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アニプリスタッフも粋なはからいをしますね。 本日、放送のアニプリのOP、EDの扱いについてです。 両方ともフルコーラスかけ、OPは他校の生徒たちのカットまで入れるとは。 OP、EDとも初めてロングバージョンで聴いてみて、「ああ、この曲はこういうことがいいたかったんだな」と再発見した気がしました。 OPの夏の太陽のようなはしゃいだ雰囲気は、青春学園テニス部にぴったりです。 EDテーマの「まっすぐな目で 汚れた僕を見てる」という歌詞は、大人になって人生の影の部分も知ったリョーマが、十三才のころの自分の写真を見て、思っていることのように私は感じました。まあ、偶然なんだろうけど。 最近のアニメソングはどうもタイアップが多くて、時として映像と音楽が殺し合いをしていることもあるのですが、アニプリはタイアップかそうでないかは不明ですが、わりに合っている曲が多いように思います。 来週からOP、EDが変更になるようですね。 なんだかアニプリスタッフが、これらの楽曲に「今までありがとう」と別れをたむけているようでしみじみしました。 新EDテーマソングになるプルタブと缶の曲ですが、まさか本編で使用するとは思いませんでした。 しかも真田が「俺はカラオケを歌う」と言い切るなんてねえ。 伊武がマイクを握ったら離さない、というのは大いに納得がいきましたが(^^; きっと不動峰のメンバーたちでカラオケに言ったら、伊武が一人で歌っていて、周りが止めたら例のブツブツ攻撃が始まるんだろうなあ。 大石先輩は白い布をかぶって、何をしていたんでしょう? 腹踊りみたいですが。 大石先輩ってここまでやる人だったのか……。それとも乾汁から話題をそらすためにしたんでしょうかね? 乾汁と言えば、乾が仲間と休憩している間、持っていた水筒には乾汁と書かれていましたね。日頃から愛飲してるんですね。 不二がやっていた手品はラストのテロップでネタにされていましたね。 ジュースや食器が観月の上に落ちるようになっているのは、確信犯にちがいありません(^^; アニプリは、こういう細かいところに目配せがきいている部分がユーモアたっぷりで好きなんです。 ここまでキャラクターたちの日常生活やちょっとした一コマを丹念に描いたジャンプアニメはなかったと思います。 ところで、ラストのイラストの中で樺地が伊武たちと何か踊って? ましたよね。あれ、何しているんでしょう。 エアロビクスみたいに見えるんですが……。
2004年06月30日
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本日、放送の「もの知り一夜づけ 韓国ドラマ」を観ました。 ユジンとミニョンの雪合戦のシーンの撮影時に、チェ・ジウとヨン様が二人で体を寄せ合い気味にしながら、ガタガタ震えていましたね。 チェ・ジウがヨン様の頬についた雪を手ではらいのけたのを観た時は思わず妬いてしまいました(^^; だって、仲良くできないとこういうことはできませんものね。 他にもヨン様が監督の肩をもんでいたり、冬ソナのスタッフは仲がいいんですね。 韓国はステージに上がった時、マナーのいい人が芸能人としてウケがいいそうですね。 いい傾向だと思います。 日本の芸能人だと、たまに「事務所は歌や演技より先にマナーを教えた方がいいんじゃないだろうか」という人がいますからね。私も他人のことは言えませんが(^^; ヨン様が来日したときは、話し方や仕草がとても礼儀正しくて、好感が持てたのも、このお国柄があったのかなあと思います。 でも、一週間に二話も撮影するなんてハードスケジュールですね。 それに視聴者の好みによって、あらすじを書き換えるあたりなんて、週刊漫画雑誌のようです。 韓国のドラマは、だから熱気があるのでしょうか。
2004年06月29日
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このテーマは私にとって、とてもタイムリーでした。 ビデオで、リョーマと桜乃ちゃんがデート? する話を見終わったばかりだからです、 しかし、桜乃ちゃん、かわいそうでしたね。音楽の話題をがんばって振ったら、「音楽ってどうして聴かなきゃならないの?」と言われるのはツラい。 最後にリョーマに缶ジュースもらえたから、まだ良かったものの。あの缶ジュースのプレゼント? も南次郎と桃城のアドバイスあってのことだからなあ。 あの場にいたのが、南次郎と桃城でまだ良かったですね。これが乾あたりだったら、トンチンカンなアドバイスをしそうな気がするのでした。 リョーマは年齢的にも、恋愛にあまり興味がなさそうだし、マイペースな性格だから、今は誰とデートしてもあんなものかもしれませんね。 これは私の個人的な意見ですが、リョーマと桜乃ちゃんってあんまり合わないと思うんです。 桜乃ちゃんが一方的にリョーマにふりまわされて終わってしまいそうな気がします。 リョーマに合いそうなタイプの女性は……うーん、桃城が女になったような女性がいいんじゃないでしょうか。 面倒見が良くて、なおかつテニスの才能があって(リョーマがテニス以外の話題に夢中になるとは思えない)、リョーマにすげない態度をされてもメゲない性格。 そんな女性がいいと思うのです。 テニプリキャラで、もしデートしたらこうなる! というのを私なりに考えてみました。 今回は青春学園限定です。リョーマは桜乃ちゃんとのデートみたいになると思うので、はずします。 手塚国光 この人もあんまり恋愛に興味があるとは思えないです。 乾が桃城がデートしている、という話を携帯電話にしても、すぐに切っていたしね。 なんか手塚って、友人か上司に紹介されたしかるべき女性とあっさり結婚して、厳しいけれどいいパパになりそうな気がしませんか? きっとその時のデートコースは、テニス試合鑑賞にお食事、とそつないコースに、そつないエスコートなんだろうなあ。 もし手塚とデートするとしたら、やっぱりテニス試合鑑賞ですかね。 菊丸英二 私が一番お気に入りの菊丸であります。 でも、この人と自分が合うかというと微妙。菊丸って、気まぐれだし、体育会系だからその場は楽しくお話しても、あとで「あの人とはあんまり俺、合わないんだよね」と言われる可能性強し。 以上、私の妄想アワーでした(^^; 菊丸とデートするなら、海でも行きたいですね。一緒にビーチバレーで遊んで、かき氷食べてワーキャー言いたいです。 桃城武 私にとっては「近所の優しいお兄さん」という位置づけの桃城くん。 桃ちゃんは妹がいるし、女の子あつかいは慣れていそうですよね。 実は青学メンバーでデートするなら、彼とするのが一番、無難な気がします。 さりげなく気をつかってくれそうな気がしませんか? もし、デートするならストリートテニスで軽く汗を流して、夕暮れの遊園地に行って、ジェットコースターなどに乗った後、観覧車でしっとり夜景を見たいです。 ところで桃ちゃんって、一度彼女になったらすっかり「身内」状態になりそうだと私は思っています。きっと「俺、今月金ないからさあ」と言って、デートはいつもワリカンのマクドナルドでずっとおしゃべり、後は無料のストリートテニス、とかいうことになりそう。 それで彼女がスネたら、「ごめん」と素直に謝ってきて、彼女も許してしまうのでしょう。 結婚したら、たとえは夢がないかもしれないけれど、「クレヨンしんちゃん」のパパみたいな感じになりそうですよね。ちょっと浮気心もあるけど、心から家族を愛しているいいパパになりそうです。 以上、妄想アワーでした。 乾貞治 乾の家族構成が「公務員の父を持つ一人っ子」というのに、ウケてしまいました。まさにピッタリ。 乾とデートしたら、きっと乾ワールドの一員になるしかないでしょうね。乾って、ふだんは無口だけれど興味のある話題になったらワンマンショー状態でしゃべると思います。野菜汁の話題とか。 デートはきっと乾汁の原料の採取とか、乾の自宅で乾汁を作るのをてつだって、実験台第一号になるとかそんな感じだろうなあ。 この人は夫にしても、ずーっとこんな感じの人だと思います。「亭主、元気で留守がいい」にはピッタリな人かも。 不二周助 不二にベタぼれされているなら、ぜひデートしたいかも。 不二は他人に自分の本心を簡単には見せないタイプだから、生半可な好意でデートしてもらっても、そつなくエスコートされて終わりになりそうだからです。 この人が本気で恋におちたら、どんなふうになるか観てみたいなあ。まあ、少年ジャンプ連載だからその展開はありえないでしょうけれど。 私は不二はどうも「風と木の詩」のジュールとキャラがかぶるんですが。 でも、不二ってガールフレンドはたくさんいても、なかなか結婚しなさそうなタイプだと私は思います。 海堂薫 海堂とデートしたら、最初のうちは海堂はずーっと固まっていそうですね。こっちが話しかけても「ああ」としか言わないから怒ってるのかなあ、なんて心配するハメになったりしてね。 でも、一度心を開いてくれれば、ものすごく優しい人だと思います。デートコースは……海堂の練習につきあうか、海堂一家とともに夕食でも食べて一家団欒に入れてもらうのがいいです。 河村隆 彼の実家のすしやでお寿司を握ってもらいたいです。「俺、半人前なんだけど」なんていいながらかなりおいしいお寿司を作ってくれそうですね。 大石秀一郎 実は、もし現実にデートするなら彼がいいかも……と考えている私なのでした。 こちらに合わせてくれる性格だし、マジメそうだから他の女性に目移りしなさそうだし、手堅いと思うんです。結婚しても、彼の態度は変わらないと思います。 そういうところが、今ひとつ大石くんが本編でも影のうすい原因なんでしょうけれどね。 漫画ってやっぱり、現実にいそうもないタイプとか、魅力的だけれど友人や恋人にしたくない人間に人気が集まる場合が多いでしょう? 大石くんはいい人だと思いますけれどね。 なんだかデートどころか、結婚後の生活まで予想してしまいました(^^; 私の妄想におつきあいいただいて、ありがとうございました。 みなさんは、どのキャラとデートしたいですか?
