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「面白いの、これ?」 で、お客は 4人 でした。見たのは 太田達成 という監督の 「石がある」 です。
「はい、もう、何回か見てますけど、もう一度です。」
「今日で、何度目からしい彼は、この映画のどこが、そんなにええねやろ?」 まあ、そういう気分です。
「あそこの川底に、あの時、あのこが投げ損じたあの石がある」 まあ、そう考えるような人物が、じゃぶじゃぶ川を歩いて渡り、さっき出会ったばかりの女性を引き連れるでもなく、追いかけるでもなく、河川敷を目的もなく歩き、ええかげんウロウロして、突如、
「ボク帰ります。」 とか、なんとか、いい放って、家に帰って本棚の前でお茶を飲んで、日記(?)を書きます。
「困ったもんやな、あんたら。」 この映画を見る前日のことです。西向き一方通行の 北長狭通 の モトコー5 あたりです。道端のゴミ置き場の木の株に腰かけておにぎりを食べていると、道の向う側、 JRの高架沿いの歩道 を東から歩いてきた買い物袋を両手に下げた 老人 が前後を伺ったと思うと、楠の木の根っこに向けておしっこをし始めました。
「こっちも見ろよ!」 思わず声をかけそうでしたが、なんだか 哀しい共感 が浮かんできました。
「こんなん、毎日のことやんな。ホントは、女の子となんか、めったに会わんやろ。まあ、誰ともしゃべらへんし。映画の あいつ が、じゃぶじゃぶ水に入って行けんのも、若いからやし、でも、この年になっても、くるぶしぐらいまでやったら、まあ、ええかとか思いながら川の中歩いて、石いうても、3メートルはあろうかというコンクリートの壁を川底から這い上がれる踏み石はないかと焦って探しながら、ふと小便がしたくなって、川下で子供らが水遊びしてんのは知りながら、エイ、ままよ、とやってしまう。で、橋の上から小学生が手を振ってくれると、なんや知らん、やたらうれしい。」 とか、何とか、最近の 徘徊の経験 を思い起こしたりしながらも、やっぱり、妙に
「理が勝っている」 としか思えないスジはこびには、頷くのを拒む気分もあって、いやはや、 めんどくさい映画 でした(笑)

「途方もない無意味さになぜか心震えて」 とありますが、その 無意味さ とやらを、実際、生きている徘徊老人は、濡れてしまった足もとには、やっぱり、後悔しながらとぼとぼ歩いているわけで、まあ、どこかに 「意味」 を漂わせている、この手の 無意味 を描いた作品は つかれます! ですね(笑)。
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で
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をお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
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