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2021年11月17日
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テーマ: 特効薬(4)
カテゴリ: 感染爆発
 新型コロナの経口治療薬「パクスロビド」が、米FDAの審査にかけられたとロイターにより報じられた。
 死亡率の低減と、入院率の低下による医療体制の負担の大幅な低減がはかられることが見込まれる。
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重症化リスク89%減
近くFDAにデータ提出
By Reuters Staff
2021年11月6日 Reuters
 米製薬大手ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬について、入院と死亡のリスクが89%低下したとの臨床試験(治験)結果を発表した。ブーラ最高経営責任者(CEO)は緊急使用許可申請の一環として、今月25日までに米食品医薬品局(FDA)に治験の暫定結果を提出するとしている。
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 治験は、軽・中程度の新型コロナ感染症と診断された患者で、肥満や高齢など重症化リスクを少なくとも一つ抱えている人を対象に実施。1219人の患者を分析した結果、症状が出てから3日以内にパクスロビドの投与を開始した患者のうち、投与開始から28日以内に入院が必要になった患者は0.8%にとどまった。死亡者はゼロだった。プラセボ(偽薬)の投与を受けたグループでは7%が入院し、7人が死亡した。
 症状が出てから5日以内に投与を開始した場合では、入院率は1%。 この結果は有効率85%に相当 する。
 副反応については詳細を明らかにしなかったが、パクスロビド投与とプラセボ投与の双方のグループで約20%が何らかの不調を訴えた。リトナビルの副反応には吐き気や下痢が含まれる。
  ―  引用終り  ―
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 結果が良好のため治験が早期に終了されたことから、医薬品ではよくあることだが、副反応は今後の確認となる。
 米政府はファイザーの「パクスロビド」1回の治療分につき約700ドル(約8万円)の支払いを見込んでいるという。先行しているとされるメルク社の「モルヌピラビル」も、1回当たり約700ドルと言われ、広く普及させるには高価だ。
 遍く世界に行き渡る日はくるのだろうか。





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最終更新日  2021年11月17日 16時00分06秒
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