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小沢征爾氏「さまよえるオランダ人」で復帰 ウィーン国立歌劇場(オペラ座)の音楽監督を務める指揮者小沢征爾さん(71)が29日、体調不良のため昨年1月から休止していた同劇場での活動を再開し、リヒャルト・ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」の公演で復帰を飾った。 小沢さんは2時間を超える休憩なしの演目を元気に指揮。カーテンコールで歌手らとともに笑顔で舞台に上がると、聴衆からひときわ大きな拍手と「ブラボー」の声がわき起こった。 客席の梅津至・駐オーストリア大使は「(復帰が)聴衆に温かく迎えられて良かった」と話し、今後のウィーンでの小沢さんの活躍に期待を寄せた。 あるオーストリア人記者は「(ウィーンでの)オザワの評価はさまざまだが、戻ってくれてうれしい」と歓迎した。 小沢さんの音楽監督の任期は2010年まで。 盟友ロストロポーヴィッチの死にめげることなく、2時間以上の舞台をこなした小澤さんには特別な思いがあったことでしょう。けれどそこは舞台人。親父さんのときも斉藤先生のときも公演を終わらせてから、葬儀に向かったんですよね。 それと東京のオペラの森での指揮について、音楽にタメが生まれ息の長い歌が表現できていたという評を見ました。ワーグナーに相応しい指揮を会得できたのは療養期間があったおかげなのかはわからないけれど、着実に今までとは違った、スケールの大きな演奏になってきていることは、復帰後の各演奏評を見ても明らか。 今回の「さまよえるオランダ人」のウィーン評を早く知りたいものです。 それにして無事というか、元気に復帰できて、ほんとによかった。 おめでとう、マエストロ小澤!
2007年04月30日
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このニュースには驚きました。世界的なチェロ奏者、指揮者で、民主化運動家としても知られるムスチスラフ・ロストロポービッチ氏が27日、モスクワ市内の病院で死去した。80歳だった。 昨年末から体調を崩していたが、詳しい死因は明らかにされていない。(読売新聞より) 世界的チェリストとして指揮者として活躍していたし、知日家として日本の音楽ファンからも愛されていた方だけに、まことに残念です。今年2月にモスクワの病院で腸のガンで手術を受け、3月退院。3月27日に80歳の誕生日をクレムリンで祝った(そのときの模様はこちら)ものの、4月12日に再入院していたという。動画を見るとかなり痩せてて痛々しい。 また小澤征爾の才能を愛し、まるで弟のようにかわいがり、小澤さんも「スラヴァ(ロストロポーヴィッチ氏の愛称)」と兄貴のように慕っていただけに、かなりショックなことに違いない。サイトウキネンフェスティバルに出演して大いに盛り上げてくれたし、音楽キャラバンに賛同して一緒に田舎町を訪ねて回ったりと、よほど気のあった仲だったのだろう。 小澤さんは今年の東京の森でのワーグナー「タンホイザー」を3月24日で打ち上げ、その翌日にはこの80歳誕生祝いに出席するためロシアへ駆けつけたばかりのはず。こういうのってつらいでしょうね。ついこの間、元気な姿を見てた後だけに。 明日29日はウィーン国立歌劇場でワーグナー「さまよえるオランダ人」を振る予定の小澤さん。この訃報にキャンセルして駆けつけるのか、追悼の意味を込めて振るのか、その辺りの行動も注目したいと思います。 それから彼のドキュメンタリー映画も公開されたばかり。→「ロストロポーヴィッチ 人生の祭典」オフィシャルサイト これから彼の音楽、人生が評価されていくことでしょうね。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。↓精緻を極めたチェロの歌いぶりに小澤さんのタクトが絶妙な間合いとふくよかな響きで応える。名盤です。ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 他(85年録音)
2007年04月28日
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いつも小澤のCDばかりなのでたまには違う演奏も。 ミヒャエル・ギーレンと言えば、古いファンなら現代音楽のスペシャリストで自身も作曲家という経歴からおっそろしいくらい情緒も演奏伝統も無視した指揮者だろうし、新しいファンはマーラーのスペシャリストで全集を完成させた巨匠と認識していることだろう。 本日聞いたブラームスは以前の録音(96年)の「ハイドンの主題による変奏曲」と最新録音(05年)の交響曲第2番を組み合わせたCDだ。ギーレンのブラームスならきっと斬新な解釈を聞かせるのか、いやいやマーラー全集あたりから見せ始めたロマンティックで濃い表現を活かした新境地を聞かせるのか。とにかく興味津々だった。 ところが交響曲はこれがギーレンの演奏?というくらい酷かった。期待が高かった分だけ「ひどい」と言わせてもらう。ブラ2の冒頭は「おっと分厚い響きでドイツの巨匠然としているなあ」と期待いっぱい。しかもヴァイオリンは両翼配置か?続くチェロによる第2主題も落ち着いた歌いっぷり。なかなかいいぞ。 ところが第2主題が終わって運動句というか、動きの速い部分に入ったあたりから弾き飛ばしが目立ち始める。録音データを何度も確かめました。ライブか?って。 うーん雑な仕事ぶりで、聴いてて集中できません。その後もはっとするような良い瞬間も多少あるのですが、何とな~く最終楽章に来てしまい、ここでも速いパッセージの弾き飛ばしが気になって仕方がありません。まあ細かい部分を気にせず、もっと大河のような音の流れをギーレンは聴いて欲しかったのかもしれませんが。 最後は音楽に対して何の思い入れもないかのような、あっさりとした終わり方で、紛れも無くギーレンでした。拍手がないのでライブ録音ではないみたい。 特徴的なのはやたらとティンパニーを強調しているところ。何やら怒りさえ感じます。特に最終楽章。でもこれはひょっとすると録音のせいかもしれません。 それに比べると「ハイドン~」は大変充実した良い演奏。交響曲に比べどちらかと言うとスクエアな響きですが、アンサンブルもきちんと整えられ、また各変奏での音色の変化やキャラの作り方、そして音楽が前進する力に溢れており、聴き終えて、端正だけど何かすがすがしささえ覚えました。 ギーレンはブラームスの交響曲を全曲録音しました。第2番は不出来なのか、それとも私の耳が疲れていたのか。他の録音も聞いてみたいと思います。(ちなみに以前出てた第4番はとんがってたけど妙に良かった)楽天のアフィリエイトにはないのでジャケ写真だけ。
2007年04月13日
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ウィーンフィルとの公演情報を覚書としてあげておきます。○6月8日、9日、10日(第10回定期演奏会、ムジークフェライン) 武満徹:ヴィジョンズ コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲(Vn:B.シュミット) チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」○6月11日、12日(モスクワ公演、会場未定) モーツァルト:交響曲(曲番未定) チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」 ブラームス:交響曲第2番 ウィーン定期に武満ですかぁ。それにしっかり準備してきたチャイコフスキー。病気復帰後の定期公演、ご成功をお祈りいたします。 モスクワ公演でのブラームスも気になりますね。小澤さんのブラ2と言えば、中国で初めて北京のオケを振ったときのテレビ番組(「北京にブラームスが流れた日」、1976年)が忘れられない。初めてブラームスを弾くオケ相手に大奮闘する小澤さんの姿と本番の素晴らしい音楽が感動的だった。 そうそう、1966年8月、初のザルツブルグ音楽祭でウィーンフィル初共演のときもメインはブラ2でした。思い出深いでしょうね。
2007年04月03日
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