わたしのこだわりブログ(仮)

ベルベル人の家 4 (フランス移民のベルベル人)
北アフリカの先住民族ベルベル人の家　Part 4
ベルベル人と横穴住居
フランス移民のベルベル人




前回特集したスペイン・アンダルシアに展開していたアラブ・イスラムの王朝もレコンキスタされてマグリブ(西北アフリカ)に押し戻されてしまい、その後マグリブは再び侵略の歴史となります。

マグリブに最後に侵入してきたのがフランス人で、フランスのアフリカ横断政策(西岸～東岸ジブチを結ぶ)によりアフリカ北部、西部、中部に次第に植民地を拡大。
アフリカでは1830年～1962年までフランスの植民地支配が続いていた のです。
(因みにこの政策はイギリスのアフリカ縦断政策(カイロ～ケープタウン)とバッティング)

第一次世界大戦の アフリカ戦線では約55万の植民地兵もフランス戦線に動員。
フランス国内も戦争で働き手がいなくなり植民地から20万人以上の労働者がフランスに送られた と言います。彼らが後に移民となって残った者がいるのです。

現在フランスに移民した人の子孫に活躍している サッカーのフランス代表であったジネディーヌ・ジダン選手(アルジェリア移民2世でベルベル系のカビル人 )がいます。

因みに、 お騒がせモデルの沢尻エリカさんの母、沢尻リラさんもアルジェリア系のベルベル 人と言われています 。
沢尻エリカさんの美貌はベルベル人由来なのかもしれません

ベルベル人のお嬢さん


ベルベル人の住居、厨房

厨房も独立していて、食卓とは別です。

お皿は飾りかな?  色は織部焼きだげど素材は益子焼き?  みたいな・・・。




小麦をひいてデモンストレーション

パンを焼く為でしょうが、毎日今もこれ・・しているのでしょうかね・・・。

下に敷いているのはシープ・スキン。


水道は中にないので外から汲んできているようです。
ハーブ・ティーをご馳走してくれるので、多分水はきちんとした飲料だと思います。

お湯を沸かす所も見ていないので実は不明です。
電気もあるので、今更こんな事をしていないと思いますが・・・。(昔はね・・)

いわゆる火鉢も土でできています。

燃料はヤシの葉の茎


子供もカワイイ

作業している人以外の男性はいないので、もしかしたら男性達は放牧にでも行っているのかもしれません。

こちらは近くのキャメル・ライドのおじさん


砂嵐で霞んでいます。

チュニジアはさほど砂漠化はしていませんが(一部サハラ砂漠を含みマトマタは砂漠に近い)、やはり砂漠の民なのだと言う気がしますね。

ベルベル人とベルベル人の住居はおわり
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リンク　​ ベルベル人の家 1 (映画スターウォーズのホテル) ​
リンク　​ ベルベル人の家 2 (マトマタの民家 1) ​
リンク　​ ベルベル人の家 3 (リビング、寝室) ​
ベルベル人の家 4 (フランス移民のベルベル人)