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昨日は、渋谷のPARCO劇場で上川&斎藤コンビでの再演版『ウーマン・イン・ブラック』を観てきました。原作:スーザン・ヒル/脚色:スティーブン・マラトレット/演出:ロビン・ハーフォード/翻訳:川本燁子/出演:上川隆也&斎藤晴彦場所はロンドン、時代は19世紀末。あるイギリス人の男が青年時代に遭遇した恐ろしい体験談を、彼が雇った俳優とふたりで、その時の様子を芝居仕立てにして再現していくと言うロンドン発のゴシックホラーだったんですが、自分は4年前に上演された上川&斎藤コンビでの初演版を観ていたのでその時ほどの恐怖感は無かったものの、やっぱり変わらず怖いと感じた舞台でした。舞台上には、暗転ごとに入れ替えられるような派手で大掛かりなセットは一切無く、その他の舞台効果は、当時の時代背景を踏まえた上での至ってシンプルな照明と音響効果のみ。そして様々な場面を、ちょっとした小道具と俳優達の演技を駆使して表現し、そのオーソドックスな演出が返って観客の想像力を掻きたて、生で観て聴いて感じる芝居の面白さの真髄がまさにここにあると改めて感じさせられた舞台でした。ストーリーがどう展開していくのかわからなかった初見では特に、恐怖以上にその演出力に対しての感動をハンパじゃなく強く感じたし、舞台に興味がある人にはモチロン、とりたててそうでない人にとっても純粋に楽しめるオススメの舞台だと思います。そしてシンプルな演出だからこそ役者の演技力が際立ち、おかげで観ている側の視覚と聴覚にかなりクるので、言葉が通じなくても、本場ロンドンで観たらまた更に怖い舞台なのかもしれないなぁ…!と思いました。それにしても、前回にも増して上川さんと斎藤さんの息はピッタリだったんじゃないかと思います♪知名度の高い豪華メンバーを大勢取り揃えたり、華やかで大掛かりなセットが組まれた舞台も好きだけれど、少人数でじっくり魅せるお芝居を観ると、やっぱりこれぞ舞台の醍醐味…!と、つくづく感じさせられます。そしてその快感を求めて無間地獄を彷徨うが如く、また止めどなく劇場に足を運んでしまう日々が続くんだわ…(苦)。ちなみに当日の食事処は、前から次にPARCO劇場へ来た時には必ず入ろうと思っていた「カレー研究所」略して「KAREKEN」(笑)と言うお店で夕飯を食べました。ここには6、7種類のカレーライスがあったんですが、英国カレーだったりインドカレーだったりと基本の辛さや調理方法の違うカレーが取り揃えてあって、しかもなかなか美味しかったです。飲み物とデザートのセットでも約1,200円ぐらいだったし、注文してから料理が出てくるまでの時間も早く、何より場所が劇場のあるPARCOパート1のすぐ裏手だし、PARCO劇場で観劇をする時には、ぜひまたここのカレーを食べに行きたいです♪
2003/10/29
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昨日は、浅草寺の境内に立てられた平成中村座の芝居小屋で夜の部の歌舞伎公演を、今日は香港映画の『インファナル・アフェア』を観てきました。平成中村座の夜の部の演目は、『弁天娘女男白浪』(作:河竹黙阿弥)、『本朝廿四考』(人形浄瑠璃)、『人情話文七元結』(作:三遊亭円朝)の3本。出演は、中村勘九郎、中村扇雀、片岡市蔵、中村七之助、坂東新悟、坂東弥十郎、中村福助、他。江戸開府400年と言うこともあって、浅草寺の境内には現金と両替した小判が使用可能な“浅草奥山風景”と言う江戸の町が作られ、芝居小屋はその町並に隣接して建てられていました。