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2022年09月09日
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テーマ: イギリス情報(7)
カテゴリ: ニュース
記録として残しておこう。

​英エリザベス女王死去 96歳 在位70年9/9(金) 2:38 毎日新聞​


 1952年から70年間に及んだ在任期間は、君主としてはフランスのルイ14世(在位1643~1715年)の72年と110日に次ぎ、史上2番目の長さだった。今年6月には在位70年を祝う式典が開かれたが、最近は健康不安も伝えられていた。

 1926年4月21日、ヨーク公(後の国王ジョージ6世)の長女としてロンドンに生まれた。本名エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザー。妹はマーガレット王女。47年にギリシャ王室の血を引くフィリップ・マウントバッテン大尉(エディンバラ公)と結婚。父の病死に伴い、52年2月6日に25歳で即位した。53年6月2日にウェストミンスター寺院で戴冠式を行った。長男チャールズ皇太子、長女アン王女、次男アンドルー王子、三男エドワード王子の3男1女をもうけた。

 「英国の顔」としての外遊は約100カ国、260回超。71年の昭和天皇訪英の返礼として75年に訪日した。旧植民地諸国を中心とした緩やかな連合体・英連邦(コモンウェルス)の元首も務めた。

 国民から敬愛され、居城バッキンガム宮殿やウィンザー城は観光名所として人気を集めた。一方、チャールズ皇太子と離婚したダイアナ元妃が97年に交通事故死した際、数日間弔意を示さなかったことで一時は批判も浴びたが、以後はパブを訪れる姿を見せるなど「国民に近い王室」の発信に努めた。

 新型コロナウイルス感染拡大直後の2020年4月には、「私たちが団結し、強い意志を持ち続ければ、病を必ず克服できる」と国民を励ますテレビ演説を行い、英国内で約2400万人が視聴。危機の際に国民をまとめる存在感を世界に示した。

 21年4月には夫フィリップ殿下(当時99歳)と死別。今年2月にはコロナに感染した。

 女王に仕えた英首相は第二次大戦を勝利に導いたチャーチルから現在のトラス首相まで15人に上る。


9月6日には、与党・保守党の新党首になったリズ・トラス氏を笑顔で任命するご様子を見たばかりだった。
本当に、最後まで天命を全うされたご一生だった。
女王はきっと、イギリス国民の心の支えというか、モラルの象徴のような存在だったのではないか。
様々なできごとが女王周辺に次から次へと起きた人生だったと思うが、
少なくても私が見聞きしたニュースや映像では、常に凛として包容力の大きさを感じさせているようだった。
これからのイギリスのことが、ちょっと心配になるのは杞憂であってほしい。





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最終更新日  2022年09月09日 08時04分25秒
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