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2002 CP87自宅セラーの02の超絶品ロゼの最後の瓶を4月13日に飲んで、もう2度と飲めないと思っていたら、インポーターから4本出てきました。ここに4・13の試飲記録があります。http://plaza.rakuten.co.jp/romantei1925/diary/200904130000/早速購入して、飲みました。しかし開けたボトルは非常に癖のある香りと味で、自宅セラーで寝かしていたものとは雲泥です。非常に強い石英香・火打石香と獣臭、そしてヒネ香があって、酒質は高いのですが、異様な味です。返品受けたワインか、保存に問題があるのか・・・02のロゼなので、通常のインポーターが使う寺田倉庫等は15度以上の温度設定が多いので、デリケートな02ロゼを6年寝かせた場合、16度12度で差が出たのかも知れません。元々2~3年で消費してしまうワインですから、蔵元も長期保存は考えていないでしょう。そんな事で先ずはデキャンタして飲みました。しかし臭さは幾らか弱まりますが、完全には取れませんでした。翌日半分ボトルに残ったワインを飲んだら臭い香りは抜けていました。特級の古酒の様な味わいになっていました。色も渋柿色で、ヒネ香ギリギリの香りでした。紅茶や獣も残っています。外れ年の30年物のポンソでも飲んでいるような感じです。はっきり言える事は02のモンジャのロゼの酒質が非常に高いという事です。これだけの力のあるロゼはモンジャでもありません。流石02だからか、02は特別な作りをしているのか・・・・そして翌日、御常連のミニワイン会があったので、もう一本開けて、白ワインと赤ワインのつなぎに出してみました。この瓶は正直言って昨日の瓶の様な臭さはありません。ヒネ香も強くはありませんが、古酒感は強く、やっぱり自宅セラーで寝ていた02のようなサクランボの様な香りや果実感はありません。本当は自宅で一人で飲んだあの4月13日の味を多くの方に飲んで欲しかったのですが、駄目でした。一人で飲んだので証人を増やしたい、共感を得たいと思ったのですが・・・本当に残念です。まあワインとはこういう物で、4月13日のモンジャの02ロゼは私の中で伝説のワインになりそうです。しかしこの2本目のワインもモンジャのロゼの酒質の高さを証明するには十分な独特な味わいを持っています。味わいは梅酒的で、サクランボや山桃のリキュール的な香りと味わいです。しかしミネラル由来の香りと、余韻のある酸味は十分に観賞に耐えるだけの力があります。まあここ数日で3本のモンジャのロゼを飲みました。瓶さの凄さを思い知らされました。3本とも全く違うワインになっています。まあこれがワインの面白さでもあり、怖さでもあります。
2009/04/30
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シャトー・パルメ[1982] CP9485年に12本買って自宅地下のセラーに寝ていたワインです。残り4本です。実に若々しいワインで、色も全くレンガがさしていません。シュミーズも濃くてしっかりとこびり付いています。26年の歳月を感じさせないワインです。状態が良いのには呆れます。パルメの82としては最高の瓶でしょう。カリフォルニアワインと競合していない時代の、コンサルタント全盛時代前の最高のパルメの一本ですね。色は深いガーネット色、香はカシス、プラム、杉、ハーブ、土、キノコ、味わいはエレガントな果実味、柔らかい酸、丸くなってもしっかりしているタンニン、柔らかい喉越しで、スルスルと喉に流れて行きます。実によいバランスの古典的ボルドーの良品だと思います。1982 Palmer Wine Advocate # 129Jun 2000 Robert Parker 89 Drink: 2000 - 2010 $180-$325 This wine has turned out far better than predicted. The 1982 has become more delineated and put on weight. The 1982 is a juicy, complex, Pomerol-inspired effort with abundant black cherry and black currant fruit presented in a medium to full-bodied, plump, straightforward style. Fleshy, fresh, and lively, it should be consumed over the next 7-10 years. Wine Advocate # 102Dec 1995 Robert Parker 88 Drink: 1995 - 2005 $180-$325 (85) The 1982 Palmer has turned out better than I had predicted. It has always been a loosely knit, diffuse, but flavorful wine with low acidity, and plenty of soft, ripe black fruits intermixed with scents of flowers and herbs. Sweet, generous, and fleshy, without much grip, this medium-bodied, fully mature wine should continue to drink well for another decade. Very charming and delicious! Tasted 6 times since bottling with consistent notes. Bordeaux Book, 3rd Edition # B1Jan 1998 Robert Parker 88 Drink: 1995 - 2005 $180-$325 The 1982 Palmer has turned out better than I had predicted. It has always been a loosely knit, diffuse, but flavorful wine with low acidity, and plenty of soft, ripe black fruits intermixed with scents of flowers and herbs. Sweet, generous, and fleshy, without much grip, this medium-bodied, fully mature wine should continue to drink well for another decade. Very charming and delicious! Last tasted 9/95 Wine Advocate # 88Aug 1993 Robert Parker 88 Drink: 1993 - 2008 $180-$325 Although not an exceptional wine, the 1982 Palmer continues to score higher. While it has always been loosely knit and disjointed, it does display more concentration and richness than I thought. The wine exhibits a spicy, fruitcake-scented nose, low acidity, succulent, jammy fruit flavors, medium to full body, and a soft finish. Drinkable, yet unevolved aromatically, it will develop further and last longer than I predicted. It should be consumed over the next 10-15 years. Last tasted, 5/93.
2009/04/29
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2000 CP94英国製の仕立ての良いスーツの様なワインですね。これは素晴らしいワインです。2000年の恩恵をたっぷり受けて、更にマグナム瓶に詰まっているので、よいのだと思います。基本的にはジスクールのサードワインです。名前にジスクールの名をもらっていますが、畑はマルゴー村ではありません。地続きの畑だとは思いますが、2000円台のオー・メドックのワインです。とてもサードワインだとは思えない貫禄があります。堂々としたワインです。凝縮感とか複雑さはありませんが、良いヴィンテージの飲み頃ワインという味わいです。香りも典型的なメドックの洗練された香りを持ち、味わいもタンニンが綺麗に枯れ始め、まだ十分な果実味に支えられて、酸も穏やかで優しく、何方が飲んでも「美味しい」と言わせるワインだと思います。澱もきれいに瓶の方に「シュミーズ」状に付着しています。端正な上質のメドックの熟成ワインですね。感動しました。
2009/04/29
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シャトーモンペラ [2006] 赤 CP92先日の05も良かったですが、00は太いタンニンが印象的ですね。熟成の過程で樽由来の香りが落ち着いて、モンペラ特有のチョコレートやバニラは影をひそめています。流石00という感じでモンペラらしさは弱いですが、良いワインになっています。スパイシーさもあって、如何にもメルロと言うプピーユとは違って複雑な味があります。美味しいワインです。和牛頬肉の強い脂の甘みに負けないワインで、タンニンの強さが酒質を高めているのがよく分かります。24本買ってこれが最後の瓶なので残念ですね。
2009/04/29
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稀少なヴィンテージ2003年プピーユ [2003] CP9203らしいワインです。酸は少なめで、余韻まで甘い果実感があります。このクラスのボルドーとしてはとても良いと思います。香りは如何にもメルローと言った香りで、ブラインドでもメルローと当たる香りです。色は濃い目のガーネット、香りはブラックベリー、コショウ、程よい樽香、味わいは適度な凝縮感があって、魅力的でエレガントな果実味を持っています。タンニンも熟成感があって丸くなっています。ボリューム感のあるよい右岸のワインだと思います。牛頬の煮込みとはよく合いました。
2009/04/29
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ルー・デュモン[2005]ムルソー (白ワイン) CP91高めの温度で始めたので、このワインの特徴がよく出た様に思います。05のムルソーとしては大人しいワインだと思います。火打石香が少なめです。私にはぴったりですが、マッチョなムルソーが好きな多くの日本のワインラヴァーには物足りないかも知れません。コシュ・デュリ系の濃厚なムルソー好きな人が多いですから。個人的には食事に合わない濃厚・花火系白ワインはサンザン飲んで飽きました。そういう意味も含めて非常に楽しめるワインで、バターを使ったソースの料理とよく合います。
2009/04/29
