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一足先にお知らせしましたが、明日から年末年始帰省のため、この雑記が2005年最後になります。……となれば、ぜひともヒマラヤ水晶でしめくくりたいもの。どれにしようかと考え、この石をチョイスしました。4センチ弱の小ぶりな結晶です。クローライトは入っていません。クラックもありません。ひたすら透明で……キラキラです。水晶の結晶面は、6つの柱面(m面)と、6つの錐面(r面、z面)が基本ですが、結晶の具合によっては、s面とかx面と呼ばれる……あるいは、ウィンドウとかタイムリンクと言った方が、通りがいいかもしれませんが……小さな面が現れることがあります。ところがこの水晶は、その小さな面の数がハンパじゃありません。錐面が、まるでファセットカットされたように、いくつもの面に分割されているのです。クローライトが好きで、ワイルドな形に弱い私ですが、このナチュラル・カットには、一目でクラクラ。ホクホク買って帰ったあとで、もう一つ発見しました。前述したように、とても透明なのですが、何か粒のようなものがひとつぶ、内包されています。緑色の、小さな小さな粒です。ルーペで見ても、まだ小さ過ぎてよくわかりません。コンバージョンレンズ+デジカメのズームで根性マクロ撮影してみました。雲母ではないようです。薄っぺらな欠片ではなく、丸みがあるようです。ガネーシュ・ヒマール産の水晶で、ガーネットが内包されたものがあるのですが、そのガーネットの色は、赤いのです。でも……ちょっとガーネットっぽいかも。
2005/12/27
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別館サイトの「STONES」に11点追加しました。「KIRIBAN」にHP12000hitのクリスタル様のプレートをアップしました。バナークリックで別館サイトへGO!さらに当サイトのイベントコーナーに新春売り出し情報等アップしました。年末年始帰省のため、しばらく更新ストップします。皆様、今年1年ありがとうございました。来年も石だらけの当サイトをよろしくお願いいたします。……今日の分だけはなんとかアップしたいなあ……。
2005/12/27
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本日、2006年を待たずして、145000hitを突破しました。ありがとうございます~!
2005/12/26
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インド産の「エレスチャル」です。エレスチャルというのは、どうやら、不定形に近い複雑な形をした水晶や層状に結晶した水晶を広く指す言葉であるようで、主なところでは、ブラジル・インド・メキシコ・マダガスカル・南アフリカなどで産出します。層状に結晶するものを含めれば、ナミビアのブランドバーグ・アメシストや、ハーキマー・ダイヤモンドでもエレスチャルと呼べる水晶が産出します。あ、最近ではネパール産ヒマラヤ水晶や中国産水晶にも、エレスチャルと呼べるものが出てますね。さて、写真の水晶は多分、写真を見ただけではなにがどうなっているのか、わからないと思います。実際、かなりへんてこりんな結晶のしかたをしています。色は黒(もしかしたら黒に近い紫)に、鉄の赤が混じり込んだ、インドのエレスチャルらしい、ちょっとグロデスクめな色合い。そんな色合いの水晶の約半分が、六角形の角の部分だけ結晶しているのです。右下が、結晶の先端部分を上から見たもので、もののみごとに「*」状になっています。なぜ、こんなへんてこりんな結晶になったのかというと、エレスチャルの結晶のしかたにわけがあります。エレスチャルは、他の水晶に比べてゆっくり結晶したとか、中へ中へと結晶したとか説明されていますが、真相は、おそらく透明で形の整った水晶よりも早く、あわてて結晶した……というのが正しいです。結晶のもととなる成分が豊富な熱水の中で急激に成長したため、いろんな不純物を中に取り込み、じっくりきれいに成長する間もなく、成長できるところからどんどん成長してしまったあわてん坊さんなのです。そうやって急激に成長すると、結晶のまわりは他よりも珪酸分、つまり水晶の材料が少なくなります。その中で、結晶の角に当たる部分は、平らな部分よりも突きだしていて、より珪酸分の多いところに近くなります。そのため、角の部分で結晶化が進み、結果として平らな部分を取り残したまま、角の部分だけが結晶した、へんてこりんエレスチャルになったのだと考えられています。これはもう、エレスチャルと言うよりもスケルタルと呼びたいです。スケルタルとは、「骸骨の(骨格の)」という意味ですから、まさにぴったり。さて、この水晶に光をあててみると……。まるで血が通っているよう。何ともはや、不気味に美しい……。エレスチャルは「天使の贈り物」だとか、天使的なイメージがあるとか言われますが、私にはあまりそうは思えないです。
2005/12/26
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根性の不透明黒から一転して、透明感のあるガネーシュヒマール産水晶です。たしか、ライトなスモーキーが市場に現れはじめた頃に買ったものです。形としては、いわゆるずんぐり型のスタンダード。色合いはスモーキーといっても、かな~り淡いです。最近、ガウリシャンカール並に色の濃い、ガネーシュのスモーキーを見る機会がありました。これまで見たガネーシュ・スモーキーの中で文句なく一番色が濃く、しかも、表面の付着物で古びた印象になりがちなガウリとは違い、ガネーシュらしいツヤピカ。それでもスモーキーかモリオンかと迷うような濃さではありません。また、このようなずんぐり型と、先細り型の水晶は、ひとくちにガネーシュ・ヒマール産といっても産出する場所が違うらしく、ずんぐり型でクローライトが内包されているものは見たことがありません。また、クローライトが内包されるタイプの先細り型水晶では、どんなに淡いものであろうと、スモーキーを見かけないのです。そんなわけで、形状で先細り型を示す、例のまっ黒水晶の黒さの原因はスモーキーではないと件が得ることができたのです。さて、話を戻して写真の水晶です。今ではかなり見かけるようになりましたが、当時はヒマラヤでスモーキーなんて!……とびっくりしたこの石も、ワイ色合いをなかなか写し取れないでいるうちにさらに色の濃いスモーキーがやってきたり、形がへんてこりんな石がやってきたりで、やや、影が薄くなりがちでした。それではいけないと、改めてカメラを向けてみたら、それまで気が付かなかった虹を発見。石の真ん中に丸く浮かぶ虹が、まるで石の心臓のように見えたので、がんばって写してみました。
