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【スタッフ】監督=千葉泰樹 製作=藤本真澄 原作=石坂洋次郎 音楽=服部良一、原六朗 撮影=鈴木 博 脚本=井手俊郎 助手=井上梅次【キャスト】池部 良=上島健太郎 堀 雄二=志村高一 若山セツ子=村田芳子 角梨枝子=井上みさこ 田中春男=漢文担当 河村 黎吉=靴屋の主人沢村貞子=靴屋の妻 藤原釜足=上島の家主 飯田 蝶子=その妻清川玉枝=料亭の女将 千秋 実=飲み屋の客 相馬千恵子=飲み屋の女【あらすじ】長野の田舎町 敗戦から4年目 戦争中 半強制的に予科練へ行かされた為 青春の貴重な時間を潰されたと上級生たちは、予科練に行く前に戦争が終わってしまった下級生に対して たびたび 予科練の訓練で覚えた 理不尽な暴力を振っていた国策に沿った、とはいえ 生徒を送り出し 責任を感じてる教師達も そんな上級生達には何も言えない『上島健太郎』先生も そんな上級生の言いがかり的な暴力を黙って見ていた所を、洋裁学校の先生『井上みさこ』に目撃され 不甲斐ない「案山子さん」と非難されて「みさこ」は 頑固な大家(靴屋)が所有している家を借りていて、母親と、弟と一緒に住んでるが、近代的なファッションセンス、主にターバンとかパンツルックとか、旺盛な自立心の「みさこ」のことがいちいち気に入らない「娘が結婚するので家族が増える」と 一家を追い出そうと・・・・「健太郎」は下宿先の夫婦から、彼を慕って毎日遊びに来る生徒たちへの茶菓子代がもったいないから、倹約するように勧められる「みさこ」の家に復員してきた若い将校『志村高一』が訪ねてきた「高一」は 未だに復員していない「みさこ」の父が元気なこと、さらに「鼻っ柱の強い「みさこ」と結婚してくれないか?」と言われたことを正直に 報告に来たのだった上級生の暴力が日増しにエスカレートしてきて、説教から繰り出される鉄拳制裁から、今では、因縁つけてカツアゲまで・・・・まるで ゴロツキ下級生たちは上級生の暴力に反抗することを決意体格差は大人と子供ですが、数では圧倒的に下級生のほうが多い上級生達に集団で襲いかかる下級生軍団との 大乱闘になるのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【付録】『山のかなたに」の歌詞作詞:西條八十、作曲:服部良一、唄:藤山一郎 山のかなたにあこがれて 旅の小鳥も飛んで行く 涙たたえたやさしの君よ 行こよ 緑の尾根越えて 月をかすめる雲のよう 古い嘆きは消えてゆく 山の青草素足で踏んで 愛の朝日に生きようよ (4番まである) *映画「山のかなたに」の主題歌で 当時大ヒットした曲です この歌を 唄える人は オイラと同じ時代を生きた仲間です ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 清々しい清潔感のある若者姿の「池部良」と如何にもモダンな感じがする粋なスタイルの「角梨枝子」の恋愛物語は あんまり面白くもないのだが・・・・上級生に 何時も苛められていた 下級生達が反撥し立ち上がるそして 遂に 河原で 暴力上級生を 大勢の下級生が襲いかかる場面が延々と続く 喧嘩シーンが面白い・・・・・な~んて不謹慎のようだがなんだか 昔 運動会で男子だけがやった“棒倒し”のようなスポーツをしてるような感じで・・・・真剣に殴り合ってる痛い場面なんだけど 面白かった“棒倒し”は 中学でも高校でもやったが 男子にとっては 勇気が試される ルールに従ってチームで闘う 男同士の喧嘩のようモノだった運動会当日は 観てる先生方や女子生徒や家族が居るので フェアで勇壮な男の戦いを見せる為 上級生が作戦を立て その攻防を練った立てた棒にたどり着くまで 盾になる何重もの人垣が拳を握り締め待ち構えるそれをものともせず 駆け上がる度胸と勇気ある男子たちが 何人も先を争って走った 思いもかけない 普段おとなしい子が先頭を切ったりして今でも 運動会での種目にあるのだろうか? この映画の当時(1950年)上級生は 体格もひとまわり大きく 大人びていて下級生は未だ子供で 全然歯が立たない様子なのだが・・・・一人に 5人も 6人もが むしゃぶりついて 殴られようが蹴られようがなかなかな離れない 段々に 上級生は疲れ 力尽きてゆく・・・・大きな昆虫に 小さな蟻が寄ってたかっているような雰囲気で・・・・でも 素手で戦って それなりの人としての 理性のある戦いに 不良上級生の助っ人 数人が 棍棒等を持って乱入こいつらは 腐った本物のアホ学生で・・・・これは見境のない犯罪者怪我をするだけじゃなく 生命に関わるような暴力行為で 許せないのだが更にエスカレートし 河原の石を投げ始める 両サイドに分かれて どんどん 激しくなって 頭に当たって血を流す子も・・・・・憎しみの連鎖 同じ学校の生徒同士が 少数の悪意によって・・・・そこの間に 割っては入るのが 「案山子先生」(池部良)なんとか収まるのだが・・・・・「石坂洋次郎」作品の青春物語の中でも珍しい 戦後5年目 戦争に対する複雑な若者たちの心の中のフラストレイションを描いたのだろうか新しい時代に向かってゆく 若者たちの ワンステップ段階“山のかなたに あこがれて 旅の小鳥も 飛んでゆく・・・・” ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・早朝散歩では 山路にクリが落ちている ポケットがイッパイにになる程沢山
2013年09月26日
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【スタッフ】監督=新藤兼人 脚本=新藤兼人 製作=吉村公三郎、山田典吾 音楽=伊福部昭 撮影=伊藤武夫 【キャスト】乙羽信子=石川孝子 細川ちか子=石川せつ 清水将夫=石川利明滝沢 修=岩吉爺さん 北林谷栄 =おとよ婆さん 宇野重吉=孝司奈良岡朋子=咲江 殿山泰司 =船長 東野英治郎=馬喰寺島雄作=木島浩造 英 百合子=木島おいね 小夜福子 =教会員多々良純=労働者風の男【あらすじ】『石川孝子』は昭和20(1945)年8月6日 原爆が投下された時 広島に住んでいて家族の中で彼女一人だけが生き残り その後 瀬戸内海の小さな島で教員をしていた「孝子」は、原爆当時勤めていた幼稚園の園児たちの その後の消息を知りたいと・・・・夏休みを利用し 久しぶりに広島を訪れた街は 瓦礫も整理され それなりの復興はしていたが・・・・当時の子供たちは 果たしてどんなふうに成長しているだろうか幼稚園で ともに働いた旧友の『夏江』から住所を聞いて 次々と訪問していく「孝子」『三平』も『敏子』も『平太』も中学生になっていた「三平」は 子だくさんの貧しい父母の元で、靴磨きをして家を助けていた「敏子」は 原爆症で寝ていたが孤児の彼女は教会に引き取られて看護されていたが、明るい顔をして生きていた「平太」も親を失って兄や姉の手で養育されていたが、一家は明るくまじめに生き抜いていた「孝子」は 亡き父母の下で働いてた『岩吉』爺やが 橋の脇で物乞いをする姿を見つけた年老いた「岩吉」は 息子夫婦を原爆で失い、被爆した顔面はケロイドの上 盲目になり七歳になる孫の『太郎』と アバラ屋で暮らしているのだった「孝子」は 二人を島へ連れていこうとしたが、「こらえてつかぁさい」と岩吉どうしても承知しないので「太郎」だけでも 引き取りたいと・・・・初めは承知しなかった「岩吉」も、隣に住む 「おとよ」婆さんの 孫の将来のためにという説得で、ようやく「太郎」を手離すことにしたのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1945年 広島・長崎に原爆投下 そして敗戦 それから僅か7年後の1952年に広島出身の新鋭監督「新藤兼人」が真っ向勝負 真正面から挑んだ映画「原爆の子」終戦後は 何かとGHQ等の規制やら検閲があって まともには反米 反原爆等の表現は難しかったんだろうと思われるのだが なんなんだろう この監督の映画人魂は オイラが観たのは 中学1年生の頃か? 観た時の状況の記憶は全く覚えてないのだがその映画の映像と内容は 恐怖の痛みと 悲惨さの強烈な印象を伴って 頭に焼き付き つい最近まで この映画は“2度と 決して観ない” と 心に決め封印してた映画元々 臆病モンで 恐怖ホラー映画なんかも大嫌いで 殆んど観ないんだけど・・・・それにも増して観るのが怖かった オイラの怖い夢の大半が あの炎の中で苦しみもがき焼け爛れた皮膚が剥がれ垂れ下がり ヨロヨロと列をなして歩く人々の姿 焼け焦げた母親の傍で悲痛な泣き声をあげる子 重く暗く陰鬱な音楽に合わせ 延々と ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【広島の原子爆弾】(ウィキペディアからの抜粋 転写)野外で建物疎開作業中の勤労奉仕市民や中学生・女学生等は隠れる間もなく大量の熱線をまともに受けた また彼らは熱線直後の爆風(核反応の熱で急速に膨張した高温高速の空気が作る衝撃波)で数メートルから十数メートル吹き飛ばされ、地面や構造物に強く叩きつけられて昏倒した さらにこの爆風は屋外の被爆者の衣類を剥ぎ取り、ほとんどは裸となった、 そして、爆風は火傷を負った表皮をも皮膚組織から剥ぎ取った昏倒から覚めた被爆者は自分の腕の皮膚が剥がれて垂れ下がり、爪のところでようやくつながっていることを知る背中全体の皮膚がはがれ、腰からぶらさがっている者もいた強い衝撃で眼球が眼窩から飛び出した者、腸が腹腔から飛び出した者などもいた (続きは 是非ウィキペディアを読んでみて) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー映画は そんな悲惨な映像に逆らう形で 若く溌剌とした「石川孝子」(乙羽信子)を主役に据え 白い帽子と靴 真っ白な半袖シャツで 初々しいさを強調 話を進めてゆく幼稚園での教え子 その後の様子が気になって 訪ね歩くという設定だ途中 橋の上から フンドシ姿の大勢の子供達が 次々と飛び込む映像に元気付けられる物語そのものは たいしてドラマチックなものではないが 訪ね歩く各々の家でのエピソード幸せだった家庭生活が どれほど崩壊させられてしまったかを 映し出す原爆被災後7年目の 広島市内風景も 今となってみれば貴重な資料となっているという「宇野重吉」「殿山泰司」「北林谷栄」「多々良純」「清水将夫」「奈良岡朋子」等など昔々の ベテラン俳優陣も顔を揃えての出演は 新藤監督への応援団か とても懐かしい漫画「はだしのゲン」の 子供達の閲覧の賛否で マスコミが騒ぎ立てているが真実を知ることの恐怖 トラウマとなって何時までも残るという事だが・・・・確かに オイラも この「原爆の子」の映像がトラウマになったと言えると思うが絶対に 二度と起こしてはならない様な事柄に 恐怖する心を 子供心に植え付ける必要性は アリだと思う72才にして 50年振りに観た「原爆の子」の 正直な感想は 今でこそ 日本中の いや世界中の子供達に観せるべき映画だと思ったコト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昼間は萎んで 夕方から咲く そして朝は元気「白粉花・おしろいばな・夕化粧」
2013年09月25日
