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帰省先からのこっそりアクセスです。ふと気がついたら、トップ画像がクリスマスのまま!これはいくらなんでもやばい!……と、実家で画像を作って急遽差し替えしました。では、良いお年を!
2006/12/27
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今年最後(たぶん)の石は、やはり、ガネーシュで。「これこれこういうところが、いかにもガネーシュ」……というよりは、「これのどこらへんがガネーシュ?」……いやいや、むしろ、「これって……水晶?」といいたくなる石です。強いて言えば、緑泥が降りかかっていると言う点だけが、ガネーシュっぽいかも。写真は同じ石を方向違いで写しています。何といいましょうか、野菜を煮付けるのに煮崩れしないように角を包丁で削り落としたその破片……とでもいうべきでしょうか。大きさは写真下の画像とほぼ同じくらい。薄くてひょろりとした、実に妙な形です。水晶そのものの透明度は高いようですが、表面全体に緑泥がうっすら被さっていて、まるで、抹茶を振りかけたようにつや消し磨りガラス調。両端はDTで、やや緑泥が濃くなっています。僅かなダメージを覗いてほぼ完全結晶で、母岩や他の結晶に接した後は見あたりません。では、この石全体がさらに大きな石から欠け落ちた破片なのかというと、そうではないようです。写真をご覧になっていただくとわかるように、両面に成長線(柱面に見られる横筋)が付いています。一体何がどうしてこういう形になったのかも不思議ですが、どうやって結晶したのかも不思議ですお店の棚(例によって店の隅)で見つけたとき、まずは、このへんてこりんな形に目を惹きつけられました。しかし、それで即決!……というわけではありませんでした。ヒマラヤ水晶なら何でもOK!……というには、私の財布の中身は限りある資源なので、一応「待て待て、確かにへんてこで面白い石だが、それだけではいまいち」などと、自分で自分にブレーキをかけてみます。所がこの石は、私のなけなしのブレーキなど問題にしませんでした。さらに他の石にはない特徴を持っていたのです。それは、実際手にしてみてはじめてわかる特徴でした。「うーん、へんな形」……と手に取ってみると。音が違う。慎重に別の水晶と打ち合わせて見て確認してみます。間違いありません。「シンギング」です。シンギング・クリスタルは、他の水晶と打ち合わせたとき、普通の水晶とは異なって、金属質の高い音を出すもののことです。どうして音が違うのかはわかっていないようです。このような水晶は、細長い結晶であるレーザー・クリスタルに多いようですが、細長いレーザーがすべてシンギングであるわけではありません。透明度が高ければ……ということもないようです。「他の水晶よりも硬く結晶した」と説明されている場合がありますが、モース硬度まで異なるようなことになると、水晶ではない鉱物に分類されてしまいそうです。シンギング・クリスタルは、他の石と打ち合わせる他にも、手で触っていても感じが違います。表面の僅かな凹凸に手が引っかかって立てるかすかな音が、やはり普通の水晶に比べて高いのです。その音は、しゃらしゃらと軽やか。かすかな音なので、静かなところでなければ聞こえませんが、じっと耳を澄ますと、石の囁き声のように聞こえてきます。とかく見た目重視で石を選ぶ私が、珍しくも耳で選ぶ石。石を握って瞑想……とは縁がないけれど、じっくりさわっていたい石。それが、シンギング・クリスタルなのです。
2006/12/25
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明日から年末帰省します。たぶん年内の更新は今日が最後となります。コメント、メッセージ、石好きさんLinkへの登録等、いろいろ失礼してしまうので、ごめんなさい。今年一年どうもありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
2006/12/25
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カイラス水晶です。DTのシンギングタイプにつづくカイラス2号でもあります。カイラス1号を買ってから、カイラスらしい透明なタイプも欲しいと思って手頃な大きさの2号をゲット。結晶が一本折れたダメージがあるものの、さすがの透明感で、エッジもシャープです。全体的なイメージは、ネパール・ヒマラヤ水晶を見慣れた目には、ヒマラヤ山脈の範疇内で産出した水晶にしてはやさしく、なにやら楚々とした清楚な雰囲気。見た目も、雰囲気も、ネパールよりはインド・ヒマラヤ水晶に近いようです。その透明さは、清冽というよりも「さわやか」。背筋が伸びるような、というよりは木漏れ日のような明るさ。同じように透明なカイラス水晶をいくつも見せていただいたことがあるのですが、何故でしょう、透明感の低い1号の方が、私にとっては「カイラス水晶」なのです。もう一度、ここに1号に登場願いましょう。透明度や輝きなど、石としてのグレードというなら2号が上、形や写真写りで判断しても今回登場の2号が上でしょう。しかし、最初に手にした石だから手というわけでもないと思うのですが、どちらかの石が興味を惹きつけるかというと1号に軍配を上げます。いつになく歯切れが悪いですが、「何故か」「何となく」……言葉では説明しきれない、イメージの奥底で区別されてしまう石。いつか、私の中でこの感覚が落ち着きどころを見つけるまで、カイラス水晶を新たに買うことはないのではないかと思っています。いつもは鉱物的なことをつっつく私でもたまにはイメージ的なことで小首をかしげていることもあるということで。
2006/12/24
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別館サイトのMy Stonesに20点追加、Linkにすてきサイト様を1件追加追加した石は、1年前の池袋ショーの時期のものでした。1年分貯めているのね、とほほほほ。用語集にもちょっとイラストを増やしています。
2006/12/23
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やっぱりマイブームみたいです、溶け水晶。池袋ショーからやってきた溶け水晶第2弾。ブラジル産です。ひとついくらの箱の中にころころ入った中から選んだので、くわしい産地はわかりません。大きさは、長いところで約7センチ。太さは約2.5センチ。掌に握るのにはちょうどいい大きさです。一見結晶の表面に細かな結晶がくっついているように見えますが、じっくり見ると、結晶のエッジや先端が丸みを帯びていること、柱面に、インド産溶け水晶に似た切れ込みのような部分があることから見ても、溶けていると見て間違いないと思います。アップで見るとこんな感じ。表面が細かい縮緬状になっていて、それが光を反射します。……ところで、この水晶、六角形の形状や先端もかなりきれいに残っていて、つまりは溶けたと言っても、いわば軽~く溶けた感じです。なのに……軽く溶けて現われる「▽」が現われていません。いつもいろいろ教えていただいている石屋さんにお聞きしたところによると、溶けてトライゴーニックが現われる水晶は、「格子欠陥」があるものだそうです。結晶は、原子が規則正しく並んだものですが、格子欠陥とは、結晶内に存在する原子配列の乱れのことだそうです。不純物原子や配列のずれ(転位)などによってできるのだとか。規則正しく組みあがっているべき結晶(格子)がどこかで崩れているから格子欠陥だというのはわかるのですが、ここでちょっと疑問。たとえば、スモーキー・クォーツ。スモーキー・クォーツは二酸化珪素、つまり酸素と珪素という水晶の成分のうち、珪素がアルミニウムに置き換わり、そこに天然の放射線が加わって電子の状態に変化が起き、そのことによって光を吸収するようになり、黒っぽい色に見えているといいます。(珪素がアルミニウムに置き換わることでできたすきまに入り込んだリチウムイオンが関係するという説もあります)……難しいことはさておき、スモーキー・クォーツにはアルミニウムイオンという「不純物」が混ざり込んでいるわけで、それは格子欠陥ということでは?さて……トライゴーニックの元であるという格子欠陥と、スモーキーの(同じような意味でアメシストやシトリンも)格子欠陥とはちがうもののなのでしょうか?スモーキーやアメシスト、シトリン(アメシストやシトリンは珪素の一部が鉄イオンに置き換わっています)の色の原因が「格子欠陥」だというのなら、トライゴーニックを持つ水晶に透明なものが多くあるのはどうしてなんでしょう?(アメシストのトライゴーニックもありますが、透明なものも多くあります)成長していくときは凸状の「△」、溶けていくときは凹状の「▽」というのも不思議ですが、中には六角形のくぼみが現われたり、凹状の「△」である場合もあるのだそうです。うーん、溶けた水晶も奥が深い。ただいま現在、局地的に溶け水晶ブーム中。それぞれ違う溶け方であるのが面白いです。
2006/12/23