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[2007] シャトーメルシャン 甲州きいろ香 T718 マグナムサイズ 1500ML前回同様、熟成感が出始めて味が乗ってきています。味等のコメントは何時も書いているので、今回はワイン会の皆さんの感想を紹介します。きいろ香をお出しすると皆さん大変美味しいとおっしゃるのですが、私のワイン会に出席される方は多くが国産ワインの不味いのを知らないので説明してもよくわかっていただけない感じです。きいろ香は柑橘系の香りがして、国産の甲州種を使ったワインとしては秀逸なのですが、従来のボッテとした頑張って作っていたが、結果美味しくない甲州の味を知らない方には、フランスワインとの比較でしかこのワインを評価出来ないようです。そして皆さんのご意見では、十分フランスや他国のワインと比べても美味しいワインだと言っていただけます。ただ私や古い甲州を知っている方ほどには感動しないという感じです。08もきいろ香も出来がよく、良いワインです。毎年このレヴェルを作れる技術はあるようです。だったら欲張りな消費者としては、もっと上の孤高の甲州を作って欲しいと思います。外国産のワインと比較されるワインではなく、他に代え難い孤高のワインを作って欲しいです。葡萄の選別をもっと徹底的にやって、ミネラルが強く、香りにもグリスやペトロールの乗った凝縮感のあるワインを3500円位で作って欲しいし、作れるような気がします。きいろ香グランクリュがあるとよいですね。まあ高い高級ワイン程利益は出ないようですが、、毎年1000本限定で一瞬で売り切れるワインを作っても面白いでしょう。十四代やモリイゾウみたいにプレミアムが付くワインが欲しいですね。販売店資料よりこちらのマグナムボトルは、特に出来の良いキュヴェ(タンク)から瓶詰め(手詰め)したものです。セミナー時に比較試飲しましたが、通常のボトルよりもミネラル感が強く、香り、果実ともに一回り大きい印象です。
2009/04/29
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キュヴェ・ドン・ペリニヨン [1998]Cuvee Dom Perignon 1998 CP9198もやっと味が乗って来ました。でもあと3年は待ちたい気分です。ドンぺは寝かすとよくなるシャンパンです。20年、30年と寝かせたドンぺは凄い味になります。まあ60年代70年代は他に良いシャンパンが日本に入ってこなかったし、ドンぺも上級クラス作っていなかったので、品質も今のドンぺより上だと思います。古酒に関してはクリュッグやサロン等とは比べ物になりません。古酒で旨いのはドンぺとボランジェだと思っていますが、市場にも少なくなりました。我が家の在庫ももうほとんど飲んで無くなったし、寂しいですね。すっきりくっきり系が好きな方には今の状態が飲み頃のピークと言った感じです。ミネラルと強い香り、細かいきれいな泡、典型的高級シャンパンです。良いですね。ワイナート23号にて下記の様に評価されています。 『シャンパーニュ最高傑作生まれる』香りの繊細さ、味わいの綿密さ、構造の堅牢さ、余韻の長さ、そして純度の高さといった全項目に関して、 96年はすでに現代の伝説だ。21号のシャンパーニュ特集においても、96年の評価は非常に高かった。 この「ドン・ペリニヨン・ヴィンテージ」は、比較的涼しく、しかも豊富な日照りに恵まれた年である96年の美点を、完全に備えている。さらには、きらめくように壮麗で複雑な、ミネラリーな香り、あくまで透明に切れ込んでくる味わいのディフィニション、余裕を感じさせる優美さを振りまきつつも見せつける、恐るべき凝縮度と力強さがある。来日した醸造最高責任者リシャール・ジェフロワ氏が、「凄いだろう、パワフルだろう」と興奮気味に話していたが、それも当然。これには心底、感動した。名高いドン・ペリニヨンの歴史の中でも傑出した、いや、シャンパーニュ全体の中でも最高レベルの偉大なワインだ(98点)。
2009/04/29
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第二回目の神の雫ワイン会を東京タヴァーンにて開催しました。ワインもお料理も大変美味しく好評でした。デジカメのメモリーカードを忘れてしまい、全て内臓のメモリーに収めたので、画質が悪いです。料理の写真がパッとしない事をお許し下さい。アミューズは斎藤シェフお得意のグジェールです。斎藤はブルゴーニュの3星店で修業したので、ブルゴーニュ名物のグジェールが得意で、こだわっています。チーズ味のシュー皮です。ワインの邪魔をしないおつまみに最適です。夏野菜の前菜。赤ピーマンのマリネ(絶品です、甘い旨い)、米ナスのグリエ フレッシュトマトソース、ズッキーニと春の香り(桜エビ、小柱、タラノ芽、フキノトウの香味オイル)、イベリコ生ハム淡路島産サザエのブルギニヨン、肝のリゾット添え(イタリア米) 濃厚なバターソースが良いですね。淡路のサザエは昆布とワカメ食べていますので、味がアワビに近く、伊豆や房総のサザエみたいなエグミ・苦味が少なく、波が静かなので棘もなく独特です。最高に旨いサザエですね。肝のリゾットも太平洋のサザエでは苦くなってしまいますが、このサザエの肝だと実に旨いです。素材の良さと調理の良さが掛け算で出ています。ムルソーとも相性良いです。和牛頬肉の5時間赤ワイン煮込み、新玉葱と有機人参のピューレ本当にボルドーワインとよく合う濃密なシチューです。まるで中華のフカヒレ煮込みを思わせるトロトロのシチューです。煮過ぎると味が抜けてしまう事が多いのですが、流石です。旨い!!今日のチーズはコンテです。玉木ソムリエが工夫をして遊んでくれました。プレーン、炙り、メンタイ・ゴマハサミ、チョコサンドとコンテを4種類の味で楽しめました。炙り旨いですね。実は今日の大トリがこのデザートです。貴腐ワインのブリュレです。本物の96年産のソーテルヌを25%まで煮詰めてブリュレに加えています。ワインの甘みと、苦味、酸味が濃厚な生クリームと卵黄を独特な味にまとめあげます。写真では伝わりませんが絶品です。ワインは全てぐっとコンディションで良い状態でした。第13巻:ドン・ペリニヨン 1998第18巻:甲州きいろ香 シャトー・メルシャン 2007 マグナム 第14巻:ムルソー 2005 ルー・デュモン 第2巻:オー・メドック・ド・ジスクール 2000 マグナム第1巻:シャトー・モンペラ 2000 第9巻:プピーユ 2003第8巻:シャトー・パルメ1982
2009/04/29
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磯の風味そのままに!最高級生うに淡路由良産黒うに(板入)※ミョウバン不使用無添加品よく、魚卵とワインは合わないと本にも書かれていますが、実は大きな間違いです。理由は日本で売られている多くの魚卵製品が日本酒に合うように加工されているからです。 醤油・みりん・塩・ミョウバン・味の素(グルタミン)等々が使われ、塩でも酒に合う様に使っています。数の子でも生の取れたての数の子を岩塩に軽く漬けた物はワインと何の問題もなくマリアージュします。子持ち昆布は非常によくワインにあいます。ただし東京では手に入りにくいですが。キャビアとシャンパンの相性が良いように魚卵とワインは調味料さえ、使い方を間違う事がなければOKなのです。この雲丹は、ミョウバンも塩水も使っていません。だから、ワインにでも日本酒にでも何でもよく合います。逆に素材のシンプルな味はワインの方がよく分かるのです。日本酒はそれ自体が物によっては調味料的な働きをして鮮度の悪い熟成感のある魚卵の欠点を補います。これを相性が良いと勘違いしているむきもあります。鮮度の良い無加工の雲丹はワインによく合います。美味しいですよ。
2009/04/28
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ニュイ・サンジョルジュ ジャン・ショーヴネ 2003 CP91これ良いですね。しっかりした果実感とボリューム感のあるニュイらしいワインです。03らしく酸も控えめで、果実味としっかりしたタンニンがあって、香りもよく、よく出きたワインです。人気がないのか価格も抑え目でお買い得ワインですね。販売店資料よりこの過小評価されている生産者は、ニュイ・サン・ジョルジュにある素晴らしい畑から、純粋で、輪郭のくっきりとしたピノ・ノワールを生み出している。このワインは、若いうちから親しみやすいだけでなく、見事に熟成する。クリストフ・ドラグは、清澄処理も濾過処理もしないため、最高のヴィンテージにおけるピノ・ノワールには、赤や黒の果実の味わいがたっぷりと詰まっている。下記のショップで02の一級が3675円で売っているのは破格だと思います。【ジャン・ショーヴネ】ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・オー・アルジーラ[2002](赤)@アウトレット
2009/04/27
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【フィリップ・パカレ】ジュヴレ・シャンベルタン[2004] 10P23Apr09 CP83ブログには書き忘れたのですが、パカレの05飲んだら臭いビオ臭がほぼ気にならなかったので、先日06を飲んだらやっぱりチョイ臭でして、じゃー04はという事で開けてみました。同じジュヴレでも04が一番臭いですね。ビオ臭などするワイン作るのは技術不足だとはっきり本人が言っていたのにガッカリです。プリューレ・ロックも多少臭いですが、臭さを覆い隠す果実感があります。まあ04という事で果実感が足らないのでしょうが、だからと言って臭くてよいかと言うとどうでしょうね。師匠でご親戚で、ビジネスパートナーのマルセル・ラピエールは臭いワインなど一度も作った事はないのに残念ですね。2日目にはマディラ香も出てくるし、人気だけが先行しているように思います。
2009/04/27
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【GWお酒2009】ルモワスネ ブルゴーニュ・ブラン・ロイヤル・クラブ [1997] 白 750ml CP91これはバランスの良いワインです。ワインは所詮好みなので、賛否両論あると思いますが、私は好きな白ワインです。最近火打石の香りの強いシャルドネが正直苦手になって来ました。特に食事と一緒にある程度量を飲むのは辛いです。ワイン会等で80cc位飲むなら良いのですが、300cc飲むとなると考えてしまいます。そんな事で有名ドメーヌの白は敬遠気味でセラーの肥やしになっています。シャルドネでミネラルがあって、それでいてフローラルな香りを持って、落ち着いた酸と、果実感があって、微妙にオイリーさと石英感を持っている、そんな今の私の好みにぴったりなのがこのワインです。大人のシャルドネですね。DRCのオー・コート・ド・ニュイも味は違いますが寝かせるとこんな感じです。元気で火薬の香りが好きな人はご遠慮ください。~インポーター資料~ルモワスネ・ペール・エ・フィスはブルゴーニュ最大の古酒保有者です。礎を築いた前当主のローラン・ルモワスネは「ブルゴーニュ・最後の富豪」「フランスを代表するワイン鑑定眼の持ち主」など数多く賞賛を浴びています。ロイヤルクラブはその前オーナーのローラン・ルモワスネが個人用に造らせたものだそうです。ルモワスネは1877年創立のボーヌのネゴシアンで、前当主ローラン・ルモワスネはフランス最大のワインショップチェーン「ニコラ」の仲買人を務めたこともあり、ブルゴーニュのアルマン・ルソーやデュジャック、ジャン・グロ等が尊敬する鑑定眼の持ち主です。その信頼感と豊富な資金力でブルゴーニュの多くのトップドメーヌのキュヴェを買い付けることが可能になっています。彼の巨大な地下カーヴの中には100万本にものぼる古酒が眠っており、熟成を待って出荷されています。基本的に澱引きは10~20年に一回程度行っています。これは澱が輸送時にワインに対して大きなリスクとなるとのローランの考えからで、最終的にワインを開ける時に蔵出し時と同様の健康な状態を保つ為に行っています。
2009/04/27