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【スタッフ】監督=ジョエル・ホプキンス 製作=ティム・ペレル、ニコラ・アスボーン 製作総指揮=ジャワル・ガー 脚本=ジョエル・ホプキンス 撮影=ジョン・デ・ボーマン プロダクションデザイン=ジョン・ヘンソン 衣装=ナタリー・ウォード 編集=ロビン・セイルズ 音楽=ディコン・ハインクリフェ 【キャスト】ダスティン・ホフマン =ハーヴェイ エマ・トンプソン=ケイト・ウォーカー アイリーン・アトキンス=マギー ジェームズ・ブローリン=ブライアン キャシー・ベイカー =ジーン リチャード・シフ=マービン リアーヌ・バラバン =スーザン ブロナー・ギャラガー ジェレミー・シェフィールド ダニエル・ラパイン 【あらすじ】離婚してニューヨークで気ままな一人暮らしをしているCM作曲家の『ハーヴェイ・シャイン』イギリスに暮らす一人娘の結婚式のためロンドンへと向かうしかし、仕事のことが気がかりで携帯を手放せず、親族の集まりの中でも疎外感を味わうことにおまけに娘からはバージンロードは義父と歩くと告げられ、気持ちはどん底に・・・・一方、気むずかしい独り住まいの母親を抱え、もはや人生に期待しないことでどうにか自分を保って生きている孤独な女性『ケイトある時、空港のバーでひとり静かに本を読んでいた「ケイト」は・・・・飛行機には乗り遅れ 会社からクビを言い渡され 娘のパーティーでも散々な目にあいやけ酒をあおっていた「ハーヴェイ」から 声をかけられるのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今朝 散歩の支度をして 家を出ようとドアを開けたら 雨が降り出していたもう一度 ベッドに戻る気にもなれず・・・・午前5時 何をしようか? 考えた末ヤッパり 好きな映画を観ることにした ここのところ 暗い目の映画が続いていたので 普通の人の 普通の映画を探して 「新しい人生のみつけかた」を選んだ 原題は「LAST CHANCE HARVEY」 “最後のチャンスの ハーヴェイ”なんか オイラに言われてるような感じがして「最後のチャンスだぞ 〇〇〇!」って先ず 最初に書きたかった 観終わっての感想 こんなに清々しく良い気分になれた 大人の恋物語り映画も久し振りで・・・・ハリウッドを代表する名優「ダスティン・ホフマン」1937年生まれ 当時73才英国代表の女優は「エマ・トンプソン」1959年生まれの 51才本当は「ケイト」役 「エマ・トンプソン」身長は175cm以上もある 大きめの女性で「ハーヴェイ」役「ダスティン」はご存知のように165cmと小柄 不釣り合いのようなだけどラスト 「私たち うまくやっていける?」「見当もつかない けど頑張るよ!」 そして テムズ川畔の歩道を並んで歩く二人 直ぐハイヒールを脱いで裸足になった「ケイト」の決意と その心情が なにげに うまく表現されて終わる前半の展開は CM作曲家「ハーヴェイ」(ダスティン・ホフマン)は 若手作曲家に 古臭いと馬鹿にされ オーナーからは これがラスト・チャンスだ と脅かされハーヴェイと離婚 ロンドンで再婚した妻と住む 娘の結婚式にやってきたものの居場所がないというか 居心地の悪さに加え 娘に「バージンロードは義父と歩く」と「自分は 誰からも必要とされていない」と感じた時の寂しさ 哀しさ一方 ヒースロー空港の統計係で働く「ケイト」(エマ・トンプソン)趣味は読書、作家を夢見て作家養成講座に通ってる友人に紹介された青年とは話題が合わず・・・・世間から置き去りにされた私 もう 誰にも煩わされず 静かに暮らしていきたいと 消極的な人生を選択してそんな二人が 偶然出会って 話をするようになっていく「お嬢さんの結婚披露宴には どんなことをしても出なきゃダメ!」「一緒に行ってくれるかい?」「こんな洋服じゃあ」「買いに行こう」ドレスを選び 次々に着てファッションショウの「ケイト」 一番楽しいシーン最終的には 黒のシンプルなドレスで 会場のホテルに馳せ参じた二人花嫁の義父の挨拶を横取り 感動的な「ハーヴェイ」の挨拶に 思わず涙このラストチャンスに 家族の信頼を得た「ハーヴェイ」 そして 会社から電話が「若者の音楽は駄目だった ヤッパりあんたのが良いって」「もう 辞めたよ ロンドンに住むんだ!」 ハーヴェイは 力強く言い切った長年の夢だった“ジャズ・ピアニスト”に 挑戦するんだろう「ハーヴェイ」? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・畑の中の道を歩いていると なんとも いい香りが漂っている白い花が大きな葉の間で沢山咲いている「ジンジャー、花縮紗・しゅくしゃ」
2013年09月25日
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【スタッフ】監督=アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 製作=アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 、ロバート・サレルノ 製作総指揮=テッド・ホープ 脚本=ギジェルモ・アリアガ 撮影=ロドリゴ・プリエト 、フォルトゥナート・プロコッピオ 美術=ブリジット・ブロシュ 編集=スティーヴン・ミリオン 音楽=グスターボ・サンタオラヤ 【キャスト】ショーン・ペン =ポール・リヴァース(大学教授) ナオミ・ワッツ =クリスティーナ・ベック(マイケルの妻) ベニチオ・デル・トロ=ジャック・ジョーダン(前科者、自動車事故で三人を殺した男) シャルロット・ゲンズブール=メアリー・リヴァース(ポールの妻) メリッサ・レオ =マリアンヌ・ジョーダン(ジャックの妻) クレア・デュヴァル =クロウディア・ウィリアムス(クリスティーナの妹) ダニー・ヒューストン=マイケル・ベック(クリスティーナの夫、ポールの心臓ドナー) 【あらすじ】ニューメキシコある日、『クリスティーナ』に不幸な知らせが届く夫と娘二人が 大型RV車に轢き逃げされたのだ・・・・悲しみの余り脱力した「クリスティーナ」は、やめていたドラッグに また手を出してしまうその車の運転手は、信仰に没頭することで人生をやり直そうとしている前科者の『ジャック』とっさに逃げた彼だが、事故の真相を知ると、妻『マリアンヌ』の制止を振り切って警察に出頭一方、その事故で亡くなった「クリスティーナ」の夫「マイケル」の“心臓”余命1カ月と宣告されていた数学講師の『ポール』に移植され、彼の命を救ったしかし手術が成功すると、彼は妻『メアリー』との心の溝が広がっていることを再確認するそんな中、教師の「ポール」は 調査会社を使ってドナーの身元を突き止めるそして 思い切ってドナーの妻の「クリスティーナ」に声をかけ、やがて心臓のことを告白する「ポール」最初は混乱する「クリスティーナ」だったが、徐々に「ポール」を愛し始め、すべての悲しみを終わらせるために“ジャックを殺してくれ”と「ポール」に頼んだ一方、「ジャック」は 証拠不十分で釈放「ポール」は「ジャック」を探して会い、彼を殺したふりをして逃がすそして「クリスティーナ」の待つモーテルの部屋に戻るが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー映画のタイトルの「21グラム」は 何の重さでしょうか?そう「命」の重さです人が死ぬと 丁度“21g”体重が減るのだそうです「なんと軽い」ものなんでしょうしかし この映画では“命”の重さを 重すぎるほどの重圧感を持って描きます夫と幼い二人の娘の命を一瞬のうちに奪われた「クリスティーナ」(ナオミ・ワッツ)事故車の運転者は「ジャック」(ベニチオ・デル・トロ)更生した 元犯罪者亡くなったクリスティーナの夫の心臓で 生き延びた「ポール」(ショーン・ペン)かなりの個性派で 濃い演技をする三人が主役で物語は展開するのですがその三人の過去と現在が 行ったり来たりで 最初はなかなか入り込めないそして この三人 オイラ的には どう見ても“変人”にしか見えない 例のごとく いつも憂いに沈んで機嫌が悪そうな 渋面「ショーン・ペン」更に 悪いことには 余命いくばくもない心臓病みで 移植を受けた心臓も合わないらしく・・・・突然吐いたり苦しんだりしてるんだから 暗さ倍増ポールの奥さん「メアリー」(シャルロット・ゲンズブール)とうまくいってない様子で、 オイラ的に思うのは ポールの心臓手術では並大抵ではない苦労を掛けただろうに・・・・なんとも薄情なポールでも「メアリー」も“変”な女で ポールの快気祝いパーティーの席で「人工授精をしてポールの子を産むんだ」って発表するんだから その「ポール」が なんでか知らないが 心臓提供者(ドナー)の妻を探し当てるドナーは 間違いなく死んでるのに、何故なんだろう? 別にお礼を言う訳じゃない そして そのドナーの奥さんに会って 親しくなってから 告白するんだ 「俺の心臓は アンタの旦那のものだ」って オイラには 到底信じられないそして二人は愛し合い なんと「クリスティーナ」は「ポール」の子を妊娠更に 愛する家族を殺したジャックを殺してくれとと ポールに依頼するんだ親戚や妹等 周りの人達に 自首してきた「ひき逃げ犯人ジャック」を 告訴しろと進められても 頑なに拒否していたのに・・・・なんでなんだ?その彼女 何故なんだか 元々麻薬常習者のようで“変”でしょ幸福な家庭の主婦だって? なんか 怪しい気がするんだけどそして そのひき逃げ犯「ジャック」(ベニチオ・デル・トロ)過去 相当なワルだったらしいが刑務所内で見事改心 敬虔なクリスチャンに「ジャック」の奥さんは まとも 献身的にジャックの事を心配し大金を工面をして「ジャック」を仮釈放させたのに・・・・ジャックときたらそしてラスト その三人が出合った時の 大乱闘は・・・・“命”の 重さを表現する為に こんな風な演出が必要なんだろうか?もっと普通の人で もっと普通に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高井城址公園に今年も咲いた「彼岸花・ひがんばな・曼珠沙華・まんじゅしゃげ」
2013年09月24日
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【スタッフ】監督=李 相日 製作総指揮=ウィリアム・アイアトン原作=デビッド・ウェッブ・ピープルズ脚本=李 相日 撮影=笠松則通 照明=渡邉孝一録音=白取 貢 美術=原田 満生 杉本 亮装飾=渡辺大智 編集=今井 剛 音楽=岩代太郎衣装=小川久美子 ヘアメイク=橋本申二【キャスト】渡辺 謙=釜田十兵衛 佐藤浩市=大石一蔵 柄本 明=馬場金吾 柳楽優弥=沢田五郎 忽那汐里=なつめ 小池栄子=お梶 國村 隼=北大路正春 小澤征悦=堀田佐之助 三浦貴大=堀田卯之助 滝藤賢一=姫路弥三郎 近藤芳正=秋山喜八【あらすじ】明治13年 開拓が進められている北海道明治に入っても しつこく北の果て迄 幕府軍残党を追い続ける討伐隊かつて人斬り十兵衛との異名を持ち恐れられていた幕府軍残党『釜田十兵衛』「十兵衛」は愛する女性と出会ってから刀をしまい、二人の子どもをもうけた幸せも束の間、妻は早世し、男は幼い子どもを抱えて貧しく厳しい生活をしていたそこへ、かつての仲間『馬場金吾』がやってくるそして、ある村で 無残にも顔を切りつけられた女郎のこと、その村を牛耳る暴力的な支配者『大石一蔵』が その事件に関して深追いさせないこと、女郎達は その支配者に逆らい 仲間たちとともに賞金1000円を作り敵を討ってほしいと懇願していることを 話した「十兵衛」は 自分のためではなく他の者のために、あらゆる覚悟を背負い、再び刀を手にするという 苦渋の決断をし 子供たちを置いて旅に出るのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*ここの欄は付録ですので飛ばして結構です【2009年7月11日付けの 私のブログ 「許されざる者」】の 写しです映画「グラン・トリノ」で、 「クリント・イーストウッド」は 自身を懺悔そして アメリカ合衆国を代表して懺悔をした映画だ」と、ブログに書きました映画「許されざる者」も、やはり、許されないこと(暴力による解決や復讐)を主題にして肯定し演じ続け 長年やってきた事に対するイーストウッド自身の懺悔の映画です皮肉ではないと思うのですが、 「C・イーストウッド」を「荒野の用心棒」で、世に送り出してくれた「セルジオ・レオーネ監督」と・・・・ ハリー・キャラハン刑事の「ダーティ・ハリー」の「ドン・シーゲル監督」に 「この映画を捧げる」と、この映画の字幕で出します更に後日、監督談話で「これは暴力の本性とそれが及ぼす影響についてのフィルムである」と、自身でも 明言しています、だから、主人公も、敵役達も、両方が悪役なのです「法と秩序を守る」お墨付きを持つ保安官(ジーン・ハックマン)は 自分たちの誇りを傷つけたイギリス人「イングリッシュ・ボブ」(リチャード・ハリス)を武器を持っていたからと徹底的に痛めつけ半殺しにし、町から追い出しました また、殺人犯「マーニー」の相棒で黒人の「ネッド」(モーガン・フリーマン)も、追求し 激しく鞭打ちで殺し、その死体を街の中に晒します まさに権威の暴走を象徴しているのです、アメリカはこんなことを、正義として実行し続けてきたのです終盤、銃を突きつけられた保安官「お前が女・子供でも虐殺したウイリアム・マーニーか?」 「そうだ、動くものは何でも殺してきた、今夜はお前を殺す、お前こそが許されざる者だ」 「フン、地獄で待ってるぜ!」