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誰もが携帯電話を持っているのが当たり前の、ニューヨークの西マンハッタンにかろうじて残っている公衆電話ボックス(フォーン・ブース)。その電話ボックス周辺の限られた空間だけで話が展開すると言う、ちょっと舞台ちっくな設定のサスペンスものだなと思ったことに加えて、主演のコリン・ファレルにも興味があったので、本日、よく行くシネコンで溜めたポイントで無料鑑賞してきました。観る前から、結構、期待はしていたんですが、定価を払って観ても全然オッケーだと思えた、面白い映画でした!あるイミ、あのオチはちょっとズルいかな…?と、思わないでもなかったんですが、おかげで(?)コリン・ファレル演じるスチュは、きっとこれからは死ぬまで誠実な男として生きるだろうなと(<もしかしたら、本当に精神科医が必要になりかねないかもしれないけれど…)。そのスチュを電話の向こうから翻弄していた「The Caller」は、異常者なのか、道徳者なのか、はたまた神なのか、悪魔なのか。映像の見せ方も良かったし、人間の心理と、現代社会の異常性と、それからキリスト教的思想が上手く混在していた(…と、私には思えたんですが)、とても見応えのあるサスペンス映画でした。それにしても、「The Caller」を演じる彼(か)の俳優の声のいいことと言ったら!コリン・ファレルの演技はもちろん良かったけれど、彼の声だけの演技も、上手くその不気味さを観る側にも伝えていてとても良かったです。そしてその主演のコリン・ファレル、前から興味のある役者ではあったんですが、初めて観た主演映画が、今回のような見応えのある作品でホントに良かったなと。や~も~、終始、コリン・ファレルが出ずっぱりの80分間1本勝負で、まるで舞台のひとり芝居を観ているような熱演でした!現在、オリヴァー・ストーン監督版『アレキサンダー』の主演として撮影真っ最中とのことですが、個人的にはくたびれた感じの髭ヅラの方が好みです(笑)。しかし、彼の出世作『タイガーランド』は、「観たい映画マイリスト」に載ったまま、未だに観ていないんだよな…(<またか!/呆)。しかも、この『フォーン・ブース』を撮ったジョエル・シューマカー監督は、『タイガーランド』を撮った監督でもあるとか。………やっぱり面白そうだなとチェックした作品は、なるべく劇場へ観に行っておくべきだな、うん…。
2003/11/25
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FotRの時と同様、おとといから昨日にかけて、夜が明けるまで観てしまった(…)UK版SEE。今回は、FotRの時のように、観終わった後、しばらく放心状態になってしまうようなこともなく(<そんな大ゲサな…)、全体的に追加映像は和み度が高かったんですが、反面、思い出し笑いをしそうになる自分がそれはそれでコワいです(爆)。…いや~、ホントにまんべんなくほのぼのシーン満載!メリー&ピピン&木の髭・ファンゴルンチームの追加映像はくまなくほのぼのだし、フロド&サム&ファラミアの険悪度120%(涙)なオスギリアスチームでさえ、ちょっと和むシーンがありました!個人的に1番ウケたのは、エオウィン姫とアラゴルン(&ギムリ)のローハンチームなんですが(笑)。そして今回の追加映像の目玉・ゴンドール執政家チームも、一部、あるイミむちゃくちゃ笑えました。オスギリアスに、野太い声のシュプレヒコールがこだまする…!ボロミアーッ!!ウォーッッッ!!!(<即席・なりきりゴンドール臣民)相変わらず、特典のメイキング映像も内容が盛りだくさんで、あのチームワークの良さにこちらまでほのぼのするやら、仕事に対する思い入れの深さにちょっと羨ましさを感じるやら。以前、確かイライジャ・ウッドが、LotRはお金のかかったインディーズ映画だ…と言っていたのを聞いた(目にした?)ことがあるんですが、LotRの作り手側のこだわり方を見聞きしていると、本当にそうだなと心から思います。しかし、当たり前ですがUK版SEEの字幕は全て英語、本編のコメンタリーには、その英語字幕さえついていません。…うう゛…早く日本版のSEEで、コメンタリーの内容が知りたい~!!