2004年06月28日
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アニメ「火の鳥」が今日、最終回を迎えました。 悪くはないけれど、このアニメだけ観て「火の鳥」ってこういう作品なんだと決めつけたら損すると思います。 なぜかというと、このアニメは原作をかなり省略しているのです。 たとえば今日、放送された「未来篇」ですが、これだけで十三話使っても決しておかしくはないくらいの密度の原作です。 残念だったのは、私が原作で感銘を受けたナメクジのエピソードがすべてカットされていたことでした。 「ナメクジのエピソードって何?」という方は、ぜひ原作をお読みください。 もしかして、私たち人類もこのナメクジみたいなものかもしれない……と私は今でも時々考えます。 「未来編」以外でも、いろいろないいセリフやエピソードが切られていました。 「火の鳥」をこれだけの話数でおさめようとしたところに問題があったのではないかと思います。 制作費や予算の都合などいろいろあるのでしょうが。 でも、次に放映されるアニメ版「ポアロ」は39話放送するそうなので、「火の鳥」もそのくらいできなかったのかと思います。 「火の鳥」だけで一年やってもいいくらいではないでしょうか。 この作品は監督が「ボトムズ」などで有名な高橋良輔監督なんですよね。 「ボトムズ」や「レイズナー」ファンの私は、高橋監督がどんな演出の冴えを見せてくれるかと思っていたら、原作のてがたいダイジェストのような雰囲気だったので、少し残念でした。 この監督ならではのオリジナリティを期待していたのですが。 かなり原作をアレンジしていたエピソードもあるにはあったのですが、どちらかというと裏目に出ていたように思えます。 キャラクターデザインは杉野昭夫さんでしたね。 この方は「ブラックジャック」や「ジャングル大帝 劇場版」など、手塚作品を多く手がけていて、うまく手塚キャラクターを現代風にしていると思うので、この人選は良かったと思います。 杉野昭夫さんを抜擢するなら、監督は往年の名コンビであった出崎統監督ではいかがでしょう? 出崎監督は「エースをねらえ!」や「おにいさまへ……」など原作もののアレンジがいつも絶妙だと思うのです。 そのアレンジがイヤだという方もいるでしょうけれどね。 余談ですが、出崎監督の次回作が「air」だというのには驚きました。 本編終了後に、作品のメイキングフィルムのようなものがついていて、そこに高橋監督と声優の佐々木望さんが出演しておられました。 月日の流れを感じました。 「レイズナー」のころには真っ黒な髪にパーマをあてていた監督が、白髪になっていたところとか、高校生のようだった佐々木望さんがすっかり大人の男性になっていたところとか。 まあ、当然といえば当然ですが。 きっと私も年を取っているんだろうなあ。 とりあえず、私はこのアニメを観て、原作をもう一度読みたくなりました。
2004年06月27日
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本日、放送の「冬ソナ」について。 記憶喪失。 なんだか少女漫画を読んで育ってきた私にとっては、なつかしい響きすらする言葉です(^^; 昔の少女漫画には、この手のネタが山ほどありましたねえ。 たとえば「キャンディ キャンディ」のアルバートさんとか。子供心に頭に包帯を巻いて「思い出せない! 思い出せないんだ!」と叫ぶアルバートさんが悩ましいと思ったものでした。関係ない話ですが(^^; しかし、あんなに簡単に記憶を書き換えなんてできるものでしょうか? そして、人格まで新しく作り替えてしまうなんて。 もし本当にそれができるなら、心の病で悩んでいる人や、過去のトラウマに苦しんでいる人は比較的簡単に解決できるのではないかと。 過去と本来の自分を忘れてしまうという代償はもちろんついてきますけれど。 私も、過去の嫌な記憶とかパパーっと消してしまいたいです。 ついでに顔も整形して、新しい土地で人生をやり直すとか。 あ、単なる妄想ですからね、これは。実際にやりたいわけじゃないですからね。 ミニョンさんももちろん苦しいけれど、サンヒョクにとってはもうたまったものじゃないでしょうね。 運命はあくまで彼に冷たいのでした。 サンヒョクがミニョンさんに膝をついて、ユジンに近づかないでくれと頼んだ時、ひょっとして土下座するのではないかと思いました。でも、それはなかったですね。韓国は土下座というポーズはないのでしょうか。 ユジンには、ものすごく嬉しい自体でしょうけれど。 ところで、チェリンがユジンに「あなたは優柔不断な部分があるから、サンヒョクたちに迷惑をかけている」と言った時、思わず膝を打ってしまいました(^^; いいこと言うじゃないですか、チェリン! ユジンはチェリンの言葉を深~く受け止めるべきだと思います。 でも、ユジンが決断力のある性格だったら、このドラマすぐに終わっちゃうのよね(^^; ちなみに私はチェリンは、最初「チェリー」という名前だと聞き間違えていました(^^; 今週の名シーンは、ユジンに涙目で語りかけるミニョンの表情でした。 ミニョンは、顔立ちは決して童顔ではないのだけれど、たまに少年のような目をしていると思います。
2004年06月26日
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いや~、もう1ケ月切ってしまいましたね。 英検の二次試験の日まで。 一次試験を受験した方はもうぼちぼち結果が、返ってこられるころだと思います。 今回から英検は英作文を取り入れたりして、テスト方式を改訂したんですよね。 だんだん難しくなってきたので、もう受験者を苦しませて喜んでいるのではないかといぶかしく思ってみたりもするわけでございます(^^; たしかに、日本人は英作文が苦手な人が多いし、英作文ができた方がよりスムーズに会話もできると思いますけどね。 私も、その英作文が苦手な日本人の一人でございます(^^; だから、今も英検の二次対策にいろいろと苦労しているのであります。 間に手術したり、入院したりと勉強する時間がなかったのよ~! という訴えは英検試験官は聞いて下さらないでしょう。 ペラペラの英語で、フリーカンバセーションタイムに言えばひょっとして高得点がもらえるかもしれませんが。 私は二次試験を受けるのは二回目です。 前回はあいにく風邪をひいてしまい、熱がある状態で試験に行きました。でも、体調不良を試験官が考慮に入れてくれるわけないですよね。きっと英語の実力がたっぷりあれば、そんなことは関係ないでしょうし。 そして、今回は入院騒動の後の試験なわけです。 友人に、「ユミは二次試験のたびに病気してるみたいだねえ」と不吉なことを言われました(^^; まだたった二回目だから、そんなジンクスは成立しないと思いますけど。 聞くところに寄ると、英検の二次試験には「attitude」という項目があり、そこでは特に女性は笑顔であることが重要だそうです。英検の達人と言われる講師がインタビューでそう言っておられました。ホンマかいな? と思いつつ、結構納得のいく話だったりもします。 日本人って、笑顔を重要視する人が多いですからね。だから外国人にいつも「意味もないのに日本人は笑っている」と評されたりするのでしょう。 私はどちらかというと「無愛想」なタイプだと言われます。 なぜなら、愛想笑いが苦手だからです。無理して笑おうとすると、どうしてもひきつった笑顔になってかえって怖い顔になってしまうんですよ。 笑顔でいる方が感じがいいということはわかっているのですが。 まあ、十分な会話能力があれば、そんなことは大して影響しないのですが、ふだん英語を話す生活をしていない私にとって、この会話力というのは高い壁なのでした。 ふとしたことが英語で言えなかったりするんですよね。 「駅の改札を出る」「エレベーターに乗る」とか。 そのために、英会話の本など買ってきて、毎日ブツブツやっています。 私はNHKの「英語でしゃべらナイト」という英会話番組を毎週観ています。 その番組のレギュラーとして、アナウンサーの松本さんという男性が出演しているのですが、彼を見ていると涙ぐましくてつい応援してしまいます。 この方は京都大学を卒業しておられて、受験英語はほぼ完璧なのですが、外国人相手に英語でしゃべるといつもメタメタになってしまうのです。最近は徐々に上達してきましたが。 以前、「この映画はホラー映画ですね」と言おうとして、"This movie is horrible movie."(この映画はひどい映画だ)と監督相手に言ってしまったという裏話は涙を誘いました。 スタジオの空気が凍り付き、監督は顔面蒼白になり、そのシーンは放送ではカットされたそうです。 あるのよ、あるのよ、こういう間違え! 松本さん、ガンバレ! 少なくとも私よりは英語できるからさ! ネイティブタレントに、アイドルタレント、そして松本さんを出演させるというNHKの人選はたいしたものだと思う私なのでした。 ところで現在放送中の「英会話100語」に去年、金曜日に放送されていた英会話番組に出演していた日本人青年が出演していますよね? 私は彼がお気に入りだったので、なんだか嬉しいです。
2004年06月25日
