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午後から新作の下塗り。新技術を考えている部分は残した。 単純な作業なので、YouTube で三大 テノール歌手(ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス)による、各地コンサートのライヴ録音を聴きながら。 この三者の録音を何度聴いたことか。パヴァロッティ氏はすでに亡くなっている。10年にもなろう。三人の中で一番年下のカレーラス氏は、確か私より一つお若いが、お元気でつい先日来日コンサートがあった。 このお三人の映像を観ていると、一曲をフォルテで歌いきったあとで、まるで放心したように気持ちを整えているのがわかる。まさに全身で歌っているのである。しかしながら身体はほとんど微動だにしていない。ここに呼吸法の秘密が窺えるのである。【追悼】 イタリアの映画監督ベルナルド・ベルトルッチ氏が去る26日に亡くなられたという。 「暗殺のオペラ」(1970)、「暗殺の森」(1970)、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」(1972)、「1900年」(1976)、「ラスト・エンペラー」(1987)、「シェリタリング・スカイ」(1993)、「リトル・ブッダ」(1993)・・・映画史に燦然と輝くこれらの忘れられない作品を私の記憶に遺した、偉大な映画作家ベルナルド・ベルトルッチ氏を哀悼いたします。
Nov 30, 2018
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新作で技術的な挑戦を考えている。そのために材料その他を求めて・・・つまり頭の中で考えていることが、現存する物品で可能なのかどうか、そしてイメージを実現させる技術が私にあるのかないのか・・・様々な思案を胸に街に出た。制作過程・・・そのいわゆる段取りを頭の中でシミュレートしてみる。克服しなければならない問題が次々と出てくる。しかしそうであればあるほど、この作品構想を実現したくなる。 今の私の心身の状態は、目の前に困難を置かなければ、エンジンが発動しない。制作時間が、約束のために限られているが、材料吟味その他の問題解決に納得いくまで下絵のままにして、当てを探して街を歩き回ろう。
Nov 29, 2018
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今日はほぼ一日、民生委員の仕事。午前中は12月2日(日)に開催される恒例の「歳末たすけあいバザー」の準備。市民から寄付された様々な物品を仕分けし、値付けし、商品棚設置。午後は場所を変えて1時30分から3時30分まで担当地区の月例会議。12月および1月の協働スケジュールなどの指令と決議。 作曲家の新実徳英氏から新曲発表コンサートの案内が来ているが、日にちが児童委員としての仕事のスケジュールと重なってしまった。楽しみにしていたコンサートだが、子供達の面倒を見る方が優先である。 私自身の作品制作時間が次々に奪われて、正直なところ心的ストレスのために周囲に人がいなくなると疲労感のために動けなくなってしまう。 昨日、メゾソプラノ歌手の陳曦(チェン・シ)さんとバッタリ遭い、「しばらくぶりにお会いしましたが、いつものようにお元気そうですね!」と言われた。・・・実はそうやって人に会っている時だけなのだけれども。 先日、美術講義の終了後、別れ際に若い聴講者に、「先生、長生きしてくださいね!」と後ろから声をかけられた。「ありがとう!」と応じたものの、「長生きして」と言われたのは初めてだ。帰宅してから家人に、そのことを話しながら大笑いしたが、まあ、そんな歳であることは間違いない。実はこの呼びかけの前に、「先生は講義をされている時のエネルギーは、まるで20代ですね!」と言ったので、「何を言っていますか、73の年寄りに幾ら何でも20代はないでしょう」と返したのだ。すると背中に、「長生き」という言葉が礫(つぶて)のように投げかけられたのだった。
Nov 27, 2018
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1974年から1975年にかけて講談社から刊行された異色の怪奇系児童書「ドラゴンブックス」については、このブログですでに何度か書いた。全11巻のうち9巻に、私は新人イラストレーターとしておよそ300点の挿画を執筆した。あれから44年が経過して、このシリーズは稀覯本として古書価格が全巻揃いで100万円代にもなっているという。 当時少年だった読者は今や50代も半ばであろうか。子ども時代に魔界の扉を開いて恐怖に震えたことが懐かしく、もう一度「あの本」を手にとってみたいと思うらしい。しかし、もともと刊行部数が少なかったためもあろうが、古書市場に出回ることは滅多にない。・・・そんなわけで、読者のリクエストによって古書の復刊を手がける出版社〈復刊ドットコム〉に、「ドラゴンブックス」シリーズの復刊を望む声が、多数寄せられたそうだ。 過日、挿画執筆者の一人である私に、同社編集部から問い合わせがあり、このほど第一弾として佐藤有文著『悪魔全書』が復刊された。私のもとに見本が届き、その原本再現の見事さに感服したのである。44年前の拙作が蘇って現在の読者の目に晒されるについては忸怩たる思いがないではない。しかし、作品というものは一旦作者の手を離れれば、完全に読者のものである。読者が私の棺の蓋を開けてくれたのだと思えば、また別の感慨も起こっているのである。復刊『悪魔全書』は、〈復刊ドットコム〉webサイト、あるいは、アマゾン、その他のwebサイトから購入できる。すでに在庫は少なくなって来ているようだ。 さて、熱烈な読者のリクエストは「ドラゴンブックス」全巻に及んでいるようで、〈復刊ドットコム〉は第二弾として佐藤有文著『吸血鬼百科』の復刊を決定。同社webサイトで予約を受け付け始めた。https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68326924
