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昨日の夜に実家に帰省いたしました。私「今年全然雪ないねー」父「でも明日から降るみたいやけどなー」と言っていたらやはりそこは富山父「すっごい猛吹雪や外! 車ノロノロ運転で」あっという間に冬景色。風に霰に、雷雪。天気予報では100cm積もるそうな。今日は外に一歩も出ずにしこたま卒論をやっていたので甲高い風の音と、揺れる家の振動で、冬将軍の訪れを感じた。そうだ、大概冬の訪れは家の中で感じていた気がする。雪の気配というのがあって外を見なくても、雪が降ってるな、っていう感覚が身を包んで私は灯油の残量を確認した。雪が降ると減るのが早い。京都の雪の気配は4年目だけどいまだに分からない。だから冬の訪れも、よく分からない。それに比べて富山の冬は分かりやすくて好きだ。雪が降ったらちゃんと積もる。家の前に停めてた車は朝起きるとこんもりとした白い丘になる。母「・・・でもあんた、富山で働いてみたら分かる思うけど 雪の降らん土地行きたい思うわ」・・・そりゃそうでしょうね。(←雪かき手伝わない人)まぁ、雪のある新年を迎えられるほうが私としては嬉しいので。今夜はあったかくして寝よう。
2007年12月30日
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店長「いやー、今日は助かったわー。 代わりに誰もいーひんかったから」月1,2ぐらいでヘルプのときにのみ手伝っている、パン屋のレジ。雨降りなので、お客さんは少ない。私「そういやこないだ うちのパン屋をネットで検索したんですけど」成形(バイト)「あっ、それほんま・・・」私「情報が古すぎですよ」実はうちのパン屋公式ホームページはあるにはるのだが数年前ので、情報がめちゃくちゃ古い。載ってるパンの種類も値段も、定休日さえも違う。・・・間違った情報を載せてるなんてないほうがましじゃないかと思うくらい・・・。成形「だから僕もね、ほんと今年の年賀状に 『HP新しくしました!』って載せたかったんですけど 忙しさにやられてしまいまして、ええ」店長「ありがとう(笑) わし全然分からんからなぁ」HPに全然詳しくない店長の代わりにバイトの間で、新しくHPを作り直そうという計画がある。頓挫してはいるけれど。成形「せっかく作るならこう ネット見た人が注文しやすいのがいいですよね」私「ネット限定『おためしセット』とか」店長「セットか。セットがええんか?」成形「ネットからだとどうしても送料かかりますからね。 クリームパン1個に対して送料500円ぐらいかかっちゃうと ちょっと手が出しにくい感じがしますし」店長「はぁ。なるほどなぁ」立地があまりよろしくない分だけネットで評判が呼べたら、こんなにいいことはない。一度食べたらリピーターは絶対つくだろうし。だってほら店長「焼き立てや。うまいでぇ」このグラハムブレッドといったら!焼き立てをパリパリっとちぎってそこにバターのかけらをのっけてとろりと溶けたところを食べるとそれはもう香ばしいにおいとこのぷちぷちとした食感が・・・成形「・・・うめぇ」ああ、無言で食べてしまう。以前友達に、HP作成計画の話をしたら「そんなにバイトに愛されるお店って やっぱりいいお店なんやね」と言われて確かにそうだ、と思った。小さなお店だけど、みんないい人で美味しいパンを作るために頑張ってる。だからたとえバイトでも「何かしたい!」と思ってしまう。私が名刺やポイントカードを作ったように。とはいえ店長「そういえば引越しどうなったん? 決まったんか」私「はい、2月の頭に」私もいよいよ1月いっぱいで今の下宿から、もう少し会社に近いアパートへ引っ越すことが決まった。だからこのパン屋も、あと一月だ。店長「そうかー。 ・・・寂しなるなぁ」成形「何年ですっけ、3年ぐらいですか?」私「そうやね。丁度3年ぐらいかな」始めたのが1回生の終わりごろだから、1月で約3年。思えばそんなに月日が流れた。卒業しても、同じ京都にいるから休みの日はパンを買いに来よう。ファンの一人として。成形「とにかくHP、頑張って作ります」店長「ありがとうなぁ。ほんま嬉しいわ」今年度末ぐらいには新しいHPが見られるといいなぁ。私もちょっとくらい尽力しよう。うむ。
