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歴史とか宗教とか政治とか思想とか、ドレもコレも明らかに浅薄な知識しかないのに、興味を惹かれたり好きになったりする映画・舞台・小説・漫画等々は、それらが密接に絡み合った世界を描いているものが多かったりするのは、未だに自分でもよくわからない…。最近になってまたジワジワと銀英伝熱が再発してきてしまって、2年ぐらい前に発売された永久保存版『銀河英雄伝説ハンドブック』を購入、その中には、文庫版タイプで小説が発刊された時の巻末解説文がまとめて掲載されていて、当時、その解説文を読む為に書店で立ち読みしていたので(…)、それが改めて読むことが出来てラッキーでした。特に小野不由美さんの“ラインハルトかトリューニヒトか?”と言う、究極の選択を考える文章にはかなり共感して、少ない脳ミソで一生懸命考えた覚えがあります(<もしかして小野さんなりのその答えが『十二国記』に結実したのかな…?)。“ラインハルトかトリューニヒトか?”=優れた君主制か堕落した民主制か?たとえ理想的な優れた君主制でもそれが持続するとは限らない、その危険性を知っている民主国家に生きる人間にとっては、実状がどうであれやっぱり民主制を良しとする考え方の方がまっとうだよなと思ってしまうけれども、彼ら個人、もしくは公人としてのひととなり(志)や一般社会に及ぼす未来の方向性(有益性)を比較したら、どー考えたってラインハルトの方が優れているに決まってるんだよな(苦)。でも、その優れた指導者がそうでなくなった時のコワさは民主制の比ではないと思うので、やっぱり欠点だらけでも民主制の方がいい…でも、トリューニヒトやその弟子たちがたくさんいるような、ゆるゆると堕落した道を歩み続けている現代の民主制を果たして良しとするのか?…と、そんな普遍的な疑問と苦渋に満ちた究極の選択を突きつけた銀英伝は、エンターテイメント性に富んでいてミーハーも出来る作品だったのに、まさに歴史とか宗教とか政治とか思想とか、それから祭りの後の泣きたくなるような切なさとか、ホントに色んなことを考えたり感じたりするきっかけを与えてくれた作品だったよなぁ…と、イマサラながらにしみじみと生みの親である田中芳樹氏に感謝してしまいました。ちなみに、ファンの間で盛んに話題になった“ラインハルト・ファミリーかヤン・ファミリーか?”っつー選択も、気の多い私にとっては結構、究極な問題(笑)。ユーモアに溢れたヤン・ファミリーはホントに大好きなんだけど(<外伝の『ユリアンのイゼルローン日記』は何度読み返したことか…)、ラインハルト側の謹厳実直さの中の面白み(人間っぽさ)とかも大好きだし、何よりもワタクシは今も昔も変わらずキルヒアイスファンなんだよな(苦笑)。長らく続いていたアニメ版は、どうやらTV放映時の粗は修正されて(!)、外伝も含めてシリーズは完結・DVD化されているようなので、レンタルでも観られるかどうか確認してみよう…。あ、でも、途中からヤンボイスは富山敬さんじゃないんだよな。郷田ほづみさんのヤン提督も良かったんだけど、やっぱり富山さんがお亡くなりになってしまったのはホントに未だに惜しまれるなぁ…(涙)。
2005/02/27
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「前に読んだ新聞に、他の料理は家によって具が豪華だったり質素だったりするけど、コレはお金持ちの家でも貧乏な家でもナゼか具は一緒って書いてあったのが面白くてね~」と、本日、母親がウンチク付きで食べさせてくれた料理が、小腹のすいた時にぴったりの沖縄のおやつ料理「ひらやーちー」。軽い塩味に具はニラだけのとってもシンプルな料理なのに、やめられない止まらないかっぱえびせんの如く、ついつい手が出るクセになりそうな味わいで大変美味しかったです。ちなみにお好み焼きと言っても大阪風のお好み焼きではなく、韓国式お好み焼きのチヂミ風の料理だったので、何枚か食べた後に試しにゴマ油と醤油と砂糖を混ぜて作ったタレを塗って食べてみたら、まさにチヂミ風の味わいでこれまた美味しかった。今度、沖縄家庭料理の店へ食べに行ったら、「ひらやーちー」があるかどうか確認してみよう…。「asahi.com MYTOWN 沖縄」に掲載されていた「ひらやーちー」の紹介↓http://mytown.asahi.com/okinawa/news02.asp?c=19&kiji=26
