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クランプも揃ったし、単管パイプも揃ったので、左官が仕舞い仕事に来た時に、余ったモルタルを2mの単管に詰めて貰った。ホイストはamazonで400kg用を16,354で買った。リモコンケーブルが1.5mと短いが、バイクから離れての作業はしないだろうから、妥協した。400kg用と言っても、ワイヤのダブル掛けでの話しだ、シングルだと200kgとなる。どうせ中華品だろうから、故障や耐久性は重視していない。バイクを吊る位ならこれで十分だ。単管の斜め上に逆ハの字の梁を付けようとしたが、矢張り高さが確保できないので、強度は下がるがハの字に取り付けた。ホイストは17kgもあるので、脚立2台とロープを使って慎重に仮吊りをして付属金具でボルトを締めた。コンセントを繋いで、試運転してみたら、問題無く作動する。これで念願のバイク吊りが思う存分出来るのだ。包装無しで届いたホイスト箱から取り出したホイストと部品単管から吊したホイスト補強は妥協してハの字とした
2020.01.28
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今までの狭い作業場は天井があったので、バイクを吊り上げる装置の取り付けが出来なかった。フロントホイールを外したり、センタースタンドの無いオフ車のリアホイールのリフトなどはメンテナンスジャッキを使用していたのだが、安定が悪く何度も倒した経験がある。V7ドンキーに至ってはアゴスチーニのマフラーに換装しているのでオプションのセンタースタンドが付けられない。小柄とは言え、200kg近い750ccの整備では特に気を使う。それがである。新しくなったドンキーベースは天井が無く梁や桁が剥き出しなので、これ幸いとホイストを取り付けて重いバイクを吊ってやろうと思って設計士と大工に話したら、木造なので梁に荷重を掛けるのは100kgまでにして下さいとの事。あかんがなぁ~。あかんでぇ~。最大荷重100kgでは物足りない。そこで考えた。この建物は2階を支えるために、10本の鋼製角柱で補強されているので邪魔にはなるが、これは使えそうである。間隔を計ってみると、長さの一番短い場所が丁度2mで鋼製柱は10㎝角だ。この鋼製柱に単管パイプを取り付ければ、梁を利用しなくて済むのだ。幸い単管パイプの2mは手持ちがある。最低200kgは吊りたいのでネットで強度を調べてみると中間荷重(元に戻れる目安)は1mで243kg、2mで122kgとなっていた。矢張り200kgの壁は厚い。だが諦めない。パイプの両端から70㎝辺りに単管パイプ2本で斜めに梁を付ければ、梁と梁の間は60㎝となり、計算式は分からないが中間荷重は300kgを有に越えるのは確実と判断した。この方法を設計士にお伺いを立てたら、梁は下から支えるのではなく上から吊るようにした方が良いし、もっと強度を上げようと思ったらパイプの中にモルタルを詰めたら良いと教えてくれた。なるほど流石一級建築士は頭脳が違うわ。これで2mの単管パイプはクリア出来た。次は片方が10㎝角クランプで片方が単管クランプになった異型クランプを直ぐさまネットで探した。6㎝位までなら沢山あるが10㎝角となるとなかなか見つからない、それでもしつこく探したらあるのはあったのだが、何と1ヶ5000円もするビックラこいた。腰が抜けそうになった。普通のクランプなら数百円も出せば何処にでもあるのに、規格外だとこの値段だ。まぁこんな特殊な物はそう売れる物ではないだろうし、使う者もいないだろうから仕方がないと諦め掛けた時、あしば職人のHPに1ヶ2757円と半額近くの破格値で出ているのを見つけた。クランプは直交の方が強度が高いので、2mの単管用に直行2ヶと梁用は斜めになるので自在を2ヶ震える手で即注文した。計4ヶで1万円を超えてしまったが、こればかりは作れないので、仕方ないだろうと自分に言い聞かす。因みに単管クランプの耐荷重(許容耐力)は直交で500kg、自在で350kgだそうなので、クランプの強度は大丈夫だろう。これでクランプもクリア出来た。10㎝角の鋼製柱に取り付けたクランプ
2020.01.22
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一昨年の年末から事務所移転の工事が始まり、忙しくてバイクも弄れず、乗れずでストレスで爆発しそうだったが、年末にやっと完成して引っ越しも何とか終わってみれば何と2回目の正月を迎えていた。今年こそはとの信念のもと、無謀にも元旦の早朝6時40分に夏用手袋でV7ドンキーに跨がり近所の日の出スポットに御来光を拝みに出掛けた。遠くの稜線は明るくなっているのだが、寒空の中幾ら待っても日は昇らず。日の出時間をチェックしていなかったアホさ加減である。クルマで来ていたオジサンに聞くと何と7時14分。そんなに待っていたら凍え死んでしまうので、諦めて退散した。これが今年を象徴するかのような新年の迎え方だった。しかしである。今年は違うのだ。事務所の下に待望の、憧れの、世田谷ベースならぬドンキーベースも完成したのだ。その広さは何と10m30cm×8m40cmと所有バイクを全て収納できるスペースを確保出来たのである。土間はコンクリート打ち、壁は間柱が剥き出しで内張り無し、天井は給排水管と電気配線管が剥き出しであるが、窓も付けたし、長さ2mの蛍光管風巨大LED照明も付けたし、天井にもコンセントを付けたし、流しも付けた。引っ越しで要らなくなった家具は捨てずに全て収納庫として配置した。狭い作業場から工具箱や工具類も運び入れた。まだまだ片付けや配置の吟味、棚の設置、バイク部品の搬入などやることが一杯で、バイクは弄れないが、あせらずゆっくりと楽しみながらやって行くのが今年の楽しみ方である。竣工になったドンキーベース
2020.01.20
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走行距離が20万キロに間近に迫った平成9年式ボンゴフレンディーを何時ものモータースに車検に出した。今回はキュルキュルと鳴き出したファンベルトを重点的に点検するように頼んでいたら、2日後に電話が掛かってきた。ファンベルトは5年前に新品に交換していたので、ケミカルを吹いてみたが、摩耗が激しいのでエアコンベルトと共に要交換との事。それと、ベルトプーリーにガタが見受けられ、左リアのバンプストッパーが千切れて無くなっているとの事。早速カブに乗って確認に出掛けると、外されたファンベルトとエアコンベルトは傷はないもののやせ細っていた。これはどう見ても交換だろう。フリーになったプーリーを指で弾いてみると、勢いよく回るのだが、カラカラと異音がする。ベアリングが逝っているようだ。タイヤハウジングに頭を突っ込んで、左リアのバンプストッパーの確認をすると、なるほど、黒いゴム製のストッパーが2本のボルトだけを残して欠落しており、台座部分が真っ赤に錆びていた。千切れて欠落してから、かなりの時間が経っているようである。プーリーはベアリングだけ交換して貰う事にしたのだが、ファンベルトはマツダ純正が5年前で5800円もしたので、娘経由で買った方が良いのでは?との親切なアドバイスを頂いた。なのでファンベルト、エアコンベルト、バンプストッパーはこちらで発注を掛ける事にした。ベルトの話しが出たので、タイミングベルトはそろそろ交換時期ではないかと聞いてみたら、前回は10万キロちょいで交換しているので、今回交換しても良いと思ったのだが、色々と交換部品が増えると車検代が高くなるので、どうしようかと思っていたとの事。次男も就職した事だし、向こう2年間は工作車で長距離を走る事は少ないだろうと判断して、セコく、みみっちく、弱腰で次回に先送りする事にした。ファンベルトやエアコンベルトが千切れてもエンジンは止まらないが、タイミングベルトだけは切れるとバルブとピストンがぶつかる可能性が高い(ディーゼルエンジンは高圧縮なので、ガソリン車よりバルブとピストンが近い)ので、この判断が凶と出ない事を祈るばかりである。赤丸がバンプストッパー左からマツダ純正ファンベルト、エアコンベルト、バンプストッパー
2019.09.17
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工作車の車検に伴い、代車としてモータースから古い(平成13年式)ダイハツネイキッドを渡された。「ボロですみません。」と恐縮しながら渡されてたクルマであるが、毎日のように乗っている内に面白いことに気づいた。エンジンはミラなどにも搭載されているダイハツEF型で、660cc直列3気筒SOHC6バルブなので、決して高性能ではない普通のエンジンである。従って坂は苦手で登らない。V7ドンキーでも750ccなので仕方のないところだろう。走行性能は初めから期待していなかったのだが、スクウェアタイプのボディのお蔭で、運転席からボンネットの両端がキッチリと見えてとても運転し易いのだ。そう言えば昔のサニーB110なんかもみんなスクウェアタイプのボディだった。最近のクルマはスタイル優先でフロントノーズの先端が見えるクルマは殆ど無い。ジムニーくらいかな。そう言う意味ではこのネイキッドは運転し易いクルマの基本に立ち帰っているようで好感が持てる。更に、外装パーツのバンパーは3分割されており、フロントグリルと共に外側からボルト留めされているので、凹みや傷の修理を行う時は必要な箇所だけ容易に外す事ができる優れものだ。ヘッドライトは小糸の丸型2燈だが、これが何とガラス製なのだ。この年代のクルマはコストダウンと形成の安易さから殆どプラレンズを採用しているので、経年劣化で必ず黄ばみが出て来て、磨きに苦労するのであるが、ネイキッドは17年経過していても、ライトが光り輝いているのだ。ライトだけはガラス製が復活して貰いたいと思うのだが……。普通の軽自動車に見えるが、最低地上高が180ミリとクロカン車に迫るクリアランスを確保しているので、雪道やオフロードの走破性も高いように思える。また、全高を1.550ミリに抑えているので、機械式立体駐車場にも駐める事ができる。最後はルーフだ。ネイキッドのルーフは平面になっており、湾曲がないので、低い車体と相俟って物を置いても傾かないので、軽い物なら何でもポンポン置ける。忘れてそのまま走り出す危険性もあるが、私の場合は丁度良い仮置き場として重宝している。軽四はトールワゴン型の人気が高いが、原点に帰って乗りやすく整備性が良くコンパクトなこんなクルマもあって良いような気がするが、既に生産終了なのが悲しい。スクウェアボディのダイハツネイキッドリアに輝くNAKEDのエンブレムボンネットが真直ぐに延びた見切りの良い形状ガラス製のヘッドライトレンズ平面的なルーフ形状ありふれたインパネ
2019.09.14
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8月8日藤さんからの誘いで蒜山と湯原方面にゆるゆるツーリングに参加する事になった。連日35°を越えるような猛暑から少しは逃れられるかなとの淡い期待を込めての参加だ。それと、プログラムのアップデータを行ったV7ドンキーの調子をみたかった理由もある。8日は台風前で朝から晴天。今日も35°越は間違いないだろう。午前8時30分、総社IC近くの矢喰岩公園で待ち合わせだったが、テレパシーでもあるのか、皆さんほぼ同時に集まったので、早めに出発。本日の参加車はBMW/R90、CB750/K0、ハーレー、MOTO GUZZI V7の4台だ。出発して直ぐにあったコンビニでCBが水分補給、ここで最初のトラブル発生。V7のトップブリッジにセットしたiPhoneの電話が繋がらないのだ。以前のツーリングにも一回同じ症状になった事があったので、慌てず再起動で何とか復活したがこの先不安だ。直射日光が当たるので熱暴走だろうか。良く分からない。気を取り直して足守から円城に向けて北上する。今日のツーリングは久し振りに高速を使わないし骨董品のCBとハレーがいるのでのんびりダラダラツーリングだ。今日は出だしが最後だったので最後尾を走ってみる。前はハーレーだ。このハーレーはカスタムで下に向いて曲がったマフラーに加えて車高を下げているので、コーナーに差し掛かると普通のバンクでマフラーとステップが今にも路面に接触しそうになる。見ていてハラハラだ。後で聞いたらコーナーで3回ほどマフラーを擦ったそうである。本人も分かっているらしく、コーナーでは極端にスピードを落とすので、追突しそうになってしまう。ハーレーに合わせてどん亀コーナリングを強いられてしまうのだ。ハーレーはコーナーの多い道路には向かないバイクである。今日は落合の木山神社の奥宮へ登る道を通って、R181へ抜ける通称(木山街道)を初めて走った。道幅も広く適当なカーブもあり、どんどん高度を上げて振り返ると遠くの山並みが見えて絶景の何とも気持ちの良い道路だ。R181を暫く走ると昨年の西日本豪雨の爪痕と思われる崖崩れと車線崩壊箇所が片側交互通行になっていた。本来なら国道なので速やかに復旧される筈であるが、米子道が出来たお蔭で、R181の交通量はドンと減り、後回しになっているのであろう。休憩のため道の駅がいせん桜新庄に入る。ここでまたiPhoneの電話不通のトラブルだ。ハーレー君が言うに、充電を行いながら、アプリを使っているとフリーズするとの事。充電を行いながら音楽を聴いていたのが悪かったのかも知れない。アタッチメントに取り付けるための黒いカバーも熱を籠もらせる要因になったのかも知れない。原因はハッキリしないが、iPhoneは暑い所は苦手のようである。しかしここまで来ると日陰に入ると風が涼しい。エアコンの効いた店内でなくても外の休憩所で十分だ。予定より早いので時間調整のため、ダラダラとバイク談義を行うが、一番の話題はCBの当時物新品純正サイドカバー1枚を10万円で買った話しだった。これにはビックリ、倒れそうになった。CBの燃費が10km/L、市街地で7~8kmという話しは吹っ飛んでしまった。R181から県道58へ分岐して野土路トンネルを抜ければもう蒜山だ。長いトンネル内はV7の温度計では25°、別世界のように涼しい。クルマでは体感出来ない体験だ。本日一番の低温トンネルを抜けると荒々しい大山南壁と蒜山三座が視界に入る。蕎麦処又来は定休日なので、瓢泉亭で蕎麦を食しながらまたまたバイク談義。湯原で給油の後、本日のメンエベント真賀温泉だ。この温泉は旭川とR313沿いの狭い急傾斜地に古ぼけた宿が数件並ぶ昭和レトロな味のある温泉である。子供の頃からこの道はよく通っていたので、存在自体は知っていたのだが、流石に行った事はなかった。昨年の正月明けに、友人が奥さんと一緒に行って、狭い、深い、ぬるいの3拍子揃い踏みで湯上がりが寒くて風邪をひきそうになった話しで酒席が盛り上がった事が思い出され、余計に興味をそそられる。クルマが5台ほどのスペースの駐車場の隅にバイクを駐める。県外ナンバーも駐まっているところを見ると、穴場的な温泉か、はたまた物好きか?温泉を見上げると、そこだけが新しい。最近建て替えたようだ。周囲の古い旅館の中で一際浮いて見えるのが残念である。息を切らして狭い急石段を登るといよいよ温泉だ。2階に管理室があって、入湯券250円は自販機で購入。女風呂、男風呂、混浴風呂、家族風呂が並ぶが、どれも大きさは同じようだ。藤さんが混浴風呂券を買ってくれたので、ゆっくりして遅れて入湯。聞いていた通りの狭い温泉は8人定員との事。水道と風呂桶があるだけで他に何もない。洗い場と温泉の仕切りも無い。入ってビックリ。中央は首まで浸かるほど深い。背の低い人なら溺れてしまう程の深さだ。温泉で溺れたら洒落にもならないだろう。真夏なので湯温は低めだが丁度良い。秘湯の真賀温泉を堪能して帰路につく。帰りは山越えを除いて広い国道を利用したので暑さがぶり返す。豪渓のコンビニで最後の休憩をとり、倉敷ICに向かう事で、V7が近道を先導するも、途中で隊列の真ん中におばさんクルマが強引に割り込みそれが、極端に遅いので離れ離れになってしまい後味の悪い散会となってしまったが、全員無事帰還したようである。今日一日走ってみて、V7の異常はなかった。エンジンの始動、吹け上がり、アイドリング全て正常であった。ファイナルギヤからのオイル漏れもない。これで完調ということにしよう。本日の走行距離249.9km。道の駅がいせん桜新庄にて(写真藤さん提供)V7とCB750/KOそば処瓢泉亭(写真藤さん提供)やまかけ蕎麦(大盛り)湯原で給油待ちのV7真賀温泉入口温泉宿/右の新築風の建物が温泉ひなびた真賀温泉ホテル真賀温泉入口混浴風呂真賀温泉対岸の景色真賀温泉から勝山方面に続くR313
2019.08.09
