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ネパールからインドへ。それでもヒマラヤ水晶です。これは、2005年12月の池袋ショーで、「水晶が不作~!」と言いながら会場を歩き回っていて、見つけたもの。インド産ヒマラヤ水晶らしく、酸化鉄の影響でほんのりピンク。ちょっと粉っぽい質感もインド産らしいです。この石の最大の見どころは……写真に写すと、立体感が乏しくなるので、いまいちわかりにくくなってしまうのですが、左側の画像を見て下さい。結晶が渦を巻くように生えているのがおわかりいただけるでしょうか。裏側から見ても(右側)、やっぱり渦を巻いているように見える、「渦巻きクラスター」なのです。こういう面白い石は、見つけた者勝ち。ころころ机の上に並べられた量り売りの石をついつい漁ってしまうのは、こういうお宝が隠れているから。数ある石の中から「おお!」という石を見つけ出す楽しさはやめられません。また、逆に自分の価値観や審美眼を試されるときでもありますね。
2006/03/31
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ガネーシュ・ヒマール産水晶です。この産地の水晶としては、かなりスタンダードな正統派。しかし、産地自体が個性的なので、水晶としてはやはり個性派なんじゃないでしょうか。ここ最近でかなりみかける、とんがりタイプとずんぐりタイプの中間とも言えるタイプ。緑泥はちょっと付着していますが、内包されていません。聞くところによると、とんがり緑泥入りと、ずんぐりクリアタイプは、鉱山が全く別らしいです。もしかしたら、この中間タイプもさら別のエリアから出たものかもしれません。水晶としては個性的でも、ガネーシュの中ではおとなしめ。変な水晶好きを自称する私が、なぜ、この石を選んだかというと……それは、透明感。え? 透明に見えませんか?先端はちょっと白濁しているんですけど……。胴体部分はご覧の通り。写真に写っている結晶の幅と同じくらいの厚みを通して向こう側の指の指紋まで見えようかという透明さ。若干ゆがんで見えるのは、表面になめらかながら成長線が刻まれているからです。ある部分は右側の画像のように、緑泥か雲母質のもに接触していたらしい、ワイルドな質感を持っています。そのうえ、先端部分から斜めに、結晶を覆うようにやや白濁した層があるものの、中心部分は、先述したとおりの迫力クリアなのです。それはまるで、ヒマラヤの清冽な空気が切り取られて、大地の中で石に変わったのではないかと思わせます。インド産ヒマラヤ水晶のように、軽やかな明るさではなく、カイラス水晶のように、最初から空に属する輝きでもない、あくまでも大地に属する透明さ。なにも、レムリアやアトランティスをもちださなくとも、十分神秘的で美しい。ヒマラヤ水晶好きは、そう断言しちゃいます。
2006/03/30
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国産の高温型水晶です。高温型水晶については、ハーキマー・ダイヤモンドのところでふれましたが、簡単に言えば、摂氏870度から573度のあいだで結晶した水晶のことです。錐面だけを上下にくっつけたソロバン型の結晶になることから、ソロバン水晶と呼ばれたりします。573度以下の温度で結晶した水晶は、おなじみ「普通の水晶」です。高温型水晶に対して低温型水晶といいます。高温型水晶は、マグマの中で高温の状態で結晶したと言われ、成分は同じSiO2であっても、低温のものとは原子の結びつき方が違うのだそうです。しかし、その後温度が下がってしまうと、結晶の形はそのままながら、原子の結びつきは低温型になってしまいますつまり、形は高温型で中身は低温型……というわけ。ところが、外の形と内部の原子の結びつき方がくいちがっているために、結晶の内部にひずみがたまり、そのひずみのためにクラックがたくさんできてしまうのだそうです。ハーキマー・ダイヤモンドのところでは、ハーキマーが低温型水晶か、高温型かと悩みましたが、このことがわかっていれば即解決でした……。写真の石は、5ミリほどながら、クラックだらけ。高温型水晶って、こういうことなのね、と根性マクロしました。
2006/03/29
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ネパールのガウリシャンカール産の水晶と言えば、スモーキー。先日は、スモーキーが主流の産地のクリアに見えないクリアな水晶をご紹介しましたが、今日はこの産地らしい色合いで、「ちょっぴり違う」石。ガウリシャンカール産のモリオン。繰り返しますが、ガウリシャンカールといえば、スモーキー。ネパール産の中では珍しくしっかり色づいた石が多く、ガネーシュ・ヒマール産のような緑泥やルチル、角閃石を内包しません。表面こそダメージや付着物が多く、こすれた風情ですが、内部はアルプス・スモーキーもかくやという透明感を持つものが多いのです。しかしながら、この石は光を透さない不透明。一般的に、スモーキーとモリオンの明確な区分はなく、スモーキーの中で特に色が濃いものがモリオンと呼ばれています。ただ、私は、モリオンとは、●天然の色合いであること●中心部は光を透さない不透明であること●表面がつや消しであることの三点を満たしているもの……明確な区分はないけれど、モリオンはスモーキーとはやはりどこか違うものであると思っています。この一の大きさは、4センチほどと小さいので、根本や先端など、厚みがない部分は、若干光に透けます。しかし……逆に言えば、4センチのほっそり型のこの大きさで、中心部分が光に透けないのは、立派!KURO的には、立派にモリオンと言ってあげたいです。ほぼ同じくらいの大きさのガウリ一号が、ツヤツヤでしっかり透けるのとは対照的です。何故にそんなにまっ黒水晶が好きなのかと言われると、ちょっと答えに詰まってしまいます。石なのに光に透ける水晶でありながら、逆に光に透けない二重の二律背反であることとか、ワイルドで無骨なところとか。なんだか、あまり理由になりません。イメージ的に言うなら、無愛想で人に媚びない厳しい表情を持ちながら、どこか温かく頼りになるところ、とでも言いましょうか。(イメージの上で)力一杯ぶつかっていっても、びくともせずに「そこに在る」んだろうなあ……と思わせる、そんな感じなのです。ただし、今回のガウリ・モリオンは、その小ささ加減と端っこがやや光に透ける風情が、意外にかわいらしい感じで、たとえて言えばどこか人なつっこい。そうそう……KURO的モリオンの条件にもうひとつ付け加えましょう。●光で退色しない。アメシストが光で退色することはよく言われますが、スモーキーも退色します。色の濃いものは特に。表面はつやつやだけど、モリオン並に色が濃いと想っていた石がいくつか、明らかに色が薄くなっているような気がします。大して、ブラジルとかカザフスタンとか、でかくてごついモリオン達は、今のところ大丈夫……。こわくて光にさらせませんが、ちょっとやそっとででは退色しないたくましさがあるのがモリオン。……というか、退色しないでね、という願望コミです。
2006/03/28
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六角柱のボディに、とんがりヘッドが水晶の基本スタイルですが、ネパール産の水晶は、ちょっとばかり違います。断面が六角形で……という鉱物学的な基本はそのままですが、柱面から錐面(先端の斜めの面)までがなだらかに細くなっていく先細りの結晶が多いのです。ですから、普通の水晶ではおなじみの形も、ネパールのヒマラヤ水晶では、ちょっと風変わりな感じになります。たとえば、先細り水晶が両方にとんがりを持つ両錐(DT)になるとこんな感じ。そして、全体的に平たく、先端も平らなタビー(タビュラー)が先細りになると……こんな感じ。先端に向かって、幅も厚みも小さくなっていきます。「なーるほど。先細り結晶がタビーになると、こんな感じか……」と感心しつつ、この結晶には首をかしげてしまいました。先細りというネパール・ヒマラヤ水晶でおなじみの形。さほどはっきりとはしていないものの、びっしりと刻まれた成長線。……なのに、あまり、ガネーシュ・ヒマールっぽくない。その最大の原因は、色。緑泥などのインクルージョンは一切なく、青白い……というか、ややグレイがかってさえいるような色みのない根本の白と先端の透明感。ガネーシュ・ヒマール産には、もちろん透明なものがありますが、それとは明らかに毛色の違う透明感なのです。買ったお店が他にブラジル産やアーカンソー産などの、他の産地の水晶を扱っていたら、「混ざり込んだのでは……?」と疑ったかもしれません。さらに、エッジも鋭く、柱面と錐面の境目も、先細りの結晶にしてははっきりしています。「こういうタイプも出るんだなあ……」と、漠然と考えていたのですが、その後アンナプルナ2号を手に入れ、アンナプルナの水晶がガネーシュ産に混ざっているかも知れないという話を聞いて疑問がむくりと頭をもたげました。このグレイっぽく感じる白さは、アンナプルナ1号に通じるもの。エッジの鋭さもやや似通っています。何より、白さと透明感はガネーシュと言うより……アンナプルナ。もしかして。もしかしたら。どっちでもうれしいけど、アンナプルナだったら面白いかも……。ちょっと毛色の違うヒマラヤ水晶を前に、想像をふくらませています。