2005/02/26
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記憶をなくした医学生は、解剖実習にのめりこんでいく。そして、闇は、開封された―。(『ヴィタール』映画チラシより)vital:n.生命の維持に必要な器官(心臓・脳・肺など)、(物事の)核心。(『EXCEED 英和辞典』より引用)浅野忠信主演で、自分にとっては今回が初鑑賞だった塚本晋也監督の映画作品。大学生が持つテキストのような装丁の、黒いソフトカバーのブ厚いパンフに掲載されていた監督の言葉によると、人間の体を解剖してその仕組みを細部に至るまで克明にデッサンし、その肉体の仕組みを際限なく見つめることによって世界の仕組みを知ろうとしたレオナルド・ダ・ヴィンチを現代に甦らせたかった…とのこと。最初は、サイコっぽい猟奇的な展開の話になるのかなと思いきや、人の意識と言う曖昧なものを扱いつつも、とても理性的で前向きな広がりを感じさせる作品でした。でもって腑分けシーンの映像は、ほとんど『人体の不思議展』が出来るまで…って感じだったのに(<その手のモノが全くダメな方は要注意)、話そのものは純然たるラブストーリー、しかもむちゃくちゃ純愛路線でした。浅野忠信は、記憶を失った者の“透明感”と、人間性を取り戻していく“存在感”を両立して演じられる唯一の俳優としてキャスティングされたそうですが、まさにそれは狙い通りの配役だったわよねと心から思いました。いやもうホントに脱ぐと(前が)スゴイんです(爆)状態なのに、ナニユエ醸し出す雰囲気はあんなに無機質っぽい(ストイックで男クサくない…)のかな。あ、でも、前はスゴくても背中のラインはかなりキレイだったわ~♪(<全体的にバランスが良くてすっごく好みの体型…でもって彼にはまたゼヒお侍さん(浪人)役をやって欲しいです)………うん、良かった。役者も音楽も映像の雰囲気も良かったし、何と言っても発想そのものが独創的だったなぁと。こう言う独創性には、派手なブロックバスター作品(<主に聖林映画…ソレはソレで大好きなんだけど)を観ているだけでは、ほとんど出会えないような気がする。そのうち機会を見つけて、塚本監督の撮った他の映画(<『鉄男』とか『双生児』とかすっごい有名だよなぁ…)も観てみようと思います。
2005/02/25
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本日は宅の夕餉にて、今年初めてのフキノトウ(in じゃぱにーずみそすーぷ)を口にしました。しかも野生の…って言うかウチの裏に生えてたヤツ?(<………ココはドコ?)数ある山菜の中でも、多分、私はフキノトウが1番好きなんですが(<次は天ぷらで丸ごとムシャムシャ食べたい…でもそんなにたくさんは生えてないんだよな/惜)、あの独特の香りとほろ苦さを味わうと、しみじみと季節の変わり目(四季の移り変わり)を感じて、何だかちょっと幸せな気分になります(<お手軽人生)。でも、そんなフキノトウが美味しい季節(春)そのものはちょっと苦手なワタクシ。何と言うか、どことなく気持ちが浮ついた感じになるのが昔からあまり好きじゃなかったんですが、それよりも何よりも社会人○年目にして発症したスギ花粉症が、目下最大のネックですな…(<コンタクト常用者には特にツライっす…/涙)。
2005/02/24
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以下、eiga.comの「ニュース&噂」より。「スウィングガールズ」上野樹里は、猫をかぶったお嬢様? 根っからの庶民派ながらも、猫をかぶって由緒正しきお嬢様学校“聖ミカエル学園”に通う3人の女学生を描いた川原泉の人気少女漫画「笑う大天使(ミカエル)」(白泉社刊)が映画化されることになり、現在、長崎のハウステンボスで撮影が進められている。2月19日、その撮影の合間を縫い、主演の上野樹里、関めぐみ、平愛梨らが取材に応じた。ヨーロッパの寄宿舎学校を思わせる学園を再現するため、ハウステンボスでのオールロケを敢行している本作。上野は「観光客がいるため、飛び飛びで撮影しなくてはならないけど、シーンごとに気持ちが繋がるように集中して臨んでいます」と感想を述べた。