2005/12/25
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かのまっ黒ガネーシュの裏側はこんな感じ。クローライトがびっしりでワイルドです。最初はこちらが表になっていたのでした。クローライトびっしりでワイルドで大きい石も欲しかったので、二重にうれしいです。
2005/12/25
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せっかくなので、昨日のヒマラヤ黒水晶の別カットを載せちゃいます。昨日は、結晶表面の成長線を強調しましたが、色をメインに写すと、この通り。まるで漆塗り~!大きさはこんな感じです。ガネーシュとしてはけっこうデカめ。画面左は、わずかに透けている場所のアップです。ここを見ても、ベースとなっている水晶が、スモーキーではないことがわかります。池袋会場で石師匠M氏、石好きP氏にさわっていただいたところ、ちょっと毛色の違う、じわじわくる強いパワーがあるそうです。相変わらず、そちらはさっぱり鈍いですが、これでとてもおとなしい石だと言われたら、そちらの方が驚きかもしれません。ところで、黒い石は、見た目がハードなせいか、あるいは、いささか恐め……というか、パワーが強いので手強いとか、強いせいで、不都合なことまで起こってしまうことがあると説明されていることがあるせいか、手にするのをためらう……という話を聞きました。そこでひとこと。黒い石は平気です!我が家には、ブラジル、カザフスタン、アフガニスタン、イタリア、ロシア、ポーランド、日本、中国、ネパールのモリオン(濃いスモーキー含む)とアーカンソーの人工モリオン、さらにオブシディアンまでがいますが、何かがおこったということはありません。いずれもかわいい我が家の石たちです。
2005/12/24
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今日は冬至の翌日。「しまった! 冬至の日に紹介するつもりだったのに!」と思っていた石があります。冬至は、ご存じ(北半球で)太陽の高度が最も低く、昼の時間が短い日。すなわち、夜が長い日。この日、太陽の力は最も弱くなる時であり、同時に太陽の力が「減少」から「増大」と転じる時でもあります。日本では冬至は、一陽来復(いちようらいふく)とも言われ、陰が極まって再び陽が帰ってくる日でありこの日を境にして運気が高まってくると考えられました。また、古代中国では、冬至の月を一年の始まりとし、 古代ローマでは、冬至を太陽が復活する日として、盛大な冬至祭が行われました。この冬至祭がクリスマスのもとになったとも考えられているそうです。ところで、現代の私たちは、祭といえば、浮かれ騒ぐ楽しいイベントというイメージがありますが、それは、祭の半分でしかありません。祭の本来の姿は、厳粛に慎んで行う神事と、一転してそれが解放されるいわゆる「お祭り騒ぎ」がセットになったものなのです。あたかも、寒く厳しい冬を経て、花が群れ咲く春を迎えるように、長い夜の冬至を経て、太陽が新たな力を得ていくように。冬至の意味合いは「死の中の生」であるのかも知れません。なにやら深刻な話から始めてしまいましたが、「陰が極まり陽に通じる」……というイメージが浮かんでしまう石が、これ。ガネーシュ・ヒマールの、漆黒。石の姿をした、夜。以前にもガネーシュの黒水晶を紹介したことがありますが、あの石が細い結晶の集まりだったのに対し、これは大ぶりな結晶で、まごうことなき、黒。全く光に透けない、ど根性の黒なのです。さらなる驚きは、この石がスモーキーの濃くなったものではないということ。一般にモリオンと言えば、スモーキーの濃くなったものと同一視され、どこまで黒ければモリオンなのかということについては、明確な規定はありません。また、濃いスモーキーをモリオンと呼ぶのだとも、モリオンとスモーキーでは、結晶の状態が違うのだとも、いやいや、スモーキーと派別のメカニズムで黒いものをモリオンと呼ぶのだとも言われ、諸説さまざまですが、とにかくこの石は黒いのです。ガネーシュ・ヒマールでスモーキーと言えば、ずんぐりして緑泥の付着が少ないタイプの結晶ですが、この水晶は、先細りで緑泥が付着するタイプであることからもスモーキーが濃くなったものではないことがわかります。この石、裏側は緑泥まぶしのワイルドな表情をしているのですが、お店の棚では緑泥の付いている方が上になっていました。「おお、ワイルド」と、手に取り、その色を見たとたん、思考停止。くるりと回れ右をしてレジに向かいましたとも。そして、帰宅後、じっくりその黒さを観賞。その原因が内包物であるという結論に達しました。今回の池袋ショーに持ち込み、複数の石屋さんに見てもらったところ、ガネーシュのクローライトの鉱脈から出た石に間違いないであろうということ、内包されているのは緑泥で、鉄が多く含まれる緑泥がこのように黒くなるのだということがわかりました。そのせいでしょうか。この石の黒は、深く、濃く、そして温かく感じるのです。
2005/12/23