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2002 CP912007年の9月に飲んで以来ですが、確実に良くなって来ています。2007年にムートンにを買収されました。元々中級の古典的ポイヤックのクル・ブルジョワでしたが、03年にクリュ・ブルジョア・シュペリュールに格上げされました。その後07年に買収されて、今後はムートンに混ぜるのか、クレール・ミロンやダルマイヤックの様になるのか分かりませんが、ボルドーの場合飛び地でも特級にブドウを混ぜても良いので、気になる所です。ムートンに買収される前にこの02は買ったのですが、買収されて値段は高くなった様ですね。元々フランスでは人気のある古典的ワインです。パンチのない、適度な渋みのある、紳士的なポイヤックらしいワインです。今が第一期飲み頃のピークでしょう。果実感があって、タンニンが丸くなって一番飲んで美味しい状態です。このまま2年位良い状態が続いて、今度は徐々に果実感が減って、その代りに香りが強くなって来ると思います。香りも良いし、色もきれいだし、果実感もあって、エグミもない、上品な典型的なポイヤックです。お勧めです。ポヤックのムートンに近い所に15ヘクタールの畑を持つクル・ブルジョワのシャトーです。 樹齢35年のカベルネ・ソーヴィニヨン 65%、メルロー 25%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%シャトー・コロンビエ・モンプルー’05 赤
2009/04/27
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ヴィーニンガーWiener Gemischter Satzウィーナー・ゲミッシュター・サッツ2007 CP87ウイーンで作られるワインです。先日飲んだワインのデイリータイプです。2500円のワインですが、正直言って高いですね。1500円が良いとこでしょう。スクリューキャップで黄緑のビニールエチケットです。現地では安く売っていると思います。辛口の酸が強めの白ワインとしては美味しいワインです。食事と一緒でないと飲めない酸のレヴェルです。香りも柑橘系の香りが強く、ミネラルも中程度、早く飲む必要あるワインですね。米国で17$ですから、売れれば日本でも2000円切って来るのでしょうね。2007 Wieninger Wiener Gemischter Satz Wine Advocate # 181Feb 2009 David Schildknecht 89 Drink: 2009 - 2009 $17 (17) Wieninger's 2007 Wiener Gemischter Satz is Exhibit A in the ongoing revival of a Viennese tradition, not to mention its offering excellent value. Based on old vines field blends as well as co-fermented blocks and further blending in the cellar, Wieninger's Gemischter wines reflect a substantial portion of Gruner Veltliner, but also a balance between the ripeness of Neuburger or Pinot Blanc and the refreshing acidity of Welschriesling or (in small amounts) Riesling. Flowers, green herbs, and a Veltliner-typical note of lentil in the nose lead to a slippery, surprisingly glycerin-rich texture, refreshing acids, and a range of herb, tea, and spice nuances that all offer counterpoint and dynamic. As in so many Wieninger wines, a saline note adds to the enticement - if not downright compulsion - to take the next sip. Enjoy it before the end of this year. Fritz Wieninger has been the prime dynamo behind whatever over-due recognition the wines of Vienna have garnered over the past decade, and I have been remiss in not visiting with him until last year - too early, unfortunately, to assess certain of the 2007s from his sprawling line-up of cuvees, so the selection below is limited wines that were bottled early, or that I had occasion to revisit. "We are warmer in Vienna than the Wachau or Kamptal," Wieninger reminded me, "and we can't wait to harvest our vineyards until November, unless of course we want 15 or 16% alcohol. We need lighter wines, and for that, we have to harvest much earlier - which is unfortunate at times, because aromas are significantly enhanced through later picking, a practice suited to our terroir." Wieninger seems to have mastered the balancing act that corresponds to this paradox of optimal harvest dates. His lighter wines do not display any unripe flavors. 販売店資料より世界で唯一、首都にある商業ベースのワイン生産地域、それがウィーンです。その特徴的ワインが、「ゲミュシュターサッツ」と言われる混植混醸ワインです。約100年前に遡ると、この製法で造られたワインが名声を得て、ウィーンが誇るワインとして、確固たる地位を築いていました。この輝かしい歴史の復活を目指しているのが、ヴィーニンガー醸造所です。オーストリアワインに精通する人々の多くが、この生産者を、オーストリアで最高峰クラスと評価しています。「ワイナート」や「料理通信」でも大々的に取り上げられています。硬質な酸とミネラルを感じる、ヴィーニンガーのスタイルを感じることのできるワイン。 生産者ヴィーニンガー生産地オーストリア、ウィーン格付けクヴァリテーツヴァインワインタイプ白容量750ml主要品種ヴァイスブルグンダー、ノイブルガー、ヴェルシュリースリング、グリューナーフェルトリーナー他
2009/04/26
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今日は朝から雨ですね。暗く重い土曜日です。最近不味いワインに連続して当たると、自分の体調が悪いのか心配になります。でもスカッと美味しいワインに当たると、ああワインがやっぱり悪かったんだという事で安心します。香りの弱いワインも鼻が悪くなったのでは無いかと疑い、良い香りのワインに当たるとホットするという感じです。年々年を取ると目が悪くなったり、耳が遠くなったりしますが、鼻と舌だけは衰えたくないですね。せっかくの美味しいワインの良さが分からない様になったら最悪です。食べて飲む為に生まれて来たような人生ですから、味と香りが分かる年寄りになりたいですね。[2001] ジュヴレ・シャンベルタン 750ml 赤 ロベール・グロフィエ昨日の晩に飲んだこのワインはスカッと美味しく、香りも良く、体調を心配する必要の無い一本でした。01はまあどうということのないヴィンテージですが、外れの少ない年でもあります。村名の01で、熟成しています。熟れ頃ですね。元気なワインが好きな人にはちょいと熟れ過ぎかも知れません。ボリューム感は減っていますが、十分なミネラルと香りがあります。エッジにレンガがさして来ていて、タンニンも柔らかく、酸は優しく、微妙にキャラメルの香りがします。癒し系のピノです。元気なワインがお好きな方は飲まないで下さい。
2009/04/25
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アルゼンチンから凄いワインが入って来ました。トリベントというワインメーカーです。チリのコンチャ・イ・トロが経営するワイナリーです。コンチャ・イ・トロはコノスルも傘下で10年で有名にしました。このトリベントも10年にしてアルゼンチンNo2に躍進しています。品質管理の良さと、マーケティングの巧さで成功しているようです。という事で激安ワイン部門で今年の台風の目になるかも知れません。http://wine.toashoji.com/products/inf_item.php?PROC=list&VIEW=list&country=54&area=&district=インポーターは東亜商事で17種類が入荷しました。まだ全部は飲んでいませんが主力商品は味見しました。どれもコストパフォーマンスが高く、きれいな酸が特徴です。パワーにあふれ、酸が巧くバランスしているワインです。まだ楽天では箱物しか出ていませんが、今後続々と登場するでしょう。このリザーブもマルベックの良さを巧く引き出しています。上代2000円ですから、楽天では1600円前後で登場するでしょう。インポーター資料より南米ワイン業界NO.1のチリの名門コンチャ・イ・トログループが、最高の葡萄造りに適するメンドーサ地方に1996年創立したワイナリーです。名前の由来は、アルゼンチンで葡萄栽培に欠かせない三つの風(冷たい風・温かい風・爽やかな風)からです。創立わずか10年にして、2006年に早くも輸出量NO.2の座を勝ち取りました。現在世界93ケ国に輸出し、アルゼンチンNO.1の銘柄ワインとして定着しつつあります。第一印象は柔らかく、第二印象はしたたか、最後に濃厚な旨みが舌を捉える。長く続く余韻を楽しみながら、ゆっくり食事を楽しみたい。【10P23Apr09】《インポーター希望小売価格より33%OFF》 トリベント・バック・イン・ボックス・シラーズ/マルベック 【3000ML】
2009/04/25
