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2017年12月23日
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テーマ: つぶやき(13875)
私の最高齢の従妹が、体調を崩してから一か月で亡くなった。

母の長姉の娘であり、母と同じ年に生まれたのだが、母とは叔母と姪の関係だ。
子どもが多かった昔は、そんなことも珍しくなかったのかもしれない。

同じ年齢で同じ地域に住み、同じ小学校→高等小学校で同級生だったから、
母と故人(私たちはおばさんと呼んでいたので、これからは「おばさん」と表記する)は、
色々な点で比較されながら育ったようである。
おばさんは成長が少し遅めの子だったようで、母は同じ年ではあるけれど妹のように世話を焼き、
私たちから見ても「妹分」というような接し方をしていた。

だから、母は自分の方がすべてにおいて能力が高いと信じていたしそれがひそかな誇りだったようだが、
高齢になってからは、様相が変化してきていた。
母とは反対に、自分はみんなの世話になりながら生きてきたという感謝の思いや
変なプライドとは一切縁がなく、人の話をよく聞き、明るく苦労も笑い飛ばし、
ご主人を「私の旦那さんは世界一」とほめちぎり、好奇心のままになんでもやってみるし、
そんな中で趣味も広がり仲間も増え、みんなに愛されるようになっていったようだ。

いつものことだが、葬儀では故人のエピソードや人柄を初めて知ることが多い。
おばさんとはしょっちゅう顔を合わせていたけれど、
自分のことを話すよりも母の話を聞いてくれる人だったし、母はずっと妹分のように接していたので、
私たちはおばさんの能力の高さを知る機会がなかったのだ。
(しかし、私たち姉妹は「おばさんって賢い人だ」と感じていた)


今でいえば「発達障害傾向」の個性を持っていたら、なおさらである。
しかし、発達障害傾向は成長につれて影を潜め、それがとても素晴らしい個性として花開くことがある。
母は早熟だったようなので、子ども時代から青春時代までは
それを能力の高さと勘違いしたまま大人になったように思う。
反対におばさんは、自分の能力が低いと思い込むところから始まったので、

自分よりできることがある人には賞賛を惜しまず、
さらにそれを好奇心とセットにして色々なことにチャレンジができた。
だから、お友達の輪も広がり、晩年は本当に楽しそうに日々を過ごしていたと思う。

つくずく思う、人生はオセロゲームかもしれないと。
不利になったと感じていても、ちょっとしたことで一気に状況は変化して、
思いがけない結果をもたらすことにもなる。
実はおばさんは、老人クラブではオセロゲームがとても強かったのだという。
今までの私は、人生はトランプゲームかもしれないと思ってきたが、
これからはオセロゲームも人生の例えにしようかと思う。

おばさん、ずっと母に優しくしてくれたこと忘れません。
「あんたの母さんには、小さい頃はお世話になったんだよ」とよく話してくれたのですが、
92年間を通してよりお世話になっていたのは母なのだろうと思います。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
どうぞゆっくりとお休みくださいね。

探したら 「人生はトランプゲーム」 と以前のブログで書いてました。





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最終更新日  2017年12月25日 09時54分09秒
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