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朝起きると鳥の声に清流の音。やんわりダイニングに出て行くと一回生A「おはようございますー」一回生の子が朝食を作っていた。ああ・・・一回生A「どうしたんですか?」私「すごすぎる・・・」バンガローにはコンロも炊飯器も冷蔵庫も食器も諸々すべてそろっていて一回生の子が作ったみそ汁に、犬さん(仮名)のゴーヤーチャンプルー、炊きたてのご飯、冷やしトマト、そして昨日しぼったばかりの牛乳が机に並んだ。「「「いただきまーす」」」起きた人が食べる。寝ている人は寝ている。起きてよかった。うまい。熊さん(仮名)「すごくさらっとしてるねこの牛乳」私「ええ。すごく飲みやすいです」牛乳は全然くせがなくてさらっとした生クリームみたいな味。こんな牛乳、ちまたには売ってない。この土地ならではの自然の恵みだ。そうして昼前にはバンガローを出て近くの山に散策に行く。師匠「ここは俺が学生時代に実習で使ってた山なんだ。 あー懐かしいー」今はもう使われていないトロッコの線路の上を木漏れ日を浴びながら歩いていく。OGさん「ほんと涼しいねー」横を流れる川が、さらさらと心地よい風を運んでくる。山の野イチゴ甘酸っぱい。河原に下りて水遊び。サンダルの人は水に入って川辺では水きりに興じる。熊さん「スイカ割りしようか」近くのわき水で冷やされていたスイカ。触るとこれまたよく冷えている。熊さん「鴨くんタオル貸して」鴨くん(仮名)「いいですよ」スイカ割り、最後にやったのはいつだったかな。去年の新歓コンパだったか・・・熊さん「五月さん」私「!?」ま、まえがいきなり前が見えない!熊さん「まずは五月さんから」私「ちょっ、ちょっと待ってくださいこれ何も見えな」熊さん「お締めいたします(←能面をつけるときの言葉)」ぎゃー・・・なんか木の棒らしきものを持たされてずいぶん遠くに誘導される。熊さん「じゃあそこから」えーとえーと「ちょっと右向いてまっすぐ」「そうですそのままです」えーとえーと「あ、そこで右向いてください」「ちょっと何で僕のところに」「そこで振り下ろすといいよ」「やめてくださいよ僕じゃないですから!」・・・えーとえーと「あ、いい感じです」「15度だけ左」・・・「そこです」む「「「おおおおおおー!!」」」タオルをはずすと見事に割れたスイカがひとつ。OGさん「割れたの初めて見たかもー」リスちゃん「五月さん凄いですねぇ」・・・まさか当たるとは。犬さん「戦利品です」一番甘い、真ん中の部分をまずもらって食べる。うううめーみんなで崩れたスイカをむさぼり食って十分満たされたらみんなで近くの木陰で昼寝。一回生B「シャボン玉ありますよ」私「・・・何で持ってるの?」一回生B「買ったんです」細かいシャボン玉が風に揺れてそれを眺めながら、とろとろとお昼寝。その後は茅葺きの里を見て回り特産の牛乳アイスを食べ師匠のお知り合いという方に会って、帰ってくる。知人の方「うわー久しぶりじゃない? 何やってるの今」師匠「実は大学で能を教えてて」知人の方「へぇー。なんか同じことしてるんだねぇ(笑)」師匠「多分この先ずっと同じことしてると思いますね(笑)」今回の遠出(というか、ちょい出)師匠が一番うれしそうで楽しそうだったのが印象に残った。師匠「いやーほんとに良かったよ。みんなありがとう。 また今度ここに来ましょう」何度もそうおっしゃっていた。機会があれば、ぜひまた訪れたい場所。そういうところがあるっていい。またいつか来よう。絶対。
2007年07月31日
