2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全12件 (12件中 1-12件目)
1
今回の私の仕舞『巻絹』は以前京宝連でも出した仕舞だ。でも教育実習でブランクがあいたから稽古が十分だとは決して言えない。師匠(仕舞)「いつも通りにやればいいから」いやまあその通りなんですけれども。私「・・・はい。がんばります」3年ちょっとの間、舞台に上がる経験を重ねて身に付いたものと言えば緊張していないように見せる、見せかけの度胸みたいなもの。鴨くん(仮名)「では」精神統一して。「「「よろしくお願いします」」」舞台の上に座り腰に差した扇を抜き、横におく。スライドさせて前に持ってきてそのまま手に持ち、立ち上がる。・・・中身はひどく緊張していて、変な汗をかいている。こればっかりは、回生が上がるごとに度合いが増してきた気がするけど。でもここから仕舞は始まっているのだ。かまえてしゃがみゆっくりと扇を開くその動作一つ一つから。息をすう。シテ「証城殿は 阿弥陀如来」ゆったりとしたシテ謡。シテは巫女。地「十悪を導き」シテ「五逆をあわれむ」地「中の御前は」シテ「薬師如来」ゆったりとした巫女と地の掛け合い。・・・それが段々と巫女のトリップによって、ペースをあげてくる。地「かけりかけりて地にまた躍り」速い乗り込み拍子を二回。扇を返して地をさし舞台を回る。しばらくして地「これまでなりや」そこにいるはずのワキを見て地「神はあがらせ給ふと」舞台の真っ正面にゆき地「言い捨つる」いきなり速さにブレーキがかかりのり移っていた神が抜ける・・・師匠(仕舞)「よかったよ。いつも通りで」・・・本当はもっともっともっともっと細かく丁寧に出来たはずなのに!緊張さえしてなければ!きーっ。師匠「最後は鴨くんの『鵜飼』だね。 飛ぶの?」鴨くん「いや・・・(苦笑)」あとは鴨くんの仕舞(私は地頭)を残すのみ。『鵜飼』の仕舞には途中で飛び上がり平臥という、空中であぐらをかいて落ちる、という型がある。・・・やらずに回避する型もあるんだけど鹿くん(仮名)「飛んでください」鴨くん「・・・えええ」一回生「飛ぶの見たいです」飛び上がり平臥は、失敗すると足首骨折(!)の恐れもあるちょっと怖い型だけれども。亀さん(仮名)「別に大丈夫だよ」熊さん(仮名)「最初は怖いと思うけどね。単に落ちるだけだから」と、これまでやった人たちは言っているし。・・・さあ、どうするのやら。「「「よろしくお願いします」」」シテ「法華は利益深きゆえ」シテは閻魔大王。いつもながら気迫が違う。後ろからでは見えないけれどきっとすごい形相をしているんだろう。シテ「魔道に沈む郡類を」私もシテ「救わんために」その気迫に負けぬように。シテ「きたりたり」地「げに有り難き誓いかな」思えばこの『鵜飼』一回生のときに、初めて能地に入った曲だ。今こうして同回生が舞っているのを見るとなんだか感慨深い。地「奈落に沈み果てて」さあ問題の箇所。地「浮かみ難き」飛ぶか地「悪人を」・・・飛んだ-!そのあと普通に舞ってるしまあ、足は大丈夫だったみたいだ。地「他を助くべき力なれ・・・」師匠「飛んだね」鴨くん「はい。いや、でもちょっと 着地に失敗して・・・」師匠「でも非常によかったよ。気迫がこもっていて。 地ももっともっと声量あってもよかったけど いい仕舞でした」気迫の甲斐あって、『鵜飼』は評判が良くなんだかうれしかった。この全宝連が終わればさあ、いよいよ能『葛城』に向けて一直線だ。ひとまずとにかくおつかれさまでした!