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6月23日放送のアニプリについて。 千石くんの登場は私にとっては、とてもタイムリーでした。 なぜなら今、レンタルでアニプリの過去の放送を追いかけておりまして、そこに千石くんが初登場したからです。 青春学園を訪れた千石くんは、桜乃ちゃんと朋香ちゃんを、見て「カワイイ!」と言っておりましたが、彼はどちらのタイプが好みなんでしょうね? そこで千石くんの好きな女性のタイプがハッキリ分かると思うのです。 千石くんのことだから、両方好きとか言いそうですね。 しかし、千石くん、ボクシングやるんなら、どうせならトランクス姿で「あしたのジョー」ばりに戦って欲しかったです。 来週は1時間スペシャルですか。 そして、ついに手塚登場! ですね。 原作でも手塚がセリフなしとは言え、出てきたばかりだしそのうち本格的な手塚の復帰もめずらしくないかもしれませんね。 スミレちゃんが倒れたのはこの伏線だったのかー、と納得することしきりでした。 でもスミレちゃん、ぜいたくですねえ。青春学園テニス部員レギュラーたちがほぼ全員そろった病室なんて。しかも追い返してしまうなんて。 あそこに桜乃ちゃんじゃなくて、朋香ちゃんがいたら、もうミーハー精神で騒ぎまくってエラいことになっていたかもしれませんね。 スペシャルはあるし、新EDテーマも決定したということでアニプリは当分続くかと安心しつつあります。でも終了が9月としてもまだ3ケ月近くあるから、完全には安心できないか。 ところで、今ビデオで青春学園に他校の生徒が偵察にくる話を見ています。第21話に、他校の生徒二人組が青春学園を偵察に来る話があるんです。 そこで、その生徒が「桃城は同じ学年の生徒に片思いしている」とメモを読み上げるシーンがあるんですが、この片思いの生徒って誰なんでしょうね? たぶんそれ以後、この話題は登場していないんだけど、ちょっと気になります(^^; あと、リョーマが図書委員であることについて、「ああいう無口で冷めていて仲間から距離を置いているヤツは図書委員になるものなんだ」というセリフがありました。 私、学生時代、よく図書委員をやっていたんですが、そういうものなんでしょうか(^^;
2004年06月24日
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ウォーターボーイズの再放送が始まりました。 私の一週間の楽しみがこれで増えました! 「テニプリ」といい、この作品といい、最近中学生や高校生が思いっきり何かに打ち込んでいるドラマが妙にまぶしいんです。 実際に自分がその年代だったころは、思春期特有の劣等感やら、受験勉強やら、学校内のせまい人間関係にうんざりしていたものですが、それを卒業した今となっては、いい思い出となりつつあります。嫌な思い出もいっぱい残っていたりしますが。 だから、青春ドラマを観ていると、自分の純化された記憶とシンクロしちゃう部分があって、それが楽しいんです。 もしかして、主人公と同年代のころにこれらの作品を観ていたら、「こんなに楽しい青春なんてないよ!」と反感を感じていたかもしれません(^^; このドラマって、いっさい携帯電話が出てこないんですよね。 おそらくスタッフが意図的に避けたのだと思います。そのせいか、どこかなつかしい空気を持っていると思うんです。 今の世の中って、すさんだ事件が多いでしょう? そういう風潮を感じさせないというか。 登場人物も根っからの悪人は一人もいないし、主人公たちも個性豊かだけれど、まっすぐな少年たちばかりです。 彼らが自分たちの弱さと戦いながら、一生懸命シンクロ大会に向けてがんばっているのを観るとどうしても応援したくなっちゃうんですよ。 それに、前向きな気持ちになれるし。 まさに一服の清涼剤とも言えるドラマでした。 第一話を本放送の時、私はみのがしていたのですが、第一話はシンクロ部員が勢揃いする回だったんですね。 「ウォーターボーイズ」のファンブックには、シンクロ部員たちの細かいプロフィールが書いてあるのですが、それが役者さんたちの演技にちゃんと生かされていました。 「プラモデルが大好き」と書かれていた部員役の人が、ずっとプラモデルをいじっていたりとか。 この部員役の人たちは、ほとんど出番のない人もある人も一丸となって、ずっとシンクロの練習をやっていたそうですね。 そのためか、みんなとても仲がよさそうです。 キャラクターでは、私はみんな好きですが、勘九郎とタテノリが特にお気に入りです。 この二人って、名コンビですよね。 タテノリ役の森山未来くんの演技がとても好きで、「この人の演じる役をもっと観てみたいなあ」と思っていたら、「世界の中心で愛を叫ぶ」でブレイクしているので、とても嬉しいです。 あの映画、私はまだ観ていないんですよ。入院しちゃったもので。体力が回復するまで映画館でかかっているといいなあ。 「世界の中心で愛を叫ぶ」のテレビドラマ版は勘九郎役の山田孝之くんが主人公を演じるんですよね。こちらも楽しみ。 今年の夏は、「ウォーターボーイズ2」といい、チェックしたいテレビドラマが多くてわくわくしています。
2004年06月23日
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今週発売、7月5日号の「週刊少年ジャンプ」の「テニスの王子様」のお話です。 真田とリョーマの試合なのですが。 リョーマがものすごくけなげに見えます……。 真田に追いまくられて、グラウンドにへたりこんでいるシーンがなぜか女の子座りなんですよ。 その後にも、迫り来る真田相手に尻餅(?)ついちゃってるし。 アニメ版のリョーマが原作よりもかわいらしいということは今までこの日記にも書きましたが、ここに来て、原作のリョーマもキュートになったような気がします。 「にゃろう……」なんて真田相手に独り言しちゃうし。 つまり、リョーマも真田との戦いで、余裕がなくなってきたんですね。 だからクールに振る舞っている暇がないという。 試合はどんどん真田に優勢になってきましたね。 私は、リョーマはこのまま負けてもいいと思うけれどなあ。負けて悔し涙を流すのも、リョーマの成長のためにはいいと思うのです。 悔し涙と言えば、今日「アニプリ」のビデオに収められた「SDテニスの王子さま」を観ました。 乾が作った熱血漢になる乾汁を飲んで、不二とリョーマが試合するお話です。 ここで、リョーマは不二に負けて「まだまだだね!」と泣きながら、うそぶいて、コートを立ち去るのです。 こんなことは本編では絶対にありえない展開だろうけれど、こういうリョーマももっと観てみたいような気がします。 リョーマは勉強もスポーツもあまりにも完璧にできすぎて、人間としての挫折を知らないような気がするのです。 まあ、彼には父親というものすごく高い壁があるのですが。 たまに試合に負けて、いつになく狼狽する展開もいいと思うんですが。 手塚には負けていたけれど。 ところで、この話の不二、腹黒いですね(^^; アルバムに「弟、裕太をたぶらかした男」として観月の写真を貼って、それに大きく×マークを書き込むシーンは本当に裏でやっていそうな気がしました(^^; リョーマにも、×印をつけているんですよね。 私の勝手な推測ですが、不二はリョーマのことが青春学園メンバーの中で一番嫌っているんじゃないでしょうか? 他のみんなは「生意気だけど、カワイイ後輩」として扱っているけれど、不二だけところどころケンカを売っているような気がします(^^; 不二は表面は柔和だけれど、一番気性は激しいと思うので、リョーマのへらず口もところどころ勘にさわっているのではないのかと。不二はそれを楽しんでいるのかもしれませんが(^^;。 この話の最後にオマケとして、乾が寝起きの観月に乾汁を飲ませようとしているシーンには笑いました。 観月がなぜか王子さまの格好をして、豪華なベッドに寝ているのが似合いすぎです。 その前に、伊武が意地悪な女王さまとして、「テニスの白雪姫」に登場していたつながりでしょうか? でもまさか伊武がドレスを着て、「鏡さん、世界で一番きれいなのは誰?」なんてやりだすとは思いませんでした。 本編では伊武はあくまで、ボソボソとしゃべっていたので、声優さんは本来、こういう声の人だったのかと思いました。この方、ミュージカルでは桃城役を演じておられるようですね。 伊武が女王さまなら、神尾と杏も他の役で出演したら面白かったのになあ。たとえば、召使いで二人して「女王さまって、しつこいよね」と悪口を言い合ったりとか(^^; カチローくんがいつもの体操着姿で、鏡役をしていたのはピッタリでした。 青春学園メンバーは七人のこびとでしたが、不二が白雪姫をにらみつけながら、フルートを吹いているシーンはやっぱり「不二は黒いなあ」と思いました。 この話のリョーマって、素直なんですよね。白雪姫ことスミレちゃんに料理をすべて食べられて、菊丸たちと一緒にだまって泣いていたりするし。いつものリョーマだったら、ゼッタイに反撃すると思うんだけど。スミレちゃんにはかなわないのかなあ。 「ジャンプ」誌上での重大なお知らせときいて、ひょっとして「NARUTO」に続いて、「テニプリ」も劇場アニメ化でもするのかと思っていたのですが、新EDの発表でしたね。 今放送されているEDはもう一年近く、流されているのでそろそろ変わらないかなと思っていたところだったので、アニメ声優陣によるこの話は納得がいくものでした。 メンバーが跡部、真田、千石、忍足、切原、そして神尾と伊武とは! 神尾が個人的にはけなげで好きなので、このメンバーは嬉しかったです。 不動峰って、当分登場しないでしょうしね。それに神尾と伊武って、他の敵キャラクターに比べてちょっとマヌケでおっとりしているから、かわいらしいと思うんです。 新EDの放送は7月7日からだそうだから、アニプリは当分続くかな? いや、続くと思いたいな。私の一週間の楽しみの一つを奪わないで~。
2004年06月22日
