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マダガスカルの真っ白クラスターです。内部は半透明程度の白濁ですが、外側が真っ白不透明な層に覆われています。白い水晶の層と言うより、質感からして、長石とか他の鉱物によるコーティングのようにも思えます。水晶の魅力のひとつは、その透明感です。しかし、こうやって不透明な層に覆われてしまうと、結晶の形が際立つ、別のおもしろさが表れてきます。水晶は六角柱にとんがりヘッドが基本スタイルですが、一つ一つの結晶にいろいろな個性があります。それをイラストに描こうとすると、これが案外難しい。角度、面の形、バランスなど、微妙なところが少し違うと、単なる記号になってしまって、本物っぽくなりません。水晶を描くのは難しい……と自覚したのは、水晶鞄2号を作ったときです。1号にアップリケしたイラストが、あまり本物っぽくなかったので、2号にはもうちょっとリアルな水晶をアップリケしたいと思っていました。ところが、想像で描くと、ちっとも水晶らしくなりません。では、写真をトレースしようかと思えば、バランスの良い形のクラスターはほとんどなくて、あっても透明な結晶ではどこがどこやらたどれなくて、とてもとてもトレースできません。そこで登場したのが、不透明故に結晶の形がよくわかる真っ白クラスター。全体の形は、ちょっとアンバランスなので、いろいろな角度から写した写真を用意し、このポイント、あのポイント、こっちとあっち……という感じで、あちこちの結晶をトレースし、つなぎ合わせました。水晶の形はとても微妙で美しい……としみじみ感じさせてくれたのが、このクラスターなのです。
2006/06/30
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アフガニスタン産の金雲母です。白い大理石の母岩にくっついていて、名前の通り金色。光に透かすと、母岩が透けて見えそうです。産地はバダクシャン州サ-エ-サン(サーレサン)のラピスラズリ鉱山。この美しい石は、ラピスラズリの副産物として産出するのだそうです。専門的に見ていくと、白い母岩や、金雲母の生成が、ラピスラズリの生まれた環境を物語っていることになるらしいのですが、これについては、もうちょっと頭を整理しないと、とてもまとめられません(笑)。これまでは、雲母ってぱりぱり剥がれるし、そんなに面白いと思えないし、扱いがたいへんそうだから、ちょっとねー……などと、大変失礼な思いこみで、積極的に手を出そうとはしませんでした。ところが。レピドライトを光に透かして、その美しさにクラクラ。さらに、今回金雲母の美しさにまたしてもクラクラ。きれいに固まって光に透けてくれるなら、もう、全然問題ナシでございます。ラピス・ラズリの和名は青金石。「瑠璃色」の中に黄鉄鉱の粒が星のように輝くさまがその名前の由来かと思われますが、ラピスラズリの青には金雲母の金色もぴったり……と思います。こんなにも互いを引き立てあう色合いの鉱物が、同じ産地から産出するなんて。うっとり。
2006/06/29
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ヒマラヤ水晶です。ガネーシュヒマールです。つねづね、ガネーシュ・ヒマール産の水晶を大きく2タイプに分けると緑泥・先細りタイプと、クリア・ずんぐりタイプになると思っていますが、写真の石は、このうちの緑泥・先細りタイプに分類されます。緑泥は付いていても形はずんぐりでは?……と思われるかもしれませんが、実は、ずんぐりタイプは柱面に接合線が現れる、いわゆるカテドラルタイプが多いのです。対して先細りタイプには、接合線を持つカテドラルタイプはほとんどない……と思うのですが。そんなわけで、接合線を持たず、スッキリ単結晶タイプのこの石は、ずんぐり太短くても、タイプは緑泥・先細りタイプの仲間。そう思ってみると、なんとなーく先細りっぽいシルエットにも見えます。表面は磨りガラスっぽく、表面にはうっすら緑泥をまとい、光に透かすと、なんだか和紙で作ったシックな照明のよう。なんて言っていると……竹籤を骨組みに作ってみたくなりますね、水晶型照明。ワイルドが身上のガネーシュの中では、ちょっと少数派のすっきりスタイリッシュ……と言うだけではないのです。この石の魅力は他にあります。さて、ぐるりとターンしていただきましょう。ちょうど上の写真の状態から180度回転させるとこんな感じ。なんと! 錐面のひとつだけがつやつやで結晶の内部がくっきり見えます。しかも、結晶の内部は底面に緑泥が敷き詰められ、中心部分にうっすらグリーン・ファントム!これは……まるで、テラリウム。石の外側と中側を見せる、心憎いまでの自然の演出です。「もしかして、磨き?」ガネーシュ・ヒマール産に磨きはまずないことは承知の上で、確認しました。ナチュラルです。このひとつだけツヤピカ透明な面も、間違いなく自然の状態です。先細りタイプでありながら太短い石だからこその内部空間。スッキリシャープで磨りガラスな結晶面だからこその光の通り具合。一番大きな錐面だけが、念入りに磨かれたような透明感。すべてが厳密に計算され尽くしたかのようです。だから、自然ってすごい!
2006/06/28
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パキスタン、あるいはアフガニスタン産のショール(鉄電気石)です。ショール・トルマリンという表記も見かけますが、ショール=鉄電気石なので、ショール・トルマリンじゃ鉄電気石・電気石になっちゃう……と思うので、ここではショールと表記します。トルマリンといえば、豊かな色彩を誇る宝石鉱物です。緑あり、青あり、ピンクあり。珍しいところでは黄色だってあります。美しい色合いのトルマリンは、もちろんクラクラするほど魅力的……ですが、まっ黒不透明のショールも、なかなかどうして魅力的だと思うのです。写真のショールは、まっ黒つやつや。太い結晶に細い結晶が寄り添うようにくっつき、形はまるでトルマリンのカテドラル風。写真に撮るには、このまっ黒さが災いして、どうにもきれいに写らなくて四苦八苦しましたが、窓際で写真を撮ろうとすると、部屋の中に光の反射をまき散らし、目を楽しませてくれます。この形とツヤツヤ加減が、私のハートをがっちりキャッチ。見つけたときには、「まるで、夜の色だよねえ~」と離せなくなってしまいました。星の見えない漆黒の夜を、鋭い光の筋で閉じこめた夜の塔。そんなイメージで撮った一枚です。
2006/06/27
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加工の予定がないのにルース、第2弾。レインボー・ムーンストーンです。大きさは直径8ミリほど。ご存じ、レインボー・ムーンストーンは、ムーンストーンと名前は付いていても、いわゆる正統派ムーンストーンが属するアルカリ長石(カリ長石)ではなくて、ラブラドライトと同じ斜長石グループに属します。簡単に言ってしまえばレインボームーンストーンは、ムーンストーンとは成分も輝きのメカニズムも違い、「ホワイト・ラブラドライト」といった方がふさわしい石なのです。……とカタい話はここまでにしておいて、何故この石かと言えば、それはもう、この形と小ささ。レインボー・ムーンストーンの色合いは好きなのに、なぜかこの石、タンブルを見かけないんです。目に付くのはアクセサリー。ところが、好きと似合うとは別物で、レインボー・ムーンストーンのアクセサリーはどうもいまいち似合わない(気がする)。好きだけど……と二の足を踏んでいたところで見つけたのがルースでした。小さくて、ころりんと丸くて、しっかり、はっきりレインボー!(しかも小さいので安い!)まるで、ひとつぶのしずくに、雨あがりの青空と虹が写り込んだかのよう!これこれこういうわけで光の干渉がおきて虹色に見えるのだ……と解明されていても、石の中にこんな虹が現れるのは不思議に思えます。
2006/06/26
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ブラジル産のレモン水晶です。イオウのインクルージョンで、ミルキーなレモン色に見えます。全く見かけないほど珍しいものではありませんが、比較的数が少ない部類に入るようです。最初はそんなに珍しいと思っておらず、とりあえず一つ……と買って、ふと気が付けば、やはりあまり見かけないのです。中でも、透明感があるものは少ないです。写真の石は、ややエッジがこすれた感じでダメージがありますが、ほどほどの透明感と色合いがあるので、ポイント高し。さて、この石の雑記を書くにあたって、もう一度確認のために検索してみてびっくり。「レモン水晶」「レモンクォーツ」の画像検索で引っかかる水晶のほとんどがイオウのレモンクォーツじゃない!「Lemon Quartz」だとさらにびっくりで、海外サイトの画像が引っかかってきません。もしかして、「レモン・クォーツ」は、日本のみの名称なんでしょうか。ついでに「Sulfur Quartz」でも検索しましたが、これもかんばしくありません。一体、イオウ入り水晶は何と呼ばれているのでしょう?私の調べ方が悪かったのでしょうか。ご存じの方、情報プリーズ!さて、話はちょっと戻って「レモン水晶」「レモン・クォーツ」で画像検索した場合のレモン水晶ではない、もとい硫黄のレモン水晶ではないレモン水晶についてです。これはどうやら、スモーキー・クォーツを加熱した色合いのようです。スモーキー・クォーツはアルミニウムイオンを含み、天然の放射線を浴びることで着色中心(カラー・センター)ができて、光を吸収するようになり、黒(茶色)っぽく色づいて見えていると言われています。スモーキー・クォーツを加熱すると、この着色中心(カラー・センター)が失われ、スモーキーの色合いは消えてしまうのですが、中にはわずかに緑がかったような上品なレモン色になるものもありこれらもレモンクォーツと呼ばれているようなのです。同じ名前があるのはややこしい……。ともあれ、ネットで見かけた「ヒマラヤのレアなレモンクォーツ」もスモーキー加熱の可能性大です。(ヒマラヤのスモーキーであるかどうかは謎ですが)アメシストとシトリンは鉄イオン、スモーキーはアルミニウムイオンが含まれていて、プラス放射線の影響で黄色や紫や黒(茶色)に見えているといわれていますが、アメシストが含んでいるのは鉄イオンだけではなく、アルミニウムイオンも含んでいます。同じようにスモーキーも鉄イオンを含んでいるのだそうです。つまりは極微量のイオンと天然放射線の違いで異なって見える、危ういバランスの上に成り立っている色といえるかもしれません。やはり、色の付いた水晶は、窓辺に起きっぱなしにしない方が良いと思います。最後に、アメシスト加熱の焼きシトリンの写真を一枚。最近ではこの手のシトリンを天然といって売るあんまりなお店も少なくなってきたのではないかと思うのですが……。せっかくきれいな色合いなのですから、ちゃんと正しく表示していただきたいものです。もちろん、この石は表示されていました。
2006/06/25
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本日は臨時さぼり……。ロード・オブ・ザ・リングを見ていました。DVDを持っているのに、やっぱり見てしまう……。長かった。でも面白かった。ただひとつ、冒頭で「エルフのレゴラス、勇者アラゴルンたちと……」と概要説明が入ったところがいただけない。「勇者」はないだろう「勇者」は。ゲームじゃあるまいし。かといって、野伏じゃあ耳で聞いてもわからないし、「さすらい人」だと言葉だけでは意味が違って聞こえてしまう。「剣士」でも音だけではわかりにくいか……。でも「勇者」も違うと思うぞ。
2006/06/24
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昨日は、むちゃくちゃ長い2周年記念雑記におつきあいいただき、ありがとうございました。長いだけに、別館サイトに収納するにしても、おそらく「Free Talk」か「Special」行きで、「My Stones」にこの石を紹介できなくなってしまうので、おまけでいつもの雑記風に紹介したいと思います。同じ石、同じ写真で失礼します……。さて、改めましてインドの蝕像水晶です。夕凪さんより「ヒマチャルプラデシュ県・クル地区・マニカラン村」産であるとの情報をいただくことができたので、(ありがとうございます)堂々とインド産ヒマラヤ水晶の蝕像トライゴーニック(長!)と言うことができます。コメントにも書いていただいたように、ほんのりピンク色の正体は鉄。レムリアンシードの表面がほんのりピンクであるのと同様に、磨りガラスっぽいテクスチャの結晶表面を、鉄が自然コーティングしているために、ほんのりピンク色になっています。私は、産地を聞くことができなかったのですが、このピンクが決め手になってクル渓谷産であろうと思っていました。水晶そのものは、うっすらスモーキー……スモーキーと言うほどの色ではありませんが、クリア水晶と言うには色黒です。長さは11.5センチ、重さは255g。なんだか、大きさの割に重いような気がするんですけど……。以前にご紹介した蝕像水晶も、錐面が比較的残っていますが、こちらには「▽」が見られません。しかも溶け方が違います。ブラジル産の方は、まさしくスポンジ。対してインド産の方は、溶け方がやや規則的……強いて言うならソロバン型水晶を積み上げて押しつぶして固めた感じ(笑)。この溶け方に近いのが、「セプター水晶」として紹介したオーストリア産水晶なのです。この水晶、ラベルがセプター水晶だったので、首をかしげつつその通りにしたのですが、その後、蝕像水晶として扱われていることもわかりました。オーストリア産水晶を買った石屋さんによると、この手の水晶は、溶けたのではなくセプターだと扱われていることもあるのだそうです。しかし、「▽」が出ている以上、溶けていると思うんですけれど……。「トライゴーニックは溶けてできた▽」と教えていただいた石屋さんによると、格子欠陥のある結晶が溶けるとトライゴーニックができると言うのです。要するにトライゴーニックが現れる水晶の結晶にはある種のクセがあると言うことなのでしょうか。オーストリア産の水晶に錐面が残っていて「▽」が現れていたら、もっとよくわかるのに……。そうそう、ミネラルショーでは、たくさんの石好き仲間さんにお会いできるのが楽しみの一つ。石のパワーがわかる石好きさんに、この水晶を見ていただいたところ、お一人は「海の泡か炭酸みたいにシュワシュワする」、もうお一人は「胸から頭頂までのチャクラをこじ開けるというか、内部にある卵(のようなもの)を割って何かが出てくる感じ」で、その方にとって「やばい」のだとか……。ともかく、何か感じる石であることは確かなようです。個人的にはやはりこの水晶は、溶けてゴツゴツになった水晶だと思います。溶けていながらなおうっすらピンクに鉄コーティングされているということは……鉄錆どろどろの中で結晶し、溶けた水晶ということになるんでしょうか。もしかして、マニカランムラにわき出るという温泉も鉄錆色……とか?