2003/11/24
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この週末は、東京で開催される国際映画祭のひとつ、第4回東京フィルメックスの出品作品を2本、観に行ってきました。鑑賞作品は、昨日がジョニー・トー監督の香港映画『PTU』で、今日がチャン・ジュヌァン監督の韓国映画『地球を守れ!』。『PTU』は、作品紹介としてリーフレットに掲載されていた、夜の香港の街をパトロールするPTU(香港警察のエリート部隊「Police Tactucal Unit」の略)の隊員達のモノクロ写真がかなりカッコ良さげだったことと、たたき上げの刑事や背広組の女性捜査官ら複数の人間達のドラマが絡み合っていくと言う紹介文で、そのシリアスでドラマ性の高そうな雰囲気に興味を惹かれて観に行ったんですが、実はむちゃくちゃマジメな(?)コメディ作品で、とてもとても面食らいました。何と言ってもラストが超・古典的なオチで、でも、それが何とも言えないおかしみを誘って妙な安堵感を覚えたりもして、当初の予想とは全く違った展開だったにも関わらず、か~な~り、面白かったです、ええ!そしてPTUの隊員達を演じる役者陣が、背は高いわ足は長いわ制服姿で3割増はカッコ良く見えるわで、ビジュアル的にも十分、楽しめた一作でありました♪(<このミーハーめ…)ところで、パンフレットの解説文を読んで初めて知ったんですが、この映画の監督は、以前、単館系で上映されて話題になっていた、『ザ・ミッション/非情の掟』を撮った監督だったんですねぇ!その映画、公開当初からチェックしていたにも関わらず劇場へ足を運べず、結局、「観たい映画マイリスト」に載ったまま、ズルズルと未見のままできてしまいました。………相変わらずこう言うパターン、ホント多いよな、自分…(悔)。『地球を守れ!』は、JSA役者のシン・ハギュン主演と言うことで、韓国での公開当時からチェックしていた作品でした。ゲストとして、チャン監督と共にシン・ハギュンも来日、念願のナマ姿が拝めたのはむちゃくちゃ嬉しかったです♪そして映画の内容はと言うと、地球上の害悪の裏には、異性人が関与していると信じる若者が、エイリアンだと思われる大企業の社長を誘拐・監禁すると言う、シリアスな展開や残酷描写も伴うブラック・コメディ仕様な作品でした。自分には、ブラック・コメディを観る為の素養がないワケではないと思うんですが、文章にまとめる時に1番困ってしまうジャンルのひとつが、実はそれだったりします(苦)。ただ、最近、観たホン・ジュノ監督の映画もそうでしたが、観客を笑わせながらも、韓国社会の影を少なからず作品の中で描いているところが、今の韓国映画がただの娯楽と言うだけではない、メッセージ性の強い力のある作品に仕上がっている要因なのではないかと、改めて感じました。それにしても、韓国映画の俳優陣の演技には、よくここまで極限(?)状態の演技をすることが出来るよな…!と、たびたび驚かされることがあります。今の日本の人気俳優ではここまでのことはしないと思うし、たとえやりたくても出来ない(許されない?)んじゃないのかしら…?と、思うんですが。ところで、終映後の監督とのQ&Aにおいて、客席からの質問のうち、既に釜山でこの映画を観たと言う女性が質問をされていました。…ほわ~、釜山で観て、またこの映画祭にも足を運んで観に来ているとは、かなり熱心なファンなんだな~!と感嘆するも、日本公開が待ち切れなくて、わざわざロンドンまでTTTを観に行った自分はどーだって言うのよ?と、我に返り。………ファンと言うのは、往々にしてそう言うもんだったりしますよね、うん…(乾笑)。
2003/11/23
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昔、この映画から多くのスターが生まれたと知って以来、いつかは観ようと思っていたコッポラ監督の『アウトサイダー』(1983年)を、昨日のNHKの衛星映画劇場で観ました。マット・ディロン、トム・クルーズ、ダイアン・レイン、エミリオ・エステベス、そしてパトリック・スウェイジやロブ・ロウなど、確かにその後のハリウッドを支えた若かりし頃のスター俳優達が多く出演。そして物語の核となるのは、C・トーマス・ハウエル演じるポニーボーイと、ラルフ・マッチオ演じるジョニーが、自分達、貧民層グループ“グリース”と敵対する富裕層グループ“ソッシュ”のメンバーに襲われ、結果、その中の1人を刺し殺してしまったことから端を発した、行き場のない若者達の姿を描いた青春群像でした。実は、自分が思っていたよりも話の展開が速くて、1時間半弱の短めの映画だったせいか、そこンとこの心理描写はもうちょっと丁寧に描いてもいいんじゃないのかしら…?なんて思う箇所が所々あったんですが、ポニーボーイとジョニーが、短い期間ながらも自分達の住む都会を離れて、美しい田舎の夕暮れ時の風景に魅入るシーンは、ノスタルジックなほろ苦さと少年の持つ繊細さが上手く表現されていて、思わず胸にくるような美しいワンシーンでした。そして、その、少年達が見知らぬ土地で何かを見出すと言うシチュエーションに、何だか『スタンド・バイ・ミー』と近いものを感じるなぁ…と思ってみたり。それから、ちょっと意外(?)だったのは、グリースとソッシュのメンバーのいがみ合いが、必ずしも泥沼のような憎しみに突き動かされた関係ではなかったと言うこと。