これは、自らの呪われた運命を受け入れた者のセリフです更に、賞金稼ぎに誘った若者、イキがって何人も殺したと言っていましたが、いざ現場で殺人を犯すと、完全にビビッて「初めてだったんだ」と、後悔の涙を流します何も解かっていないアメリカの若者達を、ベトナム、アフガン、イラクに送り込み人殺しをさせている政府に対する抗議です俳優時代、三流映画の三流役者と「イーストウッド」を散々叩いていたマスコミにも一矢を報います当時の英雄「イングリッシュ・ボブ」に、くっついて取材しつつ、言われるままの、大袈裟な記事を書きマスコミに流していたジャーナリスト ご都合主義で、ボブが追い出されると、保安官の提灯記事を書くようになります そして、保安官がマーニーに殺られると・・・・・節操のない無神経なマスコミ そして この映画が、幾つもの賞を受賞すると、マスコミはひれ伏すのです1992年の、この映画「UNFORGIVEN」(許しがたい行為)で「クリント・イーストウッド」は大変身 世の中にメッセージを投げかけ続けているのです ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーということとで 長くなって恐縮です・・・・尊敬する「クリント・イーストウッド」監督作品が どんな風になってしまうのか 興味本位 冷やかし半分で観に行った 映画「許されざる者」・・・・イヤハヤ 本当に驚いた コリャあ ヤ・バ・イ! マジに感動致しましたリメイク作品は オリジナルは超えられないと 常々言ってた自分が恥ずかしい「李相日」監督 お見事! よくここまで日本版に仕上げたものと 拍手喝采!です広大なる大地 あたり一面が真っ白 吹雪き そして光輝く なんとも言えぬ雪景色 そこでの俳優陣「渡辺謙」「柄本明」「佐藤浩市」 三人の熱演にも やられました決して「C・イーストウッド」「モーガン・フリーマン」「ジーン・ハックマン」に負けてない っていうか 彼等独自のキャラクターでの 説得力ある演技力筋書きはオリジナルのクリント・イーストウッド監督の「許されざる者」と ほぼ一緒観た人の評価は そのオリジナル版の理解度がどれほどか?で 左右される時代は 幕末から明治に変わったばかりの 維新混乱期 討伐隊が 幕府軍残党を追いかけ続け 北海道の果てまでやってきたという設定原住民アメリカ・インディアンを 日本の原住民アイヌに・・・・アメリカ西部開拓民相手の酒場・娼婦館を 北海道開拓民相手の酒場・娼婦館に・・・・その時代であればという事で 入り込めれば何の違和感もない・・・・・ 主人公は幕府軍残党で下級武士だった 人斬り十兵衛こと「釜田十兵衛」(渡辺謙)恐らくアイヌ混血女性と結婚し生き方を180度変え 身を隠し農業に従事していますそして 同じく鹿児島出身の下級武士 元討伐隊員で やっと小さいながらも手に入れた身分 町長で警察署長という権力・・・・手離したくないし 十二分に活用したい「勝って生き残った者は正義で 負けて死んだ者が悪になる 記録ってそういうもんだろ」が口癖の「大石一蔵」(佐藤浩市)敵となる人物は 徹底的に痛みつけ 権力を誇示します いい感じで演技する 昔の十兵衛の仲間 賞金稼ぎの「馬場金吾」(柄本明)と最近 渋い感じの脇役として大活躍の「國村隼」と 主役の「渡辺謙」の三人革の長靴で顔を何度も蹴られ血だらけになって 転げまわる・・・・スゴイ!そしてラスト 「渡辺謙」の殴り込みでの形相に注目 息を呑む迫力に圧倒される 極寒の北海道でオールロケは 可成のハードワーク 李監督の完全主義は手抜きを許さず記者会見で「一番怖かったのは?」の質問に「寒さや熊なんかじゃなく 俳優さん達」と答えていたほど 恨まれていたらしい・・・・・「李相日」監督は在日コリアン三世で 1974年生まれの39才映画「フラガール」「悪人」の監督として一躍有名になった人 20才の頃 観た「許されざる者」の印象が強く忘れられなかったと・・・・まさか リメイク出来るなんて・・・・って言ってた 夢を叶えた監督ベネチア国際映画祭に出品する事が決まってる世界から注目を浴び その評価が気になるところ 世界的名監督の誕生は近い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・台風の後 満水だった小貝川も水が引いて 白鷺の群れが中洲に・・・・
2013年09月22日
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(上の写真は チャップリンが整形手術をして若くなった顔)【スタッフ】製作・監督・脚本・音楽=チャールズ・チャップリン撮影=ジョルジュ・ペリナール 美術=アラン・ハリス編集=ジョン・シーボーン 編曲=ボリス・サーベック【キャスト】チャールズ・チャップリン=王様 ドーン・アダムス =アン・ケイオリバー・ジョンストン=ジェイミス大使 マイケル・チャップリン =ルパート・マカビイマクシーヌ・オードリー =王妃 ジェリー・デスモンド =ボウデル首相 シドニー・ジェームズ =ジョンソン ジョーン・イングラム =クロムウェル夫人【あらすじ】“革命”のため 国を追われた『イゴール・シャドフ王』ニューヨークにやって来たが、同行した首相に 現金も証券類までも持ち逃げされた「王様」は“原子力を使って理想郷を創る”というアイデアを実現させるべく、アメリカ原子力委員会と接触を図るテレビ局の美人キャスター「アン・ケイ」に騙され シャフド王は クロムウェル夫人主催の夕食会に出席したがその様子を 隠しカメラのテレビで中継放送されていたその席で 余興としてハムレットの独白を演じたことで・・・・演劇の経験があることを明らかにしたため、その後、TVCMの出演依頼が殺到する最初は気のすすまぬ「王様」であったが、生活資金を得るため「キング・ウィスキー」等 いくつかのコマーシャルに出演するはめにある進歩主義的な学校を訪問した王様 『ルパート・マカビー』という10歳の少年に会う彼は学校新聞の編集者で歴史に造詣が深く、「王様」にアナキズム的な講釈を行う「ルパート」はいかなる政府も信用しないと述べるが、両親は共産党員であったその「ルパート」少年を助けた縁で・・・・・次第に「王様」自身が共産党員であると疑われるようになり、“マッカーシーの下院非米活動委員会“(当時アメリカで赤狩りを行っていた委員会) に 喚問されるのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画 日本で封切られたのは 今から54年前の1959年 オイラ大学生だった(因みに ロンドンで製作され公開されたのは1957年 米国では1972年だった)当時の評論家や巷の評価は あんまり芳しいものではなかったが オイラにはそれが不思議でならなかった (キネ旬 外国映画ベストテンにも入ってないほど)これほど強烈に アメリカを皮肉り 批判し コケにしてるのにしかし 今日 再度観てみると アメリカにだけ発信してる皮肉や 警告じゃない全世界の人達に向かって 発してるメッセージなんだと 気が付く映画の冒頭に字幕が「現代生活の小さな悩み その1つが“革命”である」 と出るのだが・・・・なんか今でも エジプト・シリア等 世界中で起きてる革命闘争を予感していたのか?この映画での 欧州の“エストロヴィア国”の「シャドフ王」の 亡命の理由は 原爆を欲しがる閣僚たちが 王の原子力平和利用計画に反対し 追い出されたとそして その利用計画をアメリカ原子力委員会に売り込みたい 原子力で理想郷を実現するという その計画内容がどういうものなのか は明かされないが是非 聴いてみたいもんだけど、 そういった問題意識があったことに 感心する前半部分 亡命した憧れの文明国アメリカを体験 その中身の無さに失望する王様道路の混雑ぶりと喧騒 映画館では若い男女が踊り狂い 教育現場の子供達の悪戲そして映画館での予告編を観て 如何に低俗な内容であるかに 驚愕するその題名は「ソウルな殺し屋」「男か女か?」「恐怖のガンマン」 そのバカバカしさハリウッド映画の酷さ 殺人映画を“ご家族でどうぞ”と呼びかける節操の無さそして 学校で 生意気な生徒が 強烈なメッセージを投げかける王様「何を読んでる?」・・・・ 子供「マルクス」王様「共産党員かね?」・・・・ 子供「マルクスを読むと共産党員?」王様「支持する党は?」・・・・ 子供「ないよ 政府なんか大嫌いだ」王様「では誰が“統治”を?」・・子供「その言葉が嫌いだ」王様「統治が嫌いなら指導にしよう」・・子供「政府の指導とは権力で人民を圧迫する事」王様「しかし 政治は必要だぞ」・・・子供「政治は人民を束縛する」王様「米国民は自由ではないか?」 ・・・・議論は延々と続き原子力の時代に 未だ原爆を作って 地球上の文明と生物を絶滅させようとしてる何故 ローマ帝国が崩壊したか? 何故 封建制が崩壊したか? 何故世界は崩壊するのか?・・・・・それは『強力な権力のせいだァ!』「原子力問題」「教育問題」「ジャーナリストの横暴さ」「共産党(赤)狩り」「整形手術」「金権主義(金が全て)」「自由と不自由」「音楽や映画の低俗性」等などそんな 内容の批判は アメリカの反動的なマスコミから、「危険思想をバラ撒き、健全な市民階級に毒素を注入している」と批判され1952年にアメリカから国外追放処分を受けていたからか・・・・しかし そんな保守的な世論にも果敢に立ち向かい、プロレタリアートの立場から、資本主義社会に対する不平等への“怒り”を顕にしてた偉大な芸術家を追放してしまったアメリカ思想は 後年蘇るものの恥ずかしい限りですそんな問題を沢山描きながら 腹を抱えて笑える喜劇に 心底感服でした ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・朝方の「すすき」の写真です その向こうに大きな月が出ていたのですが 残念乍 写っていませんでした
2013年09月21日
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【スタッフ】監督=チャールズ・チャップリン 原作=チャールズ・チャップリン脚本=チャールズ・チャップリン 音楽=チャールズ・チャップリン【キャスト】カール・ミラー =The Man エドナ・パービアンス =The Woman ジャッキー・クーガン=The Kid チャールズ・チャップリン=The Tramp トム・ウィルソン =The Policeman【あらすじ】ある日、いつもの様に 街を散歩していた『チャーリー』どこからか 赤ん坊の泣き声が聞こえてきた辺りを見回すとまだ生まれたばかりの赤ん坊が 街路端に捨てられているどうしたものかと抱き上げた彼の目の前に、パトロール中の警官が通りかかった警官は彼が赤ん坊を捨てにきたと勘違いし、目を光らせている仕方なく彼は、その赤ん坊を自分のボロ・アパートに連れて帰ったそれから5年後その子は「チャーリー」の仕事を手伝う程成長していた彼が石を投げてガラスを割った後、なにくわぬ顔でガラス屋の「チャーリー」が修理して回るという段取りで、2人は貧しいながらも 幸せに暮らしていたそんなある日、急病の坊やを医者に見せたことから 捨て子だったことが分かり、坊やは強制的に孤児収容所に送られそうになるが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオイラ 前々から映画における「子供もん」と「動物もん」と「余命もん」は 反則技だと 言ってきたソレは「チャップリン」でさえ 「子供」と「動物」には敵わないと明言してるその「チャップリン」が子供(キッド)を主役にして撮った映画「The Kid」なんとも 愛くるしい表情に仕草 演技も天才的な「ジャッキー・クーガン」彼に出会ってしまった「チャップリン」は ゾッコン惚れて ほってはおけず原作・脚本を 一気に書き上げ・・・・ 監督し主演した 始めての長編作品に仕上げてしまった作品・・・・なんじゃないか?(推測)兎に角「ジャッキー」(キッド)の やることなすこと全て可愛いいし う・ま・い!オイラ 「芦田愛奈」ちゃんが やはり5才の時 テレビドラマ「MOTHER]での演技を観て 衝撃的感動を受けたけど、なんせキッドは 90年も昔のコト完全に あのチャップリンを食ってるし チャップリンも そう演出したに違いないチャップリンと二人だけの日常生活を映すだけで 微笑ましいが先ず その登場の仕方家の前の道路脇に座って 何かしてるるキッド 向こうから警官がきて 覗き込むキッドは 爪を切り磨いていた 指先を袖でこすり 前に差し出し眺めよしよしとばかりに頷き 家に入ってゆく あっけにとられる警官「ただいま~」「おかえり~」食事を作ってる「チャップリン」が ちょっとおいでと キッドの身体検査爪は? 耳は? 顎の下は? 髪の毛は? 鼻をかませ 鼻の穴を念入りに掃除する「いいね~」 このシーンだけで キッドに対する愛情が判るというもの・・・・ その後 例のガラス割りと ガラス売りの 話で・・・・巧いと思うのは キッドが石を投げようとした時 警官に見つかりなんとか ごまかし笑いで逃げるまでの 表情と動き・・・・最高!笑えるのは 警官が見てるのに ガラス売りのチャップリンに キッドが寄ってくるそれを 足で「あっちにいけ」と合図するのにキッドは 何度も繰り返し寄って来て更に 警官の家の窓ガラスも修理し終えたあと 奥さんを口説くチャップリン帰宅した警官に見つかって 逃げ出す迄の やりとりも傑作ですパンケーキを焼いたキッド チャップリンが重ねたパンケーキを取り分ける枚数が少ないと文句を付けるキッド 一枚を半分に分け 皿にのせてあげるただそれだけなんだけど 愛情溢れるシーンに・・・・笑い そして泣けるその他にも 二人行動を供にするシーンの数々に 並々ならぬチャップリンの子役「ジャッキー・クーガン」に対する 高い評価を 窺い知るのです90年も前に撮った サイレントでモノクロ たった53分間の映画に映画の本質を教えてもらうのです ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんとも微妙な色合いが美しく可憐な「台湾杜鵑草・たいわんほととぎす」