私は、平成中村座の為にわざわざ設営された芝居小屋で歌舞伎を観るのは今回が初めてだったんですが、これが思っていた以上に花道や舞台との距離が客席と近くて、その一体感が何とも心浮き立つ楽しい舞台でした♪その平成中村座の2階には、江戸時代の芝居小屋には存在したと言う、舞台上の真横にあるので、幕が閉まると一緒に隠れてしまう桜席と言う席が設けてあったんですが、ここに座ると幕引き後の舞台裏も丸々見えてしまうので、休憩時間にはそこへ遊びに行って、舞台裏の様子を覗いたりすることが出来たのも楽しかったです♪そしてその舞台裏のスペースの予想以上の広さに、小屋そのものの作りが渋谷のシアターコクーンと似ているんだなぁ…と言うことを発見。シアターコクーンが、コクーン歌舞伎として平成中村座の公演場所になっているのも、広さも形も昔の芝居小屋と作りが似ていて使い勝手がいいからなのかもしれないなと思いました。それにしても観るたびに惚れ直してしまうんですが、どうして勘九郎さんはあんなに愛嬌のある魅力的な役者さんなんでしょーか!?3本の演目の中では、最後の『人情話文七元結』が1番面白かったんですが、酒と博打に明け暮れるダメおやじ・左官長兵衛を演じていた勘九郎さんの、表情と言い、セリフ回しと言い、その合い間の絶妙な間と言い、どれをとっても味があって素晴らしかったです!そして長兵衛の女房・お兼を演じる扇雀さんとの息もピッタリで、ふたりのどつき漫才のような夫婦ゲンカがむちゃくちゃおかしかった笑いっぱなしの二幕でした。いや~、ホントにいいですね、勘九郎さんの人情話!今思い出してもほのぼのとあったかい気持ちになれる、幸せ~なひとときを過ごすことの出来た歌舞伎鑑賞でした♪そして今日は週に1度のレディースデイと言うことで、公開前から気になっていた『インファナル・アフェア』を観てきました。いや、もう、確かに評判通りのよく出来たドラマで、ストーリー展開的には切ない映画でしたが、かなり面白かったです。トニー・レオンの哀愁漂ううらぶれた感じや、アンディ・ラウの凛々しいエリート姿で策を巡らす表情など、それぞれの役者のその時々の立場や状況においての演技が素晴らしかったし、香港の街並みや日常生活もさりげなく垣間見させて、全編通して過剰に音楽で感情を煽り立てたり、ヘンに思わせぶりなカットを多用したりすることもない、押さえ気味のクールな演出も良かったなぁと。あと、アジア映画ならではの、仏教の考え方を話のテーマに取り入れているところも面白かった。この映画、ブラッド・ピット主演でハリウッドリメイクされる予定だそうですが、この仏教思想をキリスト教世界ではどう見せるのかがちょっと興味あるなと思いました。しかし、しみじみと余韻に浸っているエンドロールで、アンディ&トニーが演歌のように熱い歌詞を熱唱するテーマソングには思わず吹き出してしまいましたよごめんなさい!いや、その、おふたりの歌声そのものはなかなか麗しかったんですが…(汗)。…と言うことは、ハリウッド版ではブラピが共演者とデュエットして熱唱…することは絶対にあり得ないと思うに10万HK$。実は鑑賞前に、この映画の続編製作が決定したと言う情報を目にしていたんですが、確かにこれなら続きを作ることも可能だなと思いました。いかにも続きを匂わせるような思わせぶりな終わり方ではなかったので、映画としてはこれ1本で十分、作品として成り立っていたんですが、よく考えると残りの潜入者が謎のままだったし、そう言う、漠然とした不安を感じる余韻を残している作り方も上手いなと感じました。もし、続編も今回と同じぐらいのレベルで製作されるならまた必ず観に行きたいです。ところで。先週、友人のダジマオさんから、新番組で始まったハーロックがカッコいいからぜひ観て~!と言うメールをもらいました。どうやら、毎週火曜日の夜中に、懐かしの『キャプテン・ハーロック』のTVアニメが、リメイク版として始まったとのこと。自分は小さい頃からガンダムシリーズには馴染みがあったけれども、松本零士氏のアニメはほとんど観てこなかったので、作品や登場人物の名前は知っていてもどんな話かはよく知らなかったんですが、そんなにオススメなら試しに観てみるか~と、平成中村座を観て帰宅した日の夜に軽い気持ちで観てみたら、これが錚々たるスタッフ陣でビックリしてしまいました。