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今日は稽古日だけれども稽古外の荷物をわんさと持ってBOXに集合。熊さん(仮名)「じゃあ向こうに車停めてあるから」手には肉に魚に野菜にお酒。トランクに積み込んで、出発。今回の企画は、そもそも師匠が「俺の知り合いが、どうも美山でキャンプ場みたいなのに勤めてるらしいんだ。 今度行けたら行きたいなぁ」とおっしゃったことから始まる。そしてたまたま7月末に、師匠が3日ほど休暇を取れたので宝生会のメンバー8人とともに泊まりに行くことに。先発隊の私たち5人は先に行って、バーベキューの準備をする。後発隊の4人は、仕事を終えられた師匠とともにやってくる。運転は、熊さん。熊さん「山道だから揺れるよ」キキイッリスちゃん「うわあ」キキキキッ私「うわっと」キュルルルル熊さん「この車よくキーキー言うから」いやそれ以前に荒いです!荒いです熊さん!もっとカーブはゆっくり・・・キキイィィッ鴨くん「ちょっと五月さんあっち行ってください」私「だだだって~~」・・・超絶コーナリングを駆使して峠に山を越えたらそこは茅葺きの屋根広がる、美山町。一回生「きゃー」都会の喧騒はどこへやら。緑広がる田畑の村に涼風にヒグラシ鳴く、さながら残暑の態。一回生「私茅葺きの屋根見たかったんですよー」リスちゃん「同じ京都とは思えない・・・」茅葺きの里と呼ばれるその区域は昔ながらの、ぽってりした茅葺き屋根が使われていてまるでタイムスリップしたかのよう。鴨くん「あれですか」熊さん「あれだね」そこを通り過ぎてしばらく行ったところに今日泊まるコテージがあった。川辺からちょっと高くなったところに、木組みの家が二三軒。無事到着し、荷物を運び入れる。一回生「きゃー」中はいい木のにおいがして広いダイニング、吹き抜けのロフト、奥には古めかしいピアノが置かれていた。リスちゃん「これ音狂ってますねぇ」調律されてないピアノもまた一興。弾けなくはないので、簡単な曲を鳴らして遊ぶ。鴨くん「良い物をいただいてきました」そこへ、周辺を散歩に行っていた鴨くんが帰ってくる。手には白い液体が入ったペットボトル・・・鴨くん「絞り立ての牛乳です」おお~~鴨くん「近くの酪農家のお宅に行ってみたら ちょうど搾乳中でして、いただいてきたんです。 あとでみんなで飲みましょう」そして、バーベキューの準備。食材の準備と火起こしをして日が暮れる頃には、準備が整った。鴨くん「もしかしてあの車じゃないですか」先に乾杯しようかと思ったら、辺りを伺いながら近づいてくる車が一台。案の定師匠「おつかれさま~」後発隊が到着。そうしてみんなで「「「かんぱーい」」」ビールで乾杯。熊さんチョイスの肉は大層美味く「この手羽先かりっかりですよ」「ウインナーいい色~」野菜とともにもりもり食べる。犬さん(仮名)「土用ですからウナギを買ってきました」熊さん「さすがだね犬くん」ウナギは、炭火でホイル焼きしたら口の中でほどける食感。犬さん「実は花火も」OGさん「いいねー、線香花火やりたいねぇ」おなかが落ち着いてきたら、近くの河原に下りて、花火をやる。みんなで線香花火合戦。師匠「月が」そして見上げると限りなく丸い、十六夜の月。OGさん「月ってこんなにまぶしいんだねぇ」私「ほんとですねぇ」月のうさぎもはっきり見える。人の陰もくっきり落ちる。これでもか、と言わんばかりの限りなく上質な、夏のアイテム勢揃い。師匠は地面にしゃがみ込んで紙コップに注いだビールを飲む。一言。師匠「あー幸せだ」虫の音を聞きながら夜はゆっくり更けてゆく。至福の時間が流れていった。(つづく。)
2007年07月30日
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突然ですが明日からキャンプ(というかコテージ泊の小休暇)に行ってきます。宝生会の面々と。卒論、そつろんがあるけど・・・余裕があれば日記に更新します。では。
2007年07月29日
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昨日から京都は梅雨明けして今日も空はすこぶるコバルトブルー。蝉の声・・・金剛「さつきさーん」BOXでうだる同回生。私「何」金剛「アイス買うてきてー」私「嫌」金剛「けちー」全開のBOXの窓の外にはプールと水音と笛の音と微風。・・・『葛城』は冬の曲だから謡ってると少しは涼しくならないかなー・・・♪つーきしろくー ゆーきしろくー・・・金剛「さつきさーん」私「何」金剛「あついー」ナチュラルに無視して汗をぬぐう。ああ、やっぱ夏ってこんなんだったなぁ。またこれから暑くなってくのか・・・。はぁ・・・