2013年09月20日
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【スタッフ】監督=クリント・イーストウッド 脚本=デニス・ハッキン撮影=デビッド・ワース 音楽=スティーブ・ドーフ【キャスト】クリント・イーストウッド=ブロンコ・ビリー ソンドラ・ロック =リリー・アントワネット ジェフリー・ルイス =ジョン・アーリントン スキャットマン・クローザース=ドク・リンチ シェラ・ペシャー =ランニング・ウォーターダン・バディス =ビッグ・イーグル サム・ボトムズ =レオナード ビル・マッキーニー =レフティー【あらすじ】『ブロンコ・ビリー』は、“ワイルド・ウエスト・ショー”の座長西部の男達の 向う見ずな荒っぽさを 活劇ショーに仕立てて披露する旅まわり一座司会役の『ドック・リンチ』(スキンヘッドの黒人)インディアン混血の中年美人『ロレーン』、彼女の夫でインディアン・ダンスや曲芸をこなす『ビック・イーグル酋長』投げ縄の名人『レオナード』(ベトナム戦線からの脱走兵)左きき2丁拳銃の通称「レフティー」『ル・バウ』それに愛馬「バスター』などが メンバーのメインだ彼らはアメリカの中南部を巡業し、時には慈善公演もするが、常に貧乏暮らし一座の移動は車、その日もカンサス州のジャンクション・シティに 乗り込むと、「ビリー」は 早速興業の許可をもらうために市の役所に・・・・窓口に 『ジョン・アーリントン』と『リリー』という金持ちのカップルがいて彼らは“結婚許可書”を もらいに来ていたのだが・・・・・遺産相続のためにいやいや「ジョン」と 結婚する「リリー」は、欲ばり母親をうらみつつ、ニューヨークからカンサスに結婚式をあげに来ていた結婚式を済ませ モーテルで初夜を迎える「リリー」しかし どうしても「ジョン」に抱かれる気になれず、拒み通した怒った「ジョン」は、「リリー」の持ちもの全てを奪い、町から姿を消した翌朝目ざめ、仰天した「リリー」は ニューヨークの母親に連絡するため隣りのガソリン・スタンドにとびこむが、1セントのお金もない困っているところに出くわしたのが「ビリー」彼に10セントを借りることにした「リリー」は、その金を返すために、ビリーの一座に加わり危険なナイフ投げの的などの役をひきうけるはめになる「リリー」は、生れも育ちも違う「ビリー」と何かにつけて衝突していたが・・・・時がたつうちに「ビリー」の みんなに対するやさしさや、子供達から英雄視されている姿に少しずつ惹かれるものを感じるようになっていくのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1980年製作の 「クリント・イーストウッド」監督作品「ブロンコ・ビリー」おんぼろトレーラーを連ねてドサ回りの“西部劇ショウ”の看板カウボーイで座長「ブロンコ・ビリー」(クリント・イーストウッド)西部劇じゃない 西部の男を演じる旅役者?みたいなモンカウボーイの衣装をつけ 馬に乗って軽業を演じ 投げ上げた皿を撃ち落とし回転盤に美女を括りつけ 隙間に置いた風船を目隠しして拳銃で撃ち 割る そして股の間に置いた風船を ナイフを投げ 見事割ってみせる しかし 実際の「ブロンコ・ビリー」は カウボーイなんかじゃなく「俺はニュージャージーのひと間のアパートで育った・・・・ カウボーイなんて見たこともなかった 映画で たまにお目にかかる以外は 31歳まで靴を売ってた でもカウボーイに憧れてたんだ」日本人が侍に憧れるように 西部のガンマンに憧れてた子供達の憧れであったし それは 旧式の大人達にとっても同じだった地味な 投げ縄回しに インディアンの踊り 荒馬乗りに ガンプレイそれだけの出し物だけじゃ 陳腐で侘しく・・・・客足はしれてるしかし こんな単純な物語の中に いくつものメッセージを発信して・・・・金がなく どうしようもなくなって ビリーは列車強盗を提案 実行に移すが 高速で走ってくるディーゼル車は アッという間に通過してゆく・・・時代遅れを認識してない大人たちを 痛烈に皮肉ってるシーンだ それと 巡業の移動中、数ヶ月給料をもらっていないと訴える団員たちに、どしゃぶりの雨の中、 車を降りて、全員を集め 怒鳴り散らすビリー 「金が欲しいんだな・・・・俺は金の亡者どもに用はない 子供達に笑顔を向けて 金のことを考えてるのか? 俺たちは ずゥーと苦楽を共にしてきた それがただ金のためだったのか? どいつもこいつもインチキ野郎だ!」何でもかんでも“金”の為 という世相に 腹を立ててる「監督」の声だ終わりに近く投げ縄使いの『レナード」が ベトナム戦争からの脱走兵ということが判明 拘置された 「ビリー」は有り金の全てをを持って、彼を釈放をしてくれるよう保安官に頼むが、保安官が「ビリー」に「どっちが早いかやってみようぜ」と 早撃ち対決を迫るのだ 保安官「お前も逃亡兵と同じ腰抜けか?」ビリー「早いよ」保安官「何だって?」ビリー「あんたの方が早いよ!」 拳銃を地面に投げる捨てるビリー 仲間を助けるために屈辱に甘んじる「ビリー」が必死に耐えている『セリフ』そうなんです 暗にベトナム戦争を批判し 悪徳権力やら 悪口雑言に誘導される暴力闘争に乗らない“勇気”を示すシーンなんてことない 軽いコメディ映画に ちゃんとこんな重い言葉が・・・・そう「許されざる者」への 布石はこの頃から既に始まっていたのです ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・葡萄に見えるでしょ・・・・でもこれは「洋種山牛蒡・ようしゅやまごぼうの実」
2013年09月17日
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【スタッフ】監督=ジェームズ・マンゴールド 製作=キャシー・コンラッド原作=エルモア・レナード 脚本=ハルステッド・ウェルズ、マイケル・ブラント、デレク・ハース撮影=フェドン・パパマイケル 音楽=マルコ・ベルトラミ【キャスト】ラッセル・クロウ =ベン・ウェイド クリスチャン・ベール=ダン・エヴァンス ピーター・フォンダ =バイロン・マッケルロイ グレッチェン・モル =アリス・エヴァンス ベン・フォスター =チャーリー・プリンス ダラス・ロバーツ =グレイソン・バターフィールド アラン・テュディック=ドク・ポッター ローガン・ラーマン =ウィリアム・エヴァンス ケビン・デュランド =タッカー ビネッサ・ショウ =エマ・ネルソン【あらすじ】物語の舞台は、南北戦争が終わってまだ間もないアリゾナ北軍の一員として従軍し、片足を失って退役した牧場経営者『ダン・エヴァンス』彼の牧場は、その存在を疎ましく思う町の有力者とその部下たちによって様々な嫌がらせを受けていたそんなある日「ダン」は 有力者と交渉するためにビスビーの町に向かうその道すがら「ダン」は無法者『ベン・ウェイド』率いる強盗団と遭遇、そして彼らに襲撃された駅馬車を発見する「ダン」は ただ一人生き残ったピンカートン探偵社に所属する賞金稼ぎを救助する有力者との交渉は惨憺たる結果に終わったものの・・・・「ダン」は酒場で 「ベン」が保安官たちに捕まる現場に居合わせる「ベン」の 強盗団によって度々損害を蒙っていた鉄道会社の重役は、彼を縛り首にするため 明後日の「ユマ行き3時10分発」の汽車に乗せようとする「ベン」をコンテンション駅まで護送する一行に、「ダン」も 同行を願い出る道中で何人も犠牲者を出しつつも、「ダン」は何とか「ベン」を連れてコンテンションの町に到着するだが、そこに「ベン」を奪い返そうとする強盗団が押し寄せてくる「ベン」を 狂信的に崇拝する強盗団の「チャーリー」は、一行が籠もるホテルを包囲、更に「ダン」たちを殺害した者に 報奨金を出すと群衆を扇動する強盗団のみならず町中を敵に回した「ダン」とその一行保安官や鉄道会社の重役までもが絶望的な状況に屈し、保身に汲々とするそんな中、「ベン」を刑務所行きの汽車に乗せるため、「ダン」は ただ一人で孤独な戦いを挑むことを強いられるのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今月の3日に書いた1957年の映画「決断の3時10分」のリメイク作品「ジェームス・マンゴールド」監督が 少年時代に観て感動 忘れられず どうしても 自分なりに撮りたかったという作品古典的な名作映画をリメイクするというパターンは 数知れずあっても・・・・大体が失敗に終わるケースが多く 上手くいっても オリジナルは越えられない今 日本映画で主役が名俳優の「渡辺謙」 そして名監督の「李相日」で撮った「許されざる者」が封切られているが・・・・オイラは 未見だけどベストメンバーを揃えての作品 でも 巷の評判は あまり芳しくない様子で (クリント・イーストウッドの人生を そして生き方を変えた映画を・・・・ オイラには そのリメイクする意味が解んないん だけど・・・・)とにかく リメイク映画って 如何に難しいチャレンジかってコト「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」「私は貝になりたい」「死刑台のエレベーター」「東京家族」・・・・・ それにしても オイラ的には 個人的に好きな俳優さんが出演しているので好きだった「決断の3時10分」 でも世間で言う いわゆる『B級映画』(それに 書き忘れたんだけど・・・・ 主題歌を「フランキー・レイン」が歌っていたのも 好きだった理由)それを 「あの映画が好きだった」っていう監督がいて リメイクしちゃうって いうことが なんとも嬉しいそれに「ラッセル・クロウ」「クリスチャン・ベール」「ピーター・フォンダ」「ベン・フォスター」と 一流どころの役者を揃え 本気なとこが イイ~ねぇ!それだけで 『もう 100点 満点!』って、言いたいんだけど・・・・何だろう? 観終わって なんか ちょっと違うんじゃないかって 気がして・・・・・やっぱ 配役のキャラクターとか 人間味の違いが 大きいと思うのだよ「グレン・フォード」 に「ラッセル・クロウ」「ヴァン・ヘフリン」に「クリスチャン・ベール」「ラッセル・クロウ」も「クリスチャン・ベール」もアカデミー受賞経験者だから 演技的には なんも文句のつけようが無いし 実際に巧いそれなりに 悪役「ベン」(ラッセル・クロウ)の人柄を良く見せるためにいつも暇なときにスケッチをしてる様子を 映していたりするけど・・・・演技じゃなく 滲み出る人間的な 暖かさが違うような気がして・・・・それは「ヴァン・へフリン」にしても同じで・・・・その純粋な人間としての良心が 感じられないのです この「3時10分決断のとき」の評価は結構高く 褒めてる人が圧倒的で・・・・でも大抵の人は オリジナルの「決断の3時10分」を観てない人達なんだやっぱり B級映画としてのストーリーで 過去の映画のイイトコドリ的でもあり人物の描き方にも無理があって メジャーな俳優さんが熱演しても・・・・そして そのラストを知ってる オイラとしては 感動も薄いわけで・・・・なんよ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・庭の塀際に置いた植木鉢で やっと花開いた白色の「蓮華升麻・れんげしょうま」
2013年09月16日