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三上博史さんが主演するロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」を電車を乗り継いで、観劇して参りました。 もともとはブロード・ウェイで公演されていたお芝居で、一昨年に日本でも映画版が公開されて、話題を呼びました。 ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ人の青年・ハンスが、ロックを自由に歌える国、アメリカに行くために性転換して、ヘドウィグを名前も変えアメリカ人の花嫁になろうとします。 しかし、性転換手術は失敗に終わり、ヘドウィグは夫に捨てられ、アメリカで一人生きていくことになります。 ヘドウィグはロックバンドを結成するのですが、相棒の愛する年下の男性、トミーに曲をすべて盗作されて……。 かなりキッチュなストーリーですが、見ているとヘドウィグのどんなに傷つけられても自分の半身である愛する人を探そうとする姿勢が感動的だったりする一風変わったロック・ミュージカルです。 ヘドウィグ役を今回、演じるのは三上博史さんですが、適役だったと思います。 女装もサマになっているし、何よりあんなに歌がうまいとは思いませんでした。 以前、ミュージシャン役をドラマで演じ、CDを発売していたことは知っていたのですが、ほぼ二時間歌いっぱなし、しゃべりっぱなしでもビクともしない声帯。 歌唱力もパンチが効いていて、ロックを見事に歌いこなしています。 映画版のヘドウィグより、かなりキュートでおちゃめなヘドウィグでした。 ドラッグ・クィーンという役柄だけあって、ヘドウィグはかなりキワどい下ネタをとばすのですが、セリフのところどころで三上さんは「ふふふっ」と笑うのです。 あれって、演技なのか、それとも照れ笑いなのか……。 演技にしてはずいぶん自然な笑いなのですが、どちらにしても親しみ深いあったかい笑いでした。 三上版・ヘドウィグなら、悩み話をしても真剣に聞いてくれそうです。 意外だったのは、このお芝居がほぼ三上さんの一人芝居だったことでした。 バックバンドのメンバーとヘドウィグが登場人物なのですが、セリフがあるのはほぼヘドウィグのみ。 映画版から入った私には意外でした。 オリジナル版はどうだったのでしょうか。 三上さんはセリフを覚えるだけでも大変だったと思います。 間にも、客席を回って、お客にキスしたり(しかも口です)とサービス? 精神旺盛でした。 私の近くの座席の男性がキスされていたのですが、本当にかなり濃厚にキスされていましたよ。しかも肩に腕まで回され、膝の上に乗られて。 その男性はしばらく、あっけに取られた表情をしていました。 これ、舞台初日にはなかったそうですが、アドリブで入れたところ、盛り上がったので毎回やるようになったそうですね。 三上さんは一人二役で、ヘドウィグの元恋人、トミー役も演じるのですが、こちらもちゃんと演じわけていました。 とにかく三上博史の役者魂、恐るべし! です。 苦労してチケットを取り、遠くの劇場まで足を運んだ甲斐がありました。
2004年06月21日
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今、アニメ「テニスの王子さま」のビデオを四本まとめてレンタルしています。 そのうちの一本に含まれているお話に「リョーマになったカオル」というのがあるんです。 このカオルというのが誰なのか、私には不明だったんですが……。 海堂さんのことだったんですね。 フルネームが海堂カオル。 意外なような、似合っているような……。 原作にも、ちゃんとそう書いてあったけど、みのがしていました。 小学生のころは「女みたいな名前だなあ」とからかわれたりして、海堂さんのことだから、腕力でねじふせつつも、真剣に「どうして親は俺にこんな名前をつけたんだろう」と悩んでたりして、と想像してしまいました(^^)。 もっと意外だったのは、海堂さんの家庭環境がほのぼのファミリーだったことです。 お父さんと弟が海堂さんそっくりで、お母さんが「なんてすてきな私の家族」なんてうっとりしている人だとは思いもよりませんでした。 私は勝手に海堂さんは、家庭に恵まれない人だと思っていたんです。 マムシみたいなテニスプレイをするって、なんとなくハングリー精神旺盛で、そういうイメージがしませんか? すさんだ家庭環境の中で「俺はテニスでのしあがってやる!」と一人で黙々と練習している、みたいな(^^; でも、そんな中で育った人だったら、あんなにとぼけた部分はないかな。 これ、アニメ版のオリジナルストーリーですよね。 アニメ版のキャラクターはみんなかわいらしいからなあ。 原作に海堂さんの家族は登場しませんが、許斐先生の構想はこれと同じだったんでしょうか。 この家族だったら、海堂さんってお母さんにものすごく世話を焼かれていそうですよね。「お父さんにそっくりでハンサムな薫ちゃん!」って感じで。 リョーマに間違われて、リョーマになりきろうとする海堂さんがけなげでした。 たしかに、リョーマと海堂さんって、目のキツいところが似てるかも。 「休日で退屈」といいつつ、桃城くんと遊んでいる菊丸もなんだかなあ。あの手のタイプだったら、絶対彼女いると思うんですが。でも、そういう展開はやめてほしいです(^^; あと、不二先輩がリョーマと対決する話も見ました。 どうしてこんなに間があいているかというと、間のビデオが借りられていてなかったからです(^^; アニメの不二さんって、原作より「実は怖い」部分が強調されていますね。 雷雨をバックに手塚にリョーマのことを語るシーンなどは迫力満点でした。 手塚より、その気になったら強そうな気すらします。 不二役の声優さんが、「女性として不二のミステリアスな二面性はとても気になる」とインタビューで言っておられましたが、そういう部分が不二人気の秘密なんでしょうね。
2004年06月20日
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サンヒョク、なんかものすごいことになってますね。 ある意味、チェリンより激しいアタックかも……。 一生懸命、ユジンのことが好きなのは分かるんだけどあれじゃ逆効果だと思いませんか? きっとお金持ちの家で大切に育てられてきたから、恋愛には奥手だったんだろうなあ。だからどうやって、相手の気を引いたらいいのか分からないんだろうなあ。 同情はしますが、やり方がスマートではない、ですよね。 いっそのこと、ユジンをしばらく解放してあげた方がかえって速やかに解決するのではないかと思うんですが。 ユジンのあとをつけて、車の中でずっと待ってるのはやりすぎかと思います。 ああいうことをされたら、ユジンは引くと思うんですが。 サンヒョクとチェリンって、くっついたらうまくいくかなあと思いました。 どっちも相手とつねにラブラブでいたい性格だし。 私にとって、サンヒョクって微妙な存在なんですよね。 けなげでかわいいなあと思うこともあれば、しつこくてうっとおしいなあと思うこともあるし。 微妙ですね。 ポラリスペンダントを返される前に、ユジンにもう少し話していたいと言ったミニョンさんが哀れでした。 サンヒョクから見れば、ミニョンさんはとんでもない男なんでしょうけど。
2004年06月19日
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入院して、手術前と手術後にかけて読んだ本です。 この本の感想は、手術前と後では、ほとんど変わりました。 簡単に言いますと、この小説は「東電OL殺人事件」をモティーフとしています。 エリートで一流大学を卒業していたOLが、夜は売春婦をしていて、その末に殺されたという事件はセンセーショナルで江角マキコ主演の「独身時代」というテレビドラマの基盤にもなりました。 「独身時代」の江角マキコ演じるヒロインは、佐藤浩市演じるヤサぐれてはいるものの、本当は心優しい男性とめぐりあうのですが、この小説にはそういった救いは一切ありません。 主人公(他にも主人公は複数存在します)・和恵の周りはお金、地位、そして美貌に執着する人間か、もしくは和恵に無関心な人間しか登場しません。 和恵は、一流大学を卒業した大手企業につとめる父と、教育熱心な母のもとに生まれ、「努力すれば何でもかなう。もしかなわなかった時は、自分の努力が足りなかったんだ」という父親の教育を徹底して受けます。 和恵は「一流大学を卒業し、一流企業に就職する自立した女性となってほしい」という両親の期待に応えるため、必死になって勉強し、Q女子高校という一流のエスカレーター式高校に入学します。 しかし、そこは大金持ちの子女が幅をきかせる世界でした。 中流家庭に育った和恵は、もともとしゃれっ気のない生活を送っていたためか、「自分はダサい」と引け目を感じ、また周囲からもそうバカにされ始めます。 自分の得意な勉強で勝負しようとしても、もっと勉強のできる生徒はたくさんいるのです。 和恵は「私の努力が足りないから、こんなことになるんだ」と必死で勉強し、また美しくなるためにほとんど何も食べずにダイエットします。 彼女は拒食症になるのですが、ヤセこけた自分の体を見てもまだ太っている、と満足できません。 こうして、和恵は努力を続け、念願の一流企業に総合職のOLとして就職するのですが、そこは男社会という大きな壁がふさがっていたのです……。 和恵がなぜ売春に走るのかは、本編をお読みいただきたいと思います。 私はこの小説を読んで、和恵はとても素直に他人のいうことを聞く女性だと思いました。 今の世の中には「もっと上に」という思想がまかりとおっていると思います。 女性雑誌などで、「働く老けないキレイなママになろう」なんていう特集が組まれていますよね? あれって、ものすごく無理なことを言っていると思いませんか? 人間が年を取っていくのは当たり前のことだし、子供ができるとそれだけ手がかかるし、仕事を持っているとさらに疲れも出ます。そういった現実のトラブルを「すべて努力で解決せよ」と言っているのです。 そんなことを続けていたら、肉体も精神も疲れ果て、ノイローゼになる人も少なくはないでしょう。たしかそういうのって、スーパーウーマン症候群っていうんですよね。間違っていたらごめんなさい。 たとえどんなに努力しても、無理なことは無理だし、自分にはできることとできないことがあります。 でも、現代社会のタテマエは、「どんなことでも努力すればかなう」である場合が多いです。 そうして、不可能なことにばかり挑戦し続けると、そこには執着が生まれると思います。執着が始まると、人間は一つの視点でしか、ものが見えなくなるし、自分と違う他人の価値観をバカにするようになります。 この小説を読んでいて、リアルだと思ったのは拒食症でやせこけた和恵が、「自分はナイスバディ」だと思いこみ、自分より少しでも太っている人間を「デブ」とバカにする場面です。 たとえその「デブ」な人がどんな才能を持っていても、和恵の目には「デブ」としか見えないのです。 これって、人間としてものすごく寂しいことだと思いませんか? 他人のいろんないい面がすべて見られなくなるんですよ。 そういった思考形態を持っている和恵が、徐々に孤独を極めていくのも当然と言えます。 