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bunakishike

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2019年01月30日
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ユージン・コーポロン指揮のノース・テキサス・ウインド・シンフォニーのGIAのWind Project シリーズの最新作「Hope」を聴く。
新作と古典という組み合わせではなく、新作ばかりのプログラムになったのはいつからだろうか。
今回は、すべて2010年以降の作品。
ロバート・バックリーの「Undercurrents」は暗いムードの曲だが速いテンポで進行する。
ディストリビューターいよると、魚の群れが海の流れと共に泳ぎ、また鳥たちが空気の流れと共に飛んでいる姿からインスパイアされたとのこと。
アトランタ生まれの黒人作曲家 Carlos Simon の「Amen!」はポピュラー的な曲想で、出だしのトロンボーン・アンサンブルが印象的。

後半テンポが速くなる部分はリズミックな要素が多く、ノリがいい。
ヴァルチックの交響曲第4番は武蔵野音大ウインド・アンサンブルの委嘱作品で、この団体による録音は​ ​昨年リリース​ ​されている。
一昨年のこのバンドの 盛岡公演 でも演奏されている。
一年以上前のことなので、記憶は殆ど薄れていて、全体に悲しみの色合いが強いと思ったことしか記憶にない。
今回は繰り返し聴くことが出来るので、曲に対する理解は進んだと思う。
切れ目なく演奏されるが、大きく分けると急(スケルツォ)緩(讃美歌)急(スケルツォ)の3楽章か。
悲しみの色合いは感じられるものの、うっすらと感じられる程度。
それよりも、日本の音階が使われている。
ブックレットから推察するに、琴の調弦の配列である、曙調子、平調子、岩戸調子などを使っているようだ。

ホルンのソロから始まるゆったりした中間部の暖かく穏やかな表情が、心に沁みる。
シンディ・マクティー (1953-)の「Notezart」は原曲が管弦楽で、吹奏楽版はコーポロンに献呈されている。
モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」にインスパイアされた曲だそうで、聞き覚えのある旋律の断片がそこかしこで聞こえてくる。
スタイリッシュな曲だが、あっさり終わってしまうのが惜しい。
James Stephenson のトランペット協奏曲第3番「Hope]はソロが元カナディアン・ブラスの Ryan Anthony
彼は2000–2003年に在籍していた。
トランペット協奏曲は、音の抜けがあまり良くなく、ピッコロ・トランペットに似たサウンドが聞こえる。
サウンドがあまりきれいでない。
第2楽章「Adagio」の2分15秒ほどのところのクライマックスのあとにヴァイオリンとホルンのデュオが聞かれるのがなんともシュール。
昔の戦争映画での爆撃された廃墟のあとを見ているような気分にさせてくれる。
第3楽章「Speranza」(希望)は快活な楽章で、最後は漫画チックに終わってしまう。
最後の ブルース・ブロートン (1945-)の「New Era Overture」は明快で親しみやすいテーマが颯爽としたテンポで演奏され、スカッとする曲。
作曲者のブルース・ブロートンは映画、テレビドラマ、テレビアニメなどの音楽を多数作曲していて、吹奏楽用のスコアも10曲以上作曲している。
出典
ノース・テキサス・ウインド・シンフォニーの演奏は手慣れたもので、刺激的な表現はないものの、曲を味わうには最適。
指揮のコーポロンは1946年生まれで、今年73歳になる。
毎年新譜が出るたびに今年も出たと安心しているが、長生きして今後もこのプロジェクトを継続してほしいと思っているのは、当ブログだけではないだろう。

North Texas Wind Symphony:Hope

1 . Robert Buckley:Undercurrents(2016)
2 . Carlos Simon:Amen!(2017)
3 . Kevin Walczyk:Symphony No. 4: Unforsaken(2016)
4 . Cindy McTee :Notezart(2018)
5 . James Stephenson:Concert for Hope: Trumpet Concert No. 3(2018)
  Moderato
  Adagio
  Speranza
8 . Bruce Broughton:New Era Overture(2010)

Ryan Anthony(Tp solo track 5-7)
North Texas Wind Symphony
Eugen Migliaro Corporon(cond)

Recorded April 6-9,2081,University of North Texas Winspear Performance Hall,Murchinson Perforing Arts Center





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Last updated  2019年01月30日 21時07分51秒コメント(0) | コメントを書く
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