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エンジェル・ブレッシングと呼ばれるアメリカはアーカンソー州産の水晶があります。羽毛のような、あるいはあたかも天使が息を吹きかけたような、繊細な印象の白い濁りを持つ水晶で、普通の形状の結晶と、先端が無数の細い結晶に分かれて、まるで「剣山」のようになっている2つのタイプがあります。この白い濁りは、チタンガスであると言われていますが、ガスが内包されるというのは変だし、そもそもチタンがガスになるのかどうかわかりません。しかし、確かめる術もなく、他に資料もなかったので、「チタンガスなんだって」というところで「?」マークを残したまま、足踏みせざるを得ませんでした。ところが!このたび池袋のショーで新たな手がかりを得たので、ご紹介します。まずは、すでに登場しているのと同じ石ですが、写真を。写真は、後者の「剣山」タイプの結晶です。普通の形状のタイプでは、比較的白い濁りが淡めであるのに対し、剣山タイプでは、濁りが濃いめであること、他ではこのタイプの水晶をみかけないことから、「チタンガスが濃くなると、剣山のような結晶になるのだろう」……と、考えていました。熱水の中で成長する水晶に、ガスが濃いというのも変だとは思っていました。ところが。今回のショーで、まったく透明なのに、先端が剣山状になった水晶を発見。同じ産地の水晶が多かれ少なかれ同じ特徴を示していたことから、剣山状になったのは偶然ではなく、しかも、エンジェル・ブレッシングを見て想像したように「チタンガス」によるものではないことがわかります。今回見つけた水晶もアーカンソー産でしたが、エンジェル・ブレッシングの特徴である白い濁りはまったくありません。この「剣山」は何故……? と聞いてみると、水晶の先端が、何か軟らかい層に刺さる感じになって、このような形状になったのだろうということでした。実際に透明・剣山状の水晶を採掘されたのだそうですから、これは確かな情報です。この新たな情報に驚き、「エンジェル・ブレッシングと言われている水晶があって……」と説明し、写真の石の実物を実際見ていただいたところ、「この石なら知ってる」そして、教えていただいたのが、この白い濁りが「アラゴナイト」であるという、新しい情報です。「Gaseous Aragonite」は、アラゴナイトがガスになって入っているのではなく、アラゴナイトがガス状に内包されているという意味です。スミソニアン博物館の人に見てもらったのだということですから、かなり、信憑性が高いのではないでしょうか。チタンがガスになって入っているよりも、あり得そうです。まあ、アラゴナイトが、ガス状に見えるくらい細く細かくなるのかと考えると不思議ですが。それよりも、アラゴナイト説が正しいとしたら、どうしてチタンガス……なんて話になったのでしょう?綴りは全く似ていないんですけど。違う情報をお持ちの方がおられましたら、ぜひ教えて下さい!
2005/12/22
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池袋ショー戦利品第2弾。ごんぶとショール入り水晶のエッグです。気合いを入れて写真を撮ったら、キラキラ度&透明度が3割り増しに写ってしまいました。実物は、白濁した寒天に刻み海苔を混ぜた……と想像していただけると近いです。このエッグを買うにあたっては、ちょっと前置きがあります。実は、会場でお会いした知り合いの石好きさんが、黒トルマリン入りの、とてもかっこいいエッグを見せて下さったのです。「カッコイイ!」と、見ほれていると、「まだ仲間があったよ」というお言葉。さっそくそのお店を教えていただき、写真の石を無事捕獲したのでした。許可をいただいたので、二つの石の写真を並べてみました。左が私が買った石。右が見せていただいた石です。右の写真は、会場で撮らせていただいたもので、見た目は二つとも右の写真に近い……いや、もうちょっと黒く見えるかも知れません。でも、右の石のかっこよさはおわかりいただけるでしょう!太いトルマリンの針(……というか、「刻み海苔」風)が、垂直に林立していて、まるで、水墨画の世界。石のトリミングはばっちりです。大して私の買った方は、形はややとんがり気味の「海鳥系」卵形。(海岸の崖に卵を産む海鳥の卵は、転がって墜ちてしまわないよう、とんがり型なのです)中のトルマリンは斜めで、方向もやや不揃いで、細い枝葉も混じっている感じです。とはいえ、これは同じ産地の、おそらく同じ石からけずり出された兄弟石であると見てよいでしょう。さて、ミネラルショーでは、いろいろな石好きさんにお会いできるのが楽しみの一つ。今回お会いした石好きさんのなかに、「石のパワー」がわかる方がいらっしゃいました。その方も、右の石に目を留められました。手に取り、目を閉じてパワーを感じ取ることしばし。「うん、なんだか上に抜けていくような感じだね」なるほど。垂直に林立するトルマリンが、いかにもそういう感じです。そのとき私は閃きました。兄弟石だけど、トルマリンの入り方が違う私の石はどうだろう?すかさず、「こっちも見て下さい~!」と、握っていただいたところ……「これは下に来るね。グラウディングにむいてる」兄弟石なのに、パワーが違う!いわゆるパワーストーンでは、この石の効能はこれ、というように産地も細かな差異も無視して、種類ごとに効能が説明されていますが、実際は、石ひとつひとつで違うのでしょうか。私に石のパワーがわかるなら、普通のオパールと、もとは木だったオパライズウッドはどうなのか、とかヒマラヤ水晶で緑泥入りと透明なのではどう違うかとか、いろいろ握って検証しまくっていることでしょう。それより何より、石のパワーを感じるというのは、どのような感覚なのでしょう。しつこく繰り返してしまいますが、私は石のパワーに鈍いです。そのおかげで石屋さんをハシゴしても平気です。そんな私ですが、その石を見た印象を言葉にすることはできます。たとえば、先日の緑泥入りヒマラヤ水晶は、重なるワイルドな結晶の具合から、「龍の眷属」と形容しました。ヒマラヤ山脈という、巨大な龍脈のほんの一端……というイメージです。このような形容は、知らずに読むと、いわゆる「石のリーディング」と区別が付かないことがあります。でも、私が書いているのはあくまでも「形容」であって「リーディング」ではありません。しかし、その「形容」と「リーディング」が一部重なっているように思われるだけあって、「リーディング」にも、石の見た目のイメージが何らかの影響を及ぼしているように思えます。石のパワーと「リーディング」をごちゃごちゃにしてしまいましたが、要するに「石の何か」を感じることと、石の印象を言葉にする(写真にすることを含む)ことは、どこらへんまで同じで、どのあたりが違っているのだろう?私には見えない石の世界を、想像してしまった一幕でした。
2005/12/21