ハーロックの声が山寺宏一さんだったってことに、まず、へぇ…!って感じだったんですが、作画が結城信輝氏で製作がマッドハウスで監督がりんたろう氏で…って、何だかかなりスゴいメンバーのような気がするんですけど…!?話もこれからどうなるのか気になるし、久々に毎週かかさず深夜アニメをチェックして観てみようかと言う気になりました。…って言うかむちゃくちゃイマサラなんですが、そう言えばハーロックって宇宙海賊だったんだよなと。最近、何だか海賊ものに縁があるなぁ…(苦笑)。
2003/10/22
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近日、日本で公開予定の韓国映画のラインナップに、一昨年の第2回東京フィルメックスで上映された『武士(MUSA)』を見つけて、やっと全国公開されるのか…!と、感慨深い気持ちで、公開日等の詳細を求めて公式HPをひとしきり堪能しました。そのHPの情報によると、今年の12月より、新宿のシネマスクエアとうきゅう他全国順次ロードショーとのことでしたが、やっぱり大劇場での全国一斉公開とはいきませんでしたか…。この映画の撮影規模から言ったら、『英雄(HERO)』のように拡大系映画として大々的に広告が打たれても良さそうな気もするんですが、内容的にも知名度的にもイマイチ押しが足りない感じだったのかな…。恐らく『武士(MUSA)』の方が、より賛否が別れてしまいそうな作品のような気がするんですが、大陸の持つ雄大さにはそれだけで圧倒されてしまうし、何よりも俳優陣が魅力的なので、個人的にはまた大画面で観られる機会が巡ってきたのは嬉しいです♪フィルメックスで観た時は、上映後の舞台挨拶はもちろん、上映中には、幸運にも自分が座った席のすぐ近くに主演のチョン・ウソンが着席、一般客と一緒に映画鑑賞をしていたので、そう言った嬉しいハプニングも含めて感慨深い上映作品でした。それにしても公式HPに飛んだ途端に、チュ・ジンモのアップで迎えられたのには驚きました。個人的にはチョン・ウソン演じるヨソルよりも、チュ・ジンモ演じるチェ・ジョン将軍のキャラクターの方が好みでしたが、『武士(MUSA)』の主人公はやっぱりヨソルの方じゃないかと思うんですけど。いや、まぁ、ふたりとも甲乙つけ難いかなりの男前だってことに変わりはないんですが(笑)。その若手俳優以上に男前だったのは、レゴラスにも劣らぬ華麗な弓使いっぷりが美しかったアン・ソンギ氏なんですが!あと、チェ・ジョンの副官とか元の将軍とかもカッコ良かったし、チャン・ツイィー演じる明の国王の末娘っぷりもらしくて、武術はからっきしな文官も含めて、いい顔をした役者ばかりが(<美形と言う意味ではなく)揃っていたことは、何よりもこの映画の最大の見所なのではないかと思います。ところで日本版の予告編のナレーションが、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』や『マトリックス/リローデッド』の予告編と同じ人がナレーションしているのよーな気がするんだけど…?何て言って、実はどれも違う人だったらどーしよう(汗)。日本語の予告編って、結構、煽り文句がクサくて引いてしまうこともままあるんですが、この『武士(MUSA)』の予告編でナレーションをしている男性はちょっとハスキーがかったいい声をしていて、映画のシリアスな雰囲気ともよく合っていてかなり好みでした。…って、随分とマニアックなチェックの仕方が我ながらイヤな感じだわ…(苦)。
2003/10/19