2007年06月27日
コメント(2)
怒濤の2日目。・・・何が怒濤かというと、リスちゃん(仮名)「袴どれですかね」私「えっとそこの・・・」猫さん(仮名)「この帯使っていいのかな」私「はいどうぞ、あ、その子にはその紫の袴を」OGさん「ごめんそこの紐取ってー」まず怒濤の着付け。今回入った1回生は、3人とも女性でしかも最初に出番がある。しかしながら、着付けができる上回生は私と雉ちゃん(仮名)しかおらず特に雉ちゃんは、全宝連委員長のため、ほとんど楽屋にいられないという始末。そこで猫さん「こんなんでいいかな」私「ああもうばっちりですほんとありがとうございます」猫さん「いえいえ(笑)」猫さん含む2人のOGさんに手伝ってもらう。ああ、ありがたやありがたや。そして、1回生仕舞3番。定番の『紅葉狩』『熊野』『船弁慶クセ』。・・・私は当然のごとく今回の全仕舞の地謡にフル出演。1回生「すみません間違えちゃって」師匠(仕舞)「いやまぁ、落ち着いて出来てたしね。 最初にしては良く出来ていたと思うよ」1回生も1回生なりに頑張ってそれなりの舞台を踏む。そしてそれが終われば連吟『忠度』が待っている。シテは私、ワキが犀ちゃん(仮名)のピンチヒッターリスちゃん、地頭が鴨くん(仮名)だ。20分ほどの謡を無本、つまり暗記で。出番の前に謡の確認。節よりも物語を読んでいく。文武に秀でた武将・忠度が千載集に載った自分の歌が「詠み人知らず」となっていることを嘆き亡霊となって現れる。そのときの気持ち。一の谷の合戦で首を切り落とされるときの覚悟。・・・それを謡で表現できるように。切戸にいくとみんながそろっていた。鴨くん「扇です」素謡用の扇を受け取り腰に差す。「「「よろしくお願いします」」」この礼をする瞬間が好きだ。舞台に上がると緊張が全身を覆っている。ワキ「まずまず都に帰りつつ 定家にこのこと申さんと」ワキの待謡。その名の通り、シテを「待つ」謡。ややあってシテ「恥ずかしや亡き跡に」シテが現れる。・・・ああ、でも緊張していてまったく上手く謡えない。のびやかな声が出ない。息がもたない。力が途切れる。地「げにや和歌の家に生まれ」しばらくして地に渡ってほっとした。そんなんじゃだめだ、と思いながら。でも、地を謡いながら落ち着きを取り戻し再び、シテ謡。シテ「皆々船に乗らんとて」合戦の場面。前回は「荒い」と言われた場面だけれどそう、ここは決して「荒い」場面ではなかったのだ。シテ「武蔵の国の住人に 岡部の六弥太忠澄と名乗って」後ろに向かい来る追っ手それと対峙する忠度は、血気はやるわけではなく凛として迎え撃っているのだ。それを忠度は、あくまで語っているのだ。シテ「かの六弥太をとって押さえ 既に刀に手をかけしに」そして地に渡る。打ち取るかと見えた忠度は地「六弥太が郎等 御後ろより立ち回り」後ろからやってきた敵に地「右の腕を打ち落とせば」右腕を切られてしまう。地「左の御手にて六弥太をとって投げのけ 今はかなわじと思しめして」左手のみで戦いつつ、最期を悟る。そして地「六弥太 太刀を抜き持ち ついに御首を」地が緩む。地「打ち落とす」・・・その壮絶な場面の末シテ「六弥太心に思うよう」打ち落とした相手を見ると相手が短冊を持っていることに気づく。それを見れば地「行き暮れて」シテ「木の下陰を宿とせば 花や今宵の主ならまし」の和歌。名はシテ「忠度 と 書かれたり」世阿弥が『名作である』と言ったという、この謡ああ、確かに確かにいい謡だ。師匠(謡)「どうでしたか」私「ええと・・・ 最初のして謡は全然上手くいかなかったのですが 後半はその・・・ まぁ、割と、それに比べたら、謡えたかもしれないと」師匠「そうですね。 良かったんちゃいますか」謡こなすことは難しかった。でも、非常にいい謡だったと実感をもって思えるのだ。鹿くん(仮名)「いやほんと、 聞いていて格好よかったと思います」私「ありがとう(笑)」はぁーやれやれ。これで一息・・・・・・つける間もなく。次は仕舞が待っているのです!まだまだ舞台は続くのだ!頑張らな~~(つづく)