2007年12月28日
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「よろしくお願いします」っていうこの最初の言葉もそのあと切戸が開く音も舞台に出て感じるまぶしい光も。4年という長くて短い歳月の中でその瞬間瞬間で、切り取りたくなるような大事な一コマとして私の中に降り積もっている。それがこの仕舞でひとつの節目を迎える。切戸から入った瞬間そこからもう、仕舞は始まっている。歩くときの背筋座ったときの居住まいの正し方扇を腰から抜く手もひとつひとつの動作を丁寧に。扇を手に正面へ向かう。一旦構えてしゃがむ。これが既に「下に居」の型。そしてゆっくりと扇を開き一呼吸。「面白や時もげに」仕舞『天鼓』。天から降ってきた鼓を美しく鳴らす子供、天鼓の話。「珍しい鼓がほしい」という帝の仰せを断った天鼓は、山中の湖に沈められてしまう。鼓は帝のもとに届くが、主がいなくなった鼓は、もはやあの美しい音を鳴らそうとしない。そこへ天鼓の父親が呼び出される。父親は、子供を失い悲しみにくれているが子供を想いながら鳴らすと、初めて美しい音が鳴った。帝は感じ入り、天鼓の追善の宴を湖のほとりで行う。すると天鼓の亡霊が現れるのだ。仕舞は、この天鼓が、かつてのように楽しげに鼓を打ち鳴らしていく最後の場面だ。「柳葉を払って 月も涼しく星もあい逢う 空なれや」空を見回す、見回しの型。見上げれば星月夜なのだ。この仕舞は珍しく詞に「星」がよく出てくる。私が最初この仕舞を観たとき「きらきらしてるなぁ」と思った覚えがある。それはその「星」からくるんだと思っていたけれどきっとそれだけじゃない。「二星の館の前に 風冷ややかに夜も更けて」この曲の空気感は、とても澄んでいる。ちょっとでもいびつになると全てが壊れてしまうような繊細な空気。「天の海面 雲の浪 立ち沿うや 呂水の堤の」そして天と水の美しい景色が次々に流れていく。「月にうそむき」月の光にきらきらと「水に戯れ」波面が揺れて「波をうがち」しぶきが星のように瞬く。「袖を返すや」輝いているのはこの空気と景色と天鼓の心なのだ。それら全てが星の瞬きのように仕舞全体をくるんで静かにきらめいている。「夜も明け白む 時の鼓」これも最後には夜明けが来て、夢幻と消えてしまうのだけれど。「数は六つの巷の声に」足拍子を六つ。上手い人だと、これが鼓の音に聞こえるのだという。「また打ちよりて 現か夢か」正面に向かい、最後の拍子。ふわっと空気が変わって夢の終わりを感じさせる。「またうちよりて現か夢」・・・これで最後だ。よく舞えた。「幻とこそ」もう悔いは「なりにける~」・・・(×ける ○けれ)なんでやねん!( ̄□ ̄#)「こそ已然形」って係り結び高校時代に習ったんちゃうんかい!ってか間違えたことないのに、今まで間違えたことないのに、よりによって本番で、最後の最後でその一文字を・・・!・・・じうたい~~~!「「ありがとうございました」」師匠「いやぁ、よかった、まぁそうだよ 完璧じゃない方が僕らも舞いやすいしね」鴨くん「え、それは・・・」師匠「地謡ね、最後の一文字が・・・」鴨くん「え゛。 ・・・僕なんて言いました」「「「なりにける」」」鴨くん「・・・!」鹿くん(仮名)「僕ら地頭に合わせましたよ」雉ちゃん(仮名)「ええ、最後は地頭に合わせました」『最後は間違えても地頭に合わせるのが美しい』とはよく言うけれど。ええ、美しい光景ですよ。それはそれは。鴨くん「・・・・・・! ああ、すみません、ほんっとすみません」私「いえ、まぁ別にいいですよ」・・・間違えたものは仕方がない。お客さんもほとんど気づかなかっただろうし。