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15日(水)のレディースデイに観に行った『リーグ・オブ・レジェンド』、何だか視覚的にもストーリー展開的にも色々とツッコミどころは満載だったんですが、思っていた以上に冒険活劇ものとして面白かったです♪19世紀末のイギリス(&アメリカ)で生まれたSF&ホラー&冒険小説の主人公達が、ゴシックホラー的な世界でドリームチームを組んで活躍するって設定だけでも自分にとっては十分に魅力的ではありましたが、その“超人紳士同盟”のメンバー達がそれぞれに持つ過去のしがらみを上手く物語に溶け込ませて、集団劇のような感じで話が展開していくところがまた面白かった。その世を忍ぶ超人達が、己の持つ特殊能力を生かして世界を救おうとする姿は、ちょっとX‐MENと通ずるものがあったかな?ザ・リーグのメンバーの場合は、ほとんどがその能力を自らの意思で活用してきたことによってしがらみを引きずっているので、そこは自分の意思に反して超能力を身につけてしまっているX‐MENのメンバーとは違うところでしたが、お互いに様々な特殊能力を持ったメンバーがチームを組むことによって、また新たな葛藤が生まれたりそれを克服したりしながら話が展開していくところが、特殊チームの集団劇としてどこか通ずるものがあるんじゃないのかなぁと。キャラクター的には、同じ銃使い同士ながらも、その扱い方がまるで正反対なアラン・クォーターメイン(英国人)&トム・ソーヤー(米国人)のふたりの師弟関係のような擬似親子っぽいやり取りが個人的にはかなり好みでした♪あと、ミナ・ハーカー(<知的で麗しかった♪)&ドリアン・グレイ(<絵に描いたよーな耽美系…/笑)の、一筋縄ではいかない美形カップルも眼福至極♪ネモ船長も透明人間もジキル博士&ハイド氏も良かったし(<特にジキル博士&ハイド氏LOVE!)、黒幕が超有名な推理小説の登場人物だったってところもツボを心得た感じでナイス!ただ、あのラスト、どの登場人物達もいい面構えをしたキャラ(役者)ばかりで、確かにこれで終わりにしちゃうのはもったいないなぁと言う気持ちはわからないでもないので、個人的にはまぁアレでも構わなかったんですが、特に続きものと銘打っている映画ではないようだったので、思わず「リーグよ、お前もか…!」と、(心の中で>)叫んでしまいましたよ(<ちょっと『パイレーツ・オブ・カリビアン』とも似たシチュエーションがちらほら垣間見られたよーな気も/苦笑)。さすがにお墓の中から腕がボコッ!…と出てくるような、超・古典的ラストじゃなかったのは幸いでしたが、自分的には色々と楽しめた映画だったので、もし、この続きがあるならぜひ観てみたいですね。
2003/10/17
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今度の冬こそ、念願(?)のアメリカ大陸初上陸だ~!…と、再度、友人の不破さんと意気投合して本格的に旅行の計画を練り始めたのはつい先日のこと。それがいつの間にやら、去年に引き続いてまたもやイギリス旅行をすることに決定してしまうとは…(苦)。先週、旅行会社で希望ツアーの申し込みを滞りなく完了し、その後、インターネットで、『The Lord of the Rings Motion Picture Trilogy - The Exhibition』のチケットを無事確保したので、あとはそのチケットが自宅に届けば一安心…♪って、それが行き先変更の最大の原因なのか!?(爆)ニュージーランドやイギリスでの開催に続いて、アメリカやシンガポールにも巡回する予定だと言う映画LotR3部作のエキシビジョン。いいなぁ…観たいなぁ…でも日本に来る予定はないみたいなんだよなぁ…と、諦めてはいたものの、ふと、ロンドンでの開催期間を調べてみたら、何と自分達が渡英可能な時期とバッチリ重なっている!?エキシビジョンの公式HPで出来る限り開催内容を確認してみたら、科学博物館内での特別展示かつ完全チケット予約制での入場らしく(<ちなみに科学博物館の入場自体は無料)、上手くチケットが手に入るかな…?と、心配はしたものの、何とか自力でチケットを取ることが出来て、去年、『マクベス』の舞台チケットをオンライン購入した時と同じような感覚だなぁ…と、なつかしく思ったり。