2007年06月26日
コメント(0)
鑑賞能は、スペクタクル(?)な『舎利』。こればっかりは、学生も皆、見所で鑑賞できる。開演してしばらくすると切戸があいて師匠(仕舞)「あー、皆さんこんにちは」なんで師匠が。師匠「ちょっと舎利の前に解説をしたいと思います」師匠による『舎利』解説。これがすごく分かりやすくてはー、ここ見ればいいのねーなるほどー、とか、関心しながら聞いてしまった。実際『舎利』は面白く行ったり来たり、飛んだり跳ねたりなシテの動きが見ていて全く飽きなかった。そして、レセプション。私「本日はありがとうございました」私と鴨くん(仮名)、鹿くん(仮名)はひたすら先生方にビールをついで回る。・・・やっぱりホスト側だものいつもより多めに頑張らんといかんでしょう。他大学の方「あ! 鹿くん」鹿くん「えっ・・・」他大学の方「『加茂』見ましたよ!」同「見ました! めっちゃかっこよかったです!」鹿くん「いやあの・・・」同「去年の『嵐山』も衝撃でしたけど、今年のもさすがですね!」ああ、鹿くんが連れ去られていく。人気者めー。師匠(仕舞)「いやーどうもお疲れ様」師匠は師匠で、いろいろお気遣いされることが多くレセプションでもお忙しそう。私「そういえば犀ちゃんのことなんですが・・・」師匠「うん、どうなの」私「やっぱり『羽衣』も無理だということで・・・」師匠「なにー」一ヶ月ほど前稽古の帰り道、無灯下自転車と衝突事故を起こした犀ちゃんは頭を強く打ってそのまま病院に運ばれた。命に別状はなかったものの 犀ちゃん『面きりにドクターストップがかかりました』ということで、面きりの宝庫『鞍馬天狗』はやめて、急遽『羽衣』に変更。しかしながら後遺症からか頭痛やめまいがおさまる気配がなく謡はおろか、ついに仕舞もできない、という事態に陥っていた。師匠「最近病院とかは・・・」私「いやだと」師匠「いやだめだよそれ」別の師匠「そうよ。完治するまで稽古なんてしちゃだめよ」ということで、全宝連後の稽古では犀ちゃんを病院に連行する計画が浮上。犀ちゃんにはなんとしても、元気になってもらわねば。鹿くん「OBの方々は飲んでおられるようです」鴨くん「じゃあ合流しましょう」レセプション後は、遠方から集まってくださったOB・OGの方々と一緒に飲むことに。明日もあるからほどほどにせねば。とにかく一日目が終わったな。2日目につづく
2007年06月25日
コメント(2)
素謡『鶴亀』のあとは、しばらく係ばかり。受付、水屋、その他雑務。OGさん「お疲れさま~。差し入れだよ~」私「ありがとうございます~ vv」陣中見舞いをいただきながら午後の舞囃子『西王母』『加茂』にそなえる。雉ちゃん(仮名)と鹿くん(仮名)、3回生の二人はそれぞれ全宝連委員長、宝生会部長と、忙しい役職をこなしながらの舞囃子。雉ちゃんは特に忙しそうでほんと、倒れるんじゃないかと心配したけど。私「袴締め直そう」雉ちゃん「うん」出番前の雉ちゃんは結構冷静で、落ち着いていた。それだけでも安心する。私も落ち着いて袴の締め直しができる。私「結構動いてずれてるね。ちょっときつめに締めるよ」雉ちゃん「うん」袴は断然、他人にやってもらったほうが締まる。私も舞囃子のときは他大学の人が手伝ってくれた。私「かまえてみて」袴の丈を見る。私「・・・よし」楽屋から出ると、みんなが切戸に集まっていた。師匠(仕舞)「袴の着付けは大丈夫? ・・・ああ、まさにばっちりです。これなら大丈夫」鴨くん(仮名)「扇です」私は紺の地謡扇雉ちゃんは、金地に花のめでたい扇を受け取る。師匠「シテも地謡も 落ち着いてやれば、絶対大丈夫だから。頑張って」そこへお囃子方がいらっしゃって正座をしてご挨拶。「「「よろしくお願いします」」」今回の舞囃子は2番とも犀ちゃん(仮名)怪我療養中のため、なんと地謡4人。6人でやることが多い舞囃子地謡、あきらかに少ない。・・・それでも。地「面白や かかる天仙理王の来臨なれば」負けないように、しっかり声をはる。両脇は、鴨くんと鹿くん。謡いやすい。