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【絶対買い!】『ワイナート』最新号に掲載!黒ブドウ主体シャンパンで最高得点を獲得!!★ワイナート最新号掲載シャンパン!★ラミアブルキュヴェ・レ・メレーヌ・グラン・クリュ[2004] CP90個性的なエチケットのシャンパンです。ピノ・ノワール100%の泡です。流石にこのクラスになるとよい作りですね。ミネラル感や泡の細かさ、持続力、申し分ない出来栄えです。個人的な好みから言うともう少し寝かせて置いた方が良いように思います。くっきりすっきり系がお好きな方は今が飲み頃と思いますが、古酒のシャンパンが好きなのでもう少し焼けた感じの熟成香を待ちたいと思います。販売店資料より今回は「ブラン・ド・ブラン」「黒ブドウ主体」「セニエ・ロゼ」の3つのカテゴリーごとに試飲しながら、ワインに一家言持つテイスターたちが座談会を繰り広げていきます。--------------------------------------------------------------------------------【塚本氏】:ブラン・ド・ノワールなど黒ブドウ主体のワインに求める要素は、骨格、どっしりとした味わい、そして果実味の豊かさです。【西田氏】:そういう「らしさ」で私が一番好きだったのは、2004年のキュヴェ・レ・メレーヌ・グラン・クリュ。ピノ・ノワール100%です。骨格があってミネラルの周りをやわらかい果実味が包むんです。やはり基本はミネラルで、そこに何をプラスするか、かな。【塚本氏】:キュヴェ・レ・メレーヌ・グラン・クリュはかなり硬質。でも私もこれは高評価ですね。 --------------------------------------------------------------------------------※【黒ブドウ主体】...ブラン・ド・ノワールと呼ばれる、黒ブドウのみで造られるシャンパーニュに加え、シャルドネをブレンドしたタイプも試飲の対象とした。おもにモンターニュ・ド・ランス地区で栽培されるピノ・ノワール主体のものは重厚なボディが感じられる一方、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区などで栽培されるピノ・ムニエはより柔和な印象をもたらす。『ワイナート』48号で86点を獲得! 「黒ブドウ主体」のシャンパーニュの中で、気になるワインとして話題に上がったのは5本!その中でもっとも高い評価を受けたのが、このキュヴェ・レ・メレーヌ・グラン・クリュ[2004]なんです。 【テイスティングコメント】 そう考えると今回は、日本人の食事に合うアイテムがそろっていたかもしれませんね。とおっしゃるのは塚本さん。しなやかな触感、厚みと伸びやかさのあるボディ。内部には鉱物感があり、緩みがありません。後味のエグミが少々気になりますが、ブドウのうまみが実感できます。プルーン、オレンジピール、バラのジャム、焼き菓子の香りがしまるワインです。今がちょうど飲み頃の1本です。-『ワイナート』48号より引用-つづきはワイナートをご覧下さい。
2009/04/25
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サンチアゴ・ルイス 2007 ボデガス・ラン CP88これもアルバリーニョです。リアス式海岸の海の幸の美味しい所で取れるワインです。エチケットは娘さんの結婚式の案内状に使った地図だそうです。これは頑張って作り過ぎです。ミネラル感が強く、海の幸との相性は悪いです。牡蠣に合わない強過ぎるシャブリみたいなワインです。良いワインなので、別の用途で飲めばよいと思います。でも飲んでいて楽しくならないワインですね。販売店資料よりリアス・バイシャスの白ワインに用いられる品種はスペインの固有品種アルバリーニョ。その品質の高さから、「ガリシアの女王」と呼ばれています。リアス・バイシャス全体の葡萄栽培面積のなんと95%以上を占め、日本の棚仕立てに近い半棚仕立てという方式で栽培されています。アルバリーニョの特徴は糖分の高さで、アルコール度数が13%にも達する事があります。また特筆すべきは糖分同様に酸味が豊かという、たぐい稀な品種でもあることです。香り高く、この品種から造られたワインははっきりとアルバリーニョであることを主張しています。ボディと複雑さも兼ね備えてあり、「ガリシアの女王」、「スペイン随一の白ワイン」の名にふさわしい味わいが楽しめます。またガリシア特産 の魚介類との相性が素晴らしいワインであることから、「海のワイン」とも呼ばれています。
2009/04/25
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[2007]オルバーリョ アルバリーニョ / ボデガス・ラ・ヴァルOrballo Albarino / Bodegas la Val CP88スペインの白ワインと言うと乾いた太陽の味のワインが多く、辛口ですが風味に欠けるワインが多いです。そんなスペインの白の中でもっとも注目されているのが、リアス・バイシャス地方で取れるアルバリーニョ種を使った辛口白ワインです。今まで飲んだリアス・バイシャスのアルバリーニョで最もおいしかったのは、パソ・デ・バランテスです。しかし残念ながら04・05以降のヴィンテージが輸入されて来ません。フレッシュ系の辛口ワインなので、古いヴィンテージ飲んでも意味がありません。07や08が早く輸入される事を望みます。リアス・バイシャスはリアス式海岸の語源です。スペインの大西洋岸にある氷河が削り取ったリアス式海岸です。日本で言うと、三陸や鳥羽もリアス式海岸です。リアス式海岸は入り組んだ海が続き、海の幸の宝庫です。当然この地で育んだアルバリーニョはシーフードとの相性がよく、ミュスカデの様な辛口でサッパリとしたワインです。アルバリーニョの良さは青リンゴや洋ナシの香りがして、適度な酸味と素直な口当りが余韻に残る所です。このワインはパーカー89点で良くできたワインですが、残念ながら酸が強過ぎます。酸が強いのがアルバリーニョの良さでもありますが、それでも酸が強いと感じさせては駄目ですね。酸が豊富と思わせる余韻の残る酸でないと。良いアルバリーニョがあったら教えて下さい。
2009/04/25
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ドメーヌ・ド・ラルロ ニュイ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ル・プティ・アルロ [2006]750ml CP89最近人気のラルロです。数年前から買っていますが、05はほんとに僅かしか買えませんでした。不景気の影響でしょうね、06は市場に沢山あります。まだ若いのでしょうね、香りが出きっていません。これからなのでしょう。色は薄目で、芯が強く、ミネラルもタンニンも豊富で潜在力を感じます。あと2年は置きたい様に思いました。下記のショップの試飲記は正確にこのワインの事を描写しています。●2004年ほど薄くはないけれど、2005年較べると全然別のワイン的な色の薄さの2006年です。1級のクロ・デュ・ラルロの若木を使っているので「プチ」ですが、村名のニュイ・サン=ジョルジュとすれば非常に成功しているワインじゃないかなとかねてから思っているわけで、取っつきの部分は一足お先にミネラル感で、中盤がシルキーなお団子みたいなタンニンとまとまった酸の膨らみがあって、それから赤い果実味が膨らみ芯に何となくクロっぽい感触もの越しつつの余韻、と言う幾分ややこしい展開を見せていますが、もうチョイと落ち着くといわゆる「纏まり」が出て来てよろしいのではないかな、と思っている次第であります。●ま、実際には1級畑の葡萄を使っているので「1級」で出してもかまわないんですが、このあたりのバランス感覚というか纏まりがやはり1部リーグ昇格を阻んでいるわけで、そのあたりは何となく納得しつつも、もう一つの1級クロ・ド・フォレ・ド・サン=ジョルジュ的なもっと赤っぽい感じでなくて、やはりクロ・デュ・ラルロ的な黒っぽいところが芯に残っている感じはそれとなく同じ畑かなと意識の片隅に感じられるわけであって、このあたりを一度一気に解明したいなと思いつつも、昨今のアルコール耐性の低下に頭を悩ます今日この頃です。(2008.09.17 いのまた) <リアルワインガイド21号より>甘やかで妖艶で、ツヤのある香り。ともかくキノコ満載で複雑性もあるとても良い香り。澄み切った綺麗な酒質に旨みがたわわでともかく美味い。これは前銘柄と違って酸がしっかりある。奥行き感は中庸だが、味わいはしっかり複雑。チャーミングでナチュラルで、それでいて本格派。89-90点<輸入元資料より>クロ・ド・ラルロの若木から造られていたニュイ・サン・ジョルジュは2004年よりプティ・アルロに名称変更になった。このキュヴェは2002年にも一度醸造されたことがあり、クロ・ド・ラルロの畑の最上部に位置する1998-2000年に植えられた葡萄から造られる。その味わいには既にクロ・ド・ラルロの風格が現れている。
2009/04/25
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【レア セレクション】ジュヴレ・シャンベルタン [1992]ルー・デュモン 750ml CP94これは素晴らしいワインです。デュモンラベルとクルティエラベルでは完全にデュモンラベルの方が良いですね。これは村名ですが、クルティエの特級のシャルムより上でしょう。やっぱり良いワインはデュモンで、捨て置くにはもったない、薄旨系がクルティエですね。非常にバランスよく、濃密さもあって熟成感もあって、飲んで美味しいワインです。あっという間に空っぽですね。オイオイモ~~無いのと言う感じです。香りもよいし、味も良い、熟成感もある。文句ない一本です。
2009/04/25
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音楽の都【ウィーン】で造られるオーストリア最高クラスの白ワイン[2007] ニュスベルク・アルテ・レーベン(ヴィーニンガー) CP88最近私がオーストリーワインにハマっているのを知って友人が紹介してくれたワインです。下記サイトで紹介されています。http://www.provinage.com/sommeliersblog23まあ非常に強いミネラルを持っています。力のある白ワインですが、残念ながら香りがパッとしません。悪く言うと鈍重なワインです。飲んでいても何時まで経ってもグラスからワインが減りません。オーストリー最高の作り手、ウイーンのマルセル・ダイスとか書かれていますが、マルセルダイスは同程度のミネラル感を持ったワインを作りますが、余韻の酸がもっと綺麗で香りも強く飲んでいて楽しい酒です。これは飲んでいて疲れる酒です。腕相撲ミネラル大会で優勝しても楽しくない酒は好きになれません。まあもっと寝かせて飲めば違う面が出てくるのかも知れません。ゲミッシュター・サッツ(混植・混醸)ということに上記のホームページの筆者はこだわっていますが、ブルゴーニュを除けば混植・混醸などフランスやイタリアでは何処でもやっています。ニューワールドが単一葡萄が多いので、昨今は単一ブドウが当たり前の様に思われていますが、昔は皆何処でも混植・混醸です。カベルネとメルロー、フラン等々のブドウがランダムに植わっている畑はボルドーの下位クラスに行けばまだありますし、南仏でもゴチャゴチャ植わっている畑は多いです。とにかく丁寧な作りのワインではありますが、私は好きになれません。オーストリーはニコライホフやピヒラーが良いですね。販売店資料より世界で唯一、首都にある商業ベースのワイン生産地域、それがウィーンです。その特徴的ワインが、「ゲミュシュターサッツ」と言われる混植混醸ワインです。約100年前に遡ると、この製法で造られたワインが名声を得て、ウィーンが誇るワインとして、確固たる地位を築いていました。この輝かしい歴史の復活を目指しているのが、ヴィーニンガー醸造所です。オーストリアワインに精通する人々の多くが、この生産者を、オーストリアで最高峰クラスと評価しています。「ワイナート」や「料理通信」でも大々的に取り上げられています。ウィーン市内の最上級の畑"ニュスベルク"のブドウを100%使用。貝殻石灰層からくる硬質なミネラル。使用ブドウは9種類。 ヴァイスブルグンダー、ノイブルガー、ヴェルシュリースリング、グリューナーフェルトリーナー他
2009/04/25
