PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
よそさまのお屋敷なのですが、 バイク
を止めてカメラを構えてみると、玄関に 「売り家」
の看板が出ていました。庭先を覗き込んでみると雨戸も傷んでいます。雨どいが外れていて、人の気配はありません。
住んでいた人がいなくなった庭先で咲き誇っている花の様子が、何となく哀れで、通りかかるたびにバイクを止めて見あげた 2020年の夏
でした。
追記2021年7月27日
同じところを通りかかって、はっとしました。 「更地」
になっていました。もちろん 夾竹桃
の木もなくなっていて、当たり前のことですが 「ちょっと今年は蕾から」
などと考えていた目論見は水の泡です。
さすがに 「更地」
になっている他人様の土地の写真を撮る元気にはなれませんでした。ぼくが住んでいるところもそうですが、 明舞
と呼ばれている地域のはずれです。 80年ほど前
には農地か山林だったのでしょう、戦後の開発で宅地になって、そこを購入した夫婦がいて、庭に 芝
をうえて、生垣として 夾竹桃
とか ツツジ
とかうえて、で、子どもを育てたんでしょうか。子供たちはみんなよその土地に暮らすようになって、空き家になった実家が処分されて、毎年、夏の終わりには花盛りを迎えるはずの 夾竹桃
も切られたのでしょう。
バイク
を止めて、そんな妄想に浸ってしまいました。 「時」
はたつのですね。
ボタン押してね!
徘徊日記 2024年9月18日(水)「秋の明石… 2024.09.19
徘徊日記 2024年5月30日(木)「三日で出… 2024.05.31
徘徊日記 2024年5月29日(水)「目覚めた… 2024.05.29