シテは途中の拍子が少し、ずれかかったところがあったけれど全般的に綺麗に舞っていた。確実に上手くなっている。「「「ありがとうございました」」」終わって。師匠「シテ、拍子のところでひやっとしたけど その後も慌てず舞ってたから良かったです。 地謡もよかった。ただ、もうちょっと声量がほしかったな」まだいりますかー。むむぅ。師匠「次は加茂だね。 今日の出番はこれで最後だし、思いっきりやってください」ひとつ舞囃子をはさんだら、もう『加茂』。これは私が地頭だ。「「「よろしくお願いします」」」シテ「加茂の山並み 御手洗の陰」シテ謡いを受けて。思いっきり。地「加茂の山並み 御手洗の陰」あごを引いて、遠くを見て声を能楽堂中に響かせる。地謡は観客に光景を見せるために気持ちよくシテを舞わせるために謡う。すくっと立って舞い始める、別雷の神。鹿くんうまい。「「「ありがとうございました」」」師匠「うん、良かったです」ご満悦のご様子。舞囃子をやると芸がランクアップする感じがするのは、間違いじゃないだろう。わー、いつの間に上手くなったんだー。負けられないなぁ。師匠「じゃあ後は鑑賞能とレセプションだね。 明日もあるから、油断はできないけど」そうだ、ほとんどは明日が本番!仕舞も連吟も明日!さーて袴をといてひとまずはリラックスだー。(つづく)
2007年06月24日
コメント(0)
私の最初の全宝連は3年前金沢から始まった。全宝連金沢大会それは私の初舞台でもある。何も分からなかったあの頃初めて舞台の上で謡った、連吟『巴』。謡って感じたことといえば、節が面白いなぁと思ったくらい。『全宝連は、4年周期で全国を回っているんですよ。 今年は金沢だけど、来年は東京で 五月さんが4回生になるときは京都大会になりますね』誰だったか、先輩にそんなことを言われたときに4回生かぁ、先だなぁとぼんやり思っていてでも、最後が京都ってうれしいな、と思ったのだ。その京都大会がやってきた。それはすなわち現役最後の全宝連ということだ。鹿くん(仮名)「忘れ物はないですか」朝。スーツ姿で、いつものようにBOXに集まり持ち物の確認。雉ちゃん(仮名)「この受付セットも持っていってください。 あの、受付の準備・・・」私「うん、やっとくよ」3回生の雉ちゃんは、全宝連委員長。前々から諸準備をいろいろしてくれて(ポスターの図案も書いていた)、今日明日が正念場。さあて、忘れ物はないはずだ。タクシー呼んで能楽堂に・・・1回生「あのー、すみません」私「ん?」一回生「実は襦袢とか持ってないんですけど・・・」・・・私「そういうことは早く言ってください!」一回生「いや前ちらっと言いましたけど覚えてないかなーと思いつつ 昨日の稽古で言いませんでしたすみません~~~」うぬぬ、今から襦袢用意するのか??えーっと、じゃあどうすればいいんだ・・・リスちゃん(仮名)「犀ちゃん(仮名)が出ないから 彼女の借りたらいいんじゃないでしょうか」私「それだね。そうだそれしかない」鹿くん「だ、大丈夫そうですか?」私「うん大丈夫。いきましょう」・・・ばたばたするのは相変わらず。いつになっても変わらない。襦袢をゲットし、能楽堂に着いたら受付の準備。パンフやチラシや芳名録をならべていたら「おはようございますー」続々と、全国の宝生会さんがスーツケースを手にやってくる。人数確認をしたり楽屋の指示をしたりいろいろやってるうちにはや始曲40分前。雉ちゃん「渡理ちゃん、着付けしてきて」私「うん、じゃあ任せた」私は最初の全体素謡『鶴亀』のワキだ。超特急で着付けをしもう出番。「それ青陽の春になれば・・・」さあ全宝連の幕開けです。(つづく)
2007年06月23日
コメント(0)
最近全然更新できてないのはDPCのせいもありますが忙しいせいでもあったりなかったり。今週末、土日は全宝連です。4年周期で、東京→名古屋→京都→金沢と回っているんですが今年は京都です。なので委員長の雉ちゃん(仮名)は特に大変で舞囃子もあるし、いっぱいいっぱいな感じ。私「大丈夫?」雉ちゃん「・・・・・・」稽古後の疲弊感がすごい・・・。鴨くん(仮名)「倒れないでくださいよ」雉ちゃん「はい・・・」稽古は毎回日付をまわり昼休みには毎日、連吟『忠度』の稽古をする。最後の詰めに入っている。なんとか無事に舞台が終わりますように。それを祈るばかりです。