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オイラ定年退職後 暫く何もすることがなくて 恐る恐る始めた“油絵”・・・・もう丸5年やっと「30号」の大きさに慣れてきたところです 未だ基本的なスケッチ 構図や配色 バランス感覚等勉強させて戴いてる未熟者独自の作風で表現する等といった大それた事は 未だまだズーッと先のことと 思っていたのですが 昨年来 何故か執拗に出品を迫られて・・・・いつの間にか“準会員”となってる「富士美術協会」そして 今回 東京都美術館 第四展示室で開催されてる富士美術協会主催の「第31回 FAA展」に 二作品を 出展どんなのかって? 恥ずかしながら載せさせていただきました 「TAMURA」さん どんなもんでしょうか?えっ! そうですか・・・・失礼しましたそんな恥晒し絵は さておいて 行ってきました「絵画の展覧会」先ずは 上野へ “国立西洋美術館”で始まった「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展 天才の軌跡」そして“東京都美術館”で開催中の「ルーブル美術展 ー地中海四千年ものがたりー 」しかし・・・・それらの海外メジャー美術展は 今回はパス始めて鑑賞しました「 院 展 」 スバラシイ! 日本画 今まで思っていた日本画とは全然印象を異にする モダンで格調の高い幽幻の世界小品は「春の院展」で出品され 秋の「院展」では大作ばかり その迫力に圧倒されるいいですねぇ オイラには絶対に画けない その静謐で緻密で心に響く絵画の数々一作品毎に 身動きできないような重力を感じて・・・・やはり 日本人の感性には 日本画があってるのだろうか?時代とともに進化し続け 今様の日本画になってたもっと多くの日本人に その素晴らしさを アッピールするべきじゃまいのか海外の有名作家もいいけど・・・・ジャーナリストも注目すべし! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー公益財団法人【日本美術院】(にほんびじゅついん)1898年創立の美術家の団体 その『院展』は“日本美術院”の 公募展の名称院展と日本美術院はほぼ同義に扱われ “日本画”のみを対象明治31年、「岡倉天心」が東京美術学校を排斥されて辞職した際に、自主的に連座して辞職した美術家達(橋本雅邦、六角紫水、横山大観、下村観山、寺崎広業、小堀鞆音、菱田春草、西郷孤月)がいた彼らは岡倉の計画する美術研究の構想に賛同し、岡倉がそれをまとめる形で美術研究団体としての日本美術院を谷中大泉寺にて結成した ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそして「国立新美術館」へオイラの先生が所属する 二科会「二科展」 これが 先生の作品 膨大な数の作品のの中でも やはり先生の作品は“格”が二枚も三枚も上煙突の向こうに広がる パリ市街の旧式な建物が見え 遠く地平線まで・・・・ そして 二科会理事長「田中良」氏の作品 (取手市在住) そういえば 毎回「特選」の常連で 二科会の広告塔みたいな存在の「工藤静香」女史の作品が今回出展されてないのは なんとも話題が無くなって 寂しいジャン色々 あることないこと言われて 嫌気がさして 辞退したんだろうか?今年は どんな風な作品なのか それを楽しみに来る人もいるだろうに・・・・「日展」「院展」「二科展」が三大公募展で 「二紀展」「白日展」「一水会展」「一陽展」「創元会展」「示現会展」光風会展」「新制作展」「独立展」「国展」・・・・キリがないほど会派が多いいのは 絵画の派閥って 一体なんなんだ?芸術家は みんな自由勝手が好きってコトかァ・・・・なんてネ展覧会 三会場をゆっくり観て回ると 足が・・・・結構 疲れました
2013年09月15日
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【スタッフ】監督=ルネ・クレマン 原作=デイ・キーン 製作=ジャック・バール 脚色=ルネ・クレマン 、 パスカル・ジャルダン 、 チャールズ・ウィリアムズ 撮影=アンリ・ドカエ 音楽=ラロ・シフリン 【キャスト】アラン・ドロン =マルク ジェーン・フォンダ=メリンダ ローラ・アルブライト=バーバラ オリヴィエ・デスパ=ヴァンサン カール・ステューダー=ロフタス ソレル・ブルック =ハリー ニック・デル・ネグロ=ミック 【あらすじ】いかさまカード師の『マルク』アメリカでギャングの妻に手を出したためにフランスに逃げ帰って来るが、しつこくフランス迄 追って来たギャングの手下らに殺されかける運良く難を逃れた「マルク」 ふとしたことから大富豪の未亡人『バーバラ・ヒル』の運転手として雇われ、屋敷内で暮らすことになるそんな「マルク」を、「バーバラ」の従妹で、屋敷で使用人のように働いている『メリンダ』が 深く愛するようになるしかし「マルク」は「メリンダ」を子供扱いするだけで、心は「バーバラ」に向いていたどうも屋敷内の様子が変なのを 不審に思った「マルク」は、過去の新聞を読んで・・・・「バーバラ」が2年前に愛人のスキー教師『ヴァンサン』を使って 夫を殺させ代わりに「ヴァンサン」を 屋敷内の秘密の部屋に匿っていることを知った実は「バーバラ」は 「マルク」を殺し 彼のパスポートを使って「ヴァンサン」と 南米に逃げるつもりでいるのだ・・・・・その計画を知った「マルク」は、逆に「バーバラ」を誘惑し、「ヴァンサン」を殺し 「バーバラ」と南米に行く約束を取り付けるその「マルク」の計画を知った「メリンダ」は「マルク」を引き止めるために偽の電報を「バーバラ」宛に 打つそれは「バーバラ」が 「マルク」や「ヴァンサン」の他に本命の恋人がアメリカにいることを示すもので・・・・・その内容を知った「マルク」は激怒し、「バーバラ」に詰め寄るが・・・・「バーバラ」は 何者かの陰謀だと言うが、「マルク」は信用しない何とかその場から逃げ出した「バーバラ」だったが、「マルク」との会話を盗み聞きし、怒り狂った「ヴァンサン」に射殺されてしまう更に「ヴァンサン」は「マルク」をも殺そうとするが・・・・そこに「マルク」を追って来たギャングの手下らが現れ、「マルク」と同じ運転手の制服を着た「ヴァンサン」を誤って射殺してしまうのだが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ルネ・クレマン」が監督で 「アラン・ドロン」が主演の映画と言えばァ・・・・そうです 映画ファンなら誰でも知ってる 「太陽がいっぱい」ですよネだからなんでしょうか「危険がいっぱい」なんて 題名にしたのは流石「ルネ・クレマン」監督作品 いくつもの布石が打たれてあって・・・・・ニュー・ヨーク、パスポート、貧民への食事提供、隠れ部屋、猫、制服・・・・アアそういうことだったのネ な~んて思いつつ観てたら お見事最後のどんでん返し端役としてしか扱われてなかった「メリンダ」までが布石として やっちゃいます驚きですよねェ! イイですね~ェ! 粋ですよねェ! 笑っちゃいますよねェ!この後 どうなるんだろう?って 想像するだけで面白い幕切れですメリンダ役の「ジェーン・フォンダ」 父上の「ヘンリー・フォンダ」に さすが親子ですよねェ 目元や 口元なんか 実に そっくりなんだけど この時期 二人はゲンカをしてて 彼女 フランスに一人で 来てたんですねェということで 昨日「ジャンヌ・モロー」を観たので なんかフランス映画が観たくなってこの頃フランス映画の名作が続々来日封切られていたのに 最近どうしちゃったんでしょう?「アラン・ドロン」 当時 世界中を熱狂させたイケメン 人気ナンバー・ワン俳優この映画では そのプレイボーイ振りが 将にアダになって 散々な目に合うというオイラみたいな不細工男子にとっては 大変痛快な結果に ウサが晴れるのでありますモノクロ画面も なんか新鮮ですよね そうそう このカメラマン「アンリ・ドカエ」あの頃 ヌーヴェル・ヴァーグ映画の監督達を支えた フランス名撮影監督ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」 クロード・シャブロルの「いとこ同士」フランソワ・トリフォー「大人は判ってくれない」 ルネ・クレマン「太陽がいっぱい」みんな名作映画ぞろいだ・・・・そして音楽は「ラロ・シフリン」後に あの「スパイ大作戦」の巻頭で流れるテーマ曲で一躍有名になった作曲家この映画では 「死刑台のエレベーター」風の モダン・ジャズぽい 粋なサウンドでサスペンスを盛り上げて・・・・という訳で 久し振りに観た50年前の映画だけど 面白いし 錆びてない・・・・しかし こういった芸術家って羨ましいね・・・・何時までも作品が残ってて後世の人達に 何時までも愛され 感動を伝えられる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベランダで飼っているメダカの大鉢に日除けで入れた「布袋葵・ほていあおい」が大繁殖しちゃって 花がいくつも咲いて・・・・仕方なしにメダカは引越した
2013年09月13日
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【スタッフ】監督=イルマル・ラーグ 製作=ミレナ・ポワヨジル・サクトリーナ・スィルドス脚本=イルマル・ラーグアニエス・フォーブルリーズ・マシュブフ撮影=ロラン・ブルネ 美術=パスカル・コンシニ 衣装=アン・ダンスフォード 編集=アンヌ=ロール・ゲガン 音楽=デズ・モナ【キャスト】ジャンヌ・モロー =フリーダ ライネ・マギ =アンヌ パトリック・ピノー=ステファン フランソワ・ブークラー=モーリス フレデリック・エポー=ドミニク ヘレ・クニンガス=リディア 【あらすじ】エストニア結婚と離婚を経験、子育てと母の看病に追われながら既に人生も半ばを過ぎてしまった『アンヌ』に、ついに母を看取る日が訪れる抜け殻のようになった「アンヌ」であったが・・・・ある日、パリで家政婦として働く仕事が舞い込んできた悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立ったそんな彼女を待ち受けていたのは、高級アパルトマンに独りで暮らす毒舌で気難しい老婦人『フリーダ』「フリーダ」は おいしいクロワッサンの買い方も知らない「アンヌ」を冷たくあしらい 追い返そうとする「アンヌ」を雇ったのは、近くでカフェを経営する『ステファン』昔「フリーダ」の 随分年下の恋人で そのカフェも彼女からの贈り物だった 「フリーダ」は 充分動けるから 家政婦など必要ないと言っているのだがしかし「ステファン」は忙しいし 彼女の面倒を看てくれる人が必要だったのだだが、その昔 エストニアから出てきた「フリーダ」は「アンヌ」にかつての自分を重ね・・・・少しずつ心を開き、「アンヌ」にパリジェンヌの暮らし方を教えるのだったそんな中、「アンヌ」は 本棚に 古い新聞記事のファイルを見つけ、「フリーダ」の 孤独な生活の秘密を知ることになるのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー“いよいよ13日迄”・・・・の広告を見て 出かけました 銀座シネシャンテ12時15分からの開演は 11時30分には もう全席売り切れの人気で流石 銀座にまで観にやってくるのは 少し品のいい 高齢の着飾ったオバ様達ばかりやはり 往年の名女優(今年85才)の「ジャンヌ・モロー」目当て なんだろうか?オイラも「死刑台のエレベーター」「恋人たち」「危険な関係」「突然炎のごとく」等でニキビ顔の青年だった頃 完全に虜になって 大ファンの女優さんだったから・・・・2001年 この映画と同じように我儘なバアさん 晩年の「マルグリット・デュラス」を描いた映画「デュラス 愛の最終章」を観て以来・・・・うん ヤッパり 今回も歳相応にオバアちゃんになってたけど でも シャンとしててその眼光は鋭く輝き・・・・そういう役柄だから仕方ないんだけど誇り高く 意固地で 意地悪で 陰険で 人を寄せ付けない雰囲気を発散させてそんなんだから逆に ちょっと嬉しそうにする時の微笑みや 甘えるような仕草はなんとはなしに 長年培ってきた自然体の 色気さえにじませて・・・・さすがァ映画の中での「フリーダ」(ジャンヌ・モロー)の台詞「女は 誰でもみんな変わってしまうのに 男はどうして変わらないの?」年下の元恋人「ステファン」が 応えて言う「それはね 女は 飽きっぽくて 男は忠実だからサ」フリーダ「うまく言えるようになったのネ」この映画では もう一人 主人公 家政婦の「アンヌ」(ライネ・マギ)が好演します故郷“エストニア”で 苦労を重ね 悲嘆のうちにやって来た 憧れの“パリ”ででも そのパリの 我が儘で 気むずかしい「フリーダ」を世話しながらも・・・パリにやって来たという嬉しさもあって・・・・そのへんの 微妙な心理状態を 大変巧いさりげない演出に 目立たないけど確実な演技で 納得の表現をしていきます アンヌとステファン朝早く起きて パリの街を散歩します セーヌ川 モンマルトルの丘 エッフェル塔・・・・そして 午後にはお買い物ついでに 有名ショップのウィンドウを覗いて回ります「フリーダ」のアドバイスもあって 彼女が段々と洗練されていくのが解りますあの雪国ブーツをハイヒールに替えて外出した時には 別人に見えた程この映画の監督「イルマル・ラーグ」と同じく『エストニア人」ですから異国のエストニア人達の パリにおける心理的な動きが自然に表現されたのでしょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーちなみに 【エストニア共和国(Estonia)】とはヨーロッパの北東リトアニア・ラトビアと共にバルト三国と呼ばれ、その中でも最北に位置2001年に正式にソ連から独立 2004年にEUに加盟した九州・沖縄地方と同じくらいの国土面積に、岩手県と同程度の人口130万人年間平均気温は5℃程度 夏と冬の日照時間の差が激しい首都『タリン』の旧市街は 世界遺産に登録されているまた、フィンランドから船で二時間程度なので、週末になるとフィンランドの人々が、物価のはるかに安いエストニアに来て買い物をしていくため、観光業なども盛ん平均月収は日本円で5万円から10万円ぐらい 首都タリンの物価は日本とあまり変わらない日本で著名なエストニア人と言えば 昨日引退を発表した力士の『把瑠都凱斗』がいます ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそして 終盤を迎え この展開のままだと主人公は「アンヌ」なんだ・・・・と思ってると映画の終わる 僅か1分前に ある意味の“どんでん返し”があって・・・・・ヤッパり 主人公は「フリーダ」で『ジャンヌ・モロウ』の映画なんだ! を印象づけられますしかし 淑女の筈の銀座のオバさん達・・・・・エンド・クレジットが流れ始めると 即 いち早く席を立ってゾロゾロと出口にまた ペチャククチャと 話し始めるのは マナー違反だ ゼイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・二階ベランダの植木鉢で咲く白い花ビラの「ルエリア・細葉ルイラ草・いせはなび」