2006/06/23
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6月22日で当ブログは2周年となりました!現在別館サイトにて、2周年記念オリジナル壁紙を配布中です。バナークリックで別館サイトへGO!
2006/06/23
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長いですけどおつきあい下さいませ(汗)「▽」の意味はすでに述べたとおりですが、この世ではないあの世からくるという方向とそれを受け止める器の形である「▽」が水晶が溶け消えていく課程である蝕像として現れる偶然。そしてもうひとつ。「▽」と対称のイメージである「△」が組み合わさると、イスラエルの国旗にも使われている六芒星となります。上と下、正と負、生と死、男と女。相反するイメージをひとつにしたこの図形は陰と陽の統合であり、「調和」であり、「完全」であり、西欧の伝統では天空=大宇宙の諸力を制御する鍵として用いられます。同じく呪術的意味の強い五芒星(☆)が上下逆になると意味を変えるのに対して、六芒星は上下を逆にしても形が変わらないために、普遍の大宇宙を示すというのです。さて、水晶においては面の形は、別の図形のアウトライン(シルエット)であることがあります。エジプトの女神イシスの象徴であったシリウス(☆)は五角形、十字軍のテンプル十字のアウトラインはグラウンディング・フェイスの八角形でした。六芒星のアウトラインは六角形。そう、言うまでもなく水晶の基本スタイルである結晶の断面の形です。六角形の結晶を持つ鉱物は他にもいろいろありますが、地球上に多く存在する石英の結晶であり、古来から神秘的な力の宿る媒体として扱われてきた(らしい)水晶の形が六角形であるというのは、とても印象深い偶然です。これを単に偶然とするのではなく、まさしく大地の結晶である水晶が、宇宙と調和を意味する六角形の形を持ち、それが溶け消える際に、この世ではないあの世からくるという方向とそれを受け止める器の形である「▽」を浮かび上がらせる。……これに何か意味があるとしたら、一体なんなのでしょう。私は、トライゴーニックに「死」という、一見恐ろしいイメージが付加されているのを不思議に思いました。なぜ、「死」なのか。ここに水晶の六角形が調和と宇宙であるというイメージを重ね合わせると、この「死」が、個人の「死」を意味するものではないような気がしてきました。「イシス」や「グラウンディング」について考えたときにも思いましたが、石のメッセージ(と考えられるイメージ)は、対個人(石の持ち主)に向けられたものというよりも、むしろもっと大きなものではないでしょうか。「調和」「宇宙」を意味する形を結晶に持つ水晶が、溶け消えながらその身に浮かび上がらせた「死」のイメージを持つ「▽」。ここまで考えたとき、本の(漫画だったかも)一説が浮かびました。「とって食う」ことばかりを考えて「とって食われる」ことを忘れたものは、いつか何かに退治されてしまう気がする。地球に生きる命は、良くも悪くも「食う、食われる」のルールの中にあり、そのルールは命が失われることで別の命がつながれていくサイクルを作っています。しかし、「とって食われることを忘れた」人間はこのルールから、はみ出しかけてはいないでしょうか。環境を変える術を身につけた人間は、地球という自然の中に生きていることを、忘れかけてはいないでしょうか。かつて、人間はやさしく、深く、厳しく、恐ろしい自然を力の及ばない何か大きなものとして畏敬してきました。しかし、「まつり」からもおそれ敬い身を慎む「祀り」の側面が失われ、ただ浮かれ騒ぐ「祭」だけになってしまったように、人間は「何か」を忘れてしまったのではないでしょうか。トライゴーニックの「▽」に託された「死」のイメージは、人間が忘れた「何か」に対するメッセージのように思われます。「死」を思い出せ。死んで大地に返る命であることを思い出せ。それは地球の命の輪の中で生きていることを思い出せ。ということなのかもしれません。だとしたら……トライゴーニックが「強い石」だと言われるのもわかるかも……。と、ニブい私は考えました。最後に。……というわけなので、トライゴーニックは「溶けてできた▽」に決定!個人的に限定させていただきます!
2006/06/22
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というわけで、前置きが長くなりましたが、恒例の「重箱の隅つつき トライゴーニック編」!私にわかるところから。それは「▽」。パワーやその理由については、わからなくても、トライゴーニックが「▽」付の水晶であることは一目瞭然。ネットで「トライゴーニック」とされている石を見てると、ウロコのように無数に「▽」なものがあったり、数個の「▽」がくっきり刻まれているものがあったり、いろいろですが、やはり「▽」がトライゴーニックの目印。ところで、この「▽」、ドゥ氏の著書では「自然に刻まれた三角形」として登場します。その後「先端の面の三角形が両方向をむいていることがわかりました」という記述が現れ、それと添えられたイラストによって、どうやら「▽」であるらしいことがわかるのです。つまりは「▽」が凹状であるとか、数がたくさんなければならないとか」そういうことは書かれていません。では、どんな「▽」でも良いのかというと……。お世話になっている石屋さんによると、「トライゴーニックは、水晶が軽く溶けることで現れた「▽」のこと。結晶の埋め残しでできた「▽」はトライゴーニックではない」とのことです。話だけではわかりにくいので、写真を見ていただきましょう。こちらが溶けてできた(らしい)「▽」こちらが埋め残しの「▽」。埋め残しというのは、カテドラルなどに見られるように、大きな一個の結晶のようでありながら、実は複数の結晶がぎゅっと固まったように成長しているもので、固まって成長した隙間が「▽」に見えているというものです。比べてみると、溶けてできた方は比較的浅く、「▽」の形もやわらかめ。一方、「埋め残し▽」は、まるで刃物で彫ったようにシャープで深く、数も少なめです。そのほか、石全体を見ても「溶け▽」は溶けてできただけに石そのもののエッジも丸みを帯びています。「埋め残し▽」の石は、エッジがシャープであるという違いも見られます。もうひとつ、トライゴーニックという名前についてですが、業者さんの中には、水晶の「△」や「▽」をまとめて「トライゴン」というところもあります。この「トライゴン」、実は水晶のための用語ではありません。ダイヤモンドの原石の表面に見られる「△」のことなのです。この「△」は「浸食ピット」とも呼ばれ、地底深くで生まれたダイヤモンドが、地上に運ばれる際、表面が浸食されて付いたものだと言われています。一方、水晶の「凸状△」は、水晶が成長していく時の痕跡であることから「成長丘」、「凹状の▽」は、水晶が溶けていくときの「蝕像」と呼ばれています。溶けるときに「▽」ができることは、実験で確認されています。もともと水晶の三角模様はトライゴーニックとは呼ばれていませんでしたが、ダイヤモンドと同じように浸食されてできた三角模様であることから「トライゴンのようなもの」という意味で「トライゴーニック」と呼ばれるようになったと考えられます。同じ浸食によって(溶かされて)できた模様ということならば、溶けてできた蝕像である「▽」のみをトライゴーニックというのだという考えは理にかなっています。さらに考えてみたいのが「△」「▽」という図形です。三角形は、最小の本数の辺で囲まれた図形であり、形の成立する根元となる形として、精神面にも強い影響力を持つと考えられています。「△」と「▽」がそれぞれどういうイメージを与えられているのか、調べてみました。※表を入れたら間があいてしまいました。下に続いています。スクロールしてみて下さい。△▽地から天・肉体から霊体を表象天から地・霊体から肉体を表象生命の物質の制限から霊への上昇神の生命の物質への降下地球からのマイナスのゆらぎを取り入れる形状逆三角形は宇宙からのプラスのゆらぎを取り入れる形状女性を表す男性を表す男性と剣を象徴女性と聖杯 を意味する。正位置・陽・男性逆位置・陰・女性ざっとまとめるとこういう感じでしょうか。男性女性のイメージが両方にあったり、プラスマイナスもどっちもどっちだったりしています。やっぱり単なるイメージか! ……と投げ出したくなりましたが、ここは心を落ち着けてじっくり眺めてみると……。やはり、三角形は矢印の先端がそうであるように、強力な方向性を持つ形なのです。すなわち、△は上(↑)へ。▽は下(↓)へ。どちらを男性と見、どちらを女性とするかは、そこから派生するイメージによって分かれても、形そのものが示す方向は揺るぎようがありません。この形を上下の方向そして捉えるならば、「どこ」から上で「どこ」から下なのかという基準点がなければなりません。さらには、「下」には上から「どこ」へという意味も出てきます。それはもちろん「自分」でしょう。では、さらに考えを進めると「上へ(↑)」という場合は出発点は「自分」ですが、「下へ(↓)」へという場合、特に自分に向かって降りてくるというイメージでは、見知らぬものが自分に向かってくるということになります。自分がいる「ここ」ではない場所というのは、この世ではない場所、神のおわす場所、つまりはあの世です。ジェーンアン・ドゥ氏は、人を取り巻くエネルギー体の一番外側にあるという霊体は外向きの三角形の集まりで、死にさいして向きが逆になったのだと感じたそうです。このビジョンもやはり、三角形が持つイメージによるものなのでしょう。「▽」は、自分のいる「ここ」ではない見知らぬ場所からやってくるもののかたち。同時にそれを受け止める器の形。器として受け止めることで、「▽」そのものが「あの世」の一部となり得ます。最初に述べたようにシャーマンが現実の向こう側(あの世)を旅し、その能力によって肉体を取り巻くエネルギーの流れを癒す者であるならば、「▽」を刻みつけたトライゴーニックが意識的な死・魂の旅やシャーマンの入り口に導く石であるとされるのも頷けます。長々と書いてきて、やっとトライゴーニックの意味に納得できました。突然「▽をある石はシャーマンの入り口に導く石です」なんて言われても「なんじゃそりゃ」ですが、しつこく順を追っていけば、なーるほど……。……というか、ここまでしつこく順番に考えないと理解できない私がニブいのか。さて、「▽」はここでひとまずおしまい。主役の石に話を戻します。「初めて▽付を見つけちゃった~♪」と浮かれていたのがひとまず落ち着くと、だんだん違うところに目が向き始めました。溶けかけた氷のようなこの石。もうちょっと溶けたら、水晶であることもわからなくなっていたかもしれない石。「▽って、ホントに溶けて現れる形なんだねえ……」としみじみ。この石よりも前に買ったトライゴーニックも、普通の水晶に比べるとエッジが丸くて「つるすべ」という感じでしたが、「▽は水晶が溶けて現れる」と聞いていなければ、妙なつるすべ感が溶けたせいであることがわからなかったことでしょう。しかしこの石はみごとに溶けてます。水晶が溶けて現れる「▽」。三角形の持つ意味を調べた今、これはものすごい偶然としての意味をもつものになりました。(続きます)
2006/06/22