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今日は、冬至。一陽来復。陰が極まって再び陽が帰ってくる日であり、この日を境にして太陽が力を取り戻し、運気が高まってくる日。そして当ブログ30万hit突破のめでたい日。そんな日が重なったのは、なんとも偶然な幸運です。一年前は、ガネーシュ・ヒマールの真っ黒水晶で大興奮していましたが、一年後の冬至に登場いたしますは、対照的に真っ白な石。2006年池袋ショーの戦利品、いや、あれば買おうと思っていた「捕獲品」。ブラジルは、リオ・グランデ・ド・スール州産の「白濁水晶」です。はじめて見たのは、6月の新宿ショー。どうしようかと悩みつつ、最終日にインド産の「▽付蝕像水晶」などを買ってしまって、つい機会を逃してしまった石でした。その後も何となく気になり続けていたので、「あったら買おう」と、同じお店にいってみたところめでたくゲット。ラベルと一緒にいただいた説明によると、「普通の水晶として生成後、自然界で強いアルカリ性あるいは酸性にさらされ、コロイド(ゼラチン)状に溶かされたのち硬化したもの」……だそうです。ラベルに書かれていた「turbid」は「濁った」というような意味なので、この溶かされた云々ではなく、白く不透明な色合いを表す名前であるようです。さて、この水晶と言うよりはもこもこしたなにやら別物のようなこの石、溶けたと言えばそんなような。しかしながら「そうか、溶けてこうなったのか、ふむふむ」で終わらせるわけにはいきません。溶けた水晶といえば、いくつかあります。こちらのブラジル産とか、なぜかセプターと言われているオーストリア産とか、実はあったりするぞ、ネパール産とか、ご存じ、インド産、ほんのりピンク水晶とか……。こうして見ると、けっこう持っているなあ、溶け水晶。それはさておき、ひとくちに「溶けた」といってもその表情はさまざまです。あるものはスポンジ状になり、あるものはごつごつと削ったようになり……。もちろんトライゴーニック(「▽」)も溶けて現われるものです。こうしてみると、水晶が溶けてゴツゴツすることはあっても、こんな風につるりんと丸くなることはないような……。本当に溶けているんでしょうか、この水晶。もしかして、水晶の上にカルセドニーが被さって、まあるくコーティングされちゃってるんじゃないだろうか。そう思ってよくよく見てみましたが、偶然かけていたポイントの断面を見てみても、水晶の上にカルセドニー……という感じの境目は見えません。では、水晶に見えて丸ごとカルセドニーかというと、まるくなってはいるものの、なんとなく水晶の六角形を保っているところもあり、カルセドニーがたまたまこういう形になったとは思えません。とかされ方が特殊なのでしょうか?説明には「酸性化アルカリ性にさらされ……」とありますが、水晶が溶かされるのは、たいていそういうものです。では「コロイド(ゼラチン)状に」とは。この説明を読む限り、酸ないしはアルカリによって、一反水晶がぶよんぶよんに軟らかくなって再び固まった……と読めるんですが、まさかそんなことがあるのでしょうか。溶けた部分が溶け消えたり、流されて消えてしまうのではなく、その場に留まり、徐々に内部まで溶けてぶよんぶよん……ちょっと想像できません。ここで思うのは、水晶(石英)とひとまとめにしているものには、実はいろいろなタイプがあるのではないかということ。たとえば、カルサイトとアラゴナイトは、成分は同じでありながら結晶の仕方が違う同質異像の鉱物です。それを言うなら水晶にも右水晶や左水晶のような例があるわけで、昔からよく知られているが故にひとまとめに「水晶(石英)」とされているものの、そうではなく、後世になって研究された鉱物だったら、別の鉱物に分類されていたりするかもしれません。そこまではいえなくても、全部が全部同じ性質ではなく、産地によって見えない特質があるのかもしれません。もうひとつ思うのは、「やっぱり、リオ・グランデ・ド・スール……」……というのも、この産地は実はブラジルの中でも個性派なのです。たとえば、アメジストのジオード(カペラ)の産地もここ。フラワー・アメシストの産地もここ。ブラジルの中でみごとな犬牙状のカルサイトを産出するのもここ。もちろんスタンダードな透明水晶も産出するようですが、なかなか個性的な水晶を産出する地でもあるようなのです。だから、こういう水晶が出てきても、ちっとも不思議ではありません。(なぜ、こういう水晶ができたのかという理由にはなりませんが)パッと見には変わらぬ水晶が、溶けたときに新たな個性を見せ始める不思議。変わらぬもの、不動のものというイメージがつきまとう石が「溶ける」。中には、地中深くで結晶し、ついに日の目を見ることなく溶けて消えた水晶もあることでしょう。生まれ、そして消える、それはまるで命あるもののよう。溶け消える途中で時を止めて、手の中にやってきた水晶を見ていると、新たなイメージが広がります。
2006/12/22
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本日、当ブログはめでたく30万hitを突破しました!ありがとうございます!一日平均アクセス数328。これほどたくさんの方々においでいただけるこのブログは幸せ者!池袋ショーで頭が吹っ飛んでいた直後だったので、もうすぐ30万hitとわかっていながら、いまいち実感し切れていなくて、余計に感動しています。そんなわけで、記念壁紙を用意できておりません。急いで作らねば~!!何かこの石で記念壁紙!……という意見がありましたら、お寄せ下さい。これからも石好きパワーの続く限り、石、石、石でがんばります。石の上にも三年と申しますが、まだ3年経っていないわけですから、これからががんばりどころ。どうぞよろしくお願い致します。ふと一年前の雑記を見てみたら、12月26日で145000hitを突破していました。……ということは、一年で倍増以上! これはびっくり。幾重にも御礼申し上げます。(深々)
2006/12/22
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池袋戦利品第3弾!たいていはムダになるのですが、ミネラルショーに臨むにあたっては一応「石リスト」なるものを持って行きます。つまり、これはあったら買おう、あるかどうか忘れず探そうという石のリストです。それが無駄になるというのは、まずは、せっかくリストを作ってもその石に巡り会えないから。そしてもうひとつ。会場で、リスト以上に魅力的な石に出会ってしまって、いつのまにかリストそっちのけになるからです。今回の石は、そんな「リストそっちのけ」の石。初日に会場を一通りチェックし、うむこれはと思う石をゲットし、やっと人心地ついて落ち着いて会場を見て回れるようになった2日目に買ってしまいました。実は、初日に目をとめた石なのです。指よりも一回り太いくらいの結晶がひとかたまりになった水晶のクラスターで、大きさは、高さ、底面のともに8センチ×8センチ×8センチ、重さ430グラム。石としては大きめですが、クラスターとしてはミドルクラスの範疇に入るのではないでしょうか。水晶そのものの透明度はかなり高そうですが、表面にぱらぱらとかなりの密度でクローライト(緑泥石)がふりかかっている、かなりワイルドな石です。その様子は、お世辞にも「きれい」とは言えません。だからこそ、初日に売れ残っていてくれたのでしょうか。しかしながら、私が目をとめたのは、まさにそのきれいとは言えない様子でした。山の、地面の中から掘り出されたそのままの、「生」な感じを色濃く漂わせた雰囲気。きれいじゃないのに、何故か気になる、そんな石。「この石、気になるんだよね」とそのお店の前を何度目か通ったときに、一緒にいた石好きさんにそう言うと、さすが類友というべきか、私と石の趣味がかなり重なるその石好きさんもその石を気に留めていた様子。「なんかいいよね」……ということで、一緒に値引き交渉して下さって、申し訳ないようなお値段でゲット。産地をお聞きすると「スカルドゥ」とのこと。では、パキスタン北部、ギルギットにも近い、ヒマラヤ山脈最西端の石と言うことになります。つまり、これはパキスタン・ヒマラヤ水晶のクラスター。我が家のヒマラヤ水晶のクラスターとしては最大です。単結晶では似たような大きさのものがありますが、「複数の結晶がくっつき、底面がある」という個人的クラスター定義にかなう石としては大きい部類に入ります。ちなみに最重クラスターは、国産のパイライト付尾太水晶クラスター、底面積最大は、ロシアのダルネゴルスク産水晶クラスターです。会場で居合わせた石好きさんたちと恒例の昼食石オフを開いた際、この石を見てもらったのですが、「なんか、癒される~」と意外にも好評でした。珍しいとか、レアだとか、そういうことは脇に置いておいて(パキスタン・ヒマラヤというだけで充分レアで珍しいかもしれませんが)何か気になる……そういう理由で選んだこの「生」なクラスターは、見るものにヒマラヤ(パキスタン北部)の息吹を伝え、クローライトまぶしのワイルドさは、ちょっとやそっとの扱いではびくともしなさそうな頼もしさを感じさせます。……と思っていたら、ひとつの結晶がさわるとカタカタ動きました!ひぃ~っ! 取り扱い注意!