…って言うか、あれからもう1年がたってしまうのか…早いなぁ…(しみじみ)。今回は2泊3日でエディンバラへも足を伸ばす予定なので、初めてスコットランドの雰囲気が味わえるのはかなり嬉しい♪果たしてゲロまずと噂される(!?)名物料理ハギスは食べられる…かな???恐らくロンドンでは、去年、TTTを観た劇場と同じ場所?でRotKの映画を観てから、興奮も冷めやらぬ中でエキシビジョンを鑑賞する予定になるのではないかと。………う~…た、楽しみ…!!しかし結局、当初の予定だった渡米計画は見事にお蔵入り。元々、ヨーロッパ&アジア好きなので、ヘンにアメリカに対して腰が引けているところがあると言うか、今まで何だかんだとアメリカへ行くのを避けていたのも、その何とも言えない漠然とした不安が原因だったりして。でも、やっぱり1度はこの目でホンモノのニューヨークの摩天楼を見てみたいし、アッシュやリヴァーやヴィゴ氏の生まれた国がどんな所なのか肌で感じてみたいじゃないですか!(<………あの~約1名ほどメイド・イン・ジャパンな二次元キャラ混ざってますけど…って言うかアンタそんな理由で…)毎年アメリカに旅行している職場の人曰く、特にニューヨークはアメリカの中でも別格な都市だと言う話だし、やっぱりアート好きならメトロポリタンミュージアムはハズせないと思う。でも、他にも行きたい国はいっぱいあるので(<とりあえず北欧と東欧と東南アジア希望)、何か明確なハズミがないと、またもや行く機会を逃しそうな予感がするなぁ…。…っつーか、語学能力がからっきしなクセして、我ながらホントよく行く気になるよな全く!(<好奇心と言う名の誘惑に弱い人間族の代表…/涙)
2003/10/13
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先週、劇場で観た映画は、友人の不破さんに付き合って8日(水)に観に行った『パイレーツ・オブ・カリビアン』(2回目)1本のみ。しかしノベライズやホーンブロワーシリーズの影響で、今回はメインの役者陣よりも、ノリントン提督以下イギリス海軍の面々のセリフや衣装ばかり気にして観てしまった(苦笑)。それにしてもノベライズのノリントン提督は、映画版の2割増しはお気の毒な方でいらっしゃいました。彼はとてもとてもいい人でしたが、とにかく惚れた相手が悪かった(爆)。カリブきっての最強お嬢・エリザベス様は、きっと年上の男性は好みじゃなかったんですよ、ノリントン提督…(慰)。お気の毒といえば、先月、BS2で放映された『トゥルー・ナイト』を、録画しておいたビデオでやっと観ました。私のお目当てはリチャード・ギア@ランスロット…ではゼンゼンなく(<強調)、ショーン・コネリー演じる老アーサー王。しかし見ている間中、何でランスロットなんかに惚れるかなお姫様…あたしはニヤケ顔(<超失礼)のランスロットよりも髭面がシブいアーサー王の方が好みなのよっ!!…ああ゛…王様、お気の毒に…(涙)などとワケのわからない文句をたれつつ、姫と騎士のキスシーン寸前の横顔の美しさにちょっとホレボレとしてみたり。姫と騎士と言えば、ヴィゴ氏@アラゴルン&リブ嬢@アルウェン姫のふたりも、横顔がとてもとても美しかった。さすがキス文化を持つお国柄に相応しく、彫刻のように整った横顔だとやっぱりむちゃくちゃ絵になりますなぁ…。それにしてもこの『トゥルー・ナイト』、アーサー王伝説に明るくない自分が観ても、何だか話がヘンだったってことはわかりました。映画の最後ではアーサー王がランスロットに王妃様を託して崩御されてしまいましたが、このふたりを巡るアーサー王のお話って、確かこんな話じゃなかったよーな気がするんですけど…???リアルタイムで観ているTVドラマの方は、先週から新しくなったNHK金曜時代劇を試しに鑑賞、これが結構、面白かった!伊東四朗と田中美里のボケツッコミのデコボコ父娘がいい味出してて可愛らしいし、長屋の大家もその住人達の面子も、バラエティに富んだクセ者揃いでなかなか楽しげでいい感じ♪そして武田真治演じるご浪人様は、何だか『御法度』ン時の司馬総司みたいでちょっと自分好みにいい感じ(笑)。新人時代から武田君の演技は好きな方だし(<ex 『NIGHT HEAD』)、たとえ田中美里よりも年下に見えても(爆)、今後の展開には大いに期待したいです♪