Nov 26, 2018
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午前9時から10時まで秋季町内一斉清掃。11時30分から3時30分まで自治会防災訓練・・・「黄色い旗」運動。 新作のための下図作り。この作品は力尽くで押さえ込むことになるかも知れない。
Nov 25, 2018
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きょうはクリニックでの美術講座、第5回のその2。14日と同じ内容の講義を2回おこなったということ。受講者からの希望である。 『雨の比較文化考』と題し、約3時間。先の14日の講義後の18日、朝日新聞の天声人語が雨の象徴的な事柄について書いていた。私の講義はその記事に先行していたので、「私たちは良い勘をしていた」と受講者たちが冗談を言いながら笑った。 3時間という長丁場を熱心に聴いてもらった。のみならず、講義終了後、私のエネルギーを分け与えて欲しいと、ある難病患者さんの組織から講座を開く依頼があった。来年からのスケジュールで承知した。私の話で患者さんの心に生き抜くエネルギーが生まれ、余命を宣告されながらも光を抱いてくれるようになれば、私にとってこんな嬉しいことはない。その組織の副会長さんが、「初めてお目にかかりましたが、運命的な出会いのような気がします」と、涙ぐんでいらした。長い苦しみの時を過ごしてこられたのだろう。
Nov 24, 2018
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いささかならず困惑している。12月初旬までぎっしり本業以外のスケジュールが詰まっていて、来年2月半ば引渡しになっているニューヨーク展のための作品制作に集中できない。頭が痛いと思ったら、本当に頭痛がしてきた。 どこか遠くで夕方から打上げ花火の音がする。勤労感謝の日だからだろう。 私にはちっともピンとこない。「勤労感謝の日」ということも家人から聞いた。・・・ウーン、正月くらいだなー、私が国民の休日をそれと知り、感じるのは。4、50年間、ずっとだ。 お隣から蜜柑を頂戴した。お孫さんを連れて蜜柑狩りに行っていらした、と。 お返しというわけではないが、私が仕込んでから27年が経過した梅酒を贈った。今日、初めて封を切ったのだ。たしか戸棚の奥には30年物もあるはず。梅酒の他に枇杷酒や洋梨酒、柿酒もある。末弟が来宅したときに持たせたこともあるが、まだ幾甕かが残っている。 27年間開かずの戸棚の闇の中で眠っていた梅酒は、こってりと琥珀色になっていた。高村光太郎の詩を思い出した。智恵子が生前仕込んだ梅酒を、智恵子が「元素に還った」後に、光太郎はそれを口にする。 私が元素に還る日がいつかは判らない。私が作った梅酒を口にするのは誰だろう。
Nov 23, 2018
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ただいま20時30分、合唱団「かしの木」の練習から帰り、遅い夕食をとった。12月8日(土)に日野市内の旭が丘中央公園で開催される「たきび祭」に出演する。そのためのただ1回の練習である。 今年で13回を数える「たきび祭」は、日野市に縁のある童謡「たきび」の作詞者・巽聖歌にちなむ。屋外ステージでバンド演奏や、合唱、和太鼓、吹奏楽など種々の演奏。観客席を取り囲むように模擬店が並ぶ。豚汁あり、焼き鳥あり、焼きそば、たこ焼き、ケパブ、パン、ラザニア、コーヒー、大判焼き、もちもちポテト、クレープ、ポップコーン、焼きだんご、ピザフリッター、そのほか色々。縁日ふうの楽しい祭り。 私たち「かしの木」が出演するのは今回が初めてだが、どうやら恒例になりそう。
Nov 22, 2018