2007年06月21日
コメント(0)
DPCです。『ダメなパソコン』略してDPCです。ほんと、DPCです。教育実習最終日の日記書こうとして8割書いてからいきなりフリーズして、ごっそり消えるとやる気をなくします。私の日記って基本的に長いので、そんなことされるとほんと困るんですよ!DPC!だらしないパソコン!多分、もうしばらくしたら新しいパソコン、買うと思います。Windowsもういいです。Macにします。9割5分。あっ、またちょっと困り始めてる(>DPC)。DPC。どうにかならんかこのパソコン。
2007年06月14日
コメント(2)
私「今日の連絡はそれくらいで・・・ あ、それと」2時間目と3時間目の間ST(ショートタイム。先生から連絡事項を言う時間)にて。私「今日の4時間目はここで研究授業なので 皆さんよろしくお願」生徒「「「「えーーーー」」」」私「・・・えーじゃないが! いつもどおりやっとりゃいいがいちゃ!」全校の中でも最もうるさいと評判(?)のわがクラスにて現代文『羅生門』の研究授業。最初は、もうひとつの大人しめなクラスでやろうと思ったけど先生「やっぱり担任してるクラスのほうがいいよ。 生徒の顔もわかるやろ?」私「まぁ、そうですが・・・」先生「大丈夫、あのクラスならきっと楽しい授業になるよ。 多少ハプニングが起きるくらいが丁度いい(笑)」私「はい(苦笑)」ということで。「きりーつ」がたがたっ。「きょーつけー、れー」「「「お願いしまーす」」」私「・・・さて、 なんか後ろに沢山おられますが、緊張しないように・・・」生徒「それ先生やろ!」私「ああそうかも!」いや実際そうなんだけど!教室の後ろにずらっと国語教師や実習生を含め、7,8人が並んでいてひいぃ、後ろが見られない。指導教諭の先生はハプニングがナントカって言ってたけどいや、できれば無難に、無難に・・・私「このように『六分の恐怖と四分の好奇心』が・・・」生徒「せんせー、 どこに書けばいいがですか」私「ああ、ノートに」生徒「ノートないがですけど」何いぃぃ。生徒「せんせー、どこのカッコに書くがですか」私「ああ、そこの右下の・・・」生徒「これ? これかな」生徒「違うってその隣の」列をはさんで会話するのかあぁぁ私「・・・という気持ちで下人は」生徒「えー? でもせんせーそれ」きゃあぁぁ。なんかもー、ばたばたでばったばたな授業できゃああぁぁぁ実習生「おつかれ~」もーあかん、これから先生一人ずつ回って講評聞きに行くけどばっさり言われるに違いない!!あああ~実習生「いや、でも面白かったよ」実習生「うん。面白い授業だった」・・・大人しく腹をくくって職員室に向かう。そして先生達がまずおっしゃったことは「いや、 非常に面白い授業でした」意外にも見にきてくれた実習生のみんなと同じだった。・・・そりゃあプリントで生徒が戸惑ってたとか板書の書き方に工夫がいるんじゃないとかご指摘は沢山受けたけれども。「生徒の意見をよく汲み取ってた。 どんなことを生徒が言っても、ちゃんと受け止めて流れに入れて。 だからとても活発に生徒達が意見をかわしていた。 見ていても面白かったし、生徒も楽しかったと思う」私は、国語の授業をやるならずっと受けてて楽しい授業がいいと思った。小説を読み込む楽しさ古文の世界に飛び込む楽しさ漢文の響きにひたる楽しさまずは楽しいと思ってもらって一年生なら尚更、そこから始まって国語を好きになってもらいたかった。・・・拙いけれども少しは目標が達成されたのかもしれない。先生「どう?国語教師もいいんじゃない?」私「そうですねぇ(笑)」大変だけど楽しかった。やってる私も楽しかった。はぁ~~、でもいつもの何倍も疲れた!これ毎日はちょっとなぁ。いよいよ明日が最終日。あと受け持つ授業は2時間。研究授業の反省を活かして最後までやりきろう!
