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bunakishike

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2019年06月16日
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カテゴリ: ジャズ

突然発表されたゲッツの1961年ヴィレッジ・ゲイトでの未発表ライブ。
ハイレゾも同時にリリースされ、HDtracksのセールで$16.71で購入した。
e-onkyoは¥5750なので、1/3程の激安価格。
レゾナンスのゼブ・ フェルドマンと、ヴァーヴ・レーベルとの共同プロジェクトによる発掘。
フェルドマンは現在ユニヴァーサルの仕事を手掛けていて、その仕事の一環だろう。
ファンが気になっているのはレゾナンスはやめたのかという疑問だが、こちらも継続して仕事をしているようだ。
レゾナンスの社長のジョージ・クラビンの意向で、他社の仕事もOKということのようだ。
今回のライブはゲッツがボサノヴァで売り出す前年の1961年のニューヨークのトップ・オブ・ザ・ゲイトでの録音。

この日のゲッツは絶好調で、クールな面とホットな面の両面が楽しめる。
スティーヴ・キューン(1938- p)~ジョン・ネヴェス(1930-1988 b)~ロイ・ヘインズ(1925- ds)のカルテット編成での録音が世に出るのは今回が初めてとのこと。
pv を観るとこのバンドは「Boston Band」として知られていたらしい。
同年9月にバルブ・トロンボーンのボブ・ブルックマイヤーをくわえたクインテットで「
Recorded Fall 1961」(Verb)というアルバムをリリースしている。
当ブログとしては「エアジン」などのテンポの速い曲での、怒涛のアドリブ・ソロに圧倒された。
また、「Spring Can Really Hang You Up The Most」(名演!)などのバラードでのスカスカ・テナーのサウンドも懐かしい。
「Wildwood」などのミディアム・テンポの曲での軽快なノリもいい。
5曲目の「Impressions」はトリオの演奏。
ゲッツがマイルスの「So What」と間違えて紹介していた。
単なる勘違いだと思うが、珍しい。

コルトレーンのレコードがリリースされるのは1963年なので、ライブで聴いて早速取り入れたのだろう。
コルトレーンのゴリゴリのモードとは違って、モードに完全になり切れていない様子がうかがえる。
最後の「Jumpin’ With Symphony Sid 」ではゲッツのちょっとしたおふざけがあり、聴衆の笑い声が聞こえる
ロイ・ヘインズが全曲にわたって切れのいいドラミングを聞かせる。
録音は結構鮮明だ。

ピアノとテナーが左、ベースが右、ドラムスが中央から右の配置だが、音像は中央が抜けている状態。
ドラムスが中央まで聞こえてくることもあり、いまいち定位がはっきりしない。
ピアノが歪みっぽくなるのが難点だが、鑑賞には差し支えない。
録音とは関係ないが、最初のMCの声がドラムの響き線と共鳴して少し聞き苦しい。
e-onkyoの説明 には「ゲッツ最高のアルバムといっても過言ではない!」というフェルドマンがの言葉が載っている。
最高傑作かどうかは議論のあるところだろうが、ライブの醍醐味が存分に味わえる傑作であることは間違いない。

Getz At The Gate:The Stan Getz Quartet Live at the Village Gate, Nov. 26th 1961

1.Announcement by Chip Monck
2.Cole Porter:It’s Alright With Me
3.Gigi Gryce):Wildwood
4.Harold Arlen-Ted Koehler:When The Sun Comes Out
5.John Coltrane:Impressions
6.Sonny Rollins:Airegin
7.Jimmy Van Heusen-Johnny Burke:Like Someone In Love
8.Dizzy Gillespie:Woody ’N You
9.Stan Getz:Blues
10.Alec Wilder-Arnold Sundgaard:Where Do You Go
11.Yesterday’s Gardenias (Dick Robertson)
12.Stella By Starlight (Victor Young-Ned Washington)
13.It’s You Or No One (Jule Stine-Sammy Cahn)
14.Spring Can Really Hang You Up The Most (Tommy Wolf-Fran Landesman)
1552nd Street Theme (Thelonious Monk)
16.Jumpin’ With Symphony Sid (Lester Young-King Pleasure)

Stan Gets(ts)
Steve Kuhn(p)
John Neves(b)
Roy Haynes(ds)

Recorded November 26,1961 at The Village Gate,NY





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Last updated  2021年04月01日 20時59分06秒 コメントを書く
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