2013年09月12日
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【スタッフ》監督=星田良子 原作・脚本=西村沙月脚本=福田卓郎 撮影=葛西誉仁 美術=古谷良和音楽アドバイザー=奥田民生 シーラカンズ プロデュース・音楽=森英治音楽=窪田ミナ サウンドデザイン=藤村義孝照明=高山喜博 録音=甲斐匡 編集=平川正治【キャスト》竹中直人 =藤岡 徹 宅麻 伸=山本大樹 斉藤 暁=渡辺一郎稲垣潤一 =日暮 圭 段田 安則=栗田 薫浅田美代子=藤岡章子 紺野美沙子=山本美里 貫地谷しほり=藤岡和歌子塚本 高史=居酒屋主人 田口 浩正=住職 賀来 千香子=日向真帆宇崎 竜童=役場の人 柏原 収史=湯川英生 佐々木すみ江=栗田惠美子田中 卓志=雄太 山根 良顕=雄太の友人【あらすじ】食品会社に勤める平凡なサラリーマン『藤岡徹』入院先の病院で偶然「末期の胆嚢癌で余命半年」という主治医の話を聞いてしまう突然のことに戸惑い うろたえる「藤岡」ある日、「藤岡」は 息子の高校の学園祭へ出かけ、そこで学生がライブをする姿を見てかつて高校時代に組んでいたバンド「シーラカンズ」に思いを馳せる「最後にもう一度バンドをやろう」と思い立った「藤岡」は かつてのメンバーであった『山本大樹』、『渡辺一郎』、『栗田薫』に声をかける それぞれ50代となり、酒屋の「渡辺」は 母の認知症の介護・・・・不動産屋の「栗田」は 赤字稼業の不動産屋で四苦八苦・・・・エリートコースの「山本」は激務と 息子とコミュニケーションががとれず・・・・バンド結成に前向きではなかったが、「藤岡」の病気を知り バンド結成をするドラムには 新メンバー 大金持の『日暮圭』を加え、シーラカンズを再結成オヤジバンドコンテスト出場を目指して奮闘するのだが ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー観始めてすぐに なんだ また“余命”もんかヨ~・・・・・その上 主人公「藤岡」(竹中直人) 例の いかにもの“オーバーアクション”もゥ 観るの止めちゃおうかな~・・・・なんて うじうじ思って観てたんだけどそう 藤岡の悪友「栗田」(段田安則)と 「渡辺」(斎藤暁)が登場すると俄然 映画が面白く輝き始めて・・・・それに「山本」(宅麻伸)が加わって 高校時代にやってたロックバンドをもう一度蘇らせたいと練習を始める頃には 結構のめり込んで観てるオイラがいたなんといっても 高校時代にクラブやバンドなんかで ハードな練習や試合で一緒に苦しんだり 悩んだり 笑ったりした仲間は いくら時間が経っても「オマエ」「オレ」の付き合いができる 大切な友達特に オイラのように歳を重ねたジイさんになると(ホントは味が滲みてイイのに)周りには なかなか人と話す機会も失われ、そんな仲間の大切さが判るんだ「高校時代には 悪い仲間を沢山つくっておけよ!」のセリフに共感するオイラも 高校時代のバスケット部仲間は三人 他の運動部の仲間が二人そして気の合う女友達二人の合計7人が 三ヶ月に一度ぐらい 飲み会をしてる別に決まりは事は何もないんだけど お互いの顔を見るだけでも 楽しい他に もう二人居たんだけど先に逝ってしまった だからとても大事に思ってるこの映画の仲間は ロックバンドで繋がっていた・・・・いいよネェ 楽器が出来るって ほんとに羨ましい 一緒に音楽を奏で 創れるってこいつらに 何時までも続けて欲しいと思うし 続けるべきだと言ってやりたいテレビで放映される「オヤジ バンド コンテスト」ではプロ並の本格的なモノが沢山出場してるが この番組に出られない 素人バンドは 一体どれだけあるのか映画のラストは 笑わせて・・・・そして しんみりさせて終わるでも 「笑って暮らせよ!」って この映画に出演してる真面目顔の「稲垣潤一」が言う 「人と同じで お金も明るく楽しいところに集まってくる」んだってサ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この時期 散歩で見かける花は少なく この「韮・にら」の花ぐらいが咲き誇っている
2013年09月10日
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【スタッフ】監督=大岡俊彦 脚本=大岡俊彦 原作=西原理恵子 撮影=藤石 修 美術=新田隆之 音楽=川嶋可能 主題歌=渡辺美里 編集=上野聡一 【キャスト】深澤 嵐=ヨシオ ともさかりえ=美津子(母) 萩原聖人=茂幸(父) モト冬樹=清じい 蓮佛美沙子 =みさこ 柄本時生=哲 上村 響=たけし 江口 のりこ=友人 村中龍人=ヤス 白川裕太=マツ 中村 凛太郎=トモ 窪田傑之=きょうちゃん吉行和子=池子 宮本 愛子 =みき 岡村隆史=あずき洗い蒼井 優=いけちゃん(声)【解説】《いけちゃんとぼく》は『西原理恵子』による絵本作品の 同名実写映画文芸雑誌『野性時代』誌上にて「ぼくの わたしの まえのこと」の題名で連載されたその『いけちゃん』とは、9才の『ヨシオ』にしか見えない不思議な生き物のこと【あらすじ》いつの頃からか「いけちゃん」は『ヨシオ』のそばにいて・・・・憧れの美人女子高生『みさこ』と話してドキドキしたり、牛乳屋の「清じい}に いたずらをしたりという「ヨシオ」の日常を見守っていたそんなある日、毎日のように石をぶつけ 大きな櫂で殴る『ヤス』と『たけし』に いじめられた「ヨシオ」は、学校をサボって「いけちゃん」と一緒に山登りをする家に帰ると 酒飲みのヨシオの父『茂幸』が 意味もなく「ヨシオ」を叱るが、その翌日、「茂幸」は事故に遭い あっけなく この世を去ってしまう事態を理解できない「ヨシオ」慰める「いけちゃん」の言葉で「ヨシオ」は 早く大人になろうと・・・・その日から毎日ごはんを三杯食べ、牛乳屋の「清じい」に空手を教えてもらうヨシオの母『美津子』は、昼も夜も働きに出るようになって一人のお風呂や、寝る前の電気が消えた部屋を怖がる「ヨシオ」に、「いけちゃん」は いつも寄り添って・・・・「ヨシオ」が 女の子と遊んでいるのを見つけると、真っ赤になって怒りだすこの時、「ヨシオ」は 初めていけちゃんが女だと気付くのだったある日、ヨシオは一人で隣の隣のその隣町まで冒険に出る父が死ぬ直前に会っていた愛人がいるらしいのだだが、そこで出合ってしまった評判の悪ガキたちにつけ入れられ、その後、彼らはヨシオの町の野原にまで襲撃しにやってくるのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昨日の映画の「西原理恵子」関連で観た映画「いけちゃんとぼく」宣伝に 絶対に泣ける映画とあったが・・・・オイラ的には全然ダメでした先ず この主役の男の子「ヨシオ」に 共感できないなんだか喧嘩ばかりしてて・・・・イヤ イジめっ子二人に 虐められてるんだけど子供向けのファンタジー映画にしては やたらリアルな暴力シーンが繰りかえされてそのいじめっ子達ときたら・・・・あんな大きな石ころを投げるが アレ 頭にぶつけられたら 大変な怪我するでぇそれと いくら漁師の子だからといって 2mぐらいある 船の櫂を持って歩くかァ? その 殴り方も 半端じゃない げんこで襟首を持ったまま何発も あれは無いそれを 何度も見せられるから それだけでオイラ 萎えちゃって・・・・そして その「ヨシオ」ときたら 殴られるだけじゃなく 年下の少し頭の弱そうな男の子を 同じように殴るんだから・・・・なんなのアレ?「ヨシオ」の両親も なんだか訳わかんない・・・・「成幸」(萩原聖人) 昼間から一升瓶でコップ酒をあおってて 何して食ってる?声がデカく 威勢は良いが 漁師町へ息子の仇討ちとなぐり込み なんか出来ないヘタレの意気地なしで・・・・そのくせ愛人が居たりして・・・・母親(ともさかりえ)も なんだか正体不明? なんなんだかネ?夕飯は お取り寄せピザ1枚きりで 帰らぬ夫を待ち続け 子供にも食べさせないそんなんだからなのか?「ヨシオ」には ヨシオだけが見える「いけちゃん」がいつも傍に 居て・・・・(上のタイトル写真の 緑色の球体(色も形も変わる)の大きな黒い目玉 喋る)なんだかんだと「ヨシオ」にアドバイスをしたり 元気づけたり寄り添っててくれる厚いビニール製なんだろうか?・・・・結構 変じゃないつーか この「いけちゃん」が いい感じで・・・・違和感も なくなってくるから不思議映画の冒頭で 墓参りしてる「池ちゃん」(吉行和子)を見てるから アア! この人の“魂”みたいなモンって 想像ついちゃうけど・・・(ネタバレ)原作の絵本は 本当に素晴しい!と 書いてあるが・・・・一度本屋で探してみようということで、この映画の見所は 美しい海が広がる まったりした町の雰囲気こんな所で まったりと生活したいなァ~ ってつくづく思う 映画でした ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沢山植えてある所は 将に雪を被ったようで「初雪草・はつゆきそう」
2013年09月08日