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えー、最初に御礼申し上げます。6月22日で当ブログは、めでたく2周年を迎えました。訪問者数トータル235,000人以上、一日平均322人。ありがとうございます!こんなにたくさんの方に訪れていただくことができた当ブログは幸せ者です。これからも写真&雑記でがんばります!……と気合いを入れたところで、今日の雑記は2周年スペシャル。数日かけて、気合いを入れて書きました。例によって、長くて隅をつついておりますが、おつきあい下さいませ。---------------------------------------------------------------------------池袋ショーにつづいて、今回のショーもアフガン&パキだねえ……。……と、最終日の新宿ショー会場を例によってうろうろ回遊していた私に、「石のお告げ(笑)」が下りました。あるいは「虫の知らせ」……とにかく最終日、ショーも終わりに近づいた雰囲気の中の思わぬ発見。もしくはインド・ブースの逆襲。たしか、この会期中に一度見た石なのです。「蝕像水晶なら、ブラジル産のを持ってるし」……と、一度は手に取ったものの、あっさり戻してしまった記憶がありました。なのに、その石を何故再び手に取ったのか。なぜ、「それ」を確認しようと思ったのか。理由はともあれ、手に取った、見た……そして発見しちゃった。それは……こんな石。インド産の蝕像水晶です。ほんのりピンクなのは、まさかローズクォーツではなくて、鉄分がうっすら表面をコーティングしているため。この色合いや、他に置いてあった石から推測して、インド産ヒマラヤ水晶と言われるクル渓谷産であろうと思われます。(HIMALAYA QUARTZとして売られていました)ご覧の通り、かなりガジガジに溶けています。溶けてはいるけれど、ほんのりピンク。磨りガラスのような、デリケートなピンクなので、「パウダリー・ピンク」とでも言いましょうか。色と形が、アンバランスで目を惹きます。大きさもけっこうあります。確かに、(インド)ヒマラヤ産の蝕像水晶は珍しく、ほとんど見かけたことがありません。「おー、ヒマラヤの蝕像」と(一度見ているのに)手に取り、「そういや、アレは溶けてできるんだよね」……となんの気なしに確認して……見つけちゃいました。錐面の「▽」連打。自力で見つけた初めての「▽」!しかも(インド)ヒマラヤ。おまけにピンクで、がっつり溶けてる(←ここがポイント)。トドメの三連打、いや五連打。「やった」!と思いながらも、ミネラルショーお買い物心得に従って、心の中で小躍りしました。ヤバい。(でも、顔は笑顔)目玉がないとか言いながら、それでもミネラルショーの魔物に掴まって、財布は軽くなっている。でも……。すでに敗北宣言かも……と思いながらの質問に、返ってきたお値段は、大変ビミョー。軽くなった財布にはイタい。だけども単晶とはいえ(インド)ヒマラヤでこの大きさなら、まあ、妥当な範囲内。(安いかも)しかも、蝕像で「▽」付。さらにはしっかり溶けてワイルド!結果はあえて言わなくても、すでにおわかりですね。白状します。パワーなんて少しもわからないのに、こういうものに興味があります。鉱物系にもなりきれず、かといってスピリチュアル系でもない、まさしく隙間系石好き。つまり、きれいなもの、おもしろいもの、不思議なものが好き!……だけども、「不思議」のままにおいておくのではなくて、ついつい調べちゃうところがちょいカタめ。「珍しい」に負けて、「▽」付を一つ買ってしまったことがありますが、それはお店の人が、ちゃんとそれを目的で仕入れてラベルを付けたもの。それに対して、今回は自力で見つけちゃったのです。これは「お店のラベルじゃなくて自分で探す」というKUROスタンスにばっちりマッチ。しかもヒマラヤ(以下略)。せっかくなので「▽」について調べてみました。水晶の錐面(ファセット)に現れる凹状の「▽」、または「▽」付の水晶をクリスタル用語では「トライゴーニック」といいます。たまたま唯一読んだクリスタル・ヒーリングの本クリスタル・ジャーニーにもトライゴーニックについて書かれている部分があったので、抜き出してまとめてみます。ジェーンアン・ドゥ氏曰く……●数多くの(逆)三角形が自然に刻まれている。●手に取るとエネルギーの転換(シフト)がおこった●ものごとを変性させるよりもパターンを正しい位置に収めるものさらに、ネット上でトライゴーニックの意味として紹介されている●肉体(肉体的意識)と魂(無意識)を結びつけ、 生きながらにして意識的な死・魂の旅ができる石である。●持ち主をシャーマンの旅の入り口に導く●魂が自己表現をすることを助けるという説明も載っていたので、これらはジェーン・アン・ドゥ氏の説がもとになっていたようです。ドゥ氏は、部族社会の癒し手であるシャーマンを、現実の向こう側(夢や過去生、輪廻など)を旅する能力を持つ人であるととらえ、その能力によって、肉体ではなく、肉体を取り巻くエネルギーの流れとも言うべきものに本来の流れを取り戻す手助けをするのが、その癒しの術であると考えているようです。(……と理解してみました)さらに、部族社会ではない現在において、同様の「癒し」を考えるとき、多様化された社会の仕組みやニーズに合わせた儀式が必要となり、それらの方法や考え方が、クリスタルヒーリングやクリスタルを使ったカウンセリングなのだということになるようです。つまりは、かつてのシャーマンが伝統的・感覚的に行ってきたことを現代風に捉え、説明していくと、シャーマンが「現実の向こう側」に旅する能力を持って癒してきた肉体ではない個人(肉体を取り巻くエネルギーの流れ)は、光の身体(ライト・ボディ)と表現され、それは、肉体に近い方から●感情体(いわゆるオーラ。虹色の流れや渦巻き)●精神体(立方体や直方体の集まり。青や紫や金)●霊体 (やじりのような三角形の集団。白や金)のように捉えられるのだそうです。これらはいわゆる個人の範囲であり、同時に肉体から遠いほど、個人や時間の範囲を超えた魂のおおもととも言うべき「全体」に近づく……というイメージになります。いつもならば、名前だけの問題なので、パワーや意味については手をふれないのですが、今回はちょっと理由があって、長々とまとめてみました。(門外漢の私がまとめたので、間違っていたらごめんなさい)話は戻ってトライゴーニックです。ドゥ氏は、人の誕生や死の際、霊体の三角形が動きや向きを変えるように感じているらしく、それがトライゴーニックの「▽」の連打と重なり、最初に挙げたトライゴーニックの意味のもとになっているようなのです。……とまとめては見たものの、根がスピリチュアルではない(らしい)私には、いまいちピンときません。なぜ三角形?なぜ、「△」ではなく「▽」が生だの死だのシャーマンだのという話になるんだろう?「▽」付の水晶の何が、そういうイメージを呼び起こしたのだろう?この疑問に、それはイメージの世界の話なんだから。「▽」付水晶が、きわめて数少ないから」……と答えるのは簡単なのですが、別の答えはないものか……自分にわかるところからつっついてみることにしました。
2006/06/22
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私には、とても珍しくルースなど。買ってもアクセサリーに加工する当てなどないのに、何故買うかといえば、ルースしかない、というのが最大の理由。インドネシア産とも、オーストラリア産ともいわれている「バイオレット・カルセドニー」です。ブルー・カルセドニーならまだしもタンブルがあったりするのですが、このバイオレット・カルセドニーは、原石も、スライスも、タンブルも見かけません。少なくとも、私は現物を見たことがありません。たとえ、原石があったとしても、高そう……。(ブルー・カルセドニーの原石って、案外高くありませんか?)ならば、小さなルースでその色を楽しむとします。さて、カルセドニーは、ご存じの通り、微細な石英の集まり(潜晶質)で、なめらかに見えても顕微鏡サイズの穴がたくさん空いていて、容易に染めることができます。シーブルー・カルセドニー(カリビアン・シーブルー・カルセドニー)と呼ばれる、緑がかった青(ラリマーの青い部分のような色)のカルセドニーがありますが、なぜか、ルースやビーズなど加工されたものしかみかけないなあ……と思っていたら、やはり染色であったということがありました。銅を含む染料で染められているのだとか、普通の染色とは違う方法で染められているので、退色しないのだとかいわれていますが、染めの瑪瑙が退色下とか色落ちしたという話も聞かないので、どう違うのでしょう……。それはさておき、この紫色のカルセドニーも、ルースしかみかけないので、これもおそらく染めであろうと思っていました。ところが。ちょっと調べてみたら、なんと天然であるという資料が出てきました。分析してみたところ、一般的な着色剤は検出されず、アメシストと同様、鉄(と微量のチタン・マンガン)による色ではないかと考えられるそうです。くわしくはこちら。鉄が混じっているためというよりも、鉄イオンが含まれることで黄色~黄緑の光を吸収するようになり、その補色である紫色に見えているということらしいです。カルセドニー版アメシストってことでしょうか……。ほー、ナチュラル・カラーなのか!興味を覚えてミネラルショー(今回のではなく)で見てみたところ、実物はなかなか上品な色。アメシストよりはピンクがかったミルキーな紫です。透かせばカルセドニーらしいモコモコ模様(左)。そして、見る角度によってはなぜかピンク色が浮かび上がります。これはデジカメ・マジックではなくて、肉眼でも見えます。同じ光の元でそう見えるので、カラーチェンジではなさそうですが。アメシストでは見られない色の変化が面白くて、小さな小さなルースを買ってしまったというわけです。透明感があって、母岩までくっついた原石かスライスがないかなあ…。ところで、この石について調べているときに「バイオレット・カルセドニー」と「パープル・カルセドニー」の二つの名称がたくさんヒットしました。どうでも良いことかもしれませんが、バイオレットは「すみれ色」パープルは「紫色(深紅色・赤ワイン色)」というような意味になります。つまり、パープルだと、濃くて赤みの強い紫というわけなので、個人的にはバイオレット・カルセドニーに軍配を上げます。
2006/06/21
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これも新宿ショーの戦利品。高さ2センチ弱の小さな小さなポリッシュ・ファントムです。見どころは何と言ってもファントムの美しさ。白い布か花びらが幾重にも重なって漂っているよう。そんな層状構造のファントムなのです。いったいどうやってこんなファントムができたのやら……。考えてみたのは、こういうメカニズムです。(1)白いふわふわが層状構造に堆積する。(2)その中に水晶が結晶する。(3)水晶の中に内包された部分だけが固定され、残りの白い部分は消えてしまう。(4)その後透明な水晶が上を覆う。うーん。層状構造の中で水晶が少しずつ大きくなっていったら、層が壊れるような気もするんですけどねえ……。徐々に大きくなるのではなく、ファントムの大きさの水晶が一気に結晶したら、層状の内包物がそのまま閉じこめられるかも……。いつかは是非ともナチュラル(非研磨)で、できればクラスターになっているのをみたいものです。それとも、石英状で結晶の形をしていないのでしょうか。それも面白そう……。このタイプのファントムはありそうでいて、実はあまり見かけないタイプ。見つけたら小さくてもゲットです♪
2006/06/20
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先日の、ガネーシュ産カヤナイトを、見た目に近く撮ってみました。だいたい角度を合わせたので、化けっぷりがわかっていただけるでしょうか。↑これが……↓こうなる。おおバケ。
2006/06/19
