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27日の公演も、グルジアの皆さんにとっても楽しませてもらました。なにもコメントしなかったのでちょっとだけ。街の踊り子のニーノ・オチアウーリさんがとても魅力的でした。前日は2幕の第一ヴァリエーションでしたが、街の踊り子の方がインパクトあったと思います。街の踊り子って、私的デフォルトがアシルムラートワなので、なかなか「素敵!」と思える人っていないのですが、オチアウーリさんはアシルムラートワの可憐さと雰囲気がちょっと似てるんですね~。(顔じゃなくて雰囲気)。細身の体形に華やかな雰囲気で、裾をつまんでエスパーダの周りをぱたぱたとポワントで回る時の可愛さ!これがなかなかどうして難しいらしい。小鳥がじゃれてるような、エスパーダがつい捉まえたくなる愛らしさがありました。闘牛士たちが突き刺した剣の間を縫ってポワントでぱたぱた…。つまんだ裾の広げ方といい笑顔の向け方、つつつつ…と辿るポワントといい、アシルムラートワぽくて好みでした。この日のエスパーダは白鳥でスペインの上手側だったワシル・アフメテリ。うーん。エスパーダとしては、いまいちでしたー。前日のラシャ・ホザシヴィリが魅力的だっただけに…。体系的に重心が低いのは仕方ないとして、どうも脚さばきがきれいじゃない。重いというか、膝が開き気味で汚いというか…。ホザシヴィリ弟がよかったな~~~。(ラシャって弟のほうですよね?)メルセデスのマイヤ・イリュリーゼは圧巻でした。前日は街の踊り子とボレロ、白鳥ではスペイン、とどれも背中で勝負!の実に実にサマになる役どころばかり。濃い目の超美人なのもポイント高いです。やはりこの辺の役は「この美人じゃ男はイチコロだな」と納得させる力がないと。背中の反りは、スペイン以上に驚異的でした~。森の精の女王と第一ヴァリは、ショレナ・ハインドラーワ。大きい白鳥でやたら大きかった人。キツメの顔に堂々たる動き。はっきりした踊り。この雰囲気、やっと思い出しました。ボリショイのアレクサンドローワから受ける印象に似てるんだな。見た目男まさりで強靭な足腰、大きくて映える手足。思い出して、あーすっきり。第二ヴァリには前日森の精だったニーノ・ゴグア。森の精だとなぜか小さくまとまってるような感じだったので、この日の方がずっとよかったと思うんですよね。伸び伸びとしてたおやかでやわらかくて。(前日とは随分印象が違うもんだ)ラシャ・ホザシヴィリがキャストされなかったのが残念。昨日(28日)はボレロで出たのか~。そうそう、帰りには忘れずに「ニーナ募金」に少しばかりですが入れてきました。またこのバレエ団を率いてニーナが来てくれます様に!と願いを込めて。31日にも岡谷市で公演があるんですよねー。それもニーナとウヴァーロフで。会場でもらったチラシに書いてありました。岡谷市ってどこ?と思わず調べてしまいました。長野県の諏訪湖の近くですね。ふたりはてっきり27日が最終公演かと思ってました。あー、いいなぁ!! それにS席11,000円。B席6,500円に至っては、5歳以上高校生以下に限り1,500円!!高校生以下の長野県民が羨ましい~。
2007年07月29日
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暑い夏の日、「ハワイの夕べ」を友人宅で催しました。ま、簡単にいうと「飲みの会」。ハワイは心の故郷なので、といってもしばらく行ってませんが。しくしく。ハワイで買ったムームーを着て、つまみを食し、飲む。ただそれだけのことです。ムームーは大きなパフ・スリーブ&ロング丈の裾に脇にスリットの入ったヒラヒラの段々重ね。(フリルってやつね) かわいいけどこんなことでもしなければ、日本で着る機会がないのよ~。友人はルジのファンでもあるので、せっかくだからとルジのDVD持参でおじゃましたので最後は鑑賞会と相成りました。そのうちといいつつ映像を見せてなかったので。わたしと違って堅実的な彼女はルジの公演だからとやたらと観にいかない。素晴らしい理性をお持ちの方です。他に金のかかる趣味があるのでそちら優先ということもありますが。リビングにはこの前のルジすべ公演のパンフレットが飾られていました。友人はルジすべを観てないのですが、お土産にとわたしが買ったものです。ルジの肉体を見て自己反省をするのだそう。(ファンがやることは皆同じ)バレエの公演を生でそれほど観ていない友人ですが、長年ローザンヌ・バレエ・コンクールのクロード・ベッシー女史の辛口批評を愛しており、そのおかげかコメントも鋭く容赦がない。クナコワさんを見て「あのドタドタ走りはひどい。ほらっ(と指を指す)」「大女」「(メドーラの衣装を指して)ピンクの衣装にどうしてブルーのひらひら?」 クリークを見て「脚が太すぎる(と太ももを指す)」 「ルジはパートナーに恵まれてないねー」 ……先にアシルムラートワを見せればよかった。「ルジひとりが入り込んでて、パートナーが別の世界にいる。違いすぎる」 …そーねー。マハリナの白鳥を見て「妖艶すぎる。だってオデットよ?白鳥があれでいいの?」 …いいんです。ねぇ、今度ローザンヌ・バレエ・コンクールの解説やって。若いころのルジの映像を見て、「自分が病気して頬がこけたときみたい」「上半身が細すぎる」「膝がやわらかい」を連呼。「この頃は軽いから膝に負担がかからなかったんだね」「ストイックすぎるのが顔に出てる」「化粧が歌舞伎みたいだよねー」「白いランニングにタイツ?えー、白?」 …ランニングって言うな。ぴたぴたのレオタードの首周りがたしかにランニングみたいだが…。(アルビノーニのアダージョを観て)「パンツいっちょでいいの?」 …いいんです。…えーと、友人もルジ・ファンです。(と一応リピートします)その上で、「やっぱり今のルジがいい。肉体的にも断然美しい。あれは芸術!」と断言。若いころの舞台を観たわけじゃないので、映像だけじゃそうも言い切れないとは思う、けれど、あの肉体が放つ魅力(魔力?)はそうそう持ち得ないと思う。シメの一言。「尊敬するね」 …だしょ?ダンマガ9月号にルジすべの写真がありますが、やっぱり生の舞台から感じた衝撃にはかなわないな~。『闇を切り裂くオーラ』という記事のタイトルがなんともぴったり。ボレロの写真が多い。阿修羅は一枚だけ~?マハリナはシェヘラザードののけ反りと牧神の後姿しかない!牧神のルジはホストのようです。エフセーエワのキトリは溌剌としてるし、シヴァはかわいい!やっぱりコルプは変態(マラキ)。胡散臭い(アリ)。ペレンちゃんの180度以上開脚ジャンプは余裕~。ペレンは最初黒鳥でキャストされてたんだよねー。ペレンで観たかったなーー。シェヘラザードのルジは、今にもマハリナの唇をパクリ。(食べるなよ)ロサリオの扱いちっちゃいな~。ふたりの絡みを載せて欲しかったよ。エロすぎてボツったのかしら。リカルドのサパティアード、コメントなし?会場であんなに盛り上がったのに…。ロメロ姉弟とのコラボでこの先「カルメン」をやる計画があるとか。た、た、たたた楽しみ~。「阿修羅」を踊ってみたルジ本人の感想というのも、舞台を観て感じたことそのままでした。(以下引用)『「阿修羅」はとても強い精神集中が求められる作品です。静かな作品ですが、それだけに簡単にはいかないのです。感情を表に出すのではなくグッと内側に抑えて、同時に非常な集中力をもって踊りきらないといけない。技術的にも体力的にもかなり難しいものがありました。』ああっ、もう一度観たい!!!ルジのインタビューの中に、レニ国に嵐を吹かせようとしている芸監としてのコメントがありました。なになに、10月にジゼルを新しくする?ドルグーシンに演出を託して、美術と衣装も一新させるとな?むむ。新しい演出ですか。どうなるんだろう。美術と衣装が新しくなるのは期待大です。ケーフマンさんはそこらへんの出資は惜しまない人のようだし。そうそう、ケーフマンさんが嫌っている「マールイ」という呼称はまだ使っていいんですかね?そりゃー、「小さい、小さい」と言われるのはお嫌でしょうが…。ボヤルチコフは今コンセルヴァトワールでバレエ・マスター科で教鞭を取っているんですね。劇場にも顧問として残るだろう、ということです。ボヤチーがあれからどうしたかちょっと気になってたので近況が聞けてほっとしました。冬公演はキャスト未発表のまま先行発売ですが、値段からして「バヤデルカ」と「ドン・キ」の各2公演は両日とも芸監の可能性が高いってことなんでしょうね~。ぬか喜びであとでがっくりしないように、8月の発表まで待ちたいと思います。1月に無事来日してくれることを祈っています。
2007年07月28日
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前日、舞台にスペインの陽光が…と思い、今日もまたそう思ったのですが、ニーナが登場したとたん、彼女こそが光り輝く太陽の存在だと思いました。エネルギーに満ち溢れたニーナのキトリ…。これを観ることができるなんて、思ってませんでした。もー、素晴らしくて、胸にぐっとくるくらいパワーが押し寄せてきました。こんなに明るい舞台なのに、ちょっと涙ぐんだかな?そして、ニーナのキトリが最高に輝いて見えたのも、ウヴァーロフのバジルなしでは語れない!と思う。もうもうもう!と膝を叩いていちいち褒め称えたいです。ウヴァーロフのバジル、好きだな~。アンヘルのバジルもよかったけど、個人的にはウヴァの「美しいテク」が場面にものすごく相応しい気がして。力を加減してるんじゃなくて、一番美しい形の極限を保って一番映えるように魅せるのがうまいのではないかと。それに笑顔が(表情が)豊かで、楽しいしかっこいいし、キュートなんだよねー。ニーナのキトリが大好きで大好きで、「僕、幸せ~」なんだけど、キトリがつれない素振りを見せると、「あ、そう。そんならいいもんね。」なんて顔をしてお友達と結構楽しくじゃれたりして。楽しくて浮き立つ感じが、今日は全開でした。この前のザハロワの時は、「(自分が)踊れて嬉しい」楽しさに思えたけど、今日は「この舞台が(ニーナのキトリとの舞台が)、この上もなく嬉しくて、幸せで、楽しくてたまらない」なんて思ってたのではないかなー。ニーナだって、負けちゃいられないわよー、と負けん気がムクムクと頭をもたげたのでしょう。きっと相当負けず嫌いだと思う。大きな目をきらきらさせて、すっごく楽しそうに弾けてる。観てるだけでこっちがパワーをもらえるんですね。真っ赤な衣装に負けないどころか、こんなに似合う人もいないのでは~。3幕のチュチュにくっきりと縫いとめられていた模様は扇だったのかな?カスタネット使いも扇子捌きも、キトリを得意としてきたニーナだけあってすごくサマになる。かっこいいんだ、これが。生でお目にかかれて幸せです~。ウヴァーロフが空中で静止したようにフォルムをキメルと、たとえばプログラムにあるつま先まで伸ばした後ろの脚に90度きっちり顔を向けて片腕を上へと伸ばすポーズをすると、その瞬間を待ち望んでいた自分は嬉しくて!ほんの一瞬なんだけど、ぎゃー!キレイ!!(何故ここで、きゃ♪キレイ♪と可愛く言えないのか)ニーナもウヴァも手の表情が美しい~~。途方もなくというか想像以上に。つめの先まで神経が行き届いている証拠ですね。ウヴァの首筋から胸元ってセクシー。狂言自殺の場面で黒いマントをまとい、思い詰めた顔で登場したウヴァったら、渋くてかっこいいわーー……。ぽー。(美しさに呆ける音)笑いのセンスがふたりとも同じくらいいいテンションで、ドン・キって楽しいな~と純粋にハマル舞台ですね。でもこれってそんなに簡単なことじゃないと思う。片手リフト、すごかった~。二回目に静止したあと、そのままてくてく舞台前方まで歩いてみせました!もちろんニーナが頭上で華やかにポーズをとったまま。うわぁ~!とどよめき。両手じゃなくて片手で!なんというバランス感覚!どんな筋肉?(すぐ筋肉に驚異と興味がわく)ニーナが上手からジュテしながらウヴァにダイブするのも、勢いがすごくて、受け止めるウヴァが二回ともニーナがもっと先までダイブしちゃうんじゃないか?というくらい、勢いの流れを止めずに位置をずらしながらキャッチ。後ろから飛び込むフィッシュ・ダイブもちまちましてない。ニーナは思いっきりよく飛び込む。ウヴァのサポートを見てれば安心しきって飛び込めそうだもんね。そういえば、サラファーノフはこの前パートナーを落としたんだっけ。いかんよなー。更にキメ・ポーズのふたりの表情が、めちゃめちゃ笑顔!!(華が咲き誇りました!!)なもんだから、観客がこの勢いに我知らず元気をチャージされてしまう。とにかくふたりの勢い(意気込み?)がすごいので、舞台そのものがエネルギーの塊みたいでした。楽しくて楽しくて~。惜しむらくは、ニーナの3幕第一ヴァリのハープ…。音が弱すぎ。弦をちゃんとつまびいて~!テンポも遅れ気味で音が流れちゃう。あー、もったいない。世界バレエ・フェスでもおんなじようなことがあったけど、ハープの音、大事だからさー…。でも終わってみれば、そんなことは小さいことでした。カテコがまた大盛り上がり。ニーナがするキトリのレヴェランスもよいな~。お花渡す係の人がタイミング悪くて舞台下手でもぞもぞ。何故彼らはいつもあれほど地味なのでしょう。ロビーでニーナの写真集をアピールしてた広報みたいなお姉さんのほうがいいような気がするのは私だけ?お花をもらうとわかっていながら、ニーナのなんとも幸せそうな顔!ウヴァがここでお花の香りを嗅いで、ニーナにがばっと膝まづき、捧げ渡すと、ニーナが「あら!」という目で受け取って、2つの花束を抱きしめるようにしていました。こういうシーン大好き。拍手のボリュームが一向に衰えず、何度目かに高々とニーナをリフトして登場。歓声があがり拍手が一層大きくなりました。そして次はウヴァの腕に立ったニーナを誇らしげに掲げての登場。ふたりともサービス精神旺盛でノリノリ。実際すごーく嬉しそうでした。はて、次は?と思ったら、ニーナのかわいい娘さんと登場。この小さいお姫さまに、ウヴァが膝を床にこすりつけんばかりに恭しくひざまづき、その姿が脚の長さを強調してかっこいいなり。お姫さまはなついてないようでしたが…。名残惜しくも、太陽のような暖かいものをニーナの投げキスとともに残して、幕の向こうへと消えて行きました~。あー幸せ!また来てね~~!(叩きすぎて手がかゆい。)2007年7月27日 グルジア国立バレエ【ドン・キホーテ】全3幕@東京文化会館キトリ : ニーナ・アナニアシヴィリバジル (理髪師,キトリの恋人) : アンドレイ・ウヴァーロフドン・キホーテ : ギオルギ・タカシヴィリサンチョ・パンサ (ドン・キホーテの従者) : ベサリオン・シャチリシヴィリガマーシュ (裕福な貴族) : エフゲニー・ゲラシメンコロレンゾ (キトリの父) : ユーリー・ソローキンキトリの母 : テオーナ・チャルクヴィアーニキトリの友人 : ニーノ・マハシヴィリ,ラナ・ムゲブシヴィリルチア (街の踊り子) : ニーノ・オチアウーリエスパーダ (闘牛士) : ワシル・アフメテリメルセデス (踊り子) : マイヤ・イリュリーゼボレロ : ヴェーラ・キカビーゼ,ダヴィド・ホザシヴィリジプシーの男爵 : アルチル・クヴィツィナーゼ森の精の女王 : ショレナ・ハインドラーワ3人の森の精 : アンナ・ムラデーリ,ニーノ・ゴグア,エカテリーナ・シャヴリアシヴィリ4人の森の精 : テオーナ・アホバーゼ,ニーノ・マグラーゼ,ニーノ・サナーゼ,ツィシア・チョロカシヴィリキューピッド : マリアム・アレクシーゼ酒場の主人 : アルチル・クヴィツィナーゼカルメンシータ : マイア・アルパイーゼ第1ヴァリエーション : ショレナ・ハインドラーワ第2ヴァリエーション : ニーノ・ゴグア子供たち : 橘バレヱ学校 (指導:沢田加代子,高田麻名)音楽 : レオン・ミンクス振付 : マリウス・プティパ,アレクサンドル・ゴールスキー,ワフタング・チャブキアーニ演出・振付改訂 : アレクセイ・ファジェーチェフ,ニーナ・アナニアシヴィリファジェーチェフ補佐 : タチヤーナ・ラストルグーエワ,ユリアーナ・マルハシャンツ衣裳・装置 : ヴャチェスラフ・オクネフ照明 : アミラン・アナネリ衣裳および装置製作 : グルジア国立オペラ・バレエ劇場装置協力 : 新国立劇場指揮 : ザーザ・カルマヘリーゼ管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
2007年07月27日
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すごいものを見せてもらいました~。アンヘル・コレーラのバジルは一体何回回ったのでしょう?途中からあんなに加速できるものなんですね~。「うっ」と腹筋に力を入れたらモーターが急速回転したみたいな、あり得ない速さでした。あれでよくピタッとフィニッシュを決められるもんです。一体どういう筋肉をしているのやら…。気力体力テクニックが充実している旬のダンサーって、同じ人間業とは思えない離れ業をいとも容易くすいすいやってのけてしまうもんなんですね。「うっとり」より「ほぇ~」とか「信じられん」という感じでした。あの回転スピードで自分が何回回ったか分かるのだろーか。キトリのラリ・カンデラキは、レティシア・ジュリアーニの代役で急遽アンヘルと組んだとは思えないくらいふたりの息はよく合っていて、タイミングがずれるとかいうことは皆無ではなかったでしょうか。カンデラキはテクニックがしっかりした人で、ニーナが自信を持ってお勧めコメントを出しただけのことはあります。陽性のバジルとしっかり者のキトリさん、て感じでした。主役以外も結構充実してたので観ててとーーっても楽しかったです。女性のプロポーションの良さと美人度はかなりレベルが高い。エキゾチックな美人が多いのでドン・キの舞台が映えました。舞台美術は原色がぱっと目に入る美しい色使いで、陽光眩しいスペインらしくていいですね~。空は青く、人間は濃く、活気ある(でも垢抜けない)港町が、色彩に溢れていて、生命力があるのがいいな~と。かなーり前にKバレエのドン・キを観ましたが、ディレクターの好みだという舞台はどちらかというとモノトーン、衣装はくすんだ色合いで、全体的に明度が暗めな感じがピンと来なかったんですよね。ディレクター、いっぺんバルセロナのグエル公園とか行ってみるといいと思うよ~。ガマーシュが白鳥のときのハンガリーを踊ったエフゲニー・ゲラシメンコさん!あのとき袖の布が絡まって一瞬動きが止まってしまった女性に、ずっと励ますように笑顔を向け続けたゲラシメンコさん!と思うと愛着が湧いてしまいました。あの笑顔がガマーシュでも生きていて、カッコかわいい(そしてキモかわいい)ガマーシュでした。エスパーダのラシャ・ホザシヴィリは、白鳥のトロワできれいな踊りだな~と思った人。これが、えっらいカッコよくて、もっのすごく素敵だった~。身長はあるし、手脚長いし、切れもあるしで、エスパーダの「ええ男」ぶりが出てるんですねー。涼しげな澄んだ目が流し目できらりーんと光っておりました。しかも背中がヒジョーにやわらかく、マント(これが結構でかくて重そう)を頭上向かって振り上げ振り上げしながら、つま先ぴーん、そして背中エビ反り。腰じゃなくて背中だけが思いっきり反るのね。この角度が半端じゃない!これを4~5回繰り返しつつ舞台を下手へと進んで、ぴたっとキメル。おぉーと拍手。街の踊り子もメルセデスもすっごい美人で、この美人との並びもエスパーダと激しくお似合い。どっちとも目線が意味深に絡むので、「む。こいつ相当美人好き」とつい思ってしまった。うんうん、エスパーダはこうでなくちゃ!メルセデスの背中はすごいことになってました。裾を扇状に広げながら、後ろ向きの状態でゆっくりと上手側から反らしていくと、中央で逆さまの顔がきっちりこちらを向く、って…。これ、怪談じゃないよね?瞬間芸ではなくてじわじわと。一度背筋見せて…。ドルシネアのカンデラキは姫キャラではないせいか、非現実感が薄いのであまり夢という感じでもなかったです。森の精の女王のニーノ・ゴグアは少々不安定だったような気がしました。3人の森の精のうちのひとり、背が高くて白鳥でも大きな白鳥で目立ってた人(ショレナ・ハインドラーワ)がまた目立ってました。顔がちょっと「きつい」系ですが、大柄で長い手脚を生かした大きくて見栄えのする踊り。この印象、どっかで見たことある…。でもこの日は思い出せず。3幕のバジルのヴァリは文句なく「すごいな~」でした。どこまでも陽性でどこまでもハイテクなバジル。勢いあまってよろけないのがスゴイ。そうそう、スペイン人のコレーラは手拍子の入れ方がやっぱりスペイン人だと思いました。スパニッシュには漏れなく刷り込みされてるDNAなんだろうか。キトリの32回転はお見事!でした。くるくるというより、するするとすべるように回って、手の位置を変え次第にスピードを増しつつ、90度ずつ正面の向きを変えて円を描きながら回るという、なんだか難しそうなことを余裕でやってのけてました。カンデラキ、実力派だな~。片手リフトはぴたっと静止。静止。静止…。長っっ。もう降ろすかと思ったら、カンデラキがこちら側に笑顔を向けてもまだ余る余裕。リフトされている方だって本当は楽じゃないですよね。コレーラの腕もぷるぷるしてないし。コレーラはゲストとは思えない馴染みっぷりで、なんだか全然違和感がなかったです。それにしても、見事な舞台でした。満足満足。2007年7月27日 グルジア国立バレエ【ドン・キホーテ】全3幕@東京文化会館 キトリ : ラリ・カンデラキバジル (理髪師,キトリの恋人) : アンヘル・コレーラドン・キホーテ : ギオルギ・タカシヴィリサンチョ・パンサ (ドン・キホーテの従者) : ベサリオン・シャチリシヴィリガマーシュ (裕福な貴族) : エフゲニー・ゲラシメンコロレンゾ (キトリの父) : ユーリー・ソローキンキトリの母 : テオーナ・チャルクヴィアーニキトリの友人 : マリアム・アレクシーゼ,テオーナ・アホバーゼルチア (街の踊り子) : マイヤ・イリュリーゼエスパーダ (闘牛士) : ラシャ・ホザシヴィリメルセデス (踊り子) : ヴェーラ・キカビーゼボレロ : マイヤ・イリュリーゼ,ワシル・アフメテリジプシーの男爵 : アルチル・クヴィツィナーゼ森の精の女王 : ニーノ・ゴグア3人の森の精 : アンナ・ムラデーリ,ショレナ・ハインドラーワ,エカテリーナ・シャヴリアシヴィリ4人の森の精 : ニーノ・マグラーゼ,ニーノ・マハシヴィリ,ラナ・ムゲブシヴィリ,ニーノ・サナーゼキューピッド : ツィシア・チョロカシヴィリ酒場の主人 : アルチル・クヴィツィナーゼカルメンシータ : マイア・アルパイーゼ第1ヴァリエーション : ニーノ・オチアウーリ第2ヴァリエーション : エカテリーネ・チュビニーゼ子供たち : 橘バレヱ学校 (指導:沢田加代子,高田麻名)音楽 : レオン・ミンクス振付 : マリウス・プティパ,アレクサンドル・ゴールスキー,ワフタング・チャブキアーニ演出・振付改訂 : アレクセイ・ファジェーチェフ,ニーナ・アナニアシヴィリファジェーチェフ補佐 : タチヤーナ・ラストルグーエワ,ユリアーナ・マルハシャンツ衣裳・装置 : ヴャチェスラフ・オクネフ照明 : アミラン・アナネリ衣裳および装置製作 : グルジア国立オペラ・バレエ劇場装置協力 : 新国立劇場指揮 : ザーザ・カルマヘリーゼ管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
2007年07月26日
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ニーナとウヴァーロフの白鳥、2連投です。もう、こういう観方はルジだけにしとけよ、と自分でも思いますが、観たいとなると複数行ってしまう。ま、後悔したことはないからいいんですが、お小遣い帳をつけてないのだけがオソロシイ…。(ちょっと話はそれるけど)この前諏訪内さんのヴァイオリンを聴きにいったとき、後ろにいた方達が、そこにいないバレエ好きのお友達のことを話してまして、「○○さん、バレエにはすごいのよ~。同じバレエでもダブルキャストだと両方買って、2回とも観にいくんですって…。」「まぁ~!!」...。(シーン...。)シングルキャストを3回買う私はいったい!?「まぁ~!!」では済まない反応を聞いてみたい気もしたのでした。(話がそれすぎました)昨日はニーナばかり観てしまったので、今日はウヴァーロフも集中して観ました。白鳥と出会うと、ウヴァ王子は嬉しさがこみ上げてずっと上ずってるようでした。オデットの手を取り導く所作が思いやりに溢れている!紳士だわ~。この王子はオデットの傍にいるだけで感激してるんですね。自分の心をとらえる白く眩しい存在が、奇跡のようにこの手をとって、自分に身をゆだね、急激に惹かれあっている、ということに感動している。感動で口もきけない、という感じでしょうか。幸せな目をしている。うぅ、かわいい。すらりと長身でハンサムで、そんなに感激屋で素直じゃ、非の打ち所がないじゃないの。そんな想いがサポートにも表れていて、大切に丁寧に、とってもやわらかいのねー。女性からしたら大事にされる、って嬉しいことなので、ウヴァのやさしさは素敵でした。2幕の舞台は重厚で深みのある色合いと奥行きのある造りで美しかった。昨日の3階からだと椅子がまばらに置かれているように見えて、玉座も安っぽく見えたけど、今日の1階からだと悪くなかった。ハンガリーは昨日袖についている長い布が二人の腕にからまって一瞬動きがにぶってしまいました。それで女性のほうが蒼白だったような気がしたけど、男性がずっと笑顔を絶やさず笑いかけていて、また元に戻ったときはホッとしました。男性(えーと、エフゲニー・ゲラシメンコさん)、えらい!今日も同じキャストだったので無事に終わってヨカッタ。今日もスペインがーーー。かっっっこいい!!両ペアとも黒でキメた、黒髪で濃いキャラの闘牛士ぽい男性ふたりと、線の綺麗な美人系女性ふたり。これがすっごいサマになる。本日も盛大な拍手が送られていました。花嫁候補に気が乗らないウヴァ王子は、半分以上女性のほうを見てなくて、花束を王妃に渡してまるで心ここにあらず。ファンファーレとともにオディールが登場すると、吸い寄せられるように見つめ、後を追って軽やかにジャンプしつつ舞台袖へ~。あ~、また宙に浮いてるよ、気持ちが。オディールの手を取り登場する王子の屈託のない笑顔。(完全にまいっとるな)好きな女性に可愛く睨まれちゃ、素直な王子はメロメロ~。オディールに騙されていると気づくまで、王子はほんとうに幸せそうで、ヴァリでは笑顔がこぼれてジャンプの高さは浮遊する気持ちの高まりのようでした。とろけた顔で誓いを立てて、あ~~、間違いに気づくときの顔が...。空しく誓いのポーズを繰り返し、この誓いはオデットに捧げたはずのもの...!と泣き顔になる王子。そうよね、そうよね。悪魔に魅入られたけど悪魔を愛したわけじゃないよね。湖畔に戻ってからの王子は、ますます一層オデットの手をガラス細工を扱うように丁寧に、宝物に触れるようにやさしく引き寄せる。ひざまずいて手を差し伸べるポーズで、出会いのときは「さぁ、ここへ...!」という感じだったのが、「どうかお願い」と懇願してるようでちょっと切なかった。ニーナの泣きそうな顔と相まって、こっちもうるうる。ロットバルトに引き離されて、王子は白鳥たちの渦に巻き込まれて気がつくとオデットはすでに姿なし。いつの間に?王子愕然。寝て起きるとレッスン場だし。(どーも、この「夢だった版」は余韻が途切れてしまうのがもったいない)ニーナは今日も素晴らしかったです。彼女の肩がすごく柔軟なのか、腕を広げたときにまさしく白鳥が畳んでいた羽根を大きく広げたように、肩の付け根から空気を含んだようになるんですね。手首と指先までが雄弁で、ひと羽根はらりと落ちるような軽さ。カーテンコールではスタンディング・オベーションになりました。物凄い拍手でニーナも嬉しそうでした。レヴェランスもきれい~。腕の美しさにうっとり。ふたりの復活を最高の形で観ることができて、とっても嬉しかった。ドン・キはますます楽しみです!
2007年07月22日
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ニーナとウヴァーロフの白鳥を観てきました。映像でしか見たことのないニーナにようやく生でお目にかかれました。一言で言って、素晴らしかったです。力強く美しい、まさに大輪の華、ですね。くっきりとメリハリがあり、腕は限りなくやわらかい。この腕の軌道がとっても印象的でした。ポーズの美しさ・確かさに目を見張りました。それにいつも泣きそうな顔をしているニーナ、という印象そのままの切なげな白鳥。これがオデットにはぴったり。1幕2場のグラン・アダージョ。泣きました。感情が溢れて零れる涙も丁寧に拾い上げるような、なめらかな肩から腕の動きが美しかった。190cmのウヴァーロフと立つと小さく見えるニーナだけど、踊りはとても大きくて優雅。美しくて立派で、哀れな白鳥の女王という風情でした。ニーナの大きな瞳には人を引き込まずにはおれない魅力が隠されていました。ジークフリートだとウヴァは少々淡白に見えるけど(端正な王子というべきか?)、目を引いたのはリフトのうまさ。ニーナがふわっと高く舞い上がり、重力を感じさせず十分に美しく魅せる。身長が身長だから、リフトされたニーナが高~い!3階から見ても、空中に浮いて見えました。この振付だと王子の見せ場がヴァリくらいしかないのが残念。跳躍は滞空時間が長くて、ついでに足も長くて、美しさは格別でした。着地の音がしないのは、筋肉がやわらかいから?怪我をしたのは軸足だったけど、完璧に治したのね。ほんとーに良かったわ。黒鳥のニーナは、とても可愛かったです。大きくてつぶらな瞳をキラキラさせて、上目づかいでちょっと睨むような目つきは小悪魔風というより、悪戯っぽい。王子を騙そうという企みなんかより、王子を翻弄し虜にしたらポイ捨てするために、自分の魅力を弾けさせているようにも見え、そういう意味では残酷な性格かしらね。黒鳥のヴァリも素敵で、華やかさが一層増していました。ファジェーチェフ改訂版については、……。何故にこのように?トロワの男性が綺麗な踊りをするなぁ~と思ったら、ジークフリートにもキャストされている人なんですね。どーりで。トロワの出番が夢の前なので、レッスン着なのがもったいない。あとはスペインが良かったです。女性ふたりは背中がしなって折れそうな勢い。扇子が床に着いてたと思う。男性ふたりが濃いのもスペインらしくてなかなか迫力がありました。カテコでも拍手が大きかった。グルジアの皆さん、ほっそりと綺麗な人ばかり。こういう綺麗な並びっていいわ~。ウヴァーロフの衣装がずっと同じだったのは、やっぱ夢だったからでしょうか。それにしても手足長くて勝手にスポットライトがあたるような、オーラを持った人ですねー。王子だとクセがなくて実にノーブル。サポートもとっても自然。もっと王子に見せ場を~~!妖しいロットバルトが自分の内縁の妻を手先に送り出したように見えちゃいました。(^^;だって親子って感じじゃないのよ。ニーナの白鳥はよいな~、と惚れ惚れしていたら、あの結末。すべては夢って、なんか釈然としなーい。カテコのニーナは愛の溢れる笑顔が素敵でした。団員にも気を配って、芸術監督としても愛されているんだな~と感じられました。まだまだ踊れそうな勢いなのがすごい。パンフレットにも、「ドン・キはこの夏の日本公演を最後にしようと思ってたけど、トビリシの舞台(5月)がうまくいったので、まだまだ踊っていくことに決めたわ」というコメントがありました。エネルギッシュなニーナのドン・キも楽しみだ~。
2007年07月21日
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今週もハードな一週間であった...。余韻に浸る暇もなく、怒涛のように毎日が過ぎてゆく。それで余計に遠く感じてしまうのかもしれない、「ルジマトフのすべて」だった日々...。「ルジマトフwith Friends」よりも、「ルジマトフのすべて」。なんだよねー。熱い座長を魅せるガラ公演!!!そのものズバリで体温が確実に上がりました。少々自嘲気味に「また恋に落ちたな」と自覚。いったい、何度惚れさせようとしているんだ、この人は。仕事が忙しいので、寝ても覚めてもルジマトフ、というわけにはいかないけど、ルジ詣でだけは欠かせない。なんとかやりくりをつけることにちょっと頑張ってしまうのね。で、ちょっと一息つくと、ふとした弾みにルジの姿がよぎる現象が起きています。なにかを思考中のちょっとした隙間に、気を抜いた拍子に、残像が瞼の裏をかすめる。それはルジのたったひとつのステップだったり、視線だったり。「幻覚が見えてるのじゃないのか」と言われても仕方のない頻度なんですね、これが。ルジが恋しいあまり、この際幻でもなんでもいいです。冬にクラシックでどっぷり浸った後に、180度趣向の違うガラ公演のアプローチは別の心臓をえぐられるみたい。うわっ、そんな角度から狙ってきましたか!!うーむ、不意打ち...。もうどうぞ好きにしてください。アナタがなにをしても目を離しませんから。沸点を一気に超えて急激に熱くなるガラ公演は、なくてはならないもの。官能美と、強さと弱さと、熱にうかされた溜息が入り混じり、熱狂的に沸きあがる地鳴りのような興奮。そして、美。一方クラシックのルジには魂が吸いこまれそうになる。舞台を一変させる水もしたたる麗しさ。染みるような美しさが感染していく、独特の空気感。厳格なクラシックに当てはめて冴えわたる様式美に、厚みのある存在感といったらもう!不思議なんですよねー。目で見るものがすべてじゃないってことが。見えているものも美しい。見えている以上に、どよめきのように押し寄せるなにかが凄い。当日はそれを受け止めるのに精一杯。涙が出たり、どきどきが止まらなったり、その場に釘付けで動けなかったり、理性の向こうで感じるままにひたすらこの身をゆだねている。しばらくそれが何であったかよく飲み込めずに、広い海を漂流しているような気分になる。答えを見つけるより、ただ波に揺られて漂っていたいなーと。「ボレロ」のワンフレーズを思いっきり!!踊っていたルジには、どの膝が故障してるっていうんだ?と誰もが首をひねったことでしょう。そういえば跳躍が少なかったかもしれない。圧倒的なパワーと色気の前にそんなことは忘れていました。最終日にようやく我に返ったようなルジ。毎度毎度、それまで幽体離脱でもしてたみたいに、「あ。いま帰って来た」となるところが可笑しい(可愛い)。すべてに全力で魂を注いでいるので、暫くボーゼンとする時間がないとこっちの世界に戻って来れないみたいですね。全幕ならともかく、今回は4演目。別の次元のそれぞれ深~いところに完全に入り込んでいる姿には脱帽です。観てるこっちもしばらく抜け出せなくなるのだから、本人はいったいどうなんでしょう?劇場を去ったらさくっと切り替えるのかな?
2007年07月20日
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諏訪内さんのバルトークの映像がありました。こ、これはまさに、BSで放送されていた「夢の音楽堂」、イタリアはヴィチェンツァにある古代劇場での演奏ではありませんか。それについての説明は以前の日記を参照ください。うーん、かっこいい~。クライスラー「才たけた貴婦人」、ブラームス「ハンガリー舞曲」もマルです。11月のパリ管はさ~、チケット代がバカ高いんだな。プラチナ券:¥30,000 S席:¥25,000 A席:¥21,000 B席:¥17,000 C席:¥12,000 D席:¥8,000 ……プラチナ券、ってなに…?(すでにプラチナ完売って…。C,Dももうない!ぎゃー!)庶民は来るなと...?でも諏訪内さんのチャイコのVn協奏曲とくれば、聴かずにいられようか!!(T◇T)←ヤケ。
2007年07月17日
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2007年7月16日 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団@東京オペラシティ コンサートホール指揮:パーヴォ・ヤルヴィヴァイオリン: 諏訪内晶子ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」序曲ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55あーーーー、よかったーーーー。諏訪内さん。チケットを無駄にしてしまったオーストラリア・バレエの眠り、ごめんなさい。あー、わたし、この音を聴かないではいられなかった、なーんて思いました。そのくせ週末のみなとみらいはパスしてしまったので、聴きながら「わたしったら、どうしてこれ以上聴かなくて済むなんて思ったんだろう…。」と激しく後悔。なんて艶のある音色なの~。うねるような抑揚と深みのある音にただただ聴き入ってしまう。伸びがあって透明感があって、ずばぬけて澄み渡っていて…。もうなんだかわからないけど、涙が頬を伝ってました。(←最近涙腺がゆるいから)この音とともに天上に行けるかも...てな感覚でした。こんな音を出せる諏訪内さんは、やっぱりかっこいい。(諏訪内さんの)アンコールがなかったのが残念至極です。代わりにDVDを買ってしまいました。最近HMVに貢献してるなぁー。ヴァイオリン協奏曲、ブラヴォー!この曲を早く録音してくれないかと切に願うのでした。はー……、よかったーーー………。あ。パーヴォ・ヤルヴィの指揮もよかったです。カンマー・フィルの皆さんも。素晴らしい演奏でした。(え、これだけ?)
2007年07月16日
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ジャパンアーツさんのブログに、14日横須賀劇場のレポートとゲネプロ写真が掲載されていました。しばらくこのブログをチェックしてませんでしたが、ウヴァのインタビュー記事もあって、怪我のこととか、ニーナが支えてくれたこととか、これ読むと公演への期待も高まってきます。すでにご覧になった方の感想を読んでいて今頃気づいたのですが、グルジア国立バレエの白鳥ってアレクセイ・ファジェーチェフ改訂振付なんですね。全2幕4場、公演時間が2時間10分(休憩含む)とかなり短い!そういえば、ドン・キも改訂振付がニーナとファジェーチェフになっている。よくよく見たら、この前のザハロワとウヴァで観た新国のドン・キもファジェーチェフ改訂版でした。そうだ、ファジェーチェフさんのお顔をプログラムで拝見したんだった。ところで、ウヴァーロフのオフィシャル・サイトがあるのに今頃気づきまして(トップの写真がちょっと笑えるのだが)、動画も見れるんですね~~。(右ページの写真をクリックすると動画が立ち上がる) 跳躍がなんと高くて美しい!!バヤデルカにドン・キにジゼル、白鳥、眠り、ライモンダ、カルメン(←これだけ動画なし)。ジークフリートもいいけど、ジャン・ド・ブリエンヌもかっこいい~。これだけ踊れる人が1年半も怪我で棒に振ったのだから、相当悔しかっただろうなー。復帰後の嬉しさはひとしおだったことでしょう。この前のバジルでも嬉しくてしょうがない感じが溢れていたし。いやー、楽しみです、ってルジ・ロス中ではなかったか?
2007年07月16日
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いやーーー、すごい感動しました。良かったです。テンション低かったんじゃないのか?(>自分)ええ、まあ、幕が開くまではね。(^-^;)こんなによいとは思いませんでした。また来てくれたら是非行きたいですねー。ダイアナ元妃とチャールズ皇太子・カミラ夫人の関係をモデルにしたストーリーで、大変ドラマ性のあるものでした。悲劇的な色合いの濃い内容が、チャイコの音楽と実によく合っていました。曲と踊りの組み合わせもこのストーリーならでは。道化のソロの曲でオデットが踊ったりとか。(確かオデットだったと、、) こういうのも楽しい驚きでした。通常黒鳥のソロに使われる曲が原曲通り1幕に挿入され、効果的に使われていました。全体的に音楽の構成は当初チャイコフスキーが構想した原典に基づくもののようです。「ロシア」(新国でルースカヤとして使われた曲)があったのも嬉しい。演奏は金管を除けばまったく素晴らしい出来でした。女性の指揮者というのは初めて見ました。振付は原型を留めておらず、ダイナミック(アクロバット)系とアイスダンスの入り混じったような、大胆で斬新で濃厚さのあるものでした。舞台美術と衣装、照明もセンスがよくて気に入りました。幕が開くと、オデットがたたずんでいる。結婚前夜、自分は王子に愛されていないのでは、と不安な気持ちを抱いている。王子は愛人とともにベッドにおり、明日結婚を控える王子という身とは微塵も感じられない。結婚式当日。オデットは裾を長く引きずる純白のウェディング・ドレスに身を包み、ふたりは祝福される。長い裾を翻し、王子と踊るPdD。気が付くと男爵夫人とばかりと寄り添う王子。オデットは悟る。不安はこれだった。求めると煩がられる。王子は堂々と男爵夫人の手をとる。ふたりの慣れ親しんだ様子。どうやら公然の秘密らしい。必死にふたりの間に割り込もうとするたび、はっきりと拒絶され、オデットは次第に自制を失ってゆく。手当たり次第に男を誘惑し、王妃(王室)に咎められ、ついにサナトリウムに入れられてしまう。サナトリウムに入れられたオデットは、何もかもに怯え、縮こまり、小さく丸まろうとする。不自然に身体を揺すり、落ち着きのない様子。自分で立とうともしないオデットは、三人がかりでシャワーを浴びせられ、また元のように膝を抱えて怯えた目をする。哀れに思う付き添い(宮廷医?)が、やさしくなだめる。そこへ王子が見舞いに現われる。ガラス越しに彼の姿を見た途端、不自然なほど激しく動揺する。王子が近づいても必死に逃れようとし、頑なに心を閉ざしたまま。見舞いから帰る王子の姿を窓越しに見る。するとロットバルト男爵夫人が彼を待っていた。オデットの傷ついた様子に感情移入してしまい、怯えた様子を見た瞬間に涙が出てしまいました。最近、傷ついている人が涙する場面に遭遇してるので、どうも涙腺がゆるいのねー。白鳥たちが登場するシーンは印象的だった。舞台に向かって傾斜している楕円形をしたものに、白鳥たちが丸くなって横たわっている。この楕円形のものが、卵か繭のように見えて仕方がなかった。卵は子宮で、繭も生まれる前から守られているもの。安心して包まれる巣のようなもの。サナトリウムの純粋無垢な白い患者達が、穢れのない白鳥として、心の弱った存在として、守られるものを必要としているように見えた。写真を見たときは、白鳥の衣装がダチョウみたいだなー、なんて思ってた...それが実際に見るとそんなに違和感はなく、むしろこの白鳥ではクラシック・チュチュのほうが却って違和感があったように思う。プログラムによると、これは凍りついた夢の世界で、自分と良く似た白鳥たちに慰められオデットが唯一心の平穏を得られる場所、となっています。その世界では王子はオデットだけを愛しているように見える。実際、穢れのない白い世界の白いオデットに王子は心奪われたようだった。心の安息の世界は突然終わりを告げ、また元のサナトリウムの一室に簡素な部屋着を着て突っ立っているオデット。そしてまた王子が男爵夫人と立ち去る姿を目にして、オデットは窓枠に縮こまり、一点を見たまま身体をゆする。場面変わってロットバルト男爵夫人の催す夜会。舞台も衣装も黒を基調とした、スタイリッシュで退廃的なムードがある。そこへ白い衣装をまとった招かれぬオデットがオディール登場の音楽と共に現われる。オデットはすっかり立ち直ったように、レディらしく人々の注目を集める。夢のとおり、王子はオデットのまじりけのない清らかさに心を奪われる。急に男爵夫人を邪険にし始め、このどうしようもない王子は、今度はオデットに真剣に惹かれている。邪険にされた男爵夫人は屈辱を舐め、二人の仲を裂こうと「ロシア」の曲で挑戦的に踊る。しかし夫人の表情は頼りないほど哀れさを滲ませている。自分に見向きもしない王子に、激しい嫉妬心から決定打とばかりに、サナトリウムから迎えをよこす。オデットは王子と引き裂かれ、無理やり連れ去られようとする。間一髪ですり抜け闇に消えてしまうオデット。王子はうろたえて、すがりつこうとする男爵夫人を乱暴に突き飛ばしオデットのあとを追う。湖畔でみつけたオデットは哀しみの象徴か、黒鳥となっていた。(こうなると、湖畔はもはやオデットの夢の世界ではないのですね)オデットは王子の姿に再び怯え恐怖におののく。王子の求愛につかの間の幸福を味わう。(プログラムによると、「たとえ夫の腕に抱かれていても、自分の傷ついた心が癒される日は決して来ないことを、オデットは悟る。もはや白鳥の暗い湖の水底にしか、永遠の安息の場所は見出せなかった。」)ということで、自ら王子の腕から離れて閉ざされた世界へと戻ってゆくオデット。(それでも永遠に王子に会えないことが、また自分を苦しめるのじゃないかと思うわけであるが、、傍にいられない気持ちもわかる、、、。)最後にオデットが悲しげな表情で、でも力強く誓いのポーズを取る。オデットがこのポーズをとるのはとても意外だった。オリジナルにはない、オデットのはっきりとした意思表示が、それも最後の最後に示される。それに答えるように王子も同じポーズをとる。そしてオデットは繭(?)の中に吸い込まれ、消えていった。(ジゼルの場面をちらっと思い出しました)白鳥の湖は、悲劇のラストが似合う作品だな~。としみじみ。こういう新しい解釈も新鮮でよかったです。マザコンじゃない王子は、不誠実極まりなく移り気な実にけしからん王子である。(チャールズ皇太子もこれ見たのかしら。)オデットが心を病む姿が痛ましくて、傷の深さを感じたのでした。(あんなけしからん男に愛情を求めなくちゃならなかったダイアナ元妃、いやオデットが哀れでならない。)ロットバルト男爵夫人との愛憎劇も決して単なるデフォルメじゃないだろうと思われ。(女王公認の息子=王子の愛人て感じがいかにも王室ぽい)大きい白鳥も印象的でしたが、プログラム表に名前を載せてないんだな。イギリスでも絶賛されたというこの作品。保守的で皮肉屋の英国批評家に賞賛されたとはちょっとびっくり。決して王室を侮辱したものではなく、人間的な内面を描いたものだからでしょうか。演劇性が強く、しかしよく練られてるなーと思いました。いやー、それにしても物凄い拍手が鳴りやまずでした。また機会があったら見たいです。2007年7月14日 オーストラリア・バレエ団【白鳥の湖】(全4幕)振付:グレアム・マーフィー@東京文化会館オデット: カースティ・マーティンジークフリート王子: ダミアン・ウェルチロットバルト男爵夫人: オリヴィア・ベル女王: シェーン・キャロル女王の夫: ロバート・オルプ第一王女: ゲイリーン・カンマーフィールド第一王女の夫: 藤野暢央公爵: アダム・スーロウ公爵の若い婚約者: カミラ・ヴァーゴティス伯爵: ティモシー・ハーバー伯爵の侍従: マシュー・ドネリー提督: コリン・ピアズレー侯爵: マーク・ケイ男爵夫人の夫: フランク・レオ宮廷医: ベン・デイヴィス招待客、ハンガリー人、召使、乳母、従者、小さな白鳥、大きな白鳥、白鳥: オーストラリア・バレエ団指揮: ニコレット・フレイヨン演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
2007年07月15日
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ルジを観たあとは、どうしても他のバレエに関心が薄くなってしまう。どうもどっかが麻痺するみたいだな。そうはいっても、今日はオーストラリア・バレエの白鳥。この気の乗らなさ。低~いテンション。評判は上々のようなので、きっと観れば楽しめる、はず。3日という日々があまりに早く過ぎてしまって、なにがなんだか。本当に、ルジに会えたのよねぇ?印象が鮮烈すぎて、今ではあれは幻だったのかとさえ。瞼に焼き付けるほど見たのに。踊ることへの変わらぬ情熱をこの目で確かめられた。変わらぬ?いや、それ以上の意欲。貪欲といってもいい。真の探究心はひとつの形となって姿を現した。今の彼が追求したいもの。自分が望んで挑んだ新たなステージ。クラシックでなくても変わらないもの。この人は本質を踊る人だ、とまた思う。この舞台をどれほど待ちわびていたか。惹き込まれて、目が離せなくて。多才とはこういうことをいうんだなぁ。広く浅くではなく、深く・すべて深く。しばらく会えないとわかっているから、なおつらい。この空洞をかかえてどうしたらいいのだろう。うーむ...。
2007年07月14日
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タイヘン、書いておかないと忘れちゃう。てことで、ルジすべの直前に新国立劇場のドン・キを観てきました。さくっと済まそう、さくっと。やっぱり私はザハロワ大好きなのだわ。前に映像で見た(多分何度も再々々放送してるやつ)同じ組み合わせのドン・キは、あんまり惹かれなかったけど、今回すごーく気に入りまして、観てよかったと思いました。ザハロワも評価が分かれるダンサーですけど、世界のプリマでこれだけ日本に頻繁に来てくれるとありがたみが薄れるのかしら。結構ボロクソに言う人もいるけど、わたしが気づかないだけなのかしら~?ザハロワのプロポーションがなんと言っても恵まれたバレリーナ体形で、すらりと上がる脚が信じられないくらいきれい。とてもわたしには嫌味に見えない、耳のすぐ横に脚がくる柔軟さ。ウヴァーロフが後ろでサポートしながらいちいちその脚に「ぎょ」っとするように横目で見るのが(ギャグでやってるのだろうか...)と疑ってしまうほど。いや、多分目で確認したかったのだろう。まさかそこに脚が!?って毎回思ったのかな~。失礼ながら上野さんのキトリが個人的にだめだったので、ザハロワを観て嬉しくなってしまったのも大きかった。上野さんはですねー、演技がなんだか小学生の学芸会ぽくて...。(すいません)踊りもニュアンスがなくて、パとパの合間がなんか雑に感じてしまったのですよ。(あぁ、すいません)なので、ルグリの白鳥だってマチュー・ガニオとヤン・サイズが観たいのに、まだ迷ってる始末。ああそう、ザハロワでしたね。この前観たのはマトヴィとの白鳥だったっけ。ウヴァーロフとは身長といい体形といい、なんてぴったり美男美女なの。あ、マトヴィがどうというわけではなく、マトヴィはあれでいいのよ、あれで。ウヴァがすっかり元気にバジルを踊ってるので、これまた嬉しくなり、よくぞ復活してくれました。脚長いのねー。足首まできゅきゅきゅきゅ~と細くなってて美脚だわー。踊れることが心からうれしいのか、ほんとに楽しそうで、明るいバジルは最高にかっこよかった。映像のほうは、いまひとつ気の抜けた感じがしてたけどね。ザハロワのキトリは、とっても好きなバジルのことを、少しだけ翻弄して楽しんでいる街一番の美人さん。美人を鼻にかけたりしないし、伸び伸びと明るいキャラでバジルとふざけあって、とても素直。じゃれあってるのが楽しいので、いつまでもプリプリ怒ったりしない。(←上野さんはプリプリとムクれて、バジルの足をどかっと踏んづけてました。ドタバタ喜劇のキャラがしそうな感じ)ドゥルシネア姫のザハロワは、そもそもが姫キャラなので、きらきらーと輝いておりました。森の女王、川村真樹さんはたおやかで古風な雰囲気の方ですね。ザハロワと同じ動作を繰り返すとさすがに分が悪かったように思いました。キューピッドのさいとう美帆さんとドゥルシネアのザハロワが、微笑みあいながらとてもいいきらきらした空間をつくっていました。夢の世界~って感じで。ウヴァーロフは実に見栄えのするダンサーなので、今回ザハロワとのペアで観られてとても満足しました。次はニーナとの白鳥とドン・キね~。楽しみです。そのほかのダンサーをさっくり。メルセデスの湯川麻美子さんはもう言わずもがな。かっこいい!背中いったいどうなってんの?キトリの友達は遠藤睦子さんに目が行きました。本島美和さんは化粧に気が取られて...。素顔に近いほうがかわいいと思います~。ギターの踊りの大森結城さんはとっても存在感がありました。ギターの踊りって新国オリジナル、ですよね?3人の妖精は、多分真忠久美子さんのことを観てたと思います。ボレロのトレウバエフはさすがにキメてきました。これくらい濃く決めていただきたいですよ、エスパーダ君。3幕の第一ヴァリエーション、寺島まゆみさんがやわらかい雰囲気で妖精みたいでした。ガマーシュの衣装がイケテなかった...。もっと派手派手にしていただきたく。街の踊り子の西川貴子さんは、ごめんなさい、どうしてもここはハッとする美人でお願いしたいです...。場末の居酒屋風ではなく、(以下自粛)。エスパーダの市川透...。ダメダメでした。どうしてもチンピラに見えてしまった。暴走族の使いっぱしりとか、ヤンキーな感じが拭えず、ええかっこしぃになってない。マントさばきがどーもねーーー。あの分では、手ぬぐいだってまともに扱えずに絡まってたのではないかと...。マントさばきは颯爽と、嫌味なくらいに男っぽさを出していただきたいものです。とまぁ、突っ込みどころも満載でしたが、ザハロワとウヴァーロフを堪能できてよかったです。あと一回観たかったけど、天秤にかけるまでもなく、ルジのほうが大事だったので、一回で我慢しました。今度はせめて時間をずらしてスケジュール組んでほしいものだわ。ルジ・ファンにだってザハロワ・ファンはいるし、逆だっているはずよ~。
2007年07月08日
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アルゲリッチ(ピアノ)とカプソン兄弟が東京で共演した2005年1月の映像がありました。ベートーヴェン三重協奏曲第三楽章。かなり好み~♪Beethoven, Triple Concerto - mov 3/part 1Beethoven, Triple Concerto - mov 3/part 2キャプションが付くのでどこかで放送されたものですよね。お願いだ、再放送してくれっ。これ、アンコール曲みたいですが、なんと贅沢な!2005年1月27日といえば、、、ルジを初めて観た直後じゃないの。そんなときにルノーさんも来てたのね。知っていれば行きたかったわ~。ルノーさんは膝を折って重心低めに水平移動。クライマックスで両膝揃えて直立不動から後ろエビ反り45度!...が結構好きです。(どこ見てんだ)ゴーティエの黙々と弾く姿は、手が長くて美しい~。兄弟が一心不乱に弾いている姿がたまりませんわ。もちろん音も~♪
2007年07月08日
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8月のBS HiVisionクラシック倶楽部で「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2007」の放送が予定されいる~♪詳細未定ですが、8/6~9の4日間にかけての放送です。これは本拠地ナントの録画?それとも「オ・ジャポン」の方、どっちだろう?ラ・ロック・ダンテロン2005の放送を見てからカプソン兄弟(特に兄のルノーさん)の演奏が気に入ったので、LFJの放送があるのは嬉しいです。聞き逃したドヴォルザークを放送してほしい~。兄弟のCDでずっと入荷待ちのがあるんだけど、それが一番聴きたいと思ってるので、早くしてくれ。ついでにテツラフさんのも1つ待ち状態である。ルノーさんは弾き切ったときの共演者と交わす笑みが、実はすっごいかわいい。あーでも、去年のN響の映像(メンデルスゾーン)は、顎がたぷたぷしてて、ヴァイオリンに乗っかってたので(あぁ...)、ダイエットもよろしく。ゴーティエ君(弟)は髪短めのほうがかっこいいからね。芸術肌で陶酔系なので、兄が一般人に見えるんだな。茶化してはいるけど、ルノーさんの音が好きなのです。ゴーティエは陶酔しつつも自分のチェロに兄のヴァイオリンが重なったときに、一層音にうっとりして兄を見やるところも実は好きだったりして。テツラフさんのほうは、バッハを聴いてずこーーーん、とやられてしまい、先に音に痺れてしまったので顔がどんなだかはどうでもよかった(失礼)のですが、いやー、まさか学者肌の数式解いてそうな方とは想像してませんでした。だって、音が~~。そういや、正確無比なところはそうかもしれん。でも心臓をがぶりと掴んで波打たせるような感情的な音は、ちょっと手が止まりましたから。あっと、テツラフさんのN響共演も8月に放送がある!録画しなくてはっ!Bs HiVision ハイヴィジョン秀作選2007年 8月28日(火) 08:30 ~ 10:30 NHK交響楽団 第1559回 定期公演 1. バイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 ( ブラームス作曲 ) [ アンコール ] 2. 無伴奏バイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005 から 第3楽章 ( バッハ作曲 ) 3. 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 ( ブラームス作曲 ) バイオリン : クリスティアン・テツラフ (1, 2 曲目) 管弦楽 : NHK交響楽団 指 揮 : ヘルベルト・ブロムシュテット カプソン兄弟もテツラフさんも、来年来てくれるんですよね。随分先のことだけど絶対行こうっと。そういえば、ルノーさんは今年12月にも来るんでしたっけ?確かそのあたりは行けそうにないなーと思ってメモするの忘れたのよね。あぁ、いつだったかしら?来年よりも、まずは今年!!てことで、来ました~!『聴け!怒涛のロシア音楽!!』 ~チャイコフスキー選集~レニングラード国立歌劇場管弦楽団アンドレイ・アニハーノフ指揮(らぶ)チャイコフスキー交響曲第6番 「悲愴」 !!!(うれしい~)ロココの主題による変奏曲イタリア奇想曲スラブ行進曲12月26日18:30 @東京文化会館大ホール「ルジすべ」公演で配られたチラシの中に、優先予約の用紙が入ってました。表がブロードウェイ・ミュージカル・カンパニーだったから、見逃すとこでした。裏に書くな!裏に!待ってました。マエストロの「怒涛~」。なんたって「聴け!」ですからね。今年は年末なのか。うふふ~。行きますよ、もちろん。ロシア~な悲愴が聴けるとあっては、それもマエストロの悲愴ですから。生で聴ける機会を逃す手はありません。この前いまひとつのめり込めなかった「悲愴」はドイツの交響楽団だったので、マエストロ・アニー率いる管弦楽団でたっぷりと堪能したいと思います~。
2007年07月08日
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エフセーエワの髪型と化粧につっこみを入れてた自分ですが、最終日には「かわいいんじゃない」って思いました。(180度違うじゃん!)なんせあの天真爛漫で太陽のように明るい笑顔を見たら、こっちまで楽しくなってしまって。やっぱりあなたは最高!レニ国の夏ガラで初めて見た時から、ずっとファンなのよ~。昨年ラスプーチンでキャストされてたときは、大人っぽい成長っぷりに感嘆して、ルジとの相性がいいのも嬉しかった。相性というのは、感覚的な波長のことで、ルジと呼応できる内面的なもの。あとは身体的なバランスですね。この前のオーロラとガムザッティでもますます好きになったわよ。特にガムザッティで胸にぐっときちゃったので、バヤデルカは観るのに忙しかったわ。(ルジにシェスタコワにエフセーエワ、と三者揃い踏みだとタイヘン...;;)キトリのエフセーエワは、来ました、ヒマワリのような笑顔100%!!あー、これだよ。これには抵抗できないよ。最強笑顔のエフセーエワに、愛すべきシヴァコフのペアは最終日になぜかじーんときてしまいました。シヴァがぐっと逞しくなって、この前の眠りと白鳥あたりからかなり注目して観てるんだけど、ぽやっとしてた以前よりほんとに男前になってきました。ぽやっとした部分も残ってるから、かわいくてしょうがないんだけど。へっぴり腰でサポートする姿と超真面目顔になるピルエットとか、そんなとこにぐっとくるわたしって一体?エフセーエワの笑顔につられてか、バジルらしい流し目もやんちゃで、そこにはぐぐっときました。すっかりミーハー目線ですいません。特筆すべきは、やっぱりコルプでしょう。「マラキ」のおもしろさは、書くの難しいです。ガラで観られるコルプ・ワールド、大好き~。パンフレットは「危険な」白鳥でしたね。知らない人は「なんだこの妖しい人!?」と思うに違いない。「マラキ」がちょっと変わった趣向だったせいか、初日一部が終わって「コルプって人まだ出てないよねぇ」と話してる人がいて、思わず「えぇぇぇっ!?」と言いそうになりましたよ。あのあのあの、あの...。途中で連れの方が気づいたようで、ほっ。「海賊」のアリが、なんといっても最高でした。盗賊のボスかジャンキーなアリって、コルプだから許せるというか、コルプだから期待通りというか。ちょっとラリってませんでした?メドーラを後ろから襲おうとしてる風にしか見えなかった。でもメドーラが眩しすぎて手がだせない、実は奥手な極悪犯罪人。わはは。それで踊りがあんまりしなやかなので、のけ反るほど美しかったです。背中やわらかーい。ピルエットにマネージュ、迫力があって美しくて素晴らしいー。(シヴァ、真似するのよ!)リフトは抜群の安定感で、無駄のないやわらかな動きでペレンを導き、ペレンが照れてしまいそうな恭しさ。はーー。うっとり。先ほどまでの胡散臭さはどこへやら。そのギャップがたまらない。ルジの代名詞のようなアリを、それもルジ・ガラで、観客のハートをかっさらえるのはコルプしかいない!さすがマリインスキー。さすがルジが信頼するコルプ。あなたのアブデラフマンも観にいきますわよー。2000円の返金なんか要求しません。どうかどうか、観にいけますように。(多分激務で死んでると思われ>自分)ペレンは消えた眉毛を除けば、コルプとの並びもまったく引けをとっていませんでした。やっぱりペレンはラインがきれい。変態(>コルプ)に襲われそうになってるとはまったく気づいていない、きらきらメドーラでした。拍手の中、コルプがペレンの手に丁寧にキスするじゃないですか。ペレンがそりゃーもう、華やかな笑顔になって、あー、コルプのこういう舞台マナーは紳士でいいなぁー。と思いましたさ。バレリーナを立てる男性ダンサーの姿勢。シヴァも見習えよー。コルプとペレンを組ませるとは思いつかなかったけど、これもルジが仕組んだのかな?もしかして、はじめっからコルプが出ることは決まってたんじゃないの~?ペレンに黒鳥も踊って欲しかったなー。シヴァと。クテポワの黒鳥が痛々しかったのでね。特に最終日...。ペレンは冬の来日公演であれだけステージをこなして、スタミナがちっとも落ちてなかったのを考えると、主役をはれるだけの体力があるってことなのね。怪我のリハビリ以降ずいぶんと足腰が強くなったみたいで、よかったね~、ペレンちゃん。できれば眉毛は元に戻してね。
2007年07月07日
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気がつけば...浸る間もなく...早一週間...仕事中に思い出さないよう、努力しました。(笑)日常生活に戻ると、あー、こういう魅力的な男性はいないものかね、とその落差をひしひしと感じます。ルジは非日常すぎる!一度溶けてしまったものをとりあえず仕事モードにするために、無理やり頭の片隅に追いやってるようなもんです。しばらく浸っていたいのに~。浸ってるのが楽しいのに~。ルジ以外のバレエだと、一人のダンサーをここまで凝視することってないせいか、ホント気楽なもんだと思いましたー。だって普通に息してるもんね。ルジだと一挙手一投足、わずかな表情も微かな動きも、すべてをちゃんと観ていたくて、まばたきも控えめになってるし。(←気づくとそうなってる)ただ観ていることに夢中になってしまう。観る方に神経が集中してるので息するの忘れてるだけかも...。ところで新作の「阿修羅」は、見る人によって賛否両論あるようでそれも興味深いです。受け手によってまるっきり感じ方の変わる、そういう作品なのかもなー。好きか嫌いかは、ほぼ瞬間的にわかるもので、「うーん?」と思うと大体最後まで「うーん...」なことが多い。反対に「!!」と思うと「またばきするのが惜しい」となる。個人的にはですね、「阿修羅」についても、他の作品についても共通しているのは、絶対的な存在感や、美しいフォルム、淀みない流れ、微塵もゆるがない集中力、それに舞台を支配する圧倒的・精神的なパワーが混然となっているあたりが、どうにも惹き付けられるところで、この感覚はルジからしか感じたことがないんですね。どうしてだか。視覚的な美しさと精神性の言い尽くせない深さ、息を詰めて見守ってしまうもろもろが、なにもかもその空間に存在していて、生身の肉体で表現していることに驚きを覚えずにはいられない。これもルジの芸術性の奥深さ。と自分では思ってるけど、まるで何も感じないという人もいる、というのが妙な感じがして。それでふと思い当たったのが、↓の言葉。『ある芸術作品に関する意見がまちまちであることは、とりもなおさず、その作品が斬新かつ複雑で、生命力に溢れていることを意味している』 by オスカー・ワイルドおお、そうなんですよ、オスカーさん!(←知り合いか?)3回観て3回とも、ずーーっと観ていたかった。このまま終わらないでいてくれたらいいのになーー。巻き戻しができたらいいのに!と思わずにはいられなかった。他の人でも踊ることはできると思うんですけどね。振付の通りには。武術の型の披露のような、静止した姿が美しいだけでは、この「阿修羅」で魅力は感じないでしょう。なんかこう、息を殺してエネルギーを溜めて、体温がじわりと上昇するような内側から発する「力」と、鬼気迫る感じが出てないと。そうそう、体温を感じるような踊りとでもいいましょうかね。熱が皮膚を離れて蒸発して、空気がゆらっと揺らいでみえるような。熱を帯びた踊りなんですよね。(わかりにくいかしらん)種類はまったく違うけど、金の奴隷もそんな感じかな。温度が違いすぎるけど(^^;初日の「阿修羅」でそれまで結構鬱々としてたものが(個人的な事情によりテンションどん底だった)、浄化され平常に戻った気がしました。ちょうど湖底に沈んでいたものが、ぽっかり湖面に浮かんだみたいに。ルジと一緒に精神統一させてもらったような感じでしたね。おかげで2日目以降はすっかり舞台を楽しみにしている自分に戻っていました。ルジのパワー、恐るべし。「ボレロ」のルジも素敵だったなー……。中テンポの音にのってざっと一斉に向きを変えたときの、はっとする美しさ。後ろ向きの肩のラインに色気を感じるのはわたしだけかな。ルジの美しい肉体は無敵です。若いころより今のほうが磨きがかかってずっと美的じゃないでしょうか。「牧神」でシャツからはだけた胸元がこっちを向いたとき、ぴかーっって光りましたもん。(照明の加減もありましょうがこの際無視)さて、やっと週末なので、ゆっくりパンフレットでも見て思い返します~♪
2007年07月06日
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最終日が終わってしまいました。なんかすごく盛り上がった気がする。「ボレロ」の最後なんか、みんな精も魂も尽き果てたみたいでした。ルジは汗だくで額から胸から汗びっしょり。そしていつものように放心状態。ロサリオさんが感激して目を潤ませてました。最後まで笑顔を振りまいていました。今のルジに欠かせないパートナー、前半(1・2部)のマハリナと、後半(3部)のロサリオ。どっちもチャーミングでナイス・バディ。(タイプが若干違うが...)よかったなー......。「シェヘラザード」、なんか気合い入ってなかった?滅茶苦茶濃かった。かなり悩ましかった。あれで下品にならないのがすごい。マハリナのゾベイダには、ルジマトフの金の奴隷。逆もまたしかり。アダージョの凝縮濃厚ダイジェスト版もそれはそれでオツなものです。音楽のつなぎが唐突だったが...。迫りまくるルジ(いや、奴隷)に、息をのみ(←途中で、息をしろ、と自分に突っ込みを入れる)、心拍数が上がりましたー。「阿修羅」はほんとに見事と言うほかないです。前半は一定のリズムがないから一番カウントをとりにくいはずで、ましてやテープとあっては。独特の間合いと拍子で、微かな抑揚しかなく無音に近い状態や、音が吸い取られていく中で、次の「音」にきっちり合わせている。ルジの姿は、まるで本当のインドのアスラ神。威厳と誇りと、たしかに正義を貫く強靭な意志。無意識のうちに、なんだか天界の神を感じました。他の演目もいろいろあるけど、今日はこれだけ。それにしても楽しかった~~~。2部の終わりにスタンディング・オベーションしてもいいくらいでした。エフセーエワに花束あげた人、ブラボー!!エフセーエワ、ブラボー!コルプ最高!シヴァいいぞ!ペレンやっぱ好きかも?マハリナ大好き!ロサリオありがとう!リカルドお疲れ!そして何より、ルジ!あなたはすごい!!あのチラシを見て初めてルジマトフの踊りを観た人も多かったでしょうけど、きっと魅了されたと思う。あれだけ格好よくっちゃね。無限大の可能性を秘めたルジに賞賛の嵐を、そして感謝の心を捧げます。すべてを尽くしてくれてありがとう。本当にお疲れさまでした。
2007年07月02日
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