また、主演3人は“お嬢様”を演じるために礼儀作法の講座も受けたそうだが、平は「お嬢様と言っても“猫をかぶった”お嬢様役なので、本当は庶民派。だから素に近いところがあります」と語った。本作は、お嬢様を狙った誘拐事件に挑む3人の活躍をみせる“お嬢様ハイパーアクションコメディ”と銘打ち、VFXやワイヤーアクションも取り入れられるそう。「撮影はまだ半分くらいですが、CGが入ってスゴイ作品になると思います」(関)。今夏クランクアップで、06年に公開予定。フレッシュな若手女優の活躍にも期待したい。………お、“お嬢様ハイパーアクションコメディ”って一体…(げっそり)。面白おかしくもちょっとホロ苦くて優しい気持ちにさせてくれたあの名作少女漫画に、そんな明らかに原作の趣旨とはかけ離れていそうな軽~いキャッチコピーをつけて大々的に世に送り出そうとするなんてどーかしとるわ…(号泣)。そりゃ上野樹里は可愛いよ!『スウィングガールズ』の演技も良かったよ!でもって確かに原作の中には(http://www.hakusensha.co.jp/maru_kawahara/michael_chara.html)、奇しくもハイパーな力を持った猫っかぶりのお嬢様たちが、少年漫画顔負けの大活躍をする誘拐事件話(<全3巻中ほぼ1巻分)も間違いなく存在するわよ!でも、あの作品全編にくまなく流れる川原節の面白さを、“お嬢様ハイパーアクションコメディ”なんて銘打ったところで上手く伝えられるんですカ!?………うう゛…もう、数え切れないぐらいに何回も読み返したお気に入り漫画の実写化だけにむちゃくちゃ不安だ…(涙)。でもってそんなキケンな感じの映画版の出来具合(評判)が大いに気になってしまうところが、また複雑なオトメゴコロなんだな…(<まだ言うか)。
2005/02/23
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カール・アーバン、思っていたよりも出番が少なかったし、ロシア人の殺し屋っちゅー、どーにもアヤシゲな役どころだったけれども、精悍な面構えがむちゃくちゃクールでかなりカッコ良かったわ♪でも、主役も敵役も好きな俳優だと、どっちに肩入れしたらいいのか困っちゃうんですけど~(苦笑)。前回の『ボーン・アイデンティティ』は、結局、マット・デイモン@ジェイソン・ボーンはスプ○ガンだった!?(爆)…なんて漫画王国ニッポンの住人としては全く目新しさを感じないオチだったし、しかも丁寧と言うよりはちょっと話の展開がタルくないですかネ?(汗)と言った感じで、個人的にはほとんどマット・デイモン目当てで観たような映画…ってぐらいの印象しか残りませんでしたが、今回も相変わらず特別オリジナリティが感じられるような内容ではなかったけれども、ボーンの自己紹介部分がなかったせいか(<なので前作を観ないで今作を観てしまうのはちょっとキツイかも)、話のテンポが格段に良くなっていて、役者陣の押さえ気味の演技と過剰過ぎない演出のサジ加減も私的には結構、好みだったし、全編通して作品そのものを楽しんで観ることが出来ました。でも、フランカ・ポテンテ@マリーの出番があんなに短いとは思わなかった…。彼女のおかげであのラストに繋がるボーンがあるんだろうけれども、もうちょっと出番があっても良かったのにな(涙)。それにしても、コレもまた見事に続きがありそうな感じの幕切れですなぁ(苦笑)。要するにこのシリーズ(?)では、マット・デイモン演じるジェイソン・ボーンが、自分の過去を取り戻すその過程をじっくり地道に描いていくつもり…なのね?まぁ、これからもマット=ボーンで話を続けていくのなら、とりあえず最後まで付き合いますよ…。
2005/02/22
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本日のNHKスペシャル『新シルクロード/第2集 トルファン 灼熱の大画廊』も、相変わらずヨー・ヨー・マ氏のテーマ曲は物悲しくもロマンチックで、モーターパラグライダーによるベゼクリク千仏洞の低空撮影映像はむちゃくちゃ美しかったし、その中にあった仏教壁画の傑作「誓願図」の辿った歴史の中の悲劇と、その復元に携わる人々の熱意に溢れた内容が大変興味深くて面白かったです…!
