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2024年01月10日

サッカー　「皇帝」ベッケンバウアー氏死去　78歳

テーマ：サッカーあれこれ(20145)

カテゴリ：訃報、消息

　2022年12月29日、キング・ペレ（エドソン・アランテス・ド・ナシメント）氏没。82歳。

　2024年1月7日、サッカー界でキング・ペレとともに語られた皇帝・ベッケンバウアーが没した。
　威厳に満ちた姿で、ピッチ上で味方の選手達を操る様子から、オーストリア皇帝フランツ1世（最後の神聖ローマ皇帝フランツ2世）と同じファーストネームであることにちなんで「皇帝（ドイツ語: der Kaiser）」と呼ばれた。
　　　　　

　西ドイツ代表として国際Aマッチ通算103試合に出場し14ゴール10アシストを記録。
　1974年に母国で開催されたFIFAワールドカップで、決勝戦でオランダ代表を2－1で撃破し、西ドイツに2度目の栄冠をもたらした。
　1972年にはEURO制覇も経験した。
　1983年夏の現役引退後は指導者に転身。
　FIFAワールドカップイタリア1990では、決勝戦で故ディエゴ・マラドーナ氏擁するアルゼンチン代表を破って優勝。選手と監督の双方でワールドカップを制覇したのは、先日逝去した元ブラジル代表FWマリオ・ザガロ氏に次いで史上2人目。
　　　　　

「皇帝」ベッケンバウアー氏死去 

独サッカー界のレジェンド

2024年1月9日 AFP

　ドイツの伝説的サッカー選手、フランツ・ベッケンバウアー（Franz Beckenbauer）氏（78）が7日、死去した。ドイツサッカー連盟（DFB）が8日、発表した。

　1970年代に旧西ドイツ（現ドイツ）代表のキャプテンを務めたベッケンバウアー氏は、選手、指導者として独自の足跡を残したが、晩年は健康上の問題もあってオーストリアのザルツブルク（Salzburg）で静かに生活していた。

　「カイザー（Kaiser、皇帝）」の愛称を持つベッケンバウアー氏は1945年にミュンヘン（Munich）で生まれ、バイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）が国内随一のクラブとして確立するのに貢献。1974年の西ドイツW杯（1974 World Cup）ではオランダを破って選手として優勝を果たすと、監督して臨んだ1990年のイタリアW杯（1990 World Cup）ではアルゼンチンに勝利してトロフィーを掲げた。

　　…　　（略）　　…

　ピッチの内外で威厳ある人物であるベッケンバウアー氏は、1972年と1976年に欧州年間最優秀選手（当時）の「バロンドール（Ballon d'Or）」に選出された。

　1996年に指導者の立場を離れると、バイエルンの会長や国際サッカー連盟（FIFA）の理事も務めた。一方、2006年のW杯ドイツ大会（2006 World Cup）では招致成功の中心的役割をを果たしたものの、その後買収による票集めがあったことが報じられている。
　　―　　引用終わり　　―

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