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コンピュタートラブルで始動不能となっていたV7ドンキーであったが、大仕事も一段落したので、そろそろ修理する事にした。しかし修理と言ってもPCで行うのだ。販売店に電話すると、アップデータプログラムがあれば、数分で直るが、無い場合は、データをイタリアに送って、指示を仰がなくてはならないので、数日かかる事になり、イタリアからパスワードとデータが送られて初めてインストール出来る事になるそうである。アップデータがあるか無いかは、バイクのソケットにPCを繋げなければ分からないと言う事である。どちらにせよバイクを販売店まで運ばなければならないのである。そこで、工作車の出番となる。予めバックミラーを外して、工作車に積み込む。車体が小さいので簡単に積載する事ができた。約30分で販売店のガレージに横付けして、V7を降ろす。何時もと変わらず店主と奥さんが笑顔で出迎えてくれた。手際良くシートを外し、サイドカバーを外して、バッテリーの電圧を測る。少し低めなので用心に充電器を接続して、ヒューズボックスの隣に埋め込んであるPC接続カプラーとPCを専用アダプターを介して接続する。WindowsPCはオイル缶の上だ。PCの画面に現れたのは英語だ。日本語バージョンもあったようだが、バグが多くて使い物にならないので、英語バージョンに切り替えたそうだ。隣で奥さんが英語をスラスラと訳して行く。バイク屋の奥さんにしておくには勿体ないような流暢な英語に感心した。V7を探して行くと、有り難い事にアップデータプログラムが見つかった。これで何とかなりそうだ。インストールの手順を間違えたら大変な事になるので、慎重にダブル確認で行う。表示に従ってメインスイッチを切ったり入れたりで、何とかインストール成功と出た。PCの接続を解除して、エンジンを掛けてみる。一発で掛かった。しかも、タコの針は1500回転でピタリと止まっている。呆気なく元のように直ったのだ。1分間アイドルして店主が試運転に出掛ける。帰って来て1分間アイドルしてエンジンを止める。この作業が初期設定に反映され、学習するとると言う事らしいが本当にそんな事で勉強しているのか怪しいものだ。しかし、アップデータがあって本当に良かった。助かった。コンピュータのトラブルは他のV7で起こっているのをブログで読んでいたので、決してあり得ない事では無いと思っていたが、メンテナンスフリーの筈のインジェクション仕様の脆弱さを身を以て体験する嵌めとなった。アップデータという事は何がしら不具合が出たので、それを修正するプログラムと言う事だろう。と言う事は今度は大丈夫と言う事だろうか。安心するのはまだ早いかも知れないが、一応安心しておこう。V7を購入する時にネットで中古を安く買うか、専門店で新車を買うか悩んだが、初めての外車でありそれもイタリア車とあって、トラブルや修理の対処が自分では無理と判断して専門店で購入した事は正解であった。今回のようなコンピュータトラブルの場合、ディーラーに持ち込まないと絶対に直らない。買ってもいない所へ持ち込むと法外な修理費を請求されても文句が言えないだろう。今回は、キーをONにした時に、テールランプが点灯してバッテリーが消耗する事を防ぐため、テールのヒューズを抜いて作業を行った。その時に、頭を削って加工したヒューズが千切れたので、エーモンの分岐コネクタヒューズに取り替えて貰って、奥さんから氷入りの麦茶を頂いたので、修理費込みで千円で済んだ。専門店で買った事は吉と出たようである。V7の情報としては、V7レーサーは今年度はラインアップから消え在庫があるのみ。来年度復活するかは不明。軸足を750から850に移しつつあり、近い将来ルマンの復活があるかも?あの憧れの名車ルマンを是非復活して頂きたいものだ。でも、PC制御なのでいらない。工作車に搭載したV7アダプタを介してPCに接続バイクとPCを接続してデータを取得するアップデータの画面アップデータをインストール中バイクの電源もON
2019.06.30
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昨日、の夕刻、細いビスが必要になり、急いでいた事もありV7ドンキーでホームセンターまで買い物に行こうとして、久し振りにエンジンを掛けようとした。何時ものように、キーでハンドルロックを解除し、スイッチON。スピードとタコの針が一旦振り切れて0に戻る。ここでおもむろにセルボタンを押すとエンジンが始動するのだが、エンジンは掛かったものの直ぐにエンスト。あれぇ~。おかしいなぁ。こんな事は初めてである。もう一度エンジンを掛けると今度はタコの針が一気に5000回転まで跳ね上がって直ぐにエンスト。キーを一旦OFFにして何回やっても同じ症状でエンストを起こす。明らかにコンピュターが狂っている。以前ブログで、MOTOGuzziの同様の症状を読んだことがある。しかも1万キロを越えたあたりから、よく出る症状らしい。しかし、新車で買ったのにあちこちがよく壊れるバイクである。これがイタリア品質なのか。コンピュターの誤作動は日本製なら当然無料修理と思われるが、Guzziの場合どうなのだろうか?このところ超忙しくツーリングにも行けないので、修理は急がない。販売店にメールでもしておこう。
2019.06.03
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事務所の移転が遅れていて、未だに基礎工事を行っている。今年中に出来るのか心配になるほどである。お蔭で超忙しくバイクにも乗れないしブログネタも無い状態である。話しは変わって、師匠の病院のガレージに良く来る元バイク屋のオヤジがいる。名をMという。M氏はもう70歳になろうかと言う歳なのに、2サイクルバイクを全開にして走る強者である。沢山の所有バイクは全て2サイクルである。殆どは50年ほど前の旧車ばかりだが、SUZUKIのRMXも所有している。このM氏が何時もおかしなナンバーを付けている。白地の上面に市町村名があって、真ん中に006の数字、下側に営業用と書いてあるのだ。これは一体何なのだと気になっていたので聞いてみたら、バイク屋をやっていた時、客にバイクの試乗を求められる事が多いので、このナンバー(正式には試乗標識)を取得したのだそうだ。つまり、このナンバーを持っていれば、125cc以下のバイクに乗る時だけ取り付ける事ができると言う訳だ。バイクが100台あっても試乗標識は1枚あれば、どのバイクにも自由に取り付けて乗る事が出来るのだ。なるほど。これは面白い。私も中古バイク屋をやろうと決めた。このナンバーを交付して貰うには、古物商の許可証が必要である。古物商許可証を取得するには、申請書と経歴書、誓約書2種、住民票、本籍地で身分証明書、法務局で登記されていないことの証明書を取得し、県の収入証紙19000円分を申請書に貼付して最寄りの警察署に提出する。問題がなければ、最寄りの交番の巡査がやって来て、学歴や職歴、その他素行や人柄を判断する。私は直ぐにカァーとなったりせず、言葉遣いも礼儀正しい、至って温厚な紳士なので、面談は直ぐに終わった。それから40日ほどで、警察署から電話があり、出頭すると古物商許可証を渡された。これで晴れて堂々と中古バイク屋が出来るのだ。名前も○○商会として届けているのだ。その足で、役場の税務課へ行き、古物商許可証を提示して試乗標識の申請を行い、1年間の貸与料200円を払って交付して貰った。役場で交付された原動機付自転車(営業用)標識貸与証明証を保険屋にFAXで送って5年間の自賠責保険に加入した。このナンバーでお客さんに数あるバイクに試乗して貰い、全て売り尽くして、大金持ちになって御殿を建てるのだ。古物商許可証営業用試乗標識
2019.05.25
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4月4日笏取り虫ツーリングを敢行した。当初は舞鶴海軍カレーツーリングだったのであるが、4月になってからの異常低温と強風で当日、県北では最低気温がマイナス2度の予報となり、中国道は融雪剤で真っ白との情報を得、北は無理だと判断した。最近は便利なもので、LINEを使えば参加者の意見を聞きながら前日でもツーリング計画を練り直す事が可能となる。今回はディアベルにお願いしたら、暖かい四国のR195を走る案が提示された。R195は高知の南国から阿南市まで四国山脈の南側を山脈に沿って並行に走るワインディングロードだ。今回の参加車はディアベル、ハーレー、側車付きゴールドウイング、ZX14Rの4台となった。そう、今回はV7ドンキーの代打でカワサキZX14Rを試すのだ。瀬戸中央道鴻ノ池SAでディアベル、ハーレーと落ち合い、瀬戸大橋手前の鷲羽山バス停ではゴールドウイングと落ち合う。ゴールドウイングの側車には娘さんが乗っていた。親子でツーリングも良いものだ。今日はバイク4台、参加人数5人となった。朝、出掛ける時には吐く息も白かったのだが、冬仕様のウエアーにしているので、寒さは感じない。手袋の中は汗ばむ程である。長く居座った寒気も今日が最後のようで、天気は最高である。日中は気温が上がって来ると思われる。多島美の備讃瀬戸大橋を快調に渡り、坂出JCTで高松道に分岐、豊浜SAで最初の休憩。少し喋り過ぎて予定オーバーで出発。川之江JCTで高知道に分岐。この道はトンネルが多いが片側2車線なのでとても走りやすい。南国まであっと言う間だと思っていたら新宮ICから大豊ICまで昨年の豪雨災害復旧のために、上り線を閉鎖し、下り線を使っての対面通行となっていた。南国ICを降りて龍河洞方面へ、これから山間部に入るので、給油タイムとなるが、ZX14Rは1目盛りしか減っていないので、ここではパスする。信号の多い街中を抜けたところで、道の駅美良布で休憩。ここの裏手にはアンパンマンミュージアムがあるが、興味があるもの無し。(当たり前か)この頃から、右目に違和感を覚える。目を瞑ると痛いのだ。腫れてはいないようだがゴリゴリしたようで、視力も落ちたような気がする。昨年の信州ツーリングでは「お岩」の顔のように右目が腫れ上がってしまったので、また、同じ事かと気を揉む。ジェットヘルなので、どうしても顎の下からの巻き上げがあり、異物も入り易いとは思うのだが…..。どうして2度も。気を取り直して出発だ。ここからは、信号もクルマも段々と無くなり快適なワインディングロードの始まりである。サイドカーもかなりのスピードでコーナーを回る。ZX14Rはトラクションコントロールが付いているとは言え、慣れないし、大きいし、どうしてもコーナーでは慎重になってしまう。しかし、追い越し車線で先行車を抜く時は有り余るパワーを生かして瞬時に事を終える事が出来るのは有り難い。V7ドンキーではこうは行かないのだ。物部川に沿って走るR195は沿道の桜が満開で、春の様相を呈しており、頭上に迫る四国山脈は迫力がある。四ツ足峠トンネルを出て那賀川に出ると見覚えのある風景が見えて来た。懐かしい剣山スーパー林道西側入口だ。ここから分岐すれば十数年前にセローと藤さんのトリッカーで2度目のチャレンジをした日本一長いオフロード剣山スーパー林道を走れるのだ。あのときの楽しかった記憶が脳裏を過ぎる。長いワインディングであったが昼過ぎには道の駅もみじ川温泉に到着。対岸の桜と川を渡る鯉のぼりを愛でながら、名物のジビエダムカレーを食してみる。入っている肉は鹿だ。カレーは万人向けで甘かったが、鹿肉は美味しかった。走るだけで何処にも寄らないのはゴールドウイングの側車に乗っている娘さんには気の毒なので、阿波国一宮大麻比古神社に立ち寄ることとし、徳島市に向けて走り出す。街中に入って行くので、ナビ付きゴールドウイングが先頭だ。徳島市内は渋滞の上に白バイがうじゃうじゃ。一同大型バイク乗りの模範のように礼儀正しく模範運転で走行するので、ハーレーの爆音にも見向きもしない。阿波国一宮大麻比古神社は四国霊場第1番札所霊山寺から北に入った所に鎮座する。参道両脇に設置されている無数の石灯籠は見事である。境内中央の樹齢千年を越えると言われる楠の大木もこれまた見事である。参拝後、裏手に回り、第一次世界大戦で捕虜になったドイツ兵が帰国の前に残したと言われる石造りのメガネ橋とドイツ橋を見学。板野ICから先日全線片側2車線化を終えたばかりの高松道に乗り、帰途につく。新しい道で車両も少ないので、少しアクセルを開けてみる。やはり凄いバイクだ。アクセルを開けただけ走るというより、開度プラスαで加速して行くという感じである。とても全開にできる代物ではない。V7ドンキーのような頭打ちなど微塵も無い。恐怖心が先に立ってこのマシーンのスペックを余す事無く引き出す事は無理だ。このバイクは乗り手が選ぶバイクでは無く、乗り手を選ぶバイクなのだろう。津田の松原SAで最後の休憩。坂出JCTから瀬戸中央道に乗り、瀬戸大橋へ。ところが、橋の上はもの凄い強風。風でバイクが揺れるので、思わず減速。トラックの影に避難する。瀬戸大橋は強風になると、先ず二輪車が通行止めになるので、危機一髪といったところだ。日も長くなったので、日没前に帰る事ができた。本日の走行距離425.7km 平均燃費19.8/LR195香美市付近道の駅美良布物部川に架かる橋と桜四国山脈とZX14RZX14Rとディアベル道の駅もみじ川温泉から対岸の風景名物のジビエダムカレー徳島の白バイに先導されるツーリングメンバー阿波国一宮大麻比古神社の駐車場に並ぶ参加バイクゴールドウイングと大麻比古神社の桜大麻比古神社の大楠大麻比古神社拝殿
2019.04.05
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暫くV7ドンキーに乗って来たが、ネイキッドのため高速道路での風圧やパワー不足のため、ディアベルやZZR1400について行けないので、歯がゆい思いをしていた。色々と対策を考えたが、ここは思い切って世界最速級のマシーンでリベンジを図るしか無いだろうと思い、遂に逆輸入車のKAWASAKI ZX14Rハイグレードを手に入れた。1441ccの並列4気筒DOHCエンジンは最高馬力200ps、最高速度300kmをマークする。このモンスターマシーンは日本では普通に販売できないスペックを秘めているのだ。V7レーサーよりも低いセパハンとフルカウルにより高速巡行性能は格段に上がる。マフラーは純正品だが、ハイグレード仕様なのでリアにはOHLINSのサスとブレーキはBREMBOが奢られている。このマシーンでフル加速すればディアベルにも付いて行く事が出来るであろう。説明書には「極端な加速をすると前輪が浮き上がるので、KTRC(カワサキ トラクション コントロール)が前輪を接地させようとエンジン出力を制御するため、スロットルを少し戻して早く前輪を接地させて下さい。」と書いてある。このマシーンは有り余るパワーでいとも簡単にフロントアップしてウィリー走行が出来るのだろう。エンジンを掛けてみると、最近のバイクなので、逆車と雖も音は静かだ。また、このバイクにはKTRCにモード1(スリップ制御を最も控えた設定)モード2(中間設定)モード3(スリップ制御を最も早くする設定)とパワーモードにモードF(フルパワーモード)モードL(ローパワーモード)が備わっているので、モード3とモードFにセットして、いよいよ試乗に出掛けてみる。巨体の割りにはスムーズな出足で、有り余るパワーでギクシャクする事も無くゆっくりと走っても実に滑らかである。しかし、アクセルをグイと捻ると、エンジン音が変わり開けただけグングン加速する。あっと言う間に100kmに達する。それもその筈である。スピードメーターの最上部で半分の180kmだ。最下部で300kmの表示となっているので、普通のバイクの50kmの表示位置がこのバイクでは100kmとなるのだ。ワインディングも含め50km程走ってみたが、静かで良く回るエンジンは良いのだが、269キロの車重と、きついセパハンは流石にしんどい。クラッチが重く指に力が入らなくなったので、レバー位置を調整したら少しは楽になった。実はこのバイク長男が3年前に博多で新車を買って乗っていたのだが、この度、京都へ転勤になり、バイクを置く場所が無くなったので、私の手元に転がり込んで来たという訳だ。当初は車検を受けて乗って帰ると言っていたのだが、帰省の為の高速代とガソリン代それに帰りの新幹線代を合計するとバイク配送便を使った方が安い事が分かり、配送業者に依頼しての納車となった。長男が言うには「次の転勤までは乗れないから、もういらない。車検は済ませたばかりなので、乗るなり、売るなり好きにしてくれ。」との事なのでヘルメットやグローブその他諸々と共に本当に迷惑だが、仕方なく、嫌々タダで貰ってやる事にした。翌日、今日でなくても何時でも良いし、面倒くさいのでやりたくなかったのだが、渋々速攻で陸運局に行って長男の気が変わらない内に名義変更を行ったのは言うまでも無い。V7ドンキーとの比較だが…..車格が違いすぎる事は置いておいて、気に入らない点は、エンジン音。マルチだから仕方がないが鼓動感が無い。次にマフラー。排ガス規制のためだろうが、あの角張ったセンスの無いどデカイマフラーは如何なものか。それに排気音がつまらない。マフラーを替えれば少しは改善するであろうが、あのマルチ音よりはツインの重低音の方がバイクらしくて好みだ。それにやっぱり車体の大きさと車重がネックとなる。セパハンと派手なライムグリーンのカラーも気になる。V7ドンキーを売ってZX14Rに乗り換えようとは到底思わない。私の目指すバイク感が違い過ぎるからだ。かと言って、直ぐに手放すには勿体ない。少しは乗って世界最速級を堪能してからでも良いだろう。飽きたら売ることにしようか?売るならバイク王か。カメイか。レッドバロンか。はたまたヤフオクか?それとも長男に余裕が出来てまた乗りたいと思った時のために、保管しておこうか?悩むところである。
2019.03.23
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チタングレーのデミオを次男の元へ置いて来たので、同じXDツーリングのデミオを妻が買った。私はジムニーシエラを強く勧めたのだが、あんな恰好のクルマはいらないし、納車に1年も待てないと言う。ならば、少しは援助金を出すから、せめてロードスターにしたらどうかと、そそのかすが、あんなクルマでは目立つのでゴミを出しに行けないと言う。これだから女子供にクルマは語らせられないのだ。一人で勝手にマツダに行ってデミオのソウルレッドクリスタルメタリックを注文した。還暦には少し早いが、初めての赤いクルマだ。これはぶつけたら高く付きそうだ。素人では直せないだろうなぁ。納車された赤いデミオ1500ディーゼルターボ
2019.03.19