2003/10/12
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結局、吹替版は劇場へ1回しか観に行かなかったTTT。CE版DVDではまず真っ先に映像特典を観てから(笑)改めて吹替版で本編を見直してみましたが、やっぱり字幕版よりも会話がムリなくスムーズに成立しているので、その分、色々と内容がわかりやすかったです。そして吹替版で特に気に入っているのが、フロド達を釈放すると死罪になりますと部下から忠告されたファラミアが、静かに「甘んじて受けよう」と言うセリフ。字幕版だと、「刑を受けよう」(<元のセリフは「Then it is forfeit」)と訳していたけれど、吹替版のセリフ回しの方が、短い文章の中にもファラミアの人となりやその時の精神的内面を上手く伝えているように感じられて、劇場で観た時にも思わずグッときてしまいました。宮本ファラミアの演技も、かなりいい味出してたしなぁ…。ところで、デネソールのオヤジ殿は一体、誰が吹替えるんだろう?SEE版DVDに追加される、執政家一族のめくるめく家族ドラマ(笑)が今からむちゃくちゃ楽しみです!全体的に、LotRの声優さん達はかなり上手く演じていらっしゃると思うんですが、それ以上に自分は元の俳優さん達の演技が大好きなので、字幕版に対して特に不満を感じなかったら、きっと吹替版をわざわざ劇場まで観に行くことはなかったと思います(<特に翻訳を意識して観ていたワケではなかった素人目にも、初見でのFotRにおけるボロミアのいまわの際の不自然な字幕セリフはかなり気になりました)。そもそも、FotRでこんなに字幕と吹替についての翻訳の違いが問題視されていなかったら、ここまで比較してみたり、はたまた他の映画でもさりげに翻訳内容を気にしながら観たりすることもなかったんじゃないのかなと。昔、劇場でリバイバルされた『アラビアのロレンス』を観た時、ビデオについていた字幕と訳が違っていて不思議に思ったことがあったんですが、当時から語学的才能はからっきしだと言う自覚のあった自分自身で、その違いを比較検討するまでには至りませんでした。なので、それらについて的確に指摘し、問題提起をして下さった熱心な指輪ファンの方達には、映画の楽しみ方そのものも奥深くしてもらったので本当に感謝しています。ただ、基本的にはやっぱり私は字幕推奨派…と言うより、演じている俳優さんの地声推奨派なのです。最近、放映が開始した韓国ドラマ『美しき日々』(<韓国での放映当時の日本語タイトルは『美しい日々』でした。日本公開されると邦題がビミョーに変わってしまうこと多し)を観ていてつくづく感じたのは、キャラクターの激しい感情表現と日本語での大人しめセリフ回しが、イマイチ合っているようには思えないんだよなぁと言うこと。日本側の役者さんの演技の仕方にもよるところはあるのかもしれませんが、韓国語の方が日本語(標準語)よりもイントネーションが強いので、熱くてクサイと思われるシチュエーションでも、それほど違和感を感じないと言うか…。幸いBS2では二ヶ国語放送をしてくれているので、元の俳優さん達の演技でセリフを聴くことが出来るのは助かります。何よりミンチョル役のイ・ビョンホンの、あの低音の地声が聴けないのはかなりもったいないと思うし…。海外ドラマでも『フルハウス』や『名探偵ホームズ』など、自分にとっては吹替版でも全然オッケーなドラマもあります。あと、『ER』を字幕版でやられたら、きっと話の展開についていけないよーな気がする(爆)。実際、劇場で観るよりもずっと気軽で、だからこそ片手間で観ることも多いTV放映の場合は、吹替の方がとっつきやすくてわかりやすいので字幕よりも向いていると思うんですが、劇場で集中して映画を観るなら、個人的にはやっぱり演じている俳優自身の声で演技を楽しみたいなと思ってしまいます。海外では一般公開される外国語映画はオール吹替と言う現状も少なくないようなので、これからも日本の字幕文化がもっとリベラルに発展していってくれればいいなぁと思います。