2006/12/21
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今期の池袋ショーは、最終日は行くことができなかったものの、しっかりと戦利品は確保しております。見つけて思わずにんまりのファントム入り丸玉に続いて登場いたしますは、ミネラルショーならではの贅沢、インド産の沸石類です。沸石はさまざまな種類の鉱物を含むグループ名で、スティルバイト(束沸石)、ヒューランダイト(輝沸石)スコレサイト(スコレス沸石)などは比較的おなじみです。アポフィライトなどと共生することも多いです。ミネラルショーでは、インドブースにずらりと並び、淡い色合いではあるものの、ユニークな形と輝きで目を惹きつけます。ところが、ショー以外で買おうとすると、以外に実店舗では扱っていなかったり、webショップで見かけても、あまり数と種類が多くありません。すらりと並ぶ中から、よりどりみどりで選べるのは、やはりミネラルショーならではの醍醐味なのです。毎回同じような品揃えに見えるインドブースも、よく見れば微妙にラインナップが移り変わっていきます。あるショーでは、カバンサイトが多かったかと思えば、別の時には輝沸石が豊作だったり。今回のインド・ミネラルはやや大きめのアポフィライト、スティルバイトと、球状フローライト。いつもは会場全体で数個見かける程度なのに、今回は質はいまいちですが、いつになく多く見かけました。小さくて、きれいで、安かったらもう一個。……と思ってインドブースを漁っていた私は、別の石に目を留めました。灰色の硬そうな母岩。岩の内部の空間に結晶したものを割り出したのでしょう。母岩のくぼみに半透明の鉱物が半球状に結晶しています。フローライトではなく、沸石のようです。半透明の輝き、きれいに半球を作る結晶の端正さ、母岩とのバランスも抜群!沸石類は実に多彩で、私は極一般的な種類しか見分けられないので、この沸石(らしきもの)が何かわかりませんでしたが、見た目の美しさにクラリ。「この鉱物は何?」……と身振り手振りで尋ねると、「ステラライト」。……あ、ステラ沸石ですか。名前はかすかに覚えがありますが、これがそうかとしみじみ見るのは初めてです。家に持ち帰り、写真を撮りながらじっくり眺めてみましたが、見れば見るほど端正です。まるで、ガラス製の現代彫刻のようでもあります。調べてみたところ、スティルバイト(束沸石)と混同されていたこともあるようで、写真のような半透明シャープな結晶だけでなく、オレンジ色を帯びたもこもこした感じの結晶も見つかりました。ひょっとすると、これまでスティルバイトだと思っていたものの中には、ステラ沸石もあったかも。母岩は、玄武岩のようです。この石の見どころのひとつは、母岩のバランスの良さ。主役であるステラ沸石をちょうどいい具合に見せ留トリミングがみごとです。しかもカットの仕方がかなりシャープで、この石を採掘したのは、かなりのベテランさんではなかったかと、想像をたくましくしてしまいます。最後にひとつ。私はずっとステラ沸石のステラはStella、イタリア語の星のことだと思っていたのですが、由来は人名でした。ドイツの探検家で動物学者のG.W.Stellerのにちなむのだそうです。
2006/12/20
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池袋戦利品はただいま撮影中。よって、今日の石は池袋モノではありません。ブラジル産の水晶です。高さは3センチちょっと。内部の透明度は高いですが、一部柱面に黒っぽい付着物があり、そのために、どこか鋼を思わせる、かげりのある色合いに見えています。……と、そんなことはこの際、脇に置いておいて。ひと目この石を見たとたん、まず目に入り、目に入ったとたんにそのほかのすべての特徴が意識の外に追いやられるような特徴。それは、この巨大な「窓」水晶の基本スタイルは6つの柱面(側面)と、それに続いて先端のとんがり部分を形成する6つの錐面(斜めの面)です。しかし、実際はいくつかの結晶がくっついていたり、ひとつに見えて実は二つの結晶が内部で絡み合うように成長していたりするせいで、6つの柱面、6つの錐面の他にもいくつか余分な面が現われます。専門的にはこれらの面を「X面」とか「Z面」と呼びますが、クリスタルヒーリングの分野では、水晶の特徴的な面の形によって、いろいろな名前が付けられています。(くわしくは、石の雑学辞典の中の「面の形」をご覧下さい)中でも錐面と柱面の間に現われる菱形の面を「ウィンドウ」と言います。(この菱形が左右に傾いて平行四辺形になると別の名前になります)写真の石の場合は、この面が大きくなりすぎ、石の幅を超えてしまって、厳密に言うと菱形ではなく六角形になってしまっているのですが、それでもこれは「ウィンドウ」、いやいや「ビッグ・ウィンドウ」とでもいいたいような大きさで、強烈な存在感を示しています。さて、クリスタル用語の「ウィンドウ」は、「自分の内面への窓」であるとかいわれていますが、写真の石は、この「窓」の面だけが曇っているのです。それは、なにやら意味ありげ。曇っているがゆえに「向こうを見ることができない」のか、曇っているがゆえに「目ではなく心で向こう側を見よ」ということなのか、「窓」が曇っているのではなく、「向こう側」そのものが混沌としているというべきか。はたまた、「窓の向こう側を見るには、まだ時期ではない」というイメージなのか。(「資格がない」というのは困りますが)ひとつの面のみが磨りガラス状になっているのも不思議ですが、その面に「窓」という名前が与えられたとたん、さまざまにイメージが広がり始めます。池袋ショーに持っていって、石好き仲間の一人に見ていただいたところ、「何か情報に繋がる」「向こうがこちらを見ている」のだそうです。なるほど、こちら(人間)が見る窓ではなく、石が見る窓というイメージもあり得るわけです。ここまで来ると、単に「窓」というよりも「門(ゲート)」とでもいいたい気分。それはきっと、さらに広い石好き世界への門だと思うのです。
2006/12/19
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珍しくも池袋ショー最終日に参戦せず、ディズニーシーに行ってました。ダンナの休暇ともらったタダ券の都合で、この日になってしまったのです。うれしいのか残念なのかは、ビミョーなところ。さて、ディズニーシー、何と言いますか、こういうところに来ると、すべてがレプリカ、恐怖さえも完全コントロールされた人工的空間という違和感と、お客を楽しませるということにつぎ込まれた資本、サービス、そのエネルギーの膨大さに感心してしまうのと、両方を感じてしまいます。石好き的に一番うれしかったのは、「センター・オブ・ジ・アース」というアトラクションの冒頭部分。地下世界の冒険にGo! という出し物で、乗り物に乗って出発すると、まず最初にあやしく輝く結晶群が現われます。ここが好き!こんな風にざくざく結晶が生えている所を見てみたい!このすてきな場面を一瞬で通り過ぎてしまうのが悲しい……。ほどほどに乗り物に乗り、ほどほどにショーを見、あっちこっちの店を冷やかし、そんな中で自分用に買ってしまったお土産がコレ。ジンベエザメのぬいぐるみ♪あまりにもヌケた、おバカな表情がたまりませ~ん。
2006/12/18
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最終日は参戦できないので、私の池袋ショーは昨日でおしまい。今日は空をにらみつつ隙を見てカメラを構えました。今期の池袋ショーは、戦利品(現場で偶然見つけて惹かれた石)と、捕獲品(あらかじめ、あったら買おうと思っていた石)が入り交じる展開でした。今回登場しますは、「戦利品」というタイトル通り、見つけてラッキー!……という石。水晶の丸玉です。サイズは直径約2センチ、ちょっぴり大きめのビー玉サイズ。ごくごく淡くクローライトを内包し、やさしい緑色に見えています。例によってひとつ数百円の均一売りの籠の中に、磨きのポイントやハート形、動物のカービングなどと一緒に入っていました。私は、(できれば)非研磨の原石派ですが、このお店は意外に面白いガーデンやルチル入り水晶が見つかるので、磨きが多いにもかかわらず、必ずチェックしてしまうのです。前述したように、最初に目を惹いたのは、色でした。均一で粒の細かいクローライトがうっすら。繊細な色合いです。くるくる廻してみると、透明に見えるところと色が付いて見えるところがあったので、それがファントムであることがわかりました。ファントム・クォーツは、原石の形を模したポリッシュに加工されることが多いです。(ポリッシュは磨きという意味で用いられ、ハート形にした物もポリッシュですが、私は、原石に近い形にしたものをポリッシュ、違う形に加工した物を「磨き」と読んでいます)ポリッシュでも、先端の角度などが原石に近いもの、できれば原石当時の形を改変していないものが良いと思っています。しかしながら、ファントムであってもその後、結晶が塊状になってしまっていたり、結晶がダメージを受けている場合もあって、そういうものは丸玉にも加工されるので、ファントム入り丸玉もあり得ます。ファントム入り丸玉は、内包物が一定の面になって層状になっていたりすることで、かつては結晶の形をしたファントムの一部だったのだろうと推測できるわけですが、この丸玉は違いました。何気なく見ていた私は、「それ」を見つけてにんまり。では、上の写真から角度を変えてみましょう。右下に、補助的にラインを入れたものを並べてみましたが、なにやら丸玉のアウトラインである円を三等分するような影がおわかりいただけるでしょうか。メルセデスのマークのような感じです。そう……これは、ダウであるとは言い切れませんが、少なくともそれに近いほど、バランスのとれた面を持つ淡いグリーンのファントムが、きれいに石の真ん中に入っているのです!これぞ、トリミングの勝利!わかりやすいようにイラストにもしてみました。こんな感じでぎりぎりいっぱいにファントムが丸玉の中に閉じこめられています。丸玉を作るのには、完成品の少なくとも倍、三倍の大きさの原石が必要だと言われています。そんな丸玉の中に完璧ファントム!必要な大きさの原石の真ん中にファントムがあり、そのファントムがバランスの良い美しい形をしているという条件がそろう確率は、想像以上に少ないに違いありません。この石には一か所、磨きとりきれなかった傷(原石時のへこみ)があり、磨きの職人さんが、細心の注意を払ってなんとかこのファントムをきれいに丸玉におさめようと苦心されたことが伝わってきます。自然の偶然と職人の心遣いと技、そして、それが私の元にやってきた……その確率は、すでに奇跡の領域と言いたいです。産地が珍しい、産出量が少なくて珍しい。いろいろな珍しさがありますが、人為がかかわった珍しさもあり得るのだと深く頷いた一品です。
2006/12/17