2005/02/20
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先日、仕事帰りによく立ち寄る本屋で、映画『アレキサンダー』のノベライズが平積みになっているのを発見、ちょっと立ち読みした後でどうしようか悩んだ末、結局、そのままレジへ持っていってしまいました。………アンタ、先日の日記で散々言いたいこと言ってなかったっけ!?(爆)いやそのあのうー。オ、オトメゴコロは複雑なもので(<どの口が言うか)、ホントにあの映画はダメ映画(<そこまで言ってない)だったのかしら…?実はバックに流れる音楽との波長の悪さ加減に思考が囚われ過ぎていて、よく見えていなかったところもたくさんあったんじゃないのかしら…?と、今更ながらにグルグル考えてしまって、でも、映画をもう1回観るにはちょっとしんどい内容だったし、とりあえずノベライズを読めば色々とわからなかったことも補完出来るかもしれないなと、至極安直な結論に達した結果の行動なワケで。…もしかしなくてもそんな風に映画の内容を再考察(?)するぐらいには大王好きだったんだな自分…。でも、肝心の『アレクサンドロス大王東征記』の訳本は未だに読んでないんだよな(汗)。なのに思わず読むのが楽そうな(眠気の襲ってこなさそうな)関連本をついつい先に手にとってしまうところが、ダメダメさ加減120%で我ながらちょっとイヤな感じだなと思うんだけど(苦)。それにしても、個人的にこの映画の何が1番もったいないなと思ったかって、掘り下げたらむちゃくちゃ面白そうな面々が揃っていたのに、その素材がほとんど生かされていなかった…ってところかしら。ギリシア至上主義の中で育った大王の友人兼側近たち(ヘタイロイ)が、大長征とともにそれぞれの考え方に変化が生じてくる(≒不満が募る)のは当然だろうとは思うけれども、その過程をもう少し丁寧に描写してくれていれば、返ってアレキサンダーの懊悩や思惑が浮き彫りになって、もっと彼の行動を理解しやすかったかもしれないのになぁと。特に父子2代に仕えたクレイトスの憤懣とか、後にアレキサンダーの子孫を根絶やしにする野心溢れるカッサンドロスの屈折した内面とか、老後のモノローグに繋がるだろうプトレマイオスなりの観察眼とか、そのアタリだけでももうちょっと丁寧に見せておいてくれれば、個人的にはもっと興味深く映画を観られたのにな(<エラそうに…/汗)。あと、そのヘタイロイの中でのヘファイスティオンの位置関係も、思っていたよりもわかりずらくて曖昧だったような気がする…。良くも悪くもアレキサンダーの半身的扱いを受けることによって、(少なくとも表面的には>)彼自身の能力以上の地位にいたのでは?と想像出来たので(<そして大王に勝るとも劣らない孤独感を味わっていた可能性大)、そのあたりの同僚たちとの軋轢も少しは描写されていても良かったのに。そうすれば彼の死の場面で、アレキサンダーが「お前たちはみんな彼を憎んでいた!一人残らずだ!」と叫んだセリフも、十分、合点がいったんじゃないのかしら…?と思ったんだけれど、それはそれでちょっと深読みのし過ぎ、もしくは説明のし過ぎって感じになっちゃうのかしら?ところで、今回の映画では大王にまつわる有名なエピソードがたくさん映像化されていたと思うんだけれど、肝心の(?)ペルセポリスの焼き討ちシーンがなかったのはナゼなんだろう…?
2005/02/20
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昨夜、観に行って参りました、映画『アレキサンダー』。……………個人的に最後までどーしても我慢出来なかったこと。内容と音楽のミスマッチ(号泣)。映像の方では、アレキサンダーのダメっぷり(…)をこれでもかと見せつけられているのに、流れる音楽はずっと盛り上げ系の英雄然としたような曲調だったので、視覚と聴覚から得られる情報(イメージ)が自分の中では最後まで折り合いがつかずに、むちゃくちゃ気持ちの悪い映画鑑賞でした(涙)。それでも個人的に良かったなぁと思ったのは、アレキサンダーの愛馬ブーケファラスの最期と、ヴァル・キルマー@父王フィリッポス2世の最期、あと、アンジェリーナ・ジョリー@オリンピアス母上の登場するシーンはどれもドラマチックで好みでした。でも、父王の死の場面を物語のあんな後方で挿入するのはどーかと思う…。実はあの暗殺事件がアレキサンダーにとってはずっとトラウマになっていたと言うことを、サスペンスもので言うところのネタばらしに当たるようなエピソードとして効果的に挿入したつもりなのかもしれませんが、ソレが物語の最後の方になるまでわからないおかげで、肝心のアレキサンダーの懊悩や暴挙とも言える行動そのものを理解しずらくしていて、返って逆効果のような気がしました。問題の(?)同性愛に関わるシーンは、ハリウッドのメジャー映画でよくここまで描いたなぁ…!と驚いたし、コリン・ファレル@アレキサンダーとジャレッド・レト@ヘファイスティオン(<目が綺麗だった)の会話は、恋人関係以前に心友(<臭)と言う雰囲気がちゃんと伝わってきていたのでそれは良かったんですが、宦官バゴアスの存在意義がよくわからなかったし、全体的に登場人物の見せ方そのものが舞台のセリフ劇のような会話や独白のみで成り立っている感じだったので、イマイチ映像ならではの人間ドラマを観ていると言う感じがしませんでした(苦)。歴史スペクタクルもの…と、単純にジャンル別けするのもどうかとは思いますが、ここ1年で公開された同じ項目に入りそうな映画を私好みにマシな順(…)に並べるとすると、『トロイ』>『キング・アーサー』>『アレキサンダー』…の順になるかも。『トロイ』は、元ネタの改変が凄まじかったけれどもエンターテイメントには徹していたし(<でも、『アレキサンダー』のおかげでその改変っぷりがあからさまに/汗)、『キング・アーサー』は改変以前の問題でどうにも間延びした印象の内容だったけれども、登場人物たちのキャラクター性はかなり魅力的でした。『アレキサンダー』は、オリバー・ストーン監督なりの解釈で、罪の意識(傷ついた自尊心)と己の夢の実現との狭間で精神のバランスを崩してゆく若き英雄の実像に迫ろうとした物語…と言うことはわかりましたが、アンソニー・ホプキンス@老プトレマイオスが語る言葉以外ではほとんどアレキサンダーから見た一方向の視点でしか人物描写がされていなかったので、(個人的には天才とか英雄とか呼ばれる者の孤独や挫折の物語と言うものは好きなんですが>)人間ドラマとしては視点が限定され過ぎていて、しかもあまりにもアレキサンダーのマイナス要素ばかりを前面に押し出していたので、もしかしたら彼の孤独や挫折感を感じさせる為にも、意図して少年時代のカリスマ性はどこへやらといった印象の大王時代を描き出したのかもしれないなと考えつつも、それならなおのこともう少し周りの人間たちの視点が垣間見られる方が良かったんじゃないのかしらと思いました。戦闘シーンの映像は迫力があったけれども、人間ドラマが感情移入しずらかったのでヘタをするとただのグロい映像にしか見えない…(涙)。映画鑑賞前から大王の人生のあらすじは大体把握していたので、思い切って途中から意識的に観るポイントを変えてはいたものの(<主にアレキサンダーを取り巻く仲間たちの表情とか。ジョナサン・リース・マイヤーズ@カッサンドロスのもの言いたげな挑戦的な表情と、ゲイリー・ストレッチ@クレイトスの渋い笑顔はかなり好みだったわ。バックに流れる音楽にたびたび思考をジャマされたけど…/苦)、NHKスペシャルの文明の道シリーズで述べられていたような、他民族同士の衝突と融合の物語…と言う視点はあまり感じられなかったし、むしろイラク戦争とぶっしゅの関係を映し出した(皮肉った?)鏡的作品のように見えてしまった、かも。時代も民族も考え方も全く違うぶっしゅとアレキサンダーを一緒くたにするなんて、ハリウッド的悪癖の短絡思考そのものとしか思えないんですけどね…(苦)。ところでコリン・ファレルのアレキサンダー、初めて映画のスチールを見た時も思いましたが、やっぱりあの顔に金髪は似合わないよ~(涙)とつくづく思いました。それにアレキサンダーはポンペイのモザイク画やルネサンス絵画に描かれているダーク系の色をした髪の印象が強かったので、彼が金髪ってイメージは全くなかったのよね。ちなみにコリン・ファレルのビジュアルで個人的に1番好きなのは、『フォーン・ブース』の時のウサン臭いけど色気のある黒髪&髭ヅラ…ですかね。Paolo Veronese(Italian,1528-1588)「The Family of Darius before Alexander」National Gallery, London, Englandモロ、ルネサンス様式…。ダレイオスの家族、ヘファイスティオンをアレクサンドロスと間違えるも大王は慈悲の心を示すの図。
2005/02/13
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昨夜まで国営放送の海外ドラマのタイムテーブルにアップしてあったもの↓http://www3.nhk.or.jp/kaigai/princess/index.html今日は朝早くから仕事だっちゅーのに、大急ぎで朝刊(朝日)の番組欄で放映時間をチェックしつつビデオ予約をして出かけたら、ナゼかテープにはラグビーの試合が録画されていました(爆)。確かに、いつも購読しているTV雑誌(TV LIFE)にはドラマの放映予定は掲載されていなかったのでヘンだなぁ…?とは思いましたが、それにしてもどーしてなの~?と憤慨していたら、どうやらこの試合をNHKで生中継するかどうかでずっと揉めていたらしいと言うことを、配達されたばかりの夕刊(朝日)の三面記事で初めて知りました。…そー言う揉め事は大々的に情報が出回る前に早めに片つけてよ~(涙)。ずっと前から試合観戦を楽しみにしていたラガーファンには喜ばしいことだと思うし、ドラマはいずれ地上波なり衛星放送なりで放映されるだろうと思うのでまぁいいんですけど、私はナイトレイ嬢の雄姿を結構、楽しみにしていたんだけどなぁ…(惜)。
2005/02/12
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気を取り直して、本日はこれからレイトショーで『アレキサンダー』を鑑賞しに行って参ります。あまり評判がよろしくないようですが(苦)、とりあえず大王お得意の古代ギリシアの戦闘隊形・長槍(サリッサ)部隊の密集陣形(ファランクス)がどんなモンなのか、この目でしかと見てこようかと…。TTTのサルマン軍団のモデルにもなったと言う大王画↓Albrecht Altdorfer(Germany,1480-1538)「The Battle of Issus」(1528-29)Alte Pinakothek, Munich, German
2005/02/12
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先日、妻家房(さいかぼう http://www.saikabo.com/)で食べたパチヂミ(<ネギ、イカ、野菜の入った韓国風お好み焼き)はホントにホントに美味しかった…(<あ、ヨダレが)。ところで、先程、BS2で放映中の『宮廷女官 チャングムの誓い』の公式HP(http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/index.html)へ遊びに行ってみたら、「絵あわせゲーム」なるものが更新されていたので試しに遊んでみました。時間内に完了すると、チェゴサングン様から、「よく時間内に合わせることが出来た。お手柄だ。下のボタンをクリックしておまけ画像を見ることを許そう。ご苦労だった」と、お褒めの言葉&ご褒美をいただいてしまったので、「NHKの公式HPで“おまけ画像”って何かヘン~」と思いながらも、せっかくのご褒美なので拝見させていただいたら、満面の笑みのチ・ジニ@チョンホさまのドあっぷ画像に面食らうやら大笑いするやら。コレ、男性ファンがやっても果たして“おまけ画像”と言えるんですカ!?きっと彼らはイ・ヨンエ嬢@チャングムの愛らしい笑顔を期待されると思うんですガ…?スタッフがファン心理のツボを心得ていらっしゃるのか、はたまたニーズに合わせて穿ち過ぎているのかはビミョーなところですが、私は笑わせていただいたのでオッケーですよ(笑)。チャングムの隣で嬉しそうに微笑むチョンホさまの方がもっと良かったけど~。あのドラマでの私の最近のチェックポイントは、文武両道で謹厳実直なチョンホさまが、チャングムの前では恋する乙女状態(爆)ってところですかね。子供の頃からチョンホさまを慕っていたホン・リナ@クミョンには気の毒だけど、秀才肌の亜弓さんは天才肌のマヤには勝てないと思う…ってソレは作品が違いますね(<マヤと亜弓さんなら亜弓さんの方が好きだけど~)。HPのイントロダクションから引用すると、「16世紀初頭の朝鮮王朝。母の遺志を継ぎ、宮廷料理人の頂点を目指すヒロイン、チャングム。宮廷内の権力争いに翻弄されつつも、やがて医学を学び、最後には王の主治医という地位に登りつめるサクセスストーリー。実在の女性医師チャングム(長今)をモデルに、料理や健康に関する情報をおりまぜ、韓国では老若男女の幅広い支持を得て50%を超える視聴率を獲得した話題作」原題『大長今』、邦題『宮廷女官 チャングムの誓い』は全54話(!)、現在17話まで放映中。料理人としての技と誇りを賭けた女性たちの心意気と、彼女たちを取り巻く人間模様がかなりイカスので(<絵ヅラも綺麗だ…)、日本版のDVDが発売されたらもしかしたら買っちゃうかも…?
2005/02/11
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ここ数年、定期的に購読しているコミックス(<『ギャラリーフェイク』とか井上雄彦氏のシリーズものとか片手で足りるぐらい…)以外はほとんど漫画を読んでいなかったのに、例年の如く仕事の繁忙期に突入したおかげで映画&舞台鑑賞を控え気味にしている反動もあってか、その空白期間を取り戻す勢いでコミックスを読みまくる毎日です(<ホントは読みたい小説もたくさんあるのに、読み始めて数分後には眠くなってしまうクセがついちゃって困る~/涙)。まぁ、読みまくると言ってもかなり偏ったラインナップで、主に歴史もの関係のコミックスが中心…かな。河村恵利さんの時代ロマンシリーズ(<しばらく読んでいなかったからコレが1番冊数が多かった…)に、碧也ぴんくさんの八犬伝(<最終巻が在庫切れ~/涙)、数年ぶりに連載が再開した市東亮子さんのやじきたコンビシリーズ(<話が続く限りトコトンまで付き合いますわ…)に、渡辺多恵子さんの新選組漫画『風光る』(<コレもいつまで続くのだろうか…)、それから藤田貴美さんの短編集を2冊(<相変わらず純朴な話と背徳的な話の描き分けが最高っす)…と、少女漫画系は前から買っていた作家さんのコミックスの続きがほとんどでしたが。