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2021.04.17
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『あしたのジョー』50周年記念作品,『メガロボクス』を見る機会があったので感想を書いていきたい。
ちょっと辛口です。
1話は無料なので,リンク先から見てもらうといいです。

​​
メガロボクス ROUND2 “THE MAN ONLY DIES ONCE”【動画配信】
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まず,ざっくりと世界観の説明を。
メガロボクスというのは,この世界で流行っている格闘技で,ギアと呼ばれるパワードスーツみたいなものを身につけて行うボクシングのことである。
主人公のノマド(のちジョーと改名)は市民IDを持たない,要するに戸籍だとか市民権を持っていないはぐれものであるのだけれど,メガロボクスのチャンピオン,メガロニアを目指して戦うという物語である。

色々と思うところはあるのだけれど,個人的に思うのが,「 ギアとは何だったのか?
人間の拳というのは鍛え上げれば立派な兇器となる。『空手バカ一代』で大山倍達は素手でヤクザを撲殺してしまっていたし,現実のプロボクサーだってその気になれば人間を撲殺することくらいできるのだろう。
普通に殴り合うだけで生命の危険があるのに,ましてギアと呼ばれるパワードスーツを身につければ,古代ローマの剣闘士の試合のように,死者が続出する血なまぐさいものになるだろう。
たぶん,一撃入れたところで殴られた方は戦闘不能になって競技として成立しないだろうし,せいぜい1ラウンド以内に決着がつくんじゃないかな?

さらに意味がわからんのが,主人公のジョーはギアをつけず,基本的に生身で戦うのだ。
ジョーはギアをつけたボクサーたちと互角に渡り合うどころか,連勝を重ねていくのだから,ギアの有用性が分らない。
一応,ギアを身につけないジョーの方が素早さはまさるだとか,ギアの音で次来るパンチが右か左か判別できるだとか,「相手のギアの電磁波だとかを読み取って自動的に反撃する機能」がジョーを相手にする場合使えなくなってしまうだとか,ギアなしで戦う意味もあったが,それでも腑に落ちない。

機械を使うスポーツでいえば,現実世界でもモータースポーツと呼ばれるカーレースだとかバイクレースがある。これだと,マシンと生身の差は絶対的で,たとえばバイクに自転車だとか徒歩で勝てるはずがない。
しかし,『頭文字D』のように性能で劣るとか,旧式マシンで高性能の最新式マシンに勝つ,というのも1つの見せ場であり,ジョーも低スペックのギアで戦っても良かったように思うのだ。


頭文字D(1)【電子書籍】[ しげの秀一 ]

あと,突っ込みどころとしては,メガロボクスには体重性がないらしく,明らかに体格差のある試合が組まれているところだとか,中盤には着脱可能なギアではなくて一体型とかいう,体に手術で埋め込むタイプのギアが登場したりでレギュレーションがなさそうなところだとか。


ギアというのはメガロボクスの根幹ともいえるものだろう。この部分に引っかったせいで,この作品の世界に没頭することができなかった。
そういうわけで,僕の中の評価は低い。
ここで,逆に機械と格闘技の融合する世界観をうまく描いていたのはかのGガンダムである。


機動武闘伝Gガンダム 第2話 唸れ!夢を掴んだ必殺パンチ【動画配信】



なお,文句を言いつつも僕はメガロボクスの2期は見る予定である。
いまのところ,2期の2話まで見たけれど,2期の方が好きかもしれない。そのうちこっちも感想書く。


メガロボクス ROUND FINAL “BORN TO DIE”【動画配信】





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最終更新日  2021.04.17 13:52:20
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