2007年07月25日
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今度の夏にうちの大学の狂言会からの招待仕舞があってうちの宝生会も出演する。鹿くん(仮名)「15分ぐらいらしいですが」私「じゃあ仕舞2つか3つだね」行くのは私、鹿くん、亀さん(仮名)、犀ちゃん(仮名)。犀ちゃんは自転車事故後の体調が芳しくないのでシテはおのずと決まってくる。私「じゃあ私 藤キリ出していいですか」鹿くん「『藤』ですか」藤キリは2回生のときに習った仕舞で習っただけで舞台とかには全く出していない、お蔵入りの仕舞。・・・このまま卒業すると永遠にお蔵入りだ。ここいらで出しておきたい。覚えてるかなー。私「春夏秋の・・・」鴨くん(仮名)「それ『胡蝶』です」すんません。私「かかれる松に・・・」シテが藤の精という非常に優美で柔らかな、『藤』の仕舞。三番目物という分類に分けられる、女性がシテの曲だけどこういうタイプを舞うのは久々だ。ちゃんと舞えているのだろうか。鴨くん「四番目物(※)にしか見えません」(※四番目物・・・狂女やら男やら何やら いろいろ雑多な曲種のこと。ドタバタ系。)鹿くん「・・・すごく『巻絹』(←こないだまでやってた四番目物)っぽいですね」・・・。鴨くん「あれですか 何回生仕舞にしたいんですか」私「・・・4回生仕舞」鴨くん「じゃあ今からかなり稽古しないとダメですね。 いいですか、まずですね」三番目物『葛城』を稽古しているだけあって型をいろいろ指摘する、鴨くんの型は綺麗だ。うむむ。私「もっかいやっていい」鹿くん「はい」私「春夏秋の・・・」鹿くん「かかれる松に、です」・・・。鴨くん「・・・ほんと頑張ってくださいよ」招待仕舞は8月11日。ああ、こりゃちょっと頑張らんとあかんわ。
2007年07月23日
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祖母の七回忌。ということで伯母「あらー渡理ちゃんお久しぶりー元気にしてたー?」親戚一同が実家に集合する。伯母「もーいつも勉強励んでおられるがー?偉いちゃー私もーこの年になったらぺらぺらぺら」相変わらずマシンガントークな伯母と従兄弟(兄)「うるさいわ信仰宗教!」従兄弟(弟)「ほら渡理ちゃん目がうつろやろ気づけ」負けず劣らず口達者な従兄弟と会う。伯母「渡理ちゃんどう?もう卒業でしょー卒論のテーマとか何されるが?」私「ええと・・・」従兄弟(兄)「渡理ちゃん余計なこと言わんでいいよ毒されるから」従兄弟(弟)「そう。それにそろそろ破壊活動防止法?でつかまるからこの人」伯母「あんたら黙らっしゃい! もーごめんね、口悪くて。何されるが?」私「ええと・・・ やっぱり方言についてやろうかなーと」伯母「あら!それやったらいい本持っとるさかいちょっと待って(バタバタ) (バタバタ)この本全部私2冊持っとるから渡理ちゃんにあげるわ」そう言って伯母が持ってきたのは富山弁に関する本3冊。自称・民俗学者の伯母は故郷に関する本は山ほど持っているのだ。伯母「渡理ちゃんこないだ会ったときそんな話しとられたからー。 良かったらもらってー」従兄弟(兄)「お前工学部やろ。あの人の頭のネジも作ったれ」従兄弟(弟)「あーごめんあれ専門外やわー」伯母「黙らっしゃいって! もし渡理ちゃんさえ良ければ重いかもしれんけどー」私「ありがとうございます。 今ちょうど色々読んでるところなので嬉しいです」伯母「あら! ほんとにほんとに? あらもー嬉しいわーこの子ら全然私のやっとること理解してくれんからー」従兄弟(弟)「先生あの患者の頭診てやってくださいよ」従兄弟(兄)「あーあれは見るからに手遅れですねー」伯母「もう! ・・・ごめんねこんな従兄弟で」従兄弟(兄)「それお前のセリフやろ!」