こうした奇書は、時代の節目ふしめに出現したが、なかでも竹内巨麿が1928年に発表した『竹内文書』の内容は奇抜で、神武天皇より古い日本超古代王朝が全世界に君臨したとした。こうした超古代ものでは、第二次大戦後に和田喜八郎が創作し1975年に公開した『東日流外三郡誌』というような「古文書」もあるし、それがいまでも結構人気がある。
小谷部全一郎の『成吉思汗ハ源義経也』のもとは、1879年(明治12)、英国ケンブリッジ大学に入学した末松謙澄(のちの逓信大臣、内務大臣)が、差別的な待遇が頭に来て、イギリス人をよそおい匿名で書いた論文だ。それを1885年内田弥八が『義経再興記』として訳述・出版して、大きな反響を呼んだ。それがいまに絶えない源義経=チンギス・ハーン説の起源だ。
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