ソッシュのメンバーのひとりが、こんな話は他の仲間の前では出来ないからとポニーボーイとふたりだけで話しをする場面では、自分は君達を認めるけれども、でも、お互いのこの立場だけはどうにもならないと告白したり、昔、ポニーボーイの長兄は、実はソッシュのメンバーのひとりとはフットボール仲間だったと言うことが明らかになったり。結局、若者達のいがみ合いの根源は、富裕層と貧民層に分かれて暮らす、綿々と受け継がれてきた大人達の作った社会に大きく影響されているのかなと思うと、何だか切ないような、やるせないような、でも、その関係に疑問を持つ人間と言うのはいつでもいるものだよなと、救いを感じてみたりもしました。物語後半部のグリースとソッシュの決闘シーンを見て、これだから男はバカよね…と思いつつも、やっぱり男同士は正々堂々とコブシで語る(プッ)、もとい、決着をつけるのが、短絡的でありながらも1番わかりやすいコミュニケーション(?)手段なのかしら…と思ったり、今の情報過多な複雑な世界に生まれた若者達に比べると、いっそ健全な世界に思えたりもするところに時代を感じてみたり、理性も優しさも持った少年だっただけに、この後、ポニーボーイはどんな人生を歩んで行くのかしらと考えてみたりと、思っていた以上に色々と考えさせられた映画でした。
2003/11/22
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以前、篠井英介&加勢大周と、大竹しのぶ&堤真一の舞台版を観て以来ずっと気になっていた、エリア・カザン監督のビビアン・リー&マーロン・ブランド主演の映画版を、昨日、NHKの衛星映画劇場で観ました。実はビビアン・リーの主演映画を観るのはこれが初めてだったんですが(<『風と共に去りぬ』は未だに全部通して観ていないので…)、スカーレット・オハラの黒髪のイメージが強烈だったせいか、始めは金髪?(<モノクロ映像の為、実際の色はわからじ)のブランチを見て、「ホントにこの人がビビアン・リー???」と、半信半疑状態でした。ルックスもあまり若いと言う感じではなかったせいもありますが、ブランチの役そのものがうら若い乙女では出来ないような役柄なのでそれは当然で、個人的にあまりにもスカーレットのイメージが強過ぎたせいだろうなと思いながらもそのまま続けて鑑賞、若い頃に体験したショッキングな事件によるトラウマを抱えて、最後まで現実を直視する強さを持てずに、男性にすがって生きるしか術を知らない、夢見る少女のような上流階級の女性が精神的に破綻する姿をリアルに表現していて、終始、彼女の演技に目が釘付け状態で鑑賞した見応えのある映画でした。その彼女が完全に破綻するきっかけを作ったマーロン・ブランドのスタンリーは、いかにも粗野で野性的な魅力が溢れる若々しい男前。そして大声で叫んだり物を投げたりするどうしようもない乱暴者でありながらも、利かん坊のように泣きわめいて妻のステラを求めるスタンリーと、またそれを当然のように受け入れるステラの姿が、まさに夫婦喧嘩は犬も食わないと言った様子で、その彼らの関係の機微が、繊細で優雅なものを好むブランチには全く理解出来ず、その彼女の困惑ぶりが観る側にもリアルに伝わってくる印象的なシーンでした。個人的に、映画の中で特に印象的だったのは、スタンリーと妹のステラが住む雑然としたアパートの部屋でひとり、宝石やドレスで美しく着飾って、そこには存在しない紳士とダンスをしている様子をうっとりと夢想しているブランチの姿と、「どなたか存じませんが―――私はいつも見ず知らずの方のご親切にすがって生きてきましたの」と、淑女が紳士にエスコートされるように、ブランチを迎えに来た医師とその部屋を出て行く彼女の姿が、哀れでありながらも美しく、そしてどこか嘘寒くもあり。早くから家を出て、庶民的な生活に馴染んでいるステラとは対照的に、優雅に詩や音楽をたしなむ見るからに淑女然としたブランチの闇が明らかになる過程が、まるで隠された謎をひとつひとつ暴いていくサスペンスものの推理劇を観ているような錯覚を覚えました。ところで、映画版を観ていてアレ?と思ったことがふたつほど。ひとつは、ブランチが若かりし頃に愛した美少年との関係の破綻の原因が、映画では具体的には明らかになっていなかったこと。もうひとつは、映画のラストではスタンリーとステラの仲がかなり壊れてしまったように描かれていたこと。ひとつ目の方は、放映されていた映画はノーカット版だったのでシーンそのものがカットされているハズはないし、もしかしてこの作品が公開された当時(1951年)のアメリカでは、映画での同性愛ネタはタブーだったのかしら…?何て、勝手に憶測をしてみたり。ただ、原作にもちゃんと書かれているエピソードだったし、篠井ブランチの舞台を観た時は、その彼女らの関係の破綻の理由が、ブランチのその後の性格形成にかなり説得力を持たせているように感じられたので、そのエピソードをカットしてしまっていた映画版のブランチは、舞台版よりも魔性の女度が心なしか高くなっているように感じられました。ふたつ目の方は、舞台では原作に沿って、ブランチの精神的な破綻がスタンリーとステラの関係に暗い影を落としつつも、またこのふたりは元の生活に戻っていくんだろうなと思える演出だったので、映画のこの捉え方の違いは何なんだろう?と、不思議に感じました。全体的に映画版はとても良く出来ていたと思うし面白かったんですが、個人的には舞台版の、特に篠井ブランチの演出の方が好きだったので、この辺りの捉え方(?)の違いについて、出来ることなら誰かに教えてもらいたいなぁと思いました。ちなみに、確か初演の篠井ブランチの舞台の前に、新国立劇場において樋口可南子&内野聖陽の『欲望~』が上演されていたハズ。観たいな~と思いつつも、結局、チケットを取らずに観に行かなかったんですが、今思えばどんな演技と演出だったのか観ておけば良かったなぁ…と、後悔することしきり。ここ数年、シェークスピアものの舞台を見始めてから特に、同じ演目を違う役者や演出で観る機会がかなり増えました。昔は、同じ演目をそう何回も観てもね…と、少なからず思っていたんですが、今はその時の考え方を思い切り良く撤回、比べて観るとわかる色々な違いが単純に興味深いし、さらにそのドラマや登場人物についての理解がより深まったりもするのでかなり面白いです。…って言うか何をイマサラ、約2ヶ月もの間バカみたいに何回も何回も同じ演目を繰り返し観ていたのはどこのどいつなのよ(爆)。