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行けば無傷では帰れまい。わかっていて行ってしまう私は、まさしく懲りない石好き。その名の通りに、ミネラルショーの餌食になって帰って参りました。昨日、買ったのに~。見れば欲しくなるのに~。それなのに見ちゃう私って。しかし、今回はささやかながら対抗策などを講じてみました。「ほ、欲しい~どうしよう」と、その場で悩んで固まらずに、「こ、これは欲しい候補」と、とりあえず候補に挙げて次のブースを見に行くのです。見れば見たでまたもや欲しい石が出てくるのですが、そこでも「こ、これは欲しい候補」さらにその次のブースでも「候補」。そうやって「欲しい候補」を際限なく増やしていくと、どこのどれが「候補」だったか忘れます。(笑)今回は、だいぶん「候補」作戦で乗り切りました。2日目にも、いろいろ見ました。スコレサイトのタンブルペンダントとか、中国産の、よく見ると実はおもしろフローライト。フローライト付クリーダイト(クリード石)という変わり種もあり。昨日は、「産地ブース」がおすすめと書きましたが、今日はそれに加えてもう二つ。●ブースの店構えに左右されない!●新しいお店の開拓も!普段、ネットや実店舗で石を買う場合は、お店の店構えや雰囲気、ディスプレイなどもそのお店を気に入るかどうかの要因のひとつになりますが、(私は、あまりそういうあたりに重きを置きませんが)ミネラルショーのような短期決戦の場では、そのような「演出」はあまり意味がありません。海外から来た業者さんなどは、そんなに大がかりな道具は持ち込みません。きれいなライトアップや並べ方に惑わされず、石そのものを見るべし!籠の中に盛られた石や、素っ気なく転がされている石の中にこそお宝ありです。ミネラルショーでなくても実店舗やネットショップで買うことができるお店ではなく、ショーでなくては買えない業者さんを重点チェック。新しい業者さんも見逃せません。新規参入業者は、顧客獲得のために気合いを入れた石を持ってきていたり、値段交渉に応じてくれる場合も。そうでなくても、今までにない得意分野(仕入れ先)を持っているかもしれません。何度も繰り返してしまいますが、ミネラルショーは、見る目勝負!ある意味、マニアのための即売会という側面を持つので、表示は圧倒的に鉱物系。中にはなんの石か表示がないところもあります。特にスピリチュアルな方面から石に親しんでいる方にとっては、欲しい石がどこにあるのかわからないことも多いでしょう。本当にさまざまな場所でさまざまな石が売られているので、ネットやショップで目にする石は、ほんの一部なのだとわかるだけでも石の世界が広がります。
2006/12/16
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何となく速報第2弾いろいろつらつら思い出すままに……。私もすでにゲットした、インドのエッチング水晶(▽付)今回は副数カ所で目撃。ただし、錐面の形をとどめているものは少なく、従って▽度は低し。グラム25~30円。webショップなどで「雪と一緒に結晶するので、雪が溶けるとこんな風に穴が空いてます」とかいうトンデモ説明がされていますが、私はそういうお店に、真顔でツッコミを入れたい。「沸点以上で溶けない雪がどうやって溶けるんでしょうか」だって、水晶の結晶する温度は100度をかる~く超えるんですが……。国産のアメシスト、乙女鉱山の水晶を格安ゲット~♪岐阜産の黒水晶なども副数カ所で目撃。800円とか1000円台の手頃価格もあり。インドのブースでは、球状フローライトが意外にころころ。中にはまん丸くないのもあったり。つまりは意外にたくさん産出してきたと言うこと?1個持っているので、それを超える物の出現を期待して今回見送り。インドブースを回って思ったのが、●デカいアポフィライトやスティルバイトが多い ……いつの間に巨大化したのかと……。●沸石類は、根気よく探せばいろいろ種類あり。 ……美しい形状のステラ沸石をゲット~♪●在庫を持っているようなので、気になったら他のもないかと聞いてみること!ねらうは、産地ブース!多方面から仕入れてたくさんの産地の石を扱うブースよりも、産地のブース(たとえば、ロシア石を扱うロシアブース)がおすすめ。ブース名に国が書いてあるので参考に。当たり前のことですが、ブースによって値段はさまざま。Aブースでウン千円だった石が、別のブースでは千円台ということも。ビーズ屋さんもありますが、10月のIMAGE展よりはずっと少なめ。ブラックカルサイト=シャーマナイトの業者さんが出店していたので、買いのがした人はどうぞ。ヒマラヤ水晶は意外に少なかったような。(私が探さなかっただけかも)とりあえず、明日も参戦予定!石探しとともにKURO探しもいかが?
2006/12/15
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行ってきました。「掘って」来ました。楽しんできました。ミネラルショーの魔物の餌食になりました。池袋ショー(東京ミネラルショー)。えー、今回のショーをひとことで言い表すならば、「多目(的)ショー」という感じでしょうか。昨年に比べると業者の数は増えているようです。それでいて扱う品は「今回のショーはこういう傾向」という感じではないので、それぞれの人の好み、それぞれのお店でバラバラ。石好きさんそれぞれが、てんでんばらばらに自分の目と体力にものをいわせて探すしかありません。これが、第一の「多目的」たる理由。そしてもうひとつ理由があります。これは、私個人のせいかもしれませんが……。「池袋ショーだ~」とうかれてはいたものの、いつになくショーに集中し切れていなかった私は、会場に入っても頭バラバラ状態だったようです。自分で掘り出し物を見つけるよりも、他の方に見つけていただいたもの多数。ありがたや、ありがたや。感謝、大感謝でございます。なんというか、気合いを入れて会場を歩いていても、人が多すぎ、石が多すぎ、目移りが多すぎていろんな物が一度に目に入ってくる感じでかえって何も見えてきません。この状態に対抗しうるのは、見る方も集団になって、「多数の目」で見ること。これが「多目」的たるもう一つの理由です。ふだんから私のことを知っていて、私の好みもわかっている石好きさんなので、「KUROさん、これこれこれ」とか、「あっちに○○○があったんだけど」とかいろいろ教えていただいて、「それ、突撃ィ~!!!!」とばかりに、広~い会場を右へ左へ。おかげですてきな石を手に入れることができました。左右に長い会場なので、「○○店ってどこらへん?」と聞いても「あっち」と、会場反対側を指されると、それは果てしなく遠く。運良く会場真ん中あたりで聞いたとしてもどっちがどっちだかわからなくなるので、ついには、入り口をはいって会場右側を「右半球」、左側を「左半球」と言い出す始末。地球の北半球、南半球ではありませんが、気分的には「遠い~広い~」。そんな中でKURO的に目についたのは、国産鉱物の出物が意外に多かったこと。球状フローライトや、沸石類、エッチング&トライゴーニックなど、インドものを根気よく探せば、掘り出し物がありそうだと言うこと。新宿ショーでは、元気が良かったアフガン物、IMAGE2006で掘りまくったマダガスカル物はおとなしめ。中国物は……ちょい不調&不安。あらたな加工疑惑物の情報を仕入れました。今回は、国産やロシアものなど、普段ネットなどでもなかなか手にできない産地を重点的に「多目」で攻める方がいいかも。ミネラルショーでは、さっと流し見ただけでは、どこも似たり寄ったりに見えてしまうので、自分のアンテナを最大限に働かせ、ここぞと思ったブースでは、じっくりチェックをお勧めします。
2006/12/15
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にわかに作りたくなったブレスレットのために、久しぶりにビーズを見て歩く機会がありました。そしてびっくり。昨今のビーズブームにともなう、天然石ビーズの恐るべき世界はある程度わかっていたはずだったんですけど、それでもびっくりです。チェリー・クォーツと言う名前のガラスビーズ、人工オパールという変な名前のオパルセント・ガラス。そういうものが堂々と天然石ビーズとして売られている。それはまあ、悲しいことに見慣れた光景です。そして今回の新顔。レモン・クォーツのビーズ。レモンクォーツといえば、原石系石好きさんにとっては、イオウ(サルファー)インクルージョンの水晶のこと。アクセサリー系石好きさんにとっては、たぶんスモーキー加熱のレモンイエローのクォーツのこと。名前だけを先に見ててっきり後者のスモーキー・加熱ビーズだと思ったら……。サルファー・インクルージョンぽい半透明まだらな色合い。しかし、原石でも意外にレアらしいこの水晶が、ビーズにされているというのは変です。しかも粒ぞろい、お安め、太見えたオパルセント・ガラス風の青い輝き。そばにあったルチル入り水晶ビーズと握り比べ、念のために至近距離でチェック。ガラスに決定。ガラスビーズだとわかったところで、それでも色合いとしてはきれいだったので買ってしまいました。こんなビーズです。一連の中に色の濃いものや薄いもの、色のまざり方も斑で天然っぽく、ガラス(人工もの)=均一で味気ないというイメージはもはや通じません。これを天然石として売らずに、ちゃんとガラスビーズとして売ってくれれば全然問題ないのになあ……。写真ではかなり青い光が写っていますが、肉眼では僅かに見える程度です。水晶かガラス可の区別は、丸く磨いてあれば、手の産毛や細い線の上で回転させて、線が二重に見えるところがあるか、どこから見ても1本のままかというチェック方法がありますが、(二重に見える場所があるのが水晶)こういう内包物(?)があるタイプや、カットしてあるものでは使えません。そこで、同じ環境にある水晶ビーズ(ルチル入りなど)と握り比べます。水晶とガラスでは、水晶の方が熱伝導率が高いので冷たく感じます。ライトや日光で照らされてあたたまっていたりすると、この方法も使えませんが、普通の室温であれば区別ができます。くれぐれも、ポケットに入れていった水晶と握り比べたりしないように。あくまでも同じような環境下にあるもので比べましょう。もう一つは至近距離チェック。傍目が気にならなければ、ルーペでチェック。チェックするのは「気泡」です。水晶にも気泡が入っている場合がありますが、それは水晶の中にすきまがあり、その中に水などがはいっていて、さらにその中に気泡が……という「水入り水晶」ですが、今回探すのはすきまナシの気泡オンリーです。写真の右上のように、ばっちり気泡が入っていたら、たぶんガラス。よく見ると、天然石を模したガラスビーズには気泡が多いです。そしてさらに。レモンクォーツ以上にあきれたのがこんなビーズ。これは今回買ったものではありませんが、これと同じようなビーズが「スモーキー・クォーツ」として売られていました。オブシディアンだというならまだしも、(こんな感じに、透明な中に黒い墨流し状の模様を持つオブシディアンがあります)これのどこがスモーキー!?握り比べるまでもなくばっちり気泡が確認できるので、ガラス決定。写真のビーズが、ガラスという表示で買ったものです。そのほか、ブラスチックビーズで「アマゾナイト調」とか、ビーターサイトが「ジャスパー」として売られていたとか(お店の人は、うちはジャスパーとして売っていますと言ってましたが、要は、仕入れがそういう名前だったと言うことでしょう)染めやら、あやしげな名前やらがいっぱい……!その中で、一見偽物くさく見えながら、よく見ると天然かもというものがあったりで、意外に見る目が試されます。ところで、私が探していたビーズは「ゼブラ・ジャスパー」「ゼブラ・ジャスパー」で検索して出てくる白黒縞模様のシマウマ柄ビーズではなくて、深緑に白(銀色)のラインが入ったサーペンティンの一種です。見た目はロシアン・アマゾナイトの緑色の部分が、セラフィナイトの濃い部分のような深緑に置き換わった感じでしょうか。その微^図と、シルバーと、カーネリアンを一粒、二粒、それにヒマラヤ水晶のビーズを一粒二粒組合わせて、ヒマラヤ山脈をイメージしたブレスが作りたいのに~。どこか、ゼブラ・ジャスパーを扱っているお店をご存じありませんか?できれば8~10ミリ(4ミリ、6ミリはネットで見つけたんですけど)。情報プリーズ!