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13日の深夜に彦根から無事帰還した工作車だが、荷物を降ろした後に運手席のルームランプを切り忘れているのを翌日の夕方になって気がついた。薄暗くなりかけた頃にたまたまクルマの横を通り、車内が明るいので発見できたのだ。クルマの前席と後部のランプは半ドアなどで点きっぱなしを防ぐために何時もはOFFにしており、必要な時だけONにして使っている。それが裏目に出たのだ。ルームランプを切り忘れた事は過去に一度もなかったのだが、早くビールを飲みたくて気が焦り「うっかり八兵衛」をやらかしてしまったと言う訳だ。しかし工作車に積んである寒冷地仕様のツインバッテリーは1日中ルームランプを点けていても、まだエンジンを掛けるだけの余力を残していたのは流石だ。とは言え、かなりのダメージを受けていると思われるので、急いで充電器を繋いでみると、要充電のイエローゾーンになっていた。気づかずにそのまま寝ていたら、アウトになっていた事であろう。今まで無かった事が起こるようになったのは、全ての事に段々と衰えが生じて来ている証拠だろう。そのうち、ドアを閉める事も忘れ、エンジンの掛け方も忘れて行くかも知れない。しかし、酒を飲む事だけは忘れないと思うのだが……。充電中の工作車のバッテリー
2019.03.17
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3月12日、13日と次男の引っ越しのため、工作車の出番となる。長女も会社を休んで手伝いのお供をするというので、妻から次男に渡ったデミオの運転担当とする。今日は伊勢まで行くのだ。午前9時に2台で出発。山陽道を快調に飛ばすが、デミオもピタリとついて来る。(よしよし)工作車はエンジンオイルとエレメントを交換したばかりなので、実に快調である。新名神の宝塚北SAで休憩。高槻で名神に合流。スマホ情報では京都南で渋滞が発生している模様なので、急遽京滋バイパスに迂回する事にして天王山トンネルを左ルートで浸入するが、直ぐに京都南の渋滞が解消された情報を受け、またまた変更で、名神を直進する事にした。草津PAで丁度昼になったので、腹ごしらえの親子丼を食し、新名神に分岐し快調に走るも、土山SA付近から8キロの渋滞情報。どうやら名古屋行きの新高速の工事で片側車線が塞がれているらしい。それにしても凄い渋滞だ。トラックばかり、殆どは名古屋行きだろうから、亀山JCTでガラガラになるのは分かっているのだが、その手前の工事だからどうしようもない。工事現場を抜けるともう渋滞はない。何とか伊勢シティーホテルに2時過ぎに到着。デミオを置いて次男のコーポで小物の段ボールを中心に工作車へ積み込む。今回は引っ越し先の彦根から長女と次男を乗せて帰らなければならないので、2列目シートを取り付けている。従って、積載量がかなり落ちるのだ。午後4時過ぎに満載になったところで、長女が伊勢神宮にお参りしたいというので、内宮のみ駆け足で参拝する事にした。6時から伊勢駅前の「いっしん」を予約しているので、遅れる訳にはいかないのだ。次男は送別会で別行動なので、参拝を済ませ3人で「いっしん」までホテルから歩く。6時ピタリに到着。人気店とあってか、カウンターは既に「のんべぇ」で満員。座敷も全て予約席となっている。早速、海鮮を中心に松阪牛や焼き鳥などを店主お薦めの伊勢の地酒で流す。たらふく飲んで喰って、疲れもあってかそのままホテルで就寝。翌朝、徒歩10分のTOYOTAレンタリースに予約を入れておいたハイエースを受け取りに行くも、クレジットカードがないと現金払いが出来ないと店員に言われる。現金で払うと言うのに何故クレジットカードが必要なのかが分からない。妻にカードを持ってこさせ何とか借りる事ができた。借りたハイエースはDX。前列3人乗りのディーゼルだ。乗車前の説明で、排ガス浄化装置警告灯が点灯したら、スイッチを入れて15~20分クリーニングを行う必要があるとの事。何と面倒くさい機構(DPR)だ。乗った感じは、ディーゼルなのでトルクはあるが、エンジン音はトラックのようだ。想像していたよりも車体が大きいような気がする。これが本当に工作車より車幅が5ミリ広いだけなのだろうか。それと、足下の中央付近にダクトがあり、ブレーキとアクセルペダルがかなり右に寄っているので、バックする時は慣れないと操作を間違えやすい。この点は要注意だ。ハイエースのキャビンは前輪の真上に位置するので、内輪差が工作車と全く違う。この事は乗る前から分かっていたので、クランクではミラーで確認しながらゆっくりと大きく回る事を心掛けたが、そんなに慎重にならずとも慣れれば大丈夫な事もわかった。巨大な貨物室は冷蔵庫、洗濯機、ベッド、食器棚などの大物も難無く積み込む事ができる。さすがハイエースだ。業者による部屋の点検を済ませ、私がハイエース、妻が工作車、次男がデミオのハンドルを握って10時過ぎには3台揃って高速に乗ったのだが、今日は風が凄い。横風をもろに受けるワンボックスは右に左にふらつくので、スピードが出せない。遅いトラックを抜くのが精一杯だ。妻も同じで工作車で怖い思いをしたようだ。何か剛性を高めるタワーバーのようなものを付けると有効なのだろうか?この辺りの事に詳しい福さんにまた聞いてみよう。目的地は多賀なので、名神経由とあまり変わらないと言う事で土山ICで高速を降り一般道で彦根方面に向かうが、結構遠い。3時前に目的地に到着。引っ越し先はコーポ風の6部屋ある平屋の一番端の6号室だった。土地が広いので部屋の裏側の出入り口までクルマがベタ付け出来るのが有り難い。次男と妻は転入届けと銀行口座開設、免許証の住所変更に出掛けたので、長女と二人で荷物の搬入、彦根までハイエースの返却にと大忙しである。家財道具の全ての設置を終え、いらない物と、大量の段ボールで工作車は満杯である。日もとっぷりと暮れたが、クラブハリエのバームクーヘンがどうしても欲しいというので、彦根まで走る。閉店5分前の6時55分到着。何とか買えたが、凍えそうな強風と前が見えない程の大雪が行く手を阻む。ヒーターをフル稼働させて彦根ICに滑り込む。彦根と言う所は何と寒い所だ。もう春だと言うのに今冬一番の寒さを経験した。名神、新名神、山陽と乗り継ぎ、幸い渋滞も無く午後11時過ぎには19万キロを越えた満身創痍の工作車で何とか無事帰還できた。炬燵に入って直ぐに500mlのキリンラガービールを飲み干した事は言うまでも無い。レンタカーのTOYOTAハイエースDX両開きサイドドアに巨大空間の荷室
2019.03.15
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仕事も無く、天気も最高、気温はやや低いが絶好のツーリング日和りがやって来た。この日しかない!と前日に思い立って笏取り虫の会員に連絡したが、皆さん忙しそうだ。当たり前か。行くと決めたからには1人でも行くのだ。今回の行き先は、30年ほど前にクルマで1度行った備前市吉永町にある「八塔寺ふるさと村」だ。片道75キロ程の近場である。突然の来客の対応を済ませ、午前11時前と遅めの出発だ。去年から乗っていなかったV7ドンキーに久し振りに火を入れる。トリクル充電器に繋いでいるので、セル1発で掛かるのは有り難い。オイルが下がっているので入念な暖機を行いシフトアームを1速に踏み込むと例のグニャとした感覚で入ったのかどうか分かりずらい。V7Ⅱからはこの問題は解決されたようだが、これも個性の1つでしょう。気温は12度を示しているので、寒くて震える事は無いだろうと思いながら、出発。今日はスマホナビに頼る事にしたので、事前に一般道ルートを選択するとR2を備前まで走れと表示される。今日はブルーラインを走りたい気分なので、経由地に一本松PAを入れてブルーライン経由とした。渋滞のR2を我慢しながら走り、今は無料となったブルーラインに乗って備前を目指す。経由地の一本松で休憩。平日の金曜日とあって、何時もはバイクで一杯の駐車場もCBRとNinjaの2台だけだ。私はソロツーリングが好きだ。大勢で走るのも悪くはないが、3~4人まででそれ以上になると、時間が大幅に遅れる事や危険な事が多く気を使ってしまう。その点ソロは良い。話し相手はいないが、自分のペースで走れ、止まりたい所に止まり、ゆっくり写真も撮れるし、時間通りに事が進む。オンロードは複数ツーリングが多いが、今まで走ったオフロードは殆どソロだ。ブルーラインを日生で降りて備前で再びR2に復帰。直ぐに閑谷学校方面に分岐。ヘルメットの中からナビ音声の矢継ぎ早の指示が出るのが有り難い。吉永の町を過ぎて北上して行くと段々と家も少なくなる。昼飯を食す店も皆無である。ダメなら八塔寺で何とかなるだろうと思いながら田舎のワインディングを快適に走っていると、道路脇に小さな「お好み焼き」の看板を発見。慌てて減速するも通り過ぎてしまう。看板は出来たばかりのようで真新しい。この様子だと昼飯にありつけるのはここが最後かも?八塔寺はオフシーズンなので店が閉まっているかも?色々と頭を過ぎったがUターンするのが面倒くさかったので、そのまま走り出した。「お好み焼き」に後ろ髪を引かれる思いだったが、八塔寺がダメだったら一食くらい抜いても構わないとの結論に達したのだ。県道368から分岐して、急な坂道を登るといよいよ八塔寺ふるさと村だ。気温は下がり10度。風もかなり強くなって来て寒いが、満開の紅梅が迎えてくれた。八塔寺ふるさと村は岡山県備前市吉永町加賀美にある岡山県指定の町並み保存地区の名称である。 八塔寺を中心に標高約400メートルの台地に現在も茅葺き屋根の民家や段々畑が残り、日本古来の農村の景観を今に伝えている。映画「黒い雨」「八つ墓村」「火垂るの墓」などのロケ地となった事でも有名。この風景が好きで閑散期に是非もう一度尋ねたかったのだ。先ずは昼飯の算段だ。キャンプ場にあるレストランに行ってみたが休みだった。仕方がないので、引き返して「そば処 壽光庵」に行ってみる。ここは開いていた。山菜蕎麦が800円、昼定食も800円。お得感のある昼定食を注文。今日は鴨だそうだ。八塔寺で鴨?まぁそれも良かろうと思い美味しく頂いた。取れたての椎茸一袋200円もお土産に買って、町並み保存地区に向かう。茅葺き屋根の家が見えてきたが、どれもかなり傷んでおり、倒れそうな家もある。風情はあるが、もう少し手入れをしないと折角の備前市の誇る名所も台無しである。平成の大合併で大きくなった市では山間部までは手が回らないのであろうが、茅葺き家が倒れたら名所どころではないのでは?駐車場にバイクを駐めて歩いてみる。観光客はオジサンが1人のみ。茅葺きの家々は大きな屋根に低い間口と古代の民家のようで、面白い。大きな焼き物のカエルに出迎えられ八塔寺と思って石段を登った寺は高野山真言宗高顕寺の本堂であった。隣にある茅葺きのボロボロの建物が八塔寺のようである。当然人は住んでおらず、廃寺のような佇まいである。「山岳宗教の聖地として製鉄技術集団が活躍した歴史を持つこの地は、多くの薬草が自生し、八塔寺の僧侶が作る薬草が有名となった。鎌倉時代には十三重の塔や七十二の寺院が建ち並び、盛隆を極めた。」と高顕寺の由緒板に書いてあった。593mの八塔寺山にも登山できるようであるが、今日のところは時間の都合で遠慮する。山村の原風景をゆっくりと堪能して帰路につく。今度は和気から万富を抜けてR2に復帰する道をナビにセットする。山を下るにつれ気温も上がり、R2に合流する頃には15度となり、快適である。今日は4時に来客があるので、早めの3時30分帰着となった。今年最初のツーリングは近場であったが、久し振りにリフレッシュできた。本日の走行距離150.8キロ。紅梅とV7ドンキー昼定食の鴨お土産に買った取れたての椎茸茅葺き屋根の古民家とV7ドンキー古民家にはレトロなポストが良く似合う側面が低い古代の民家風の古民家苔むした茅葺きの屋根高顕寺のカエル見事にボロボロになったカーテンを吊した八塔寺居住している現役の茅葺き古民家高顕寺と右上の八塔寺八塔寺から見た原風景
2019.03.09
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大型荷物の運搬時期が近づいて来たので、工作車のオイルと先日買ったオイルエレメントの交換に近所のモータースに乗り入れたら、運良くピットが空いていたのですぐさま作業に掛かる事ができた。地下ピットに潜って久し振りにクルマの腹を見た。汚れも多く、随分くたびれているようだ。オイルはドレンを抜いて下から排出。抜き終わったところで、オイルレベルゲージの穴にエアーコンプレッサーのノズルの先を突っ込んでオイルパンの底に溜まっているオイルを強制排出する。プロの裏技だ。オイルエレメントはエンジンの横に刺さっているので、外すとオイルが漏れてエンジンカバーが汚れるので、新聞紙で養生をして鍋で受けるのだ。新しいエレメントを装着して、オイルを注入。7.5Lほど入ったようだ。エンジンを掛けて漏れが無いか点検を行い、再度レベルをチェック。今回はエレメントも交換したので、エンジンを回してもガソリン車並みに綺麗な飴色をしている。ついでに減っているタイヤの空気圧をフロント2.2気圧、リア2.4気圧に調整。これで、高速道路を300キロで飛ばしても大丈夫だ。ピットに入った工作車かなりくたびれた工作車の腹工作車のエンジンルーム
2019.03.06
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事務所の改装が終わり引っ越しも済ませ、複合機の電話回線接続間違いでFAXが届かないトラブルはあったものの、事務器機のセットも全て済ませた。異様に狭くなった事務所だが、年末までの辛抱である。さて、工作車のボンゴフレンディーであるが、積算走行距離が190,000キロに迫って来た。来月には伊勢から彦根を経由する長旅を控えているし、オイル交換の時期も来たので、オイルエレメントを探してみた。工作車を中古で購入してから、オイルは5,000キロ毎、エレメントは10,000キロ毎に交換して来たので、今回はエレメントも交換するサイクルとなる。以前はカーショップで購入してそのまま、オイル交換と取り付けをお願いしていたのだが、排気量が2,500ccと大きいのでエレメント単体で4,000円近くする。マツダ純正でなくても良いから、もう少し安く入手出来ないかと思ってのネット徘徊だ。安い物は2,000円程度で出ているのだが、送料を加えるとどこのサイトも3,000円程度になってしまう。そんな中、去年会員になったクルマとバイクの部品専門店であるカスタムジャパンを思い出した。早速、検索してみると何と驚きの1,850円だ。送料も250円と安い。消費税を入れても2,268円とカローラクラスのエレメント価格だ。マツダ純正ではないが、和興オートパーツ販売のG-PARTS FILTERで型番LO-7203Kでマツダ純正品番VSY3-14-302の互換品となる。ブラックに塗装されたカバーにMADE IN JAPANの文字が頼もしい。マツダ車の他に、ニッサンのバネット、三菱のデリカやパジェロなどと同じらしい。ボンゴフレンディーSGL5でエンジンはWL-Tなので、間違いはないであろう。工作車は現在大容量積載仕様にしているので、いつものモータースにエレメント持ち込みで、オイル交換をお願いする事にするのだ。このエレメント装着で、エンジンは益々絶好調で20万キロは余裕で突破するのは間違いないし、燃費も大幅にアップで笑いが止まらん夢を見ることであろう。和興オートパーツ販売のG-PARTS FILTER取り付け部マツダ及びニッサンの適合形式とエンジン形式三菱の適合形式とエンジン形式
2019.02.24
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長らくブログの更新をやっていなかったので、何時からだろうかと、確認したら去年の12月2日だった。毎年、年末年始は忙しいのだが、今年は事務室の改装をやっているので、事務器機を和室に避難させており、ネットも繋がらないし、レーザープリンタもFAXも不通となっているのだ。頼みの綱は、Wi-Fiで繋がるMacbookとiPhoneのみとなっている今の現状はストレスが溜まるばかりである。2月17日迄には改装が終わり一層狭くなった事務室に戻れそうだが、狭い中で全ての事務器機の設定作業を思うと気が重い。しかし、今年中には別の場所に新しい事務室や倉庫が完成予定なので、それまでの辛抱と思い、何とか凌ぐしかない。バイクを保管していた倉庫も解体したので、知恵を絞って分散保管している。組み立て中のTY125はそのまま狭い倉庫に押し込んでしまったので、触ることも出来ない状態である。バイクに乗れない。触れない。ブログも更新出来ない。ネタもない。で、ないない尽くしの年明け最初の更新である。
2019.02.13
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前回の更新は違反点数2点だったので、3年で更新となり、更新以前からの通計で無事故無違反の5年間が経過したために、今回晴れてゴールド免許取得となった。違反点数が1点だったら5年更新となるので、あと2年期間待つことになったのだ。変な免許制度のために、恩恵を受けたのである。私が知っている優良講習(ゴールド免許)は手続きをしている間に、ロビーで流しっ放しなっているビデオを見るだけで、手続きが終わったらビデオの途中でも帰る事ができた。ところが、今回はそうは行かなかった。30人程度入れる教室に案内され、15分の講義と15分のビデオを見なければならない。キッチリ30分もの講習を受けなければならないのである。講義やビデオの内容を良く熟知していて実践しているのでゴールド免許となっている善良な国民に対してこの上教える事は無い筈であるにも拘わらずである。視力検査をギリギリでクリアして写真撮影。即刻の免許交付となった。新しくなったゴールド免許を確認する。間違いはないが、一つ気になる事があった。免許の種別に中型とあり、条件の箇所に「中型車は中型車(8t)に限る」と書いてある。このまま解釈すると中型車は8トンのクルマしか運転出来ないと言う事になる。しかも、実際に運転出来るのは総重量8トン未満、積載量5トン未満なので、8トンは運転出来ないのである。公安委員会のエリートが考えたにしては、小学生にも笑われるような国語力である。これを「おかしい」と思うのは私だけであろうか。警察署の担当者に詰め寄って、見解を聞きたい衝動に駆られたが、たわいもない事で目を付けられてはやぶ蛇になるので、止めておいた。まぁ何にせよ久し振りのゴールド免許になった事は目出度い。もう死ぬまで違反と事故はしないだろう。念願のゴールド免許