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繰り返してしまいますが、水晶がいまいちだった今回のショー。(まったく買わなかったわけではないのですが)その代わり……というか、いつもは買わないのに、今回は買ってしまった石があります。アクアマリンです。名前の通りの美しい水色の石は美しく、十分私の心にヒットするはずが、なぜかさほど縁がありませんでした。その理由はと言えば、●形が整いすぎ(……と思っていました)●けっこう高いというもの。ところが、単価の高さはそのままながら、今回は小粒な品が多く、手の届くところまで下りてきてくれたような気がします。複数個(ただし、小さいもの)やってきたアクアマリンの中で、見つけてにんまりしてしまったのはコレ。アフガニスタン産のショール&ガーネット付アクアマリンです。ガーネット付なんて初めて見ました!1.2センチという小ささのおかげで、1000円でゲットできました。ごく淡い水色に少し付着している白い母岩、黒いショール、濃い赤のガーネットがなかなかきれいです。並んでいたのは、アフガン産・パキスタン産のアクアマリンやラピス・ラズリ、エメラルド、雲母が区別なく雑多に並べられたところでした。こういうところこそ、探し甲斐があるというものです。大きすぎてとてもとても手が出る物ではありませんでしたが、アクアマリンとモルガナイトが一緒にくっついたクラスターもありました。アクアマリンは、エメラルドなどと同じベリルの仲間です。淡い青は微量の鉄イオンによるもので、淡い水色から、濃い青、緑が強く出た青までさまざまな色があります。ショーの会場では、塊状のアクアマリンで、まるでクローライト入りの石英のような緑色のものがあってびっくり。こうして見ると、アクアマリンって、なかなかいいじゃありませんか!ただ一つ困るのは、今の季節はすぐに光が黄色くなってしまうので、このデリケートな水色がなかなか写せないことです。
2005/12/20
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今日は、池袋ショーの最終日。懲りもせずに行ってきました……。新宿ショーでは、最終日に伏兵マラウィ水晶にしてやられたのですが、今回はそういうこともなく、心残りを一つ解消して終えることができました。ミネラルショーは、石好きさんにとっては「お祭り」。閉場時間が近づくにつれ、早々と片づけを始めるところもあり、「ああ、終わっちゃう……」と、ちょっと寂しくなります。(どうしようかな……と悩んでいる石のお店が、片づけを始めると、あおられちゃうという話もありますが)明日からはさっそくカメラを通してKURO流「お近づきの儀式」。お祭りの余韻に浸ることにします。……というわけで、今日の石は戦利品ではありません。ちょっと(いや、かなり)渋めのヒマラヤ水晶です。緑泥ぎっしり先細りの結晶がクラスターになっています。表面は艶がなく、ややサビたようにも見えるところが、シブさの原因でしょうか。ところどころ結晶が折れたところもあり、品質というか、グレードという点では、さほど高くないのですが、さびたようだったり、ダメージがあったり、いわゆる「きれいに見えないポイント」が何故かワイルドな魅力に見えてしまうあたりが、ヒマラヤ水晶の面白いところかもしれません。(ひいきの引き倒しかもしれませんが)わざと暗めに撮ってみた写真の印象は「龍の眷属」。荒々しい結晶がまるで鱗を思わせます。風水では、大地に流れる《氣》の流れを「龍脈」といい、長く連なる山脈はその現れの一つとされているそうです。その考え方に従えば、世界の屋根であるとさえ言われるヒマラヤ山脈には、さぞかし、巨大な龍脈が通っていることでしょう。まるでその膨大なパワーの小さな小さな一端のような……。決してきれいではない石を前に、そんなことを考えてしまいました。
2005/12/19
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ややまるっきりさぼってしまうのも何なので、池袋ショーレポートの補足など。先日書いたとおり、水晶派の私にとっては、思わず「……」なショーだったわけですが、その分、いままでになかった石を手に取ることができました。たとえば、ジプサム(セレナイト)。泣く子も黙るモース硬度2。ヘタをすれば爪で傷が付きます。モンゴルのフローライト。チビですが、真っ白な母岩がきれいです。ガーネット付のアクアマリン。種々雑多に並べられている中からゲット!磨き物では、太いショール(黒いトルマリン)入りのエッグ。これは、会場でお会いした石好きさんが買われた物がとてもかっこよかったので、その兄弟石と思われる物を買ってしまいました。これについては、石のパワーがわかる方に見てもらったところ、同じ産地、同じエッグ、同じ内包物でありながら、感実パワーが違ったというのが、興味深い発見でした。そのほか、会場で石好きさんにお会いするたび、石を見せ合い、石談義に花が咲きました。恒例の突撃取材も、収穫ありです。ああ、これで水晶類が充実していたら……。
2005/12/18
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2005/12/17
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行ってきました、池袋ショー。午前中は人出はそこそこでしたが、午後から可なり人が増えて、通路はちょっと窮屈に。しかし、通りぬけるのもやっとという、新宿ショーほどではありませんでした。まず、第一印象は……個人的に不作。では、何も買わずに早々に帰ってきたのかと言えば、そんなことはなくて、一日中居座ったうえに不作は不作なりに、ちょこちょこ買ってしまって、「ちりも積もれば」状態。(これを略して『ちり積(つも)状態』と言います)一番当てがはずれたのは、ロシア水晶。昨年、「うきゃーっ! ロシア水晶が豊作!」と叫んだのとは対照的です。ぐるっと見回せば、中国産も、マダガスカル産も、あちこち産も、「うひょー!」と叫びたくなるような水晶が……ないかも。それはそれで安心してあちこち見て回れるさ、と、自分を慰めてみても、物足りない……。今回のショーの「驚き品」は、モルダバイトとギベオンの勾玉。勾玉をけずったときに出た削り粉を混ぜ込んだトンボ玉、なんてのもありました。