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ブラジル産のインディコライト(青トルマリン)入り水晶です。これまでにいくつか、インディコ入り水晶をご紹介しました。えーと……1号&2号、3号、4号……(汗)……とこれが5号……かな?3号以外は、小さい石ばかりですけれど。5つめ(汗)となるこの石は、7センチほどの長さのクラスター。こういう形はあんまりクラスターに思えないので、集団結晶とでも言いましょうか。細い結晶がほぼ同じ方向を向いて固まっており、真ん中の母岩にあたるところから、インディコライトが煙るように内包されています。ちょっと灰色っぽい青ではありますが、色の入り方に濃淡があって、雰囲気たっぷり。ひとくちにインディコライト入りの青水晶と言っても、「青トルマリン入り」といいたい、かなり太い結晶が入ったものから、形状がはっきりわかる針状結晶が内包されたもの(1号)、ちょっと緑を帯びた青でミルキーな感じのもの(3号)、トルマリンとは思えないふんわりとした内包のもの(4号)、灰色っぽい青のもの(5号)など、パターンはさまざま。「青はいくつあってもいいよね~」とは、某石好きさんのお言葉ですが、青い水晶には知らず知らずのうちに手が出ちゃいます。青の魔力に掴まったのは私だけではないので(笑)、石好き仲間のコレクションを含めると、実にさまざまな青水晶を見ることができます。え!? これ、水晶!? と目を疑うほど濃い青のものや、鮮やかに青くて、しかも照りと若干の透明感があるもの、細いトルマリンが散らばって入っていて、何とも柔らかなほんのり青、細い針状結晶だけれども一本一本の輝きが強くて、青銀色に見えるもの……。みなさんの青水晶が一堂に会することがあったら、さぞかし壮観でしょう……。インディコライト入りの青水晶は、どれだけの量が産出したのか皆目不明。出回る時期によって微妙にタイプが異なるので、次々に産出しているのか、一気に掘られて出荷調整されているのか……。「もう、これだけあるから青はいいの!」と言ってはみても、きっと新たな青に心揺れ動くことでしょう。はあ……。
2006/06/19
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別館サイトの「KIRIBAN!」にHP22000hit&ブログ230000hitの空翠清流さま、HP23000hitのくりすたる。さまのプレートをアップしました。ここのところずっと、ブログと別館サイトのアクセス数が、一桁違いで推移しています。今回も23000hitと230000hit……。なんだか面白いなあと思いつつ、作るとなると混乱しています(笑)バナークリックで別館サイトへGO!ハタと気が付いたら、なんとブログ2周年まであとわずか!今回も壁紙プレゼントいたします。この石の壁紙~というのがありましたら、リクエスト下さいませ。
2006/06/19
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……サッカー、見てません。いえ、見てはいますけど、時々テレビを付けて試合経過を確認する程度。ダンナ曰く、「心臓に悪いので見ていられない」そうです。こっちまでどきどきするので、もういっちょ雑記をアップ。久しぶりにマクロ写真編。スモーキーのカテドラルの柱面をアップにしました。横に寝かせた結晶を撮っています。画面右が先端……左だったかな?写真では横方向に走るラインが接合線、細かい縦ラインが成長線になります。つまり、このカテドラルは、大きな一つの結晶のようでありながら、いくつもの結晶がぎゅっとひとかたまりになっているのです。複雑な柱面はバーコードのようにも見えるし、たくさん並んだ古い本のようにも見えます。なるほど「ライブラリー」というかんじ。カテドラル・ライブラリーという名前を付けた人も、こんな石を見ていたのでしょうか。ところで、海外サイトでは、Cathedral Libraryだけでなく、Lightbraryという名称も出てきます。辞書で引いてもわからない……。
2006/06/18
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石を選んだ人が、その中に異世界を見てこそ……とご紹介したシャーマニック・ドリームの2つめ。海外サイトでは、内部に白っぽい緑泥(カルサイトかも)の正統派ガーデンが入っているものがシャーマニック・ドリームとして紹介されていますが、この石も負けず劣らず、とても異世界っぽいと思うのです。ルチル……というよりアンフィボール(角閃石)でしょうか。白銀の毛並みのようでもあり、月光の草原のようでもあり。ドーム状に磨かれているので、内部の様子がよく見えます。この手の石は、かなり初期に買ったものですが、久しぶりに見ると新鮮に感じられて、なかなか良いです。
2006/06/18
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これぞデジカメマジック!……と、おことわりしておかなくてはならない一枚です。写真にありますとおり、石はカヤナイト。産地はネパールのガネーシュ・ヒマール。おまけにガーネット付。実はこの石、みかけはものすごく渋くて、青と言うより青っぽい黒か茶色。層になった板状の結晶と、光に透かしてわずかに光を透す部分の青い色で、「カヤナイト……だよねえ?」とわかる石なのです。大きさは、3.5センチほど。ガーネットに至っては直径わずか1ミリほどで、くっついている中の2つほどがきらりと光る程度です。ガネーシュでカイヤナイトが産出することは知っていましたし、見る機会も何度かあったのですが、「確かに青は濃いようだけど、これならブラジル産があるからいいや」……と、今まで手を出さずにいました。しかし、小粒とは言えガーネットというオプション付であることと、ものすごく渋い見かけにほだされ、初ゲット。カメラを向けてみたら……化けた!えーっ、この石、こんなにきれいだったの!?……と、撮った本人がデジカメマジックにやられました。肉眼で見るよりはるかに青く、ガーネットも鮮やかに輝いて、渋ーく古びて見える部分は白く光を反射して目立たなくなり(笑)、ワイルド感だけが際立って……。まるで、長年人々の崇敬を集めた山の寺院に眠っていた工芸品のよう。いやいや、写真で化ける前から、ガーネットの付具合が古びた工芸っぽいとは思っていましたが、写真で化けるといっそう見応えアリ。化けたというと言葉が悪いので、これも石の表情のひとつだったのだと言ってあげたいですが、この違いっぷりはいっそお見事。うっわー、なんだかものすごくトクした気分!……と、喜んで写していたら、見た目通りの渋い写真を撮るのを忘れました。デジカメマジックのビフォー・アフターは後ほど。今も実物をそばに置いていますが、あまりにも違いすぎ。すてきだわー……。
2006/06/17
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突然ですが、質問です。下のイラストのような水晶があった場合、どちらがエレスチャルだと思いますか?もうひとつ質問です。下のようなビーズがあった場合、どちらが「エレスチャル・ビーズ」だと思いますか?おそらくほとんどの方は、1問目は「B」、2問目は「A」がエレスチャルと答えるのではないかと思います。私もそう答えます。最近、2問目の「A」のようなビーズやそれを使ったアクセサリーを見かけます。確かにきれいですけれど、水晶とは思えないような値段にビックリします。しかも名前が「エレスチャル」。パワーには全く鈍くても、なんだかすごそうだという気分になります。ところで、みなさんすでによくご存じのように、私は原石派石好き。なんの疑問もなく2問目の「A」をエレスチャル・ビーズと言っていた私ですが、ふと「原石派石好き」の目で見たら、どうもおかしい。何がどうおかしいか、二つの質問の元になった石をご覧いただきましょう。トリックでもなんでもなくて、1問目は、写真の石をトレースしたもの、2問目はそれぞれの石の一部分を丸く切り抜いたものです。Aの石は、ブラジル産の「スーパーセブン」、(どうみても7つは入っていなくて、個人的には「非S7」ですけど)Bは、淡いシトリンのごつごつ水晶です。つまり、いろいろ内包物が入っているアメシスト混じりの水晶=エレスチャルではないということです。なのに、ビーズになると、いろいろ内包物入りだと、疑問もなく「エレスチャル」といってしまう。よく考えると、これは変。そもそものきっかけは、石好き仲間さんとの間でどうみても単結晶なのにエレスチャルといわれた、とかスーパーセブンはエレスチャルだという話を聞いた……とかいう話題が出たからです。ふーんと聞き流せばそれで終わってしまうのですが、ちょっと待て。それって変。先日の新宿ショーでも、インドブースの店員さんが、「いろいろ中に鉱物が入っているこういう水晶(磨き)をエレスチャルといいまして、鉱物が入っていることで水晶のパワーがアップするんです」……と説明していましたっけ。やっぱり、変。なんだかエレスチャルとスーパーセブンの説明が、ごちゃごちゃになっていませんか。確かに、エレスチャルと呼ばれるゴツゴツした水晶の中には、内包物たっぷりで、スーパーセブンといえそうなものがありますが、だからといって、エレスチャル=スーパーセブンというのはあまりにも乱暴です。言ってしまえばエレスチャルであると同時にスーパーセブンである石があるし、スーパーセブンであってもエレスチャルではない石もある。反対にエレスチャルであっても内包物がない石もあるってことなんですが、ちょっと頭を整理しておきたいところです。そもそもエレスチャルというのは結晶学的に「骸晶」と呼ばれるタイプの水晶のこと。要するに結晶のしかた、あるいはあるタイプの結晶の形の名前なのです。対してスーパーセブンは「クリア・アメシスト・スモーキーが混じった水晶の中にルチル、ゲーサイト、レピドクロサイト、カクコセナイトの4つが内包されたもの」つまりは水晶の中身に対して付けられた名前です。エレスチャルは「水晶の長老」だとか、「普通よりもゆっくり結晶した古い水晶」だとか言われますが、どうもこれは疑問です。なぜなら、結晶学で「骸晶」と呼ばれるタイプのものは、結晶化駆動力が大きいため、形の整ったきれいな結晶よりも結晶する速度が速いと言われているからです。この結晶化駆動力とは何かというと、簡単に言えば、水晶が成長する熱水の中に、水晶の材料となる成分(珪素)がたくさん含まれているということです。つまり、材料がたっぷりなので、あっちこっちでいっせいに結晶が始まって、ごつごつした複雑な形になったのだと言えます。くわしくはこちら水晶は、地下の熱水の中で成長します。そこに水晶の材料がたっぷりとけ込んでいるということは、他の鉱物の材料もたっぷりとけ込んでいる可能性が高いです。……となれば、水晶が結晶するのと同時に(あるいは水晶より先に)、他の鉱物もいろいろ結晶して、それが水晶に内包される可能性は高いです。しかし、エレスチャルは形の名前、スーパーセブンは中身の名前なので、内包物たっぷりだからといってエレスチャルだとは言えません。したがって、内包物入りの水晶ビーズがエレスチャルだとは限りません。そもそもエレスチャルは形がゴツゴツしているので、加工するには不向きだと思います。それよりは、内包物たっぷりの石英状態の石を加工した方がたやすいはず。昨今、パワーストーンといえばビーズでブレスレットというパターンが多いですが、お店が付けた名前に振り回されていると、エレスチャルだと思って買ったものがエレスチャルでない可能性もあるというわけです。私は原石派ですが、「実は違った」という事態は悔しいので、一生懸命自分なりに理解するようにしています。……というか、スーパーセブンというのは、ブラジルのEspirito do Santoというところで採れた内包物入り水晶のことらしいのですが、産地規定はきれいさっぱり無視されていますねえ……。
2006/06/16
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新宿ショー戦利品第3弾!例によってアフガニスタンーパキスタンの鉱物を扱うブースをハシゴしていた私は、「これ」を見たとたん、「え?」と一瞬戸惑ってしまいました。アフガニスタンのローズ・クォーツ……(仲間内の)通称・アフガン・ローズ。ローズ・クォーツは世界各地で産出しますが、通常、結晶のローズクォーツはブラジルの一部でしか産出しないとされています。しかしながら、石好きさんの間では、アフガニスタンでわずかながら結晶ローズクォーツが産出することが知られていました。アフガニスタンのローズ。クォーツは、まさに薔薇色ともいうべき濃い色のものがあり、色の美しさと引き替えに、結晶の形はあまりはっきりせず、時にカルセドニーのようなぐにゃぐにゃした形や、スモーキーの母岩にへばりつくような感じで産出するものしか見たことがありませんでした。それでも結晶ローズとして、私の中のレアな水晶リストにラインナップされていたのですが……これは。まごうことなき、結晶!しかも透明!ブラジル産でさえ、結晶ロースクォーツは白濁することが多く、透明感のある結晶は少ないというのに……。あるところにはあるものだ……。さっそく会場で顔を合わせた石好き仲間に報告。みんなでよってたかってゲットしましたとも。くっつきあった平行連晶なので、一つ一つの結晶の形ははっきりしませんが、それぞれにちゃんとトップがあり、根本まで透明です。色もしっかりピンク色♪写真の石では、根本から先端までが2センチです。クナル産と書かれていたので、綴りをお聞きしたところ、「Kunar」(綴りはいろいろあるかもしれないそうです)だとわかりました。それを手がかりに地図上の位置を探してみると、パキスタンとの国境沿いの州らしいです。この大きさ、この透明感で、ブラジルの結晶ローズよりひょっとしたら安いかもしれないお値段とは、まさに、ミネラルショーの醍醐味。以前に紹介したアフガンローズと比べると、色も形も違うので、何カ所かで産出するのかもしれません。……と、アフガンローズ・ゲットで浮かれていたら、さらにとんでもない話を聞きました。ブラジルでは、なんと、普通の水晶ほどもあるローズクォーツの単結晶や、透明な水晶にピンク色の色の帯が入った水晶が出たことがあるのだそうです。み、見たい……。また、ローズ・クォーツの色は、一番初期にはピンク色であることからマンガンが関係していると考えられていましたが、(マンガノカルサイトなどはピンク色ですし)その後、微細なチタン(ルチル)の結晶によるものだという説が有力になりました。中には、マダガスカルのローズ・クォーツはチタン(ルチル)、ブラジルのローズ・クォーツはチタン(ルチル)と燐によるものとする説も現れました。さらに最近では、マンガンが関係するという説も出てきたそうで……。目には楽しいローズ・クォーツのピンク色には、まだまだ謎が隠れているようです。もしかしたら、アフガニスタンのローズ・クォーツも、他にはない特殊な原因によって生まれたものだったりするかもしれません。
2006/06/15
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別館サイトの「My Stones」に、9点追加しました。気が付いたら一月ぶりです。しまった……!バナークリックで別館サイトへGO!
2006/06/15
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2003年末、池袋ショー初体験で手に入れた石です。とにかく、当時はミネラルショー初心者で、たくさんの石屋さんが一堂に会しているその迫力に圧倒されて、狂喜乱舞。自分が何を買いたいか、どうして買いたいかという意識も吹っ飛びがちで、いまいち記憶が定かではないのですが、たしか、ヘミモファイトだといわれた……ような。ところで、このころのショーでは、青く着色されたアラゴナイトがヘミモファイトとして売られて問題になりました。考えてみたらこの石、かなり疑惑度高し。中国ブースで買っているし、青いし、ヘミモファイトだし。お恥ずかしいことに、私は水晶に偏った偏食石好きなので、その他の鉱物となると、か~な~りいい加減です。この石も、着色アラゴナイトとして載っていた写真と比べるとちょっと違うかも……と思いながら、白とも黒とも見分けが付きません。偽物話が持ち上がると、まずは自分の石の真偽を気にしてしまうのが人情ですが、むやみやたらと疑うよりは、まずは自分である程度見極めてあげたいもの。人工的加工はちょっと勘弁していただきたいですが、名前の間違い程度なら、直せば済むことです。つい最近もモルガナイトとアパタイトで混乱してますし。まだよくわからないのがあるんですよねえ……。縁あって手元に来た石を手がかり、足がかりに、地道に石の視野を広げていきたいものです。
2006/06/14
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石の本のレビューコーナーに追加しました。あくまでも個人的感想です、念のため。バナー・クリックで、石本コーナーへGO!
2006/06/14
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昨年末からどうやら大波となって押し寄せているのが、アフガニスタン・パキスタンの石。続くかも……と言っていたとおり、今日もパキスタンの石でございます。産地はパキスタン北部のスカルドゥ。ギルギット、シガールとともにアクアマリンの産地です。となれば、当然あるでしょう……というのがアクアマリン付水晶!雲母(マイカ)は、水晶の光を反射している面に、ラメのように点々とくっついています。この石は、昨年末の池袋でゲット。ほんのりスモーキーな色合いの水晶に、淡いながらもしっかり水色のシャープなアクアマリン付。水晶の長さは約8.5センチ、アクアマリンは1.5センチのしっかりサイズ。これで、水晶が透明だったら、全体的な色味が淡すぎて、きれいだけれどもぼやけた色合いになっていたことでしょう。この石は、水晶がほんのりスモーキーであることがミソなのです。いろいろ資料を読んでいたら、アクアマリンはペグマタイト鉱脈に出るらしく、ペグマタイト鉱脈には母岩に放射性の鉱物が混じるので、水晶はスモーキーになりやすいのだそうです。なるほど。淡い色合いながら全体を微妙に引き締めている水晶の色は、偶然ではなく、アクアマリンが誕生する環境による必然だったのです。ペグマタイトとは、巨晶花崗岩とも言い、地下からマグマがあがってきて冷え固まっていく際、深いところでゆっくりじっくり粒の大きな結晶を作っていった火成岩です。このとき、マグマの中から押し出された水や気体が空洞を作り、その中ではさまざまな鉱物が結晶を作るのです。アクアマリンなどもその一つです。つまり、逆に言えばこの組み合わせは、この石が誕生した場所には、地中からマグマがあがってくるような環境があったということ。さらに言えば、ヒマラヤ山脈に続く場所であることから、インドとユーラシアのぶつかり合いが大地を溶かし、マグマとなって昇ってきたということ。濃すぎない上品な淡いスモーキーで、写真にも写っているように、ふわっと曇った感じがオパールっぽい雰囲気で、全体的に優しい感じの石に見えますが、地球が蠢ききしみ、巨大山脈を作り上げた力によって生まれた石だと言えるのではないでしょうか。
2006/06/13
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なんだか、アフガニスタン-パキスタンの石の登場が多くなりそうな予感……。パキスタンはギルギット産(たぶん)のアクアマリンです。新宿ショーの戦利品ではありませんが、お店は同じ(たぶん)。今回、「掘った」お店でいろいろな石を手に入れ、勢い余って地図まで作ってみたら、以前からうちにあった石までもが、こういうところから来た石だったのか。ヒマラヤ山脈とはこういう位置関係だったのか。……と、にわかに生き生きと見えてきました。パキスタンのアクアマリンは、淡い色のものが多く、結晶のまま、標本として流通するものも多いです。アクアマリンなんて、スッキリシンプルすぎて物足りない(高いし)……なんて思っていたんですが、今やそれも昔の話(笑)。よく見ると、面白い形のも多いです。これからは、小さくて、きれいで、面白い形のをしっかり探すことにします。地図を作る際に地名と場所を調べてみたら、ギルギットはパキスタンの北部、他のアクアマリンの産地も北部に集中していました。ギルギットは、ヒマラヤ山脈の西の玄関といわれますが、ヒマラヤ山脈につながるカラコルム山脈に位置するとも言えます。パキスタン-アフガニスタン北部は、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、ヒンズー・クシ山脈、パミール高原など、インドがユーラシアに衝突しめり込んだエネルギーで作られたと考えられている「世界の屋根」。ヒマラヤ水晶に惹かれるのと同じ感覚なのかも……とこっそり考えてみたりします。さて、写真のアクアマリンは長い方の柱面の長さで2.5センチ。(短い方だと1.5センチ)結晶の直径は約1センチ。かすかに色づくミルキーな色合いで、先端から数ミリは透明。透明な部分はゴシェナイトといってもいいくらいの色合いです。アクアマリンにしては小さくありませんが、このミルキーな色合いのおかげで、お得なプライスでした。アクアマリンは、長らく私の視線が素通りしていたように、六角柱のシャープでシンプルな結晶形のものが多いですが、これは、先端が幾段にも分かれたというか、何本もの長さの違う結晶が一つになったというか、いわば、アクアマリンのカテドラルのような形。この形が決め手でした。表面はほぼつやつや。ふんわり柔らかなミルキーの部分と透明な部分との変化もお気に入りです。新宿ショーの際に持参して突発性オフ会で見ていただいたところ、ミルキーでおとなしげな外見に反して「強い」のだそうです。これは意外。余談ですが、ミネラルショーでパキスタンのアクアマリン(母岩なし結晶のみ)が、「ヒマラヤ・アクアマリン」として売られていることがあります。ギルギットもヒマラヤのうち(一番端ですが)なので、ヒマラヤ・アクアマリンと言ってもおかしいわけではありませんが、ヒマラヤ=ネパールと勘違いして、「カンチェンジュンガのアクアマリン!」と思ってしまうと失敗するのでご注意を。もう一度、アフガニスタン・パキスタンマップを貼り付けます。Gilgit、Shigar、Skarduはいずれもアクアマリンを産出するようです。
2006/06/12
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11月10日に続いてリビアン・グラス第2弾。北アフリカのリビア砂漠で見つかることからリビアン・グラス、またはリビアン・ガラス、リビアン・ゴールド・テクタイトリビアン・デザート・グラスの名前があります。リビアン・グラスとしては、こちらの色合い、形の方がスタンダードです。満月の光をゼリーにして、スプーンでひとすくいしたら、こんな感じになるんじゃないでしょうか。ぽつんと乗った星くずのトッピングは、クリストバライトだと聞きました。モルダバイトと同じく隕石の衝突によって地球上の岩石が溶けて飛び散り固まったものであるという説が有力で、機嫌は約3300万年前とも2800万年前とも言われています。黒に近い褐色や緑など、濃いめの色合いが多いテクタイトの中ではひときわ目を惹く明るい色合いとなめらかな質感が特徴です。要は天然ガラスなので、水晶よりもモース硬度が低いです。とんがったところなどは欠けやすいので、取り扱いにはご注意を。新宿ショーでは、モルダバイトと並んで大量に量り売りされていました。それも一つのブースだけでなく2~3か所のブースで、けっこう山積み状態。質はともかくこれだけ採集され、流通するということは、もともと存在している量が多いということでしょうか。……ということは、遙か昔、モルダバイトやリビアングラス形成のもととなった隕石が地球に衝突した際の衝撃はいかばかりだったでしょう。これらのテクタイトは天然ガラスですから、どう少なく見積もっても、会場で見かけた分の溶けたガラスの雨が降り注いだということで……うわあ。どろどろのものが降り注いだのではなく、空中で固まったものということになりそうですが、それでも想像すると……。
2006/06/11
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このブログの一番初期に登場した石です。このたび、産地が判明したので新たな写真で再登場願いました。手に入れたのは2004年の新宿ショー。まだ、インディゴライト入り水晶もさほど出回っていない時期、こんな青水晶もあるのか!……と目からウロコだった、未だに我が家自慢の石です。当時は、産地を聞くのもままならず(なんと記念すべき新宿ショー初体験で、どきどき)この青の原因がなんであるかも検討が付かず、「買った、買っちゃった、買っちゃった!(以下、エンドレス)」と小躍り状態で、地に足付かず。その後、この青はクロシドライト(青石綿)だろうということがわかりました。そして、今回、写真を持参し、この石を買ったお店へ。英語が全くダメなので、お店にいらした女の方に通訳をお願いし、産地を書いていただくことができました。そのメモを持ち帰り、地名を検索し、地図上の位置を見つけてみると……あら意外。パキスタン南部だったのか!パキスタンの鉱物の多くはギルギットとされているものが多く、ギルギットといえばヒマラヤ山脈の西端にあたる、パキスタン北部。ここで産出する水晶に、よく似たクロシドライト入りを見かけたように思ったので、てっきりギルギット周辺だと思っていたら……。やはり、産地の確認は重要です。ついでに言うと、このあたりはインドがユーラシア大陸にめり込んだ際の端に当たる部分。エネルギッシュな地球の営みが現れている場所なのです。
2006/06/11
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えー、5月20日にご紹介した「ぶっとびガネーシュ」。mikken☆さんに「裏側も」とリクエストいただいていましたので、載せてみます。ヘマタイトが尾翼そっくりです。芸が細かい!ついでに咲月さんのところで陶芸の話が出たので、「自作の急須」をば。ぴったり二人分のお茶が淹れられます。もちろん偶然です。急須は、ふたと注ぎ口と、胴体と取っ手を別々に作ってつなぎ合わせるので、複雑奇怪で面倒です。しかも、焼いたときにふたと胴体の収縮率が違う!そんなこんなで急須づくりにはまっていた頃は、「お湯が入っていないのに、入っているくらい重い急須」「お湯をたっぷり注ぐと、こぼれる急須」「蓋が開かない(焼いている間にくっついた)急須」「連結急須(焼いている間に隣の急須とくっついた)」「つぶれ急須(薄く作りすぎて焼いている間につぶれかけた)」……なんて、変な急須がころころころ。それでも数をつくればなんとかなるもので、写真の急須は一応使えます。実家では、「家族のお茶を淹れるのに、普通の急須だと何度もお湯を注がなければならないのが面倒!」という理由で作った、4人分のお茶が入るポットみたいなでかい急須が現役です(笑)
2006/06/10
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ちょうど2ヶ月前の4月10日、「おちびなモルガナイト~!」として紹介した石ですが、訂正します。モルガナイトじゃなくて、ピンク・アパタイトの可能性が高くなりました。理由1 結晶の形。新宿ショーで、アクアマリンがそのままうすピンクに変化したようなモルガナイトを見ました。アクアマリンもアパタイトも六角柱の結晶ですが、アクアマリンも、モルガナイトも、六角柱の先端の角を面取りしたような結晶になることが多いです。(たぶん)※アパタイトも似たような角の面取りが出ることがありますが、 アクアマリンやモルガナイトの方が面取りが出やすいような……。 ミネラルショーでいろいろ見てみた感想ですけど。理由2 結晶の向きアパタイトは寝っ転がったように横向きになっていることが多くて、アクアマリンは直立していることが多いような。こんな小さな結晶では縦やら横やらわかりませんが、ちょっと横っぽい。新宿ショーでアフガン&パキ屋さんを掘って掘って掘りまくって、いろんな石を見たあげく、これはアパタイトかもということになりました。……モルガナイトは、気長に探します。
2006/06/10
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新宿ショーの戦利品です。今回のショーでは、アフガニスタン-パキスタン系の鉱物を置いているお店に入りびたり。「掘りたて」という感じの原石がごろごろ箱に山盛りにされていて、何を見つけるのも、気力・体力・運しだい。水晶、アクアマリン、トルマリン、ガーネット、ジルコン、フローライト、マイカ、スポデューメン、ペリドット、スフェーンなどなど、名前がわかんなくったって、面白そうなものやきれいなものを自分で見つけるのが楽しいのです。籠の中の石を底からひっくり返すように見ていくことを、仲間内では「掘る」といいます。気分はまさしく「発掘」です。初日は初日で、山盛りの原石の中からいち早く何かを見つけるべく、掘る!最終日にはさすがに品物も少なくなっていますが、同時に人も少なくなって見やすくなるので、やはり掘る!掘る、掘る、掘る!とにかく掘る!(笑)ころころしている石には、値札が付けられていないので、買うぞと言う石が決まったら、お店の人に値段を聞き、バリバリの日本語と(ちょっとはわかっているらしい)とあやしげな英単語(会話ではない)を交えて値段交渉します。あまりに何度も行ったので、すっかり顔を覚えられてしまい、にたっと笑って石を示すと、「安くしとくよ」というゼスチャー。おかげでアフガン&パキの鉱物の数が大幅に増えました。ありがたや、ありがたや。写真の石は、最終日の「発掘品」。初日とは見違えるように石の数が減った籠の中から探し出しました。結晶の長さが1センチちょっとなので、とってもおちび。でも!小さいなりに母岩付。何ともかわいいパステルカラー。例によって小マクロで撮影してみたら、ピンクと、淡いブルーと、グリーンが混ざっていることがわかりました。ちょっと玉虫色っぽい感じです。色が美しいトルマリンは、ファンの多い宝石鉱物。カットしてあるものだけでなく、原石を集めるトルマリン好きさんもいらっしゃいます。でも、宝石鉱物だけに美しいものは高くて、また、スッキリとした柱状の形がちょっぴり物足りなくて、我が家では1番手水晶、2番手フローライトに大きく水をあけられています。しかし、今回のように「掘る」お店では手頃なお値段。しかも小さくてかわいくて、きれいな石なら十分心にヒットすることがわかりました。「トルマリンにはまるとコワイよ~」と言うトルマリン好き先輩のお言葉もありますので、ちょっとびくびくしながら、ちっちゃなこの石を愛でています。
2006/06/10
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ざくっとまとめてしまえば、どれもこれも水晶という一つの鉱物なのに、水晶には実にさまざまな名前……というか、色や形状によってたくさんの名称があります。その名前の多さの分だけ、水晶は人にとって身近で、心を惹きつける石だったということなのでしょう。水晶の名称は、昔から一般的に呼ばれてきたものであったり、採集系石好きさんの間でつかわれてきたものだったり、ヒーリングの分野でなづけられたものだったり、いろいろです。とても区別できないので、ここでは「クリスタル用語」または「水晶用語」と呼んでしまいます。別館サイトにて「私的水晶用語集」なんてのを作ってしまっているので、いろいろな名前や、その意味するところには興味があります。かつては、「そういう名前の付いた石」を探し歩いたこともあったのですが、今は、自分の選んだ石に名前が付いていることを見つけて喜ぶ派。「名前があったぞ、なんかトクした気分」だというわけです。……というか、石のパワーなるのものについて鈍いので、パワーを意味する呼び方も、私にとってはおまけになるしかないのです。そんな中で、ひときわ厳しくあまのじゃくに見ている名前があります。クリスタル用語、中でもヒーリングやスピリチュアルな分野で使われる名前は、形などによってその水晶を差別化し、特別なイメージを与えます。わざわざ名前を付けるくらいですから、そこらへんにころころありふれているものではなく、最低でも、探さなくてはならない程度には珍しい形状なのです。そのため、ショップで売られる際、名称の分の価値があり、それが値段に反映されることがあるのもわかります。ですが、あるひとつの名前だけは、その名前が付けられ、その名前ゆえに付加価値を付けられて売られていてはおかしい……と思うのです。その名前は「シャーマニック・ドリーム・クリスタル」国内ではほとんどこの言葉を見かけません。海外サイトでみかけて、どんな石に対して付けられる名前かと調べてみたら、どうやら、ブラジル産とおぼしきガーデンクォーツをドーム状に磨いたもののようです。またの名を「ドリーム・ドーム」とも言うようです。シャーマンとは何か。大雑把にまとめてみると「神や精霊との交流であるとされる神懸かり的な状態を作り出すことができ、託宣、予言、 治病、祭儀などを行う呪術。宗教的な職能者」……ということになるようです。私は、これを「現実世界にありながら、非現実世界とつながることができる者」であると理解しました。「心の中で異世界を旅する人」でもいいかもしれません。ならば、「シャーマン的な夢」(直訳)を名前に付けた石は、すなわち、シャーマンが心の中で旅する異世界を彷彿とさせるものであり、その石を持ち、石の中に一種の異世界を感じることで、「シャーマニック」な疑似体験をし、イメージの力を取り込むことができる石なのだと考えられるのではないでしょうか。シャーマニック・ドリームと名付けられた石が、ガーデン・クォーツであることも、この考えを裏付けているように思います。そう名付けられた石が売られていたのを見て「シャーマニック・ドリーム・クリスタル」という名前を知ったくせに、こういうことを言うのは何ですが、シャーマニックな疑似体験を喚起する石だからこそ、名前が先にありきで石を選ぶのはおかしい。なぜならば、その石は、心の中で旅する異世界なのだから、石を見た人が惹きつけられ、石の中に異世界を見てこそ「シャーマニック・ドリーム・クリスタル」に成り得ると思うのです。むちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、そんなわけで今日の石。ウエハース状のインクルージョンを持つスモーキークォーツをドーム状に磨いたものです。丸い形状のレンズ効果によって、内部の様子や明暗が強調されて迫力たっぷり。エッグや丸玉という整った形ではないところが、逆に良い雰囲気です通常言われる「ガーデン・クォーツ」とはちょっと毛色が違いますが、4センチほどという大きさ以上に、「世界」を感じてしまいます。もし、自分がものすごく小さくなって、石の世界に入り込んだら……あまりの迫力に逃げ帰ってくるかも(笑)。石の中の表情に惹きつけられて選び、そこに異世界を感じて、のぞき込むことが楽しくなる……だから、この石は私にとってのシャーマニック・ドリーム・クリスタル。本当は形状にこだわらなくてもいいのかもしれませんが、このドーム状の形は、内部をとても美しく見せてくれます。この形状の石に「シャーマニック……」の名前を付けたセンスに座布団3枚!みなさんも、自分の石の中にシャーマニック・ドリーム・クリスタルを見つけてみてはいかがでしょう。
2006/06/09
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えー、この石も新宿ショーの戦利品です。ただし、去年の(汗)。産地はインド。インド産の……フローライトです。「これ、フローライトなんです」というと、母岩の灰色っぽい結晶がフローライトだと思われる方がいらっしゃるのですが、真ん中の、黄色っぽいまん丸が、フローライトです。フローライトといえば、サイコロ型結晶か、ピラミッドが二つくっついたような八面体。こんなまん丸なフローライトがあると知ったときは、目が点、いや、思わず目も口もまん丸でした。我が家の第一勢力は、言わずと入れた水晶。そしてそのあとをひたひたと追っているのがフローライトです。こんな変てこなフローライトがあるのならば、是非ともお迎えしたい。気をつけてみると、カルサイトだと思って目が素通りしていた石が実はこのまん丸フローライトだったりして、何度か見る機会がありました。ところが……なぜか、この手のフローライトは母岩が大きいのです。「でかすぎ」「重すぎ」……と見送ること何回か。そしてジャストサイズを見つけたのが、昨年の新宿ショーだったのです。昨年の新宿ショーも、人、人、人、人……。人の海をかき分け、かき分け、第一目的地のおなじみショップにたどり着いた私は、いくつかの水晶とともに、まん丸フローライトをゲット。何と言っても私は水晶好きですから、このフローライトが第一目的ではありませんでしたが、とりあえず機会を逃さなかった……というわけです。まずはこのショップでいくつかをキープし、そのあと会場に溢れる人をものともせず、会場をうろうろ……ところが、私がこのショップを離れたあと、まん丸フローライトを探して、何人かの人が尋ねてきたのだそうです。ごめんなさい、フローライト・コレクターのみなさん。変てこ水晶コレクターが、変てこつながりでゲットしちゃいました。今回の新宿ショーでもいくつか、まん丸フローライトを見かけましたが、やっぱり、掌すっぽりのこの石がベストサイズ。母岩は水晶、まん丸フローライト部分はおぼろ月のように光に透けます。写真のような黄色の他にも、黒っぽいのや、赤いものもあるようです。まん丸の他にも、まるで「オバQ」のような何とも言えないぐにゃっとした変な形のものも。今回会場でご一緒した石好きさんと「さすが、インド。不思議の国だねえ……」と感心しきり。ミャンマー産で、ぼこぼこと泡立ってそのまま固まったようなフローライトが産出し、それは急速に成長したためだと説明されていたので、インドのフローライトのまん丸も、成長速度と関係があるのかもしれません。
2006/06/08
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狂喜乱舞のミネラルショーも終わってしまいました。目玉がないよ、人が多すぎだよ、要チェックのお店が来ていないよと愚痴をたれつつも、終わってみればいつもの如くの戦利品。ミネラルショーという場所には、お財布を軽くする魔物が棲んでいるに違いありません。でも、人混みに負けず、時にお昼を食べることさえ忘れてゲットした石達を前にすると、思わず顔がにやけます。昨日の天気予報では、天気が思わしくないかと思っていたのですが、予想に反していい天気♪ ここぞとばかり写真を撮りまくりました。カメラを向けてレンズ越しに石と向かい合うと、新たな発見をする石もあり、予想通り撮影しにくい石もあり……という感じで、ミネラルショーの会場で、興奮状態で見ていたのとは違った表情が見えてきます。新宿ショー戦利品のトップを飾るのは、この石。アルジェリア産のアメシストです。モロッコ産の鉱物や化石を出品されているドイツ人の方のブースでゲット。新しく見つかった水晶だそうで、サハラ砂漠で水晶が見つかったのは初めてなのだそうです。一緒に並んでいた石たちは、ほとんどが単結晶。多くても二つ三つの結晶がくっついている程度で、大きなクラスターは見かけませんでした。また、結晶の根本は割れているのではなく、母岩からきれいに剥がれたような感じになっています。おそらく、砂のようなもろい母岩に結晶したのではないかと思います。この石の特徴は、なんといってもこの色。形の整った透明な結晶の中に、色鮮やかなアメシストファントムが浮かんでいます。非常にきれいな紫色なので、この石がおいてあるコーナーは、ぱっと華やかに見えるほど。両錐(DT)の結晶では、両端にアメシストファントムが入っています。さらに、よーく見ると赤いゲーサイトも入っています。おお、美しい!アメシストファントムはアメシストファントムなのですが、クリアな水晶にはっきりとしたアメシストファントムがはいっているものを、「パープル・フレーム・クリスタル(Purple Flame Crystal)」と呼ぶという用法を海外サイトで見つけました。意味はさておき、ちょっとカッコイイので使ってみました。私の場合は、カメラを向けることは、視界の中から石だけを切り取り、石と一対一で向かい合うことだと思っています。そうやって見ていくと、先に挙げたように、石が育った母岩の様子が見えてきたり、鮮やかなファントムが、実は何層にも重なっている様子が見えてきたり、肉眼ではなかなか見えないゲーサイトが、炎の火の粉のように見えてきたりします。整った結晶であるということは、ゆっくりじっくり成長してきた可能性があるわけで、ゆっくり成長していく間に環境が変り、色が変わったり、何層にも重なったファントムをが作られてきたのでしょうか。そんなことを考えながら見ていると、水晶が育ってきた大地の揺らぎが、感じられるような気がします。
2006/06/07
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ブログランキングに参加してみました。あんまりよくわかっていませんが……。どうぞよろしく~。
2006/06/07
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ここしばらく、ミネラルショーレポートなどで石のアップをしていなかったので、改めて。すでに登場している石なのですが、ちょっとエピソードを思い出しました。今日の話題の主はこの石。青森の尾太鉱山産の黄鉄鉱付水晶クラスターです。たしか、手に入れたのは2004年6月の新宿ショー。※勘違いしました2004年のIMAGE2004です。まだまだミネラルショー初心者で、うろうろきょろきょろしていたところ、ネットでお世話になっている石好き先輩から、「国産水晶を安く売っているブースがあるんだ」との情報をいただき、一緒にいた数人とさっそく直行。それぞれがわいわいと騒ぎつつゲットしました。右下に小さく乗せたように、片手ほぼいっぱいの充実サイズ。松ぼっくりのような形状の白濁した水晶がたっぷりとくっつき、母岩が黄鉄鉱なので、ずっしり。我が家の最重クラスターの座に君臨しています。決して華やかな石ではありませんが、静かに渋い水墨画の雰囲気。遠く離れたルーマニアの水晶と似ているのがとても不思議です。(古くからルーマニア産が入ってきていて、こっそり混ざっているという噂あり)まだまだ石のグレードと相場がよくわかっていなかった当時でさえ、「これは絶対お得!」と思ってしまうようなお値段でした。それからミネラルショーを経験すること数回。去年、再び同じお店を見つけて、行ってみたところ……。え? ものすごく値上がりしていませんか?○ったくりとは申しませんが、私が買った値段の4倍ほど……。まあ、国産水晶としては仕方がないお値段かもしれませんが。「以前こちらで、尾太水晶のクラスターをいただいたことがあるんです」とお話させていただいたところ、覚えていて下さいました。(集団でやってきて、みんなでお買いあげだったので印象に残っていたようです)そして、そのときになってびっくりの事実。「ああ、あのときね~、値段付け間違えていたんだよ。もう、交通費も出ないくらい(笑)」ありゃりゃりゃ……道理でお安かったはずです。なんだか申し訳ないような。うれしいような。石好きさんネットワークが、とんでもない威力を発揮した一例です。
2006/06/06
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行っちゃいました、最終日。まったくもってKURO@懲りない石好きであります。目玉がないかも……などとほざいておりましたが、やはりミネラルショーは危険です。あてどなくぐるぐるぐるぐるぐるぐる歩き回っておりますと、どこからともなく、思いがけない石から甘美なお誘いの声が……。「これでショーも終わり」「10月まで、こんなに石がそろっている機会はないかも」……などと思い始めたら、危険度増。まんまと引っかかって帰ってきました。最終日の危険は、「残り物」。私の心にヒットするのは「変な石」なので、案外売れ残っていることが多いです。「あっ、まだある」……の「まだ」がけっこうくせ者。最初に買わなかったということは、値段とか、ダメージとか、大きさとか、何か購入に至らなかった要素があるはずなのですが、再度手に取ると、それまで気がつかなかった魅力が見えてくることがあって危険度増。さらに、急がなければならない石を買ったり、買われてしまったりしたあとなので、じっくり見る心の余裕ができてくるのも危険度増。人が少なくなって棚が見やすくなり、隅々まで見て回ると思わぬ掘り出し物を見つけたりして危険度倍。あるいは、初日に比べて人が(やや)少なくなるので、お店の方が、「これって、こんなところがすごくいい石なのに、誰も目を付けないのよ」などと気合いを入れてお勧めしてくれるあたりも危険に充ち満ちています。そんなこんなで「あああ、買っちゃった」なんてことになると、今度は私自身が危険物になります。「買っちゃった」ために買えなくなった石、自分の好みとはちょっとはずれているので買わないけれど、何故残っているのかわからないと思う「良い石」……そういうものを、他人に勧めだすのです。「ねーえ、いいと思わない? この石」はた迷惑な「悪魔の囁き」に「えー、予算オーバーなのに……」と笑顔で悲鳴を上げながら、石を買ってしまった人(被害者)、約数名。……ごめんなさい。決してお店の回し者ではないのですけれど、これぞという石はおすすめせずにはいられません。今回のショーの個人的傾向は、アフガニスタン・パキスタン・インドでした。最初はアフガン&パキでしたが、最終日にインドの逆襲が……(笑)。アクアマリンとかその他ベリル類。トルマリンおよびトルマリン付水晶、ブラジル産顔負けのアフガンローズ結晶とどめを刺されたインド産水晶……何とそのうちひとつはインド・ヒマラヤで「▽」付。残りの2本を、知り合いの石好きさんにお勧めしちゃった「悪魔の囁き」張本人は私です。振り返ってみれば、値段付けもそこそこにいろんな石がゴロゴロ並んでいるお店が面白かったです。その石が何であるかを見極めるのも、質と値段の釣り合いを判断するのも、石の価値や魅力を見いだすのも、すべて自分次第という緊張感と満足感。そうして手に入れた石は、愛着もひとしおです。さて、明日からは張り切って写真撮影(KURO流お近づきの儀式)です。でも、天気が……。天気予報をにらみつつ、唸っております。
2006/06/06
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えー、今回のメモは、ちょっと重要かもしれません。特にレアなルースを集めていらっしゃる方には、お役に立つでしょうか。2005年末の池袋ショーで、「ブルーリキッド入り水晶」のルースを見かけました。見せていただいたところ、透明な水晶(石英)の中にブルーのインクルージョンが入っていました。最近大量に出回りはじめたパライバ・クォーツ(ギラライト入り水晶)のように丸い結晶でもなく、インディコライト入りのように針状でもなく、不定形の青い内包物です。説明していただいたところでは、パライバ・トルマリンの産地の近くで採れるので、中に入っているのは銅を含む液体であろうと思われるが、通常の分析では、液体は分析できないので、詳しいことはわからない……とのことでした。折しもやはり銅の鉱物が内包されているパライバ・クォーツが出回りはじめていたので、液体入りも出るのか……などと思っていました。ところが。今回お聞きした話では、ブルー・リキッド入り水晶は人工的に作られたものだということです。天然の透明な水晶を熱し、液体に入れて急激にさますと、水晶にクラック(ひび)が入ります。熱する温度や冷やし方を調整すると、クラックといわれて想像するバキバキとしたひびではなく、水晶内に微妙な隙間ができるらしいのです。ここに色の付いた液体を染みこませると、なかなか鮮やかな色つき水晶のできあがり。ルースで見た限りでは、ルーペで見て、なるほど青い何かが入っているようだとわかる小さい内包なので、全体が色づいて見える水晶(石英)になるのだと思います。その青バーションが、ブルー・リキッド入り水晶です。(他の色もあるらしいです)中国産の人工緑水晶のように、人工的に結晶させたりしなくて良いので手軽に作れ、ブラジルでは安く出売られているのだそうです。ここでしっかり書いておきたいのは、ブラジルでは「天然の水晶に手を加えたブルー・リキッド入りだ」と、ちゃんと言って売っているのだそうですが、業者の手を経て流通し、カットされ小売りされていくうちに加工されたものであるという情報が抜け落ち、「新しく発見されたレアなブルー・リキッド」になってしまうらしいのです。もはや、石の加工は何でもあり。天然原石派の私としては、情報収集が欠かせません。最後にもう一度。「ブルーリキッド入り水晶(ブルーリキッド in クォーツ)は加工された石です」ご注意を!