従兄弟(弟)「ごめんねこんなおばちゃんでー」絶妙なやりとりで腹がよじれるほど笑いながら本を受け取る。祖父「今日は助かったじゃ渡理」法事が終わって祖父と2人。祖父「こんだけよう人が集まってくれた。 ばあちゃんも喜んでおいでる」祖父はやっぱりにぎやかなのが嬉しそうだ。祖母もきっと嬉しがっていることだろう。祖父「渡理。前に言うたかもしれんけど」祖父はいつも私に格言を残す。祖父「『馬は乗ってみよ 相撲はとってみよ 人には沿うてみよ』はい」私「馬は乗ってみよ 相撲はとってみよ 人には沿うてみよ」祖父「何でもやってみることが大事やて。 やってみんにゃ何もわからん。 学生生活も最後やし 色々やってみいか」祖父の格言は不思議なことにそのとき、私が考えていたこととか直面していることに沿っていることが多い。これほんと。祖父「分かったか?」私「はい」明日には京都に戻ってまた学生生活に戻るけど頑張らねば!
2007年07月22日
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法事があるので実家入り。私「八橋買ってきたよ」兄「・・・またか」買ってきたのにいきなりそれですか。兄「八橋なんか別にいいわ。 もっと珍味買ってこい珍味。貝柱とか」京都にホタテを求めますか。母「あら~、お母さん八橋好きやよ~」兄「俺はもっと違うもんがいい。 甘いもんはいい」・・・グルメな兄め。次回はなんか違うもんにするか。何だろ。千枚漬けかね。策を練ろう。策を。
2007年07月21日
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真っ赤なボディの愛車チャーリー(4歳)に乗ってオフィスに着く。『着信アリ』先輩のアキさん(仮名)からだ。留守録を聞くとアキさん『おはようワタリィお疲れさま~。 今日うちの説明会やるんやけどねー』2008新卒相手の説明会。今のところ、内定者は私を入れて2人しかいないからもうしばらくやるみたいだけど。アキさん『今から悪いけど会場来てくれんかなー?』・・・はい?アキさん『なんかワタリィにも話させろって社長がー』社 長!待ってくださいだってそんな新卒相手ってことは要するに私と同期の就活生相手ってことなんですけど・・・アキさん『ワタリィの目線で、みんなに話すればいいと思うしー。 まぁ堅苦しく考えずにね♪ それじゃあよろしく~(ブツッ)』フーさん(仮名)「まぁ、そういうことらしいから」私「でも私こんな(←オフィス普段着)かっこなんですけど、 いやそれより私まだ内定者でしかないんですけど!」フーさん「一番近い立場から話したらええがな! 営業のやつに上着だけ借り! いいから行って来い!」ぎゃあぁぁあ・・・そんなわけで上着を借りて電車に乗って開始後30分遅れで会場に入る。コンサル「(お疲れさまー)」後ろに立ってるコンサルの人が、小声で迎えてくれる。「(いきなりごめんね、前もって言ったら良かったんだけど)」私「(いえまぁ、いきなりなのは慣れてるので・・・)」ほんと、いきなりなのは慣れている。千尋の谷に突き落とされるのも・・・。アキさん「制作のお仕事は幅広くて・・・」前ではアキさんが仕事の説明をしている。私が見たときとおんなじスクリーンを使いながら。来ている就活生は30人ほど。私のときより数はかなり減っている。後ろから見る限りでは、みんな真剣に話を聞いている。コンサル「(じゃあ休憩のあとにワタリィの話ね。 社長もアポ終わってそろそろ・・・)」うわさをすればドアが開く。社長が現れ、しゅたっと片手を挙げる。しゃ~ちょ~・・・社長「お前どんなこと話す?」休憩のときに前プレ。私「とりあえず、私から見た会社の印象と 今アルバイトしていての感覚と・・・ そんな感じのを」社長「ああ、それでいいんじゃないか? とにかくお前の目線で話をすればいい。 10分程度でかまわんから」私の立場。