師匠「シテに関しては」私「はっ、はい」師匠「もう言うことはないよ」それが最大のほめ言葉であることは上の先輩に言われていたのを聞いたことがあるから知っているけれど。・・・それを私が受ける日が来ようとは。師匠「4回生の卒業仕舞らしい、本当にいい仕舞だった。 4年間稽古すればここまでくる、っていうのを まさに示した感じだったね。 いやぁ、本当に素晴らしかったっす」私「・・・ありがとうございます」昔は簡単な型が出来なくてひぃひぃ言いながら稽古していた私だけど。ここまで出来るようになったのは紛う事なく、師匠と先輩方と一緒に稽古してくれた仲間のおかげだ。感謝してもし足りない。師匠「じゃあ次は僕も負けないように仕舞舞うから。 ひとまずお疲れ様でした」見所には今日参加した学生全員が集っていた。その全員で、師匠方の仕舞を拝見する。「思へ桜色に・・・」いくら4回生とはいえ当たり前だけど、師匠の型にはほど遠い。その師匠ですらまだたどり着けない上の領域が能の世界には広がっているのだ。道のりは長い。「集合写真撮るんで、卒業生早めに来てくださーい」雉ちゃん「渡理ちゃん、早く」私「え、もうちょっとで着替え終わるから」リスちゃん(仮名)「紋付きたたんでおきますから早く!」全番組が終了して、楽屋で着替えてばたばたと舞台に戻る。「お疲れ様ー」 「おつかれー」舞台には京都で宝生流を学んだ今年度の卒業生が晴れやかな顔で集っていた。女子大「『天鼓』すっごい良かった!お疲れ様! 私渡理ちゃんの隣ー♪」「じゃあ撮りますんでこっち見てくださーい はい」シャッター音が数回なって「「「ありがとうございましたー!」」」皆様本当にお疲れ様でしたっ!
2007年12月19日
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師匠(仕舞)「今日の番組は凄いよね」自分の出番が来るまでに他大学の卒業仕舞を観る。師匠「『鳥追』とか。俺でも舞えないし」誰であれ最後の仕舞となると、曲選びにも気合いが入るもので番組後半のラインナップは、難曲珍曲が並んでいる。「声をしるべに出で船の」長刀の仕舞、『船弁慶キリ』。「娑婆にては善知鳥やすかたと」謎の仕舞、『善知鳥(うとう。読めない普通・・・)』。「今日の修羅の敵は誰そ」鴨くんと同じ『八島』もある。とにかく観ていて思うのは誰もがその仕舞に思い入れを持ち、誰もが最高の気迫を持って挑んでいるということだ。この一人ひとりの舞台の裏にそれぞれの努力と苦労があったのだろう。能は勝ち負けではないけれど負けてはいられない。師匠「そろったね」そして『八島』出番前。切戸のところにシテと地謡4人が集まる。師匠「俺はいつものように見所で観てるから。頑張って」鴨くん「はい」師匠が去り眼鏡を取ったときの、鴨くんのオーラが違う。湯気出てんじゃないかと思うくらい。・・・でも緊張してるな絶対。てか、ああやばい、私も緊張してきた。緊張するとあまりいい方向にはならない。深呼吸して、平常心、平常心・・・鴨くん「・・・それじゃあ」ふうっ、と息を吐いて鴨くん「いいですか」周りを見回す。私「はい」鴨くん「では」「「よろしくお願」」ごつっ鴨くん「・・・」 私「・・・」頭ぶつけるとか漫画だよ!私「・・・ははっ」鴨くん「ちょっと笑わないでくださいよ(笑)。 もう一回」私「はい」「「「よろしくお願いします」」」まあでも頭をぶつけたせいで変な気負いが取れて、舞台に上がれたのは事実。「今日の修羅の敵は誰そ」仕舞『八島』。シテは源義経。「何能登の守 教経とや」このシテ謡の気合いはおそらく「あら物々しや手並は知りぬ」今日の全仕舞の中で、一番こもっていただろう。修羅物という仕舞の性格はあるだろうけれどその声は、能楽堂全体にとどろいている。「思いぞ出づる 壇の浦の」だから地も地「その船戦今ははや」それに見合うだけの気合いをもって謡う。当たり前だけどこの4年間で、一番よく後ろから仕舞を観たのは鴨くんの仕舞だ。それは一種誇らしくもあり少々もったいなくもある。