前門の虎、後門の狼 <年子を抱えて>

前門の虎、後門の狼 <年子を抱えて>

2010/05/22
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カテゴリ: Xiaojie
開会式では「今日は待ちに待った運動会(以下 省略)」と言われていたが、
小姐は ちっとも待ってなんかなかったよね…。

例によって例のごとく「行きたくない」と 朝から泣いてばかりだった。
運動会でも普段どおり通学団で登校することになっているが、小姐は行けなくて、
私は弁当作りで忙しかったので、夫と坊が小姐に付き添うことになった。
道中ずっとシクシク泣いており、門の前まで来たらテコでも動こうとしないので、
夫が抱きかかえて教室まで連れて行ったらしい(汗)。

嫌だ嫌だと泣いてはいたが、いざ 始まればそれなりに頑張っていた。
しかし、かけっこは ぶっちぎりでドンケツだった。

幼稚園では、年中の時は1番になったけど、
あれは事前にタイムを計って、似たようなレベルの子ばかりで走る組を固めたから
誰が1番になってもおかしくなかったんだよな。

はっ!もしや、小姐は たった一度の1番で、自分は足が速いと思っていたのか?
年長はリレーだったけど、小姐のクラスの女の子は活発な子がいなかったから
あのメンバーの中では速い部類だったんだろうし。
とはいえ、あの幼稚園は運動に力を入れていないから、井の中の蛙ってやつだ。
自分では速いと思っていたのに、全然そんなことはなかったとわかって、
こんなはずでは…とショックを受け、運動会が苦痛になったのか?

そんなの、どうってことないさ。私なんか万年ドンケツだったさ。
運動会なんか大嫌いだったさ。なくなってしまえばいいと毎年思っていたさ。

誰にでも、得意不得意があって当然。一生懸命走った結果なら仕方ないのだ。
小姐は、一度でも1番になったことがあるからいいじゃん!私なんて…。

それにしても、この時期に運動会をやるということは
練習時間なんてさほどとれなかっただろうに、
どの学年も よく仕上げてきたものだと感心した。

手に汗握り、妙にハラハラした。

夏休みにおこなわれた、外国人児童のアフタースクールで
私が受け持ったエレナちゃん(仮名)は、昨年秋に引っ越してしまったのだが、
シルヴァ君(仮名、6年生)は、一段と背が高くなって、リレーでは速かったし、
騎馬戦では大将(下で支える3人のうちの、前にいる1人)だった。
日本語がわからなくて、いかにも不安そうにしていた彼の、
堂々たる姿を見て、思わず目頭が熱くなった。

行事をとおして、子どもは確実に成長する。小姐も、嫌々ながらも頑張った。
もうあの軍隊みたいな練習はしなくていいんだよ!
月曜日は代休。火曜日、普通に登校できるといいんだけどなぁ…。
(とはいえ、行きたくない理由は 運動会だけじゃないだろうけど)





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Last updated  2010/05/26 12:36:26 AM
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