同期の内定者として。思ったことを、ありのままに・・・。「それでは、うちの内定者の一人から話を」前に出てじっとこちらを見る就活生を前に話をする。「えー、皆さんこんにちは。 ただ今ご紹介に預かりました、 内定者アルバイトの五月渡理です」内容はほとんどアドリブ。それでも運良く緊張していなかったから自由に、結構ゆとりを持って話をすることが出来た。「この会社の選考は、変わってると思います。 大変なんですけど、でもすごく楽しいんです」言いながら私は「楽しい」という言葉を何度も使っていることに気づいた。「やっている間もひとつひとつ 自分の成長を感じることが出来るんです。 皆さんがこの会社に入るかどうかは分かりませんが もし、選考を受けて、晴れて内定となったときには 夢を叶えるフィールドがここにあったということだと思います。 ・・・そうなってくれたら嬉しいですが(笑)」同期が2人なんて寂しすぎるーできればもう少し・・・「それでは皆さんの就職活動の成功を祈っています。 どうもありがとうございました」拙い話ながら拍手が起きる。一番最後の質疑応答で「内定者の五月さんに質問です。 アルバイトをしてる今も楽しいですか?」私「はい、楽しいです」即答できる自分が嬉しい。社長「良かった!」私「ありがとうございます!」アキさん「ほんまワタリィ、いい話やったわ~」まだこの会社に出会って半年ほどだけど落ち着いて、自分を振り返られるようになったってことはやっぱりちょっと、成長したってことかなぁ。アキさん「さぁ、帰ったらまた仕事ありまっせ~」私「は~い」この説明会でまた新たな仲間が出来るといいな。就活もまだまだこれから!まだの人は是非とも、頑張ってほしいな☆
2007年07月19日
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私「お久しぶりです。お元気でお過ごしでしょうか」じっとりと蒸し暑い夜パソコンに向かってキーボードをたたく。「二ヶ月ほど前、ご自宅にお邪魔して お話をうかがいました五月渡理です」それは5月の初め。私に「東京で働きなさい」とアドバイスをくださった広告会社の方にあててだ。「ひとまず近況をお知らせいたしますと 私はやはり就職先を、京都の広告会社に決めました。 あの後落ち着いて考えてみたのですが、 やはり会社の居心地のよさ、ともに働く人の気質などは 東京では得がたい存在であると確信いたしました。 同じ時間を共有するなら、個人が好き勝手やっているところよりも 人の温かみを感じられる場所のほうが価値あるものに私には思えます。 春から、京都でがんばってみようと思います。」私は京都というフィールドで自己実現を果たす。雑多な、ビルの砂漠の東京にはどうしても、魅力を感じられないから。「そしてその前にある卒業論文ですが ご助言をいただいた利賀と西陣の人々、 そこに流れる言葉についてやってみようと思います」卒業論文では、京都と富山の接触方言についてやろうと思っていた。そしてそのフィールドとして二ヶ月前の雑談の中に出てきていた、「西陣の人々」についての話を思い出した。『京都の西陣織の出稼ぎとして 多くの富山の人間が出て行った。 彼らと京都で会う事は多いが 彼らの使う言葉は、非常に面白い』私が言語学専攻だと知って話してくださった話題。『単に富山の方言をやるのでは面白くない。 どうせなら、誰もやった事のないことをすべきだと思うね』二ヶ月も音沙汰なく今更だと思ったが頼れる相手は他にいない。「どんなささいな情報でも結構ですので、 迷惑を承知で、お願いいたします」わらにもすがる思いでメールを打つと数日後、返事が届いた。『案じておりましたが良かったです。 ではこの方にお会いなさい。 私の紹介、と言えば話は早いと思います』名前と連絡先、そして再び丁寧なアドバイスをいただく。『頑張ってください』動かなければ何も始まらない。ひとまずやってみよう。
2007年07月17日