あと、ブルーリキッド入りの水晶のルース、なんてのもありました。ぱっと見には、青い何かが細かくインクルージョンされているのですが、お店の人の話では、インクルージョンされているのは液体で、そのため、通常の測定では、それがなんなのか鑑定できないが、パライバ・トルマリンと同じようなところで採れるので、銅の何かであろうというお話でした。目に付いた品では、ロシアのダルネゴルスクの透明フローライト。ルーマニアのバーライト(重晶石)。ラピス・ラズリの結晶。一時期高かった中国産のヘマタイトの赤いファントム&エピドート付水晶も、グレードはそれなりながら、安い物も見られました。WEBショップで人気のスーパーセブンのルースもありましたが、「エレスチャル」として売られている中を探せば、スーパーセブンと言えるものがありそうです。まさしくショーは「見る目勝負!」探す石は、人それぞれですが、じっくり探せば、これぞという石が見つかるはず。いえ、石が人を見つけるのかも知れません。石のラブコールが聞こえるよう、石のそばに行ってあげましょう(笑)。今回のショーにおける、私のキーワードは、「アクアマリン」だったようです。戦利品披露は、後ほどぼちぼちと。
2005/12/16
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明日は、いよいよ池袋ショー!今年最後の大騒ぎイベントです。もちろん、初日参戦です。おそらく、石の写真を持ってあちこちうろうろしていると思いますので、見かけた折りには声をかけて下さいね~!みごとKUROを捕獲できた方には、石の写真カードを差し上げます。さて、今日のネタ石は、ルチル入り丸玉3号。1号はスモーキー+ルチル2号は金色ルチルびっしり。そして3号は……赤ルチルびっしりです。酸化鉄の赤とはちょっと毛色の違う、紫っぽい赤です。ルチルの根本も内包されていて、ルチルの密度はかなり高め。そのせいか、ルチルに光が反射して、キャッツアイとまでは言えないものの、ぼんやりとした光の筋が現れます。写真にも写っているのがおわかりいただけるでしょうか。この石を見ていると、キャッツアイが一定の方向に並んだ繊維状のインクルージョンによって現れるのだということがよくわかります。
2005/12/15
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石屋さんで、思いがけない石に一目惚れしてしまったり、何故か惹かれて目を離せなくなった石があると、「石に呼ばれた気がする」……なんて言うことがありますね。ところが、私は石に笑いかけられちゃいました。そりゃもう、とびっきりの笑顔で。すてきな石を見つけちゃった!……というのじゃないですよ。いや、すてきな石であることには、間違いがないのですが、本当に笑顔なんです。プレナイトです。和名の葡萄石という名前の通りのマスカット・グリーンのまんまる。表面はつや消しですが、そこに笑顔が浮かんでいるのです。こんな笑顔を見せられては、もう、お迎えしないわけにはいきません。「名前をつけたくなるよね」と、石屋さんにいわれて、答えました。「ニコちゃんにします」それ以外、ありえません。あだ名、即決です。お約束で目を入れてみました。さて、この石、エピドートの上に結晶しているらしく、後ろ姿もキュートです♪
2005/12/14
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池袋間近だというのに、ヒマラヤ水晶の即売会に行って来てしまいました。ああ、なんて無謀な。静かな雰囲気のギャラリー内には、ネパールの写真がたくさん貼られ、音楽もネパールのもの(たぶん)、とすっかり、雰囲気はネパール。そこにヒマラヤ水晶のペンダントヘッドがずら~り。ヒマラヤ水晶好きとしては、目はチカチカ、頭クラクラ。あの産地も、この産地も、おお、そろい踏み!え~! この産地からこんなの出るんですか?今度こんなの探してきて下さい、とか~な~り居座ってしまいました。申し訳なかったです。そしてありがとうございます。さらに、同じ時にギャラリーを訪れられた方、うるさくてごめんなさい。財布が許すならば、あれもこれもこっちもあっちも買い占めたい気分です。現地の仕入れのお話など、濃いお話も伺うことができました。私は、原石派ですけれど、こちらの原石そのままのペンダントヘッドは「身につけるヒマラヤの欠片」という感じでとっても好み。池袋直前でなければ!お財布が許せば!未練たらたらです。はい。ギャラリー内。私がうるさくしていなければ、静かな雰囲気でヒマラヤ水晶が堪能できます。壁にはネパールの写真がいっぱい。シングング・ボウルなどの雑貨もありました。こだわりのペンダントヘッドたち。よく見ると、かなりレアな石がそろっています。くわしくはこちら
2005/12/13
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えー、ちょっと久しぶりに口にします、我が家の石ルール。石は手のひらサイズ以下(希望)(希望)とついているのは、あやうくオーバーしそうな石がいくつかあるからですが、あくまでも基本は手のひらサイズ。しかも、いわゆる「掌」。軽く指を曲げて、ふんわり包み込めるくらいの大きさがベストです。まあ、掌+指でむりやり「手のひらサイズ!」と言っている石もあるんですけれど。なぜ、このサイズがベストかと言いますと、●コンパクトに収納できる(これはけっこう重要)●写真を撮るときに角度が調節しやすいそして何より●手のひらに載せて眺めるのにちょうどいい●グレードが高くても値段がお手頃なのがある……からです。写真も、たいていはかなりのアップ、時には根性マクロで大アップで撮るので、私にとっては、小ささはさほど障害にはなりません。……が。この石は、大きさが魅力でした……。我が家で底面積が最大のクラスターです。大きさとディティールはこんな感じ。掌+指の「むりやり手のひらサイズ」!重さは一回り小さい黄鉄鉱付尾太産クラスターに譲りますが、底面積は最大です。これ以上大きいクラスターはさすがにやばい。光の加減で色づいて写っていますが、実物はほぼ白。キャンドルクォーツというか、松ぼっくりというか、最近ルーマニア産でちょくちょく見かけるタイプの水晶です。ただし、産地はロシア。鉱山名しかわからないのですが、調べたところではおそらくダルネゴルスク。何十年か前の標本だそうです。ほとんどダメージがなく、この大きさの標本は、今ではちょっと無理なのでしょうか。まるで雪の大地からわき上がって群れ咲く氷の花のようなクラスターです。この「松ぼっくり」タイプの結晶に弱いのに、それがクラスターに!こればかりは、そのまま小さくなってしまっては魅力的なディティールを楽しむことができません。少々収納場所に困ろうが、財布が涼しくなろうが(それでも頭にもう一桁付いていてもおかしくない値段でしたが)、この石はこの大きさで正解です。石の輝きと、大きさと、重さ、そして目の前の存在感。「石は手のひらサイズ以下!」……といいながら、この石を見るときはしばしルールを忘れることにしています。でも、なるべく小さいのを探します。