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メルシャンの工場でしか売っていないワインです。シャトー・メルシャンとは書いていないので、ワンランク下の商品と思います。お土産でもらったので値段は分かりませんが、1500円以下800円以上、おそらく1200円前後のワインだと思います。大森といっても東京の大森ではなく、秋田県大森地区(横手市)にある畑です。地ワインシリーズで発売されていますが、味は全く違います。地ワインシリーズは若干甘味が残る感じですが、これは辛口です。2004年という事でもっと熟成感があると思ったのですが、保管状況が良いのでしょう。5年の熟成感はありません。通常この程度の酒質で04だとヒネを感じるのですが、全くヒネの気配がありません。と言って他に良い熟成香もありません。氷温貯蔵酒みたいですね。樽貯蔵と書いてありますが、いわゆる樽香もありません。酸はきれいにしっかりした酸で、リースリングと言われればア~~リースリングだな~~という感じの味です。きいろ香の柑橘系の香りを取った様なワインですね。値段からすればまあまあですが、セラー限定で売るならもっと個性のある酒の方が良いように思います。04のリースリングで樽熟成と聞くと、石油香や、ミネラル感を期待します。あるいはアウスレーゼ的な甘さとか・・・
2009/04/25
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【ワイン 赤】フィクサン [2005] メオ・カミュゼ 750ml CP932次会2本目です。今度は当店の藤村ソムリエ推薦のメオ・カミュゼです。直球ど真ん中!!と言ったワインで、素晴らしいワインです。メオの買いブドウですが、流石ですね。まったくフィクサンとは感じさせないワインです。現状まだ複雑な香りは弱いですが、数年寝かせれば出てくるものと思います。12本買ったのですが、2週間ぐらいで売ってしまったようで、これが最後の瓶でした。非常にボリューム感があって濃密なピノ・ノワールです。誰でも飲んで唸らせる力があります。ワイルド感があるのがフィクサンらしさでしょう。男性的なワインで、ルジェが独特な濃密でエレガントな方に向かっているとすれば、カミュゼは濃密で男性的な方に向かっているように感じます。両方アンリ・ジャイエの弟子として独特な自分の世界を描こうとしているのを感じます。良い事だと思います。メオ・カミュゼフィサン[2005]
2009/04/24
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シャルム・シャンベルタン・グラン・クリュ・クルティエ・セレクション[2004]年・ルー・デュモン・セレクション・AOCシャルム・シャンベルタン特級・超重厚ボトルCharmes-Chambertin Grand Cru Courtieres Selection [2004] Lou Dumontリアルワインガイドでも特集!ルー・デュ CP93ワイン会が終わって2次会です。同席された方が、薄旨系がお好きだとの事で、2004年のクルティエのシャルムを選びました。このワインは賛否両論出るワインだと思います。シャルムの重さや重厚さを求めるとがっかりされるでしょう。しかし私は結構好きで、良いワインだと思っています。特に香りが素晴らしく、ラズベリー、バラ、紅茶、獣の香りの見本みたいなワインです。仲田さんもこの香りを評価してこのワインを世に出したと思います。酸が強めなのが欠点ですが、時間ともに落ち着いて来ます。色は薄目のルビー色、香は苺、ラズベリー赤身肉、獣、バラ、ハーブ、味は繊細な果実味、柔らかいタンニン、綺麗な酸、甘い余韻が楽しめる素晴らしいワインです。販売店資料より使用グラス:リーデル・ソムリエ・ブルゴーニュ・グラン・クリュ 13℃前後で抜栓し2時間くらい置く。濃く深みのあるガーネット色、菫、薔薇、ハイビスカス、沈丁花、グリオット、プラム、カシス、ブラックベリー、ラズベリー、ドライラズベリー、クランベリー、イチゴ、桃、山査子、陳皮、デーツ、赤身肉、干し肉、レザー、鞣革、黒胡椒、ナッツ、黒パン、香菜、丁字、杜松の実、甘草、桂皮、オレガノ、タイム、ナツメグ、メース、ローズマリー、ミント、バニラビーンズ、樽香、東方美人、コーヒー、煙草、トリュフ、腐葉土、濡れ落ち葉、森の下草、湿った土、ヨード、黒い土、ミネラル、2004産は暗く、集中し、凝縮され、濃くパワフルで酸・ミネラルレヴェルが高く、硬く沈んだタンニンが特徴的なワインだが、一般的な2004のイメージと違いブルゴーニュらしい際立つ酸が優しさとエレガントさを強調している。最初は少しの紫とガーネットの中に少量のオレンジ色(土に起因する?)が隠れていると思わせるような色合いを持ち、滲み出るような甘さが実に上品だ。時間が経つとヴィオディナミで造られたワインに良くみられるように色は少し明るめ、柔らかく・エレガント、土のニュアンスが滲み出てくるようなワインに変わっていく。シャルムらしい凝縮感、集中度、濃度、パワーを持っているが、段々開いてくると違う顔を感じ戸惑ってしまった。笑われるかもしれないが、まるでヴォーヌ・ロマネのように強さと優しさがない交ぜになったような雰囲気だ。同席されたある輸入元も吃驚してみえました。今、若いブルゴーニュに良くある"色濃く濃密、甘く果実味が前面に出て、まるでフルーツ爆弾"のようなワインでは決してありません。04にしては明るい色合いを持ち、澄んだ酸と土・ミネラルや木材が綺麗に顕れ、薫り高く、濃さの中に軽やかさを、力強さの中にエレガントさを併せ持ち、洗練された酸とミネラルがシャルムとは思えない気品を感じさせるワインに仕上がっている。時間が経つ毎に肉・革系のニュアンス、ハーブ、土・ミネラル系のニュアンスが複雑さを加えていく。更に、ナッツ、ナツメグ、メース、センキュウ、トウキ、東方美人なども香りだし、エレガントに、鮮やかに、軽やかに伸びていく。益々複雑で味わい深く薫り高くなっていく。強く、軽やかに、柔らかく、滑らかに、綺麗な酸と薫り高いブーケの波に浮かび揺れ流れていくようだ。浮き、沈み、高く、低く、強く、弱く、優しいリズムを奏でている。まるで寄せて返す波のようにも思われる。確かに良いワインは高い。が、こんな例外も極く希にあるんです。結構知られた造り手の2005産シャルム・シャンベルタンと比較しても遜色ありません。この値段の倍くらいの価値はあると思います。 少し低めの温度から大きめのグラスに入れ、じっくりと開かせてみてください。時間と共に素晴らしい世界を見せてくれますよ。 2008.8.23
2009/04/24
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パルメの2nd特価!アルタ・エゴ・パルメ[2004] CP89アルタ・エゴとは分身という意味ですから、これはパルメの分身です。1997年まではパルメの名をつけずに「レゼルヴ・デュ・ジェネラル」という名で売っていました。いまや幻ですが、95辺りがまだ自宅のセラーにありますので興味のある方はコメントください。お店に持って行ってお出しします。エチケットもこんな感じでした。パルメと大きく書いていないので商売的には失敗した様で、最近エチケットのデザインも似た様に変えて、名前もアルタ・エゴ・パルメと変えて、ビジネスとしては大成功の様です。個人的にはパルメは78・79に尽きると思っています。私がワインを買いだしたのが76年からで、78・79のパルメは衝撃的でシャトー・マルゴーを圧倒的に凌ぐ物でした。この感動が未だに忘れられず、どのパルメを飲んでも感動できない不幸な人生を歩んでいます。既に最後の79の瓶を飲んで10年以上になりますが、気高いワインで、イメージだけが未だに頭の中で膨らんで困ったものです。今日飲んだ04は正直まだチョイと若いと思いました。パルメらしさ、マルゴーらしさは十分感じられます。酒質も今回飲んだワインの中でトップです。バランス的にも非常に良いワインだと思います。ただ個人的には78のパルメを思い出して、~~~と悩んで落ち込みます。販売店資料より極めてレベルの高いオーソドックススタイルの2004年。過去2年のヴィンテージと異なり、2004年は極端な気象変化もなく良好な天候に恵まれ、ブドウの成長サイクルを乱すようなトラブルは何一つ見られませんでした。かなり雨量が少なかった6月を経て夏を迎えました。花ぶるいもなくむらなく進んだ開花のおかげで、ブドウの成熟速度が落ち、成熟期間が長くなりました。日当たりがよく乾燥した9月のおかげで、ブドウの成熟はゆっくりと満遍なく進み、どの区画でも安心して必要量を得ることができました。醸造は平均21日間で緩やかに行われています。ブドウの果実味や肉付きを最大限に引き立てるために、果皮浸漬のはじめに一部抽出を行ったものもあります。残りはワインに力強さを与えるためにマセラシオンの間に行っています。2003年に比べて2004年のワインは非常にオーソドックスなスタイルにまとまっていますが、極めてすばらしい年に見られる肉付きのよさや力強さに加え、テロワールの上品さやフィネスが見事に備わっています。テイスティング・コメント (2006年07月30日)2006年5月に瓶詰めを終えたアルタ・エゴ2004年は、今から飲んでも、そのバランスのよさと気軽に楽しめる性格で私たちを驚かせてくれるでしょう。色調にはまだ若さが残り、ニュアンスの変化は見られません。香りは非常に表現力に富んでおり、ブラックチェリーやカシス、ペッシュ・ド・ヴィーニュ(桃)といったフルーツの香りが中心に現れています。かすかにバニラや甘草の香りも感じられます。最初の口当たりから、肉付きがよい柔らかな味わい。きめ細かなタンニンがもたらすボディー感。やがてフィニッシュにはわずかにバニラを思わせるようなねっとり感が現れてきます。ブドウの収穫は09月27日から10月12日まで行われました。
2009/04/24
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【『神の雫』登場ワイン!】[2000] ル・オー・メドック・ド・ジスクール / オー・メドック フランス ボルドー / 1500ml / 赤 CP94これは素晴らしいワインです。2000年の恩恵をたっぷり受けて、更にマグナム瓶に詰まっているので、よいのだと思います。基本的にはジスクールのサードワインです。名前にジスクールの名をもらっていますが、畑はマルゴー村ではありません。地続きの畑だとは思いますが、2000円台のオー・メドックのワインです。とてもサードワインだとは思えない貫禄があります。堂々としたワインです。凝縮感とか複雑さはありませんが、良いヴィンテージの飲み頃ワインという味わいです。香りも典型的なメドックの洗練された香りを持ち、味わいもタンニンが綺麗に枯れ始め、まだ十分な果実味に支えられて、酸も穏やかで優しく、何方が飲んでも「美味しい」と言わせるワインだと思います。澱もきれいに瓶の方に「シュミーズ」状に付着しています。端正な上質のメドックの熟成ワインですね。感動しました。
2009/04/24
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稀少なヴィンテージ2003年プピーユ [2003] CP92コート・ド・カスティヨンは右岸の穴場だと思います。プピーユ以外にもデギュイーユやクロ・レ・リュネル等があります。特にセニョール・デギュイーユはお買い得ワインですね。プピーユは中でも非常に人気のあるワインです。ペトリュスとコンクールで競ったそうですが、ペトリュスが酷いヴィンテージで、プピーユが余程良いヴィンテージだったのだと思います。複雑さや凝縮感をグランヴァン並に感じた事はないので、酒質的にペトリュスと比べるのは無理があります。しかし3000円台で買えるボルドーとしては秀逸なワインで、モンペラよりは古典的というか普通のワインです。右岸らしい特徴をきちっと持っていて自然な良いワインだと思います。今日飲んだ瓶も、適度な滋味と血液感があって、リッチなワインです。色は濃い目のガーネット、香りはブラックベリー、コショウ、程よい樽香、味わいは適度な凝縮感があって、魅力的でエレガントな果実味を持っています。タンニンも熟成感があって丸くなっています。ボリューム感のあるよい右岸のワインだと思います。販売店資料より大人気のプピーユ、優良年の2003ヴィンテージが入荷いたしました! スイス、ベルギーで開催されたブラインド・ティスティング大会で二会場立て続けに、あのペトリュスと最終審査まで競い合ったというエピソードは余りにも有名ですよね。 漫画「神の雫」にも登場し、その人気は更に沸騰!