2018.12.02
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デミオが納車されてから300キロほど走った。妻のクルマなのに何故か何時も私が運転している。どうして自分で運転しないのかと聞くと、慣れていないのでイヤだと言う。それなら何時まで経っても乗れないのじゃない?それから1000キロ走った今では、一人で何処まででもカッ飛んでいる。最近のクルマにはあまり乗る機会がなかったので、浦島太郎状態である。エンジンを掛けるにもキーが無いのでスタートボタンを押す。最初はF1マシーンのようで恰好良いと思っていたのだが、長年慣れているせいか、やっぱりキーを捻る方がエンジンを掛ける感覚があってこちらの方が良いと思えて来た。ドアを開けるにもキーケースを持っているだけで開くので便利なようだが、その大きなケースは嵩張って鍵束には取り付けられないので、別に持ち歩く必要がある。面倒くさいのでキーは持っていない。従って妻がいないとデミオには乗れないのである。エンジンを掛けるとシートベルトセンサーだの、ドライブレコーダーの起動音だの、障害物センサーだのがピーピー鳴って、何の音なのか分からないし、五月蠅くてたまらん。バックギアに入れるとモニターに真上からと真後ろの状態が映し出され、直視をしなくても、障害物が確認出来て、駐車場の白線に沿って真っ直ぐに入れる事が出来るのだが、慣れていないので、画面だけではなかなか真っ直ぐに入れる事が出来ないし、あのモニターの映像だけではどうも信用できないので、結局窓から顔を出して直視で入れる嵌めになる。真夏でもないのに近距離を乗ってエンジンを切るとファンが勝手に回る事があったりなかったり、このエンジンは発熱が多いのか。フレンディーは真夏に長い登坂など、ごく限られた過激運転をした時だけエンジンを切った後でもファンが回る。少し気になるところだ。デミオは最近の小型車に殆ど採用されていないボンネットを備えているので、その分後部座席とトランクにしわ寄せが来ており、何れも他社に比べると狭いが、安全面とスタイルを重視するとこの方法もアリかも知れない。ヘッドライトはフルオートになっている。対向車がいないと上向きになり、対向車が来ると状況により、上向きのまま光軸が左に寄ったり下向きになったりするのは有り難いが、センターラインの無い道路では対向車がいなくても下向きのままになるので、遠くが見えない。上向きにするには、マニアルモードに切り替えなければならないので、咄嗟の場合、慣れないと直ぐに上向きに出来ない。純正ナビはマツダ専用で、取り外しは出来ないし、たとえ外したとしても統一規格の他社のナビを格納する場所がない。ナビそのものの性能は悪くは無いのだが、走行中にナビの操作が出来ない上に、テレビも見えない。安全を考慮しての事だが、不便極まりない。フレンディーなどの古いクルマはナビからサイドブレーキに繋がる配線を外すだけで、走行中でも使用できるのだが、デミオはコンピューター制御なので、1つでも配線を変えると作動しなくなるのである。ネットで調べると、プログラムを書き替えるソフトがあるようだが、娘に聞くと、止めた方が良いと言うので、改善を任せたらクルマを何処へ持って行って、改造して来た。配線付きの小さなボタンを押すと走行中でも全て操作出来るようになった。全く面倒くさい。一番腹が立つのは、アイドリングストップだ。信号待ちなどで、停車すると自動でエンジンが止まる。カーナビやエアコン、ライトが点いていても、バッテリーだけで動いている。流石にエアコンがフルに稼働している真夏の炎天下では、自動でエンジンが掛かるが、それ以外は止まってしまう。燃費向上を狙った機構であろうが、ディーゼルエンジン用にガソリン車よりは容量の大きなバッテリーが積んであるとは言え、昔人間は燃費よりバッテリーへの負荷が気になる。アイドリングストップを解除するスイッチはあるものの、一度エンジンを切ったら、また、ストップしてしまうのだ。永久に解除するスイッチではないので、一々スイッチを押さなければならないのが非常に面倒くさい。結論から言うと、最近の過剰装備のクルマは旧車に慣れている者からすれば、便利どころか却って不便になっているように思える。センサーも状況によっては感知しない事もあり、とても100%信頼出来るものではない。電子的に動くものよりも機械的に動くものの方が信頼がおけるのだ。これからはこんなクルマばかりになって行くのだろうか。安全面に金を掛けるのは時代の流れであろうが、センサーなど過剰装備を全て排除した廉価版も同時に販売して貰いたいものである。デミオの文句ばかり言って来たので、マツダに怒られそうだ。良い所も上げておこう。先ずは何と言っても1.5Lのディーゼルターボエンジンだ。ガソリン車のアクセルワークのようには行かないが、一味違ったディーゼル特有のトルクフルな加速は絶品である。同じディーゼルターボでもフレンディーの重ったるい加速とは違い異次元の加速である。エンジンに関しては申し分無い。近距離の街中のチョイ乗りがメインで、アイドリングストップをこまめに切っているので、燃費はL/13キロ程で思ったよりも悪いが、軽油なので気にはならない。マニュアル風シフトとパドルシフトが付いているので、マニュアル車のような運転もできるのが良いが、パドルシフトギア比が今一つでフィットの方が上である。使用するならマニアル風シフトの方が断然使いやすい。デミオのメーターパネル後付の走行中のカーナビ操作切替スイッチ
2018.11.09
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何かと忙しい10月であるが、秋晴れの好天となった25日に暑さで閉口していた笏取り虫ツーリングを行う事となった。8月の初旬にV7ドンキーのユーザー車検を受けてから、1度もエンジンさえ掛けていなかったので、「そろそろ乗ってやらないと」と思っていた矢先だった。今回のツーリングはそもそもプライベートでBMW/R90経由で、CB750/K0が蒜山に蕎麦を食べに行きたいと言うのでそれに乗っかる計画であったが、CBがドタキャンとなったために、笏取り虫ツーリングに変更して、9月に雨で流れた余部鉄橋へのリベンジツーリングとなったのだ。今回は午前8時20分山陽自動車道瀬戸PAに集合。参加車は側車付きゴールドウイング、ディアベル、CBX1000、ゼファー750、ハーレー、BMW/R50、V7ドンキーの7台だ。かっ飛びディアベルから旧車のBMWまで参加車の幅が広いので、何時ものように高速はフリー走行。播但道の市川SAで集合となった。ディアベルが引っ張り先頭集団が山陽道、播但道と進み市川PAに到着。何故かここだけ風が凄い、寒い中V7のファイナルギアからの少量のオイル漏れを眺めつつ対策談義をしながら後続を待つが、なかなかやって来ない。どうやらBMWがトイレ休憩していたらしい。気温は17°とあまり上がっていないのでこれだけは致し方ない。BMWの速度が80キロを越えると、エンジンが回らなくなってガス欠状態になる症状が出ると言って来た。前回のツーリング時も同じ症状になったが、ガソリンを満タンにすると直るそうである。燃料パイプの詰まりだろうか。直ぐには判断できない。全員揃ったところで、更に北上。終点の和田山ICまで走り、和田山八鹿道路に乗って養父ICで降りたのだが、信号で止まって橋梁を見上げるとBMWとゴールドウイングが2台仲良く通り過ぎるのが見えた。養父で降りる事が上手く伝わっていなかったらしい。仕方がないが、次の八鹿氷ノ山ICで降りれば、出石への距離は殆ど同じだ。しかも、ゴールドウイングはナビもあるし、何よりも百戦錬磨の藤さんが乗っているのだ。全く問題無い。それよりも、問題だったのは、ハーレーが「先に行ってくれと」言い残してついてこなくなった事だ。携帯ナビはあるが、何かトラブルでもあったのだろうか。少し心配になる。ハーレーは1年ほど不動状態が続いて、車検も切れ、各所にサビも出始めた状態だったが、今夏有志でバッテリー交換とオイル交換を行い、エンジンが掛かるまでに快復させ、ユーザー車検を通し、更にハンドル、マフラー、ヘッド&リアランプをLEDに換装、ステップのドレスアップ、スクリーンの設置、クラッチケーブルの交換などに合わせ車体もピカピカに磨いて貰ったので新車のような輝きを誇っているのだが、長距離は走っていないようだ。多人数のツーリングで何かと時間が延びる傾向にあるが、それでも11時過ぎには先頭集団が出石の「手打ち皿そば甚兵衛」に到着。5分遅れでBMWとゴールドウイングも到着。ハーレーから「30分遅れるので食事をしていてくれ」とLINEが入るが、どうも要領を得ない。待っていてもしょうが無いので蕎麦を食する事にする。人気店だけあって平日の昼前なのに結構客が入っている。囲炉裏風の個室に通され、いよいよ蕎麦を注文だ。出石そばは5皿で1人前となっているのだが、それでは物足りないので、1人10皿。6人で60皿だ。流石に皿数が多いので一度では運べないので2度に分けて運んで来た。「つゆ」が少し塩辛かったが蕎麦は美味い。17皿食べたら、記念品が貰えるという事なので、麺喰い2名が挑戦した。蕎麦を食いながらもう一つのBMWの懸案について談義を巡らす。旧車メカ通の藤さんが、燃料キャップのエア抜きの穴が詰まっているかもと、ヒントを出す。なるほどそうかも知れないと思いつつ蕎麦を平らげる。記念品はどんなものだったのかは聞き忘れたが、たぶんティッシュだろう。蕎麦が終盤に差し掛かる頃、どでかい排気音が聞こえて来た。ハーレーの到着である。30分遅れの理由を問いただすと、スマホのバッテリー切れに加え、クラッチを握った状態でエンジンが掛からなくなったようだ。どうやら軽いクラッチに交換したワイヤが緩衝してクラッチ切れの信号が検知できないようである。ニュートラルなら掛かるので大事ではなくて助かった。30分はスマホに充電していた時間だそうだ。バイクには充電ケーブルも備わっているのに接続していなかったとは、何たる失態。顔を洗って出直してこい。蕎麦屋を出る前にBMWの燃料キャップを確認。穴は開いていない。藤さんがゴムパッキンをめくると、キャップの縁にギャザが切ってある。ここからエアーが入るのだろう。パッキンが逆かもと言う事で表裏を反対にして取り付けて様子を見ることにした。気を取り直して、余部鉄橋に向かう。海に向けて幾つものトンネルを抜け、どんどん進むと突然コンクリートの橋脚の背後に真っ青な日本海が見えた。余部だ。古い橋梁の前にバイクを並べて記念撮影。余部鉄橋は41.5mの高さで鉄の橋脚であったが、昭和61の年末に強風による列車転落事故があり、6人の尊い命が奪われた事が記憶に新しい。初めて見る鉄橋は一部を残し解体され隣にコンクリート製の橋が併設されているが、迫力があり、かなり高いという印象を受けた。現在は道の駅と公園が併設され、旧鉄橋跡には無料のエレベーターで上る事ができる。観光客も多く観光地化されている。BMWの燃料キャップは依然と不調らしい。やはり燃料パイプだろうか?余部からは、V7が先頭を走る事になった。スマホナビがどこまで使えるか試される時が来たのだ。ヘルメットに仕込んだスピーカーからもブルートゥースのお蔭で音声も良く聞こえる。初めて走る鳥取市内の道路もスマホの画面と音声でカーナビと同じように走れる。R53に入り鳥取自動車道に乗ろうとするが、ナビは国道を走れと指示を出す。鳥取自動車道は工事の為に、通行止めの模様。「道の駅清流茶屋かわはら」で事務所の職員に尋ねると、河原ICからは通行可能との事。やっとの思いで鳥取自動車道に乗って走り出すとスマホナビに次の用瀬ICで降りよとの指示が出る。また通行止めかと思いナビの地図を凝視するがそんな表示は出ていない。帰りのルートは頭の中にないので、思わず待避所で止まってディアベルの指示を待つ。頼りないナビに仲間を地獄の道連れにする訳には行かないので、ディアベルに先頭を交代して貰う。自動車道を降りてから分かったのだが、設定が一般道優先にになっていた。私のミスであった。播磨新宮ICからは初めて走る播磨自動車道、山陽自動車道を乗り継いで瀬戸PAで最後の休憩。もうすっかり暗くなってしまったが、まだ6時だ。BMWの燃料キャップは緩めると正常回転になったとの報告。これでトラブルの原因が分かった。流石、藤さんの読み通り、この人は伊達で旧車を乗り継いでいないのだ。ホッとした所で皆さん冷えた体を温めるためにゆっくりとコーヒータイムだが、そんな物を飲んでいると晩酌の味が落ちるので、ぐっと我慢して家路を急ぐのだ。今日は近所から黒枝豆を大量にいただいたとの妻からのLINEが入っているのだ。こんな所でグズグズはしていられないのだ。ギンギンに冷えたキリンラガービールの500mlにアツアツの黒枝豆の初物が待っていると思うと、ついつい顔がほころぶ。後から追いついたCBXとディアベルに一瞬で抜かれながら、楽しかった1日を振り返りながらの帰宅となった。播但道市川PAにてCBXとゼファーの勇姿手打ち皿そば甚兵衛の風情ある佇まい出石そば/最後は生卵で食すのが通との事余部鉄橋と海岸へと続く道路遠くから鉄橋を眺める参加者橋梁の前にて全車集合旧橋脚とエレベーター新旧の鉄橋鉄橋上からの余部の景色瀬戸PAでの最後の休憩
2018.10.26
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タンクにデカールが貼れたので、他の部品と一緒にクリア吹こうと準備していたのだが、雨ばかりでなかなか晴れない。やっと晴れたと思ったら今度は台風の余波で風が強い。世の中上手く行かないものだ。上手く行かないと言えば、amazonのプライム会員だ。今年から会員になっているので、2000円以下の商品でも送料が無料となるのは有り難いが、コンビニ決済が殆ど無く、クレジット決済になってしまうので、私のVISAカードからどんどん引き落とされる。カードで使ったお金は指定銀行から引き落とされるのだが、この口座に入金するのは妻の役目となっている。そこで問題が発生してしまうのだ。今までは殆どコンビニ決裁にして、いつもニコニコ現金払いだったので、何を買おうと妻には分からなかったのだが、クレジットだと明細書が送られて来る。それには日付けと金額が落ち度無く網羅されているのだ。間違いがあっては一大事という理由で毎月1度この明細書の日付順に買った物との照合作業を行わなければ、私の信用が灰燼と化してしまうので正直に妻に商品名を申告しなければならないのである。買い物はバイクに関する部品を始め工具、PC用品、その他ネットを見ていてどうしても外せない物など多伎に亘るが、専門的な物が多いので、商品名を言っても妻には何の事か分からない。女子供は商品よりも価格をみて購入の妥当性を判断する傾向があるので、つい「高いとか、この前も買ったんじゃろ」などと、将来の展望も男のロマンも理解出来ずに傷つく言葉を投げかけて来るのである。巷では「説明責任を果たせ」とよく言われるが、amazonでTYのタンクを塗るPG80のホワイトを買って商品名を妻に申告しても、何処で何に使う物か分からないので、そんな物がいるのかと短絡的な会話になってしまうのである。ウレタンのPG80がなかったらアンタ、TYのタンクは永遠に塗れませんがな。そんな基本的な事も分からないような女子供に購入商品説明はいらないのである。「こんな事が時間の無駄というものだ。」と言ったら、エーワンのステッカーシートを買い直したのは無駄じゃないの?と逆襲された。全くクレジットは便利なようで余計面倒くさい。話しが横道にそれたが、久々の太陽が顔を出したので、タンク、前後フェンダー、ライトケース、サイドカバー、ヒートガード2つを並べてクリアを吹いた。クリアは勿論ウレタンだ。前回使った残りで間に合った。これでやっと外装の準備が調ったので再び組み立てに戻れるというものだ。クリアを吹いた前後フェンダーとヒートガードクリア塗装が終わったタンク、ライトケース、サイドカバー、ヒートガードの予備
2018.10.04
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タンクのデカールで撃沈を食らって傷心のまま悶々とした日々を過ごしたが、心の傷も癒えたので再度挑戦してみることにした。懲りもせずエーワンのHPで湾曲部分にも貼れそうな透明シートを探すと、曲面にも綺麗に貼れると謳った「のびるラベル」なるものが見つかった。但し、インクジェットプリンタ用だが、染料インク用か顔料インク用かよく分からない。また、やっちまうかも知れないが、ここは勢いでamazonにて882円で買ってみた。届いたラベルを開けてみると、プリンタドライバ設定表に赤字で「この商品は顔料インクに対応しておりません」と書かれていた。手持ちのエプソンPX5002は顔料インク用なので使えない事になる。次男の手元には染料プリンタがあるが、遠くでダメだ。写真屋が持っているかもと思いデータとラベル用紙を持参して尋ねてみたら、業務用はないが奥さん用のが染料との事。しかし、「染料インクで出力したら、太陽光に当たると色抜けしてしまうのでは?特に赤は色抜けが早いのでは?」と従業員共々アドバイスをいただいた。そりゃそうだわな。染料インクの色抜けの早さには今までのプリンタで経験済みである事を忘れていた。用紙の端に小さなデータを置いて少し印刷して様子をみたらどうだろうとの案も出たが、失敗したら丁度XTのタンクを塗るので、一緒にペイントしようと言う事で落ち着いた。写真屋から帰って用紙を眺めながら考えてみた。この用紙は前回のようなツルツルの透明フィルムではなく、表面が少しざらつくような柔らかな透明シートなので、顔料では全く印刷できないようなものでも無さそうである。しかも、3枚1組なので、1枚は試し刷りができるのだ。ダメもとでプリントしてみる事にした。印刷モードはスーパーファイン用紙に設定して祈る気持ちで印刷ボタンを押す。出力されたシートには赤いデカールが綺麗に印刷されていた。顔料なので発色が少し落ちているようだが、問題無いレベルである。このシートは顔料インクでも大丈夫のようである。早速、カッターで切り抜いて、タンクに貼ってみる。弾力のある柔らかいシートなので、今度はタンクの膨らみにも十分対応でき、デカールにシワはできない。ついでに、サイドカバーとヒートガードにもデカールを貼ってみた。エーワンの「のびるラベル」プリンタから排出されたデカールタンク右側に貼ったデカールタンク左側とサイドカバー、ヒートガードに貼ったデカール
