仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2024.01.09
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カテゴリ: 東北
白棚(はくほう)鉄道株式会社により1916年(大正5)に開通。経営が苦しく1929年からガソリンカーを導入するなどするが、1932年(昭和7)に水郡線が水戸から磐城棚倉まで達するとさらに経営が苦しくなり、国鉄が借り入れる経営委託となり白棚線になる。1944年戦時の金属供出のため線路が剥がされる。以後、鉄路が復活することはなく、専用軌道化して1957年から国鉄自動車専用道白棚高速線として運転開始。

当時は国道でも舗装が少なく、高速仕様バスの試験場の役割も担った。名神高速道路開通前に、高速バス用に試作された日野RX10が走るなどしたが、高速道路のない時代の試験走行に貴重な専用道だった。

現在はJRバス関東が運行。沿線国道の整備や災害被害などもあり、専用軌道は徐々に縮小する傾向で、棚倉町内からは専用軌道がなくなっている。道路整備で一般バス路線の系統と変わらない運行形態に近づいている。

■参考
「旅と鉄道」編集部編『JR路線大全Ⅱ 東北本線』天夢人(山と渓谷社)、2021年
(池亨執筆部分)

■関連する過去の記事
水郡線に敗れた白棚線 (2016年2月6日)
バス専用道路の白棚線 (07年9月16日)





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最終更新日  2024.01.09 21:35:37
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