2009/04/24
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まあ良くも悪くも、このワインが「神の雫」ワインだと思います。私が漫画の神の雫に出会ったのもこのワインがきっかけでした。分かりやすいワインなので自分は飲まないが店で売るには良いと思って数ケースモンペラを仕入れていました。ある日息子が、私にこのワイン売って下さいと頼んで来ました。何で?と聞くと本に載って話題になっているが、何処にも売っていない、会社のセラーには沢山あるので売って欲しいとの事で、へ~~どんな本に載っているのということで読んだのが神の雫でした。その後も店のソムリエさんが飲みたいので売って欲しいという事で売ってあげたら、ソムリエ仲間でワイン会をやったそうで、仲間のソムリエさんも欲しいという事で、客ではなくて、息子やソムリエに沢山譲ったのを覚えています。とにかく神の雫の影響で一番売れたワインでしょう。売れた理由としては、1)価格的に2500円前後で漫画の読者が手の届く価格であること。2)ボルドーのワインなのである程度生産量があるので、無い無いと言いながら結構日本に量的に輸入されていること。3)実際に飲んで非常に分かりやすい味で、若者やワイン初心者の方にも受ける味だということ。4)第一巻で紹介され、紹介のされ方もインパクトがあったこと。5)楽天のワイン部門が急成長している時期で、対面での説明や試飲出来ないネットショップではマスコミの力が大きく左右すること。等々あるとは思いますが、いまだにすごく人気があるようです。99,00,01,02,03,04,05と飲んで来ましたが、基本的にどのヴィンテージも安定して、ロラン節全開のワインで、果実味が前面にでて、チョコレートとバニラの香りがします。酒質的には3000円クラスのワインなのですが、果実味と香りで誰が飲んでも美味しい~~と言わせるものがあります。沢山飲むと鼻について来て嫌味なワインで、ここら辺が好みの別れる所でしょう。とにかく1500円どまりのワインしか作れなかった畑に、ミッシェル・ロラン以下精鋭のコンサルタント軍団5人が乗り込んで、3000円のワインを生み出したのですから、コンサルタント恐るべしとしか言いようがありません。この2005年は05としての濃さが買ったばっかの頃はありましたが、既に落ち着いて濃厚さや強さは左程感じません。ロラン節全開の甘い余韻の飲みやすいワインになっています。当然バニラ、チョコレートの香りは杉やカシスを覆い隠し、タンニンも丸く果実味に隠れて目立ちません。ヴィンテージやテロワールというより、コンサルタントの醸造技術の味を飲んでいるという感じのワインですね。
2009/04/24
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ルー・デュモン[2005]ムルソー (白ワイン) CP91これも味が乗って来ました。リリース直後は香りが弱く、ちょいとがっかりだったのですが、ナッツや蜜の感じが出始めました。真の飲み頃は数年後の様な感じがします。最初冷えすぎだったのですが、徐々に温度をあげて行くと、ムルソーらしさが出てきます。火打石系の香りが出すぎないのが良いですね。色は薄めの黄金色、香りはフローラル、柑橘系、お香、石英、ナッツの香り、味わいはふくよかで、ミネラル感が適度にあって、ムルソーらしさを感じさせます。超高級有名所(ラフォン、デュリ、ルロワ)とは太刀打ち出来ませんが、価格的に同クラスのムルソーの中では秀逸なワインだと思います。販売店資料より1haあたりの葡萄木数:1万本葡萄木平均年齢: 30年葡萄摘み取り:手摘み、摘み取り時に葡萄の選別を行う平均収穫量:40ヘクトリットル(1haあたり)また、グリーンハーベストを行う製造本数 :866 本醸造:最新のステンレスタンクでの醗酵、樽内でマロクティク醗酵熟成:18ヶ月新樽33%(アリエ産)瓶詰め:ノンフィルターワイン:エレガントで上品な口当たりのこのワインは、色調は、一貫したゴールド、香りは、とても複雑でたくさんの果実、花、バニラ、バター、トースト、ナッツ、柑橘系の果物など連想させます。凝縮した果実味が特徴です。
2009/04/24
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[2007] シャトーメルシャン 甲州きいろ香 T718 マグナムサイズ 1500ML CP92何本も飲んでいますが、適度な熟成が始まりました。柑橘系の香りもライムやグレープフルーツから、八朔や夏ミカンに変って来て、ほのかに熟成感のある苦味も微妙に感じられます。ミネラル感は依然強いので、今後の変化が楽しみです。酸も立っている酸が落ちつた酸へと変わり、余韻も変化してきています。もう少し熟成するとペトロールが感じられるようになるような気がします。今年の冬はどう変わって来るか楽しみですね。1000本限定で、神の雫にも載ったのでメーカー在庫は終わっています。富永教授の遺作となった07ですが、まだ2店の楽天ショップには残っています。日本の甲州種辛口ワインの歴史になお残すヴィンテージを手に入れるラストチャンスです。販売店資料よりきいろ香に必要な香りの要素が最高値に達したとき収穫され、2007年は特に素晴らしいものになりました。その素晴らしいブドウを使い、限定1000本のみマグナムボトルの≪きいろ香 T718≫が誕生しました。そして、このマグナムには、ある秘密が隠されているのですが・・・。実は、生産量1000本のうち3%(30本)だけ、普通1羽しかいないはずの小鳥ちゃんが載ったラベルにもう1羽いるらしいんです。実際見たわけではないのでなんとも言えませんが、ある信頼できる情報機関(大袈裟ですが)から聞きました。本当は、「シャトー メルシャン」のチーフワインメーカー"味村氏"からの情報ですので、間違いなく存在します。シャトー・メルシャン 甲州きいろ香・T718 [2007] 1500ml 白
2009/04/24
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[NV] エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディションEgly Ouriet Brut Tradition CP922年ほど当家で寝かせたワインです。RMの超人気蔵で手に入らないのが欠点です。去年までは価格も高騰して品物も無い状況が続きましたが、最近価格も少し下がって来て、量的にも手に入る様になってきました。色は濃い目の麦藁色、香りはブレッド、煮詰めたリンゴジャムやキャラメルの香りが僅かに香ります。味的には熟成香が僅かに出てきて、強いミネラルと共に豊潤さを感じさせます。ワイン自体の酒質が高いので、熟成感が心地よいです。さりげないシャンパンだと思いますが、寝かせてみてもよい感じです。
2009/04/24
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東京タヴァーン開店一周年記念 ワイン会 今回のテーマは「鮑と泡」「偉大なボルドー2005年」です。淡路島産の鮑を数種類の調理法でその真の魅力を引き出す一方でそれに合う4種類のシャンパンをお出しします。そして〆は牛肉とボルドーの2005年です。4大シャトーのセカンドを3種飲み比べます。鮑のカルパッチョ鮑のカクテル鮑のステーキ鮑の肝のリゾット国産交雑牛ロース肉のステーキチーズデザート~シャンパン~フィリップ・ゴネ ロワ・ソレイユ ブランド・ブラン グランクリュ NVラミアブル キュヴェ・レ・メレーヌ ブランド・ノワール 2004J・ラサール キュヴぇ アンジェリーヌ 2000ドン・ペリニヨン 1998 ~ボルドー赤ワイン~2005 ル プティムートン2005 カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト2005 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー5月19日火曜日、6時半より 東京タヴァーンにて会費25,000円(税・サービス込)ご興味のある方はお店にお申し込み下さい。東京タヴァーン 東京都千代田区九段北1-10-5サンブリッジ九段ビル1F(TEL) 03-5213-0308 ル・プティ・ムートン・ド・ロートシルト [2005]年 750ml≪第1級CH.ムートン・ロートシルトのセカンド≫【37%OFF★円高還元特価】カリュアド・ド・ラフット・ロートシルト [2005] 750ml・赤Carruades de Lafite [2005]パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー[2005] 赤 750ml Pavillon Rouge de Ch.Margauxフィリップ・ゴネロワ・ソレイユPhilippe GONET & FilsRoy Soleil G.C. NV.【絶対買い!】『ワイナート』最新号に掲載!黒ブドウ主体シャンパンで最高得点を獲得!!★ワイナート最新号掲載シャンパン!★ラミアブルキュヴェ・レ・メレーヌ・グラン・クリュ[2004]J・Lassalle J・ラサール・キュヴェ・アンジェリーヌ・ミレジム[2000]750ml[1998] ドンペリニヨン(シャンパーニュ 白 )当店の私が企画するワイン会についてワインは全て、そのワインに合ったグラス(リーデル等)で提供します。料理は全て当日のワインに合うように熟達したシェフと私が吟味した最高の食材を使った料理をお出しします。料金の約40~50%はお料理代金です。基本的には営利を目的とした会社ですが、ワイン会に関しては原価をかけて、日頃のお客様の感謝の意味を込めてお安く提供しています。会場は全て禁煙ですが、別席に喫煙スペースもご用意しています。ワインは全て事前に私が試飲した状態の良い瓶をお出しします。ですから外れのワインは先ず出ることはありません。料理とのマリアージュも事前に試食・試飲済です。ワインの量は一人一種類80~100ccをお出しします。ですからグラスの中での変化を十分楽しめます。(但し人数の関係や超希少酒の場合は60ccでの提供になる場合もあります。)全部で、おおむね一人フルボトル一本:750cc前後のワインの量になります。ワインは全て、同じ味で味わって頂けるように、提供する直前になるべくデキャンタをしてお出しします。お席は2~6名のグループのお客様は専用のグループ席をご用意します。お一人でのご参加の方は大テーブルで私が一緒に飲んで食べて解説をしながら、ワイン好きの方とワイン談義をしながらの会食となります。お一人でも退屈する事はないと思います。御常連の方も多いですが、基本的に素人の方ばかりですのでご安心ください。女性のご参加も多いので、セクハラ的発言や酔って絡む人はご遠慮頂いています。基本的にワインが好きなグルメの方の大人の社交場として発展させて行きたいと思っています。服装はカジュアル、ドレッシーな装い、どちらも歓迎します。この会を通して、新しいワインとの出会い、新しい人との出会い、そして楽しいワインライフのお手伝いが出来ればと思っています。店主
2009/04/23
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今日はビストロかがり火で神の雫ワイン会を開催しました。飯田シェフの作る料理が大変好評でした。カポナータとプリンセス風アスパラのサラダ オリーブのソース添え今が旬の野菜をテーマにした一品です。タラの芽の揚げ物やフルーツトマトの湯剥きが美味しいです。生ハムを巻いたサザエとコライユのリゾット大胆に大きなサザエの身がハムで巻いてあります。淡路島の澄んだ味のサザエを生かした一皿です。肝はフライとリゾットになっています。旨いですね。リブロースのステーキ、シンプルな赤ワインのソース 新ジャガのドフィーネ添え交雑牛の脂の乗った部位を焼きました。表面は焦げて中はレアーで美味しいです。新じゃがにはサマートリュフが乗っています。美味です。フロマージュはパルメザンとブルーチーズです。デザートは96年のソーテルヌを25%に煮詰めた貴腐ワインのプリンです。なんとも贅沢なプリンですが、フォアグラの様だという声が出ていました。濃密ですね。ワインは第13巻:エグリウーリエ ブリュット (仏 シャンパーニュ)第18巻:甲州きいろ香 シャトー・メルシャン 2007 マグナム (国産 甲州)第14巻:ムルソー 2005 ルー・デュモン (仏 ブルゴーニュ)第1巻:シャトー・モンペラ 2005 (仏 ボルドー)第9巻:プピーユ 2003 (仏 ボルドー)第2巻:オー・メドック・ド・ジスクール 2000 マグナム (仏 ボルドー)第8巻:アルタ・エゴ・パルメ 2004 (仏 ボルドー)です。全て状態の良い瓶でした。ワインのコメントは順次書きます。次回は4月28日東京タヴァーンです。ご興味のある方はお店にお申し込み下さい。残席僅かですがご用意出来ます。東京タヴァーン〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-5サンブリッジ九段ビル1F(TEL) 03-5213-0308