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【スタッフ】監督・脚本・編集=東 陽一 原作=鴨志田穣 撮影=釘宮慎治 美術=磯見俊裕 装飾=松尾文子 主題歌=忌野清志郎 録音=小川 武 照明=舘野秀樹 衣装=宮本まさ江 【キャスト>浅野忠信 =塚原安行 永作博美=園田由紀 市川実日子=湊 麻美 利重 剛=三笠クリニック院長 藤岡洋介 =園田 宏 森くれあ=園田かおる 香山美子 =塚原弘子 高田聖子=衣田医師 大久保鷹 =松本 滝藤賢一=大川 志賀廣太郎=伊藤 北見敏之=坂井 螢雪次朗 =吉田 光石 研=鬼頭【あらすじ】 「来週は素面(しらふ)で 家族と会うのです」と言いながら“ウォッカ”をガブ飲みし、血を吐いて気絶した戦場カメラマンの『塚原安行』母『弘子』は慌てつつも・・・・慣れた様子で救急車を呼び、救急隊員に掛かり付けの病院を伝えたその場に駆け込んできた売れっ子漫画家の『園田由紀』「大丈夫、まだ死なないよ」と 「安行」の頬をさすった二人は結婚し、『宏』と『かおる』という 二人の子供にも恵まれたが、「安行」のアルコール依存症が原因で離婚、今は別々に暮らしていた「安行」は病院に運ばれ、そのまま3ヶ月の入院、10回目の吐血だった「由紀」は知り合いの医師を訪れ、アルコール依存症について尋ねると、医師は身を乗り出し「ほかの病気と決定的に違ういちばんの特徴は・・・・・世の中の誰も同情してくれないことです 場合によっては医師さえも」と答えたその言葉は「由紀」の胸に深く突き刺さった退院後、抗酒剤を服用している「安行」は、穏やかな日々を過ごしていたそんなある日、一人でふらっと入った寿司屋で出された奈良漬けを口にした「安行」は、数分後コンビニの酒棚に直行 ビールを買っていて さらにカップ酒・・・・気が付くと、酔っ払って転倒、頭から血を流し、そのまま意識がかすんでいった後日、タクシーに乗り、ある場所に到着した「安行」と「弘子」驚いている「安行」をその場に残し「ここは精神病院。あなたは入院するんです」と言って「弘子」は 足早に中へと入っていく嫌々ながら入院したアルコール病棟だったが、ここでの風変わりだが憎めない入院患者たちとの生活や、個性的な医者との会話は「安行」に 不思議な安堵感を与えてくれただが、体力も心も回復に向っているかに見えた「安行」であったが、その体には もうひとつの大きな病気を抱えていた・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー原作者【鴨志田 穣】(かもしだ ゆたか)1964年7月2日 ~ 2007年3月20日 享年42才)神奈川県川崎市出身。北海道札幌市で育つ23歳で単身タイに渡りアジア各国を放浪 ジャーナリストの橋田信介に弟子入り 戦場カメラマンとして 世界中の紛争地帯での取材活動を行うクメール・ルージュの捕虜となり新聞に載り、この事件で世間に名前が出る世界の紛争地帯を取材し続け、目の前で人が死んで行く様、自分にも向けられる銃口、必死に銃を持つ子供たちなど、数えきれない現実の場面を目の当たりにし・・・・・極限のストレスから 重度のアルコール依存症となる1996年、漫画家「西原理恵子」のアマゾン川取材企画に カメラマンとして同行過酷なジャングルロケを敢行 取材後、帰りの飛行機の中で「西原」にプロポーズ0年ぶりに日本に帰国し「西原」と結婚 一男一女をもうける「西原」が毎日新聞連載の『毎日かあさん』で「アブナイお父さん」として描かれた ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画の主人公「塚原安行」のモデルが 戦場カメラマンの「鴨志田穣」で元妻「由紀」が 「毎日かあさん」のマンガ原作者「西原理恵子」だと 知らないとなんで こんな風に自制の効かない 大酒飲呑みの「アルコール依存症」 DV男に離婚してもなお 面倒を見たり 離れられないでいるのか 理解しがたい筈で・・・・「浅野忠信」「永作博美」演技派の二人と 二人の子供達 その家族愛には 泣ける反則技だけど 特に子供たち 無邪気で巧まぬ演技 見つめる親たちへの真剣な眼差し酒に酔って妻「由紀」に悪口雑言を浴びせ殴りつけるのを 部屋の外で 驚き哀しむ妹それを お兄ちゃん そっと手を添えて その場から連れ去るシーン・・・・なにもかもコトの事情が解っているのか 分別ある兄としての優しさと その哀しみがそして「安行」が精神病院へ入院してからの 様々な患者との触れ合いがなんとも 微笑ましいエピソードに溢れてて 思わず笑っちゃうような・・・・ アルコールでダメージを受けてる胃の「安行」の食事は 将に病人食 不満タラタラでなんと言っても食べたいのがカレーライス それが食べられた時の嬉しそうな顔は モウ医師役「高田聖子」が又 素晴しい味を 醸し出していて・・・・或る 危ないオジさん患者が その医師に叱られた腹いせに 目の前でパンツを脱いだ何度も「えらいもん 見てしもうた」って 笑いながら でも嬉しそうに話すのだが同じ様なジイサン達を相手に したたかに そして穏やかに過ごしてきた年代を演じる映画「毎日かあさん」の「小泉今日子」と「永瀬正敏」のコンビも 素敵だったがこの精神病院のシーンは無く 同じ映画の様でも 全然違ったラスト近く 「安行」が退院するので 自分の体験談を皆に聴かせるシーンそれまでアルコール依存症になった経緯が 解らなかったんだけど・・・・淡々と 父親も依存症だったコトや 中近東や紛争地区での取材活動を語りそして妻「由紀」とのコトまでゆくと 声を詰まらせ それ以上は声にならず昨日の“トレンディ・夫婦生活”とは うって変わったドラマチック・夫婦物語りやっぱり「東陽一」監督の 練られた脚本と気迫は 観る者を惹きつけて離さない ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・裏庭の塀際の棚で咲いていた「不如帰・ほととぎす」
2013年09月06日
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【スタッフ】監督=矢崎仁司 脚本=狗飼恭子 原作=江國香織 撮影=石井 勲 美術=高橋泰代 装飾=山内康裕 音楽=妹尾 武 音楽プロデューサー=桑波田景信 主題歌=スガシカオ 録音=岩倉雅之 照明=大坂章夫 編集=奥原好幸 衣裳=市井まゆ テディベア制作=市川和子 【キャスト】中谷美紀=岩本瑠璃子 大森南朋=岩本 聡 池脇千鶴=三浦 しほ 小林十市=津川春夫 大島優子=岩本 文 黒川芽以=藤井登美子 安藤サクラ=美也子 風見章子=君 枝 【あらすじ】結婚してから3年が経つ テディベア作家の『瑠璃子』と IT会社勤務の『聡・さとし』 傍から見ると幸せそうな二人だが・・・・心は すれ違う日々「この家には恋が足りない」と孤独を感じていた「瑠璃子」はある日、テディベアの個展で自分のベアを欲しがる青年『津川春夫』に出会い、お互いに惹かれ合っていく同じころ、夫の「聡」も 大学時代の同窓会で後輩の『三浦しほ』に再会し、次第に好意を抱き始める心の距離が開いた夫婦二人、それぞれの秘密の恋 二人一緒に過ごす日々の中で、小さな優しい嘘が積み重ねられていく・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「江國香織」の センスのイイ オシャレでクールな 小説の映画化若い人達には こんな風な 心の乾いた空疎で実感のない夫婦生活が好ましい?観ていて 腹立たしくなってきちまったゼイ・・・・何だァ コリャア~の世界朝5時45分 妻「瑠璃子」(中谷美紀)が 目覚める ダブルベッドの隣に寝ていた夫「聡」(大森南朋)を起こさぬよう 静かに レースのカーテンを開ける 眼下に広がる 朝の家々の景色キッチンで甲斐甲斐しく朝食の支度 コーヒー・サイフォンに火を点け 旧式の柱時計のネジを6時ちょっと前に ギリギリと音を立てて巻き・・・・白がベースのインテリア 品のいい家具 装飾品 そして沢山のテディ・ベアベランダの椅子に座り マッチでタバコに火を点け 朝の空気と一緒に深く吸いこむ窓のガラスに ハア、ハアと息を吹きかけ 丹念に拭きながら・・・・ ガラス窓をコンコンと叩き夫を起こす そして 声を出さずに「お・は・よ・う」これが 理想の幸せ夫婦の一日の始まり・・・・・ しかし30代サラリーマン 一番仕事が面白く充実し 上司からも部下からも頼りにされ やる気に溢れてる頃・・・・少なくとも オイラはそうだった「空虚」だとか「充実感がない」等 考える暇がないほど ただただ忙しかったそんなだから・・・・家や家族を振り向いてる時間など 殆んど無く・・・・ でも それは“空虚”などといったものでは全然無く むしろ充実していたと言えるこの映画の夫 一日中 パソコンと睨めっこの仕事で 終われば真っ直ぐ家に帰る飯もソコソコに 自室に立てこもりテレビゲームに熱中 妻との会話も携帯電話“空虚”とか“満たされない何か”な~んて・・・・・ あったもんじゃない ただの 小学生か中学生並の アホガキ!美しい嫁と ナニ不自由ない 二人の生活に なにが不満なんだか訳わかんない性格や 趣味や 話題等が合わないのか 二人がそうしている理由がなんも示されないから 観てる側は イライラしどうしで・・・・・そして 二人が同時に ダブル不倫 ああ性欲が無い訳じゃなかったんだと知るそうする理由として 二人の空疎な関係を 次々に撮していたのか・・・・「中谷美紀」は あの変幻自在の演技力で 可憐にも 情熱的にも 狂気にも 変身出来る 奥底に秘めた熱い情念のマグマが何時爆発するか解らないところが魅力そんな彼女が見せる 肉食系の片鱗 牛乳瓶から直接口をつけてゴクゴクと呑む仕草あっ! そうそう メモしとかなきゃいけない俳優が もう一人「池脇千鶴」巧~い!いるんだよね こういう女(こ) いつも隅っこにいて おぼこっぽい恥ずかしがりやしかし中身は 緻密に計算し尽くした長期的戦略を持って 男を責め落とすタイプの娘イヤイヤながらに付いてくる振りで 逆に男を 段々と術中に巻き込んで離さない気がついたときには どっぷりと罠に嵌っていて 逃げようにも逃げられない程そんな女の子を 実に見事に演じて見せる まだ「聡」は ソレに気付いていない映画では 二人がヨリを戻し めでたし・めでたしで終わるんだけどォこの「池脇千鶴」の「しほ」の執念は 一筋縄ではいかないよ~そういう ベタベタな粘着質な話は 「江国香織」小説には似合わないので 失礼でもねジジイとしては そのへんから始まる 「しほ」と「瑠璃子」と「聡」の 泥沼の愛憎劇が 堪らなく好きなんだけど・・・・続編はどうよ「矢崎」監督? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・二階のベランダで夏の名残を惜しんでいるように咲く「ハイビスカス」
2013年09月05日
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【スタッフ】監督=ローレンス・カスダン 脚本=ローレンス・カスダン、ダン・ゴードン 撮影=オーウェン・ロイズマン プロダクションデザイン=アイダ・ランダム 美術=ゲイリー・ウィスナー 衣装=コリーン・アトウッド 編集=キャロル・リトルトン 音楽=ジェームズ・ニュートン・ハワード 【キャスト】 ケヴィン・コスナー =ワイアット・アープ デニス・クエイド =ドク・ホリデイ ジーン・ハックマン =ニコラス・アープ(父親) イザベラ・ロッセリーニ =ケイト(ドクの愛人) マイケル・マドセン =ヴァージル・アープ(兄) デヴィッド・アンドリュース=ジェームズ・アープ (兄)リンデン・アシュビー =モーガン・アープ(弟) トム・サイズモア =バット・マスターソン ビル・プルマン =エド・マスターソン(バットの兄) マーク・ハーモン =ジョニー・ビーハン ジェフ・フェイヒー =アイク・クラントン アダム・ボールドウィン =トム・マクローリー アナベス・ギッシュ =ウリラ・サザーランド(ワイアットの最初の妻) メア・ウィニンガム =マッティ・ブレイロック(ワイアットの愛人) ジョアンナ・ゴーイング =ジョジー・マーカス(ワイアットの恋人) キャサリン・オハラ =アリー・アープ ジョベス・ウィリアムズ =ベッシー・アープ アリソン・エリオット =ルー・アープ ベティ・バックリー =ヴァージニア・アープ ジェームズ・カヴィーゼル=ウォーレン・アープ 【あらすじ】 1800年代、アメリカ合衆国アイオワ『ワイアット・アープ』少年は厳格な父『ニコラス』に 家族の絆の強さと 正義を教え込まれて育った成長した「ワイアット」は、ミズーリ州で法律を学び、美しい娘『ウリラ』と恋に落ち、結婚しただが幸せは長く続かず、彼女は彼の子を身ごもったまま若くして腸チフスで逝った思い出の家に火を放ち、街を出た「ワイアット」は酒浸りの日々を送り・・・・ついに 暴行傷害と 馬泥棒で拘置所に入れられる保釈金を積んで彼を助けてくれた父によって彼は目を覚まし、以後は酒は一滴も口にせず真面目に働いた数年後、兄『ジェームズ』を訪ねてウィチタにやって来た「ワイアット」は、誰も手が付けられぬ酔っぱらいを持ち前の豪胆さと銃の腕前で取り押さえたそれがきっかけで、彼は保安官のバッジを与えられるやがてダッジ・シティの連邦副保安官となった「ワイアット」は、兄『ヴァージル』、弟『モーガン』と共に、法の執行者として町に尽くすある時、彼は肺病病みだが 銃の腕は確かな男『ドク・ホリデイ』と知り合い、二人は親友となる「ワイアット」は、 誰も自分に銃を向けてこない生活を望み、兄弟たちとアリゾナ州トゥームストーンに移ったこの町で彼は、『ジョージー』という 美しい踊り子と結ばれた一方、“トゥームストーン(墓の石)”の町は・・・・ 凶悪な『クラントン』一家と 『マクローリー』一家により無法状態となっていた「アープ」兄弟は 力を合わせて戦うが、ついに決闘の日を迎え、「ドク」を加えた4人は “OK牧場”へ 向かうのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとにかくこの映画 長がァ~い 長すぎる・・・・・というのがが 第一印象なんとか2時間以内にまとめろよォー! 