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小さい頃から結婚式に出たくってウェディングケーキを食べるのが夢だった。それが実現する日がこうもあっさり来ようとは。ナツさん(仮名)「ワタリィ、今どこ?」京都から電車で1時間半。神戸。私「えーっと、中央口ですよね? なんか行けども行けども西口にしか着かないんですけど・・・」ナツさん「待っとき、フーさん(仮名)迎えに行ってくれるって」なんと本日は内定先の広告会社の先輩、アキさん(仮名)の結婚式!私は披露宴には出ずに、二次会から出席する。フーさん「お前、西口行くほうが難しいわ」私「ああすいませんありがとうございます」・・・方向音痴の私を連れて、会社のメンバーと会場へ向かう。ナツさん「・・・かっちょいい~~」着いたところは、教会を改装して作られたカフェ。雨の夕闇に、ほのかに明かりを照らして清潔に非日常を演出する。フーさん「でも俺ら完全アウェイやな」会場には、新郎新婦のご友人の方々が集まっておられ実に華やか。非常に結婚式っぽい雰囲気。席に着いて周りの人と歓談していたら前方左手に司会の方が登場。最初の口上を述べられて司会「それでは、新郎新婦の入場です! 皆様拍手でお迎えください!」光GENJIの音楽をバックにアキさんと、だんなさんが後ろの入り口から登場する。アキさんは、薄い花柄のヴェールを身にまとった純白のドレス。手と髪にはオレンジ系の花。そしてあふれんばかりの、笑顔。ナツさん「めっちゃきれいや~」だんなさんと腕を組んで幸せそうに、実にゆっくり歩くアキさん。歩くごとにご友人の方々が、お二方を取り巻いている。私は奥の方でひたすら拍手。ああ、おめでとうございます、すごく素敵・・・「ワタリィ!」純白のアキさんが人の頭の隙間をぬって、まっすぐ私の方を見て手をふってきた。まさか見つけてくれるとは思ってなくてそんなことがやたらうれしくて「アキさーん!」思いっきり手をふりかえす。会はゲームあり、ビデオあり、イベントありの楽しいものだった。「アキさんのおじいさまから ビデオレターが届いておりますー」おじいさまとおばあさまからのメッセージ(というか会話)ではおばあさま『ほら、だんなさんってこの人やって」おじいさま『・・・ふん』おばあさま『優しそうな人やねぇ』おじいさま『そうか?』おじいさまのコメントに、会場いちいち爆笑。だんなさま、苦笑。やっぱり可愛い孫娘が嫁に行くのはおじいさまとしては、寂しいんだろうな。よく男親のほうが、娘を手放したがらないって言うし。午前中の披露宴の写真もスライドショーで見られそのとき、アキさんとお父様が腕を組んでいる写真が数枚あった。満面の笑みのアキさんと並んで少し寂しげなお父様。・・・私がいつかお嫁に行くときもお父さんは寂しいのかな。だったらやっぱり幸せにならなきゃ。育ててくれた両親や家族のためにも。アキさん「今日はありがとう~」途中でお二人の席にみんなで行って並んで記念撮影。私「おめでとうございます」アキさん「遠いところをありがとね。 また仕事助けてもらうわ~(笑)」私「はい、がんばります(笑)」アキさんは、結婚後もばりばり仕事を続けて行くとのこと。また会社に行ったら会える。そして念願のウェディングケーキは苺とスポンジ、クリームのバランスが絶妙な素敵な幸せ具合だった。ナツさん「早く結婚したいなぁ~」幸せをおすそわけしてもらった梅雨明けきらない夏の夜。ああ、満ち足りた気分。おめでとうございます
2007年07月14日