大事な舞台は、いつも正面から観ることが出来ないから。・・・きっと凄いんだろうなぁ。いろんな意味で。地「月に白むは」シテとの掛け合い。「剣の光」地「潮にうつるは」「兜の」シテの体がぐっと沈んで「星の影」強い拍子ひとつ。身を起こして隅へ、刀になった扇を振り上げ地「水やそらそら ゆくもまた雲の波の」波を斬りつけるような型。勇ましく、それでいて穏やかな海のイメージ。地の謡いようによってはいくらでも荒い雰囲気に出来てしまうけれどここはきっと、そんなに荒いところではないのだ。だってやがて「浮き沈むとせしほどに」この合戦は、修羅物によくあることながら夜の夢の幻として「春の夜の波より明けて」夜明けとともに消えていくのだから。「敵と見えしは群れいるかもめ」かもめは見えるだろうか。「ときの声と聞こえしは 浦風なりけり高松の」浦風は聞こえているだろうか。聞こえていてほしい。「高松の朝嵐とぞなりにける・・・」舞台からひっこむと師匠が早足で来られて師匠「いやー、鴨くん もう悔いないでしょう」鴨くんは肩で息をしながら鴨くん「はい」答える。興奮冷めやらぬ状態。師匠「次は『天鼓』だからね。 3回くらい深呼吸して、落ち着いて謡ってね。 全然違う雰囲気の仕舞だから。 荒くなったらぶちこわしだから」私「はい」言われたとおりに深呼吸をする。高ぶっていた気を静める。師匠「シテ謡、最初は下だから」私「はい」師匠「地も落ち着いてね」鴨くん「はい」そして師匠が見所に戻られて再び改めて見回す。もう一度深呼吸。私「では」今度は私の現役最後の仕舞。「「「よろしくお願いします」」」(→その4につづく。)
2007年12月18日
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今日の仕舞が「卒業仕舞」と呼ばれるならば今日の連吟も「卒業連吟」。卒業する4回生が役をやる。それを今年は無本でやることになったわけだけど・・・師匠(仕舞)「見た、今の」私「ええ見ました」なんと、別の大学も無本で連吟を出してきた。しかも男女分かれて連吟2番!嗚呼うらやましい・・・。師匠「侮れないね。 うちも頑張って。見所で聞いてるから」私「はい。頑張ります」連吟『殺生石』。師匠(謡)「下がらんように」「「「はい」」」下がる、下がらないという概念はもしかしたら、うちのサークルだけにある概念なのかもしれない。人間の声は、単純にあーって出すと最後がへにょっと下がってしまう。投げたボールが遠くでは下がってしまうように。それを力を入れて下がらないようにする。例えどんな節があっても、まっすぐに。 師匠(謡)「でもそれが美しい謡でしょ」下がっていない謡は美しい。私たちは、それを目指す。いや、私たちはそう謡うのだ。鴨くん「では頑張りましょう」鹿くん(仮名)「はい。では」「「「よろしくお願いします」」」役は必ず前列に座る。回生があがると後列に回るから前列に座ると、ちょっと緊張する。・・・眼鏡がないからまだましだけど。扇を抜いて、横に置いて。前に回す。ワキ@鴨くん「かように詳しく語り給う 御身はいかなる人やらん」シテ@私「今は何をかつつむべき」『殺生石』前シテは、化け物が姿を現す前の普通の女性。でも中に化け物がいるわけだからシテ「今は那須野の殺生石 その石魂にて候なり」ちょっと凄みをきかせる。・・・連吟の役謡が楽しいと思ったのはいつだろう。2回生の連吟では、まだだったな。3回生だったかな。とにかく役は楽しいのだ。その分難しくて大変な思いをするけれど地謡にはない良さがある。その役になれる。私の謡を聞いてもらえる。ワキ「木石心なしとは申せども」女性が消えた後その石に触れるものを皆殺すという"殺生石"への成仏の仏事が始まる。すると聞こえるシテ「・・・石に精あり」石の精の声。先ほどとは違う力のこもった、化け物の声。最初はゆっくりシテ「水に音あり」段々速くシテ「風は大虚に渡る」地「形を今ぞ現す石の 二つに割るれば石魂たちまちに 現れ出でたり 恐ろしや」地がいっきに謡いきる。ここで能なら、作り物の石が真っ二つに割れて化け物が登場するのだ。シテ「今は何をかつつむべき 天竺にては班足太子の塚の神 大唐にては幽王の后」シテの名乗り。謡いながらこれ絶対バックに「ゴゴゴゴゴ」って効果音出てるやろ、と思いながら全力の凄みと腹パワーで謡う。・・・そう思ったのは最初だけでシテ「玉体に近づき奉れば」あとはそんなこと考える余裕もなくシテ「御悩となる」ほんとに化け物になっていた(笑)。いや、ほんと。だってシテ「既に御命を取らんと悦びを なししところに」見えたのだ。そこにシテ「・・・阿倍泰成」自分を殺そうとするやつが。シテ「調伏のまつりを始め 壇に五色の幣帛をたて」憎い、にくい私を消そうとするやつ。シテ「玉藻に御幣を持たせつつ 肝胆を砕き 祈りしかば」地「やがて五体を苦しめて」長いシテ謡が終わったら頭に上ってたアドレナリンがざーっと下りてきてそこで初めて血が上ってたことを自覚してあとは実にさっぱりと地「幣帛をおっとり飛ぶ空の」地に混じることができた。楽しい。謡うことは実に楽しい。ああ、なんて気持ちがいいんだ!「鬼神の姿は失せにけり・・・」師匠(謡)「元気があって良かったんちゃいますか。役も地も」笑う師匠。OBさん「シテ怖かったよ。身震いした」OBさん「役はほんとに良かったですね」私「ありがとうございます」いやはや、よく謡った、ほんとによく謡った。楽しかったなぁ。師匠(仕舞)「いいねー。無本はやっぱりいいね。 緊張感が全然違う」そうなのだ。本があったら私自身きっとここまで役に入り込めなかっただろう。無本だったから、集中力で謡いきれたのだ。いい連吟だった。『殺生石』、選曲も良かったなぁ。師匠(仕舞)「あとは卒業仕舞を残すのみだね」「「はい」」さあ、残すところあと2番。悔いのないように頑張ろう!(→その3につづく。)
2007年12月17日
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舞台前。師匠(仕舞)「先に仕舞合わせておこう。他の大学来る前に」まだ暗い見所を前に能楽堂の舞台の上で、最後の稽古。そう、私にとっては文字通り、これが最後の稽古になるのだ。1回生「日影に見ゆる・・・」1回生から簡単に合わせていって師匠に指摘をいただく。師匠「もうちょっと背筋のばして。 そうそう、その方が見栄えがいい」直前につめて稽古すると本番の出来がかなり変わってくるということは立証済み。出来ることは最後までやっておく。師匠「じゃあ次は『天鼓』」私「はい。よろしくお願いします」最後まで、きっちりなすべきことをするのだ。女子大「渡理ちゃ~ん」楽屋に戻ると着付けラッシュ。他大学の同回生も、当たり前だけど4回生なのでこの舞台が最後の舞台。女子大「今日が最後だねぇ~」下回生の着付けを手伝いながら世間話。私「そうだねぇ」女子大「あっ、番組見たよ渡理ちゃん」うっ( ̄△ ̄;)女子大「トリだねトリ!」・・・っていうかなんで『天鼓』が最後なんだ!他にもいい仕舞いっぱいあるのに!その後すぐ師匠方の番外仕舞とか・・・女子大「すっごく楽しみにしてるから♪ 頑張ってね!」私「お、おうよ」あーもー、ここまできたらなるようにしかならないんだけどね。うん。リスちゃん(仮名)「はあぁ~」最初の出番は、2回生地頭の仕舞地。『松虫クセ』と『芦刈キリ』。リスちゃん「うー、とにかくがんばろう」犀ちゃん(仮名)「ああ、頼むよ」今回、2回生は仕舞地の地頭初挑戦。私は副地としてサポートに回る。切戸「準備はよろしいですか」リスちゃん「・・・はい。えーと」「「「よろしくお願いします」」」どんな不安があろうが切戸をまたげばもうそこは別世界。犀ちゃん@シテ「一樹の陰のやどりも・・・」『松虫クセ』は一昨年私もこの舞台で仕舞を舞った。そのときも地頭は同回生が、つまり鴨くん(仮名)がやっていて2人でよく合わせる稽古をしたっけ。 鴨くん『万木みな~のところは合わせたいですね』 私『うん、だからそれまでさーっと舞うから・・・』2回生同士、分からないことも沢山あってそりゃあ大変だったけど稽古するのは楽しかった。リスちゃんと犀ちゃんも「汲めども汲めども よもつきじ」合わせどころはしっかり稽古した。だからきちんと「万木みな紅葉せり」シテの型と謡が合っている。良かった。今の2回生が3回生になってもきっと大丈夫だろう。師匠「うん、なかなか良かったよ。 地はもう少しはって謡っても良かったかな」リスちゃん「はいぃ・・・」さあ、出だしはいい感じ。2回生は1・2回生連吟が待っている。私も連吟のシテ、しっかりつとめねば!(→その2につづく。)
2007年12月16日
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明日が現役最後の舞台。これがひとつの節目になる。それにしても最後の仕舞がまさか番組のトリとは・・・。うーむむむ。がんばらねば。明日は早く起きて稽古するぞ!がんばるのだ!
2007年12月15日
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ヒヅミさんからいただきました。前にやったバトンと似てますが・・・。ではいってみます。【あなた色バトン】▼最近起きた喜怒哀楽を一つずつ教えて 喜→「100年に一度出るか出ないか」の能の演目、『檜垣』を見に行けた! 怒→『檜垣』観に行ったのに隣のおじさんが謡を口ずさんでいる! 気が散るよ! 哀→『檜垣』の学生前売り券で8000円・・・ 楽→『檜垣』と一緒に観た『安宅』『道成寺』が面白すぎる。▼最近の好きな食べ物は? キシリトールガム。 一日最低3回はかんでいる。▼最近の好きな音楽、又は着信音は? 着信音→最近好きかどうかは別として、着信音は鳩時計の音です。 好きな音楽→早笛。▼最近の口癖を教えて「わりと」 使い方→「わりといいと思う」「わりと速い」「わりと遅い」▼最近出掛けた場所は? BOXと会社と能楽堂。▼好きな色は? 緑。部屋の基準色。▼嫌いな色は? 蛍光色。▼携帯の色は? キウイ。▼回してくれた人の心の色は? 薄い青。▼次の6つの色に合う人にバトンを回して下さい。(赤・桃・青・紫・白・緑)私を緑にしてくださってありがとうございます。>ヒヅミさん赤→紅葉桃→まちょねーさん青→スイッチ★紫→ちーこさん白→あぶ緑→ケティオ当然のようにスルー可です。寒くなると指出し手袋がほしくなる・・・。キーボード打つ指が冷たい。
2007年12月12日
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舞台5日前の師匠(謡)稽古。師匠「これ無本でやるんでしたかね」秋京宝連の連吟は、先月の自演会と同じ『殺生石』。同じにするのにはそれなりに訳がありいつもの連吟は本を見て謡うんだけど、今年は無本、つまり本なしで暗記することにしたのだ。鹿くん(仮名)「はい、そうです」師匠「なら次は無本で謡ってください」鹿くん「は、はい」昼に稽古もしているし、大体は覚えているけれどしっかり謡えるかどうか・・・。「「「よろしくお願いします」」」ワキ@鴨くん「かように詳しく・・・」役はワキが鴨くん(仮名)、シテが私。毎年卒業連吟は卒業生が役に回るから、地頭が3回生なのは勿論後列は2・3回生で固めることになる。地「立ち返り夜になりて・・・」ぺしぺし師匠「そんな ♪たぁちかえりぃ~ て 下がったらあかん」鹿くん「はい」言われることはいつも同じ。進歩がない、といえば全くもってそうなんだけど下がらないことがやっぱり一番難しい。「「「ありがとうございました」」」師匠「はぁ。あれですね 役の人は本見ないほうがええですね(笑)」鴨くん・私「はぁ(苦笑)」それは以外だったけど師匠「とにかく下がらんように。いつものことですわ」指摘されるのは同じこと。4回生になってもなかなか出来ないことだ、下回生はもっと難しいだろう。