2003/11/19
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以前、放映された文明の道シリーズ第2集目の『アレクサンドロスの遺産 最果てのギリシャ都市』を観た時も、幻のアレキサンドリアだと思われる都市の遺跡の調査結果により、その都市がギリシャとアジアの宗教が融合された世界だったと言う内容にかなり感動しましたが、昨日の、シチリア王国の王子から若くして神聖ローマ帝国の皇帝となったフリードリッヒ2世と、イスラム王朝の君主アルカーミルとの、お互いの宗教を尊重し合う交流の軌跡に、またしても感動してしまいました。現・法王のヨハネ・パウロ2世もその行き過ぎた所業を認めたと言う、キリスト教徒の十字軍による聖地エルサレムの奪還劇から端を発した、11世紀から200年にも及ぶイスラム教徒との血で血を洗う争いを、フリードリッヒ2世はアルカーミルとの対話による和平交渉で、共同統治と言う新しい発想により平和条約を締結したと言う事実が、今回、新たに発見された資料から明らかになったとのこと。そもそもフリードリッヒ2世は、キリスト教を信仰する王国ながらも、アラビア商人が多く出入りし、物心ついた頃からアラビア語の飛び交うシチリアでイスラム世界に慣れ親しんで育った王子で、7ヶ国語もの言語を理解し、自然や科学にも造詣が深く、アルカーミルとの文書での交流は全てアラビア語で行っていたと言う人物。ローマ教皇から神聖ローマ皇帝に任命されて、十字軍の遠征を強要されるも、幸か不幸か?遠征途中でチフスにかかって十字軍の侵攻そのものが中止となり、それに激怒したローマ教皇からキリスト教を破門されると、教皇は羊の皮をかぶった強欲な狼だと憤慨し、十字軍による戦いとは一切関わり無く、己の知恵を振り絞ったアルカーミルとの対話により、エルサレムをキリスト教徒とイスラム教徒が共存する平和の地へと変えることに成功。その和平交渉から戻ったフリードリッヒ2世を待っていたのは、ローマ教皇が差し向けた軍隊で、結果、その生涯をかけてローマ教皇と戦うことを余儀なくされるも、10年間続いたエルサレムの平和の中でアルカーミルが死ぬまで、彼との交流は続いたとのこと。息子の次にアルカーミルから貰った天体観測機が大事だったと明言していたエピソードと言い、自分の棺にアラビア語でアルカーミルに向けた言葉だと思われる「友よ」「勝利者よ」等の文字が刻み込んであった事実と言い、最後までむちゃくちゃドラマチックで、これを題材に、現代の世界情勢にも訴えかける力を持つ人間ドラマが作れそうな気がするんですけど…!と考えるのは、ちょっとお気楽過ぎますかね…?ちなみに、フリードリッヒ2世は未だにキリスト教から破門された身だと言うこと。現代に置き換えれば、アルカーミルと共にノーベル平和賞もの?の偉業を成し遂げた人物だと思われるんですが、それでも破門を解かれることはないんでしょうか…?それにしてもこの文明の道シリーズ、途中、ちょっと眠気を誘う回もありましたが(苦笑)、ヨーロッパの政治や宗教を題材にした他民族同士の衝突と融合の物語となると、俄然、面白かったです。そして次回放映されるモンゴル帝国の軌跡がこのシリーズ最後の集となりますが、アジアとヨーロッパが共存するユーラシア大陸の歴史を、最後はどうやってまとめ上げるのか今から大変興味深いです。
2003/11/17
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本日、アメリカの公式HPで、ブラッド・ピット主演の『トロイ』のトレイラーを観ました。何となくLotRばりの壮大さを彷彿とさせるような、でも、地中海の明るい光が前面に押し出されている、アキレウス中心の戦闘シーンがメインになっている作り。そして思っていたよりも、オーランド・ブルームのパリス王子が目立っていてちょっと驚きました。オーランド、くりくり天然カール(?)の黒髪スタイルがちょっと可愛い(笑)。あと、エリック・バナのヘクトル兄貴が、何だかイヨーにカッコ良かった。ピーター・オトゥールの登場シーンも、ほんのちょこっとだけど観られたし…!でも、個人的に1番期待していた、ショーン・ビーン@オデュッセウスの映像が観られなかったのはかなり残念でした(悔)。ところで、このトレイラーを観る限りでは、ブラピ@アキレウス、エリック@ヘクトル、オーランド@パリスの男前3人衆(…笑)が、この映画の最大のメインキャラとして描かれている印象。映画的には、人と神との繋がりをどう映像化するのか、それとも全面的に歴史的事実の一大叙事詩として描くのか、役者の演技と同じぐらいに興味深いところです。そしてどうやら、アメリカでは来年の5月に公開予定とのこと。そうなると日本では、恐らく夏休み映画の最大の目玉として大々的に公開をぶつけてくるのではないかと思われますが、果たして…?
