SAC.COM

2019年05月11日
XML
テーマ: 電気自動車(301)
カテゴリ: EV  電気自動車
​​​​​​
        ​
 2019年4月の上海モーターショーではEVが注目を集めた。
 政府の補助金もあり中国国産メーカーがEVの取組で先行していたが、中国市場を重視する海外有力メーカーが続々と新型EVを披露。
 経済の先行き不安が強まる中、中国の新車販売は減少傾向だが、電気自動車などの新エネルギー車は増加。
 2020年には200万台を突破する見通し。
 2019年からはメーカーに一定比率の新エネ車生産・販売を義務付ける規制がスタート。
 2020年には世界最大の新車市場である中国のEV化が一挙にすすむとみられている。
        ​
 2019年4月12日、日本電産は、電気自動車(EV)の基盤となる車台と駆動装置などを一体化したプラットフォームを他社と共同で開発する事業に参入する方針を表明。
 2025年度をめどに販売を始め、2030年度にプラットフォーム製品として売上高1兆円を目指す。 
        ​
=ドイツ著名エコノミスト主張で論争
2019年4月27日 JIJI.com  
  「発電や電池製造の過程を考慮すれば、電気自動車(EV)の二酸化炭素(CO2)排出量は最新のディーゼル車より多い」。
 ドイツの著名エコノミストらがこんな研究報告書を発表し、論争になっている。
 ディーゼル車の排ガス不正を受け、独自動車業界が進めるEVシフトに冷や水を浴びせかねない内容だ。
 報告書をまとめたのは、ドイツを代表するシンクタンク、IFO経済研究所のジン前所長ら。
 サイズなどが共通するメルセデス・ベンツのディーゼル車「C220」と、米テスラのEV「モデル3」のCO2排出量を、走行に必要な発電量などを考慮して比較した。
 ドイツではCO2を多く排出する石炭火力発電が電源全体に占める割合が高く、モデル3の排出量が最大28%多くなったという。
​​​ エコノミストらは報告書で、「EV排出ゼロとうたうのは、政治的ごまかしだ」と訴えた。​​​
        ​
 石炭火力発電の多さもあるであろうが、とにかくEVはカリフォルニア州政府が何と言おうが「ゼロ・エミッション」ではない。
 日本電産が高品質で低価格なEVプラットフォームを量産するようであれば、中国政府の自動車国産化の夢は潰える。
 EVの拡大と連動した電力に関する政策が必要であることは、みな分かっているが、口を噤んでいる。
​​​​​ ​        ​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年05月11日 06時00分22秒コメント(0) | コメントを書く
[EV  電気自動車] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

コメント新着

maki5417 @ Re:コメ 品薄の構図、値上げの秋(09/09) 需給ギャップは20万トン程度。 6月頃か…
maki5417 @ Re:福島原発の核燃料デブリ取り出し…着手できず作業中止(08/31) 核燃料デブリ取り出し 元請けから下請け…
maki5417 @ Re:香川産 養殖鮭に注目(07/07) 外国のように船ごとの漁獲高制限をしない…
maki5417 @ Re:星野リゾートトマム 施設売却(07/05) 中国に買われていたとは知りませんでした…
maki5417 @ Re:中国 重要閣僚解任連鎖 農村農業省(05/22) 5%成長は、立派だと思います。 少子高齢…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: