仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.11.23
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カテゴリ: 東北
ミトコンドリアDNAの解析によって、日本人は決して均一ではなく、大きく2つのグループに分かれる。その1は中国大陸、韓国、アメリカインディアンと遺伝的に近く、その2は東南アジア人に近い。縄文人の頭骨からDNAを抽出した結果、縄文人と近世アイヌは、現代日本人とは系統的にかなり異なり、縄文人は、現代のマレーシアやインドネシアなど東南アジア人と共通の遺伝的起源があることが明らかとなった。
(国立遺伝学研究所宝来助教授の研究)

また、家族内だけで感染する成人T細胞白血病ウイルス(ATLウイルス)の分布を調査すると、もともと日本列島にATLウイルスキャリアであった先住民がいたところに、大陸からノンキャリア集団が渡来し勢力を拡大、日本人の主流を占めるに至った、との仮説が立てられている。現在、北海道のアイヌ、琉球人、九州や東北の一部、隠岐島などにATLキャリアが高い確率で存在するのがその証拠である。
(京都大学日沼名誉教授の研究)

さらに、人間に随伴するイヌの移動パターンからもこれは裏付けられる。縄文人は犬を友として葬ったが弥生人は食料とした形跡さえある。

これらの研究から、まず東南アジアから縄文人につながる人々が移住し、日本列島の全体に広がった後、大陸から渡来した人々と混血していった、と思われる。

『古代史発見シリーズ2 謎の東北王国・三内丸山』1996年、学習研究社 から

■関連する過去の記事
ミトコンドリアDNAと日本人の起源
縄文人と弥生人 (07年6月5日)





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最終更新日  2008.11.23 09:23:26
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