2003/11/16
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本日、観て参りました、マトリックス3部作完結編。…決して面白くないワケではなかったんですが、正直、個人的には不完全燃焼気味で、ビミョーな心境で劇場を後にした内容ではありました。マシン軍とザイオンとの攻防戦は手に汗を握るような感じでハラハラし通しだったし、ビジュアルのディテールの凝り方は相変わらずスゴイなぁ…!と、感心することしきりだったんですが、要するにこれって、キリスト教世界の救世主伝説をまんま電脳世界に置き換えただけなんじゃないの?いや、それが悪いと言うワケでは決してないんだけれど、ここまで時間をかけて面白い世界観を作り上げておいて、結局、オチは新約聖書の世界そのまんまってのはどーなのかなぁ…もう少し、電脳世界らしい独創性のあるオチには出来なかったのかなぁ…?と感じました。あと、自分はやっぱりアニメーション天国の国に生まれた人間なんだなと改めて実感。ザイオンのマシン部隊を見て、「何だかイメージが『マクロス』のヴァルキリーと似てる…?」と思ったり、ネオとスミスの闘いのシーンでは、誰もが「まるで『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人!?」と思っただろうし、終盤でネオがマシンに運ばれて行くシーンは、「『風の谷のナウシカ』の王蟲とナウシカですか…?」とか思ったりしました。これ、きっと日本のアニメーションに慣れ親しんでいない人達の目には、きっとかなり新鮮な感じで映るんでしょうね。まぁ、あれをアニメーションではなく実写として見せてしまうところが、膨大な資金力で映画を作るハリウッドならではの力なんだろうなと、改めて感心してしまうんですが。個人的なシュミとしては、セラフとサティーの「天使と天使に導かれる子供」と言った構図が、モロに宗教絵画的シチュエーションながらも、何とも可愛らしくてお気に入りでした。欲を言えば、もうちょっとセラフの登場シーンがあったら嬉しかったんだけれど。結局、マトリックス3部作での私的拾い物は、このセラフ役のコリン・チョウだった…かもしれない。そしてマトレボ本編上映前にRotKの予告編が流れていたんですが、思いっきり日本編集の短縮版でむちゃくちゃ残念でした。見事に人間の王たちの見所シーンがざっくり削除されてしまっていて…(惜)。もう少し日本での公開が間近にならないと、完全版の予告編は上映されないのかなぁ…???ところで、当HPにリンクさせていただいているお気に入り日記サイトさんに影響されて、「100の質問」の中のひとつの「映画好きへの100の質問」にチャレンジ、新コンテンツとしてアップしてみました。前々から100質シリーズをやってみたいなぁ…とは思っていたんですが、これが予想以上に楽しかったです!そのうち「演劇ファンに100の質問」にもチャレンジ、近日中にアップする予定でございます♪(<ミョーにノリノリ…)
2003/11/12
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今日は、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで、第16回東京国際映画祭「アジアの風」部門の『メモリー・オブ・マーダー(殺人の追憶)』を観てきました。国際映画祭のお楽しみと言えば、やっぱり何と言ってもスペシャルゲストの舞台挨拶。今回は、主演のソン・ガンホ氏!(嬉)と、その相棒の刑事役のキム・サンヨン、物語のキー・パーソンとなるパク・ヘイウ、そしてホン・ジュノ監督に音楽担当の岩代太郎氏の5人がゲストとして紹介されて、岩代氏の計らいで急遽、韓国の女性プロデューサーも壇上で挨拶をすると言う一幕もありました。その舞台挨拶の中で1番印象的だったのは、ご自分の中でのこの映画の位置づけは?と言う、司会者の質問に対して、この映画は実話を元にした韓国現代史に相当する作品なので、演じる上で重い責任感を感じたと言うソン・ガンホ氏の言葉で、演技や作品に対する誠実な姿勢にとても感銘を受けました。その映画の元になった実話と言うのが、1986年に韓国の田舎町で起こった連続強姦殺人事件で、その町の担当刑事役のソン・ガンホ氏と、ソウルから事件の捜査にやってきた若手刑事役のキム・サンヨンが、本人達の性格や捜査方法の違いでなかなかお互いが噛み合わないものの、犯人の手がかりが明らかになるにつれて協力し合うようになり、とうとう真犯人と思われる人物を突き止めるが…と言うストーリーでした。