2018.09.29
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タンクの塗装が終わったので、デカールの作製に移る。タンクの塗装を剥ぐ前に左右共写真撮影しておいたので、その画像を参考に作製しようと思っていたのだが、ネットを徘徊しているとデカールを平面的に写したものがアップされていたので有り難く拝借した。純正デカールかどうかは不明であるが、縮尺は合っているように見える。早速PCに取り込んで、Adobe InDesignを使ってトレース、色を載せてそのままコピー用紙で出力。鋏で大まかに切り取ってタンクに貼ってみると、長さが足りずへんてこりんだ。ならばと、今度は縦横比を保ったままA3横一杯に拡大して、モノクロでコピー用紙に出力してタンクに貼ってみたら良い感じになった。よし。これで行こう。ステッカー用紙はA4しか売っていないので、デカールを半分カットして片側分をA4に詰め込んで出力する事にした。デカール用紙はエーワンの手作りステッカー28873Gを使用する事にして、ネットで探したら通常は3組入りで千円を超えるがamazon限定品で2枚組で842円で販売されていた。左右で2枚あれば足りるので速攻で注文。届いたステッカー用紙はフィルム状の用紙にインクジェットプリンタで印刷し、更に印刷面の上から透明シールを貼るので、印刷面に傷が付かない仕様となっている。プリンタインクは染料、顔料どちらでも使用出来るのが有り難い。左右のデカールを出力して、保護フィルムを貼ってカッターで切り出すのだが、透明フィルムに印刷されているので、切り出す時にミミを少し付けても大丈夫だ。いよいよタンクに貼って行くのだが、TYのタンクは美しく盛り上がっているので前側から慎重に貼ったつもりだったが、どうやってもシワが出来てしまう。材質がポリエステルなので、全く延び縮みをしないのだ。シワになっている所をカッターで切ってみるも汚くなるだけだ。これには参った。撃沈である。弾力のあるステッカー素材にしないとTYのタンクには貼ることが出来ない事が分かった。寸足らずだったデカールA3に拡大したデカールデータモノクロで出力したデカールエーワンのステッカー用紙印刷面の上から保護シートを貼る完成した左右のデカールミミを少し残して切り抜いたデカールタンクの膨らみに対応出来ずシワになったデカール
2018.09.25
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タンクにサフを吹いたので、いよいよ塗装に掛かりたいのだが、秋雨前線が停滞し、来る日も来る日も梅雨のように雨が降って延び延びになっていた。久し振りに太陽が顔を出したので、塗装に掛かる。タンクのついでに、前後フェンダー、サイドカバー、ヒートガード、ライトケースを用意する。ライトは欠品だったので、汎用の小振りなライトでも取り付けようかと思っていたのだが、色々と探してみるも今風のライトではどうにも恰好が悪い事が分かったので、純正品を探した。しかし、TY用のライトはヤフオクにもなかなか出ないので、代用品として良く似たGT50用のライトでも落札しようと思っていた矢先、TY125用が5000円で出品された。程度も良かったので、少し高いが落札していたのだ。ケースの中と外に少しの錆があったので、不織布ディスクで磨いておいた。リアフェンダーは用も無い穴が6箇所も開けられていたで、パテ埋めを終えていた。フロントフェンダーはスタビライザーを兼ねた取り付け金具がリベット留めされていたので、ドリルで破壊して外し、全体にサンドペーパーを掛けて均しておいた。サイドカバーはイエローの塗料が剥げて汚かったので、全て剥離してサンドペーパーを掛けておいた。前後フェンダーとサイドカバーはPP製なので、塗料が乗りにくい。そこで、以前買って置いた残りのPP用下地剤「ミッチャクロン」を予め吹いて置く。ミッチャクロンは透明でクリヤーのように見えるが、PPなどに吹く事により、塗料との密着性を高める事ができると謳っている。何回か使用したが、効果はあるように思える。塗料はamazonで関西ペイントPG80のホワイト1kgセットを2369円で買った。PG80はウレタン塗料なので、塗膜が硬く耐油性もある。硬化剤、専用シンナー、計量カップ、濾紙、マスキングテープ、撹拌棒が入ったセットなので手軽でお買い得である。ミッチャクロンが乾燥したところで、エアーガンを使ってホワイトを吹く。塗装は苦手なので、プロのようなテカリがなかなか出せないが、ホワイトなので何とか誤魔化せるだろう。ここまでくれば一安心だ。パテ埋めしたリアフェンダースタビライザーを取り外したフロントフェンダー塗装剥離前のサイドカバークリヤーに似たミッチャクロンタンクとライトケースリアフェンダーフロントフェンダーとサイドカバーヒートガード2セット
2018.09.17
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タンクのサビ取りが終わったので、いよいよ塗装だ。明日はやろう。今日はやろう。今やろう。と思いながら暑いのでダラダラと日にちだけが過ぎて行く。今日という日は二度と来ない。時は金なり。人生は短いと言う事は分かっているのだが、この暑い中、エアーホースをを引っ張って、プラサフを調合して、エアーガンの準備をして、タンクの養生をして、サフを吹いて乾くまで待って、段差があったら再び磨いて、サフ吹いて乾くまで待って、磨いて、サフ吹いて乾くまで待って、エアーガンの洗浄をして、片付けをする行程を考えただけで大儀になる。面倒くさい。実に面倒くさい。それよりも、冷房が効いた部屋でYouTubeのYAMAHA発動機を修理する動画を見た方が楽に決まっている。それにビールでもあれば最高だ。しかし、昼間から酒を飲むわけにもいかず、やらねばならぬ事はやっておかねば、段々と忙しくなってしまうので、午後から意を決してプラサフをを吹いてみた。3回目のサフ吹きで、パテ盛りの境目も殆ど分からなくなったので、早々に終わりにして夕げの座に着く。今日は冷凍庫で凍る寸前まで冷やしたプレミアムモルツに枝豆、ベカ(べい烏賊)の煮付けそれにブタバラ肉の燻製が待っているのだ。サフ仕上げ右側サフ仕上げ右側サフ仕上げ裏側
2018.09.06
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四国のUFOライン(瓶ヶ森林道)でガードパイプにスライドドアをぶつけてしまった工作車。「どうしたものか」と思案していたが、20年越のクルマなので、新品同様の修復クオリティーはいらないし、金も掛けたくない。丁度スタッド溶接機がある事だし、修理してみる事にした。素人修理なので、目立つ傷が消えて、それなりに見えれば良いのである。スライドドアなので、外して作業を行った方がやりやすいのではないかと思い、内張りの外し方を研究してみたら、ドアの中にロック機構があり、更にフレームがある事が分かった。内張りを外して、内側から叩き出す事が出来ないのだ。特にドアの下部付近は袋状になっているため、工具も入らない。これは素人では無理と判断して、ドアは付けたまま、外側から修理する事にした。3本の傷を詳細に調べてみると、一番上は凹みが均一なので、引き出しは出来そうである。真ん中は一番軽く、パテ埋めは僅かで済みそうだ。一番厄介なのは一番下の傷だ。傷と言うより鉄板を抉っているようにかなり深い凹みである。取り敢えず傷の部分の塗装をグラインダーに取り付けたワイヤカップで地金が出るまで削り取る。次にウェーブワッシャを凹みに合わせて溶接するのだが、ガイドがドアの地肌に当たるようにして引き金を引くと僅か1秒で溶接できる。ハンダだとこうは行かない。スタッド溶接機の威力である。ウェーブワッシャの凹み部分を全て溶接できたら、熊手の様な形をした専用クランプの爪をウェーブワッシャの凸部分に引っ掛けてスライドハンマーで引っ張り出すのだ。一番上の傷はあっさり出たが、一番下は一筋縄では行かない。傷の真ん中と上下3箇所にウェーブワッシャを溶接して引き出すのだが、ガードパイプで強力に押されている小さな深い傷なので、なかなか出て来ない。スライドハンマーにあまり力を入れすぎるとドアが変形しそうなので、両足の裏で抑えながら引っ張る。格闘の末、何とか凹みを戻したが、凹み部分の鉄板が延びてしまったために、ドアの膨らみ加減に歪みが出てしまった。プラハンでドアを叩くとベコリと凹むし、ウェーブワッシャを溶接して引っ張るとベコリと凸て膨らむ。折角直しても、ドアを押さえただけで、凹んでしまっては元も子もない。この状態を根本的に直すには、ドアに切れ目を入れて歪みを解消するしかないように思えたが、これをやるには大手術が必要だ。こんな薄い鉄板を溶接する技術は持ち合わせていないので、不本意ながら得意の誤魔化し修理を行う事にした。ドアを凹ませた状態でなるべく元の状態に近づくように凹み大きい部分を引き出し、パテで埋めて整形。これならドアの開閉の衝撃や少々叩いた位では膨らまないだろう。後は傷の部分にパテ埋めを行う。パテが乾いたら、サンドペーパーを取り付けたサイクロンサンダーで均して行く。またパテを盛って均すの繰り返しだ。指の腹でなぞって段差を感じなくなるまで、只管磨く。地味で一番時間の掛かる作業だ。お蔭で写真も撮っていない。パテでの補修が終わったら、マスキングを行い、いよいよ塗装である。塗料はホルツのM64マツダ車用ハイライトシルバーM/カラー№18G1本1,376円を使用。クリアーはTYのタンクを塗った時に一緒に吹く予定である。中央の凹みラインの付近が少し凹んでいるが、これ以上は無理なようなので一応修理完了とする。素人修理なので、塗装のムラやパテの甘さなどはあるが、3本のライン傷は分からなくなったので、良しとしよう。スタッド溶接機でウェーブワッシャを溶接する溶接が終わったウェーブワッシャウェーブワッシャに引っ掛ける専用クランプウェーブワッシャに取り付けた専用クランプダブルで溶接したウェーブワッシャ凹みを引き出した傷部分パテ盛り作業時間を短縮させてくれたサイクロンサンダーホルツのマツダ車用缶スプレーBeforeAfter
2018.09.01
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タンクの塗装の前に内部のサビ取りを行う事にした。内部の状態はお世辞にも良いとは言えないが、サビがかさぶたのようになって、剥がすと穴が開きそうほど酷い状態でもない。サビ取り剤で何とか処理できそうだ。しかし、GB250クラブマンのタンクのサビ取りを行ったラベンの1回使用済みのサビ取り液はポリタンクに入れたまま3年が経過しているので、強力な効果は期待できない。そこで、前処理を行う事にした。安く上げる方法は酸、酸、酸が効くサンポールを使用するのだ。カブで歯医者に行くついでに、ドラッグストアーに寄って買って来た。金鳥サンポール500ml1本162円、それと処理後に中和さすためにパワフル除菌トイレクリーナー500g1本132円も買った。燃料コックの取り付けパイプにビニールを被せて穴を塞ぐ。これで役者が揃ったので、サビ取りに掛かる。サンポールを給油口から全部ぶち込んで、水で希釈、給油口を水平にして一杯まで入れて30分程度放置して化学反応を待つ。30分後に中の液をトイレに捨てて、アルカリ性のトイレクリーナーで中和しようとした時に運悪く来客があった。雑にやってお蔭で、中和しきれず赤サビが出てしまったが、かなりのサビが落ちたようで、給油口の辺りは光るまでに快復した。サンポールは結構効く事が分かった。コスパが非常に高いのが尚よろしい。中をよく洗って、今度は3年物の希釈サビ取り液を投入したら、燃料コックパイプから液漏れが発生。やはりシッカリと栓をしないとダメだ。部品箱を漁ってみたら、手持ちの中古が上手く嵌まったので、取り付けてみる。今度は大丈夫だ。給油口すれすれまで希釈サビ取り液を入れて、2週間ほど放置してみたら綺麗になっていた。3年物の使用済みサビ取り液でも何とかなった。金鳥サンポールとパワフル除菌トイレクリーナー液性が酸性のサンポール液性がアルカリ性のトイレクリーナーサンポール全部を水で希釈するサビは取れたが直ぐに錆びてしまった内部サビ取り液で処理後のタンク内部
2018.08.29
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暑くて、暑くて何もする気が起こらないので、止まったままのTY125の組み立て。ここに来て少し気温が下がったので、タンク修理の続きを開始した。左右の大きな凹みをスタッド溶接機で溶接したピンで引き出して塗装剥離を行ったところで放置されていたのだ。2液混合のパテを買って来て、溶接跡と少しの凹みを埋めて行く。数日おいて完全に硬化したところで、サンドペーパーを掛け、更に凹んだ所にパテを盛ってペーパー掛けを3度行った。これで大体タンクの形状が復元されたので、裏側のサビ取りを行う。ここはスポットブラストを使用した。大体綺麗になったところで、黒サビ転換剤を塗って防錆処理を行っておく。最初のパテ付けパテ整形の左側パテ整形の右側赤サビが出ているタンクの裏側スポットブラストで大まかに赤サビを除去したタンク裏黒サビ転換剤を塗ったタンク裏側
2018.08.22
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盆明けの17日、熱波地獄から脱出しようと家族3人で避暑に出掛ける事にした。近場で涼しい所は大山の頂上くらいだが、登る元気がない。日帰りで行けて涼しい所はやはり四国カルストだ。四国カルストと言えば2年前のツーリングで頂上の姫鶴荘に泊まったが、到着前から明け方にかけて生憎の雨で、折角の景色を見る事が出来なかった。その途中の瓶ヶ森林道も頂上はガスで、これまた絶景を見逃しているのだ。「よし、今回はそのリベンジだ。」という事で、軟弱にも工作車で出掛ける事にした。気持ちの良い四国カルストの天狗高原でサイクリングでもしようとブロンプトンも積み込む。朝一番で出発しようとしていたのだが、なんやかんやと用事が出来たり、グズグズしていたので、出発が9時にずれ込んでしまった。ちょっとハードな嫌な予感。(ここで止めとけばよかったと後の後悔)山陽道の福山西ICから「しまなみ海道」へ乗り入れ、今治まで走る。やっと四国だ。瀬戸大橋経由の方が早いと思われるが、同じ道は通りたくないので、前回のツーリングと同じアプローチとしたのだ。今治から伊予西条まではバイパスとR11を乗り継ぐ、工作車の燃料計を見ると1目盛りしか減っていないが、西条で満タンにしておく。R194からは瓶ヶ森林道に入るのでガソリンスタンドは無いのだ。前回のツーリングでの経験から、四国の山間部にはガソリンスタンドが殆ど無い事は分かっている。不測の事態に備えてこまめに給油する事に越した事はない。R194を寒風山トンネルまで快調に走る。トンネル内でエアコンを切って、窓を開けると冷気が流れ込んで来る。恐らく20度は大きく下回っているだろう。トンネルを抜けて2kmほど行くと、道の駅「木の香」がある。丁度12時前となったのでここで昼食。来た道を引き返し、寒風山トンネル手前から瓶ヶ森林道へのアプローチ道に入る。急坂が続くが、ディーゼルエンジンの粘りで一気に高度を上げて行く。寒風山の頂上付近にあるトンネルの手前を左折すると、いよいよ瓶ヶ森林道だ。太陽も顔を出しており、今日は期待出来そうである。そういえば最近テレビのカローラスポーツのCMで若いカップルが「天国じゃなくても~。楽園じゃなくても~。あな~たに会えた幸せ~感じて~。風に~なり~たい~。」と歌いながら高原の尾根を走るシーンをよく見る。あの道は正に瓶ヶ森林道の頂上付近で撮影したと思われる。よしよし、今日は工作車であの絶景を見ようではないか。そして、風になるのだ。瓶ヶ森林道は10年ほど前まではオフロードであり、セローで一度は走ってみたいと思っていたのだが、実現しないまま舗装されてしまった。誠に残念である。そんな訳で、道幅が狭く、素掘りのトンネルも多く、曲がりくねっているので、対向車があるとすれ違いにも気を使う。切り立った渓谷を望む頂上付近まで登ると、急に視界が開けて、草原が現れた。山並みの稜線に道路がクネクネと続いているのが見える。おぉ。まさにCMの場所だ。ガードパイプの切れ目からカーブの少し広くなったスペースに工作車の頭を突っ込んで停車。妻と次男が降りて写真と動画を撮りまくる。標高1000mは有に越えているので気温はかなり低い。当然エアコンは切って窓を開けている。実に爽快である。天気も良いし今はガスも掛かっていない。正に絶景である。すると稜線の向こうからクルマが1台走って来るのが小さく見えたので、安全のために工作車をもう少し前に出そうとして一旦バックした。再度前進しようとして左側にかなり余裕が見えたので左に寄せてアクセルを踏んだ。その時である。何かが当たったような嫌な金属音が聞こえて来た。咄嗟にブレーキを踏んでサイドミラーで確認するも異変は見つからない。