和恵がそうなったのは、Q女子高校の生徒たちにバカにされたせいですが、そのQ女子校の生徒もたぶん和恵と同じく、他人に見られた自分、でしか自分を判断できないのです。 そういった状況を描いたことから、この小説は「グロテスク」と名付けられたのでしょう。 なんだか、まるで私は和恵と違う人間みたいに書いていますが、私の中にも和恵はいます。 でなきゃダイエットしたい、とかメイクのテクを磨きたいとか思いませんって(^^; だから、この小説を読んだ当初は私はひたすら憂鬱な気分になったのです。 「私もQ女子高校に入学したら、ダサいっていじめられるのかなあ」などとありえない想像までしていました(^^; でも、ある日から、この小説はそれほどまでのインパクトはなくなりました。 その、ある日とは。 日記にも書きましたが、私は手術したんです。 手術後、五日くらいは私は飲まず食わずの生活を余儀なくされ、起きあがることもままなりませんでした。熱は平均四十度。薬の副作用で吐き気までします。 こうなってくると、人間の思うことは限られてくるのです。 熱い、痛い、つらい。 早く元気になりたい。 ふだん、私も和恵と同じく他人と自分の優劣を比べたりすることも少なくない人間ですが、その手のことは一切頭から吹っ飛びました。 劣等感とか、優越感とか、そういうものは体が健康なんだからいだけるものだとつくづく思い知りました。 手術後、初めて飲んだ水のおいしかったこと! ようやく食べられたおかゆの味。 退院後、見た青空の美しさ。 こういうものを忘れないでいきたいと思います。 人間は健康で、ほどほどのお金と時間があれば、十分幸せなのではないでしょうか。 とかなんとか言いつつ、退院後に夏に向けてのダイエットを考えている私でした(^^;
2004年06月18日
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今、「SWEAT&TEARS2」というプレステ2のゲームをやっています。 タイトル通り、テニプリのゲームです。 入院中に、暇つぶしになるのではないかと思って、入院前に買いました。 病室はパソコンと携帯電話は絶対禁止だったけれど、ゲーム機はOKだったのです。 まあ、ゲームがプレイできるような状態まで回復したころには、退院になっていましたが(^^; このゲーム、要するにテニプリキャラクターが登場する「ときめきメモリアル」なんですね。 主人公は男性と女性のオリジナルキャラクターが選べますが、女性がこのゲームを買ったら、まず女性キャラクターを選ぶでしょう。 お目当てのキャラクターを一人選んで、そのキャラといっしょにテニスの練習をしたり、お買い物をしたり、時には海へいっしょに行ったりして親睦を深めます。 そして、卒業式の日には告白イベントが待っているわけです。 ちなみに私はこのゲームはまだクリアしていないので、どんなイベントかは不明ですが。 聞くところによると、恋愛要素は期待していたほど、強くないそうです。 このゲーム、間がけっこうしんどいんですよ。 試合はしょっちゅうあるし、合間あいまの部活でもテニスゲームをしなければならないのです。 ゲームをやりなれている人には、7どうってことのないものなのでしょうが、そうでない私にとっては操作方法を覚えるのも疲れるほどでした。あとは反射神経との戦いです(^^; これって、ちゃんと試合に勝てないと、お目当てキャラとのエンディングは観られないんでしょうか? どなたか教えてくださいませんか? ちなみに私は菊丸をお目当てキャラクターにしています。 一緒にファミレスでオムライスも食べたし、夏には海へも行きました。 こんな私は主婦、XX才。 ああ。 でも、楽しいからいいもんね。 今はまだ体がそんなに自由に動ける状態ではないので、テニプリが私の気晴らしなのです、と言い訳してみる。 このゲーム、攻略対象キャラクターはやたらと多いです。 青春学園メンバー全員はもちろんのこと、不動峰、聖ルドルフ、山吹、氷帝のキャラクターも対象範囲に入っています。 謎なのが、氷帝のキャラクターから樺地が選ばれていること。 樺地はいい人だとは思いますよ。 でも、恋愛対象とはちょっと違うと思うのですが……。 樺地ファンの方、ごめんなさい(^^; このゲームには、「テニプリ」の声優さんが出演するイベントが収められたDVDもついていて、非常にお買い得かと思います。 おそらく続編も出るでしょうが、その時はもうすこし恋愛モードなイベントを増やしてほしいです。 そうなったら、完全に「ときめきメモリアル」だけど(^^; しかし、ジャンプもずいぶんと頭が柔らかくなりましたね。 昔はジャンプ編集者自らが「ジャンプの読者はあくまでも少年。女の子のファンには悪いが、ターゲットにはしていない」と言って、こんなゲームは絶対に出ませんでした。 ジャンプグッズもせいぜい下敷きくらいでしたからね。 今週のジャンプのアンケートハガキも「あなたがほしいグッズは何ですか?」とか、「ジャンプグッズを友達に見せても恥ずかしくないですか?」とか、完全に関連グッズ商法が念頭に入れられているんですね。 昔と違って、「ジャンプ」の一人勝ち状態じゃないからかもしれないけど、女性に対してサービス良くなりましたよね。 今や「ジャンプ」読者はアンケートの返答者の四割が女性だというし。私はもっといるんじゃないかと踏んでいます。
2004年06月17日
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個人的には、杏ちゃんと神尾のラブラブ話でした。 こんなふうに感じたテニプリファンって、あんまりいないんだろうな……。 杏ちゃんと神尾の関係が好きなもので。 もし同じように思ってる女性がいたら、お友達になりたいです(マジ)。 昨日の日記に「デートだ!」の続きの話が観たい、と書いたら希望に近いものが観られて嬉しかったです。 桃城はたいしてからんでこないから、三角関係じゃないけど、私は杏ちゃんにつくす神尾が観られればそれでいいのです。 わざわざしゃがんで杏ちゃんの目線で話す神尾って、すごくカワイイと思うんです。 きっと神尾は「自分が杏ちゃんを守らねば」って思ってるんだろうなあ。 杏ちゃんも神尾を頼りにしてるみたいだし、このまま幸せになってくれれば言うことないんですが。 原作で、立海大付属に負けた神尾が,涙をためてくやしがっているっていうシーンがありましたよね? あそこでアニメオリジナルエピソードとして、それをなぐさめる杏ちゃんなんてやってくれたら、最高なのですが。 ビデオの映像としてしか原作には登場しないので、それは無理かな(^^; だいたいその前にアニメ終わってたりして……ハッ! 私ったらなんて不吉なことを! 本当に、アニプリがこのまま続きますように……。 ラストの一枚絵で、桃城と神尾の間にはさまれている杏ちゃんってなんか意味深じゃありませんか? 本編では、神尾の隣にいるだけなのにね。 アニプリスタッフは、この三角関係を描きたがっているとお見受けいたしました。
2004年06月16日
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いや~、久々に買いましたよ。 週刊少年ジャンプ。 立ち読みは、ちょくちょくしていたんだけど、わざわざ買うのは六年ぶりくらいですかね。 もちろん「テニスの王子様」読みたさに買ったんです。 そこで、思ったのは。 許斐先生(しかし本当にめずらしい苗字だなあ。本名でしょうか?)、絵が変わりましたねー! 単行本15巻までしか見ていなかった私には、最初、べつの漫画かと思いました(^^; リョーマも、他のキャラもすっかり面長になって、大人びているし、絵は動きが出たしで、本当に上達したと思います。 ずっと以前からテニプリファンだった友達が、「原作ものすごく絵が変わったよー!」と言っていたのが、うなずけました。 「スラムダンク」後期の画風をホウフツさせるような影の付け方ですね。 ちょっと女性的な絵になって、色気が出たような……。 疲労で崩れ落ちた汗だくのリョーマって、なんかセクシーじゃないですか? あ、男の色気があるって意味ですよ。ははっ。 1巻のころは、本当に十三才の少年っていうあどけなさだったのにね。成長しましたね。 この絵柄の菊丸って、どんな感じなんだろう? 今週は青春学園のキャラクターは、リョーマと手塚しか出てこなかったので気になります。 あいかわらず、オチャメで元気な菊丸でありますように。 さて、リョーマと真田の試合ですが。 私はリョーマはそろそろ負けた方がいいと思うんですよ。 今までずーっと勝って来たでしょ? そろそろ負けた方が、読者も(すくなくとも私は)応援しがいがあるし、ドラマ的にも面白くなるんじゃなかろうかと。 真田は背負っているものも大きいから、リョーマを討つ相手としては納得がいくんじゃないでしょうか。 アニメのオリジナルストーリーでは実際に、リョーマは真田に負けていたしね。 今までリョーマは、本当にテニスの王子様で、天才肌だったけれど、ここらへんで挫折して、そこから立ち上がるところも見たいような気がします。 真田も「3倍疾いわ」というセリフを余裕たっぷりに吐いたりしていますから、まだまだリョーマを打ち破る力はあるのでは? 手塚のガットが、いかにも不吉に切れていたのはリョーマ敗北の伏線ではないかと。 まあ、ジャンプほど伏線を無視していったり、肩すかししていったりする雑誌もめずらしいですが(^^; ひょっとして、手塚は戦線復帰するんでしょうか? 私としては、青春学園に戻ってきて、挫折してヤケになったリョーマを突き放したりしつつも、奮い立たせる役で再登場してほしいです。 でも、あくまで「勝利」が好きなジャンプですから、こういう展開はなさそうですね。 「あしたのジョー」のジョーなんか、負ける時はボロボロに負けていたんだけど。ジョーが壁にぶちあたって、もがき苦しむのを見ていたら、子供心にも「人間、つらいこともあるけど、やっぱり乗り越えていかなきゃいけないんだなあ」と思ったものですが。 たとえが古すぎますかね(^^; 桃城と杏ちゃんと神尾の物語が、実際にアニメ版にあると掲示板で教えていただいたので、レンタルビデオ屋に借りにいきました。 あまり大きなショップではないのですが、テニプリは全巻ありましたよ。しかも、半分以上が借りられていました。