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2003年12月19日
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テーマ: 北の国から(11)
またまた昨夜も、「北の国から」を半分だけ見た。


帰宅するやいなや「北の国から」を見ていて、色々なことを考えてしまった。
現代の北海道農業の課題や、「結婚」ということのありかた。
そして子どもを産むということの責任のあり方などなど。
多くの人がこのドラマを見て「泣けて泣けて・・」というのだが、私はあまり涙は出ない方だと思う。
一つには、このドラマの主人公達があまりにも泣いてばかりなので、少々しらけてしまうという部分がある。
それ以上に、私は涙もろくないのだ。(涙もろいのは、夫の方である)
卒業式、結婚式、お葬式など、多くの人が涙を流している場面でも、私はどうしても泣けない。


それはともかく、昨夜のドラマの中で一番思ったことは、あの「石の家」の寒さだ。
蛍ちゃんと五郎さんの嫁入り前の挨拶の場面で、二人の息の白かったこと。
昔の私の実家でも、居間はあれほど寒くはなかったぞ!
その居間に結婚式から酔っ払って帰宅した五郎に、毛布だけをかけている様子をみて、
「それじゃあ、凍えちゃうよ」と余計な心配をしてしまい、いよいよ泣けなくなった私であった。

さて、小学校での親や教師との話の中で、この頃は少し天候が悪ければ、「お出迎えの自動車」がズラーッと並ぶという話を聞いた。
(私の子ども時代は馬橇だったなんて、私も老人の部類になったと痛感)
また、「トイレ」の話も出た。
最近の子どもは、家庭で清潔な洋式トイレを使っているので、学校のトイレ(特に和式)を使えない子もいるし、下校途中のコンビニでトイレ拝借をする子もいるとか。
その学校は校舎も少し古い部類なので、洋式トイレは設置したものの、構造上の問題で臭いがするので嫌われているらしい。
「子どもが安心できる学校にするために」設備の充実も必要という議論に流れている時、思わず私は言ってしまった。

子どもが安心できる学校の一要素としてトイレの問題もあるかもしれないが、それよりももっと大事なことがあるような気がしてならない。

昔のことを言っては笑われるだけだろうが、当時の学校のトイレなんて暗くて臭くて危険極まりないものだった。
(だからこそ、トイレの怪談も成立した)
しかし、トイレに落ちた話を聞いたことはないし、トイレがイヤだから学校に行きたくないとも聞いたことがない。
「トイレがイヤだから・・」というのは、子どもの大人向けの言い訳のように思うのだ。

学力低下の問題もそうである。
取り組み始めたばかりの「ゆとり教育、総合学習」の評価は、この子供達が大人になってはじめて見えるものであろう。
知識偏重教育の弊害をあれほど指摘していた人々が、どうしてすぐに「学力低下」の危機感を煽るのか、私には理解できない。
「生きる力や情操豊かな人間」を子どもに期待しながら、どうして少しの雪や雨で、子どもを自動車で迎えに行くのだ?
雨や雪を身体や心で受け止める中で、子どもは人として育っていくのだ。

自動車で送迎された子どもが、「正吉君」には絶対にならないことは断言できる。





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最終更新日  2017年08月16日 09時21分17秒
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