2006/03/27
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ブラジル産のファントムです。一面おきにくっきり成長線(いわゆるバー・コード)が現れているところといい、やや先細りなスッキリしたシルエットといい、レムリアン・シードにそっくりです。ただこの水晶、表面を軽くポリッシュされてます。一面おきの成長線のない面はきっちり磨かれていて、成長線のある面もやはり磨かれているので、レムリアンシードのようにほんのりピンクだったのかはわかりません。詳しい産地も不明なので、レムリアン・シードと同じディアマンティーナ産かどうかもさだかではありません。ただ、形はレムリアンシードとうり二つだと申し上げておきましょう。それより変なのは、ファントム。ブラジル産でファントムは珍しくありませんが、頭が平らな棒状のファントムとなると、ちょっと変。この水晶、もとはどんな形をしていたんでしょう?
2006/03/26
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図書館で、カッコイイ鞄の本を見かけました。帆布の生成と黒が何とも大胆でうっとり。手作りバッグというと、パッチワークのものが多くて、個人的にはいまいち……だったんですけど、帆布製のこのバッグは、大きいし、シンプルだし、丈夫そうだし……。モノトーンなところが、なんともツボ。よーし、ここはいっちょ作ってみよう。……しかし、満足に鞄を作ったことはありません。そこで、100円ショップではぎれを買い込み、先日手に入れた判型の大きな石の本がすっぽりはいるサイズで試しに作ってみることに。大きさがちがうのだから、本そのままのデザインで作るのも変だし……。というわけで、やおらパソコンで図を起こしてアップリケ。A4がすっぽり入るサイズの鞄を縫うのが初めてなら、裏地付の鞄も初めて。アップリケも、まとまった大きさの刺繍も初体験。縫ってはほどき、時に指を突き刺し、出来上がったのがこれ↓生成の布(帆布ではない)に水晶のクラスターを黒い布でアップリケ。ラインは刺繍用の麻糸。同じ糸で余白部分にクラスターを刺繍しました。裏地は100円ショップの赤いバンダナ(笑)。そばで見ると縫い目はよろけているし、刺繍の針目も大小さまざまなんですけど、このデザインは、なんだかいけそう。今度はちゃんとした帆布を買って、ちょっと横長のデカ鞄を計画中。うまくできたら、6月の新宿ショーに持っていこうかな。このほか、水晶の結晶図を刺繍した巾着とか、変な物も考えています。
2006/03/25
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ガネーシュ・ヒマール産水晶です。結晶の長さは3センチに満たないミニサイズ。例によって、か~な~り拡大されています。この石は、長らく登場待ちでした。理由は簡単「写真が撮れなかったから」。この石を選んだ最大の理由である透明感が、逆に写真撮影を阻んでいたのです。どれくらい透明かというと、いろいろ内包されているように見えるつぶつぶが、すべて結晶の向こう側にあるんですねえ……これが。……というくらい。右側にはみ出ているのラインから、結晶ごしに母岩がくっきりはっきり見えているのがおわかりいただけるでしょうか。結晶の左側に、むりやり面を反射させた部分を作ったので、結晶の厚みがどのあたりにあるのかもおわかりいただけるかと思うのですが。とにかく、デジカメのオートフォーカスが、ためらいもなく結晶の向こう側にピントを合わせるくらい透明です。しかも、結晶の表面はつるつるで、さわっていると大変気持ちがいいです。透明であれば透明名ところが魅力。濁っていれば濁っていたところが雰囲気倍増。結局はやっぱりヒマラヤ水晶っていいわ~……という結論に落ち着いてしまうKUROなのでした★
2006/03/24
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今日の石は、ただいま現在のニューフェイス。ネパールはガウリシャンカール産の……クリア・クォーツです。ガウリシャンカールといえば、まずはスモーキー。濃いものから薄いものまで幅はあれど、スモーキー。写真では、やはりスモーキーに見えてしまうかも知れませんが……クリアなのです。これ。形は、ガウリにしてはやや大型の……幅で言えば3.5センチのポイントの先端部分というかんじ。柱面はほとんどありません。表面は、サビのような、土のようなものに半ば覆われ、後ろから見ると、水晶にすら見えないかもしれません。右下の画像が、後ろからみたものです。まるで土の塊。外側にこびりついたサビのようなもののために、水晶に色が付いたように見えていて、最初はクリアであるとは気がつきませんでした。「おお、ワイルド~」と、なにげなく、いつものように光に透かしてみたらば……あれ……? 色が、ない。しかも、折れたのではなくて、母岩からキレイに剥がれた結晶だったらしく、どこにも割れた様子はありません。かといって両錐に結晶しているわけでもなく、母岩から剥がれたとおぼしきところは、複雑な襞状のでこぼこが刻まれ、そこにもサビ状の物がこびりつき、それが透明な結晶越しに透けて見えて、何とも不思議な光景となっているのです。ガウリシャンカール産は、ガネーシュ・ヒマール産のように緑泥や角閃石を内包しないことが特徴の一つです。(今のところ)この石もその例に漏れず、内包物はないのですが、そのかわり、透明な中にミスト(霧状の白いにごり)がまるで雪煙のように流れているのも魅力です。(最初の写真の手前の面から見えるのがそれ)色のなさはガウリらしくなく、しかしながら、表面のワイルドな様子はいかにもガウリ。光に透かせば、サビに見えていた部分が赤みを増して、ますます目が離せません。きれいとは言えないかもしれないけれど、美しい。なかなかすっきり晴れてくれない空をにらみつつ、うっとり石を眺めています。
2006/03/23
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えー、最初にちょっとご注意を。虫が死ぬほどキライ!とおっしゃる方は、今日の写真をご覧にならないことをお勧めします。……虫っぽいです。たぶん。マダガスカル産のホランド鉱入り水晶です。「星入り水晶」なんて、ロマンティックな名前で呼ばれることもあります。スター・ルチル入りと説明されていることもありますが、もちろん、ルチルとは全く別物です。マダガスカル以外で、ホランド鉱入りというのを聞いたことがないので、さすがマダガスカルなレア水晶……ということになるんでしょうね。ホランド鉱入りの水晶は、半ば白濁しているものが多く、表面も磨りガラスのように曇っていたりします。水晶の形態は、キャンドル。クォーツタイプで、鉄分の被膜がこびりついている物もあります。ホランド鉱は、星入り水晶の名前通り、星のような放射状の形で、よく見ると、ファントム状に入っています。たくさん入っているものだと、黒いホランド鉱の星が、ファントムを形作っていたりします。それにしても……普通に見かけるホランド鉱入りは、こんな感じでしょう。それに比べて、最初の写真のホランド鉱の太く逞しいこと!水晶事態が小型なので、割合として大きく見えていることも確かですが、そんなことはほとんど影響しないほど、見るからに、圧倒的に、黒々ふさふさしています。遠目で見てもばっちりです。そんな黒々ホランド鉱が入っているのがかわいくて、思わず3つもチョイス。三兄弟で並べてみました。これは、分離結晶ですけれど、クラスターの状態で黒々ふさふさ内包されていたら……。さすが、マダガスカル~。「石の中に咲く黒い花」……という美しい感想をいただきました。そいうことでホランド鉱の部分をアップに。いかがでしょ?