さすが人気作品ですね。 感想。 神尾くん、かわいい! ストレートなアプローチができないながらも、杏ちゃんが好きでたまらない気持ちがよく出ていますね。 杏ちゃんはどうやら桃城くんに好意を持っているようだけど、私としては神尾くんを応援したいなあ。 このふたりの小説でも書きたいくらいです。 神尾くんがいつまでも自転車のことを根に持っているのは、笑えました。 桃城くんも、杏ちゃんが「デートに行くからまたね」と言った時、神尾くんといっしょに「えっ!?」とのけぞったのはどうのこうの言いつつ、杏ちゃんが気になるってことなのでしょうか。 またこの話の続き、オリジナルストーリーでやってくれないかなあ。 まあ、不動峰がまた出てこないとダメだろうけど(^^; ところで、「アニプリ」って本当にキャスティングが凝っていますね。 伊武役の人、あの抑揚のない話し方がイメージにぴったりでした。 ネットで検索してみたところ、どうも顔出しを中心にやっている役者さんのようですね。 友人が「アニプリに出演している人は舞台出身の人が多い」と言っていました。 アニプリのキャスティングって、本当に多彩ですね。 きっとしっかりオーディションで選んでいるんだろうなあ。 しかし「デートだ!」の乾、いかにもって感じですね。 いくら切られても手塚に電話をかけ続けるところが「らしい」。 手塚も、携帯の電源切っておけばいいのにとツッコんでしまったのですが(^^; 自分と海堂がデートするのかと勘違いして、パニックになる海堂もカワイイ。 でもこのオリジナルストーリーって本当にアニパロ同人誌みたいですね。「アニパロコミックス」に載っていたあたりの。 そこが好き(^^)。 ところで、「アニプリ」がそろそろ終わってしまいそうだと心配しているのは、私だけでしょうか? 今年の九月あたりが危険だと思います。 なぜなら、原作に追いつきすぎてしまったからです。 いったん、終了してまた再開するという手段もありますが、そうするとキャストやスタッフが一部変わって、違った雰囲気のアニメになるってよくあることなんですよね。 私は今の「アニプリ」がとても気に入っているので、終わらないでほしいです。 もう、どんどんオリジナルストーリーやってくれていいですから(^^; 菊丸に彼女ができるという展開以外は(^^; どうかこれが私の杞憂でありますように。
2004年06月15日
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きっと、テニプリファンの十代は、「エースをねらえ!」なんて上戸彩さんのドラマくらいでしか知らないと思います。 ドラマもいいけど、原作は本当に名作です。 悩んでいる時や壁にぶちあたった時に読むと、やる気がでます。おすすめ。 前説はこれくらいにしておいて、私は「エースをねらえ!」と同じテニス漫画、「テニスの王子様」ことテニプリにハマりつつあります。 アニメは食事を作る片手間にちょくちょく見ていたんだけど、まあまあ面白いと思うくらいでした。 それで入院することになって、古本屋に何か面白い本はないかと立ち寄ったところ、なんとテニプリの一巻から十五巻までが税込み千五百円で売っているではありませんが。 これは買うしかない! と思ってレジへ直行。 その時、テニプリのファンブックも三百円くらいで売っていたんですよ。今思うと買っておけば、よかったかなあ。 入院中にコミックスを読んだところ、ハマりました。 今のところ十五巻までしか読んでいないけれど、やっぱり好きな学校は青春学園かな。 一番お気に入りのキャラクターは菊丸。二番目は不二。 菊丸みたいな元気が良くて、ちょっとお調子ものだけど、本当は優しい男の子って、なかなかいそうでいないと思うんですよ。漫画のキャラクターって、だいたいそうかもしれませんが(^^; この手のキャラクターは、十代を卒業してからだいぶたって好きになってきました。少年らしい少年が好きになったというか。 自分が十代のころって、もっと大人びたキャラクターが好きだったんだけど。背伸びしたかったんでしょうね。 当時、「テニプリ」をもし読んでいたら、手塚あたりのファンになっていたと思います。 よく言われていることだけれど、手塚って、十五才に見えない……。 不二は「幽遊白書」の蔵馬と重なる部分があるんですよね。 きっとこのキャラクターも十代の人は知らないかもしれませんね(^^; ふだんは優しいけれど、怒ると怖くて、二面性があるっていう。 実はリョーマも、どうも飛影とキャラクターが重なったりして(^^; リョーマは「スラムダンク」の流川ともちょっとかぶるかな。 ああ、思い出される私の青春時代(^^; 「テニプリ」全体に流れる学園生活の楽しさみたいなのも好きなんです。 アニメ版ですが、原作を読んで、観てみると原作ファンの女の子が喜ぶように作った感じがしますね。 今まで私はそうとは知らずにアニメのオリジナルストーリーを観ていたわけです。 道理でジャンプ連載のスポーツ漫画にしては、日常描写が丹念だと思いました。 「ウケをねらいすぎてる」「同人誌みたい」と賛否両論のアニメ版ですが、私は気に入っています。 こういう解釈のアニメ版があってもいいと思うんです。 これまた古い話ですが、「聖闘士星矢」のオリジナルストーリーなんか、もっとぶっとんだ話がいっぱいありましたよ。 スチール聖闘士というスチールで作ったオリジナルの聖衣を着た聖闘士が出てきたりとか。スチールってあんた、それ廃品回収やん、とツッコミどころ満載でした。 無理に矛盾点が多いオリジナルキャラクターを出して、物語を破綻させるなら、メインキャラクターの日常生活を掘り下げていくのも一興ではないでしょうか。 もうすでにオリジナルキャラクターも登場していますけどね。 手塚先輩にリョーマたちが会いに行く話など、「かゆいところに手が届く」配慮だったと思うのですが。 これはあくまで私の意見ですが(^^; アニメ版のキャラクターって、全体的にほんわかしていますね。 菊丸も原作では、リョーマにあんなに「おチビ、おチビ」ってかまわないし。 アニメでは「肩車してやるよ」とまでこの前言ってましたね(^^; リョーマも原作に比べて、ずいぶんかわいらしい性格になってますね。原作はクールなルーキーだけど、アニメは本当は優しいのに強がってる部分が強調されていて。 これだったら、アニメの「テニプリ」、最初からきちんと観ておけばよかったなあ。 ビデオ屋でレンタルしようと思うんだけど、ずいぶん先は長いし。 ビデオ版って、たぶんラストの止め絵がついてませんよね? あれを観るのも楽しみの一つなんですよ。 今、私がひそかに心配しているのは、アニメ「テニプリ」が九月で打ち切りになってしまわないかということです。 原作のストックがなくなってきてますよね。 だからこそ、日常寄りのオリジナルストーリーが増えてきて私は楽しいんだけど、「テニプリ」の大きなユーザーである小中学生の男の子があれで満足するかなあとちょっと不安なのです。 それにスタッフもどれだけオリジナルストーリーでもたせられるんでしょうか。 ちょっと心配だったりして。 今は「名探偵コナン」ならぬ「名探偵リョーマ」みたいな話になってますね。 そこで、私なりにオリジナルエピソードを考えてみました。1、メンバーの恋愛ストーリー これ、結構ありそうな気がするんですが。この前も不二に恋する女の子の話やってたし。テニプリのアニメって、女性キャラの扱いが原作と比べてかなり大きいですよね。 原作ではもうほとんど出番がない桜乃ちゃんや朋香ちゃんもしょっちゅう出てくるし。 それでも、出番があんまりない女性キャラクターがいます。 それは菜々子さんです。 おそらく松嶋菜々子をモデルに描かれたと思われる、このきれいなお姉さんに、青学メンバーが心惹かれるというお話はどうでしょう? 乾あたりだと面白いかな。緊張しまくって、菜々子さんに乾汁をプレゼントしようとするとか。そこであきれる他の青学メンバーたち、みたいな。 他にも、個人的には神尾と桃城と杏の話なんかやってくれたら面白いと思います。 神尾が杏にベタぼれなのが、可愛くてねえ。杏と桃城の仲をやっかみまくる神尾とか。2、原作では忘れられた伏線にスポットを当てる これは、順当な手ではないかと思います。 結構ありますよ。大石が助けた妊婦さんの試合観戦はどうなったのか、とか。 まあ、原作でその伏線がいつ出てくるかわからないデンジャラスさはありますが。3、視聴者からオリジナルエピソードのプロットを募集する これもアリではないかと。 きっと女の子からたくさん投稿が来るんだろうなあ。4、キャラクターたちの家庭環境にスポットを当てる リョーマのお父さんのエピソードは、やってましたね。 ファンブックであれだけ家庭環境とか書いてあるんだから、それをもとに作るのです。 でも原作では菊丸の家族の顔とか描いていないしね。あれ、何かの意味があるんでしょうか。 他にもいろいろあるんだけど、これくらいにしておきます。 ひょっとして、もうアニメ版でやっているかもしれません。アニメ版は途中で見始めたので。 でも、このストーリーが視聴率をかせげる自信は、ないのでした(^^; みなさんはどんなオリジナルストーリーが観たいですか?
2004年06月14日