反対に青年(少年)誌系では、月刊コミックフラッパーと言う雑誌で連載中の源平もの伝奇ロマン『源平天照絵巻 痣丸』(玉置一平)と、既に完結していて、最近、また新たな装丁で発刊されている安彦良和氏の幕末維新もの『王道の狗』に、同じく安彦良和氏が『NHKスペシャル文明の道』をコミックス化した『アレクサンドロス』を新開拓。栗塚旭絶賛!…とか言う、キャッチコピーの帯のついた新選組漫画『ダンダラ』(真刈信二/赤名修)も気になっているんですが、やっぱり新選組ファンなら読んどくべき…なのかな?今は大河義経の影響もあって、特に源平関係のコミックスを再探索中なんですが、『源平天照絵巻 痣丸』は私的にはアタリでした。一族滅亡後も生きのびた平家武者の悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)が主人公で、壇ノ浦の合戦で失われたと思われていた三種の神器のひとつ草薙の剣(痣丸)を携え、死人(ゾンビ?)として黄泉返り、国を支配している源氏武者をその剣で討つ…と言った設定は、まっとうな源平ものとは言い難い、まさに“伝奇”ロマンながらも、黄泉返らせる過程に西行法師や日本神話を絡めているところや(<やっぱりアマテラス VS スサノオって構図なのかな…)、実際にはあり得なかった源氏一門の共演はまさに伝奇“ロマン”で(<鎌倉の実質的な棟梁は黄泉返った長兄の悪源太義平で、同じく黄泉返った末弟の九郎義経と同じ時間軸で存在しているし、その義平が血を分けた兄弟の繋がりを重視しているところは、まるで平家一門の再来のよう…)、その上に絵もキレイなので続きがかなり楽しみです。個人的には、景清や彼に付き従う巴よりも、(悪魔のような>)黒い天狗の翼を持ち、“人として”(<“人の心を持って”と言う意味なのかしら…?)黄泉返った義経が、黄泉返りに失敗して獣らしき魂が入ってしまった静と今後どうなるのかが1番気になる…。ちなみに私のオススメの源平ものコミックスは、竹宮惠子女史の『まぼろしの旗 平家落人伝説』と、同じく竹宮女史の『マンガ日本の古典 吾妻鏡』。平教経と幼い安徳天皇を中心に描いた『まぼろしの旗』はかなり泣けるし、源氏方を知る上での重要な資料としても有名な『吾妻鏡』は、古典の漫画化と言う肩書き以上に、ひとつの作品としてちゃんと人間ドラマもあるのでかなり読みやすいです。あと、皇なつきさんが岡本綺堂の小説を漫画化した源頼家の物語『修善寺物語』(『梁山伯と祝英台』に収録)も、短編ながら恐ろしくも悲しく美しい作品でオススメです。北崎拓・作の『ますらお 秘本義経記』もオススメなんですが、物語の途中で終了(<いわゆる打ち切りってヤツですかね…/涙)してしまったので、この義経ブームにあやかってまた連載を再開してくれないかしら…と、密かに期待してマス…。
2005/02/06
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休み時間ナシの約2時間半、最初から最後までずっと歌いっぱなしだった映画版『オペラ座の怪人』。ミュージカルの舞台で歌ナシの芝居部分が長いとイマイチ物足りなさを感じてしまうんですが、映画で観る(聴く)と舞台で観ている時よりも一曲の歌が長く感じられて、結構、疲れてしまうのはナゼなんでしょうカ…?(<マドンナの『エビータ』ほどではありませんでしたが…)それにしても、映画版のオペラ座は舞台版に劣らずかなり見応えがありました…!映画の冒頭も舞台版と同じくオークションのシーンから始まりましたが、壊れたシャンデリアや荒れ果てたオペラ座を、本来の姿に蘇らせて一気に時間を遡る手法はまさに映像ならでは。ほとんど舞台版オペラ座をまんま映画化したと言ってもいい内容でしたが(<同じアンドリュー・ロイド=ウェバー氏が製作・脚本なので当然と言えば当然ですが)、全体的にちゃんと映画仕様に変換されていたのはかなりポイントが高かったです。1番それを感じたのは終わり方で、舞台版は、演じられている物語そのものが観客にとっては現在進行形のリアルなドラマで、ナゾに包まれたラストが何とも言えない余韻を残す作りでしたが、映画版は、物語の冒頭・途中・最後に、過去のような現在の物語(モノクロ映像)を挿入することによって、リアルに進行している過去の物語(カラー映像)が、どこか現実とは思えない、知る人ぞ知る遠い昔の伝説化した出来事のようでいて、最後の最後でちゃんと現在と繋がっている現実の物語だと言うことが実感出来る作りは、特別奇をてらった見せ方ではないにしろ、1本の物語として完結したドラマに仕上がっていて悪くなかったなと。どちらがより観た後に余韻の残るラストだったかと言えば、やっぱり舞台版の方が好みかなぁ…とは思いましたが。ただ、コレはやっぱり舞台版の方がいいかも…と思ったのは、マスカレード(仮面舞踏会)の場面。映画版もそれはそれで素晴らしかったんですが、舞台版の方が彩りが華やかでゴージャスな感じだったし、人物の動き方が心なしか舞台を観ている観客に向けて動いている動きのように見えたので、このシーンひとつだけでも、舞台版を未見の方には無性にナマで観ることをオススメしたくなるし、自分でもまた舞台版を観たいなぁと思いました。