2009/04/23
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シャペル ド ポタンサック 【2002】 CP92これは良いですね。正直言ってポタンサックは良いのですが、私には濃厚すぎるのです。ラスカースのDNAが太く濃く流れているので、濃いのは仕方ないのですが、ステーキでも食べていないと杯が進みません。でもこのセカンドは飲みやすいです。軽くなって丁度よい感じですね。タンニンも程々で、果実味があって、チャーミングなボルドーです。適度に熟成感もあって飲み頃です。香りもよいし、酸とタンニン果実味のバランスがよく、飲み飽きしないワインです。下記の04も2000円前後ならお勧めです。 販売店資料より人気のポタンサックのセカンドワイン2004年ヴィンテージのご紹介です!。ポタンサックと言えば2003年6月のクリュ・ブルジョワ格付けの見直しで、見事最高位のクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルに格付けされた、今最も注目を浴びている人気の高いワインです。最高ランクのクリュ・ブルジョワ・エクセプショナルには他に、シャス・スプリーン、オー・マルビュゼ、ラベゴルス・ゼデ、レゾルム・ド・ペズ、フェラン・セギュール、プージョ、シランが選ばれています。実際に、2005年4月号の「デキャンター」誌において、世界最も難しいワインの資格と言われる"マスター・オブ・ワイン"の方々、計6名の投票により「最もお買い得なボルドーワイン」を選ぶという企画でも、このシャトー・ポタンサックはなんと最高得点を獲得したのでした。ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より 1970年台半ばから、ポタンサックは、ミシェル・ドロンと(2000年からは)その息子ジャン=ユベール(サン=ジュリアンの名高いレオヴィル=ラス・カーズとポムロールのヌナンの所有者である)のひらめきある力強い指導力のもとで、明らかに格付け並みの品質のワインをつくり上げてきた。この広大な畑はサン=ティザンの近くに位置し、メドックのこの地区に見られる品質のレベルをはるかに超えたワインを産出しており、これはドロン家の人々とメートル・ド・シェ(醸造責任者)ミシェル・ロランの努力の賜物である。 ここのワインは、ドロンのワインの特徴である豊かさと、カシスとベリーのような個性を持ち、優れた骨組みがあり、すばらしい純粋さと、バランス、そして驚異的な熟成の可能性を示している。メドック北部のこの地域がこのような品質のワインを生産することはまれだが、ドロン家は一貫して、ポタンサックでこれをやり遂げている。ドロン家はまた、ポタンサックのセカンド・ラベルに相当する一群の畑をほかに所有している。数年前までポタンサックはいくぶん通向けのワインだったが、もはやそうではなく、熱心なボルドーの愛飲家なら試さなければおかしいとさえ言える、高品質なワインでです。今回ご紹介するのは、そのセカンドワインのシャペル・ド・ポタンサック 2004です。コストパフォーマンスにもともと優れているポタンサックのセカンドと言う事で期待大のおすすめワインです。もちろんコストパフォーマンスは保障付きで味的にメルローの比率がやや多く感じ取れ、比較的穏やかで親しみやすくなってはいるもののファーストワインの風格は十分引き継いでいます。自信をもっておすすめする逸品です。超お買い得なボルドー!あのポタンサックの2ndが新たなヴィンテージで登場!シャペル・ド・ポタンサック2004〔750ml〕
2009/04/22
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ラミアブル ブリュット・グラン・クリュ [NV] 「泡・白」 750ml CP91ピノ・ノワールを主体に作ったシャンパンです。きりっとしまったシャンパンですね。泡は粒が小さく、NVですが、熟成期間も長く丁寧な作りが分かります。味わいもミネラル感が豊富で力のある葡萄から作られています。甘味は全く感じさせず非常にドライな印象です。味があって切れが良いシャンパンです。NV J-P Lamiable Brut Grand Cru Wine Advocate # 180Dec 2008 Antonio Galloni 89 Drink: 2008 - 2010 $64 (64) The NV Brut Grand Cru is a gorgeous, refined wine. Nothing in particular stands out, just the wine's terrific harmony. This is a great choice for drinking over the next few years and a beautiful effort at this level. The NV Brut Grand Cru is 60% Pinot Noir and 40% Chardonnay.Anticipated maturity: 2008-2010. I was impressed with both wines I tasted from Lamiable, a small producer based in Tours-sur-Marne.販売店資料よりラミアブル家は、シャンパーニュのトゥール・シュル・マルヌ村で最も歴史のある家族の1つで、ランスから25キロメートル程の場所にある、レコルタン・マニピュランと呼ばれる、家族経営の小規模な生産者です。トゥール・シュル・マルヌの中心には、あのローラン・ペリエがあり、ラミアブルのシャンパーニュ造りは、ローラン・ペリエから畑を購入し始まります。この村は、モンターニュ・ド・ランス地区に属し、同地はピノ・ノワールの栽培比率が高い銘醸地。その為、ラミアブルのシャンパーニュは、シャルドネのみの"ブラン・ド・ブラン"が無く、ピノ・ノワールを主体にした、重厚なボディを持つ酒を造り出します。現在は、トゥール・シュル・マルヌの特級畑を6ha所有し、その畑から造られるシャンパーニュは、殆どがフランス国内で販売され、輸出は、全体の10%に満たないほど、現地で愛されるシャンパン・メゾンなのです。ちなみに、オーナーのジャン・ピエール氏はドクターとしての別の顔を持つ異色の生産者でもあります。今は、娘婿と一緒に素晴らしいシャンパーニュを造り出しています。 【使用品種】ピノ・ノワール75%、シャルドネ25% 【ティスティングコメント】 奥深い、やや灰色がかる黄金色の色調。勢いのある泡、細かな粒で、見た目の印象も抜群!カリン、ピーチ系の香りが立ち、ふんわりした果実の印象の中にも、芳ばしさがあります。飲むと、ピノ主体らしい、重厚なコクを持つ力強いスタイルで、柔らかさと言うよりは、筋肉質な印象。グーっと上がってくる風味も、ボリュームがあり、"昔ながらのシャンパーニュ"の良さを伝えてくれる作品になっています。
2009/04/21
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【6本以上ご購入で送料無料・代引無料】アロース・コルトン[2003]年・ポール・ピドー社(オージュ社)・世界NO.1ソムリエ ジャン・クロード・ジャンボン氏セレクション・AOCアロース・コルトンALOXE-CORTON [2003] Paul Pidault (Aujoux) CP91これ価格に似合わず美味しいですね。先日の勝山館の01より良いと思います。村名のブルゴーニュで2000円前後だと、不良品かと思いますが、状態も良いし、熟成感もあるし、果実感も香りもほどほどあって、お値打ちワインです。再入荷したようです。
2009/04/21
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シャトー デュ・ドメーヌ・ド・レグリース[2001] CP9297と飲み比べてみました。01は隠れ右岸の当たり年です。このワインの方が想像どおり強く元気です。滋味やヨード香も強く、レグリーズらしいワインです。まあ97と比べて強いのであって、ニューワールドのメルロやロラン系のワインの様なパワーはありません。あくまでもエレガントで古典的なレグリーズの範疇です。トリュフ香もあって、ポムロールらしさが楽しめ一本です。パーカーさんも気になるらしく、3回も試飲されています。中級の古典的ポムロールとしては貴重なワインだと思います。2001 Domaine de l'Eglise Wine Advocate # 153Jun 2004 Robert Parker 89 Drink: 2007 - 2016 $45-$60 (30) A strong effort from proprietor Philippe Casteja, this deep ruby/purple-colored 2001 displays both muscle and elegance. Plum, black cherry liqueur, truffles, and smoky oak provide an attractive aromatic display. Medium to full-bodied, pure, and dense, with moderate tannin in the finish, it should be at its best between 2007-2016. Wine Advocate # 146Apr 2003 Robert Parker (87-88) Drink: 2006 - 2015 $45-$60 (30) An impressively saturated black/ruby/purple color is followed by a wine with low acidity and plenty of smoky oak. It offers chocolatey, plum, and fig-like flavors along with excellent depth, ripeness, richness, and concentration. It should be at its peak between 2006-2015. Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker (87-88) Drink: 2006 - 2015 $45-$60 I tasted this 2001 only one time. Even though it revealed an impressively saturated black/ruby/purple color, it lacked acidity, and came across as monolithic, although there is plenty of depth, ripeness, and richness. In the past, wines such as this have tended to become more delineated, and reveal more grip after six months of barrel aging. If that happens, this Pomerol will easily merit a score in the high eighties. There is plenty going on in this pure, concentrated effort. Anticipated maturity: 2006-2015.