うーむ、下回生にもっと稽古をつけてあげたいけどいかんせん・・・師匠「そういえばあんた 大学の課題はどうなったん」一回生「はい! 昨日提出してきまして また新たな課題が・・・」課題や授業に忙しく、なかなか空きコマに稽古をつけられない。学生の本分は勉強だしね。そればかりは致し方ないことだけど。師匠「みんな忙しいんですね。 五月さんは今何してるんですか」私「はぁ。私は今 卒論が立て込んでおりまして・・・」全20000字の卒論はおおまかに書いて、現在8000字ほど。つめることはたくさんあるけど、まだ半分以上書かねばならない・・・。1月提出に間に合うのだらうか。師匠「はぁ。なら こんなことしてる間ないんちゃいますか(笑)」うっ( ̄△ ̄;)私「いや、でもまぁ・・・ 卒業舞台なんで」師匠「そうですやろね。ほな頑張ってください」まぁ、なんとか、支障が出ない程度に・・・卒論も卒業の舞台もがんばるのだ!
2007年12月11日
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アキさん(仮名)「ワタリィ、お帰り~」私「ただいまです~」舞台後久々の会社行き。制作室の雰囲気はフーさん(仮名)「アキちゃんデータ知らん?」アキさん「えーっとですね、共通ファイルの・・・ アイガーリッ!(I got it!)」フーさん「レリィ!?(Really?!)」相変わらず(なぜ英語が出る・・・)。今日の仕事はチラシ作り。キャッチコピーに紹介文、レイアウトを考える。えーと、脂ののったぷりっぷりの旬の魚を贅沢に・・・社長「ごくろうである!」そこへ巨大な段ボール箱を持った社長が現れる。私「お久しぶりです!」社長「おうワタリィ、久しぶり! お前にもほら、プレゼント」私「はい?」どかっとその箱を置いて中から更に箱を取り出す。それを開けると「「おおお~~~~」」社長「肩掛け電気毛布である!」一人に一枚電気毛布!!素敵~~アキさん「着てみよ着てみよ!」ナツさん(仮名)「やばいわこれ動けんくなるかも・・・」みんなで着ると怪しいポンチョ集団。アキさん「あったか~」電気をつながなくても、十分あったかい。社長「これでバシバシいいもん作ってくれぃ!」卒論の合間に会社に来るのもいい息抜きになる・・・(それでいいのか!?)。さっさと卒論書き上げてまたバシバシ制作の仕事をやりたいもんだ!
2007年12月05日
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『レット、あなたを愛しているの』卒論をやらねばならんのに・・・『残念だが、スカーレット・・・』不朽の名作映画を観てしまった。4時間の超大作「風と共に去りぬ」・・・(何やってんだ!)。まず思ったのが「この映画(物語)、すごすぎる」。原作者も映画を作る人も、相当膨大なパワーをかけて作ったのだということはよく分かる。役者も名演技。特にヒロインのスカーレット。あの女優以外では無理だったんじゃないだろうか。性格的に言えばスカーレットの子供っぽさやわがままさが、残らず自分に投影されて嫌だけど彼女は揺らぐことのない芯の強さを持っている。だから彼女は美しく、魅力的なのだ。私は単にわがままなだけで、芯の強さは持ち合わせていない。女たるもの強さがないと。うむ。最後は「これで終わるのか!」と思ってしまうくらい続きが気になる、歯がゆい終わり方になっていてつい続きを想像してしまう。でもこれがなかなか想像できない。それは、それだけあの物語自体が完成されているということなのだろう。続きは確かにあるのだろうけれどあの物語はあのラストだからこそ、名作たり得るのだ。これ原作読まないとなー。でも卒論書いてからにせんと・・・。ああ、あの耳に残るテーマソングと『明日のことは明日考えよう』スカーレットの言葉がよぎる・・・(ダメだって!)。卒論頑張りますよ! ほんとですよ!
2007年12月01日
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