2006/12/14
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ラッキー君、自分と同じ色の石と出会う。ラッキー君、いつになく強行に所有権主張。……やるな、ラッキー君。
2006/12/13
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久しぶりに国産の石。鹿児島県は串木野鉱山のアメシストです。ほんのり緑がかっているようにも見えるカルセドニーの上に、小さな結晶がびっしり。結晶の大きさとしては、300円ゲットだったマダガスカル・アメシストと同じぐらいなのに、この色の差!写真では、何やらローズクォーツのようにも見えてしまいますが、実物はほんのりと色づいたアメシスト。岐阜の黒水晶や奈良の五代松鉱山の黄色水晶のような例外はあるものの、国産の水晶というと、よく言えば上品な色合いの、悪くいえば地味なものが多いなあ……というイメージがあります。写真の石も地味といえば地味なのですが、真冬を間近にひかえ、雨がそぼ降りひんやり寒いこの季節に見ると、密やかに凛然と感じられ、ああ、この国の風土の中で生まれた石なんだなあ……という気分になるから不思議です。外国の、色も鮮やかで押しの強い水晶のように饒舌ではないけれど、ひっそり静かに慎ましく。見るものが居住まいを正して向かい合えば、何かが感じられそうな。ちょっとわびさび気分になる石かもしれません。
2006/12/12
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いよいよ池袋ショー(東京ミネラルショー)が近づいてまいりました。私はと言えば、毎度毎度懲りずに出かけては、「ミネラルショーの魔物」にしてやられて帰ってくるのです。それでも懲りずに複数日出かけてしまい、いよいよ財布が軽くなると、「これさぁ、いい石だと思うんだけど~」と、似たり寄ったりの境遇の知り合いに石を勧める、はた迷惑な行為に出ます。売れていないのが不思議ないい石をお薦めしているつもりなんですが、買いたいけれど買えない、未練たっぷりの自分好みの石も混じっています(笑)。今日の石は、ずばり自分好みの未練石をお薦めしたところ、「え~、これはKUROさんの石でしょう、買わなきゃ!」……と逆に勧め返されて買ってしまった、「返り討ち」の石です。はい、時々返り討ちにあいます、私。ヒマラヤ水晶です。ガネーシュ・ヒマール産です。母岩からざくざく生えたアクチノライト(緑閃石)の上に水晶が結晶し、水晶にもアクチノライトがざくざく刺さっています。母岩から生えたアクチノライトやアンフィボールを芯にしたように結晶している水晶はちょくちょく見かけますが、この石の場合は、芯というにはちょっとずれていて、アクチノライトがたっぷりはみ出ています。細かな緑泥が降りかかっているのか、全体的にほこりっぽいような雰囲気で、アクチノライトもやや灰色がかっているので、「アクチノライト入りヒマラヤ水晶」としてのグレードは、飛び抜けて高いわけではありません。しかし、母岩付で、アクチノライトと水晶の産出状況がよくわかり、しかもワイルドな雰囲気はちょっと得難いかも……。欲しいけど、財布が……あああああ。……という状況で、似たような趣味の石好きさんにお勧めしたところ、まんまと返り討ちに(笑)。でも、1000円ちょっとだったので、思い切って買って正解でした。前述したように、ちょっとほこりっぽいような感じで、(実際ほこりホコリだったとしても、とてもとても水洗いできません)色合いもいまいち。そのうえ、写真に撮ろうとするとこれが意外に難しい。いつものセッティングでは、最大の見どころであるざくざくアクチノライトが影になって、ちっともすてきに写らないのです。仕方がないので、撮影セット(箱+画用紙)をいつもとは逆にセッティング。逆方向からの光で撮りました。いつもは左からの光ですが、今回の写真では右。ところが、この方向で光を入れるには、時間がちょっと夕方にならないとダメなのです。おかげで、光がかなり黄色っぽくなって、補正をしてはみたものの、本来の色からさらに色味が消えてしまったような……。しかし、逆にそれが幸いして、アクチノライトざくざくのワイルドさが際立って写ったように思います。物理的に、さわりまくるのには適さない石なんですが、人の手を拒むような厳しい雰囲気が……カッコイイです。
2006/12/11
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いよいよ今年最後のミネラルショー、「第15回東京ミネラルショー」が近づいてまいりました。場所は、池袋サンシャインシティ文化会館2F期間は、12月15日(金)~12月18日(月)公式ホームページ今年からチケット1枚で4日間入場可といううれしい展開です。……ということでお役に立ちますかどうかはわかりませんが、過去のコンテンツをご紹介。●ミネラルショーを攻略せよ!●ミネラルショー、お買い物心得●偽物ってなんだ?●第14回東京ミネラルショーレポート私は懲りもせずに初日参戦予定。見かけた方は声をかけて下さいね~。
2006/12/11
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ブラジル産のスモーキーです。これもけっこう古株の石です。このころはなぜか、スモーキーが欲しくてたまらなくて、あちこち探し回っていました。そのうえ、やっと見つけても、大きすぎたり、ダメージがあったり、高すぎたり。今思うと、この石もちょっと高かったかなあ……。そんな中で見つけたこの石は、掌にすっぽりおさまるほどよいサイズで。色もこっくりとした濃さで、いかにもスモーキー!この色あいと、ちょっとずんぐりしたフォルム、途中に刺さったようなポイントがあいまって、NHKのキャラクター「どーもくん」のような雰囲気に見えてしまいます。「この石がいい!」……というよりも、「やっと見つけたお手頃スモーキー!」というニュアンスが強かったこのスモーキーが、実はスモーキーのファントムであったことに気が付いたのは、買ってからかなり経ってから。今ならば、買ったらすぐにお近づきの儀式とばかりにカメラやマクロレンズを通してじっくり眺め回し、写真にも写るほどのファントムであれば、きっと見つけ出しているはず。古株の石を今見ると、意外な発見があったりするかも……。
2006/12/10
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トップページ画像を変えました。初! イラストトップ。お久しぶりのくぉーつ君です。がんばって、ひとりで何役もこなしてみたようです。クリスマスツリーみたいなガーデン・クォーツ、どこかにないかなあ……。年末年始は恒例の帰省で更新もままならないので、一年間のお礼の気持ちで、クリスマス・くぉーつ君。ちょっと早いかとも思いましたが、クリスマス間近だと、せわしないかも……。お楽しみいただければ幸いです。
2006/12/09
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メタモルフォーゼス・クォーツ、ガンマ線と加熱によって劇的に色を変化させる水晶(正しくは石英)を最初に発見したのは、ヒーラーではなくて、鉱山の人の鋭い観察眼と飽くなきチャレンジ精神だった……。……という、前回の話は、私にはとても面白い話でしたが、夢もロマンもない! と不快になった方がいらっしゃったらごめんなさい。劇的に色が変化するという特徴に「メタモルフォーゼス」という名前を付け、「区別」してイメージをふくらませたのは、クリスタル・ヒーラー(この場合はA・メロディ氏)であることは間違いないと思います。さて、今回のネタは「変身後」のメタモルフォーゼスです。さすがに名前を「変身」と言うだけあって、みごとな変わりっぷり。(Yahooの翻訳機能などで翻訳すると「変態水晶」と訳されて爆笑を誘います)そうだと知らなければ、アメシストを加熱すると、焼きシトリンのような黄色になるとは思えないでしょうが、メタモの場合も、半透明の石英がこんな色になるというのは信じられません。ただし、写真の石は、安いのでいいや~と、買ってしまったので、色がちょっと悪いです。美しいものは、もうちょっと色が濃かったり、もっと緑っぽい、まさにグリーン・ゴールドの色合いをしています。もっときれいな石は、財布に余裕があるときに、と思っていたら、いつの間にか見かけなくなってしまいました。うーん、美しくカットされてデザインされたジュエリーを見てみたいかも~。さて、この「変身後メタモ」、変身してしまうと「メタモルフォーゼス・クォーツ」とは呼ばれないようです。なんと、名前まで「変身!」してしまうというわけ。変身後の名前は、「オーロ・ベルディ」といいます。これは、そのまんま「金緑」という意味。「オーロ(オロ)」が金を、「ベルディ」が緑の意味らしいです。「コラソン・デ・オロ」という名前の曲があり、これは訳すと「黄金の心」という意味。緑のトルマリン(エルバイト)が「ベルデライト」と呼ばれることがあるのも、ベルディ=緑という意味だからでしょう。さて、みなさん、メタモがどのようにオーロベルディに変身するか……メタモの変身過程をご存じでしょうか。私も、メタモ→ガンマ線+加熱→金緑(オーロ・ベルディ)と単に言葉の上でしか知らなかったのですが、ある時、その途中のものを見せていたくことができました。見てびっくり!なんと、半透明のメタモにガンマ線を照射すると、まず第1段階変身が起こります。その変身した姿は不透明真っ黒!それを加熱すると、さらに変身してあの金緑色になるのだそうです。半透明白→金緑色だけでも驚きですが、実は半透明白→(ガンマ線照射)→不透明真っ黒→(加熱)→金緑色とは!A・メロディ氏は、このことをご存じだったのでしょうか。知っておられたら「闇をくぐり抜けて金色の光を宿す」とか何とか、さらなるイメージが加わっていたかも……。いやはや、知らないだけで、他にもいろいろ密かに驚きの「変身!」をしている石があるのかもしれません。
2006/12/09