2005/12/12
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ライトニング・クォーツ3号です。我が家のライトニング・クォーツの中では一番大きくて、長さ8センチほど。トップを避けてほぼ上から下まで、6つある柱面の角の一つを完全にそぎ落とす勢いで、落雷の痕が刻みつけられています。普通に見れば、表面がやや曇った、ダメージの大きい水晶ですが、光に透かすと、まるで稲妻のような模様が浮かび上がります。こうして写真に写すと、この石は落雷の記憶を、文字通り刻み込んでいるんだなあ……という思いにとらわれます。ところで、「Lightning Quartz」「Lightning Crystal」で検索してみても海外の石サイトがほとんどヒットしません。もしかして、ライトニング・クォーツは和製英語、もしくは日本製の造語なんでしょうか。「別名をサンダー・ストーン、フラッシュ・ストーンと言う」という記述も見かけたので検索してみましたが、ヒットしそうにありません。では、欧米では何と言うんだろう?と、あちこち探していたら「Lightning Strike Laser Quartz」という表記を見つけました。どうも、A・メロディ氏の著作の中で用いられているようです。写真の石も、レーザーと言えなくもないのでそのまま使ってみました。そのほかに、こんな表記もあるよという情報をお持ちでしたら、ぜひ教えて下さい。そうそう。「Lightning Strike Laser Quartz」を翻訳サイトで訳してみたら、「電撃スト レーザークォーツ」と訳されてきました。おお、デンジャラス(笑)。
2005/12/11
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ファントムのポリッシュです。産地はおそらくブラジル。一番下のファントムは、粉砂糖をまぶしたようになっている、「ホワイト・ガーデン」と呼ばれるタイプ。そのうえに3層(むりやり数えれば4層)のファントムが、ほぼ等間隔に重なっています。これらのファントムは、見る方向によってはっきり見えたりぼんやりかすんで見えたりと、まさに幻影。おまけに、ファセットはダウです。ポリッシュですが、ファントムの形からして、元々ダウだったようです。ファントムの形のバランス、見え方の美しさという点では、我が家のファントム・ベスト3に入る……かも。ところで、見る方向によって見え方が変わるのは、ファントムだけではありません。この石には虹が出るのですが、虹が出るクラックがちょっと変わっています。まるで、石の中に極薄の透明フィルムが内包されたようになっていて、ちょっと見る方向を変えると、そこにクラックがあることすらまったくわからないのです。形もまるで翼か花びらのよう。クラックと書きましたが、クラックとは思えません。聞くところによれば、水晶の内部に別の鉱物が薄膜状に内包されてそこに虹が出る物があり、それを「アイリス・クォーツ」と呼ぶのだそうです。おそらくこれは、アイリスクォーツということになるのだと思います。ダウで、ファントムで、アイリス・クォーツ。3センチほどの小さな石ですが、見どころ満載です。
2005/12/10
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エチオピアのアメシストです。同じ産地のアメシストが、すでに雑記に登場していますが、同じ時に買ったのではなくて、同じお店で2回目に入荷したときに買ったものです。ちょうどそのときに居合わせた知り合いの石好きさんには、「一つ持っているのに、どうして?」と不思議な顔をされてしまいました。確かに、同じ産地のアメシストで、しかもそれぞれ同時に入荷した石の中から、色が濃く照りの良いのを選んでいるので、色合いも似ています。どちらかがクラスターならばまだしも、双方単結晶です。どこかに「変」なところがあるわけではありません。実は、「その産地らしさ」に惹かれてしまったのです。ふだん、産地のスタンダード・タイプよりもどこかに「変」なところがある石を選ぶ私には、ちょっと珍しいことです。もっとも、エチオピアのアメシストはあまりみかけないので、「特徴」と言い切っていいものかどうか、ちょっと心配ですが、私が、この産地、つまりエチオピアのTgray州 Nekemte(もしかしたらNekemteではなくてMekeleかもしれません)のアメシストの特徴と思っているのは●やや赤みを帯びた紫色●根本までしっかり色づいているそして、2つ目の石に求めた第3の特徴●内部の網目のようなミスト(霧状のインクルージョン)水晶は、根本のあたりが白くなっているものが多く、その白い部分は霧状のインクルージョンとなってさまざまな表情を作っていますが、私が見たエチオピアのアメシストは、このミストが筋状になって、いく筋もゆらめくように立ち上り、網目状に見えたのです。ミストはたくさんの水晶に見られますが、一つの産地の石ほとんどに同じ表情が見られるというのは、案外少ないように思います。ネパールのアンナ・プルナ水晶も、内部のミストに特徴があると思いましたが、それ以外では思い当たりません。「このミストの表情をもっと見たい」……というわけで、ちょっとのっぽなこの石を買ってしまったのです。絶妙な濃さの紫の中にゆらめく、幻想的なミスト。がんばって写してみたのですが、いかがでしょう?