2007年06月11日
コメント(10)
明日は研究授業。なので、家で予習やら準備やら。母「・・・あんたちゃ 高校のときとなーん変わっとらんね」そう?母「同じかっこして机向かっとる」・・・確かに服は一緒だし受験のときも、ずーっと机向かってたしなぁ。そうかもしれない。母「勉強好きなんやね」勉強やっぱり今でも好きだ、確かに。本を読むのもす好きだプリントを作るのも好きだ人に何かを教えることも嫌いじゃない。母「案外先生も向いとんがじゃない?」私「・・・体力もたんて」10日ほどやって思ったけどやっぱり先生って、知力・体力の仕事だ。あと思いやり。相対するのは人間であって、モノではないからやはり人として優れていないと勤まらない。母「でもやってて楽しい?」私「うん」それは即答できる。母「・・・あんたちゃ凄いわ」私「そう?」残すところあと2日。悔いのないように頑張ろう。
2007年06月10日
コメント(3)
生徒会長「すみません、いきなりなんですがくじ引いてください」はい?生徒会長「明日の体育大会で 実習生の方にも走っていただきますので」待て。だってここ数年、全力疾走なんて全くしてない老体にムチ打つようなもんですよ!腱切れたらどーすんだほんとに!真面目な話!生徒会長「あ、女性は4人中3人の方に走っていただきます」確率高すぎだろうが!実習生「・・・せーのでひこうか」「「「せーの」」」そんなわけで体育大会当日。「・・・」「・・・」「・・・」実習生「みんな顔が暗いよぉ」ああ・・・まぁ、走ることになるだろうとは思ってたけど、思ってたけど・・・!憎らしい、この太陽、でも雨降ったら授業だからそれはそれで困るんだけど・・・!生徒「先生走るんですかー?」私「うん、走るよ・・・」生徒「応援してます♪」私「(そんなんいらんから見んでいいわでも一応)ありがとう・・・」ああ・・・ラジオ体操念入りにしとこう。うちの高校の体育大会は、こんな6月にあって受験生はこれ以降、本格的に受験モードに突入する。だから3年生の熱の入りようはすさまじくマスコットという名の大きな絵や、応援合戦の華やかさは桁違いだ。私は1年生の担任なので生徒「せんせーマスコットの絵何枚もあるなんて知らんだよー!」生徒「うちら衣装全然作っとらんがいけどー!」生徒「先生ばっか帽子ずるいー!」とかいう不満をたしなめながら救護係なのをいいことに、私は大半テントの下から観戦する。生徒のときは、「いよいよ体育大会!」って感じだったけど先生からすると、「あっさり体育大会」って感じであまり熱がこもらない。それは仕方のないことかもしれないけど生徒が頑張ってるのを見ると、「がんばれー!」思わず声が出る。『(ブツッ)ファーストコール 学年対抗30人+αリレーに出場する選手は・・・』・・・行かねば・・・。実習生「やだねー・・・」私「やだねー・・・」先生「なーん暗い顔しとんが! あんたらちは見せもんでしかないんやから 大丈夫、誰も期待しとらんて!」・・・慰め?リレーは実習生ということで、ほんの60mほどのダッシュだったけど私「・・・! ・・・!」「よし!」次の教育実習生(男)に、なんとかバトンを渡し2人とも遅いもんで、ビリになったけど隣のレーンの実習生が「「「ああああー!!」」」盛大にこけ「「「おいぃい!( ̄□ ̄#)」」」うちのチームが2位にあがりでもまぁ、怒りパワーがあってかこけたチームが最終的には2位になったんだけども。・・・そんなことがあったり。生徒「・・・あのこけた実習生 死んでくださいって感じですよ」まあまあ。そうして、体育大会は無事終了し何日もかけた綺麗なマスコットの絵も、一日にしてゴミとなり何事もなかったかのように、いつもの学校に戻った。・・・あとに筋肉痛を残して。あいたたた。さあ、教育実習もあと少しだ。
2007年06月07日
コメント(0)
