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「ブータンか? わるないな。」 とか思ってやって来ました。
こんなところまでどうやって建築資材を運ぶのだろう? と思う山の中腹に建物があって、中に入って行くと誰かがいて テレビ を見ていました。
テレビですよ、テレビ! で、それを見ているのどうも お坊さん のようで、テレビに映っている話題が 「総選挙」 なのです。見ていた お坊さん は、どうも偉い人のようで、カメラと一緒に上ってきた純朴そうな 若いお坊さん に何かいい始めました。
「エライことが始まる。これには銃がいる。それも2丁だ。次の満月の夜までに用意できるか。」 場所が ブータン で、着ているものの雰囲気からして チベット仏教 の、だから、 ラマ教 の修業をしている 高僧 の弟子に対する厳かな発言で
「鉄砲!」 です。
うーん、なんじゃそれ? 弟子 が降りていったふもとの村は、 選挙騒ぎ です。で、村には アメリカ人の収集家 がよだれを垂らして欲しがる 「南北戦争」 で使用された カービン銃 があったり、偶然、 若い坊さん がテレビで見た 007 の映画でつかわれている AK47カラシニコフ という自動小銃二丁がインドから密輸されたり、シッチャカメッチャカなのですが、結論には納得でした。 拍手! ですね。

「新しい時代が始まるときには、新しい時代の厄払いをするために、 仏塔 を立てなければならない、仏塔には厄払いになる何かを埋めてその上に立てるのだ」 人々は、 仏塔 の基礎に深い穴を掘り高層の宣言を待ちます。
「王様が退位なさり、選挙で指導者を決める時代に、もっともあってはならないのは争いであり暴力だ。暴力を象徴するもの、それは鉄砲だ。鉄砲をここに埋めて祈らなければ新しい時代を始めてはならない。」 高僧 は、まず、手元にあった 南北戦争の銃 を穴に掘り込みます、そこに、警察に追われながら2丁の AK47 が到着すると、それもまた穴に掘り込みます。
おーっ! ですね。
はははは! ですね。久しぶりに胸がすっとしました(笑)。
ブータンだから取れた映画ですね。 世界中で民主主義に懐疑的な時代が始まっていますが、 「よりよい社会」 を希求する共同の善意と、 「暴力の否定」 を共有する公共性、相互理解が確立すればデモクラシーは可能です。
さすがブータン! 世界の高みから見事な現代世界批判でした。 拍手!
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で
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