2003/10/05
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舞台・展覧会・映画の鑑賞記を各1本ずつまとめて記載。9月30日(火)『詩人の恋』 本多劇場10月1日(水)『人体の不思議展』 東京国際フォーラム 『名もなきアフリカの地で』 シネスイッチ銀座9月30日(火)に久しぶりに下北沢の本多劇場へ足を運んだ舞台は、加藤健一事務所のふたり芝居『詩人の恋(Old Wicked Songs)』。作:ジョン・マランス/翻訳:小田島恒志/訳詞:岩谷時子/演出:久世龍之介/出演:加藤健一、畠中洋。内容はと言うと、ウィーンに住む落ちぶれた老声楽家のところへ、将来に行き詰まった若き天才ピアニストがレッスンを受けに来たことをきっかけに、ふたりの過去の人生が徐々に明らかにされて舞台が進んで行く、1995年にアメリカで初演されたクラシック音楽満載の翻訳劇でした。畠中さん目当て7割、加藤さんの初ナマ演技2割、声楽家とピアニストの話に1割…と言った感じで観に行った舞台だったんですが、相変わらず畠中さんは歌も演技もデキる役者さんで、加藤さんは白いお髭と恰幅のいい老教授っぷりがいい感じで、観客の対象年齢がちょい高めに設定されているような落ち着いた雰囲気の見応えのある舞台でした。終始、物語のベースになっていたのは、20世紀のウィーン(オーストリア)の持つ魅力と矛盾でしょうか。老声楽家のマシュカン教授が、長年、抑圧を受けてきた国には素晴らしい音楽家が多く生まれ、他の国に支配されたことのないイギリスや日本には生まれにくいと言う一方で、ピアニストのスティーブンが指摘したように、オーストリアにはドイツ以上にナチスの党員がいたと言う紛れもない事実もあり。悲しみを感じてこそより大きな喜びを感じることが出来、憎いと思いながらも愛さずにはいられない矛盾を孕んだ世界が、ふたりの役者さんが演じる舞台上に静かに凝縮されていたお芝居でした。最後に、うちとけたマシュカン教授とスティーブンの様子がまるで親子のように思えたので、お互いにとってのいい先生、いい生徒のあり方と言うのは、最終的には擬似親子のような関係になるのかもしれないなぁ…と、ほのぼのとした気持ちで帰宅の途につきました。10月1日(水)は都民の日で仕事が休みだったので、この日は1日中、職場仲間と有楽町近辺で遊んでました。そしてまず午前の部は、生前からの本人の意思に基づいて献体されたと言う、紛れもないホンモノの人体!を、最新技術のプラストミック加工により標本化された『人体の不思議展』を鑑賞。こんなのが見られる機会なんて滅多にないけど、まるでホラーハウスのようだったらどうしよう…(汗)と、ドキドキしながらも見に行った結果、人間の体ってホントにスゴイなぁ…よく出来てるなぁ…!と、気持ち悪さよりも感嘆する気持ちの方を強く感じた、とても為になる展覧会でした。耳の中のちっちゃい骨がないと平衡感覚がとれない事実に驚いたり、病気にかかった臓器は健康な臓器に比べて見るからに汚いからすぐに違いがわかるなぁと思ったり、首や体の中心にある血管のあまりの太さに、こんなんナイフで切られたら絶対に死ぬって…(汗)と恐ろしくなったり、手の毛細血管だけを取り出した標本で指先により血管が張り巡らされているのを確認して、だからちょっと切っただけでもすぐに血が出るのか~!と感心したりと、どこを見ても新鮮な発見の連続。