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2019年05月10日
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テーマ: 電気自動車(301)
カテゴリ: EV  電気自動車
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 モデル3の生産に着手し、テスラは量産メーカーへの転換をはかった。
 量産立上は大混乱しテスラは赤字企業となった。
 その後は計画の台数をこなし、テスラの事業は順調にみえた。
 そこに伏兵としてリチウムイオン電池が登場した。
        ​
コラム:
Antony Currie
2019年4月25日 ロイター
 苦しみの最悪部分はある程度収まったが問題は広がりを見せており、テスラは天国と地獄の間の「煉獄(れんごく)」にはまり込んでいる。 
 テスラが発表した第1・四半期決算は、売上高が前期比37%減の45億ドルと大きく落ち込み、純損益は7億200万ドルの損失と再び赤字になった。 
 こうした業績の悪化は一時的なことだろう。
 テスラは今年に入って中国と欧州向けにモデル3の出荷を開始し、海外の販売が売上高の回復に貢献しそうだ。
 マスク氏は第3・四半期の黒字転換を見込んでいる。
 ただ懸念材料もある。
 第1に、リチウムイオン電池を製造する米国の「ギガファクトリー」の生産が見通しに届いていない。
 需要が増せば供給が追い付かなくなるだろう。 
  …(略)…


 モデル3の量産が不調な中、2017年11月16日、2019年生産開始予定の 電動トラック「セミ」 を発表。
 2017年11月23日、「セミ」の価格を発表。
 2019年2月19日、テスラが米国証券取引委員会(SEC)に提出 した2018年12月期決算の年次報告書で、2018年通期の売上高は214億 6000万ドル(約2兆3600億円)。
 テスラにとって第2位となる中国市場での売上高は17億5700万ドル(約1930億円)と、前年同期から15.4%落ち込んだ。
 中国ではモデル3のようなセダンではなく、コンパクトSUVが人気の主流となっていた。


 2019年3月14日、 小型SUV「モデルY」 の販売計画を発表。
 そして赤字見通しの四半期業績発表前の2019年4月22日、投資家向けに自動運転車の説明会開催。
自動運転のロボットタクシー車両 の展開戦略を発表。
 マスク氏は投資家が現在(現実)から目を逸らすべく、未来へ未来へと視線を誘導している。
 EVの普及拡大の当面のネックは、電池の増産。
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最終更新日  2019年05月10日 06時00分21秒
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