上映時間 211分(3時間31分)いい加減 ダレちゃう つーか 疲れちゃうよね だらだらと・・・・“OK牧場の決闘”で終わりかと思えば まだまだ延々と復讐ごっこが続くんだから今まで「ワイアット・アープ」については 何度か西部劇映画で観てきた1946年 荒野の決闘 『ジョン・フォード』監督 で「ヘンリー・フォンダ」が演じ1957年 Ok牧場の決斗『ジョン・スタージェス』監督で「バート・ランカスター」が1964年 シャイアン 『ジョン・フォード』監督で「ジェームズ・スチュアート」が1964年 ワイアット・アープ『トゥリオ・デミケリ』監督で「ガイ・マディソン」が1967年 墓石と決闘『ジョン・スタージェス』監督で「ジェームズ・ガーナー」などがヤッパり 「荒野の決闘」の「ヘンリー・フォンダ」が 最高かなァ「ドク」を追いかけてやって来た女「クレメンタイン」と・・・・・ いつの間にか いい感じになって あのラスト・シーンが 泣かせたねぇこの映画の「ワイアット・アープ」は 善人なのか 悪人なのか 判断に迷うし なかなか 入り込めない人格で・・・・・演じるのが いい男で良識の代表みたいな「ケビン・コスナー」だからなのか・・・・ 愛していた妻に死なれ 長い間 妻同様の 同棲してる女「マッティ」がいるのに・・・・ 別の保安官を追ってやって来た踊り子の「ジョージー」を 横取りしちゃうそれで「マッティ」は 何度も自殺を図るのだけど・・・・相手にしない恋女房に死なれて自暴自棄 酒浸りになって浮浪者のような格好で 通りすがりの男に食事代をネダり 呉れないといって乱暴を働き その男の馬を盗んで逃走し逮捕される当時 馬泥棒は縛り首と決まっていた・・・・それを父親に保釈金を積んで貰って逃げるまたバッファローの毛皮を獲るために バッファローを矢鱈に撃ち殺しまくる場面も顰蹙だそこで「バット・マスターソン」と知り合うエピソードは興味深いが・・・・そして たまたま 酒場で暴れている手の付けられない凶悪犯を 捕らえたことで 保安官に任ぜられてから・・・・人格が変わって 冷徹な法を守る男にどうも やることなすこと 共感ない行動の「ワイアット・アープ」「クラントン」一家との決闘も もっと穏やかな解決方法があったはずなのに兄が殺されたことで 復讐の鬼と化し・・・・それからはドンパチ 殺し 殺され自分中心の考えと行動で 周りの人達をみ~んな 不幸のどん底に 陥いれてしまってラスト・シーンは 幸せそうな年老いた「ワイアット・アープ」と「ジョージー」の二人アラスカに向かう船上で 昔を偲びつつ考え深げに寄り添っていると・・・・リンチされそうになった叔父さんを 助けてもらったという青年が感激しつつ お礼を言うワイアット「実際は違う言う者もいる」ジョージー「気にしないで 真実は一つよ」その後 二人の関わった人達の消息が 次々に表示され「ワイアット」は「ジョージー」と47年間 添い遂げ 1929年 80歳で この世を去った で The Endオ・ツ・カ・レ・サ・マ ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう終わりだけれど 流石に名前だけあって何時までも紅く咲いてる「百日紅・さるすべり」
2013年09月04日
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【スタッフ】監督=デルマー・デイヴィス 製作=デヴィッド・ヘイルウェイル 原作=エルモア・レナード 脚本=ハルステッド・ウェルズ 撮影=チャールズ・ロートン・Jr 美術=フランク・ホテイリング 編集=アル・クラーク 音楽=ジョージ・ダニング 主題曲=フランキー・レイン【キャスト】グレン・フォード =ベン・ウェイド ヴァン・ヘフリン=ダン・エヴァンス フェリシア・ファー=エミー レオラ・ダナ =アリス・エヴァンス ヘンリー・ジョーンズ =アレックス・ポッター リチャード・ジャッケル =チャーリー・プリンス ロバート・エムハート =バターフィールド ロバート・エレンスタイン=アーニー・コリンズ 【あらすじ】遠くに岩山 サボテンと砂漠のアリゾナ荒原・・・・そんな背景の中を駅馬車がゆく その駅馬車が襲われ馭者が殺された 襲ったのは『ベン・ウェード』一味の12人彼らは家畜の群を使って駅馬車を止め兇行を働くのが常だった折しも この光景を目撃したのは貧乏牧場主の『ダン・エヴァンス』と二人の息子しかも彼らの家畜が兇行に使われていたのだが・・・・・ 息子達に良いところを見せたいが 凶悪な一味に 何も手出しができない「ダン」「ダン」一家には もっと切実な問題が 旱魃のため大事な家畜が死に瀕しているのだ「ウェード」一味は ビスビイの街に到着 保安官に駅馬車が襲われていたと告げた「ウェード」は 酒場の女『エミイ』に 一目で惹かれ・・・・ 仲間には国境を超えろと先に行かせ 一人酒場に留まる騙された保安官達は たまたま金を借りに街にやって来た「ダン」と出会い、街に居る「ウェード」が 駅馬車強盗の首領であることを知った彼は まず「ダン」を町にやって「ウェード」と話合わせ、そのすきに難なく逮捕したが、牢獄のあるユマまで「ウェード」を護送するには、彼の子分達の眼を逃れなければならない駅馬車のオーナーの 200ドル報酬に「ダン」と もう1人が護送の役目を買って出た先ず「ウェード」を駅馬車で運ぶ途中 「ダン」の家に運び ユマ行きの汽車が来る町コンテンションのホテルの1室に監禁したユマ行の汽車が出るのは3時10分、 発車までまだ2時間もあったいらいらする「ダン」 しかもその間に「ウェード」の子分『プリンス』が仲間を集めて「ダン」の前に現れたのだが・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画の監督「デルマー・デイヴィス」作品は独特な個性があり 好きな監督の一人この映画も西部劇ではありながら 派手な拳銃アクションなんかは殆んどなく・・・・人間の持つ優しさや 欲望 嫉み 誇り 弱さ 等など それらの葛藤を見事描いたオイラ的には 目立たないが渋くて なんとなく心優しいと感じる3人の俳優が好きで先ず 本来は悪役なんかは 絶対似合わない「グレン・フォード」が ギャングのボス役オイラ的には 中学時代 観てはダメの禁止令が出ていたのを 隠れて観た映画「暴力教室」その時の 教師役だった 忘れられない強烈な印象があって・・・・この映画でも 一目惚れした酒場の女に 優しく語りかけ「君の青い瞳が素敵だ」・・・・「私の目はブラウンよ」と言いつつも 褒められることなぞ ついぞない昨今の彼女はそして 囚われの身になって「ダン」の家に 奥様の手料理を褒め・・・・更にカルフォルニアに居たという奥様に話を併せ・・・・・そして緑色の瞳を 「深い海の緑色の様だ それが青に変わる時の輝き」・・・・ととにかく 優しく微笑みながら口説く彼に女性は完全に心を開いてしまうという人物像だから「ダン」と二人きりでの会話に「ダン」の心はかなり激しく揺さぶられて・・・・次に その「ダン」 そうです映画「シェーン」の「ヴァン・フェフリン」です「シェーン」の時と同様 貧しい開拓農民で 男の子供が二人12才と8才ぐらいでしょうかそして美しい奥さんと4人家族 長期間雨が降らずに どん底生活が続いて・・・・そんな時 凶悪犯「ベン」を 3時10分 ユマ行の汽車に乗せる・・・・悪漢達が待ち構える中を・・・・あの「真昼の決闘」の場面のように たった一人でそれと 酒場の女「エミー」役の「フェリシア・ファー」同じ「デルマー・デイヴィス」監督の映画「最後の幌馬車」で 好きになった女優さん本当は高校1年生の時 片想いの「松下」さんに似ていた?(そんな訳ないけど)からなんだ後に 同じく好きな男優「ジャック・レモン」と結婚した女優さんこの映画では 大きな町の酒場で歌ってたんだけど 流れ流れて 辿りついた寂れた町の酒場の女「エミー」「グレン・フォード」の甘い囁きに なんとなく町の男の匂いを感じ・・・・な~んて 映画のあらすじなんかより 人間 ひとりひとりの微妙な心情が 大変巧く 描かれていて 好きです最後 「ベン」と「ダン」が 3時10分発の列車に乗り 顔を見合わせ笑顔を交わす沿道で 雨に濡れながら 「ダン」が生きていたのを眼で確かめた 奥さん・・・・感動的なラストシーンでした ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今年も屋上の鉢に「睡蓮・すいれん」が咲きました
2013年09月03日
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【スタッフ】監督=ジョン・フォード 脚本=ジェームズ・ワーナー・ベラ 、 ウィリス・ゴールドベック 製作=ウィリス・ゴールドベック 、 パトリック・フォード 撮影=バート・グレノン 美術=エディ・イマズ、 ジャック・マレイ 音楽=ハワード・ジャクソン 【キャスト】ジェフリー・ハンター =カントレル中尉 コンスタンス・タワーズ=マリー・ビーチャー ビリー・バーク =フォスゲイト夫人 ウッディ・ストロード =ブラクストン・ルトレイジ ファノ・ヘルナンデス =スキッドモア ウィリス・バウチイ =フォスゲイト判事 カールトン・ヤング =シャトラック大尉 ジャドソン・プラット =マルギーン中尉 ビル・ヘンリー =ドワイヤー大尉 【あらすじ】合衆国第9騎兵隊の『カントレル』中尉南北戦争終了後、 軍法会議に付された黒人兵『ラトレッジ』軍曹の弁護を志願した優秀な軍歴を誇っていた「ラトレッジ」が 16歳になる『ルーシイ』を犯し、絞殺した上、彼女の父である『ダブニイ』少佐を射殺した という嫌疑によって告訴されていたのだ最初の証人として「カントレル」の恋人『メアリー』が 駅員がインディアンに殺されて無人の駅舎で 脱走してきた「ラトレッジ」に 命を救われたと証言した砦の軍医「エックナー」の報告では 「ルーシイ」の死体から黄金の十字架がなくなっておりダブニイ少佐が 娘の襲われているのを 助けようとし 犯人に射たれたということだった「カントレル」はインディアンを阻止するために偵察隊を率いて出動しその途中で「ラトレッジ」を捕らえたのだが 彼は被害者が死んでしまった以上、黒人兵が何を言っても信じないだろうとだけ打ち明けたやがて偵察隊はインディアンの手にかかった「クリス・ハブル」の惨殺体を見つけた彼は雑貨店の主人チャンドラ・ハブルの息子だった偵察隊はアパッチに奇襲され、手錠をはずしてもらったラトレッジは大活躍したが銃を手にしたラトレッジは突然逃げ出した逃げのびたラトレッジはインディアンが待ち伏せしているのを発見し偵察隊までひき返し それを報告したインディアンの死体から十字架が発見され・・・・明らかにルーシイの首飾りだった。そのインディアンはまたCHと刻まれているバックスキンをつけていたこれはインディアンに惨殺された「クリス・ハルブ」の頭文字だったが・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ジョン・フォード」監督作品「バッファロー大隊」は 昨日の「馬上の二人」の前年1960年に撮った 人種差別を主題にした西部劇昨日は 原住民コマンチ族に捉えられていた白人の若者と娘が 帰還したときの問題点今回は 黒人だけで編成された第9騎兵隊(実際にあった)に所属する 黒人軍曹が白人少女をレイプの上殺害 その父親である大佐も殺害したという 容疑者で・・・・軍法会議での証人達の証言をもとに その いきさつや事件を再現しつつ・・・・真実に迫っていくという 筋立てで・・・・・西部劇としては これも少々異質町の男達は 「吊るし首だアー」と騒ぎ立てる小憎らしい検察官は「黒人のクセに」とかの イヤラシい言い回しで 責め立てる町のオバちゃん達は 着飾って まるで芝居見物のように集まってきて ペチャクチャ裁判官達といえば 公判中に水と称し酒を飲み 休憩時間にはポーカーをしてるそんな中 何故かキリッと締まった 胸板の厚い肉体美の 黒人軍曹の容疑者がヤタラ目立って・・・・・その他の白人たちが 何故かアホに見える程 「皮膚の色が裁判の判断材料になるなら、裁かれるべきなのは法廷だァ!」という 後世に残る 名セリフが出たりする 結構 練れたシナリオが 流石!主役の弁護士「カントレル」中尉を演じた「ジェフリー・ハンター」今時の若い人達は 殆どの人は 知らないだろう 1969年 42才の若さで逝った「ジョン・フォード」監督の名作西部劇『捜索者』で「ジョン・ウェイン」に嫌われる 若者を演じていた 地味だけれど 味のある芝居が出来る俳優だった「ジョン・フォード」監督が大好きな モニュメント・バレーを背景に紺色の制服を着た騎兵隊の列が行く映像はヤッパり素晴しい・・・・・しかし どんでん返しの裁判劇の結末は 西部劇には 少々似合わない これって 流石の「ジョン・フォード」なんだろうか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いつも温室で咲いているが・・・・・「紫紺野牡丹・しこんのぼたん」
2013年09月02日
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