2005/12/09
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石の顔、再び。顔を描かないときから石なのに石に見えない石だと思っていましたが、顔を描いたらますます石に見えません。本気で、モコモコ動いて欲しくなってきました。
2005/12/08
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最近、妙にWEBショップで「スーパーセブン」を見かけるようになりました。昨年よりは確実に増えていると思います。お店に出回る石にも移り変わりがあるように、話題になる石も流行すたりがあるようです。スーパーセブンは、ご存じ、いろいろな鉱物がゴージャスに内包された石。アメリカのクリスタル・ヒーラー、A・メロディ氏が名付けたことからメロディ・ストーンと呼ばれたり、大変パワーがある石だということから「セイクリッド・セブン」とも呼ばれることがあります。たいてい「レピドクロサイト、アメジスト、カコクセナイト、ゲーサイト、クリアークオーツ、ルチルクオーツ、スモーキークオーツの7つの鉱物からなる石」と説明されていますが、私はこれにちょっと異議あり。まず、ルチルクォーツは、要するに「ルチル入りの水晶」ですし、鉱物というならアメシストもクリアクォーツもスモーキークォーツも「水晶」という1種類の鉱物なので、厳密には「クリアクォーツ、アメシスト、スモーキークォーツの3種類が混じった水晶に、ルチル、カコクセナイト、レピドクロサイト、ゲーサイトの4種がインクルージョンされたもの」だと思います。重箱の隅をつついているようですが、絶対後者の方が覚えやすいです。前置きが長くなりましたが、我が家のスーパー・セブンですスーパーセブンはタンブルやスライスが多いようですが、ちゃんと結晶の形をしたものもあります。こういう石のクラスターがあったら、迫力だろうなあ……!さて、タンブルやカットされたものでは、7つそろっていなくても、原石の段階で7つがすべてそろっていればスーパーセブンと見なされるのだそうですが、こういう単結晶の場合はどうでしょう?クラスター、あるいは晶洞全体で7つそろっていればいいのでしょうか。それともこの結晶ひとつで7つをクリアしなければならないのでしょうか。ところで、内包物であるゲーサイト、レピドクロサイト、カコクセナイト、ルチルは和名ではゲーサイト=針鉄鉱レピドクロサイト=鱗鉄鉱カコクセナイト=カコクセン石ルチル=金紅石となり、ゲーサイトはその名の通り針状の結晶(ルチルより太め?)、レピドクロサイトは鱗状の薄い破片状でたいてい茶~赤く見えています。ルチルはご存じ針状の結晶で、カコクセナイトはも細い針状ですが、たいてい短く、茶~黄色っぽく見えていることが多いようです。しかし、ゲーサイトもレピドクロサイトも鉄の鉱物であり、時には専門家でも見分けがつきにくいこともあると聞きます。また、鉱物の専門店でもゲーサイトとルチルを間違えて販売していたこともあるほど、似て見えることもあるのです。さて、写真の石にはどれだけ内包されているでしょうか。一番目立つのは中心から外側に向かって放射状に内包されているように見える黒っぽい細い結晶です。これはゲーサイトではないかと思っています。レピドクロサイトは赤い破片状の物でしょう。これはかなりはっきりわかります。そのほか、黄色っぽい細い針状のもの(カコクセナイト?)、黒くて丸くて薄いもの(ヘマタイト?)のようなものが認められます。水晶については、ベースはクリア。全体的に紫っぽく見えるのですが、これはアメシストが混じっているというよりも、内包物による色かもしれません。スモーキーは混じっていないように見えます。これだけ内包されていて、しかも内部がちゃんと見えるので、スーパー7でも6でもいいのですが、内包されているのが何なのか、推理するのは楽しいです。
2005/12/07
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歌織@星見当番さま。……おいしいことを言っていただいてありがとう!……というわけで、こうなりました。
2005/12/06
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ご要望にお応えして、顔を描いてみました。和み顔の石だと思うんですけど。
2005/12/06
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いつのまにやら12月。クリスマス・カラーのシーズンです。そこで、トップの画像をちょっと変更。「石だけサイト」なりにクリスマスっぽい石……ということで、先日紹介したモロッコのレッドクォーツにしてみました。雑記の写真の反対側はこんな感じなのです。赤と白と緑(ついでにちょっぴり青)で、クリスマスっぽくないでしょうか。さて、今日の雑記はトップの画像にあわせてモロッコ産水晶。タイトル通りのこんな石。直径2センチほどの……見れば見るほどコンペイトウ。カルサイトではと疑いましたが、手ざわりと重さ加減はやはり水晶。おそらく褐鉄鉱かなにかの鉄の作用で黄色くなっているものと思われます。不思議なのは、どこにも母岩と接触していた跡がないこと。全面コンペイトウのような突起で覆われています。……ということは、ハーキマーダイヤモンドのように、やわらかい母岩の中で成長したのでしょうか。まん丸というよりは、ちょっと上下に押しつぶされ、突起の分布もまんべんなく放射状になっているのではなく、やや上下2層に分かれているようでもあります。我が家には3つのモロッコ水晶がいますが、どれもかなり個性的。フローライトやアズライト、あるいは化石の方が有名で、影に隠れてしまうモロッコ水晶は、実は、かなりのねらい目かも……と考えています。