2006/03/22
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別館サイトの「KIRIBAN」に別館サイト15000hitの空翠清流さま、16000hitのえりりんさま、ブログ170001hitのちょむが様のプレートをアップしました。遅くなってスミマセン……。バナークリックで別館サイトへGO!
2006/03/21
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カルサイトには、豊かな結晶形があるかと思えば、塊状のものもあり、一般には、塊タイプの方に鮮やかな色が多いような気がしています。オレンジカルサイトもそのひとつで、破片状でも、ハートや丸玉に磨かれても、実においしそうな色をしています。おそらく大きな塊で産出し、結晶の形ではないのだろうと思っていたら……。いました。結晶。2005年末の池袋ショーで、会場をうろうろしていたところ、視界の隅をなにやらオレンジ、いやみかん色の石がかすめ、思わず足を止めてみたらこの石。誰が何と言おうと、オレンジカルサイトではなくみかん・カルサイト!カルサイトの骸晶とでも言うのでしょうか。小さな犬牙状の結晶が集まって結晶を作っています。全体的な形は犬牙状というには、ややずんぐり。おかげで、すぐにはカルサイトとわかりませんでした。この手のカルサイトは、このとき初めて見たような気がします。それにしても、なんておいしそうなみかん色!カルサイトは軟らかいのがネックですが、こんなにきれいな色だと許しちゃいます……。
2006/03/20
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ニューメキシコ州産のブルー・フローライトです。水晶には本来あり得ないはずの色が、内包物によって作り出される青水晶も好きですが、フローライトの青も好き。みずみずしい色合いのフローライトでは、青の美しさは一層映えます。そんなフローライトで青といえば、「フレンチ・ブルー」と異名を取るフランス産がまず頭に浮かびます。しかし、忘れちゃいけないのがニューメキシコの青。冴え冴えとした、氷の青を思わせるフランス産に対して、いくぶんやわらかな、「青空の青」とても言いたいような色合いです。そんな青い結晶が群れているさまは、泡立つ波のようでもあります。フローライトの発色は水晶とは違い、希土類元素によるもので、産地固有の色がない、つまり、緑であれば産地を問わず同じ色だと言うことなのですが、私にはそうは思えません。水晶と違って、「これはたぶんここ(産地)」と見分ける自信はありませんが、フランスの青と、ニューメキシコの青のニュアンスが違うように、フローライトも産地によって、同じ緑、紫でも感じが違うように思うのですが……。フランスの青にあこがれるあまりの、ひいき目でしょうか。
2006/03/19
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今日は、石は石でもこんな品。天珠です。チベットで(最近は中国や台湾で)作られる瑪瑙製のビーズです。瑪瑙に、特殊な方法で模様を焼き付けてあるのだそうで、その模様によって、いろいろな御利益があるのだとか。もちろん、私はそういう御利益ではなくて、黒と白の力強い模様と、長年チベットの人に大切にされてきた(らしい)歴史に心惹かれているわけですが……。どのようにして、あの模様が生み出され、それにさまざまな意味がつけられたのか。今のような薬品や道具もなしに、瑪瑙にそれを焼き付けることができたのか。そういうあたりが、私にとってのロマンですねえ……。さて、ネットで天珠を検索すると、実にさまざまな模様、質感の天珠がヒットします。そのうちのいくつかについては、フリーページでつついてみたので、そちらをご覧ください。模様や質感だけでなく、お値段もさまざまなのですが、私は、妙にツヤツヤしていて、塗料で模様を描きましたというタイプよりは、ちゃんと焼き付けてある写真のようなタイプが好きです。もちろん、アンティーク天珠でなけりゃなどとは申しません。模様が自然でくっきりしていて、色に深みがあれば十分。数ある模様では、写真の「天地天珠」と「九眼天珠」が好み。名前で言うなら「龍眼天珠」がカッコイイですけど……。さてこの「天地天珠」、天を表すという「○」(写真上)と、地を表すという「□」(写真下)が描かれたシンプルな模様です。「□」の方は、単に縦線だけに見えますが、ビーズの幅いっぱいに「□」が描かれています。単純な模様なのに天地を表すというスケールの大きさ、見る方向で、全く模様が異なって見えるあたりがポイント高し。天珠を英語圏では「Dzi beads(ジー・ビーズ)」というそうですが、「天地天珠」を何というのかと調べてみたら「Heaven & Earth」でした。なるほど。ところで、先日の水晶の八角形の面である「グラウンディング」の話で、八角形は、天を表す「○」と大地を表す「□」の中間の図形であると書きましたが、キリスト教圏だけでなく、チベットにおいても「○」と「□」が意味するものが同じとは、面白い偶然ですね。
2006/03/18
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別館サイトの「STONES」に10点追加しました。バナークリックで別館サイトへGO!
2006/03/18
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ネパール、ガネーシュ・ヒマール産のヒマラヤ水晶です。4センチほどの結晶が、交差するようにくっついています。表面はややつや消し……と言うより、白く半透明に天然コーティングされているようす。そのおかげで、ガネーシュにしては透明度が低いように見えますが、じっくり見ると、ちょっぴりオパールっぽい輝きを持っています。何より眼を惹くのは、写真に写っているように、表面が不思議なでこぼこ模様に覆われていること。カテドラルのように、小さなポイントが寄り集まってできた形のようでもなければ、インターフェレンス(成長干渉)のようでもありません。強いて言えば蝕像……かもしれないけれど、断言はできない不思議な模様です。内部には、そばかすのようにヘマタイトが入っています。いかにもガネーシュ! ……と目を惹く華やかさこそないけれど、じっくり地味~に味わう石といえそうです。……と今まで通りに説明すれば、このようになるのですが、なんと、このような石を言い表す名前があるらしいのです。すでにご存じかと思いますが、別館サイトのにて、水晶の用語と思われるものの収集しています。水晶には鉱物学的(?)なものから、ヒーリングの分野で使われるものまで、実にさまざまな言葉があって、なかなか頭に入ってきません。いろんなサイトで説明されていても、あれがのっているかと思えばこちらがのっていない。ショップの説明ではパワーの話だけで、それがどういう石を指すのかしっかり説明してくれない。ああ、帯に短したすきに長し……。……ということで、ついに自分で作ってしまったわけです。「石は直感で選ぶ」「どんな名前が付いていようが、良いと思った石がいい石」とは、まさしく真理ですけれど、一方でショップなどの情報として、クリスタル用語は耳に入ってきます。そして私は、それをまるっきり無視するほどには鉱物よりではない……。石に付随するイメージとして、パワーとか伝説には興味も未練もあるわけです。無視できないのなら、とりあえずこだわってみて、自分なりに理解したうえで、単なる言葉(記号)として使うか、言葉のイメージをも石の魅力の一つとして取り入れるか決めよう。「自分なりに理解して」なので、自分で検証しようのないパワーの話は載っていません。名前と、それが意味する形状については、複数の資料を総合し、何とか(自分が)納得ができる説明にまとめてみました。そんなこんなで単語を集め始めたら、意外にあるあるある……。こりゃあ、あれが載っていてもこれがない、ということになるわけです。まずはここまでという範囲というか、レベルが見えない……。こうなったら、目につくだけ集めてみよう!……話がずれすぎました。とにかく、めざせ、収録語数ナンバー1!……の意気込みで、果ては海外サイトまでのぞき込んで、言葉を集めていたところ、あるんですねえ、今回みたいな石を表す単語が。写真のように二つの結晶が交差するようにくっついたものを「Twin Flame Crystals」、意味ありげな表面の模様を持つ水晶を「Sacred Sigil Crystals」というのだそうです。意味まで書くと、ボロが出るのでちょっと遠慮させていただきますが、なけなしの英語力で理解したところでは、そんな感じです。名前が付いていると何となくカッコイイ……かも?
2006/03/17
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チベットはカイラス山産の水晶です。カイラスと言えば、仏教、ヒンズー教、ジャイナ教、ボン教など、複数の宗教の聖地とされる独立峰です。もちろん、写真でしか見たことはありませんが、鋭くそびえる山々の向こうに唐突に現れる、雪をいただいたドーム状の姿は、それが何という山であるかを知らなくても、特別な雰囲気を感じるのではないかと思います。その位置はここ↓です。さらにくわしい地図はこちらにあります。見てみれば、独立峰とは言え、立派にヒマラヤの範囲内。カイラス水晶は、ヒマラヤ水晶でもあるのです(たぶん)。ヒマラヤ水晶に興味を持ち始めた頃、某ショップのオーナーに、聖地カイラスと言うところでも水晶が出ること、以前一つ持っていたが、とてもすばらしい水晶だったことをうかがって、(そのときにはすでにお持ちではなかった)一目見たかったなあ……と思っていたところ、2005年になって、Webショップで発見。目を疑いつつも思い切って購入したのが写真の石です。Webショップを見つけたときは、発売されて一通り注文が入ってしまったあとだったらしく、かなりSOLD OUTになっていましたが、この石を選ぶのに迷いはありませんでした。こうして、我が家のファースト・カイラスとなった水晶は、長さは約11.5センチの、いわゆる「レーザー・ワンド」タイプ。ミルキーなように見えて、実は内部の透明度は高く、表面だけが白く曇って見えています。このくもりぐあいが絶妙で、マダガスカル産などにあるように、磨りガラスのようになっているのではなく、ロシレムのようにびっしり成長線で内部が見えないのでもなく、白く曇っているようでいながら、サテンのような輝きがあり、手ざわりはなめらかです。お店の方の話によると、石英の粉がついているとのこと。つまり、極小のドゥルージーってことでしょうか。カイラス産では、このほかに、すばらしい照りと透明感を持ったタイプや、黒いファントムやインクルージョンを持つタイプ、ハーキマーのような短くころころした感じのDTで黒いインクルージョンを持つもの、うわさによると色水晶も出る様子です。白く曇ったタイプ、透明タイプは、レーザーでDT率が高く、ぶつけると高い音が出るいわゆる「シンギング・クォーツ」も多いのだとか。写真の石もその例に漏れず「シンギング・クォーツ」でもあります。石のパワーがわかる方にさわっていただいたところ、上にまっすぐ昇っていくようなパワーがあるのだそうです。パワーの鈍さを自負する私が、そういう水晶を持っているのはなんだか宝の持ち腐れのような気がしないでもありませんが……。とにかく、ヒマラヤ水晶としてみた場合の印象では、カイラスの水晶は、ネパール・ヒマラヤ水晶よりも、インド・ヒマラヤ水晶に近いです。ネパール・ヒマラヤ水晶は、どれほど透明でも、どこか大地とつながるイメージがぬぐえませんが、インド・ヒマラヤ、そしてカイラス水晶は、大地から解き放たれた軽やかなイメージがあるのです。さらに比べてみると、カイラスよりもインド・ヒマラヤ水晶の方がエネルギッシュ……というか、プリミティブな元気良さ。カイラスはより研ぎ澄まされ、純粋になった感じ。「カイラス」とは、ヒンズー語で「Crystal」という意味だそうで、まさに結晶、あるいは水晶という名前の場所から来たと思うと、なるほどとうなずいてしまいます。
2006/03/16
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マダガスカルのおチビ水晶です。長さは3.5センチほど。先端三分の一がヘマタイトを内包して赤く染まっていますちょっと白濁した、つや消しっぽいテクスチャでなので、ヘマタイトの赤にありがちな、生々しい押しの強さはなく、なんだか水晶をちょいとつまんでイチゴジャムをつけたかんじ。水晶にヘマタイトが内包されはじめた頃の、ぷつぷつ模様が、苺の種っぽいです。コーティングではなく、しっかり内包されているあたりもポイントです。どこがどう変わっていると言うわけでもないのですが、色合いと、ふんわり柔らかな感じがかわいくてチョイス。マダガスカルらしい……水晶ではあるものの、そういえば、最近あまり見かけないような気がします。同じマダガスカル産のフローライト入り水晶のように(ブルー・ジョイという名前で売られているのを見ました。なぜ、ブルー・ジョイなんでしょう?)これはすごいと話題になった水晶であれば、まだ出るか、詣で中うなったかと注目もされますが、そのような水晶でなくても、一時期出回り、人知れず姿を消す石もあるのです。すごいのが見つかった、もう採れないというお祭り騒ぎにあおられるよりも、じっくり石を選んであげたいのですが、なかなか難しいです。
2006/03/15
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今期のツーソン戦利品第2弾です。コロンビア産のエピドート入り水晶なのだそうです。最近新たに見つかった水晶で、「Dream Quartz」と名前が付けられているのだとか……。水晶の中に、繊細な緑のインクルージョンが揺らめきたなびくさまは幻想的で、まるで、おぼろげな月光を閉じこめているよう。今回のツーソンショーで出回ったらしく、何店かで見かけました。見たり、聞いたり、説明書をいただいた情報を総合してみます。実は、このコロンビア産の水晶、よーく見るといくつかのタイプがあります。大きく分けると、一つは、写真のようにペール・グリーンのもやもやが結晶の中心部から内包されているもの。もうひとつはやや白濁し、緑色は比較的表層部分にファントム状に入っているもの。あるお店で聞いた話によると、前者の方、つまり内部からもやもやした緑がはいっているものが「ドリーム・クォーツ」なのだそうです。ところが。この「ドリーム・クォーツ」にも、いくつかタイプがあるような……。ひとつは、写真の石のようにやや緑がかったもの。そしてもうひとつは、「やや青みがかったもの」非常に微妙な違いなのですが、確かに違う。エピドート入りの「緑水晶」というよりは、「青水晶」……?そこでハタと思い出しました。……コロンビアのほんのり緑な「青水晶」があるじゃないか!それはこちらしかし、コレはアクチノライト入りだったはず。写真の石のもやもやぐあいは、エピドートよりもアクチノと言われた方がしっくりします。しかし、同じ産地から採れたという、「芝生のように生えそろったエピドートの上に乗っかった水晶」を見せてもらったことでもあるし、同じ色の水晶でエピドートが食い込んでいるのもあるので、内包物はエピドートでいいはず……。でも、なんだか納得できません。写真の石はご覧の通り揺らめくような内包物ですが、エピドートが食い込んでいるのは、内包物が直線的です。しかも……こちらの写真は、石の裏側ですが、そこに見られるあばたのようなへこみは、クロシドライトのような、石綿系の鉱物が抜けた痕に酷似しているのです。これでもほんとうにエピドートのインクルージョンなんだろうか。コロンビアの、淡い緑の水晶について整理するとこうなります。(1)緑色は比較的表面でファントム(ドリーム・クォーツではないらしい)(2)緑色が中心部分から内包。内包物はエピドートとされている。 ふんわりぼやけた感じ。(写真の石/ドリーム・クォーツ)(3)2と似ているが、色合いがやや青っぽい。 特に青い部分が粒状にファントムを形成しているものもあり。 (ドリーム・クォーツ)(4)色合いは2と同じ感じだが、内包物の感じが極細でも直線的。 エピドートが食い込んでいる。(ドリーム・クォーツ)(5)見た目は2とそっくりだが、内包物がアクチノライトとされている。一見同じようでも、こんなにあるとは。謎は深まるばかり。いや……そもそもドリーム・クォーツって、ハーキマー・ダイヤモンドのことじゃなかったか。深まるどころか、謎は振り出しに戻る。
2006/03/14
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今日の石はありがたき頂き物。インドはクル産のグリーン・ファントムです。ちょうどインドできれいなファントムが入っているの、欲しいなあ……と考えていたところでした。何という偶然。しかも好みの石!ありがとうございます、Nさん。私がイメージするインド産ヒマラヤ水晶の中では、濃いめの緑ですが、やはり、インド産だけあって、ネパール産に比べると色は明るめで軽やか。ファントムは、はっきり確認できるだけで3層、うっすら見える物をあわせるとさらに1~2層増えそうです。しっかりと緑のファントムが形成されている上に、ファセットには結晶の埋め残しの大きな窓まで開いていて、この石は、こんな風に成長してきたのか……と想像をくすぐる表情をしています。ヒマラヤ水晶と言えば、ネパール……と、無意識に思い浮かべてしまう私ですが、ふと考えてみれば、インド産であることがわかっていて選んだヒマラヤ水晶もかなりの数。なかなかどうして魅力的な石の産地なのだと再確認しました。インド産ヒマラヤ水晶には、ネパール産のような荒々しい表情こそ少ないですが、その分、明るいクローライトの色合いや、鉄分でほんのりピンク色に見える華やかさ、母岩部分までが石英や小さな結晶でできている様子など、重々しさから解き放たれ、のびのびと結晶した明るさがあるように感じます。
2006/03/13
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セラフィナイトの磨きです。直径は4センチ~5センチあるので、カボションというには大きいし、大きさに比べて厚さは薄め。以前にセラフィナイトの大きめタンブルを紹介しましたが、あの石以来、セラフィナイトを選ぶなら「羽毛っぽい」が条件のひとつになっています。セラフィナイト=熾天使ですが、私にとっては「天使」であることにはあまり意味がなく、どちらかというと「羽毛の石」。羽ばたき、空を駆けるための翼でもなくて、ふんわり包み込む「羽毛」のイメージです。これが、ヒマラヤ水晶の中に内包されている緑泥石の仲間だというのですから、意外で不思議です。セラフィナイトの特徴は、深緑を背景に、放射状に広がる銀色の筋。それが「熾天使の翼を思わせる」のだそうですが、放射状であるだけではあまり羽根っぽく見えません。ところが写真の石は、銀色の模様がかなり羽毛っぽくて好みです。羽毛っぽくもあり、命あるかのようにさわさわと動いているようでもあり。やわらかく感じられそうな緑の羽毛をかき分けたら、その奥に何が隠れているのだろうかと、探してみたくなります。そのせいでしょうか。この石には、何かを羽毛で隠した神秘性と、やすらぐというより、好奇心をくすぐり、やがて行動に駆り立てるようなイメージがあります。あとは……ブロッコリーのように結晶した原石か、きれいに光に透ける薄板が欲しいかも……。
2006/03/12
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タスマニア産のスティッチタイト入りサーペンティンです。黄緑~深緑の部分がサーペンティン、片方の石に丸く入っているのがスティッヒタイトです。実は「スティクタイト(スティックタイト)」と覚えていたんですが、改めて検索してみたら、スティッチタイトもしくはスティッヒタイトの方がたくさんヒットしました。和名は「スティッチ(ヒ)石。そのまんまです。綴りを見ると、スティッチタイトもしくはスティッヒタイトの方が近いように思えるので、こちらと言うことで。スティッチタイトは、比較的珍しい鉱物で、オーストラリアや南アフリカから産出します。それは、もともと二つの大陸がくっついていたためかもしれないのだとか。すると、この鉱物は、パンゲア分裂よりも古いと言うことになりますね……。さて、写真の石は、最初にも述べたようにオーストラリア・タスマニア産です。サーペンティンの中にスティッチタイトが混じった状態で産出するのは、タスマニアのDundasの、Stichtite Hillだけなのだとか。この組み合わせの石には「アトランティサイト」という、セールス・ネームが付けられています。命名は、どうやら有名なクリスタル・ヒーラー、A・メロディ氏らしいです。アトランティスがあったとされる場所から遙かに遠い(遠すぎる)場所の石に、何故アトランティスの名前が付くのかわかりませんが、国内サイトでこの石を検索すると、名前の通りアトランティスとの関わりが説明されているのに対し、海外サイトではアトランティスの名前が説明にでてこないサイトがあるのが興味深いです。私にとっては、この鮮やかな色が地中から現れること、パンゲアとの関わりの方が、ロマンですけど……。
2006/03/11
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我が家のあたりは今日は雨。陽射しがないと薄ら寒いとはいえ、真冬に比べればずっとあたたかく、春はすぐそこという感じがします。写真を撮っていても、その違いは明らか。冬の低くて黄色い陽射しが、軽く透明になり、石の色が冴えて来ました。こういう時期に撮りたくなるのが、デリケートな緑の石です。そういえば、今期のツーソンものの戦利品の共通点は、「緑&青」だったかも。……というわけで、ツーソンもの戦利品、第一弾!ブラジル産の「グリーン・アメシスト」です。加熱処理されているものです。普通、アメシストを加熱すると黄色くなります。(産地によっては色が消えて、黄色くならないものもあるそうです)ところが、バイア州のモンテズーマ鉱山のアメシストは、650度で加熱すると、黄色くなる代わりにご覧のようなペパーミント・グリーンになるのです。美しい色なので、「グリーン・アメシスト」や「プラシオライト」の名前で宝飾品にされることが多く、名前は知っていても、実物は透明感に乏しい、小さなタンブルしか見たことがありませんでした。それが、このたび目の前に!ぎっしり結晶したクラスターを丹念に分離させたものらしく、全体これ剥離痕ですが、色合いと透明感は十分!ロシアの黄緑シトリンとは、まったく違った色合いです。やはり聞くのと見るのでは大違い。お店の方にも確認しましたが、緑になっているからには、もちろん加熱処理されています。原石の無処理もの好きの私ですが、処理に理由があって、それが明らかにされていれば、問題はないと思っています。でも……。加熱する前の色も、見てみたいものです。他のアメシストと比べて、色が違うんでしょうか?
2006/03/10
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今日の雑記はちょっと一休み。別館サイトの用語辞典をいじりました。目につく水晶単語をどんどん放り込もうと目論んでおります。何か新しい単語がありましたら、教えて下さい~!
2006/03/09
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ロシア産のグロッシュラー・ガーネットです。和名は灰礬柘榴石。灰(カルシウム)と礬(アルミニウム)を含むガーネットです。グロッシュラー・ガーネットには、ヘソナイトやツァボライトと名前が付いたげーネットが含まれます。グロッシュラーは、「西洋スグリ(Grossularia)」にちなみます。というのも、シベリア産の灰礬柘榴石が淡緑色をしていて、「西洋スグリ(Grossularia)」に似ていたからだそうです。写真の石は、まさにシベリア産。しかも緑色です。西洋スグリやグーズベリーで検索してみたら、ちょっと黄色っぽい緑色が似ています。ところで、このガーネット、肉眼で見ていると緑なのですが、写真に撮ると、茶色……というか、ちょっと赤っぽく写るのです。以前は赤いカメラを使っていたので、てっきりカメラの色が写り込んだと思っていたのですが、今回、新しい黒いカメラで撮ってみても、やはり赤っぽい。もしかして、中心部の方が赤い(赤っぽい)のかも……?
2006/03/08
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私は、ちょっと変わったことに、石の写真はマクロ写真からはじめました。石の一部を拡大し、主に石の内部のインクルージョンを撮ることに夢中だったのです。しだいに石形に惹かれ、全体像も写すようになりましたが、一番最初のマクロ写真の意識は健在です。だからこそ、このブログのキャッチコピーは「虚空座標……それは、石の中に不思議な世界を見つけるための道しるべ」なのです。マクロな視点で石に迫ると、石がまるで命あるもののように見えてきます。「神は細部に宿る」そんな言葉が、実感を持って感じられます。
2006/03/07
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久しぶりに手作りアクセサリー編です。ブレスレットをきれいに撮るにはどうしたものかと考えて、手芸店でフェイク・ファー(?)のはぎれを買ってきました。いつも使っている紙の上では、素っ気なさ過ぎて雰囲気が出ないし、クラスターの上ではきれいな円になりません。時々使う流木も、丸くならないというのは同じなうえ、原石ならばプラスに働く光の加減が、ブレスレットにはちょっときつすぎるようです。そこで考えたのが、フェイク・ファー。毛足が短くて沈みすぎないものを選びました。石とは正反対のふわふわした質感が、石ビーズを引き立ててくれると考えたのです。結果、なかなかいいのでは?……唯一難を言えば、曇りの日の撮影なので、光が少し足りませんでした。後日きれいに撮れたら、差し替えるかも知れません。さて、肝心の主役であるブレスレットはと言えば、セラフィナイト+チャロアイトのロシア・ペア。そもそも私は、数珠に見えるブレスが好きではありません。そのせいで丸くないビーズを使うことが多かったのですが、いかんせん、着け心地がちょっといまいちなのです。たとえば、四角く平たいビーズは腕に張り付く感じですし、着けるときによじれます。ラフなタンブルに穴を空けたようなビーズと、ウッドビーズを使ったものは、冬に着けるにはちょっと……。その点丸玉ビーズは腕の上でころころ転がって、着けはずしや着け心地の点では優等生。なるほど、ブレスレットに丸玉が多いのは、単にビーズに丸玉が多いばかりではなかったのかと、妙なところで納得しました。そこで、珍しく丸玉ビーズでブレスを作ってみるかと思ったものの、ゴムの穴が見える透明系の石もいまいち好みではない。……と考えてたどり着いたのが、立派な(?)不透明石であるセラフィとチャロ。しかも大好きロシア石(笑)軟らかいのが難点ですが、ビーズなら処理されているはずだし、始終着けっぱなしではないので、まあ、いいでしょう。石を決めてから好みの色合いでなるべく安いのを探すのにけっこう時間がかかりました……。やっとのことで完成したのが、写真のブレスレットです。使っているのは1センチ玉。潔く半分ずつくっきりと分けて、透かしの入ったシルバービーズと、6ミリのカット水晶をアクセントに入れました。単純ですが、けっこう考えたつもりです。多色使いのブレスでは、交互に並べたり、4,5か所にアクセントで色の違う石を入れたり、メインの石を使って、脇にシンメトリーにアクセントをつけることが多いですが、なんだかそれも好みじゃない……。だいいち、深緑と紫を交互に並べても美しくない。それに、どうせ自分で作るなら、シンメトリーで調和の取れたデザインでは、面白くない。頭をひねった結果が、今回のデザインです。使っている石が不透明なので、軽さを出すためにアクセントのシルバービーズには透かしの入ったものを選び、石の並びが途中で切れて軽く見えるように水晶を、しかも丸玉とは対照的な、カットされたものを選んで入れてみました。チャロアイトが、普通のものよりも色が淡く、繊維状の模様もやわらかなかんじだったことが、セラフィナイトと釣り合っているようです。思い切って石を二つにわけてしまったことで、着けている際、チャロアイト(セラフィナイト)だけのブレスに見えたり、両方が見えたり、手首の上で自然に回転することで、見るたびに表情が違って見えて面白いというおまけ付。個人的には、なかなか気に入っているのですけれど、これまで見ていただいた人は、たいてい、にや~っと何とも言えない笑い方をされるのです。その笑いの意味するものはなんなのか。『またまた変なもの作っちゃって』なのか『ブレスレットまでロシアかい』なのか、『とうとう、パワーストーンに手を出したか』なのか。ちょっと意味ありげな「にや~」なんです。……石の好みと見た目だけで作ったブレスですが、セラフィナイトとチャロアイトの組み合わせって、なにか問題があるのでしょうか?
2006/03/07
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ロシレムレポート「石の沈黙を解読せよ」を別館サイトに収納しました。少し文章に手を加えています。バナークリックで別館サイトへGO!
2006/03/06
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ちょこっと前の「ロシレムの隅つつき編」で、ロシレムの産地割り出しに一役買ってくれた、「Ushniy」産の水晶です。「ロシア水晶」として買ったので、「ロシア水晶」として載せましょう。私のファースト・ロシア水晶はダルネゴルスク産でしたので、「ロシアの石は変な石♪」という意識がどうしても抜けないのですが、ロシアはロシアでも、ウラルの水晶は、形としてはスタンダード、しかし、やはり、北の大地の水晶と言うべきか、静かな中にもどこか堂々とした……あるいは、静かな迫力を感じさせる石が多いようです。写真の水晶は、長さは6センチほど、ご覧の通り、太さよりも長さが目立つほっそりタイプの結晶ではあるものの、アップにすればその古びた風情が一種独特の迫力です。柱面には成長線がびっしりですが、内部の透明感は抜群。根本までミスト(霧状のインクルージョン)が全くありません。古びて見えてもエッジはなかなか鋭く、本来なら石の美観を損ねるはずの剥離痕(くっついていた結晶をはずした跡)がみごとなアクセントになっています。角度を変えるとこんな感じ。普通見かけるロシレムは、ブラジルのレムリアンシードと似ても似つかない外見だと思っていますが、この石に関しては、外見がかなり似ています。並べてみました。ブラジル産の方が、優しい感じでピンク色ですが、形も、成長線の付き方もかなりそっくり。ついでに、「天使の輪」も出ます(笑)。
2006/03/06
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先日は、アンドラ・プラデッシュ州産の水晶は、ヒマラヤ水晶じゃない!……と、叫んでいましたが、ヒマラヤ山脈から遠く離れた産地の水晶にヒマラヤ水晶とラベルを付ける売らんかなの商売根性に苦言を呈しているのであって、水晶そのものには、何の問題もありません。どんな名前が付けられていようと、良いものは良い。質の割に値段が高ければ、目に焼き付けて保養にするか、「○ったくり~!」と(内心で)遠吠えるだけのこと。……とまでは言い切れないのが現実ですけれど。肝心なのは石そのもの!と、わかってはいても、やはり石に付随する物語には興味も未練もあるのです。だからこそ、いい加減な意味づけ、ラベル付けはやめていただきたい。前置きはさておき、今日の石はこれ。アンドラ・プラデッシュ州産の水晶です。「ヘマタイト入り水晶」として、この水晶がやってきたので、アンドラ・プラデッシュ州の位置を調べてあったので、店頭で問題の「ヒマラヤ水晶」を見て、一目で「!?」ということになったわけです。すでに述べたように、ヘマタイトがファントムを形作っている水晶です。残念ながらトップはありませんが、透明感は高く、ファントムはくっきりです。しかも、このヘマタイト、仏梅にする錆色赤ではなく、ちょっとピンクでメタリックな色合いです。
2006/03/05
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アイオライトのタンブルです。アイオライト(Iorite)の名前は、ギリシャ語の「ion(すみれ)」にちなむのだと言います。見る方向によって青く見えたり、色が消えて灰色や黄色っぽく見えたりする多色性を持つことから、「ディクロアイト」とも呼ばれます。鉱物学的には学者の名前にちなんで「コーディエライト」。なにやらたくさん名前を持つ石ですが、私の知る限りでは、「アイオライト」の名前で売られていることが最も多いような……。青というよりは、微妙に紫が混じったスミレ青(すみれ色と言うには青い)。夜の暗さを脱ぎ捨てて、夜明けを迎える一瞬の色合いを思わせます。なかなか結晶の標本に出会えない石なので、我が家にいるのはタンブルのみ。写真の石は、タンブルとはいえ、なかなか色が美しく、透明感もそこそこあります。光に透かして撮れば、美しさも何割かアップ。広い面から見て青が美しく見えるのもポイントが高いです。……というのも、右の画像では、石の端が白~黄色っぽく写っていますが、これこそが、アイオライトの多色性。このタンブルは、かなり平べったい形をしていて、薄い方向から見ると多色性のために色が消えて、ちょっと黄色っぽく見える灰色なのです。つまり、アイオライトらしい色合いと形を同時に楽しみたいのならば、色がきちんと見える方向を確かめなければなりません。また、アイオライトには、ヘマタイトの小片が内包されて、サンストーンのようなキラキラした効果を持つ石があり、そのような石には「ブラッドショット・アイオライト」というかっこいい名前が付けられています。
2006/03/04
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ちょっと待て!……と思った、今日のできごと。インドのアンドラ・プラデッシュ州産のヒマラヤ水晶なるものを見ました。ちょっと待った!アンドラ・プラデッシュ州は、インドの南部です。以前「ヒマラヤ・エレスチャル」で苦言を呈したオリッサ州よりもさらに南。つまり、ヒマラヤ山脈からは遠く離れています。どう考えてもヒマラヤ水晶じゃない……。見たのは、透明で素直な感じの水晶でした。石そのものを気に入ったのならば、何の問題もありませんが、ヒマラヤ水晶であることを理由に選ぶのであればご注意を。私が見た限り、クルやマナリは、うっすらピンクがかっていて、結晶のまわりや母岩に細かい結晶がくっついているものが多いですが、アンドラ・プラデッシュ州産は、色味はなく、すっきりした単結晶でした。でも、あんまり見分ける自信はありません。地図を作ってみました。アンドラ・プラデッシュ(Andhara Pradesh)がかなり南だと言うことがおわかりいただけるでしょうか。いくらなんでもインド全域がヒマラヤだとは言えませんよねえ……。
2006/03/03
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キリスト教と八角形についてもう少し調べてみました。8という数字は、天地創造の7日間にキリスト教の復活日を足したもので、復活を意味する重要な数とされています。マタイ伝には「八つの至福の教え」が説かれ、ノアの箱舟で助かったのは8人など、「八」は中世キリスト教の象徴的な数字だったそうです。また、八角形は円の中で二つの四角形を90度ずらして交差させるとできあがる図形です。円は永遠の神を象徴し、四角は世俗的世界を意味し、さらに天国への4つの方向や人間の4つの性格を表しているといいます。そのことから、世俗の世界と神の世界を結ぶ権力を象徴する図形と考えられていたこともあるようです。(教会の建築には八角形のドームが見られます。)さらに、ギリシャ語でキリストと書くと、数秘論的な数値は888となるそうで、このあたりが、「八角形」がイエスの象徴であるとされるゆえんなのでしょう。面白いことに、イスラム教、中国の道教、儒教、もちろん日本に置いても「8」は吉数です。水戸黄門でおなじみの水戸光圀の「くに」は、国ではなく則天武后が制定した「則天文字」の「圀」ですが、よく見るとここに「八方」の文字が用いられているのも、偶然とは言え、興味深いです。このように8(八角形)は、イエス及びキリスト教と深く関わる数であり、図形であることがわかりましたが、このことを踏まえて考えると、水晶のグラウンディングで言われる「大地の力」の「大地」とは、その言葉から受ける「大自然の大地」とはニュアンスが違うのではないでしょうか。「大地の力」といえば、どうしても私たちが生きる自然としての大地を思い浮かべます。「イシス」のところでは、「グランディング」という言葉を「大地に生きる実感」「母なる大地とのつながりを求めること」であると考えましたが、八角形の「グラウンディング」が意味するものは、言葉としては同じでも、大自然の大地ではなく、「神がしろすめす大地」……と言うイメージが強くなるような気がするのです。そのイメージを裏付けるように思われるのが、八角形はテンプル騎士団の十字架のシルエットであるという意味づけです。テンプル騎士団は、正式名称を「キリストとソロモン神殿の清貧騎士団」といい、日本ではあまりなじみはありませんが、ヨーロッパ人にとっておなじみの存在であるらしいのです。(ちなみに「テンプル騎士団」をYahooで英訳してみたら、なんと「K.T.」と出ました。