SAC.COM

2023年04月07日
XML
カテゴリ: 自動車
  2023年4月1日付けで、トヨタ自動車の佐藤恒治執行役員(53)が社長に就任した。豊田章男氏(66)は社長を退き、会長に就任した。社長交代は約14年ぶり。佐藤社長はEV展開など電動化を加速させるとともに、自動車会社から移動全般を担う「モビリティー・カンパニー」へ転換を図るという。
     ​
 それに先立つ3月30日、現行モデルからハイブリッドをラインナップした、トヨタ「ヤリス」の全世界での累計販売台数が1000万台に到達した、と発表された。世界の新車販売台数のトップを争うトヨタでも、累計販売台数1000万台超えは5車種でヤリスが6車種目。
 内訳は、ヤリス、ヴィッツ、ヤリス クロス、GRヤリス。「ヴィッツ」の新車はまだあったのか。
 ヤリスの合計販売台数が欧州におけるトヨタの総販売台数の3分の1以上を占め欧州市場でトヨタの存在感を示している。2022年1~9月期の欧州のシェアは5位、前年同期比0.9%減の59万5234台、前年の6位から上昇した。
 F1でエンジンが活躍するホンダは、欧州新車販売で有効な車種がなく、欧州市場のシェアを低下させている。2022年1~9月期、ホンダは前年同期比1.9%減の5万2654台。2019年にイギリスとトルコの完成車組立工場の撤退を決めたのは、適切な経営判断だったことになる。
 2021年4月28日、豊田合成は、英国生産から撤退すると発表した。ホンダなど自動車メーカーの生産撤退などを踏まえ、英国豊田合成(TGUK)の生産終了を前提に労使協議を始めた。
     ​
トヨタの「小さな巨人」が世界的な偉業!
コンパクトカー「ヤリス」の
くるまのニュース 2023年4月1日 11時10分
 トヨタの欧州法人は、コンパクトカー「ヤリス」の全世界での累計販売台数が1000万台に到達したと2023年3月30日(現地時間)に発表しました。トヨタのラインナップにおいて累計販売台数が1000万台を超えたモデルは今回のヤリスで6車種目となります。
     ​
■トヨタ「ヤリス」が世界的な偉業を達成!
 2023年3月30日(現地時間)、トヨタの欧州法人は、コンパクトカー「ヤリス」の全世界における累計販売台数が1000万台に到達したことを発表しました。
 トヨタのラインナップでこれまで累計販売台数が1000万台を超えたモデルは、「カローラ」「カムリ」「RAV4」「ハイラックス」「ランドクルーザー」の5車種。今回ヤリスはこれに次ぐ6車種目となり、新たな金字塔を打ち立てたことになります。
 ヤリスは、日本市場では「ヴィッツ」の車名で販売されていたトヨタのエントリーモデルにあたるコンパクトカーで、4代目モデルからは日本でも“ヤリス”の名称に統一するかたちで改名されました。
 初代ヤリスは1999年に誕生。日本の愛知県の高岡工場からスタートしたヤリスの生産は、現在では生産拠点を日本をはじめ、ブラジル、中国、台湾、インドネシア、マレーシア、パキスタン、タイ、フランス、チェコ共和国の10ヶ国にまで拡大し、世界中に製造拠点を持つ真のグローバルモデルといえる車種に成長しました。
 ヤリスは幾度のモデルチェンジをおこなう中で様々な派生モデルも誕生し、現行となる4代目ヤリスでは、ハイパフォーマンスカーの「GRヤリス」やクロスオーバーSUVの「ヤリスクロス」を含む多くのファミリーモデルを販売。顧客のニーズに対するヤリスの適応性の高さを証明しています。
 2022年には、ヤリスファミリーの合計販売台数が欧州におけるトヨタの総販売台数の3分の1以上を占め、2023年2月末には欧州での累積販売台数が515万5506台に到達。記念すべき世界1000万台目の生産となったヤリスは「GR SPORT」モデルで、トヨタのフランス工場で生産されました。
     ​
 今回の発表について、トヨタの欧州法人の社長兼CEOマット・ハリソン氏は以下のようにコメントしています。
「初代ヤリスが世に出た時のことを鮮明に覚えています。“大きくて小さい”特徴的なキャラクターを持つヤリスが小型車セグメントを再定義することはすぐに分かりました。
 実際に初代ヤリスは2000年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、その20年後には4代目ヤリスも同様に欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。会社を代表してトロフィーを受け取ることができて大変光栄でした。
 ヤリスは、ヨーロッパにおけるトヨタの成長の代名詞であり、この地域で最も売れ、最も生産された車両になりました。
 しかしヤリスのサクセスストーリーはまだ終わりません。今後もヤリスが果たすであろうエキサイティングな役割を楽しみにしています」
  ―  引用終り  ―
     ​
 電動化推進の実績に欠ける自動車メーカーの多くは、計画の発表=机上の空論で電動化推進をPRしている。
 トヨタの新体制で注目されるのは、EV化の推進。いまだ不完全なところが多いBEVの量産にどのように取り組むかについて世界が注目している。
 豊田章男氏が会長になっても、トヨタの低炭素社会への取組は、変わらないことだろう。
 モータースポーツの取組も変わらないことを祈ろう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年04月07日 06時00分09秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

お気に入りブログ

咲いたよ咲いたよ庭… New! 為谷 邦男さん

小島慎二グループ a… New! maki5417さん

源氏物語〔2帖帚木 … New! Photo USMさん

沖縄 那覇市 ノボ… New! nkucchanさん

オールジャパンミニ… New! 越前SRさん

コメント新着

maki5417 @ Re:中国 重要閣僚解任連鎖 農村農業省(05/22) 5%成長は、立派だと思います。 少子高齢…
aki@ Re:EV テスラ一強時代の終わり(04/20) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
maki5417 @ Re:VW、新疆ウイグル自治区工場の閉鎖協議か(02/28) 強制労働の内容はどのようなものなのでし…
Ta152R @ Re[1]:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) maki5417さんへ 伝統ある企業で次々と不正…
maki5417 @ Re:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) 非常に悪質な事例で、内部で不正が把握さ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: