老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

2017.11.25
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「現代型栄養失調」という言葉があることをご存知でしょうか?

「栄養失調なんて自分には無関係」と思っているでしょう。
でも、油断は禁物です。

共働き世帯や単身者、高齢者のなかには、
朝食や昼食はもちろん、夕食についても、
コンビニやスーパーなどのお弁当やお惣菜を食卓に並べるだけという、
いわゆる「中食」中心の食生活を送っている方が、
このところ増えているという報道をよく耳にします。


時間に追われることの多い現代人には強力な助っ人ですし、
なによりも、見た目にきれいで、美味しく仕上がっています。

でもその美味しさを出すために味付けは濃くなり、
糖質や脂質、塩分の多い食事になってしまっています。

最近は保存技術が発達して長期保存が可能になっています。
ただ、保存期間が長くなれば、その分栄養価は減少します。
保存性をよくしようと、新鮮な野菜類は少なくなります。

自ずと、必要な栄養素をまんべんなく摂り続けることは難しく、
栄養的な偏りから現代型栄養失調に陥りがちです。

中食、つまり購入した料理を持ち帰って食べることが多いが、
毎日3食きちんと食べている。それなのに、

現代型栄養失調を疑って、
ご自分の食生活を見直してみることをおススメします。

とかくビタミン・ミネラルが豊富な野菜類が不足しがちでしょうから、
できるだけ季節ごとの旬野菜を意識して摂りたいものです。

旬のものは一年中あるものよりも栄養価が高く、

ですから、食べる量は少なくても、栄養価としては十分撮ることができます。

最近は、ハウス栽培の普及や栽培技術の進歩により、
年間を通していろいろな野菜が出回っていて、
旬の野菜なのか否かが分かりにくくなっていますが、
野菜屋さんに聞けば、「今が旬」のものを教えてもらえるはずです。

あるいはネット通販で旬の野菜☟を届けてもらうこともできます。

野菜が届いても料理の手間をかけられないという方は、
そのままをサラダにして、すった​ 黒ゴマをかければ目を癒す ​ことができます。
クルミを砕いて ​そのサラダにトッピングすれば、オメガ脂肪酸を補給できます。

栄養成分のロスが極力少ないスロージューサー☟で、
ビタミン・ミネラルたっぷりのジュースにしてもいいでしょう。

中食の多い方は、ちょっと工夫して手作りの一品を加え、
現代型栄養失調により体調を崩すリスクを避けたいものです。

なお、毎日の食事の栄養バランスをチェックする際には、
こちらの本が参考になります。

食事バランスガイドQ&A 食育と食の指導に活かす (健康双書) [ 早渕仁美 ]






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最終更新日  2017.12.03 07:50:20
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