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目の前には4人の言語学研究室の教授。「私の現段階で考えているのは・・・」今日は一回目の卒論諮問。どんなテーマで、どんな方向性で卒論を書いていくかそれに対する示唆をいただくもの。「私は富山の方言と京都の方言 その接触によって起こる変化の方言調査をしたいと考えています」言語研究をするにあたってやはり私は、自分の身に何かしら関連することがやりたかった。そして、誰かがやった研究の穴を探すより誰も目をつけていない分野に取り組みたかった。選んだ分野は「接触方言」。方言の接触によって、何らかの形式的な変化、新しい方言の生成を見る研究だ。・・・とはいえ。教授1「・・・結構難しいんじゃない?」・・・ですよねぇ。教授2「もし調査対象の中に母語が残っていなかったらどうするの?」教授3「ある程度動いてからでないと何とも言えないねぇ」諮問を終えて感じたこと。私は予想以上に大変なことをしようとしている、ということ。・・・もうちょっと考え直さないといけないかなぁ。でもやるならもう動かないと今からでだって遅すぎるくらいだ。卒論頑張らないとなぁー。はぁー
2007年07月12日
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11月にひかえた自演会それには毎年、しっかりしたパンフレットを作る。そしてそこには、わずかながら広告も載っている。鴨くん「今年は能も出しますし なるべく沢山広告を取りましょう」ある日の稽古後ミーティング。例によって、畳の上で円になりノートを広げる。鴨くん「五月さん書記で」私「はい」パンフを作る際に載せる広告はわずかながら会の収入となる。自演会は、チケットも何もない無料の会。基本的には大赤字、というか、利益を全く考えていない。だから基本全額学生負担。・・・それでも多少の援助があるのとないのとでは大違いなわけで。鴨くん「まず去年までの広告を挙げていきましょう」ノートに、既存の広告名を挙げていく。そして線をひき、その下に広告取りに行けそうなお店の名前を挙げていく。鹿くん(仮名)「取りに行くときは上回生と下回生を組ませましょう」私「それがいいね。なるべくペアをばらけさせて」鴨くん「各自予定を調整して 7月中には広告をお願いしに行ってください。 行くときはスーツです」・・・そんなわけで。リスちゃん(仮名)「はあぁあ・・・」私「・・・まだ曇りでよかったよ」今日は2回生のリスちゃんと一緒に、近辺のお店を回ることに。雨上がりの夏の京都スーツの内側がむしむしとする。「すみませーん」「はーい」会社の飛び込み営業にでもなった気分でちょっと暇そうな、昼下がりを狙って訪問する。私「あの、私たちは 能楽サークルのものなんですが・・・」丁寧に、分かりやすく趣旨とお願いの内容を説明する。「いやー・・・ うちは学生さんがよく来るから、 ひとつ頼んだらまた別のも頼まなきゃいけなくなるしねぇ」「うちはそういうのやってないんだよ」「店長が不在ですので後日お願いできますか」どのお店の方も、非常に丁寧に応対してくださるけど実際広告を受けるとなると厳しいなぁ。リスちゃん「・・・なかなか難しいですねぇ」私「そうだねぇ」どの店もほぼ断られとぼとぼと、大学の前にある風情あるカフェにたどり着く。リスちゃん「・・・このお店も行ってみましょうか」私「うん、行ってみよう」あたってくだけろの精神で。「すみませーん」カウンターにいたお姉さんに話をすると奥から店長さんが出てこられた。「このようなパンフレットを作っておりまして・・・」「へーえ。で、これを来場者に配ると」「そうです」しばらく手に取ってご覧になりでもうちもなかなか厳しくて、という話をされる。・・・そのお気持ちもよく分かるのでやっぱりだめかなぁと思ったそのとき。「・・・でもまぁ、頑張ってるみたいだから 一番小さいのでよかったら」「「!!」」私「ありがとうございます!」 リスちゃん「ありがとうございますー!」は、はじめてOKが出たー!きゃーvvさらさらとサインをされながら、店長さん。「いや実は昔ね、 うちのバイトの子が能楽やってたんだよ」「そうだったんですか」「その子もよくやってくれてたし。 伝統芸能は大事だからね。頑張って」「はい!」応援してもらってやる舞台。それに応えるためにも頑張らなければうそだ!私「BOXで『葛城キリ』謡って帰ろう♪」リスちゃん「はぁい」11月の舞台まであと4ヶ月!