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実は、別館サイトにアクセス解析付けてます。付けては見たものの、あんまり使い方がわかっていないので、おー、今日は台湾からのアクセスがあったみたいだぞ、とか、そういうことでちょこっとだけ楽しんでいます。このアクセス解析では、別館サイトのどのページにアクセスがあったか(もしかしたら、リンクが張られたところからのアクセスがあったか)が表示されている(らしい)のですが、石の紹介ページの中で、他の石ページに比べて若干アクセスが多い(らしい)ページがあります。メタモルフォーゼス・クォーツのページです。見た目は、普通のミルキークォーツ。結晶の形をしていなくて、ローズクォーツと同じように塊状で産出します。ならば、ローズクォーツと同じようにたくさん出回っても良さそうなのに、意外に見かけません。ローズクォーツと違って、見た目が半透明白で地味だからでしょうか。それともやはり、別用途での利用が盛んなのでしょうか。別用途というのは宝飾品です。ご存じのようにこのメタモルフォーゼス・クォーツ(以下、メタモ)、ガンマ線を当て、さらに加熱するとちょっと緑かがった黄色、グリーン・ゴールドとも言われる色に変色するのです。宝飾品で使われる石で、美しい黄色をしたものは意外に少なく、水晶という産出量に恵まれた(安い)石で、アメシスト加熱の焼きシトリンと違ってさわやかで美しい色になるため、ドイツなどで研磨されて、デザイン的なジュエリーに加工されるのだと言うのです。(実物を見たことはありませんが)そのために、加熱前のメタモはあまり出回っていないのだというのですが……。一時期は、「変革・変容の石」としか紹介されていなかったメタモも、このごろではアルミナ(酸化アルミニウム)がコロイド状に含まれているとか、ちょっとはくわしい情報も紹介されるようになってきました。(それ以上の情報は、ちっとも入ってきませんが)写真の石は、ピンク・メタモ。最初に出回った石は、半透明白のメタモでしたが、それから一歩遅れてピンク色も見られるようになりました。ローズクォーツと違って、色のバリエーションはさほどなく、ごく淡いピンク色のものがほとんどのようです。淡い淡い色合いなので、すぐに太陽光の影響を受けて、きちんとした色が写せません。仕方なく角度を変え、時間を変え、何度かトライして写してみました。塊状の産出なので「ぶっかき氷」状の破片ですが、その面の感じを写してみると、意外にきれいです。パワーに鈍い私にとっては、変革・変容だとか、オーラの石だとかいう説明よりもガンマ線+加熱という手間をかけて変色するというメカニズムに興味がわきます。何より不思議だったのは、掘りだしたときは、ただの塊状半透明水晶でしかないものに、よくぞガンマ線だの加熱だのという加工を施そうという気になったものだということ。「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式で、片っ端から実験でもしたのでしょうか。そんな手間をかけていられないと思うんだけどなあ……。その疑問を、メタモを扱っていた石屋さんにぶつけてみたところ、面白い話を聞きました。ブラジルではあちこちからたくさんの水晶が出ます。キラキラ美しい水晶も、掘ったばかりの時は土にまみれていたりすることも多く、たいてい水洗いされます。(酸で処理されることもあります)きれいにされた水晶は、南米の強烈な太陽光の元で天日干しされ乾かされます。もしかしたら、掘ったそのままで野ざらしされていたりもするかもしれません。(アメシストも、同じようにされているかどうかはわかりませんが)そんな中、日光にさらされて、ちょっとでも色に変化が出たものは、もしかしたら、ということでいろいろ試されるのだそうです。そのままでは透明だったり半透明だったり、要はただの石英で終わってしまいますが、放射線だの加熱だので、色が変わるとか何か変化が出ればラッキー!!と言うわけです。高名なヒーラーが麗々しいチャネリングを付ける石も、元は鉱山の人たちが掘りだしたもの。メタモもその「変革・変容」というパワーによって発見されたのではなく、鉱山の人々の鋭い目と、飽くなき探求によって見いだされたというわけです。しかし……ガンマ線や加熱で色が変わると言っても、太陽光にさらされて起こる変化など、微々たるものでしょう。それをよくぞ見逃さずに目を留め、試してみる気になったものです。やっぱり、ちょっとでも新しい石英が出たら、しらみつぶしに試験してるのかしらん?
2006/12/08
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昨日の謎のイキモノ「ラッキー君」の写真を撮っていたら、いろいろと変なカットが撮れました。あまりにも堂に入ったヌケっぷりに、思わず遊んでみました。
2006/12/08
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我が家には、いろいろと謎な「モノ」がいます。テラコッタのかわいいガネーシャだとか、ネパールから来た「不幸と戦う悪魔くん」だとか。作りすぎてブリーダーと化しつつあるブリンギングアニマルだとか。ついに(半)立体化しちゃったくぉーつ君もいますねえ……。つまりは、素直に「かわいい」だけじゃなくて、ちょっとわけありそうな、不思議な雰囲気の謎雑貨に弱いと言うことなのですが、そこにまたまた謎な「モノ」が参入。どこぞで、体長の1.5倍の舌を持つこうもりが発見されたそうですが、私がエスニック雑貨店で「捕獲(=買った)」してきたコイツも、体と同じほどのしっぽを持っています。全長15センチ、(うち体は6.8センチ)。出身地はネパール。私が「捕獲」したのはオレンジですが、他にも茶色、ベージュ、小豆色、水色、くすんだ緑色の個体がいるようす。スリムだったりずんぐりしていたり、しっぽのひねくれ具合もさまざまです。名前は「フェルト・ラッキー・アニマル」というそうです。その名の通りフェルト製。指で押せばへこむ柔らかさですが、けっこうしっかりしています。しかし……。ひょろりにょろりとのびたしっぽ。役に立つのか心配になりそうな、ささやかな手足。これのどこが「ラッキー」なんだろうかという疑問に充ち満ちた謎なスタイルに一目ボレ♪
2006/12/07
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日記リンクしていただいている剛さんのところで、疑問に思っていたことが解決したので、思わずネタにさせていただきます。疑問に思っていた石というのはMerlinite。国内ショップおよび本ではほぼ例外なく「メルリナイト」と紹介されています。曰く、魔術師、シャーマンあるいは錬金術師のパワーに関連する、それらの知識またはパワーを引き出す、天と地のパワーを持つ、宇宙意識にアクセスする……。こういう説明で綴りがMerliniteなら、どう見たって魔法使いマーリン(Merlin)、かのアーサー王を王座に導いた超有名魔法使いマーリンをイメージした石でしょう!しかし、そこに書かれている名前はメルリナイト。どこの説明にもマーリンのマの字も出てきません。なんだか煮え切らない気分で、別館サイトの用語集に「Merlin」と関係すると思われる、てなことを書いていたのですが、剛さんのところの日記を拝見したら、Merliniteを「マーリナイト」と紹介されているではありませんか。それも、きっぱりマーリンの石であると!「やっぱりそうだよねー!」……と、鬼の首でも取ったような気分で、追跡調査モードに突入です。すると不思議なことに、以前「Merlinite」で検索したときには思わしい情報がヒットしてこなかったのに、今度はするすると出てくるではありませんか。それこそ魔法にかけられた気分。さて、気を取り直してメルリナイト、もとい、マーリナイト。見かけるのは多くがタンブルで、白、灰色、黒がまざったような色をしています。私がこの石を知ったのは、某「クリスタル図鑑の決定版」とwebショップでした。どちらも魔術師、シャーマン錬金術師の石……云々という説明だったので、私としては、不完全燃焼。メルリナイトメルリナイト……とひたすら日本語検索し、メルリナイトの別名に「ブラック・ドゥルージー」があることを見つけました。ブラック・ドゥルージーといえば、マンガン+水晶の石です。もこもこした二酸化マンガン(サイロメレーンまたはロマネカイト)の上に、水晶が粉砂糖のような状態に結晶したものです。ならば、メルリナイトもマンガン+石英?……ぐちゃぐちゃ書くと混乱するだけなので以下は省略しますが、とにかくサイロメレーン(硬マンガン鉱)と石英という組み合わせの石なのだという情報に行き着くまでに意外に時間を要したのです。(調べ方が悪かっただけかも)別に、きれいなら、気に入ったのなら、鉱物学的にどんな石だって関係ないじゃないかという意見も、もちろんありですが、それを言うなら、鉱物的に何であるかがわかるとさらに見えてくるものがあるという楽しみ方も、もちろんありなのです。そしてこのマーリナイトは、意外にもその典型的な例でもあります。Merliniteという綴りを見つけ、地道に検索することさらにしばし。「Merlinite」が石英とサイロメレーン(硬マンガン鉱)がまざった石の宝石名であるとわかったのが最近。そして今回の「マーリナイト」をきっかけに検索していくと、さらにいろいろわかってきました。「Merlinite」で画像検索すると、アクセサリーからタンブルまで、さまざまな「Merlinite 」が出てきます。中には以前デンドリチックオパール(アゲート)として紹介した石とうり二つのものも。突っ込んで調べていくと、マーリナイト=デンドリチックアゲート(オパール)であるとするところもあることがわかりました。写真の石がデンドリチック・アゲートです。これがマーリナイトでもあるというのなら、ラッキー、うちにもあった~♪ なのですが、剛さんのお知り合いの方曰く、別の石だとのことです。しかし……デンドリチック、すなわちアゲートもしくはオパールの中に樹枝状に混ざり込んだ黒い鉱物デンドライト(しのぶ石)は、サイロメレーンと同じ二酸化マンガンの鉱物なのです。しのぶ石=サイロメレーンと説明しているサイトもあったので、少なくとも同じマンガンの黒い鉱物、その中で、樹枝状のもようになったものをデンドライト(しのぶ石)というのだと思います。そして、ご存じのようにアゲートは顕微鏡サイズの石英の結晶が集まったもの。オパールは結晶していませんが二酸化珪素の丸い粒が集まったもの。少なくともマンガンの黒い鉱物+二酸化珪素という組み合わせは共通しています。では、どこまでがメルリナイトで、どこからがそうではないのか。メルリナイトはサイロメレーン+石英、デンドリチック・アゲート(オパール)はサイロメレーン+瑪瑙なんだから石英と瑪瑙ではパワスト的(ヒーリング・スピリチュアル的)には違う……と言いきれないのです、今回の場合。実は、デンドリチック・クォーツなる石も存在します。透明な石英の中にデンドライトが黒い枝を広げている、なかなか興味深い石です。石の中にデンドライトということではアゲートの場合と同じですが、よく見ると違います。上の写真は、左がデンドリチックアゲート(オパール)の内部のデンドライト、右が石英の中のデンドライトです。(ちょっと普通よりゴツイ模様です)何度目かの繰り返しになってしまいますが、アゲートはつぶつぶ構造の石。顕微鏡サイズのすきまがたくさんあるので、マンガンはそこに染み込み、あるいは一緒に結晶したのだとしても、つぶつぶ構造の中に枝を伸ばし、立体的な模様を作ります。