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ふたたび、「Zガンダム」劇場版のお話。 今回の映画化は、「ファーストガンダム世代に向けた次なる作品のための布石」なのだそうです。 つまり、またガンダムの新作を作るということでしょうか? 「SEED」も、かなり当たったしね。 今度の作品は、富野監督作品になるということなのかな? じゃあ、どうして「Zガンダム」映画化なんでしょう? 一時、噂のあった「SEED」映画化でもよかったはずなのですが。 次の「ガンダム」はZガンダムから近い時代が舞台になるとか? まさかと思うけど、 カミーユとファの息子が主人公だったりして(^^; カミーユは戦場を離れて、ファとその息子とともに、平和な日々を送っていた。 しかし、「Zガンダム」設計者であり、優秀なパイロットであったカミーユを世間が放っておくはずもなかった。 カミーユはジオンの残党に捕らえられ、息子は父を救うべくジオンと戦うために戦場に身を投じる! そんなところでしょうか(^^; ベタすぎますね。 どなたか自分なりのその後のカミーユを考えてみてください。 個人的に「ZZ」以後のカミーユの人生って、とっても気になるんですけどね。 まあ、マジメにカミーユのその後を予測するとモビルスーツや戦場からきっぱり足を洗って、頭脳を生かしてエンジニアとして堅実に生活していくってとこでしょうか。 エンジニアといっても、戦場とはまったく関係のない機械ばかり作るエンジニアです。 その傍らには、すっかり良妻賢母となったファと子供がいるのです。 カミーユは時折、戦場でのつらい体験を思い出して、一人で部屋にこもって、うなだれていたりします。「ママ、パパは何してるの?」「ぼうや、パパをそっとしておいてあげて。お疲れなのよ。さ、ママとふたりで遊びましょう」 ファがそう言って、子供たちをカミーユのそばから引き離します。 そしてカミーユは自室でフォウやロザミアたちのことを思い出して泣いているのでした。 やがて、数時間もすれば部屋から出てきて、子供たちやファにいつものように微笑みかけるカミーユがいるのです。 思わずこんな妄想をしてしまいました。 カミーユって、少年時代はかなりエキセントリックな性格だったけれど、「ZZ」以降は他人の痛みを知っている繊細だがいい青年になっていると思うのです。 「Zガンダム」のころのカミーユがあんなにケンケンしていたのは、両親の不仲に小さいころからさらされていたから、他人の愛情を感じられない性格に育っていたためだと思うし。 フォウやロザミア、エマさんたちとの出会い、そして最後まで自分についてきてくれたファの存在があるから、きっとそのいらだちも取れて、好青年になっているのではないでしょうか。 富野監督がそう考えているかどうかは謎ですが……。 富野監督に、カミーユのその後という小説でも書いていただきたいものですが、一筋縄ではいかない富野監督のことだからカミーユがムチャクチャ悲惨な運命をたどりそうで怖いです(^^;)。 富野監督って、カミーユのことはアムロやシャアと比べて、あまり思い入れはないみたいだし。 インタビューでもあんまり語っていませんよね? ただ「今時の人間として描いた」みたいなことを言っているだけで。 だからこそ、今度の映画化ではカミーユを「いい子」として描くんでしょうね。 余談ですが、カミーユ役の声優、飛田展男さんは「カミーユは富野監督に似ている」と語っておられます。 すぐ女性と話したがるところと、理屈っぽくて神経質なところが似ているそうです。 今回の映画化では、カミーユの年齢は十七才から十五才に引き下げられるそうです。 これは、個人的には、 ええええええーーーーーーーーーー!?な出来事でした。 カミーユは十七才というアムロより年上の年齢だから、ファーストのアムロより大人っぽいフォウとのロマンスを演じられたと思うのですが。 それにカミーユの存在感って、中学生よりやっぱり高校生って感じがしませんか? 体つきとか結構男っぽいし、大人びた物言いはするし。 古谷徹さんより、男っぽい飛田展男さんの声質の影響もあるかもしれません。 最近の中学生は発育がいいから違和感なし、と言われればそれまでですが。 いったい、このカミーユの年齢引き下げは、何を意味するのでしょうか? しかし富野作品って、ローティーンの主人公がわりに目立ちますね。 「イデオン」のユウキ・コスモの十八才という年齢が一番高かったのかな、結局。 「逆襲のシャア」のアムロは除いて。
2004年06月13日
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これが、ポラリスペンダントですか! ネットなどでよく通販しているので、存在は知っていたのですが、こういうふうに登場してくるんですね。 雪玉を投げて、「割って」と、ジェスチャーするミニョンのはにかんだ笑顔がほほえましかったです。 男の人って、たまにああいう少年のような表情をするんですよね。 しかし、サンヒョク、まさか会社までやめるなんてねえ。 それに、サンヒョクの病気って何ですか? 失恋による拒食症みたいなものですかしら? サンヒョクが点滴を振り払うシーンは、つい最近まで点滴していた私には笑えました。シリアスなシーンに失礼だけど。 だって点滴って、普通しっかりガーゼやテープで固定されているし、針もしっかりささっているから、あんなに簡単に取れたりしないようになってるんですよ。 取った瞬間は少なからず出血して痛いしね。 まあ、ドラマにそういう部分は不必要ですが。 私の母も「冬ソナ」を見ていて、母は「サンヒョクがかわいそう」と言うんです。「あんなに一途にユジンを愛しているのに」と。 母のご意見もごもっともだと思うんですが、私、今ひとつサンヒョクが好きになれないんですよね。 強引にユジンをホテルに連れ込んだりするところに妙に生々しいというか……。 「冬ソナ」って現実感がいい意味で薄いドラマでしょ? キスシーンも、あっさりしているし。 その中でサンヒョクの行動は目立つわけです。 サンヒョクが男らしい容貌をしていることも関係しているかも。 ミニョンはソフトな雰囲気ですからね。 サンヒョクの行動もユジンを愛するがゆえというのは重々承知なのですが。 「冬ソナ」を一緒に見ていたダンナが一言。「優柔不断なユジンが一番悪い!」 結局、これが一番正論だったりして(^^;
2004年06月12日
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「Zガンダム」が劇場アニメになるそうですね。 三部作で、第一部のタイトルは「星を継ぐもの」。 新作カットは全体の三分の一だけれども、時間の長さからいくと半分ほどだそうです。 なぜそんなに新作が長いかといいますと。 私は最近のアニメの作画のクオリティの高さに合わせてだと思っていたのです。 だって、「Zガンダム」はもう約二十年ほど前の作品ですから。 しかーし! 今月発売の「ガンダムエース」の富野監督インタビューで、富野監督はこんなことを語っておられました。ちなみにこれは原文そのままではないので、詳しくは「ガンダムエース」をお読みくださいませ。「カミーユを明るく元気ないい子にしたい」 なんですと!? あのカミーユが明るく元気ないい子!? じゃあ、もうカミーユじゃないと思うんですが……。 気分を落ち着けて、監督のインタビューを読み進めてみました。「もう明日がないような暗い話を描く時代じゃないと思うんですよ」 そりゃそうかもねえ。 二十年前は少なくとも、小学生が殺人事件起こしたりしてなかったもんねえ……。 と、納得しつつも。 でもそれって「Zガンダム」なの? という気がやっぱりしないでもないんです。 「Zガンダム」は本放送当時はコテンパンにけなされていたと言っていいほど、評価の低かった作品でした。 当時のアニメ雑誌の読者欄を見てみると、その理由は、1 キャラクターが死にすぎ 登場人物も多すぎて、名前が覚えられないくらい2 物語がわかりづらい3 カミーユに感情移入できない。どうしてあんなにいつも怒ってばかりいて、他人を殴るの?というものが多いです。 特に、3番が大きい。 カミーユのことを精神異常者、とまで批評していたアニメ雑誌まであったくらいですから。 そのカミーユが二十年たった今では、「キレやすい少年」という一言でみんな理解してしまうようになったのですから、世の中変わったものです。 「Zガンダム」はここ五年ほどで評価が急に高くなった作品ですが、その理由は最近のニュースを見てから「Zガンダム」を再見した視聴者が「富野監督は時代の先を予見していたんだな」と思ったというのも大きいと思うのです。 もしくはカミーユに感情移入しやすい人が増えたか。 つまりはカミーユというキャラクターの特異性に、「Zガンダム」再評価は大きく由来するのではないでしょうか。 それともカミーユは段階をへて、「キレやすい少年」から「いい子」へと成長していくんでしょうか? でも、「Zガンダム」の鮮烈さはあの暗いラストにあったと思うのですが……。今ではああいうラストのアニメって、結構ありますが、当時は斬新でした。 余談ですが、私は「ガンダムZZ」でカミーユの看病をしていたファと、そしてそのラストでのカミーユとファの関係がとても好きです。 最後のシーンでの二人には泣きそうになりました。 今回の劇場アニメ化では、キャラクターの扱いも変更されるようですが、ひょっとしてフォウがエゥーゴのメンバーになったりして? それはそれでいいのですが、私はカミーユとファが結ばれてほしいのです。 富野監督って、フラウやファのような世話女房タイプの女性キャラクターに冷たいですよね。気のせいかしら? 「Z」の暗いラストの後でこそ、「ZZ」のハッピーエンドが輝いていたと思うんだけど、「ZZ」の存在はどうなるんでしょうね? まあ、いろいろ書いてきましたが、あれだけ未来を予見できる富野監督が、この時代に「Zガンダム」をどう料理するかはとても楽しみです。 絶対に劇場まで足を運びます。
2004年06月11日
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私は菊丸派です! 菊丸って、テニプリの青学キャラの中では、そんなに人気ないような気がするんですが、私の気のせいですか? 私の周りには不二と手塚が青学ではすごく人気あります。 菊丸って、「優しいお兄さん」的な扱いで「ああ、あの人、いい人だよね」ってところで止まっている人が多いと思うんですが。 でもこういうテーマがあるってことは、私の思い違いですよね? 菊丸の好きなところをあげてみます。 まずは明るいところ。困った時も笑顔で助けてくれそう。 キツいアドバイスをしつつも、ちゃんとフォローしてくれそうなところ。 食べ物にこだわるところもカワイイし。 でも菊丸ってコミックスの第一巻で登場した時にくらべてだいぶ印象が変わりましたよね。あのころは体育会系の硬派なお兄ちゃんって感じだったのに、今ではこんなにオチャメになって。 私はアニメの途中から菊丸のファンになったので、あまりのギャップに驚きました。 「バナナフィッシュ」のアッシュなみに変わりましたね。 私としては今の菊丸の方がいい感じです。 あの髪型もかわいい!