本日ついに先生「1時間目からやね」初授業です。内容は古典、『徒然草』より「仁和寺にある法師」。先生「けど五月」教科書に辞書に資料集に・・・先生「ちょっと来るが早いやろ」私「・・・」(←始業10分前に待機)だってだって心配なんですもん!あれやこれや足りないんじゃないかとかこう、所在無い気持ちがおろおろと・・・先生「落ち着いてやればいいちゃ。 おっきい声で、堂々とな」私「・・・はい」先生愛用の、チョークケースをお借りしていざ、1年3組の授業へ。きーんこーんかーんこーん「きりーつ」がたがたっ「きょーつけー、れー」「「「お願いしまーす」」」私「はい、 それでは今日からしばらくの間、古典を担当させていただきます! 何かわからないところとか、それ違うんじゃないってところがあれば 遠慮なく言ってくださいね!」元気よく、はきはきと!題名を書いて、導入から。私「徒然草をはじめ、 日本には三大随筆というのがあって・・・」最初はやっぱり緊張してて、頭がオーバーヒート気味だったんだけどしばらくしたら落ち着いてきた。そしてふと黒板を見ると『徒 然 草』題字でかっ!( ̄□ ̄;)だって黒板の3分の2は使ってるよ!3文字しかないのに!まぁいいや、知らん、見やすいやろ小さいより~~あはは~は~・・・・・・先生「字でかっ! て思ったけど(笑)」沈。先生「良かったよ、元気良くて。若々しくて。 俺大きい字書けないからうらやましい」沈・・・先生「声も大きくて聞き取りやすかった。 ところどころ説明が雑なところもあったけど 最初にしては上出来だったよ」・・・・・・最初はこんなもんですよね・・・。先生「じゃあ3時間目と5時間目もこの調子で頑張って」獅子の子は谷になんとやら!落ちても這い上がる力をバネに!がんばれ私!(←半ばヤケ)
2007年06月04日
コメント(4)
三日目。先生「たまには昔の部活に顔出され~」と言われ放課後、向かいますは合唱部の練習場。練習場所は、食堂の奥階段を上がった3階のホール。スッ スッ スッ スッ スーッピアノに合わせた呼吸法の音。・・・練習法は変わっていないみたい。「♪あ~のや~まに~」のぞいてこっそり練習にまざる(笑)。「こんにちはー!」私「こんにちはー」発声練習の後に自己紹介。私「今教育実習に来てます五月渡理です。 昔合唱部にいたのでのぞきに来ました」生徒がこそこそっと話をしていて何? という顔をすると生徒「先生、もしかして あの写真の中にいますか?」指された先には楽譜の入ったロッカーの扉裏、セロハンテープで貼られた写真たちだった。『ここに歴代の写真貼ってこうよ!』そうだ貼りだしたのは私たちだ。私「うん! いるよ~」「きゃーvv」「はい、探すのは後! パート練するよー」ホールの端と端に分かれて練習をしている間その懐かしい写真を見に行く。貼られた写真の幾つかは色あせたり日に当たって端が丸まっていたりしたけれど昔の私がそこにいた。コンクールの写真。新歓用に撮った写真。20人くらいの仲間に囲まれて私が真ん中で賞状を持った、3年生のときの写真。・・・残ってたんだなぁ。生徒「まさか写真の人に会えるなんて思いませんでした」私「そっかぁ(笑)」この子たちにとって私は、ずっと上の知らない人。それでも楽譜を取りに来るたびこの写真を見ていたのだ。私「何か一緒に歌える曲ないかなぁ」生徒「えーっと、longest timeとか・・・」私「歌った歌った!」生徒「ほんとですか?! 私1年生の新歓で、この曲聞いて入ったんです!」不思議な感じだ。まるで高校時代に戻ったみたいででも高校生ではないことは分かっててこう、夢の中にぽんと遊びにきたようなそんな感覚。今度あるという小発表会用の合唱曲を聞きちょっと感想を伝えて、帰る。生徒「ありがとうございました! また是非来てくださいね!」私「うん、みんな頑張ってね~」2週間の短い期間だけど少しずつ、生徒とも触れあれるようになってきた。来週からは授業だ!しっかりやろう☆
2007年06月01日
コメント(2)
全12件 (12件中 1-12件目)
1