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1ヶ月と10日の長い間、多忙のため、このブログ日記を休んでいた。今日再開するにあたり、掲載しなかった数日分を再録しておく。Oct 15, 2018 15日、民生委員児童部会の研修会および懇親会。朝9時に市民会館前に集合して、バスで元八王子のフリースクール「せいさフリースクールはちおうじ」高雄キャンパスに向かった。 学校法人国際学園グループのNPO法人星槎教育研究所が運営する。不登校など諸事情をかかえた小学校4年生から中学校3年生までを受け入れている。正規の高等学校および大学と同じキャンパス。プロ・ゼミと称す共同授業も行われてい、私たちが訪ねたときは、饂飩打ちから出汁をつくって食べるところまでの実践授業をしていた。 当学園が学校教育の新しい考え方を実践しているのか、学問研究の場なのか、私にはわからない。 キャンパスは元は真山青果・美保夫妻主宰の劇団「新制作座」の本拠地で、劇団員居住建築や劇場をそのまま引継ぎ、また現在も居住建物は生徒の宿泊施設を兼ねて劇団員が一緒に暮らしている。訪ねたときは劇団は地方公演に行っているということだった。 私はここが「新制作座」の本拠地であることを前もって知らなかったので、入口に真山夫妻の名を刻んだ案内板をバスの窓から見たときに「おや?」と思った。56年前に会津若松市で新制作座の『青春』(真山美保演出)を観ていたからである。演劇をつぎつぎに観ていた頃の、懐かしい劇団名だった。【追記】数日後、出版社復刊ドットコムのために原本を探索していると、56年前の新制作座『青春』のパンフレットが出てきた。表紙に1962年6月30日の書き込みがあった。Oct 17, 2018 5年前に折角予約したのに急用のためにキャンセルせざるをえなかった「上部内視鏡検査」すなわち「胃カメラ検査」を、今日、受診した。 胃カメラの前に、腎臓、肝臓、膵臓、脾臓、胆嚢のエコー検査を受けた。結果は、胃も共にすべて異常なし。いかなる病的徴候もない。めでたし、めでたしである。 残るは頭部だけなのであるが、何か異常が見つかっても、頭をいじられるのは、どうもねー、というところだ。今のままで老化してゆくか、いじられてから老化してゆくかの選択。私にとって、どちらが意味があるかということだ。 帰宅すると、民生委員の同僚Tさんが、来月13日の杉並公会堂大ホールでの合唱コンサートの宣伝チラシを届けてくれていた。さっそく高齢者サロンに出向き、希望されていた方に配布。28日の朗読について念を押される。Tさんと合唱のW先生にも御礼の電話。Oct 20, 2018 午後2時から4時まで自治会の災害時避難ルート確認のウォーキングに民生委員として参加。山腹の住宅街から北野街道に出るまでの道幅は狭い。私が確認しただけで10本は下らないトランス設置の電柱が倒壊した場合、おそらく通行不可能になるであろう。商店もコンビニエンス・ストアもない、いわゆる後期高齢者居住最多地域である。行政が手をこまねいている、すでに小さな崩落が長年にわたってつづいている崖もあり、そのわずか20mほど離れた地点から住宅街がはじまり、この一帯に約400世帯が暮らしている。・・・私には、実際行動が取れない、もしくは取ろうとしない「行政」が、信じられない。犠牲者が出るのを待っているわけである。Oct 21, 2018 ほぼ終日、美術講義のための原稿執筆。『雨の比較文化考』400字詰,40枚まで書いた。Nov 3, 2018 東京薬科大学セミナーを聴講。第1部、山岸明彦名誉教授「生命の起源を宇宙にもとめて」。第2部、中南秀将准教授「抗生物質、抗菌薬~そのくすり、本当に必要ですか?」 東薬祭ガラクタ市古書コーナーで、次の本を購入。 中村元編「原始仏典」、山折哲雄「乞食の精神誌」、長尾三郎「飛天の夢 古寺再興」、大江健三郎「叫び声」初版第二刷、半藤一利「幕末史」、辻静雄「フランス料理を築いた人びと」、加藤周一「日本の内と外」、武田泰淳・堀田善衛「対話 私はもう中国を語らない」、平凡社東洋文庫・岩波忍編「南方熊楠文集 1, 2」,大岡敏昭編著「幕末下級武士の絵日記」、牧野高吉「英語イディオム表現集」、幸田露伴「寳藏」、保育社版「日本樹木図鑑 II」、菊池有恒「楽典」。 「原始仏典」はすでに所持していた。「大乗仏典」と勘違い。Nov 5, 2018 「雨の比較文化考」を擱筆。400字詰めで96枚。スライドも完成。 武田泰淳・堀田善衛「対話 私はもう中国を語らない」および「幕末下級武士の絵日記」を読了。「幕末史」を読み始める。Nov 7, 2018 終日読書。「幕末史』読了。 枕頭には「フランス料理を築いた人びと」。辻静雄氏の著書は、これに限らず、ときに全く空疎の部分もある。料理を語ることの難しさだろうけれど、独り合点をしているのだとも言える。Nov 13, 2018 東京都民生委員制度誕生100周年記念合唱コンサートに、日野市民生・児童委員合唱団「かしの木」として出演。杉並公会堂大ホールにて。 曲目:「さびしいカシの木」作詞:やなせたかし、作曲:木下牧子。「上を向いて歩こう」作詞:永六輔、作曲:中村八大、編曲:源田俊一郎。「おぼろ月夜」作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一。「小さな空」作詞作曲:武満徹、編曲:ヘニング・ブラウェル。Nov 14, 2018 地域高齢者サロン文化祭からの依頼で朗読。内田百閒「漱石先生臨終記」。40分間。 この臨終記を収載する私が所蔵する本は、『内田百閒の自選作品』(1972年、二見書房刊)、限定2,000部の883番。内田百閒の自筆署名入りである。内田百閒は本書刊行直前に亡くなり、生前著者が直接手掛けた本二冊のうちの一冊である。他の一冊は、随筆集『日没閉門』。 朗読の後、唄ってほしいといわれ、無伴奏で「芭蕉布」(作詞:吉川安一、作曲:普久原恒勇)。私の準備もなしに、いきなりのリクエスト。まあ、ほとんどそんなことばかりではある。
Nov 20, 2018
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