そして人体標本の中で自分にとって1番衝撃だったのは、3ヶ月目の赤ちゃんは手の平に乗るぐらいの小ささながらも、ちゃんと人間の形をしていたと言うこと。成人標本の場合は、自分の体の中身を見ているようなものなので単純に感心しながら見ることが出来たんですが、赤ちゃんの場合はやっぱりちょっとキツかったな…(涙)。小学生ぐらいまでの精神的中身はほとんど宇宙人(笑)だけれど、こう言うのを見ると、たとえちっちゃくても人間なんだよなぁ…妊娠するってこう言うことなんだよなぁ…と、ほんの小さなスペースでの紹介ながらも、他のコーナー以上に色々と考えてしまいました。そして最後に、自分の手で触れることの出来る人体解剖標本と実物の脳みその重さが確認出来るコーナーが。片手で持てる1kgちょっとの脳みその重さと言うのは、果たして重いと言っていいのか軽いと言っていいのか…(悩)。会場では、私大医学部の先生達が数人で入場者の質問に対応していたので、私もいっちょ前に首にあるリンパ球はどれですか?なんぞと質問したら、脂肪と一緒に取り除かれてしまうのでこの会場ではほとんど見られません、とのお答えでした(爆)。ところで、職場でこの展覧会の話をしたら、口の悪い同僚のオジサンに、気持ち悪いだの死者への冒涜だの医者でもないのに見る必要があるかだのお前はあんなのがシュミなのかだの言いたい放題言われたので、こちとら確かにホンモノだなんてちょっと気持ちが悪いなとは思ったけれど、一般人が自分の体の中身に興味を持ってどこが悪いのさ!?と憤慨したので、○○さん古い!!と、ちょっと反則技的?な反論をしてみたり。そーだよ、俺は古い人間だよと開き直られてしまいましたが、言い返してやったのでとりあえずスッキリはした(笑)。でも、たとえ興味本位だって、観終わった後にそこから自分自身で前向きな何かを発見出来れば、それでいいと思うんだけどなぁ…。午後の部は遅いランチをコカレストランで食べた後(<タイスキ美味しかった…♪)、2003年アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞したドイツ映画『名もなきアフリカの地で』をシネスイッチ銀座で鑑賞しました。内容は、第2次世界大戦中、ナチスからの迫害が本格化する前に、ドイツからケニアへ逃げ延びたユダヤ人家族の約10年に渡る移住生活を描いたドラマでした。この映画で特に印象的だったのは、ひとり娘のレギーナの新しい環境への順応性。母親はもちろん、移住を決めた父親でさえもケニアでの生活が上手く身につかず、だんだんと夫婦の仲がギクシャクとしてくる中で、幼いレギーナだけがごく自然にケニアの子供たちや生活習慣に馴染んでいく姿が、驚くほど逞しく生き生きとしていて、とても清々しかったです。一家の料理を担当するケニア人(<な、名前が…/汗)も、長身痩躯の飄々とした人となりで、一家やレギーナを見守る姿がむちゃくちゃ美しかったし…。そしてアタリマエのように日本人として日本に住んでいる自分にとっては、ユダヤ人はどこへ住んでいてもユダヤ教を信じるユダヤの人と言う思い込みが強かったけれども、たとえ国から迫害を受けても、自分が生まれ育ったその国こそが自分の祖国だったりもするんだよな…と、イマサラながらに考えさせられたり。先日観た舞台『詩人の恋』でも似たようなシチュエーションが含まれていたので、余計に自分の偏った見方を改めさせられました。ところで、今回の字幕は松浦美奈さんだったんですが、確か『シェフと素顔と、おいしい時間』の字幕翻訳も松浦さんが担当されていたハズ。フランス語が出来ると言うことは知っていたけれど、もしかしなくてもドイツ語もオッケーだったりするんですか!?もちろん英語翻訳もオッケーなワケだし、この方、一体、何ヶ国語喋れるのかしら…?(驚)
2003/10/04
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