2009/04/21
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シャトー デュ・ドメーヌ・ド・レグリース[1997] CP91これは良く熟れたワインです。タンニンが枯れて丸くなって非常にエレガントです。97という若干弱めのヴィンテージが10年熟成した感じがよく出ています。パワー系のポムロール好きには物足りないと思いますが、癒し系のポムロール好きには最高の一本です。滋味もあって、枯れ葉の香りも土臭さもあって、エレガントな余韻の残るワインです。 1997 Domaine de l'Eglise Wine Advocate # 116Apr 1998 Robert Parker (85-86) Drink: 1998 - 2005 Intriguing roasted coffee, berry, chocolate, and toast aromas emerge from this medium dark ruby-colored wine. Round, plump, and succulent, with moderately good concentration, and a short finish, this is a cleanly made, competent Pomerol to drink over its first 4-7 years of life. 【今回限り6本以上ご購入で送料・代引き無料】シャトー・ドメーヌ・ド・レグリース[1997]年・AOCポムロールChateau Domaine de L'eglise 1997 AOC Pomerolパーカー氏をして「魅惑的で心地よくやわらかい果実味といくらかのエレガンスを見せるワインであることは疑いの余地が
2009/04/21
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シャトーヌフ最高の作り手[2004] シャトー・ヌフ・デュ・パプ 白(シャトー・ラヤス) CP82良いワインですが、15000円出して飲むワインとは思えません。大好きなラヤスですから期待したのですが・・・濃いワインですから、もっと寝かせて飲むと美味しいのかも知れません。パーカーさんはお気に入りの様です。確かに蜜の感じや強いミネラルはあります。温度が上がっても美味しく飲めます。ただ飲んでいて楽しくならないのです。2004 Chateau Rayas Chateauneuf du Pape Blanc Wine Advocate # 169Feb 2007 Robert Parker 92 Drink: 2007 - 2022 $71-$130 (128) The fabulous 2004 white Rayas Chateauneuf du Pape is a blend of white Grenache and a little bit of Clairette. This is one of the richest, most honeyed Rayas whites I have tasted, and boasts good underlying acidity, beautiful purity, and loads of flowery exotic fruits in the aromas and flavors. It should drink well for 10-15 years, possibly even longer. The 2005s at this renowned estate, both the Cotes du Rhones from the Fonselette estate and the Chateauneuf du Papes, are cool-climate style wines with some austerity but admirable delicacy and lightness. I didn't think they were among the vintage's strongest efforts, but they are certainly very much in keeping with the style of past Jacques Reynaud wines.Wine Advocate # 163Feb 2006 Robert Parker (92-93) Drink: 2006 - 2021 $71-$130 (128) The 2004 Rayas Chateauneuf du Pape blanc may be the finest white this estate has produced in over a decade. Extraordinarily honeyed and oily as well as fresh and crisp, it offers the essence of citrus oil intermixed with hints of spearmint and pepper. This complex, terrific, full-bodied, powerful white will drink well for 15+ years. Connoisseurs should be checking out the 2004 Rayas blanc as it appears to be one of the greatest white Chateauneuf du Papes ever made at this estate. 販売店資料より シャトー・ラヤス(レイノー家)は、コート・ド・ローヌ地方シャトーヌフ・デュ・パプで最も優れた作り手。世界中のワイン愛好家が追い求めていることと、生産量が極めて少ないため、市場でお目にかかることは殆どないワインです。シャトーヌフの白は、グルナッシュ・ブランとクレーレットのブレンドです。ブルゴーニュの神様「アンリ・ジャイエ」に並び、ローヌの神様「ジャック・レイノー」として知られていますが、現在はその甥「エマニュエル・レイノー」が素晴らしいワインを生み出しています。 生産者 シャトーラヤス(レイノー) 生産地 フランス、コート・デュ・ローヌ、シャトー・ヌフ・デュ・パプ 格付け ワインタイプ 白 容量 750ml 主要品種 グルナッシュ・ブラン、クレーレット
2009/04/20
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甲州グリ・ド・グリ 750ml 2008 CP9108のグリ・ド・グリは酸がしっかりしています。軽く一杯しか飲んでいないのでコメントは次回にしますが、07より厚みは薄いですが、酸がしっかりしていて食事にはよく合うと思います。個性があって楽しみなワインです。販売店資料より甲州のような果皮の色を持つぶどうは、フランスのピノ・グリなどと同じく「グリ(仏語で灰色:Gris)ぶどう」と呼ばれています。通常の白ぶどうとは種類が異なることを前提に、「実は甲州ぶどうの色のある果皮にこそ、果実本来の美味しさがあるのではないか?」と発想を転換させてワインづくりを見直してみました。そうして出来上がった「シャトー・メルシャン 甲州グリ・ド・グリ」は味わいがリッチな旨みを持ったワインになりました。仕込みの統括を行ったメルシャンの生駒ワインメーカーのコメントです。■ 2008年ヴィンテージについて 「雨が多く、お盆から急に涼しくなり日照不足が懸念 されましたが、秋晴れが続いたこと、収穫期を通常よ り遅めにしたことで、熟度のあるぶどうを収穫することができました。」■ 今年の「グリ・ド・グリ」、自信のほどは? 「現段階でしっかりとした旨みと厚みのある味わいに、しっとりとした優雅な香りがバランスよく伴っています。 ご期待ください。」
2009/04/20
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前代未聞の大特価!!なんと偉大なる超大当り年13年熟成ソーテルヌが驚愕の2280円!!シャトー・デュドン 1996 CP88この価格のソーテルヌは吃驚ですね。ちょいと既に落ち始めているようで、ボディーは軽めになっていますが、良いワインです。香りも味もまあまあです。貴腐好きな方には超お買い得のお勧め品です。
2009/04/20
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【ワイン 赤】コート・デュ・ローヌ レ・ドゥー・アルビオン ルージュ サンコム CP83何時も外れないサンコムですが、この瓶はイマイチですね。タンニンだけを強く感じてしまいます。力十分で重いのですが、果実味が弱く飲んでいて辛いです。酸も弱くちょいと残念です。販売店資料より週刊モーニング(講談社)連載の大人気ワイン漫画『神の雫』に登場した『アルビオン・ルージュ』の2007年ヴィンテージです。樹齢の高いブドウがもたらすじっくりと広がる味わい。ぶどう品種はシラー、グルナッシュをメインにカリニャン、ムールヴェードル、クレーレットを使用して造られています。非常に色調が濃く、力強い、凝縮感のあるワインです!
2009/04/20
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ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ[2004]グロ・フレール・エ・スール CP822008年の1月に飲んだ時は絶好調で美味しかったのですが、既に落ちて来ましたね。この瓶だけかも知れませんが、ラズベリーの香りが抜けて、タンニンと酸が目立ちます。力はあるのですが、酸っぱく感じてしまいます。甘い果実味が減ってバランスが崩れているように思います。もっと寝かせると良くなるような気がしません。飲み頃を過ぎた様な感じです。
2009/04/20
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J・ラサール・プレフェランス・ブリュット750ml 2005年購入 CP93楽天ではウメムラさんが一生懸命育ててきた泡です。何処でも買えますが、信念を持って一つのワインを売り込まれたのは立派だと思います。瓶差が大きいのが欠点ですが、RMらしいと言えばそんなものなのですが・・・一本買って駄目だと思った方は諦めずに、騙されたと思って3本は飲んで下さい。私も非常に好きな泡です。今回は05年に買ってセラーで寝かせてあった瓶を空けました。実に濃さがあってコクがあって旨いですよ。だし汁たっぷりのシャンパンです。色も黄金色に近くふくよかな香りが楽しめます。熟成したシャンパンの良さが楽しめます。鮑のステーキに合わせましたが、ピッタリでした。
2009/04/19
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マルキドラクール ブリュット美味しい泡です。でもロワールの泡としてはまあまあ見つかるタイプでしょう。ふくよかな葡萄の味わいが優しい感じで楽しめます。販売店資料より "フランスの庭園ロワールで育ったユニブラン、シュナンブラン、セミヨンで醸された白ワインが 心地よいパワーの持つ泡立ちに包まれ、爽やかで飲みやすいスパークリングになりました。 "
2009/04/19
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先ほど紹介したアンゴーヴスの下位の泡です。上代1500円です。これは明らかに落ちます。若者向きと言うか、本格ワインを飲みなれていない人にもおいしいように作ったという感じの泡です。上代で300円以上の差を感じます。フルーティーで飲みやすいタイプですね。インポーター資料より家族経営で5代に亘るアンゴーブス家は、現在世界約30ケ国に輸出している。設備投資も積極的に行い、巨大な圧搾機、プレス機、最先端のロト・ファーメンターと冷却装置を導入したことにより、ハイクオリティーのプレミアムワインの生産でも成功を収めることとなる。真珠のような泡が美しいスパークリングワイン。レモンのような酸味をアクセントにした端麗で爽快な味わい。キリリとひやして、のど越しとすっきりした味わいを楽しみたい。スパークリングワインの製造の上で、最も重要な要素は品質管理と言えるが、その場合の決め手となるのは、習熟された工程管理と言える。即ち、エアーバッグ圧搾を注意深く進め、発酵過程の適切な温度管理を行う事により、清浄なベースワインが造られる。次に、その様に造られた幾つかのベースワインの中から、スパークリングワインに最も適したものを厳格なテースティングにより選び出し、これらをブレンドする事により、最終的な品質が決定される。
2009/04/19
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CP92 新着ワインです。 まだ楽天にも出ていませんが、これは超価格破壊でしょう。オージーのグリーンポイント、コノスルの泡を完全に超えています。上代1800円ですが、コノスル並の値段で出回ると思います。此処まで良い泡作られると、シャンパンもうかうかしていられませんね。オージーで大手資本に入っていない、最大の蔵元だそうです。為替が下がったタイミングでの新規輸入で出てきた価格だと思います。しばらくこのアンゴーヴスは目が離せない蔵になるでしょう。とにかくこの泡は騙されますよ。泡は非常にキメが細かく繊細です。香りも本格的で、味もエレガントで適度な膨らみもあります。ピノとシャルドネのバランスもよく、すっきりしていて味があるタイプです。インポーター資料より現在世界30ケ国に輸出している5代に亘るアンゴーブ家の原点は、ビジネスを目的としたことではなく、ライフスタイルを満たすことから始まったが、現在は設備投資も積極的に行い、巨大な破砕機、プレス機、最先端のロト・ファーメンターと冷却装置を導入したことにより、ハイクオリティーのプレミアムワインの生産でも成功を収めることになる。 本家本元のシャンパーニュに肩を並べた上質な味わい。フレツシュな酸味と泡が口の中を何度でもリセットしてくれる。どんな料理とあわせても相乗効果バツグン、食べすぎに飲みすぎに気をつけて。ワイナリーに搬入された葡萄は直ちに冷却後、エアーバッグプレスにより緩やかに、圧搾された後、冷却タンク内で第一次発酵がなされ、ベースワインが造られる。その後、幾つかの厳選されたベースワインがブレンドされ、瓶に充填された後、第二次発酵へと進む。即ちメトード・シャンプノワーズに拠る、製造方法が用いられる。
2009/04/19
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★ボルドー大学共同研究で生まれた日本の新スタイルワイン★シャトー・メルシャン/甲州きいろ香 [2008]年 750ml CP92きいろ香も絶好調の様ですね。08はどうか心配でしたが、そんな心配は杞憂でした。グラス一杯しか飲んでいないので多くのコメントは開けたての瓶を飲んだ時にまた書きますが、実に香りがよく、素晴らしい甲州の良さを引き出した一本だと思います。販売店資料より Chateau Mercian 甲州 きいろ香 2008 / Japan White Dry生産者シャトー・メルシャン生産地日本・山梨県勝沼町生産量約24,000本ブドウ品種甲州:(※白ワイン用の日本固有の品種で、果粒は薄い赤紫色の美しい姿を持ち、柔らかくてまろやかな白ワインを生み出すブドウとして認識。)栽 培棚式収 穫2007年9月下旬生産工程*ステンレスタンク(20度)で約14日間の醗酵。*ステンレスタンクで5ヶ月熟成。タイプ白の辛口特 徴柑橘果実の香りがスムーズに立ち上り、口に含むキレの良い新鮮な酸が心地よく、香味のイメージがぴったりとあった、研ぎ澄まされた味わいスタイル。料理チーズ魚のフライや茹で料理、ゴーダやコンテのようなチーズとよく合う。2008ヴィンテージ情報CH.メルシャンヴィンテージチャート:未発表 CH.メルシャン'Sコメント: *チーフワインメーカー'Sコメント 柑橘果実の香りがスムーズに立ち上り、口に含むキレの良い新鮮な酸が心地よく、香味のイメージがぴったりとあった、研ぎ澄まされた味わいで、また、初ヴィンテージの2004年と比べると、口中の味わいの厚さが増しており、香りのボリュームをしっかりとした味わいが追随する印象的な辛口白ワインです。 *テイスティングコメント(2009.3) 透明感のある、極淡い黄色。白い花、みずみずしい洋梨、グレープフルーツ、ライムなど、上品な香りが立ち昇り、フレッシュ感に溢れ、いわゆる吟醸香を感じ、果実味はチャーミングで、とてもフレッシュなライムを思わせる酸が食欲をそそる、しなやかな味わい。新緑の季節に似合いそうなイメージで、ウドの天ぷら、白身魚のフリット、生ガキ、グリーンアスパラなど、レモンを少々搾りたくなるような、新鮮素材をシンプルに調理したものが、ワインの香りを生かしてくれそう。
2009/04/18
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