2006/06/05
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ミネラルショーのお宝といえば、買った石とは別に石について聞いたお話があります。今回のお話は、セレナイト。セレナイトというのはジプサム(石膏)のことで、ジプサムが形状によっていろいろな名前に分けられています。今回のショーでは、透明感のあるミント・グリーンの細い結晶がいっぱい生えた芝生のようなクラスター(けっこう大型・オーストラリア産)が売られていました。見ている分にはとても綺麗ですが、不用意にさわるとぱきぽき折れるのは必至。ところで、今回売られていたセレナイトがそうなのかはわかりませんが、同じようなタイプのセレナイトには、「半人工」のものがあるのだそうです。つまり、完全な天然の環境で成長したのではなく、人工的な環境の中で成長したものだというのです。同じようなものにポーランド産のジンカイトがあります。ジンカイトは元々産地が限られた稀産鉱物でしたが、亜鉛の精製の課程で工場の一部に結晶しているものが出回るようになりました。ジンカイトを作ることが目的ではないけれど、天然ではない環境でできたものですから、「半人工」です。今回話題のセレナイトも同じように、ジプサムを含む排水が流れる配水管に結晶が育つのだそうです。中には、くっついていたパイプのあとがあったりするとか。鉱物標本には人工結晶もあって、美しい色や整った形の標本として売られています。そういう場合は「人工結晶」と書かれていますが、ジプサムの場合はあまり聞かないので、天然かどうかを気にする人は、覚えておいてもいいかもしれません。
2006/06/04
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現在開催中のミネラルショーのために、作っていました水晶鞄・2。1号は、鞄づくり初心者であるために、まずは試しに制作したもの。今回は、ちゃんと持って出かけられるものを作ろうとチャレンジしました。大きさは縦30センチ、横35センチ、まち10センチ(石鞄でもありますから、まちは必須)。ベースは帆布製。裏地付。(アップリケしているので、裏地を付けないと引っかかるのです)持ち手と取り外し可能な肩ひもがついています。(ミネラルショーでは両手を自由に使いたいので、肩ひも必須)混雑する会場内でのセキュリティ(笑)のために、口にはファスナーを付け、内部にもファスナー付ポケットを完備。例によって、裏表で色違いの刺繍&アップリケ。黒い方は、黒のデニム地を図案通りに裁断し、接着剤で接着したあと、アウトラインをミシンで押さえ、ラインをヘンプの刺繍糸で刺繍。白い方は、ラインをリネンの糸(編み物要)で刺繍したのですが、茶色い糸を使ったら、なんだかちょっと雰囲気が今一歩。窮余の策として、麻布のはぎれで部分的にアップリケしてみました。今回は文字の刺繍なし。前回文字刺繍したら、あまりきれいにできなくて、一気に手作り感アップだったので。一番面倒だったのがアップリケと刺繍。ただでさえ厚くて硬い帆布にデニムなんかを重ねて刺繍したので、指先にタコができそうです。ちくちくちくちく刺繍し、裏地にポケットを付け、いざ組合わせようとしたら、裏地の大きさを間違えてしまい、急遽作り直し。おかげで裏地が1セット余っているので、そのうち3号を作るかも。参考にしたのはこちらの本↓です。Umamiの布バッグまさしく表紙のバッグがモデルですが、デザインも違えば、本にはない裏地や肩掛け紐をつけ、完成した鞄はもはや別物。しかし、帆布を切りっぱなしで使うとか、布にペンキでペイントとして風合いを出すとか、いろいろ参考にしたいアイデアいっぱいです。作り方については、初心者用に詳しく説明してあるわけではないので、初心者な私には難物でした。
2006/06/04
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懲りずに行ってきましたショー2日目。ミネラルショーをナメちゃいけません。人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人(以下略)!!!!!思い浮かぶだけでも5店ほど、いらっしゃらないお店があるはずなのに、混雑ぶりは昨年と変りありません。減った分、新たな店が新規参入なのか。それとも人が去年より増えたのか。唯一助かったのは、昨日より涼しかったこと。昨日は、熱気とブース位置変更のために、お店を探してうろうろうろうろ。なかばふやけておりましたが、今日はやっと全体像が見えてきました。パワー・ストーン系のお店が減ったせいか、ビーズを扱う店が減っています。アクセサリーやルースはあるようです。パワーストーン、スピリチュアル関係の人は、ちょっと探しにくいような気がしないでもありません。中国、インド、ロシアはちょっと元気がないような。私の身の回りで人気があったのは、アフガニスタン・パキスタン系のお店。やはり、玉石混淆の中から自らの「目」のみを頼りに、お宝探索をするのが醍醐味です。ショーでは、さらにほかの石好きさんともご一緒できるので、ある意味無敵(笑)。「お店の人は○○石だって言っていたけど、▲▲石だよね?」「あそこの店で○○石を見かけたけど、産地正しいと思う?」「アレはあやしい」「この石なら、あそこの店の方が安くていい」「○○石? あそこの店にあったよ」「選ぶなら、こういう石がいいよ」……などと、時にお店の人が困るような情報が行き交います。正直、石屋さんのにわか店員さんや、ネットショップをはじめたばかりのオーナーさんよりは、石を見分ける能力が高い集団が自然発生します。(笑)アーカンソーの人工黒水晶(表示あり)、中国産人工緑水晶(表示あり)、染色疑惑の中国産青ヘミモ、ブラジルっぽいのが混じってたヒマラヤ水晶、人工結晶のチェルミガイトがありました。おお、これは! と目を惹いたのはモルガナイト。モルガナイトというと、カットされているか、塊状か、結晶していてもクリアでシャープなものはほとんど見たことがなかったのですが、今回見たのは3センチほどと小ぶりながら、アクアマリンがそのまま淡いピンクになったような透明感と形。おお、きれい!小さい割に値段もすてきだったので、買えません。人気のお店は2日間で早くもかなり売れた様子。あと3日、東京は石の熱気に包まれそうです。
2006/06/03
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懲りもせずに明日も出撃予定。ブログをさぼりそうな予感なので、前倒し雑記します。さて、ミネラルショーといえば、新たな石との出会いが楽しみですが、同じくらい楽しみなのが、石好き仲間とのミニオフ会。あらかじめ招集をかけるわけでもなく、普段はネットでやりとりしているメンバーが人の溢れる会場内で自然に集まり、昼食がてら、休憩がてらに近くの店にくり出し、戦利品披露と情報交換をするのです。集まるメンバーは実にさまざま。トルマリン好きな人もいれば、水晶好きな人もいるし、原石派もいれば磨きを集める人がいて、私のように石のパワーはまるでさっぱりなのもいれば、しっかりばっちりおわかりな方もいるという具合。買ってきたばかりの石を机に広げ、あるいは、ミニオフ会が開かれることを見越して、みんなに見てもらいたい石を持参し、感想を述べ合い、パワーのわかる方に、石を見ていただいたりするのです。自分ではパワーがわからなくて、そういう視点で石を選んでいなくても、自分の石にパワーがあると行ってもらえるとなんだかうれしいです。今回のミニオフ会に持参したこの石。ガネーシュ・ヒマールのちび石です。透明の具合がちょっと他と違う感じ。小さいながらにレコード(成長丘)がはっきり付いていて、内部のクラックともミストともつかない白いインクルージョンが、とてもさわやかで、まるで夜空の星雲のよう。お気に入りの石の一つなのですが、見ていただいたところによると、小さい見かけとは裏腹に強い石らしいです。ヒマラヤ水晶という石は、「上に向かって抜けていく」「上に押し上げる」石なのだそうで、この石も「クラウンチャクラを開く」んだとか。しかも、「頭のてっぺんと言うより後頭部だね」……なんだかすごそう。一般に言われている「この石にはこんなパワー」というような話は、実はあまり好きではありませんが、ミニオフ会で聞くような話は好きです。どちらも同じ石のパワーでいながら、まったく違うと思うのです。どう違うかというと、オフ会で交わされる話は、掌に乗せた石と一対一で向き合って感じ取るものだから。さらに言えば、それが石の見かけであろうと、パワーであろうと、自らの感覚で石に迫ろうとしているからです。石を売るためには、ある程度平均化しなければまとまりません。平均化とは、たとえば、産地や形状、色など、細かな差異に関係なくローズクォーツにはこういう力、とまとめてしまうことです。これはこれで面白く、私も石の入り口はこう言うところにあったのですが、石を知るにつれ、意味に振り回されるのはおかしいと思うようになりました。自分が自分の価値観で選んだ石に、意味を見いだすのはわかるけれど、意味が先にありきで石を選ぶのは、個人的にはちょっと違うと思います。私のまわりにいらっしゃる石好きさんは、方法はそれぞれですが、どなたも自分の感覚で石を選び、石にふれあう方ばかり。だからこそ、自分とは違う石のとらえ方が新鮮で、とても参考になります。また、ミニオフ会がしたいなあ……。
2006/06/02
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行ってきました新宿ショー。開場15分前くらいに会場についたのですが、すでに長蛇の列。やはり、初日は行列です。10時。(ちょっとはやめだったような)扉が開いて、いよいよ中へ……。いきなり人!なんだか、ブログの文字制限数ぎりぎりまで「人」の文字で埋め尽くしたい気分。午後になるとさらに人が増えて……。人混み苦手~とおっしゃる方は、覚悟のほどを。これでも、去年よりはちょっとまし。去年は、通路を歩くだけでも人をかき分け、かき分け。油断すると鞄が後ろに置いていかれるくらいでした。今年のショーは、パワーストーン、スピリチュアル系のお店が出店規制されたそうです。そういえば、あの店とかこの店とか出店されていなかったような。しかし……特記事項その1当てにしていた海外ショップさんも来ていない!ショック!絶対チェックしようと思っていったショップさんのいくつかが……(泣)。特記事項その2ショップの減少のため、ブース位置に変動あり。去年の記憶が役立ちません!特記事項その3お店が減ったはずなのに、会場が広く思えない。……というか、人、多すぎです。特記事項その4暑い。人が多いので余計に暑い。ブースの設置でクーラーの吹き出し口がふさがれているところもある様子。(棚の下から冷気が出ていて、思わず涼んでしまいました)薄着、お茶持参は必須です。今回の傾向ここしばらくの傾向として、「これが旬!」という目玉がない感じ。こまめに根気に、しつこく探せば、きっと何か見つかるはず。本日の捕獲品要するに、あったら買うぞとリストアップしていたもの。中国産のエピドート付ヘマタイトファントムアメジスト。昨年のショーで買いそびれて後悔したので。探した甲斐あって、てのひら(掌+指)サイズで良いものがありました。中国ブースはラベルがなかなかもらえないので、今回はしっかり、ラベルを付けてくれるようお願いしました。ところが付けてくれたラベルは水晶じゃなくてカルサイト。ご注意あれ。本日のヒット!アフガンローズ!アフガニスタンの結晶ローズクォーツ。今までに見たこともないほどの透明感としっかりした結晶の形。ひょっとするとブラジルの結晶ローズクォーツの上を行くかも!新しく出たもののようです!本日のやっぱり買っちゃったここのところアフガニスタン・パキスタンブーム。……で買っちゃったアクアマリン。何と放射状に結晶しています。新しく入ってきたタイプらしいです。たぶん、明日も行く予定。水晶アップリケの鞄を持った奴がいたら、私です。
2006/06/02
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穴埋めですが。2日からの新宿ショーのために、「新」水晶鞄作成中。追い込みにつきさぼりです。ショーで見かけたら声をかけて下さいね!
2006/06/01
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