何だろうと思い、ハンドルを逆に切りながらゆっくりと離れると、また金属音。ぶつけた。慌てて外に出てみると、驚愕の惨状が見てとれた。なんと、3本のガードパイプの先がスライドドアに接触して、ドアを抉って、三本の傷がクッキリ見える。特に一番下の傷はかなり深くえらいことになっているではないか。重傷だ。綺麗な景色も爽快な気分も一瞬で吹っ飛んだ。やってもうた。どないしょう。ガッカリである。最初に工作車を止める時に、ガードパイプが見えたので、無意識の内に右に寄せて止めたのだが、再度動かす時に運転席から見えなかったので、左にガードパイプがある事を忘れてしまっていたのだ。何たる失態、脳軟化症だ。痴呆だ。アルツハイマーだ。風に乗って稜線からもの凄い勢いで飛んで来るガスの動画を撮りながらはしゃいでいる妻と次男を乗せ、あのカローラのCMの楽しそうな二人が通った道を走っているが、霧は晴れるが、心は晴れない。稜線を回って、山の反対側に出ると、ガスで真っ白。何も見えない。ここでまたぶつけたら二度と立ち直れないので、ライトとフォグを点けて慎重に下って行く。石鎚スカイラインを経由して傷心のまま、四国カルストに向かう。前回は地芳トンネル手前を右折して地芳峠に出たが、スマホナビの指示で今回は地芳トンネルを抜けて左折して地芳峠に出る道を通った。距離はどちらも同じようなものだろう。姫鶴平手前で初心者マークを付けた乗用車が左側両輪を脱輪して喘いでいた。若者二人は通る車に頭を下げて交通整理をしていたので、通過際に「引っ張ろうか」と尋ねたら、「JAFを呼んでいます。」との事。ここまでレスキューに来るには相当時間が掛かるだろうなぁと思いつつ、姫鶴平到着。姫鶴荘もキャンプ場の光景も変わってはいなかったが、ガスが掛かって真っ白。何も見えないのは前回と同じ。やっぱり運気が下がっているのだろう。自転車で走るのも危険な状態なので断念。霧の中でソフトクリームを食べて帰る事にした。それでも山の天気は変わりやすい。天狗高原の手前から、晴れて来たので、何とかカルストを見ることが出来たのがせめてもの救いであった。細いクネクネ道ばかり通ったので流石に疲れた。最短時間で帰るルートを探したら、高知経由と出た。矢張り高速の威力である。そこで閃いた。高知を通るなら、「ひろめ市場」で一杯やって帰るのも悪くない。幸い3人とも運転できる。妻か次男に運転させれば鰹のタタキと地酒を堪能できるというものだ。俄然元気が出て来た。須崎ICから高速に乗って、伊野ICから高知市内に入って行く。少々の渋滞はあったものの、高知城まで辿り着いた。スマホナビで駐車場を探すと「ひろめ市場」の上が駐車場になっていた。最低地上高2.2メートルはぎりぎりセーフだ。エレベーターに乗って、1階に降りたのが5時55分。ビニールをはぐって店内に入ると、もの凄い人。人。人。席は何処も満員。前回食べた「やいろ亭」まで行ってみると、若いカップルの隣の席が奇跡的に空いていたので、ドッカリと腰を据えて、家族戦略会議を開催。運転は次男が行う事になったので、鰹のタタキと生ビール、ノンアルビールを速攻で注文。海老の唐揚げ、親鳥、手羽、高知餃子等々を食しつつ、高知の銘酒「久礼」に移行したのは言うまでも無い。前回はバイクだったので、ノンアルビールで凌いだが、鰹のタタキを前にしたら、代行で帰ろうかと本気で思ったほど、心残りであった高知の夜を堪能して、帰路につく。高知ICからだと2時間掛からない。早いものだ。それにしても、スライドドアの傷はどうしたものか。金は掛けたくないので、修理してみようか。悩むところである。瓶ヶ森林道(カローラスポーツCMの場所)かなり重傷の3本ライン憎っくきガードパイプと手負いの工作車風になれなかった工作車とCMの道ガスで真っ白の姫鶴平姫鶴牧場藁焼きを行う鰹のタタキ豪快な鰹のタタキ混雑する「ひろめ市場」
2018.08.19
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V7ドンキーを何とか車検に通したので、大儀にならない内にマフラーとヘッドライトバルブを元に戻す。車検のために取り付けていた純正マフラーは、久し振りに音を聞いた。低音だが缶詰の缶を被せたような乾いた音が混じり、アゴスチーニに比べるとやはり安っぽい。アゴスチーニを取り付ける前に日頃手が届きにくい裏側をピカールで磨いた。アゴスチーニはステンレスなので汚れないし、錆びないのがよろしい。磨いていると左側のマフラーの裏に3センチ程の擦り傷が見つかった。丁度リアサスの辺りだったので、急いでサスの点検をしたが、傷も無く当たった形跡も無い。その他の箇所も確認したが接触箇所はない。不思議だ。何処に当たったのだろうか。今まで乗っていてマフラーを何かに接触させた記憶は無い。まぁ見えないところなので、見なかった事にしよう。次はライトバルブをLEDに交換だ。もう何回も同じ作業をしているので、目をつむっていても出来そうである。このバルブも次回の車検の時までには何とかしたい。久留米市にあるヴァイタルスピリットなるGUZZI販売店のHPを見るとV7用ヘッドライトバルブとしてLED H4バルブ6000K/2800ML/4980円を用意してあるのだが、車検に通るとは書いていない。どうなんだろう。生け贄になってみようか。取り付けが終わったのでエンジンを掛けてみる。やはり聞き慣れたアゴスチーニの低音は迫力があり、文句の付けようがない。ライトも問題無く明るく点灯。やっと元に戻った。V7純正マフラー左マフラー裏のスリ傷アゴスチーニのマフラー
2018.08.12
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車検までにオイル漏れの修理とオイル交換、タイヤ交換、12ヶ月点検を済ませたのでネットで予約を行う。酷暑の日が続くためかどうかは分からないが、1週間どの日も、どの時間も○だったので2日後の午前9時を予約した。そしてユーザー車検の前日の夜に雨戸から5mの位置に前輪をセットしたV7を止めて光軸調整を行う。雨戸に当たる光りの具合は車検から帰って来たばかりのバイクのライトを当てた写真を頼りに行った。光軸はドンピシャとは行かないが、車検に通る誤差範囲ならこの方法で何とかなる事は実証済みである。いよいよ当日、8時過ぎに家を出る。スタンドで給油して岡山陸運支局に向かうのだが、既にバイクの温度計は30度を表示している。今日も汗だくになってしまうだろうと、覚悟をしていたが、思いの外風が気持ち良く、暑さを感じないまま陸運支局へ到着。オドメーターの走行距離をメモして、ユーザー車検の窓口で、スマホに保存していた予約番号を見せると、必要箇所を印字した書類を渡された。当日記入の箇所を埋めて、重量税3800円と検査登録費1700円を払って、検査レーンへ並ぶ。バイクは専用レーンとなり、既にハーレーとボロボロのHONDAブロスが並んでいた。順番が来たので、エンジンを掛けて書類を渡すと、右マフラーに排ガス検知棒が突っ込まれる。マフラーは純正に戻しているので、安心して様子を見る。当然OKだ。灯火類、ウインカー、ホーンなどの確認、打音検査全てOKだ。続いてブレーキ検査、速度検査だが、これも全てOK。最後が難関のライト検査である。光軸は前夜調整したが、自信はない。不合格ならテスターセンターで調整して貰えばよいので、気は楽だ。それよりも3年前の新車登録時に「GUZZIは光軸が散ってしまうのでOKを貰うのが大変だった。」と店主が言っていた事が気になる。それと先日修理完了のV7を引き取りに行ったときに、「車検のライトは個体差があって何とも言えないので当日あがいて下さい。」との言葉が更に気になる。検査機の前でライトをハイにして祈る。暫くして表示板に×が出た。アカン。アウトだ。検査員が再検査を行う旨伝えに来た。ダメなのは光軸か光量か聞く間もなく再検査突入だ。心の余裕もない。今出来る事はアクセルを捻って回転を上げて発電量を上げてみる事ぐらいだったが、表示板は虚しくも×である。検査員が来て、「光度が足りない」という。ぬぁ~にぃ~。ライトが暗いぃ~。「これ新車ですよ」と食い下がるも、「3年経っているのでバルブの劣化か、バッテリーの電圧不足か、色々な要因が考えられるので、特定は難しいかも知れない」と素っ気ない。う~む困った。困ったが、今日の残り2回となった検査で対策を考えなければならないので、光度と光軸の検査結果を詳しく聞いた。ライトの検査の合格ラインは光度が15000カンデラ以上でないと不合格であるが、V7は13200カンデラしかなかったので、数値不足。光軸は合っていたそうである。店主が話した内容だと「光軸がぼやけるので、調整が難しい」という内容だったので、てっきり軸の事でライトの上下左右の調整が微妙だと言う事と捉えていたのだが、どうも違うようだ。光軸が散るので、その分光量が不足すると言う事らしい。CB750の時代なら光量不足で不合格となる事も頷けるが、LEDが標準となりつつある今の時代の、しかも新車のバイクが光量不足とは、イタリアは40年遅れていると言う事であろうか。全くワインを飲んでいる場合じゃないぜよ。イタリア人の悪口を言っていても埒は明かないので、テスターセンターで対策を練る事にした。職員に光度不足で車検に落ちた事を詳細に話すと、「バイクは何ですか?」と尋ねられたので、「モトグッチです。」と答えると、「あぁグッチねぇ。○○○さんのとこですね。グッチは光軸が散るんですよね。」と教えてくれた。どうもGUZZIのライト検査では皆さん手を焼いているようだ。取り敢えず対策を練るために、テスターに掛けてみると、ハイビームの光軸が2つの強弱に分かれているではないか。光度も15000カンデラに届かない。最初の対策として旧車でやる手法。ライトからバルブを取り出し、3箇所の爪を少し折り曲げて再装着。テスターに掛けてみたが、15000カンデラには届かない。この対策ではダメだ。他の方法を探るべく今度は店主に電話してみたら、100W相当のH4バルブに交換する提案があったが、これからそのバルブを手に入れるには時間が掛かりすぎる。すると、とんでもない提案をしてきた。正にウルトラCだ。その方法を書きたいのは山々だが、とても公開できるような内容ではないので、伏せておくが、そのウルトラCをテスターセンターの職員に告げて、指示通りの調整を行って貰う。職員もやった事があるらしく、手順を間違えないようにと念を押されながら作業を終えた。テスターで測ってみると何と18000カンデラが出ている。光軸もバッチリOKだ。しかし、その代償として、想定内とは言えテスター料3240円を投資する羽目になった。車体番号を確認して2回目の検査にトライ。念のために、アクセルを開けて回転を上げながら、表示板を凝視すると、やっと○が出た。やれやれである。書類を提出して、継続車検証を受け取って家に辿り着いたら11時を回っていた。これであと2年は大丈夫だが、課題も残った。V7のヘッドライトはどうやら、レンズかリフレクターに問題があるようだ。レンズは昔のバイクのようにカットラインが一切無く、のっぺらぼうなので、リフレクターが怪しいような気もするが分からない。改善策としては、バルブをスタンレーのH4ハイパーハロゲン(100W相当)に交換するか、車検対応のLEDバルブに交換するか。いっその事、ヘッドライトそのものを車外品に交換してしまうのも手だが、取り付け出来るライトがあるかどうかである。2年掛けて検討してみよう。二輪専用の5番レーンに並ぶV7排ガスと打音検査を受けるV7見事に不合格となったヘッドライトツメを曲げたバルブ
2018.08.09
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購入店にタイヤ交換と車検前の点検をお願いするために、デミオを引き連れV7を持ち込んだ。カルダンギアからのオイル漏れがあったので、オイル交換はどうしようかと思い様子をみていたのだが、オイルが滴り落ちる事は無かったので、交換したのだが、どうであろうか。早速、ギアを確認するも、滴ってはいない。何とかセーフかと思いきや、ギヤの下側を触ってみると指にオイルが付く。店主曰く「漏れとるな」アウトである。タイヤ交換のついでにカルダンギアもバラす事になった。ガスケットの交換である。新車から3年もたないガスケットとはどんな物か。それとも高速を多用したためにファイナルギアに圧力を掛けすぎたのだろうか。店主に聞くと「漏れる時には漏れる」一度漏れても止まる事は希にあるが、殆どはガスケット交換になる。どうして漏れるかは分からないそうである。折角交換したオイルが無駄になってしまった。このガスケットは320円だが、リアホイールを外して、ドライブシャフトからファイナルギア(カルダンギア)を引き抜いての作業となる。マニアルも無い状態で、未知の機構に挑戦して墓穴を掘ると取り返しがつかなくなるので、潔くお願いした。ダイナモカバーからのオイル漏れも止まっている形跡は無く、少量だが漏れている。V7Ⅱになるとダイナモカバーの上にABS装置が付いているので、作業は難しくなるが、このV7には付いていないので、楽だったようである。ダイナモカバーガスケットは1200円なので、今度漏れたら自分でやってみよう。ギアオイルのドレンボルトにてんこ盛りに付着した金属粉について聞いてみたら、「GUZZIはどれもそんなもんです。見なかった事にしておいて下さい。」との明快な回答をいただいた。その他の作業は12ヶ月点検と気休めのパラメーターリセット、タペット調整、プラグ交換、前後ブレーキフルード交換、カルダンギアのオイル交換+モリブデン追加、リアタイヤIRC ROAD WINNER RX-02に交換と結構盛り沢山になってしまった。これでやっと車検を受ける準備が全て整った。後は自賠責を継続して、ネットで車検の予約を取るだけだ。ドライブシャフトから引き抜いてバラしたファイナルギア赤丸で囲んだ所がオイル漏れの箇所ダイナモカバーを外した状態(このV7は湿式である)新品タイヤのパターンIRC ROAD WINNER RX-02(購入店ではこのタイヤを注文したのは初めてだそうである)
2018.08.07
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マフラーとヘッドライトバルブの交換を終えたので、このまま点検に出そうと思って、リアブレーキフルードを見たら、真っ黒に汚れていた。ついでにブレーキの点検もして見ることにした。リアのブレーキパッドは十分な厚みがあり大丈夫だったが、V7のリアブレーキはカルダンギアが右側にあるため、左側に付いている。フットブレーキペダルは右に側にあるので、フルードを入れ替えるには右のブレーキペダルを踏みながら、左のキャリパーのブリーダーバルブを緩めなければならない。普通のバイクなら右側にブレーキがあるので、容易いことなのだが、どう考えても一人では無理である。カルダンギアを左にしておけば良いものを….。全く整備性が悪い。と、言う事でフルードの交換は諦めて、リザーブタンクの汚れたフルードをスポイドで吸い出して、新しいフルードを継ぎ足して終わりにした。次はフロントブレーキだ。マスターシンリンダーのカップを開けてみるとフルードは満杯だった。色は少し黒ずんでいたが、リアに比べるとかなり綺麗だったので、交換は見合わせた。パッドの減りを調べようとキャリパーを外しに掛かったが、何と取り付けは内六角で、しかも7ミリだった。何で7ミリ?今まで7ミリの六角レンチなんぞ使った事が無いし、持ってもいない。何と言うイケズをするのだろうか。今後の事もあるので、仕方なくホームセンターで7ミリのヘックスビットソケットを買って来た。2本の内六角を緩めてキャリパーを外して見ると、パッドの厚さは十分であった。7ミリのヘックスビットソケット(コーケン)を突っ込んだキャリパーサポート厚み十分のブレーキパッド
2018.08.04
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販売店からタイヤ入荷のメールが入ったので、ライトバルブの交換を行う。ライトバルブは純正のハロゲンからLEDに交換しているので、元に戻すのである。LEDバルブは省エネに加えハロゲンに比べ劇的に明るくなるのは良いのだが、光軸がぼやけてHiとLoのメリハリが弱い。車検対応の国産高級バルブなら問題ないと思われるが、中華の安物なので、車検には通りそうもない。そこで、マフラーに続いてバルブも交換して置くことにしたのだ。V7のヘッドライトバルブの交換はマフラーよりも更に簡単だ。ライトモールの下に付いているビス1本を外すだけで、ケースからレンズ付きのモールが外れる。3線のコネクタを抜いて、スプリング金具を外すだけでバルブが抜ける。純正のハロゲンを取り付け、逆順に元に戻すと出来上がり。使用工具はプラスドライバー1本だけである。エンジンを掛けてライトが点灯する事を確かめた。後は車検に出す前に戸袋で一応の光軸調整を行うだけだ。ライトモールの下側にあるビス1本を外すとライトが外れるLEDバルブが取り付けられたライト純正のハロゲンに交換したライト
2018.07.27