ムリに証拠品をでっちあげてみたり、理不尽な暴力に訴えてみたり、はたまたアヤシゲな占い師に頼ってみたりと、状況を細かく分析して犯人を突き止めようとするキム・サンヨンに比べると、ソン・ガンホ氏演じる刑事は思わず笑いを誘うほどにいい加減な手法で強引に捜査を進めようとするんですが、自分のやり方が間違っていたことに気づいた時の姿は潔く、かなりカッコ良かったです。そして真犯人逮捕の決め手を模索するにつれて、そのふたりの刑事の捜査に対する態度が、腰の据わったベテラン刑事と、激情に駆られる若い刑事と言った感じで、クライマックスでは年齢相応に立場が逆転していくサマが興味深く、ほんのちょっとだけモーガン・フリーマンとブラッド・ピット主演の『セブン』を彷彿とさせるものがあったかな、と感じました。音楽の使い方も効果的で、笑いと緊迫感が上手く融合した見応えのある作品に仕上がっていて、正直、勧善懲悪ものの時代劇のように、極悪非道の人非人は、全て仕事人にお仕置きされてしまえ!と思わずにはいられない、コワい作品でもありました。ちなみにホン・ジュノ監督にとっては、これが2本目の監督作品になるとのこと。こう言った骨太な作品を作り出す30代の若手監督と、ベテラン俳優と若手俳優の高い演技力が融合している現代の韓国映画は、本当に目が離せない存在だと改めて実感しました。そう言えば、去年の第15回東京国際映画祭でも、同じく「アジアの風」部門で上映された、パク・チャヌク監督の『復讐者に憐れみを』の作品性の高さにも感動せずにはいられなかったんだよなぁ…!ところで、壇上の監督も俳優陣も爽やかかつ知的な印象で、しかもみんなガタイが良くてとてもとてもおステキでした。特に、念願のソン・ガンホ氏のナマ姿を拝むことが出来て、むちゃくちゃ嬉しかった…!地理的に近いこともあってか、韓国の映画人は気さくに(?)来日してくれるので、これからも自然な形で、もっと韓国と日本の交流が盛んになればいいなと思います。そして『メモリー~』の鑑賞後は、その足で同じ渋谷のユーロスペ-スで単館上映されているホン・ジュノ監督の初監督作品『ほえる犬は噛まない』をハシゴ鑑賞しました。こちらは、なかなか大学教授になれない非常勤講師役のイ・ソンジェと、彼が住んでいるマンションの管理事務所に勤めている女の子役を演じるペ・ドゥナ主演の、ペット禁止のマンションで発生する連続ペット失踪事件の顛末を描くコメディ映画でした。鳴き声にイラつくイ・ソンジェと、そのワンちゃんを必死で保護しようとするペ・ドゥナの様子が気の毒と言うか滑稽と言うか、そんな日常の中の非日常を描いた笑えるシーン満載の作品世界の中に、さりげなく韓国社会の影も描き出しているところもポイントの高い映画でした。そして2本続けてホン・ジュノ監督の作品を観てみて、やっぱり1本目よりも2本目の方が洗練されている感じがするかな…?とは思いましたが、両作品ともいい意味で最後まで気の抜けないところが、共通して面白かったです。…って言うか、韓国映画に関しては観る映画観る映画ほとんどハズレがないところがスゴい。それとも、現代ニッポンの邦画よりも、今の韓国映画の方が自分の性には合っているのかなぁ…???帰宅後は買ってきた情報誌や映画パンフをひと通り斜め読み。韓国中心のエンターテイメント情報誌『ホット・チリ・ペーパー』11月号に、日本の映画祭に出品されている韓国映画や、現在、日本で放映中の韓国ドラマ、これから日本で上映される予定の韓国映画の情報など、個人的に気になる記事がいつになく満載されていたので、ついつい久しぶりに購入してしまいました。特に購入の決め手になったのは、アン・ソンギ氏とチョン・ウソンによる『武士(MUSA)』対談。うお~インタビュー写真も映画のカットもカッコイイ~!あ、チョン・ウソンが『上海グランド』についてもちょっと語ってる~!…なんて、見応えも読み応えも十分な1冊でした。そして来月は『美しき日々』のイ・ビョンホンすぺしゃる。JSA役者のファンとしては、やっぱり買わねばなるまいな、うん…。それにしても、そろそろ映画雑誌がこぞって指輪特集を組み始める頃だと言うのに、韓国情報からも目が離せないのか。今月の『ムービー・スター』も、またしても指輪役者の嬉しいインタビュー記事を載せてくれちゃったりして(<スでとっても仲のいいホビッツ連中とか、ずっと撮影が一緒だったヴィゴ氏が追加撮影にはいなくて寂しさのあまり感極まっちゃった話をするオーランドとか、第1部で落命してしまったボロミアの物語における存在意義の大きさについて語るヴィゴ氏とか…)、どんどん指輪情報からも目が離せなくなってきていると言うのに、いくら時間があっても足りないじゃないの!