対して石英はぎっしりきっちり結晶した石。その中にデンドライトが枝を広げようとすれば、クラックや結晶と結晶のすきましかありません。そのため、石英中のデンドライトは平面的です。一見立体的に見えても、それはクラックが立体的に入っているからであって、デンドライトは平面的に枝を広げています。では、サイロメレーン(マンガン)と石英の組み合わせであるという「メルリナイト(マーリナイト)」はどうか。メルリナイトとして国内サイトで見かける石は、実は2、3パターンがあります。ひとつは、白と黒が細かく入り交じった石。実はこれ、どうもデンドリチックアゲートと同じ、もしくはとても近い石のようです。なぜなら、黒い部分がマンガン(サイロメレーン)ですが、そのまざり方が枝とは言えないまでも白い部分に染み込み混ざり込んだ感じで、それが微妙に立体的だったり、グラデーションのようになっているから。ぎっちり結晶した石英にまざったというには、ちょっと難があります。デンドリチックアゲートとしてアクセサリーなどに加工された残りの部分、実はあまりきれいではなかった部分……ではないでしょうか。もうひとつは、白い石英状の石に、大雑把なマーブルのように黒い部分(マンガン)がまざったもの。けっこう白黒はっきり分かれています。これは、サイロメレーンが結晶している上に石英が重なって結晶したと考えれば納得できそうです。残りひとつは、まだ、メルリナイトと名前を付けられているのを見たことがないですが、同じ石であるというブラック・ドゥルージー。だんだんわけがわからなくなってきたので、ちょっとまとめましょう。メルリナイト(マーリナイト)という石は? ……という疑問の俎上にのぼったのは以下の4つ(4パターン)の石。(1)デンドリチック・アゲート(オパール)(2)メルリナイトとして売られている、白と黒が細かく混じった石 (デンドリチック・アゲートの端っこの部分?)(3)白と黒がはっきり分かれた石(4)ブラック・ドゥルージーどれも二酸化マンガン+二酸化珪素の組み合わせです。いずれもどこかでメルリナイト(マーリナイト)だと言われています。国内の本あるいはショップで見かける、「メルリナイト」と名前を付けて売られている石という観点なら、(2)と(3)サイロメレーンと石英の組み合わせの宝石名という、宝石すなわち装飾品に用いられるようなきれいな石と言うことに重きを置けば(2)よりも(1)。石のトリミングによっては(3)もありかもしれません。今までは、鉱物的な側面からつついてきましたが、ここまで来たら、反対にイメージ的な側面からもつついてみましょう。なんといっても「Merline」、魔法使いとしては超有名人であるマーリンという名前を付けられた石なのですから、なにゆえにこのマンガン+石英(二酸化珪素)のこの石が超有名魔法使いの名前を持ち得るのかを考えなくては、片手落ちというものです。この石を握ったらマーリンのメッセージがやってきた、なんて理由だったら、私にはお手上げですが、そんなことは書かれていないようですし、もうちょっと納得できる理由が欲しいもの。直接的にマンガンと魔術あるいは錬金術の関わりは……マンガンという鉱物であると発見されたのは1774年、それより古く、ローマ時代にガラスに混ぜると透明度を増すことができるとされた黒い粉は、マンガンはマンガンでも軟マンガン鉱であるパイロリューサイト。……ということは、直接魔術や錬金術ではなさそうです。では、方向を変えて。石のパワー(効能)が説明される場合、石の色の果たす役割は大きいようです。そこで、質問。魔法使いという言葉で、思い浮かべる色とは? 少なくとも蛍光色ではありますまい。魔法使いとは、派手な魔法を使うだけでなく、深い知識を身につけ、それを身につける課程でものごとの光も影もすべて見届けてきた深い存在であると言えましょう。ちょっとわざとらしく言ってしまえば、魔術師のイメージは黒。そして、メルリナイト(マーリナイト)の力として、天と地の力を持つ、陰陽のバランスをとるというものがあるのだそうです。魔術師の色が黒であり、その上でメルリナイト(マーリナイト)に陰陽のバランスというイメージを持たせるのだとしたら。やはり色としては白と黒、あるいは黒くありながら輝き、輝きながら闇を秘めるように黒い。そのような対照的な表情を持っているべきと言うことにはならないでしょうか。そのように考えれば、ふさわしいのは(3)、そして(4)。(1)や(2)も白と黒ですが、できうれば黒に闇の深みを思わせる強さがあって欲しいと思うのです。私がマーリナイト(マーリンの石)として買うのであれば、個人的には(4)のブラック・ドゥルージーですね。KUROい石でもあるし(笑)。私たちが石の名前に出会うのは、多くが店で付けられたラベルですが、そこはそれ、多少なりとも商業ベースにのるわけで、最初は厳密にイメージで付けられていた名前が、これくらいならいいだろう、とか、同じ産地で採れた石だから、とか、見た目そっくりだし、とか、微妙にルーズに適用されたあげくに、「……と仕入れ先が言っていた」てな感じで伝言ゲーム化する可能性もあるわけです。ですから、たまには自分の意識の許す限り、鉱物的に、イメージ的に、その石をたどってみても面白いと思います。
2006/12/06
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知ってるよね、持ってるよね、おなじみだよね。……と言っていて、ふと気が付いてみたら、案外お店で売ってないかも……。そのうえ、近頃ではカッコイイ名前で売られているかも。今回の石はそんな石。ガーデンクォーツのドーム状磨き。最近では「シャーマニック・ドリーム・クリスタル」という名前も見かけるようになりました。ミネラルショーでいつもこういう石を大量に扱っているお店があるので、すっかりおなじみのつもりになっていましたが、その気になって探してみると、案外見かけないような気がします。そのうえ、「シャーマニック・ドリーム」つまり、シャーマニックな力を呼び起こすような異世界をイメージさせる石となると、磨く人のセンスも問われます。石のトリミング、つまり内包物がいろいろ入った石をどのように磨き、そのレンズ高価で内部世界をいかにダイナミックに見せることができるか。内包物が入っていれば良いというわけではなく、ポイント状のポリッシュとは違う見せ所のツボがあるのです。写真の石は、淡いスモーキーの中に白っぽい内包物がダイナミックな内部世界を作り出しています。白や緑、灰紫色など、色とりどりのない放物が作る景色も得難いですが、淡いスモーキーの中では白い内包物が、ふんわり染まって見えてなかなかシックな感じ。こうやってしみじみ見ていると、海の底を見ている気分です。今度のショーでも探してしまいそう……。
2006/12/05
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「KUROさんには珍しい」といわれてしまったローズクォーツが話題に出たついでに、もういっちょ。今度は一転して、か~な~り古い石です。まだ、おとなしくタンブルなどを集めていた頃に買ったもの。買ったときは、ローズクォーツだったはずなんですけど。いや、ローズクォーツが別の石に化けたんじゃなくて、「ローズクォーツとして売られていたということです。ローズクォーツといえばピンク色。しかし一口にピンク色といってもいろいろな色合いがありまして、昨日の写真のような透明感のあるもの、透明度が低い半透明のもの、色の濃いもの、薄いもの、やや黄色みを感じるウォームなピンク、半透明で若干紫のニュアンスを感じるピンク。中には、スモーキーがかっているローズクォーツなんてのもあって、それなどは「これって、本当にローズクォーツ!?」と言いたくなるような色です。私の場合は、どうやら透明度が高くてスターの出るもの……を集めてしまっていたようなのですが、それらのローズクォーツの中にこのタンブルを混ぜると、かなり異彩を放ちます。比べてみるとこんな感じ。明らかに普通のローズクォーツの色合いではなくて、紫ピンク系。これって、本当にローズクォーツなんだろうか?手ざわりと重さと冷たさは、水晶(石英)っぽい。手に持っていろいろ角度を変えると、ちらちら光るような気がしますが、内包物ではなくて無数のクラックによる反射のよう。そのクラックも、アゲートなどではなくて、石英系。色を別にすれば、水晶(石英)だと思っても不思議ではありません。では……もしかして染め?これにもちょっと首をかしげます。水晶(石英)とアゲート(カルセドニー)は、同じ二酸化珪素の鉱物ですが、水晶(石英)を染めるとなると、アゲートのようにはいきません。繰り返しになりますが、アゲートやカルセドニーは顕微鏡サイズのミクロな二酸化珪素の結晶があつまったつぶつぶ構造であるため、これまた顕微鏡サイズのすきまがたくさんあります。そこに染料が染みこむので、いろいろな色に染めることができます。たとえて言えばスポンジにインクを染みこませれば、その色に染まって見えるようなものです。一方、水晶(石英)には、アゲートのようなすきまはありません。かっちり結晶しています。たとえて言えば、ガラス(ガラスは結晶していませんが)。スポンジの時と同じようにガラスにインクをかけてもミンクの中に漬け込んでも、ガラスはインクに染まりません。運良く弾かれなかったインクが表面で乾いてそこだけ色が付いたように見えるかもしれませんが、あくまでも表面だけです。ガラスに色をつけようとしたら、(1)元々色の付いたガラスを作る(石英で言えばアメシストやシトリン)(2)溶かして固めるときに何かを混ぜる(内包物で色づいて見える水晶)(3)表面を特殊な方法でコーティングする) (タンジェリンやアクアオーラ)……ということになります。そしてもう一つ。水晶(石英)には、すきまがないので染料が染みこまないのですから、逆に言えばすきまがあればそこに染料を染みこませて染めることが可能です。事実、人工的に細かなクラック(ひび)を入れて染料を染みこませたビーズが売られています。同様に水晶の中にギッシリ角閃石などが内包されていて、それが磨かれている場合、そこに染料を染みこませたり、逆に脱色することも可能らしいです。それを利用したのが染めのタイガー・アイです。しかし、クラックに染料を染みこませたものは簡単に見分けが付きます。クラックに沿って色が濃くなっているからです。クラックが入っていないところは染まらないし、一見クラックが入っているように見えないほど細かくひびを入れることは不可能ですし、コストに見合わないでしょう。さて、今回のタンブルを光に透かしてみると……。※この写真は、ちょっときれいに写りすぎです。……クラックが染料で浮かび上がっているようには見えないような。とても安いタンブルだったので、実は珍しい石だとか、天然と見分けが付かない処理が施されているようでもないと思います。やっぱり、ローズクォーツ?