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毎日うだるような暑さが続いており、日中は外にいるだけで汗が噴き出る。熱中症防止のため、外の仕事は朝5時から行うようにしているので、ツーリングに行く気にもなれず、TYのタンク修理も止まったままだ。V7のオイル交換だけは何とか済ませたが、車検満了まで先週で1ヶ月を切ったので、そろそろ車検準備を行わなければならない。最初の車検である今回は、ユーザー車検を終えた後に、販売店でリアタイヤを交換して貰い、ついでに点検を受ける予定でいたのだが、5月の信州ツーリングで高速を走りすぎたためか、リアタイヤの中央が一気に磨り減ってしまった。車検を通過させるには、溝が0.8ミリ以上ないと不合格になってしまうが、どうみても0.8ミリ以上はない。恐らく不合格になる事が予想されるので、予定を変更。先にタイヤ交換と点検を行って、車検を通す事にした。現在のリアタイヤはピレリのSPORT DEMON 130/80-17であるが、他のタイヤも試してみたいので、探してみた。メッツラーは高価なので、ピレリとメッツラーを外して、ミシュラン(PILOT ACTIV)、ブリジストン(BATTLAX BT-45)、IRC(ROAD WINNER RX-02)の中で一番安いタイヤを注文して欲しいとメールしたらIRCを発注したと返事が来た。タイヤの準備完了のメールが来る前に、アゴスチーニのマフラーを純正に戻す必要がある。段ボールに仕舞った純正マフラーを出してみると、ピカピカだ。それもそうだ、たった2ヶ月弱しか使っていなかったのだから殆ど新品なのは当たり前だ。V7のマフラーの取り外しは至って簡単だ。エキパイに連結するバンドの10ミリボルト1本を緩め、マフラー取り付けステーのキャップボルト1本を外すだけで、エキパイから引き抜ける。ガスケットも何も無いので楽勝である。純正マフラーが付いたので、今日はここまでとるする。マフラーバンドのボルト(マフラーはアゴスチーニ)マフラー取り付けステーの六角ボルト(マフラーはアゴスチーニ)エキパイからマフラーを抜いた状態純正マフラーの取り付け(カラーは使用しない)ピカピカの純正マフラー
2018.07.23
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先日の西日本豪雨で同業者の家の側溝に浸入した土砂を除去するために、朝4時半に起きて借り物の軽トラで出掛けた。暑くなる前に作業を終えたので、延び延びになっていたV7のオイル交換を行う事にした。先ず用意するものは、業務用扇風機とタオルだ。これがないと倒れてしまいそうな猛暑だ。作業に掛かろうとして、メンテジャッキをTYに使っているのが見えた。これがないとV7は水平に持ち上がらないのだ。仕方が無いので、四輪用ジャッキ2台でTYを支え、メンテジャッキを車体から引き抜いて、V字アダプターに付け替える。サイドスタンドを上げて車体を水平に保ちながら、フレームの左右を繋ぐパイプの真下にV字アダプターをセットして、車体が安定するまで持ち上げると、両輪が接地したまま水平になる。これで準備が整った。先ずはエンジンオイルからだ。給油キャップを外して、前側のドレンボルト(19ミリ)を外すと黒く汚れたオイルが排出される。次は後ろ側のドレンボルト(17ミリ)を外す。次にオイルパンの右下にある13ミリのボルトを外すと、オイルフィルターが抜け落ちて来る。新しいフィルターに付け替えて、ドレンを締めてオイルを注ぐ。メンテブックではフィルター交換時のオイルの量は2Lと記載されているが、1.9L程でアッパーラインに達したので、一先ず終了とする。因みにV7のオイルゲージはネジを締め込まずに油面を見ることになっている。次はトランスミッションオイルである。17ミリのドレンボルトはエキパイの連結パイプが邪魔になって、ソケットが差し込めないので、KTCのユニバーサルジョイントを使用した。普段はあまり使う事はないが、こういう時には重宝するツールである。ドレンボルトに17ミリのソケットをはめ込み、ユニバーサルジョイント、エクステンションバーの長、エクステンションバーの短を繋ぐと、ソケットレンチが使える位置になるのである。注油口は何故か内六角になっている。しかも10ミリだ。たまたま持っていたから良かったのだが、あまり多用する大きさではない内六角を使う必要性が分からない。ボルトだと頭が飛び出て美しく無いからだろうか。それなら薄ボルトでも良いような….。しかし、それだけでは終わらないのだ。注油口の内六角に10ミリのヘックスビットソケットを挿し込もうとすると、リアブレーキのマスターシリンダーカバーが邪魔になるのでビス2本を緩めなくてはならない。全く面倒くさい作りになっている。磁石が付いたドレンを外してみると、鉄粉がてんこ盛りに付着していた。オイルを排出してみると、殆ど汚れのない飴色のオイルが出て来た。かなり粘度が高いようで、排出に時間が掛かる。ドレンを締めて、レヴテックのオイルを入れるのであるが、このオイルはハーレー用という事なのか、容量が1クォートとなっている。米国の1クォートは0.946Lであるが英国の1クォートは1.137Lとなっている。よく見たら購入したレヴテックは0.946Lと表記してあった。ハーレー用なので当然アメリカクォートなのね。メンテブックでは1Lとなっているが、少々少なくても大丈夫だろう。しかし、ここでまた問題が持ち上がった。注油口が水平に開いているので、ジョウゴを差し入れる事が出来ないのだ。オイルジョッキのノズルを外してあてがってみたが、ノズル口が大きすぎてダメ。何かホース状の物は無いものかと探してみたら、洗面台用の細めのジャバラホースが出て来たので、オイルジョッキノズルの先に差し込みビニールテープを巻き付けた注油装置を作った。ノズルの先を注油口の奥に差し込み、計量カップに移したオイルを注ぐと、上手い具合に入って行く。1クォート全て飲み込んだが、最後の方でオイルが少し逆流してきたように見えたので、1クォートでも大丈夫だろう。最後にカルダンギアオイルだ。このギアは上部に17ミリの注入ボルト、サイドに内六角10ミリの油面調整用ボルト、下部に17ミリのドレンボルトが取り付けられている。ドレンを外してみるとこちらはモリブデンがてんこ盛りになっている。排出されるオイルは始めの内は飴色だが段々と黒ずんで来て最後は真っ黒だ。やはりモリブデンが配合されているようだ。メンテブックによるとギアオイルの規定量は170ccだが、サイドに調整口があり、入れ過ぎたら排出されるので、オイル量をキッチリと量る必要はない。それでも170ccをキチッと計ってジョウゴで入れようとしたが、ジョウゴの口が大きすぎて入らない。仕方が無いので、紙でジョウゴを作ってオイルを注ぐ。全部入れたが調製口からはオイルが出て来ないので、追加したら直ぐに出て来た。入れ過ぎだ。やはり170ccで丁度良いようである。最後に、エンジンを掛けて暫くアイドリングを行い、エンジンオイル量を測ったらアッパーレベルで変わりがなっかったので、これで良しとした。これでV7の全てのオイル交換が出来たのだが、ギア関係は初めてだったので、手間取ってしまった。次回からはもっとスムーズに出来るだろう。トランスミッションオイルの注入はジャッキから降ろして、サイドスタンドを立てて行った方がやり易いと思われる。黒く汚れたエンジンオイルオイルパンから抜き取り中のオイルフィルター新品のフィルター(左)と抜き出したフィルター(右)新品のオイルフィルター/取り付け用の蓋にはOリングが嵌まるユニバーサルジョイントを使って17ミリソケットをドレンに嵌める鉄粉がてんこ盛りのドレンボルトドレンから排出される汚れが少ないギアオイルリアブレーキのマスターシリンダーカバーのビスを緩めて角度を変える自作の延長ジャバラホースカルダンギアから排出されるギアオイルモリブデンがてんこ盛りのドレンボルトオーバーフローで排出されたギアオイル丁度アッパーレベルまで入れたエンジンオイル
2018.07.19
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5月の信州ツーリングでオドメーターが10,000kmを越えたので、4回目のオイル交換を行う距離となった。今回はエンジンオイルだけではなく、オイルフィルター、ミッションオイル、カルダンギアオイルも交換の時期に来ているのだ。購入店によると、エンジンオイルは初回は1,000km、次からは3,000km毎の交換。粘度はメンテブックによると10W-60だが、10W-50で良いそうだ。オイルフィルターはオイル交換3回に1回の割合で交換との事。ミッションとカルダンギアオイルは10,000km毎の交換。GUZZIの整備書ではカルダンギアオイルにモリブデンを混ぜなくても良いと書いてあるそうだが、店では少し混ぜているそうである。信州ツーリングで漏れたオイルを見る限り、飴色のオイルだったので、普通のギアオイルが入れられていると思われる。正確には交換時に判明するだろう。エンジンオイルは炎暑の夏場でも問題無かったので、前回同様カストロール POWER1 RACING 4T 10W-50 MA 全合成油 二輪車4サイクルエンジン用 4L/4,000円、送料650円を取り寄せた。購入店を変えたのでトータルで前回よりも50円安く上がった。オイルは缶のデザインが変更されている以外は変更が無いようだ。オイルフィルターはチャンピオンのV7用を1,894円で購入。輸入品で在庫1だった。合わせてギアオイルを買おうとしたのだが、カルダンギア用のオイルが無かったので、レヴテックのトランスミッションオイルSAE80W-90を合わせて取り寄せた。メンテブックによると、85W-90を使用と書いてあるが、85Wがないのだ。ギアなのでそんなに神経を尖らす必要も無いだろうという事で80W-90にしたと言う訳だ。最後はカルダンギアオイルなのだが、これが85W-140となかなか無い粘度だ。エンジンオイルとギアオイルの粘度数値はSAEの規格が異なるため、そのまま比べる事は出来ないが、それにしてもこの数値のギアオイルはカルダンギア(デフ)ならではなのだろうか。やっと探したのがガルフのPGギアオイル85W-140/1L/2,044 円だ。これは四輪用のようで、ジムカーナ、ダートラ、ラリーなどにお薦めの高粘度オイルなので、ミッションに使用すると低温時にシフトが入りづらくなるそうである。これでやっとオイル交換の準備が整った。左からトランスミッションオイル/カルダンギアオイル/オイルフィルター/エンジンオイル
2018.07.17
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西日本豪雨は複数県に多大な被害をもたらした。当県においても、真備では小田川の堤防決壊により、町の30%近くが水没してしまった。この中には同業者2名の家も含まれ、安否の連絡はとったものの、支援の方法が見つからないでいたが、業界団体から個別支援策の提示があったので、取り敢えず2名に対して支援を行う用意を伝えた次第である。こんな大災害のさなか、誠にタイミングが悪く、昨日デミオXDツーリングの納車となってしまった。今月、妻のフィットRSが博多の長男の元へお嫁に行く事になったので、その代わりとして購入に踏み切ったのだ。今回も私は購入費をビタ一文も出していないので、買うなら「チタングレーのXDツーリング」が良いとまでしか口を出さなかった。それにしても妻が乗る車はトッポRTが車検時にリフトから落下し廃車で10万キロ達成せず。トッポBJ/Rは高速道路でエンジンブローを起こし99900キロで廃車。フィットRSも昨日現在で99200キロとこれも10万キロ間近で手元を離れる事になってしまった。よほど10万キロに縁が無いのだろう。フィットでマツダにクルマを受け取りに行った。新しい店舗は高級ホテルのようだ。納車室に通され説明を受ける。隣には石畳のクルマを格納する大型車庫のような部屋が続き、ここで実際に乗車して各部の操作方法の説明を受ける仕組みになっている。エアコン完備で快適である。説明が終わると、電動で前面の大型ガラスシャッターが上がり、乗ってきたフィットとの記念撮影タイムとなる。帰りは何故かデミオのハンドルを私が握る事になった。フィットと比べての印象は、ハンドルが細い、フィットの革巻きステアリングの方がタッチが良い。室内はボンネットがある関係でフロントガラスが小さく、ダッシュボードが短いので圧迫感があり、車幅は同じだがフィットと比べて狭く感じる。フロントガラス中央上面に付いているセンサーなどの格納庫と思われる大きなブラックボックスも圧迫感を増す要因となっているようである。後部座席は狭い。軽四より狭いのではないかと思うくらいだ。4人乗車の場合は全席シートを前に寄せないと苦しいだろう。走り出してみるとアクセルのオルガンペダルは慣れない事もあってか、少し重いように感じる。出足の軽快さは断然フィットだが、スピードに乗って来ると、デミオのディーゼルターボエンジンが本領を発揮して、ディーゼル特有のトルクフルなパワーで車体をグイグイ引っ張る。かなり強力な加速が味わえた。Dレンジからギア固定のマニアルモードの切替も簡単で、4速のマニアル運転も味わえる。この点はフィットのSレンジと同じだ。内装は、昔のマツダ車とは大違いで、最小ランクのクルマではあるが、かなりの高級感があり、フィットよりは上である。圧巻は安全装備と電子器機である。もうクルマ中センサーの塊で、衝突防止ブレーキは勿論の事、車線のはみ出し、死角車の感知、前車の追尾装置、360度モニター、オートクルーザーにドライブレコーダーと何でも付いている。コンソールにはSDカードとUSBソケットが2基、純正ナビはPCからバージョンアップを無料でダウンロードできる。これは操作を覚えるだけで大変だ。因みに、デミオXDの読みは「エックスディ」ではなく、「クロスディ」だそうである。チタングレーのデミオXDツーリング納車室でのデミオとフィットのツーショット
2018.07.10
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スタッド溶接機のお蔭で、タンクの凹みを大まかに引き出すことができた。大きな凹みの場合、パテ盛り修理には限界があるので、なるべくパテの量は少ないのに越した事はない。ピンをねじ切った跡はグラインダーで軽く均しておいた。これから塗装をするのだが、塗装の上にデカールが貼ってあるとどうしても段差ができるので、潔く塗装の全剝離を行う事にした。リムーバーを使うと早いのだが、今回はタンクが小さいので、不織布ディスクを付けたグラインダーで地金が見えるまで少しずつ剥離して行った。これで丸裸になったのだが、この所、木こり作業の方が忙しく何日もほったらかしにしていたのだが、地金が出たままでも以外と錆が来ないものである。このまま磨いてV7ドンキーのメッキタンクと並べてみようかと思うほどである。塗装を剥離したタンクの右側塗装を剥離したタンクの左側真上から見たタンク
2018.06.27
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黄色のタンクは凹み少々で中はコーティング済み。白いタンクは左右に大きな凹みがあり、中はサビサビ。さて、どちらを選ぶとするか。普通なら当然黄色のタンクなのだが、TY50で同じカラーのタンクを塗り替えて曲線のライン引きに苦労して、上手く出来なかった経験から、黄色はやりたくない。しかも、黄色は色乗りも悪い、かなり重ね塗りをしないと下地が透けて見えてしまうのだ。と、言う事で白いタンクを修理する事にした。左右が大きく凹んでいるが、幸い鋭角の物が当たって付いたような凹みではないので、ある程度は引っ張り出せると踏んだのだ。ここで登場するのが、スタッド溶接機だ。タンクの凹み部分の塗装を不織布ディスクを付けたグラインダーで磨いて、地金を出す。スタッド溶接機にピンをセットして凹みに押し付けトリガーを引くと1秒でピンが溶接できる。これは何度使っても便利だ。ピンをスライドハンマーで咥えて引き出す。適当な所まで引き出したら、ピンをニッパーで挟んで捻るとタンクから取れる。調子に乗ってあまり引き出し過ぎると、タンクが負けて穴が空いてしまう。2箇所ほどやってしまったので、ハンダで塞いでおいた。タンク右側の凹みタンク左側の凹みタンクに溶接機されたピン大きな凹みの場合はピンを複数溶接してからスライディングハンマーで引き出す大まかに凹みを引き出したタンク右側施工後の左タンク
2018.06.24
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フレームにホイールを装着する前にフェンダーを取り付けるのがセオリーなのだが、折角タイヤを組んだので無性にホイールを取り付けたくなった。フロントホイールだけ取り付けてみる事にした。ハブにブレーキパネルを嵌め込み、アクスルシャフトとワッシャ、ナットに少し錆があったので、不織布ディスクで磨いてグリスをタップリ塗ってシャフトを通そうとしたら、ハブの右側のシャフトを通す穴の回りが凹んでいるのに気が付いた。ここに何かカラーのような物が嵌まらないと、隙間が出来てしまうのだ。どんなカラーだろうかと思いながら、パーツリストを見てみると、ハブダストカバーという名称らしい。中古で買ったホイールには付いていなかったのであろう。それなら外したホイールには付いている筈だと思い、倉庫に行って見てみたら付いていた。早速外してグリスを塗って組み込む。ブレーキシューは、まだ十分使える厚みがあったので、グリスアップのみ行い再使用とする。リアホイールをスイングアームの下に寝かせて、フロントフォークがホイールを嵌める丁度良い位置になるように紐でフレームを結ぶ。こうしておけば、力がいらず、アクスルシャフトは直ぐに通るのだ。フロントだけだが、タイヤが付くとバイクらしくなって来た。125から外して来たハブダストカバーフロントブレーキシュー錆落としを終えてグリスを塗ったアクスルシャフト取り敢えず装着したフロントホイール
2018.06.19