四季版のファントムだと、映画版ほどカッコ良いとは思えない…かもしれないですが。10年ぐらい前に観た山口祐一郎氏のファントムはむちゃくちゃカッコ良かったんですが(<美声の上にあの長身はホントに舞台栄えするからなぁ…)、その後に観た別の役者さんのファントムは、ちょっとタッパの足りない小太り気味のおじさん?って感じだったンですよね(爆)。今春からまた東京で四季のオペラ座が始まるようですが、今回のファントム役の人はどーなんだろう…?(<…って言うか石丸~違いのわかる男・ネスカフェゴールドブレンド~幹二さん、10年以上たってもまだラウルお坊ちゃまの役なんですカ!?/爆)まぁ、原作通りだったら(<現在読書中~。今回、映画化されたロイド=ウェバー版のミュージカルとはかなり内容が違います)、ファントムはもっと醜い造形でなくてはおかしいんでしょうけど(<映画版のジェラルド・バトラーはカッコ良過ぎ!)。ところで、四季版だと大柄で太った女優さんが演じるカルロッタ役が、映画版では演技派でスリムな(?)ミニー・ドライヴァーだったのはかなり良かったです~。
2005/02/04
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作&演出がケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演が犬山イヌコ、みのすけ、三宅弘城、大倉孝二、松永玲子、八嶋智人の『消失』は、限りなく現代に近いパラレルっぽい近未来?と思わせるような世界設定で、一見、普通に暮らしているように見える登場人物たちのナゾ(トラウマ)が明らかになるにつれて、実はそこが人々の心身も社会情勢も常軌を逸し始めてきている戦時下の混乱した世界だと言うことも徐々に明らかになっていく、何だか無性にリアルでコワイ世界を描いた物語でした。ここ数年でケラリーノさんの舞台を何度か観ましたが、決して希望の光がないワケではないけれども、不可思議でブラックな世界観(人物描写)で、観客に何とも言い難い不安を抱かせるような話の展開が特徴の作家さんなんだなぁと。特に今回は、観ていて先の展開が読めるのにどんどん怖くなるし、上手い舞台役者同士ならでは独特の間も相まって、その雰囲気作りがとても巧みに感じられた舞台でした。ピクサーアニメの『Mr.インクレディブル』(字幕版)は、予告編を観た時は「コレはどーなの…?」と思いましたが、さすがピクサー作品と言うべきなのか、要するによくある家族の絆を描いた物語だと言うのに、短絡的な話でも説教臭い話でもなく、痛快で爽快感のある上手い見せ方の映像は見応えがあって、まさに子供と一緒に楽しみたいオススメの良作アニメだよなぁ…と思いました。ところで、スーパー・ヒーローのスーツを手がけるカリスマ・デザイナーのエドナ・モードが、何となく JUNKO KOSHINO に似ているような気がしたのは気のせいかしら…?『マイ・ボディーガード』は、『レオン』から10年、極限の愛再び…とか言う煽り文句の予告編がちょっと好みではなかったったものの、トニー・スコット監督の作品は嫌いじゃないし(<『クリムゾン・タイド』は、ヴィゴっちが重要な役割で出演していることを認識する前からTVで放映するたびに観てたな…『スパイ・ゲーム』も面白かったし…)、ダコタ・ファニングもデンゼル・ワシントンも結構、好みだったので、悩んだ末に観ることにしました。…結果、個人的には可もなく不可もなく…だったかな。とりあえず何が1番「…う~ん…」と思ったかと言うと、デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングとのやりとりはナチュラルに可愛らしかったんですが、そのデンゼル・ワシントンがいくら悪人たちに対して15禁ばりの復讐をしてもゼンゼン怖くなかったと言うか、私には彼が何をやっても真っ当な善人にしか見えなかったので、それが返って逆効果に働いてしまって鬼気迫る感じが全くしなかったんですよね。その善人っぽさが美しい感動の物語として見えるのかもしれませんが、時代劇のような勧善懲悪の物語ではない限り、どんな理由であれ、私的には復讐と言う行為を実行する者(もしくはまさに実行している時)には少なからず負のイメージを引き摺っていて欲しいと言うか、だからこそその復讐心をリアルに感じてその世界に感情移入が出来るような気がするんですよね…。スタイリッシュな映像は好みだったし、出演者が魅力的でなかったと言うワケでもなかったんですが(<特にクリストファー・ウォーケンがいい感じ♪)、作品そのものにイマイチ魅力(深み)を感じなかったのは残念でした…。………やっと終わった~!でももう2月なので、早めに1月の鑑賞記録もあげておかないとまた同じことの繰り返しに…(苦)。
2005/02/02
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