2006/12/04
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先日、ある石を買いました。新着品だといわれた石、入荷したてもしたて、棚に並べてまもなく、お店の人もまだひとつひとつしっかり見ていないとおっしゃっていた石たちを遠慮なく見せていただきながら、「あ、これ○○ですね」などと品定めしているうちにはまりました。池袋ショー間近なのに、暴挙です。ショーが近づくと、石が欲しくなる癖を何とかしなければ。「ショーが近いんだから、ガマン!」と意識すると、逆に欲しくなるんですよねえ……。「ショーが近いし……、どうしようかなー」「もうちょっと悩ませて下さいね」……と、長居させていただきながら、ついでにその仲間石などを手に取っていると、お店の方がおっしゃいました。「KUROさんが、その石を手にしてるのって、珍しいですよね」うーん。確かに珍しいかもしれません。ふだん、こちらのお店にお邪魔すると、「ヒマラヤ水晶で、変な石あります?」……と言っていますから。そんな私が、丸玉を。しかも、かわいらしい色の石を。そりゃあ、確かに珍しい(笑)。手に取ったのはブラジル産のローズクォーツです。紅石英です。ローズクォーツの結晶(紅水晶)の方は、結晶しているという珍しさが私の「珍しいもの好き」のツボにはまりますが、色合いのかわいらしさ、形のまろやかさがポイントのローズクォーツの磨きとなると……さて。何故か本来のツボとは違う石を連れ帰った私は、手持ちの石を引っ張り出してみてびっくり。ローズクォーツの磨き、意外にあるじゃん!丸玉が3つ(買ったのを含めれば4つ)、フリーフォームがひとつ、タンブルが2つ。これを少ないとは言いません。いつのまに……。新着石は現在お近づきの儀式中(撮影中)ですので、いつのまにか数を増やしていたローズクォーツの中からひとつ登場させてみました。ローズクォーツの丸玉です。直径2センチちょっと。クラックはあちこち入っていますが、透明感はなかなかです。ローズクォーツのビーズの中には、ローズカルセドニーをローズクォーツと称して売っている場合があると聞きましたが、この透明感とクラックの具合を覚えておけば、ある程度見極めが付くとおもいます。産地は……不明。この透明感でスターが出ることを考えると、たぶん、マダガスカル。しかし、たしかこの石を買ったのは、ブラジルの石ばかりを扱っているお店。……ということは、ブラジル産?ふんわり柔らかな、しかしクォーツらしい凛としたところを持つ透明度の高いローズクォーツは、写真に撮るのが苦手な石。今回の写真も、実は苦心の作なのです。この石をかわいくきれいに、雰囲気良く撮っておられる方を尊敬します。それとも「KUROさんがローズクォーツって珍しい」といわれるくらいなので、実は私とローズクォーツは相性が悪いのか、それともローズクォーツへの「愛」が足りないのか。さらにスターローズクォーツでもあるところの「スター」をとるのは一苦労。一応かなりくっきりスターが出るんですけどねえ……。実は密かに数があって、実は写真に撮るのが苦手な石……ローズクォーツ。今回買ったローズクォーツは、今までのものとは違い、透明度はいまいちですが、色がとろりと濃い感じ。これを機会に、じっくり写真の腕を磨くとしましょう。最後にちょこっとだけ。こんな感じの石です。
2006/12/03
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パキスタン産のアクアマリンです。2006年6月の新宿ショーで手に入れたものです。最大の特徴は、ご覧の通りの放射状結晶。母岩に埋もれ、放射状クラスターのアクアマリンの塊がパカッと割れて断面が見えている状態ですが、これで母岩に埋もれることなく結晶が現われていたら、薄青く透明感のある結晶が、まるで花のように開いたすてきな景色の石になっていることでしょう。断面が見えているおかげで、母岩に埋もれている状態でも放射状の結晶を堪能できるので、パカッと割れた状態も、この場合はありがたいです。もっと早くに登場させるつもりだったのですが、(たぶん同じ店から)放射状結晶をゲットされた方があちこちで紹介されていたので、「じゃあ、私は後ほど」と思っていたら、いつの間にかこんな時期に……(笑)。「アクアマリンで放射状!?」ネット上ではたまに見かけることがありましたが、とても手が届くものではなく、いつか見るだけでも見たいものだと思っていました。そんな石が目の前に。珍しさと美しさ、それが手が届くお値段であるというラッキーさに舞い上がり、写真の石ともう一つちょっとタイプが違うものを手に入れてホクホクしていたのですが、気が付いてみたら、放射状結晶に出会うことができたのは、このときだけ。そのとき売れていなかった石を後に追加ゲットした例はあるものの、新たに入荷してくるのを見ることはありませんでした。そのとき、その場所でだけ産出したのか、たまたま仕入れのタイミングに恵まれたのか、とにかくも、大変ラッキーだったようです。その後、いろいろページを渡り歩いてみましたが、なぜこのような放射状結晶になるのかはわかりませんでした。ただ、珍しいものであるのは確かなようです。エメラルドが放射状に結晶しているものもあるようですが、もちろんこちらはさらにレア!写真の石は、先端部分の淡い青が、根本にいくに従って濃く、緑身を帯びていく様子がまるで氷か水のよう。がさがさと、ややもろそうに見える母岩を崩したら、もっとよく見えるのではないか……と、時折よからぬ思いが頭をよぎります。きれいにクリーニングできるよりも、せっかくの放射状クラスターをボロボロにしてしまう可能性が高いので、当然、チャレンジは却下。でも…………。
2006/12/02
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ボツワナ・アゲートです。ルースのつもりで買ったものではないのですが、この形ではルースということになるんでしょうか。真実ボツワナでこういうアゲートが採れるのか、このようなデリケートな色合いで縞模様のアゲートを慣習的にボツワナ・アゲートと呼ぶのか、ちょっとわかりません。このようなみかけのものは、ビーズでもルースでもボツワナ・アゲートと呼ばれているので、ボツワナ産だろうと思うのですが、このアゲートの他にボツワナ産の石が思い浮かばないので「なぜ、この石だけ?」とちょっと不思議に思っています。とにもかくにも、ボツワナ・アゲートというのは、淡めの茶色~ベージュ、ピンクベージュの色合いで、繊細な縞模様が入っているアゲートを指しています。そういえば、ビーズやルースは見かけますが、手頃な大きさの原石はあまり見かけないかも……。そんなわけで、原石派石好きたる私としては、ちょっと距離がある石で、これまではボツワナ・アゲート=繊細な縞模様石というイメージだったのですが、この度マクロレンズで大アップにしてみて、改めて発見。アゲートの成り立ちを考えれば、当たり前といえば当たり前なのですが、この模様は「立体構造」なのです。写真の石は、不透明な層と半透明の層が規則正しく繰り返されているために、その立体具合がよくわかります。まるで筒状に巻いた紙のよう……。母岩である石のすきまを年輪のように層を作って埋めていった様子が思い浮かびます。でも、アゲートには年輪模様のものもあり、途中から水平模様に変わっていたりと、謎な模様も多々。どうやってこんな模様ができたのか、想像するのも楽しいです。
2006/12/01
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