターをひきながらのスキャット(I got rythm)などで、会場を大いに沸かせていました。他には、エリントンの『Mood Indigo』、『Don't get aroud mutch any more』他一曲が演奏されました。

 アンコールは、ベーシーナンバーから『splanky』。本家の演奏に比べ、ちょっと腰が重いなと思いましたが、何しろすごいパワーで、力でねじ伏せられた様な感じでした。

 いやはや、あんなに大きな音の出るバンドは初めてでした。お陰様で、少し気分が悪くなってしまいました。耳の調子が悪くなければ、何ともないんでしょうが、病み上がりの身には少し堪えました。

 ということで、この催し物は11/7までありますんで、迷っている方は是非行かれると宜しいのではないでしょうか。少なくとも、クレイトン・ハミルトン・バンドの凄まじい音は一聴の価値があります。

富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル公式サイト







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Last updated  2007年02月12日 22時29分10秒
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