2005/12/05
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ライトニング・クォーツです。ライトニング・クォーツについては、以前に紹介したことがあるので、くわしくは述べませんが、その名が示すように、落雷の痕跡を残す水晶です。ただし、地表にむき出しになっていた水晶にピカッ、ゴロゴロ……と落雷したのではなく、落雷した場所が、たまたまややしめった砂地のような地層であったため、そこに埋まっていた水晶に落雷の電流が伝わって痕跡を残したのだそうです。同じような環境を再現した実験で、電流が地中を伝わり水晶に痕跡を残すことが確かめられたのだそうです。さて、写真の石は、我が家のライトニング・クォーツ2号。4.5センチほどの小ぶりな石です。ライトニング・クォーツは、レアな石の部類に入りますが、幸い、扱っているお店を見つけたので、贅沢にも数ある中から選んで買うことができました。その条件とは……●トップがあること●しっかり落雷の跡が付いていることライトニング・クォーツの中にはトップが欠けているものも少なくありません。落雷のショックで吹っ飛んだものであればいざ知らず、単に欠けているよりは、トップのあるものが欲しい……。さらに、落雷の痕跡は石の半ばをえぐるように激しくついたもの、斜めに横切ったようなもの、複数か所についたもの、ちょっとだけついたものなどさまざまです。しかし、まさしく稲妻のようなギザギザした痕跡は、普通のクラックと見間違うことはないでしょう。天から地へと駆け抜ける、膨大なエネルギーの本流を刻んだ痕跡なのだから、ばっちりくっきり付いているものを選びたい……。そんなわけで、贅沢に選んだ我が家のライトニングたちは、トップは健在でありながら先端から根本までくっきりと落雷の痕跡を残したものがそろいました。そんな傷跡を慎重に浮かび上がらせたのが、今日の写真です。落雷の激しさが表れているでしょうか?
2005/12/04
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昨日は、用事のため、途中で中断してしまったのですけれど、たくさんのコメントありがとうございました。今日の石は、もしかしたら、昨日アップしていたかも知れないこんな石。ルチルびっしりスフィアです。大きさも昨日の丸玉と同じ、直径約3.5センチ。金色……それも金属光沢の金色というよりは、黄金の稲穂、あるいは金色の海のような小麦のような金色。このような丸玉でも、写真を撮るには難物です。昨日の写真も、今回の写真も、カメラのレンズが写り込んでいるのですけれど、バレているでしょうか?丸玉という形は、他のどんな形よりも贅沢で、シンプルで、豊かな形だと思います。星の形は丸く、「生物圏」を表す言葉は「Biosphere」。そのことを考えると、丸玉の形はさらに意味深く思われます。球(丸玉)は、星と命の形代(かたしろ)。そんな風に考えてみたくなります。
2005/12/03
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スモーキー・クォーツのスフィアです。きれいにルチルが入っていて、かつ表面がきれいで、水晶そのものの透明度も高い水晶は案外少ないので、ルチルを楽しむには、ポリッシュが優れています。さらに丸玉は、内包物が拡大されて見えるので、美しさアップ。ただし。丸玉は写真に写すのが難しい!
2005/12/02
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玉滴石………。なんともぴったりな名前をつけたものです。まさに、一滴一滴したたり落ちた水が、そのまま固まったような透明な石。ギリシア語で「ガラス」を意味する《hualos》から名付けられたというハイアライトです。実は、オパールの仲間なのですが、オパールと聞いて思い浮かべるゆらめく虹色(遊色)はなく、透明(乳白色を含む場合もある)で、滴がそのまま固まったようなもこもこした形をしています。産地によっては微量のウランを含むため、紫外線で黄緑色に蛍光するそうです。写真の石も蛍光するそうですが、未確認です。さて、摂氏870度から573度で結晶した水晶は高温水晶となります。(ただし、その後温度が下がると、形は高温型のまま、結晶の構造は低温型になるそうです)573度以下で結晶すると、低温型水晶になります。これは、通常見かける普通の水晶のことです。さらに温度が下がると微細な結晶が固まったカルセドニやアゲート、ジャスパーなどになります。ハイアライトは、熱水から最後に晶出したとされているので、アゲートよりもさらに低い温度で固まったのでしょうか。ご存じオパールとは、厳密には結晶していません。水晶の成分である二酸化珪素が結晶するのではなく小さい粒になって規則正しく並び、その間に水分がしみこんでいます。この粒に光が当たり屈折し、回折という仕組みで、粒の大きさによって、特定の色の光が取り出され、オパール特有の虹色が生まれるのです。つまり、オパールというのは、二酸化珪素のつぶつぶが規則正しく並んだ構造を持つ石の事ですが、遊色を持つためには、そのつぶつぶの大きさが、虹色の光を作り出すのにちょうど良い大きさの範囲でなければ遊色は生まれません。ハイアライトの場合は、そのつぶつぶがとても小さいので、透明度は高いものの、遊色を持つことはないのだそうです。メキシコ産のファイアー・オパールも同じ理由でほとんど遊色を持ちません。彼の燃えるように赤い色は、不純物として酸化鉄が含まれているためだそうです。今度は、ファイアー・オパールも欲しいなあ……。
2005/12/01
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