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古タイヤを外したリムの内側は前後共、酷く汚れており、ニップルの頭は錆びている物もあったので、グラインダーに真鍮カップを付けて磨いた。3ヶのビードストッパーの泥汚れはボンスターで磨いて、締め付けボルトの錆はワイヤブラシで磨いて、黒サビ転換剤を塗っておいた。綺麗になったところで、ビードストッパーを軽く取り付け、その上からリムバンドを掛ける。ヘビーチューブの口金をリム穴に通して薄ナットで軽く締めて口金が抜けないようにしておき、チューブをタイヤに入れるのだが、ヘビーチューブと言うだけあって、重く嵩張る。タイヤにホイールを入れ込む時にはみ出してしまい、手間取ってしまった。タイヤの中へホイールを完全に押し込んだら第一段階終了だ。ここまではタイヤレバーが無くても腕力だけでも出来るが、レバーか太めのドライバーでサポートすればなお簡単だ。次は、タイヤのミミをタイヤレバーを使ってホイールに入れて行くのだが、レバーは2本あった方がやりやすい。新品タイヤなので作業は楽だが、最後の20㎝程になってからは流石に入れにくい。そこで、はみ出たタイヤのミミにシリコンスプレーを吹いて、ピタリとくっついたタイヤとホイールの隙間にマイナスドライバーなど薄刃の物を突っ込んでコジれば最後のミミはスッと入って行く。片側が終わったら反対側だ。同じようにホイールにミミを入れて行く。前後輪とも同じ作業で完成である。ホイールにタイヤを嵌める時に、チューブに少し空気を入れてレバーがチューブに噛みにくくする方法もあるようだが、ヘビーチューブの場合、嵩張るので空気は入れなかった。レバーが少々嚙んでも穴が開きそうにないくらいこのチューブは頼もしい。リムバンドを外したホイールの内側真鍮カップで磨いたホイールの内側ボンスターで磨いて黒サビ転換剤を塗ったビードストッパーリムバンドを掛けたビードストッパーリア用リムバンドフロント用リムバンドホイールに装着したリアタイヤ
2018.06.17
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ヤフオクで買ったタイヤ付きホイールのタイヤに前後共大きなヒビがあったので使用する事が出来ず、やむなく新品タイヤを購入する事にして、タイヤを外してみる事にした。エアバルブを抜いて空気を出して、タイヤレバーでビードを落として行く。中のチューブを傷付けないようにタイヤレバーの先でミミを引っ掛け、テコの要領でホイールから外して行くのだが、2箇所ほど外してそこから進まない。タイヤが古くカチカチで弾力がないので、ミミが上がらないのだ。力ずくでやっていたら、メリメリと音がして、とうとうホイールの縁がレバーで潰れてしまった。アルミなので力任せだと、ホイールの方が弱いのだ。これ以上やってもホイールに傷を付けるだけなので、潔く諦めて、サンダーでぶった切る荒技に出た。何が何でも使えないヒビ割れタイヤを外したいのだ。ミミの付近にあるワイヤを切断すると、あれほどホイールに強くしがみついていたタイヤがヘナヘナと剥がれて行く。結局前後共サンダーでぶった切る嵌めになった。前輪はビードストッパーが1ヶでチューブもリムバンドも破れはないが、かなりくたびれており、再使用は?である。後輪はビードストッパーが2ヶでこちらもチューブもリムバンドも破れはないが再使用は止めた方がよさそうだ。しかもチューブは普通の薄いチューブなのでパンクするのも時間の問題のような気がする。パンク修理は面倒なので、ここは思い切ってチューブとリムバンドも新品にする事とした。現在、トライアルタイヤで競技用でないものはIRCのTRO11ツーリストしかない。TLR125にも取り付けたが問題はないのでTYも同じIRCとする。購入した関係商品は下記の通り。フロントリムバンド 21インチ IRC 275/300-21 税込価格 170(円) x 1(個)ヘビーチューブ 21インチIRC 2.75/3.00 80/100-21 TR-4 税込価格 1,840(円) x 1(個)タイヤ IRC TR011TOURLIST 2.75-21 税込価格 6,030(円) x 1(個)リアリムバンド 18インチIRC 325/510-18 税込価格 180(円) x 1(個)ヘビーチューブ18インチ IRC 4.00/5.10 110/100-18 TR-4 税込価格 1,840(円) x 1(個)タイヤ IRC TR011TOURLIST 4.00-18 税込価格 8,400(円) x 1(個)IRCのトライアルタイヤIRCのヘビーチューブ
2018.06.15
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ヤフオクで買ったリアホイールにはスプロケットも付いていた。恐らく純正だと思われるスプロケットはアルミ製の51丁だ。少し腐食していた箇所もあったが、不織布ディスクで磨いたら目立たなくなる程度のものだった。125に付いていた物より、ギアの摩耗もあまりないのでこちらを再使用する事にする。TYはアルミやマグネシュウムなどを多用しており、当時からコンペでの使用を考慮した作りの良さが窺える。TLのドリブンスプロケットは鉄製なのだ。意外と綺麗だったスプロケット/ボルトの回り止めの座金が付くネジロック剤と思われる青い色が付いたハブのスプロケット取り付け穴付近51丁のアルミ製ドリブンスプロケット
2018.06.13
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信州ツーリングで発覚したV7ドンキーのカルダンギアのオイル漏れ。お岩の顔は治ったが、皆生温泉に伊勢に出雲にとクルマを使っての所要が多かったので、気にはなっていたがほったらかしになっていた。ホイールにオイルが飛び散っているが今はもう乾いている。ドレンボルト付近も触ると指先にオイルが付く程度になっている。梅雨の合間を縫って、久し振りに購入店に状況報告に向かうと、客は誰もおらず、何時ものようににこやかな奥さんと、店主が迎えてくれた。オイル漏れの事を切り出す前にツーリングの話題になったので、信州ツーリングの話しをしたら奥さんがビックリ。同じ頃夫婦で信州ツーリングを楽しんだらしい。我々は5月24、25日、店主夫婦は5月21~23日の1泊3日?だ。何でも21日の夜仕事を終えてハイエースにGuzzi2台を積み込んで、夜走りで信州に向かい、朝方到着。そのまま一睡もせずにGuzziで美ヶ原などを走り回り、ビーナスラインの奥にある宿で1泊。翌日は雨模様だったので、軽く50キロほど走ってお仕舞いにしたそうである。我々の1泊2日往復1200キロ弱はかなり過激だと思っていたのだが、こっちの方が過激である。誘われても絶対行きません。やっとオイル漏れの話しができる状況になったので、「これこれ、しかじか」とカルダンギアを見せながら説明すると、Guzziにはよくある事で、高速道路などを回転を上げて走っていると、ギア内の内圧が高まってオイル漏れを起こす事があるそうである。そのため。昔のGuzziはオイル注入ボルトにパイプを繋いで内圧を逃がすようにしていたそうである。現在のV7はオイル注入ボルトに穴が開いていて、そこから内圧を逃がすようになっているのだが、オイルやゴミなどで穴が詰まる事があるので、漏れがあった場合は分解前にこの穴の掃除をするようにマニアルに書いてあるそうである。しかし、このボルトはどう見てもエアー抜きの穴が開いているようには思えないので、店主に聞いてみたら、ボルトの穴の上から雨水対策でカバーが被せてあるので普通のボルトのように見えるのだが、実はカバーの隙間からエアーが抜けるようになっているとの事。なるほど。早速、ボルトを外して高圧エアーを吹いて貫通を確かめる。ボルトを締めて、飛び散ったオイルを綺麗に拭いて、様子をみる事にした。帰ってバイクを駐めたら、新聞紙を敷いて確かめる。オイルがもれるようならギア内の2枚のガスケットと2枚のパッキンを交換との事である。ギアオイルの注ぎ足しについては、カルダンギアからの漏れはホイールへ派手に飛び散るので、ビックリするが、実際に漏れている量は僅かなので、あまり気にする必要はないようである。ついでに、もう一つ右側エンジンからの僅かなオイル漏れについて尋ねてみる。既にオイルは乾いていて漏れてはないようだが、怪しそうな箇所を辿って行くと、どうやらオルタネーターカバーから出ている電気コードを通すゴムパッキンの隙間からのようである。V7は平成26年のマイナーチェンジからアイドリング時の電気量アップのために発電機が大型化され、それに伴い乾式だったオルタネーターがオイルを回す湿式となったので、シールが甘いとオイルが滲むようになったようである。今後、オイルが滲むようであれば、ゴムパッキンの交換になるだろう。これも様子見である。何ともシャキッとしない。曖昧な。奥歯に物が挟まったような。釈然としない。もやもやした。ええ加減なところが伊太利亜車である。気になっていたリアタイヤもそろそろ交換時期に来ているとの指摘を受けたが、まだ山が残っているフロントも一緒に替えた方が良いとの事。どうしたものか。悩むところである。走行1万キロでのタイヤ交換は平均レベルだそうである。カルダンギアのオイル注入ボルトボルトに開いた圧力調整穴ボルトにとりつけられたカバー
2018.06.11
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125のフロント&リアホイールのスポークは酷い赤サビの上に、折れや曲がりまであるので、再利用は出来ない。タイヤもチューブも使い物にならないが、ハブとリムはアルミなので磨けば何とかなるかも….。という状態なので、どうしようかと色々考えた。TYのスポークは幸い販売している所があるので、スポーク、チューブ、タイヤは新品を手に入れる事は出来るのだが、結構な金額になってしまう。新品ではなくても、もう少し程度の良い中古はないかと、ヤフオクで網を張っていたら、やっと出て来た。同じ車体の前後のホイールがタイヤ付きで別々に出品されたのだ。写真で見る限り、リムは綺麗だし、スポークにもサビはない。タイヤの山もまだ大丈夫のようだ。1本3,000円、前後で6,000円なら妥当な値段だろう。しかも、地元岡山の業者で送料が安かったので、だぼハゼの如く飛びついた。幸い競合者もなく無事落札。届いた現物をみると、リムは磨いた跡があったが、まだまだ甘い。あの光っていたスポークは銀色の塗料で塗ってあった。写真が遠目だったので分からなかったのだ。良く考えたら、この時代のバイクでサビの無いスポークなんてあり得ない。幸い折れも曲がりも無く、フロントも銀色で塗ってあったがサビは少量であったので、無理矢理納得した。スポークとリムは手を入れてあるのだが、ハブは手つかずで泥まみれのままなのが残念である。ハブの汚れを落とすだけでバラすのは面倒なので、組んだ状態でブラストしてみると、泥汚れが綺麗に落ちて、アルミ面が梨地肌になったので、このままにする事にした。リムはスポークが付いているので面倒だが、不織布ディスクで大まか磨いた後、青棒を使ってバフ掛けして、可能な限りテカリを出して完了とする。タイヤは汚れを落とし良く磨いており、ブロックも減りも少なかったが、チューブの状態をみようと、空気を入れてみたら、前後共サイドウォールに写真では見えなかった大きなヒビが出て来た。これは使えない。ガッカリである。ヤフオクで買ったフロントホイールヤフオクで買ったリアホイールフロントブレーキパネルの状態泥で汚れたリアハブ少し磨いた跡があるホイール青棒でバフ掛け中のホイール
2018.06.09
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バイクが古いので新しい部品を組み付けるとバランスが崩れ正常な電子部品が壊れることがある。被害を最小限にするにはコンデンサの交換も必要だ。前回試した汎用コイルの売り文句は「高い電圧で強い火花が飛ぶ」であるが、これがバランスを崩す原因である。非常時には仕方ないが、ずっと使うとどこかにしわ寄せがくる、とフジイが言っていたのである。組む前に新品のコイルの抵抗値を計っておいた。1次側1.2オーム、2次側6.76キロオームで2本ともほぼ同じであった。(写真1・2)この年式の純正のプラグキャップやコードは雑音防止の抵抗が入っていない。(写真3)ちょっとイグニッションノイズをまき散らすかもしれないが、これにコネクタをねじ込み(写真4)コイル、コード、プラグキャップを組み付け、ついでにコンデンサも新しいものを組み付ける。(写真5)買ったゴム部品の中にフレームとガソリンタンク前方下部が接触するところに入れるゴム部品があった。(前記事写真6の中段左の細長いゴム)これは通称”ちくわ”というらしい。ちくわを縦に割ったような形をしており、うまいこと言うな、と感心。新品はさすがにきっちりとタンクが止まる。さて、試乗である。エンジンかけ、まだ暖まっていない状態でもなんか調子良さそうである。暖機の後、はやる心で走り出す…やったー直った!10キロほど走る中で高いギヤで低速、低いギヤで高回転、上り坂の高負荷など色々試し自分の顔がほころんでいるのがわかる。コードとキャップを純正に戻したためクラッシックが際立つ。青い高圧コードはちょいといただけないよね。ご心配をかけました、44年選手復活です。(藤)写真1写真2写真3写真4写真5
2018.06.04
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症状が改善しないので原因はコードではない、かもしれない。こうなると1つづつ部品を替えて確かめてみなくてはならない。NGKのコードは以前エンジンをオーバーホールした時にフジイが付けたもの。その時替える前のコード(ノロジー)を返してもらっていたのでこれに付け替えてみて試乗してみるけれど…だめだ。(写真1)ということはコイルか!ここにきて最悪の事態になってきた。電気系統の不安に怯えながら整流器やレギュレターを純正品ではないが同等以上の性能を有する新品に替えていたのだが、純正コイルはいささか値がはるため汎用のコイルを買って持ち歩いていた。(写真2)遂にこいつの出番が来たようだ、と交換して試乗…症状が出ない。ありゃーやっぱりコイルか、これは観念せねばなるまい。最近のBMW純正部品調達は仙台にあるビーマーというところである。コイル2つにポイントやコンデンサ、(写真3)純正のプラグキャップ、高圧コード、(写真4)ついでに手持ちがなくなっていたエアフィルタ、オイルフィルタ、(写真5)朽ちかけていたゴム部品も注文する。(写真6)全て在庫があり、注文のメールから4日で全て届いたが、サイフが軽くなったのは言うまでもない。(藤)写真1写真2写真3写真4写真5写真6
2018.06.02
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5月11日の三瓶山ツーリングの前日の早朝、また性懲りもなくプチツーリングに出かけた。女房に「明日ツーリングに行くのに」と言われながらである。女にはこの感覚は分からないだろうなぁ、と思いつつ出かけた。いつものように総社から空港、吉備新線、農道と走るBMWのエンジンは快調である。早朝の少しひんやりした爽やかな空気を肌で感じながら走る。賀陽道の駅での小休憩の後ルミエール病院の横を通り日羽から総社へ、浅原の小高い山を越えるころから何かエンジンの様子がおかしい。加速時や負荷時エンジンがばらつく。以前も同じような症状になり原因はイグニッションコイルのコネクタ接触不良であった。でも、ばらつく感じが以前とちょっとちがう。ばらばら感が以前よりひどい、これは困った。原因は何だろう、家まで帰れるかと思案しながらも「恐らく大丈夫だ」と、今までの経験から何となく感じた。倉敷ICから山陽道に乗り、瀬戸中央道へ。あまり急激な加速はエンジンが壊れそうな感じもするなか、粒江パーキングを過ぎたあたりでどうにも我慢できなくなり路肩の広くなったところで停めた。アイドリング状態のエンジンはそんなに悪くないのだが走り始めるとだめだ。加速しないし最悪の状態。それでも騙し騙し這々の体で家まで帰ってきた。早速原因を確かめるべくガソリンタンクを外し、イグニッションコイルをはずした。症状からは電気系統だろうと思われるがコイルは目で見ても良し悪しは分からない。確かめる方法はテスターを当てて一次側、二次側の抵抗値を調べることしかできない。結果は良、だろう。だろうと言うのは抵抗値は基準値より多少の違いはあるが、断線はしていないからである。もっとも断線していたら火花が飛ばないからエンジンは回らなくなる。この頃のBMWは、6Vのコイルを2つ直列につないでおり、1次側が1つでも切れたら火花は両方飛ばない。2次側が切れたら片肺になることが予想されるが、今回片肺ではなかったのである。さて弱った。どこに原因があるのかいろいろなところを眺めまわす。どう考えても電気系統だろうと高圧コードを見ている時気がついた。コードのコイル側は金属のコネクタが付き(写真1)イグニッションコイルのツノに入っているのだが、このコード芯線とコネクタのハンダが外れていることに気がついた。(写真2)これだ!間違いない、とこの時は確信した。ハンダ付けし直せば直るさ、と安易に考えながらよく見るとこの高圧コードの芯線はちょいとちがうぞ。最近の高圧コードには雑音防止のため抵抗が仕込まれている。プラグの「抵抗入り」と同じ原理か。このコードはNGK製で芯線がカーボン=抵抗でその周りにごく細いコードが螺旋状に巻いてある。(写真3)どう見ても半田付けができそうにない。今までの様々なハンダ付けをしてきた経験からハンダが乗らないと思われた。おまけにこのような振動する部分に細い線をハンダ付けすると、細いが為にまた断線してしまうことが予想できた。そこで考えたのはスリーブを「圧着」(写真4・5・6)した後、そのスリーブをハンダ付けでコネクタに止める、という方法である。幸い圧着の材料、工具は揃っているので早速やってみる。(写真7)自分でもなかなかうまくいった、と自画自賛。もう直ったようなものさと組み付け試乗に出かけた…アクセルをひねった瞬間、だめだ、直ってない!(藤)写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7
2018.05.31
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