他の翻訳サイトでは「Knights Templars」でしたが、こんなシンプルなイニシャルでピンとくるのだとすれば、よほど有名なのだろう……と考えてしまいました)テンプル騎士団は、1118年、9名の騎士たちがエルサレム国王のもとを訪れ、聖地における巡礼者の保護と街道の警護を目的とする騎士団の創設を宣言したことに始まります。国王は、かつてソロモン神殿が立っていた「神殿の丘」の一角を騎士団に与え、ここに騎士団の本営が築かれたことから、テンプル騎士団という通称で知られることとなりました。テンプル騎士団は、白地に赤い十字架を描いたマントをトレードマークに十字軍の主力として聖地パレスチナで活躍し、1244年のエルサレム奪還、1291年の十字軍運動集結によって、テンプル騎士団はキプロス島に本営を移し、1312年に騎士団最後の大総長らが処刑され、その歴史を閉じたと言います。テンプル騎士団は、巡礼者や王侯貴族の寄進、入団希望者たちの放棄した私有財産も吸収して巨万の富を手中に納め、12世紀中頃には、中世最大の国際金融機関と化していたとか、テンプル騎士たちが、本営を置いていたソロモン神殿を発掘し、財宝を得ていたのだとか、興味深い話はいろいろあるのですが、私が注目したのは、テンプル騎士団が聖地における巡礼者の保護と街道の警護を目的としたという点です。先に述べたように、「八角形」は「神のしろすめす大地」であり、同時にテンプル騎士のトレードマークである十字架のシルエットであるとしたら。「大地にグラウンディングする」という水晶の意味にどんなイメージが生まれるか。テンプル十字がテンプル騎士団のマークであるならば、そのマークを身につけるものは、テンプル騎士です。テンプル騎士は、聖地に向かう旅人やその道筋を警護します。聖地とは、まさしく神のしろすめす地の中心。ヨーロッパ人……というか、キリスト教文化圏にある人にとって、自らの文化、精神性を作ってきた基盤を象徴するものであるはずです。私はそこに、「自らがよって立つ精神の基盤に立ち帰ることをサポートする」という意味合いを感じました。つまり、「グラウディング」の名前を持つ水晶が導く大地は命が生きる大自然の大地とはニュアンスを異にし、その人の思考や感覚を作り上げてきた、いわば「精神の大地」という意味ではないかと思うのです。そして、十字架のシルエットを持つ水晶は、「精神の大地」へ至る道筋をサポートする騎士であると。同時に、懸念もあります。「ロシレムの4回転」でも触れましたが、ヒーリングの分野が属する「ニューエイジ」は、神秘学や錬金術にもつながる、いわばヨーロッパ文化圏(キリスト教文化圏?)に深く根を張る考えです。欧米の人が「八角形」や「テンプル騎士団」について知ったときにイメージする事柄は、日本人である私たちに比べて比べものにならないくらい広く、深みのあるものだと思います。それを考慮せずに、ただ表面的なイメージや意味合いだけを受け取ってしまって良いものか……。「グラウンディング」という言葉に踊らされるのではなく、逆にその言葉が自らに根付く基盤を整える努力をすることこそが、われわれにとっての「グラウンディング」なのかもしれません。
2006/03/03
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クリスタル用語で、グラウンディングという言葉があります。グランディング、グラウディングいろいろ表記のパターンがあって、私自身、気分でいろいろ使っちゃっています。今回は、一応まじめに調べてみて、綴りも「Grounding」だし、「グラウンディング」と表記してみます。「グラウンディング」は、「大地に足を着けること」という意味合いで用いられていることが多いようで、転じて「精神面だけでなく肉体面(現実面)も意識する(させる)」というような意味合いで用いられている……と理解しています。ヒーリング・ストーンの分野においても、スモーキー・クォーツや、ボージー・ストーン、ヘマタイトやレッドジャスパー、ルビーなど、ちょっとゴツめで不透明、あるいは赤い(鈍い赤、深みのある暗めの赤)石が「グラウンディングのパワーを持つ」と紹介されていたりします。しかし、今回調べてみた「グラウンディング」は、メイン・フェイス(一番大きなファセット(錐面))に八角形の面を持つと規定される、「マスター・クリスタル」の一つでもある水晶のお話です。面の形や全体の特徴ある形を一つのシンボルとして意味やパワーを見いだす「マスター・クリスタル」には、イシスやダウ、カテドラルなどいろいろありますが、その中で八角形のフェイスを持つ「グラウディング」は、やや影が薄いかもしれません。(私がそう思っているだけかも)意味合いを調べてみると、「問題を見据え立ち向かうために、現実に根付くよう導く、大地の力を持つと言われる」(諸説あるので、一般的と思われる意味合いをまとめました)……というような感じで、やはり大地に根付くとか、肉体(現実)を意識するような意味づけがなされているようです。さて、ここで疑問です。最初に挙げたような、ゴツめで渋い色合いの石や深い赤の石が、大地や肉体をイメージさせ、それにつながる意味づけがなされるのはわかるとしても、何故に八角形が「グラウンディング」なのか。まさか、七角形の面は、「チャネリング」だの」「レシーバー」だの「ダウ」だの、いろいろ意味合いが重なったので、一つ多い八角形で……というわけでもないでしょう。さらに言うなら、同じ水晶でスモーキーが「グラウンディングの石」ということになっているのですから、わざわざ面の形を持ち出して、グラウンディングの意味合いを背負わせなくてもいいような気もします。なのに、なぜ八角形が「グラウンディング」なのか。どこのクリスタル用語集を見てみても、「八角形の面を持つ水晶である」「大地の力を持つ」という意味しか見あたりません。私の当初のイメージといえば、「八角形」→「八卦」→「風水盤」→「風水」→なんとなく大地……というもので、イシスとかエジプトの神様の名前も使われるくらいだから、ついに中国(アジア)のイメージにも手を出したのか~……というもので、(↑このころは、まだ、イシスの意味合いがわかっていなかった)かなりとんちんかんな誤解をしていたのですこのたびわかった八角形の面を持つグラウンディングの意味とは……キリスト教世界においては、八角形は神(天)を表す○と、大地を表す□の中間にあるものと見なされ、イエスの象徴であるとされているそうです。また、キリスト教、イスラム教の聖地・エルサレムにあったソロモン宮殿の土台は八角形に形作られていて、これをイエスの再臨にそなえての礎石グラウンディング・ストーン)と見なし、八角形のフェイスを持つ水晶に「グラウンディング」のイメージを込めたのだというのです。※某ショップ様で、同じような説明をご覧になった方もおられるかもしれません。 実は、情報源は一緒です。また、イシスの名を持つ水晶の五角形が、5つの辺に囲まれた単なる図形ではなく、エジプトの女神イシスと同一視される星・シリウスを表す★のシルエットであるように、八角形もまた、エルサレムのソロモン宮殿を本拠地としたテンプル騎士団のシンボル・「テンプル十字」のシルエットであるそうです。なるほど……というわけで、ここで終わってもいいのですが、もうちょっとつついてみたいと思います。……というのも、この八角形のグラウンディングの意味を知ったとき、スモーキー・クォーツやそのほか一般的に「グラウンディングに良い」と言われている石と、ヒーリングで言われるところの「グラウンディング」と、八角形に意味づけられたグラウンディングは、それぞれニュアンスが違うのではないかと感じたからです。その2に続く
2006/03/02
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先日のマダガスカルのグリーン・クォーツの紹介で何度もひきあいに出していた、グリーン・クォーツ2号です。比べてみれば違いは歴然。結晶の形はシャープで、色も濃い。似ているところと言ったら、やはり、写真では裏側になっている面が、ごっそりないことでしょうか(笑)。(結晶の形の完璧さは、1号がカバーしています)写真に写っているような角度で見ると、ボリュームがあるカテドラルっぽいですが、実際はかなり寝そべった状態か、壁面にへばりつくように結晶していたのでしょう。気に入った種類の石は、複数欲しくなってしまう私ですが、同一産地の同じ種類の石で、雰囲気の違いでバランスをとってそろえるというのは、実はあまり例がありません。そんな贅沢ができたのも、ミネラルショーならでは。選べて買えた幸運に感謝です。
2006/03/01
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