そしてどこまで立ち読みで済ませるか(<本屋さんゴメンナサイ)、どこまで自腹で購入するのか、演劇関係も含めてその見極めが重要だわ…(切実)。ところで、先週の連休にHP開設1周年を迎えたので、それまでの1年間分の鑑賞記録を、簡単な独断と偏見の超私的評価付きで新コンテンツとしてまとめてみました。しかしこうやって改めて見直してみると、映画好きの人から見ても舞台好きの人から見ても、それぞれに中途半端な量の鑑賞数なんだろうなぁ…と思われたりして。きっとどちらか一方に集中させて鑑賞数を増やせば、そのジャンルに対してはもうちょっとニュートラルで穿った見方も出来るようになるのかなぁ…???イヤ、でも、映画も舞台も同じぐらいに大好きなので、きっとこの先もこのスタンスは変わらないかな。それよりもマニアックな目的で国外脱出するしょーもない性分をどーにかしなさいよ、自分(爆)。自己満足と自己表現の場を求めて始めたHPでしたが、稚拙な日記サイトながらも、ありがたくも色々な方にご訪問いただき、ここまで楽しく鑑賞日記を書き続けることが出来ました。やっぱり、こう、何かを表現する場があるっていいもんですね、うん。いつまで続くのかはわかりませんが、これからも自分なりに出来るだけ鑑賞日記を書き続けていこうと思います。
2003/11/09
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展覧会1本、舞台2本、映画1本、以下詳細。3日(祝)『煌きのダイヤモンド/ヨーロッパの宝飾400年』 上野・東京国立博物館4日(火)『そして誰もいなくなった』 新宿・シアターアプル5日(水)『KILL BILL/Vol.1』6日(木)『リバーダンス2003』 有楽町・東京国際フォーラム(Aホール)友人のあさこ山さんに誘われて見に行った『煌きのダイヤモンド/ヨーロッパの宝飾400年』。オーストリア皇妃・エリザベートの髪飾りや故ダイアナ妃が身につけていたブレスレット、その他16世紀から現代まで、約200点にも及ぶさまざまなダイヤモンドジュエリーが一堂に介した展覧会でした。そのダイヤモンドのカットの仕方やデザイン性の移り変わりと共に、時代ごとに、総合計重量は一体何キロ!?と言いたくなるようなたくさんのジュエリーで身を飾った当時の貴婦人達の肖像画も併せて展示されていたのは興味深かったです。絵にすると、ダイヤモンドよりも真珠の光沢の方が映えて見える気はしましたが…。その貴婦人達の中で、エリザベート皇妃のジュエリーは当時の王侯貴族の中では質素な方だったとのこと。野山や旅行が好きだった皇妃の人となりにも因るのかもしれませんが、本人が宝石みたいにキレイだったんだからそりゃ必要ないわよねとあさこ山さんとふたりで勝手に納得。おかげで(?)ミュージアムショップには彼女ゆかりのお手頃価格のグッズはほとんどなかったなぁ…(<エリザベート好きの友人がいるので、出来れば何か買って行ってあげたかった)。ところで、見ている途中、円柱を囲むようにしてティアラが数点、まとめて展示してあるコーナーがあったんですが、あさこ山さんがおもむろに腰を屈めて曰く、「こうやるとガラスケースにティアラをした自分が映って面白いよ♪」。うわ~ホントだ~面白い~!あ~これ今でも結婚式とかで使えそ~あ~この星がいっぱいついてるのだとまるで学芸会だよ~…何て、キャッキャキャッキャ言いながらグルグルとコーナーを周るいいトシこいた女がふたり。………こんなことばかりしてるから、いつもミュージアム鑑賞に時間がかかるんだわ…(苦笑)。翌日は久しぶりのシアターアプルで、山口祐一郎&匠ひびき主演の『そして誰もいなくなった』を鑑賞。作:アガサ・クリスティー/訳:丹野郁弓/演出:小島靖/出演:山口祐一郎、匠ひびき、沢田亜矢子、天田俊明、今拓哉、金田賢一、長谷川哲夫、中島ゆたか、井上高志、野本博、三上直也今回の舞台は、推理小説好きの不破さんたっての要望で観に行ったメジャー中メジャーのミステリーもの。自分は山口さんの歌声は大好きだけれど、普通の演技に関してはイマイチ不安が残ると思っている超失礼なファンなので、観る前からストレートプレイなのにどうしてわざわざミュージカルスターを主演に据えるのかなぁ…?と思っていましたが、さすが東宝製作(<深読みし過ぎ?)