2007年07月11日
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本日は、昼のおうむ返しのあと夜までずっと図書館に入り浸っておりました。卒論のためです。今週木曜が最初の卒論諮問なんですね。別に単なる相談会なんですけど教授含む5人の先生対学生1人なものでちゃんと考える事考えていかないといけないのであります。それなりに頑張っているのであります。書庫入りました。大学で一番でっかい図書館のと二番目にでっかい図書館のと文学部の図書館のと。学内で図書館(書庫)のはしご。おかげで大体の方向性は決定したけどなんとも心もとない感じ。でも明日は予定つまってるしなー。明後日の午前中にやるしかないかー。そんなわけで、ちょいと勉強モードです。これからもう少し本読みまする。
2007年07月10日
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私「今週来週のあいだに 最低一人一回は、一通り『葛城』のおうむ返ししたいので おうむ返しできる空きコマ言ってください」全国大会も終わり(→2日目:前半/後半とも更新済みです)今度は秋にある自演会に向けて、少しずつ動き出す。先日MLで空きコマを聞いたところ一回生「木曜の1限があいてます」リスちゃん(仮名)「木曜の2限にお願いします」鹿くん(仮名)「木曜の3限は大丈夫でしょうか」・・・ということで。8:30~ 「「よろしくお願いします」」10:30~ 「「よろしくお願いします」」13:00~ 「「よろしくお願いします」」時間割:1~3限おうむ返し。鹿くん「すごいですね・・・」私「いやまあ、これくらいは」鹿くん「これからどうするんですか?」私「もし熊さん(仮名)がBOXに来られるんだったら そのままおうむ返し受けようかと・・・」熊さん「こんにちは」「「よろしくお願いします」」4限:おうむ返し(される側)。・・・こんな一日初めてだ。熊さん「なかなか気合いが入っていていいんじゃないですか。 まあ、でも五月さんだけ上手くなってもだめだから やはり下回生だね」そう、やはりキーポイントは下回生。みんなの力を最大限に引き出していい地を作り上げねば。それをするのは私の仕事だ。熊さん「私も今度『葛城』の囃子謡を習っておくよ。 教えられないと困るし」私「ありがとうございます」ちょっとずつ、バテない程度に11月の舞台に向けて!頑張るぞー
2007年07月05日
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Mac!Macがきたよ!うちにきたよ!!ああ、すてきすぎる大事にするよMac!もし壊れても直して10年は使うよ!すてきーすてきーすてきすぎるーまっくー(追記:全宝連日記2日目、前半を更新しました)
2007年07月03日
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さっきまで、実に楽しく僕と会話してたはずの君は突然正気を失って、その反応をやめる。僕は途方にくれてしまい仕方なく、君の生命維持装置に手をかける。こんなことを何度繰り返したことだろう。哀しいかな、そんなことにも慣れてしまってもう溜め息も出ない。本当は、僕だってこんなことしたくないんだ。でも僕は、今日こそは、今日こそはって何の根拠もない希望を抱いて、今日も君に話しかけるんだ。君が長時間話していられないことは分かっていたけどどうやらもう、正気でいられるのは30分ほどのようだね。きっと君に、何か治療を施すべきなんだと思う。君は1人では動けないから、僕が君を医者につれていかないといけないんだ。でも、僕はどこかもう無理なんじゃないかって、半分諦めているんだ。だから君はどんどん悪くなってしまうんだろうけど。許してほしい。そして僕はもう君に代わる、新しいパートナーを見つけてしまった。きっと数日後には会えると思う。ひどいやつだろう。ごめんよ。でもね、そしたら君は無理に僕と会話する必要もないし僕も哀しい思いをせずにすむんだ。新しいパートナーはねメタリックが似合う、りんごみたいな可愛い子なんだ。僕は、会えるのが楽しみでならない。今までほんとにありがとう。分かってくれるかな。もう少しの辛抱だから。・・・・・・・・・そんなわけでMacがもうすぐうちにきます!日記3回書いたけど全部消えたしね!仕方ないから携帯で書いてるよ!・・・全宝連日記(2日目)は、もうしばらくお待ちください。
2007年07月01日
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