、ちゃ~んと用意されておりました、山口ファンを魅了する美声のオンステージな見せ場が(笑)。全体的には、居間の壁にかけられていた額縁入りの童謡の歌詞と同じように、招待客がひとり、またひとりと殺されていく、殺人事件のミステリーならではの何とも言えない恐怖感を、音楽を使って上手く演出しているところはなかなか雰囲気があって良かったです。しかし、やっぱり不安は見事的中し、山口さんのセリフまわしはどーにもこーにも一本調子で、しかも歌っている時は超シリアスな雰囲気が出せるのに、普通に喋り始めると途端にお笑い方面に走りそうな危なっかしさがあるのはナゼなの???緊迫感のあるクライマックスのシーンでは特に、匠ひびきさんはなかなかいい感じだったんですが、山口さんの演技のイマイチ感はどうしても拭えなかったなぁ…。以前、観た『そして誰もいなくなった』の舞台は、あまり音響効果が使われていなくて、純粋に役者の演技力のみで緊迫感を表現していました。今回のように音楽で場を盛り上げるのもなかなか良かったんですが、やっぱりシンプルなセリフ中心のストレートプレイなら、役者の演技で雰囲気を盛り上げて欲しいです。でも、東宝ミュージカル『風と共に去りぬ』では、歌っていない時のレット・バトラーな山口さんの喋りは、そんなにコメディちっくでもなかったんだよなぁ…って言うか、山口さんは大劇場で映える人であって、小・中劇場向きの人ではないってことなのかなぁ…?(悩)その翌日は、タラちゃんことクエンティン・タランティーノ監督作品、ユマ・サーマン主演の『KILL BILL/Vol.1』を鑑賞。これ、きっと監督のシュミ全開なんすね………と言いたくなるような、予想以上にマニアックかつ残酷度五つ星のバイオレンス映画でした。何と言うか、あまりにも残酷過ぎて返って笑えると言うか…(苦笑)。そして東京行きの飛行機の座席には傘立ての如くフツーに日本刀立てがあったり、ヤクザのバイクにもこれみよがしに日本刀立てがついていたりして、銃刀法違反はどこの世界の話かと言うような映画おたく監督の描くマカロニウェスタンなアナザーワールドが展開されていました。いや、もう、どこまでネタがわかるかと言うよりもどこまで監督のシュミに付き合えるかと言う世界。そして右を見ても左を見てもキョーアク極まりない個性的な美女ばかりで、特に眼帯のファッションセンスがキョーレツなダリル・ハンナの存在はイヨーに気になりました。栗山千明のサラサラロングに三白眼、ブレザーのミニスカ制服に武器は鉄球ってのもかなりシュールだった。ユマ・サーマンVSルーシー・リューの、日本語対決のビミョーさ加減が1番シュールでしたが(爆)。とりあえず音楽のセレクトが面白かったし、徹底したこだわりのおたく世界には脱帽でしたので、来春公開されるの続編も観てみようと思います。そしておとといは人気のアイリッシュ・ダンスパフォーマンスの来日公演『リバーダンス2003』を鑑賞。全体的に、他の国のタップダンスや独特な足技のダンス(<フラメンコやコサック・ダンスなど)と、アイリッシュダンスの融合のようなパフォーマンスでした。以前、国立代々木競技場で『ロード・オブ・ダンス』と言う、別のカンパニーのアイリッシュ・ダンスを観たことがあるんですが、そちらは最初から最後までアイリッシュ・ダンスのみでひとつのファンタジー物語を構成、その場面場面に合わせた多様な表現のアイリッシュ・ダンスを堪能出来たので、個人的にはそちらの方が好みでした。あと、東京国際フォーラムは音が響き過ぎる感じで、タップの音が散漫に聴こえていたような気がする…。でも、黒人系アメリカ人のストリート・タップと、アイルランド移民のアイリッシュ・ダンスの競演パフォーマンスはかなり面白かったです。映画『タイタニック』の船倉でも踊られていたアイリッシュ・ダンスのタップが、アイルランド移民によって同じようにアメリカで虐げられていた黒人達に伝えられて、力強いストリート・タップが出来上がったと言うインタビュー記事を読んでいたので、余計に興味深かったな。そのエピソードだけでも、ちょっとした1本の演目が作れそうな感じ。それにしても、アイリッシュの人達はホントにホントにおステキでした。世界で1番美形が多い国はアイルランド…と言う話を職場の同僚から聞いたことがあるんですが、それって秋田には美人が多いって言うのと同じくくり?と思いつつも、ちょっと納得してしまいました(<このミーハーめ…/呆)。
2003/11/08
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