2004年06月10日
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最近、100円ショップのダイソーのコスメや、ドラッグストアのコスメに手を出しています。 以前は「肌につけるものなんだから、それなりのお値段を出さないと……」と思って、主に百貨店で化粧品は買っていたのですが、ここのところそうでもなくなりました。 理由はこんなところです。1、美容部員との相性が悪い 私の家の近所の百貨店はリニューアルして、今まで行きつけだった化粧品ブランドの美容部員さんもメンバーのほとんどが交代になりました。 すると、なんか雰囲気の悪い売り場になりまして……。 以前の美容部員さんは口紅一つ買う時にも、いろいろとアドバイスしてくれたものですが、今いる人は本当に商品を渡すだけなんですよね。 それなのにちょっと商品を見ているだけで「何かお探しですか?」と声をかけてくるし。ここで「はい」と言うと、「買え」と言わんばかりのセールストークが始まるんです。 おそらくああいうブランド化粧品の値段って、美容部員さんのアドバイス料も入ってますよね? だからドラッグストアで同じ化粧品を買っても安かったりするのではないかと思うのですが……。間違ってたら、ごめんなさい。 だからデパートの化粧品カウンターに行くのが苦行になってしまいました。2、化粧品には使用期限があるから 常識と言えば常識なんですが(^^; 毎日、同じ色のシャドウや口紅を塗るわけでもないので、どうしても使い切るのに時間がかかるんですよね。 そのうちにマスカラがカラカラに乾燥しちゃったりして。3、最近の新製品ブームについていけない ここのところ、化粧品の新製品が出るサイクルってものすごく早くありませんか? 「これ、買おうかなあ」と考えてから、カウンターに向かうと店員さんに笑顔で「その商品は廃盤になりました」と言われるくらいに。 雑誌も「新しいメイクはこれ!」といろんな商品を宣伝するから、もう目移りしすぎて、目が疲れるくらいです(^^;4、ネットでの口コミで必ずしも高い化粧品が優秀ではないことを知った これは大きいです。 ネットの世界に足を踏み入れるまで、私は高い化粧品が自分に合わなくてもこんなもんなんだ、と一人で納得するしかなかったのですが、ネットのおかげでたくさんの人の意見を知ることができました。 そんな私がいいなあ、と思ったチープコスメはこれです。 ビューティマスカラ アットコスメでもさんざん話題になった商品です。 たしかに落ちない! ダマにはちょっとなるけど、コームでとかせばOKです。 私はブラウンを買いました。ブラウンのマスカラって、今まで買おうかどうか迷っていたのですが、この値段なら納得いきます。 ちなみにこの商品、カタカナで「ビューティマスカラ」と書いてあるやつの方が落ちにくいです。容器はそのぶんダサいですが(^^; ボリュームタイプを私は買いましたが、ボリュームはそんなに出ません。 でも、上にツンと上がった感じの目にはなります。 私が以前買ったクXニX-クのマスカラより、はるかに落ちないです。 ははぎく水おしろい 100ミリリットルで1575円というのはかなり安いのではないでしょうか。 ほとんど毎日つけてるけど、まだ全然なくならないです。 見た感じは薄い肌色がついた化粧水みたいです。 リキッドファンデの一種です。 界面活性剤が入っていないので、肌につけてもファンデーション特有の張り付いた感じがありません。 私はそのまま顔に化粧水を塗る要領でつけていますが、ムラにもならずキレイにつきます。毛穴もちゃんと隠れますよ。 スージーニューヨーク チーク 1260円だったと思います。 濃淡の二色で成立している商品なのですが、薄い色の方はハイライトにも使えます。ブラシもついててこのお値段はお買い得なのではないでしょうか。 色のバリエーションも豊富ですしね。 オルビス クレンジングリキッド 今までクレンジングオイルを使うと、ニキビに悩まされてきた私には救世主のような存在です。オルビスって基本的に通販だからそんなに知られてないんですが。 ここ、期間内なら返品OKだし、かなり良心的なメーカーだと思います。 ダイソー 爪用トリートメントオイル ネイルオイルです。 マニキュアの使用でつやがすっかりなくなっていた私の爪がこれで復活しました。 寝る前にぬるのがいいですよ。二度塗りするくらいがいいです。三日くらい続けると爪が見違えるようになります。
2004年06月09日
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前日の日記にもチラっと書きましたが、私の卵巣膿腫の原因は子宮内膜症でした。 今日は子宮内膜症について書いてみようと思います。 子宮内膜症というのは、子宮以外の場所に本来、子宮にあるべきはずの内膜ができてしまう病気です。内膜とは受精卵のためのベッドで、もし妊娠しなかった場合は生理とともに体外に排出されます。 けれど、子宮内膜症によってできた内膜ははがれないのです。そのため生理の時にたまった血がどんどんたまっていき、今回私がかかった卵巣膿腫になりやすいのです。 つまり、このまま子宮内膜症を放っておけば、また卵巣膿腫が再発しやすいのです。 そのためにこれから半年間、生理を止めるために月に一度、病院で投薬します。なぜ半年かというと、それ以上、投薬すると副作用がひどくなるそうです。 この副作用というのが人によって違うらしく、私は今からどの副作用が出るのかとヒヤヒヤしています。 子宮内膜症の原因は不明です。環境ホルモンのせいだとか、ストレスのせいだとかいろいろ学説はありますが。 だから生理を止めるくらいしか治療法がないんですよね。あとは思い切って、子宮自体を取ってしまうか。 私は赤ちゃんが欲しいので、それはしたくありません。 ですから、我が家はこれから半年間、子作りは中止です。 子宮内膜症の患者は、妊娠率も落ちるそうで、医者からは不妊治療を勧められました。でも、すぐに子供ができる人もいるそうで、この確率とやらもまったくの不明だそうです。 現代医学でもわからないことって、たくさんあるんですね。 子宮内膜症の症状は実に多様です。 そこで、私の症状をここで紹介してみることにします。1、生理痛が重い これは子宮内膜症の患者、ほぼすべてに共通することらしいです。私は母も生理痛がひどいタイプだったので、これが普通なんだろうと思っていました。 あまりにも痛がるので、母から「あなたは大げさね」とよく言われたものです。これで私が大げさではなかったということが証明されました(^^; あと、生理が長いです。 生理痛解消のために野菜をたくさん取ったり、ふだんからストレッチなどをするように心がけていたのですが、それってムダだったのかな……。2、肩こりがひどい 私はそうでした。卵巣膿腫を取ってから少しはマシになったような気すらします。3 下腹がはっている 体にフィットしたジーンズやスカートが痛いのです。締め上げられているようでした。 むくんでいる感じもします。
2004年06月08日
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ようやく文章を書くくらいの体力は戻りつつあるので、久々にこの日記を更新したいと思います。 手術は成功しました。卵巣も取らずにどうにか残りました。卵巣膿種の中身は真っ黒い血でチョコレート膿腫というやつでした。良性です。 このチョコレート膿腫というのは、子宮内膜症になった子宮から処理できない血が固まって、卵巣にたまっていった結果のものです。ほら、生理の後期にドロっとした黒い血がたまるでしょ。あれが膿腫の袋の中にパンパンにたまるのです。 つまり私はかなり悪化した子宮内膜症だったわけです。そのためにこれからは、その治療もしなければならないのですが、その話はまた後で。 私の膿腫は直径十二センチで、膀胱を大きく圧迫し、大腸と癒着していました。そのため手術では癒着した卵巣と大腸を切り離すため、大腸も切る結果となりました。 あとで写真で私の卵巣膿腫を見せていただきました。 手術中におなかの中にある卵巣膿腫と、切除後の卵巣膿腫。 前者は隙間から周辺の臓器が見えてとても生々しいです。「人体の不思議」という言葉が頭をよぎりました。腫瘍の色は半透明の灰色で、和菓子に似ていなくもないです(^^; きっとこれから和菓子を見るたびにこのことを思い出すんだろうなあ。 切り取った後の卵巣膿腫は内部の血液を抜き、脱脂綿を詰めたもので生々しさという点では前者にかなり劣ります。べつに生々しさを競っているわけではないのですが(^^; 黒っぽい血を抜いているので、ぶよぶよ感も減り、こちらは巨大な梅干しという感じでした。 この二枚の写真は患者が希望すればもらえることになっています。私は記念にもらいました。パソコンプリンターで印刷した写真らしく、裏面はハガキ仕様になっています。来年の年賀状にしようかなあ、なんちゃって。 手術自体はそんなに長時間ではありませんでした。三時間くらいで執刀医は三人です。私は十分長いと思うのですが、これで短い方だそうです。 手術前に好きな音楽をかけてくれるというので、どれにしようか迷いました。個人的には元YMOの細野晴臣さんのソロアルバムとか、いろいろ候補はあったのですが、手術前にはいろいろな検査やら絶飲食やらが待ちかまえていて、そういうことは全部頭から吹っ飛びました。 そしてストレッチャーで運ばれて手術室へ。 あの緑色の手術服ってやっぱり実際に見ると、「いよいよこれから手術が始まるんだー!」って緊張しますね。私は以前、B級ホラー映画で「外科医がマッドな人格で、わざと手術を失敗して患者を殺してしまう」という映画を見たのですが、不覚にもこのときこれを思い出してしまい、心臓バクバクでした。 だからそれをまぎらわそうとして、「すみません、自分の好きな曲が手術前に選べるって本当ですか?」とお医者さんたちに話題をふってみました。すでにその時、手術室にはクィーンが流れていたのです。答えはYESでした。手術室にあるCDのレパートリーはお医者さんたちが持ち寄ったもので、かなりバラエティに富んでいるとのこと。 エンヤを勧められたのですが、あの天使のような歌声とともに本当に天国へ行ってしまったら……などという不吉な想像をまたしてしまったので、同じ病を患った人間つながりということで、宇多田ヒカルさんを選びました。 それから麻酔をかけられ、気がついた時には手術は終わっていました。 ストレッチャーに私はすでにのせられており、「先生、痛いです……」とつぶやいたのは覚えています。傷口だけでなく、喉も痛かったんです。麻酔の副作用だそうです。 夫が「よくがんばったね」という声も聞こえました。それからしばらくはウトウトしていて、気がついたら病室のベッドの上でした。麻酔のためか、夜中までずっと眠っていました。 これから後が大変だったんですよ。 もう痛みとかゆみと熱さの戦いでしたね。 どういうことかというと、手術後、人間の体温は上がるんです。私は平均して三十九度五分の熱が三日ほど続きました。その間、痛みを取るためのチューブを背中に入れられていて、それを固定するために背中がテープでグルグル巻きにされているのですが、そのテープと皮膚の間に汗がたまってかゆいんです。おまけに腹部は包帯で巻かれ、脚部は浮腫防止のためのきついストッキングのようなものを履いています。ちょっとした拘束状態です。かゆくてかゆくてたまらなかったです。 看護士さんに頼むと薬を塗ってもらえるのですが、この塗り薬も発熱が原因の汗ですぐ流れちゃうんですよ。 それに看護士さんも優秀な人とそうでない人がいて、この状態で血圧計を必要以上にキツくグルグル巻きに巻かれた時にはもう泣きそうになりました。あとで他の看護士さんがそのミスに気づいたんです。他にも「薬は自分で塗ってください」と言い放つ人とか。手術後のほとんど動けない人間がどうやって背中の中央に手を回して、薬を塗るんだよ~。 その抗議がはっきり言語として頭の中で構築されたのは、手術後しばらくたってからのことです。つまりその時は「文句を言うだけの元気もない」状態だったということ。口には呼吸器つけてたしね。おそらくあの看護士さんは忙しくて、患者一人にいちいち気が回らなかったんでしょうね。患者に自主性をつけさせるって言っても、手術後まもなくだからリハビリとかそういうのは関係ないと思うんですが……。 その一方でものすごく親切な方もいて、感激したりもしました。看護士の職についている友人によると、「そりゃ看護士だって人間だからいろんな人がいるよ」とのことでした。 でも看護士や医者って本当に聖職ですね。人の命に直接関わる仕事をしているんだから。 自分で寝返りが打てない時、寝返りを看護士さんにうたせていただいたのには非常に助かりました。 寝返りが自分で打てないのがあんなにつらいとは思わなかったです。寝返りが打てないと、下になっている部分の半身に汗がたまってそこがかゆくなるんですよ。かと言ってあおむけの姿勢ばかり続けているわけにもいかないし。
2004年06月07日
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ラストシーンはメインテーマとともに、今までの回想シーンで終わりましたね。 あれは間延びしているなどの意見もネット上でありましたが、ひょっとして近藤が死の間際に走馬燈として見ている過去の記憶ではないでしょうか。 そして、ラストシーンが「京には、何があるんでしょうね」という沖田のセリフとともに刀をかまえる近藤だったのは、特別な意味があるのではないかと。 つまり、首を京に持って行かれた近藤の魂が、霊となってこれからの京、そして日本のゆくすえをどうなるか見守っていくということを示唆しているような気が私はするんです。 考え過ぎかもしれませんが、これほどまでに緻密な伏線を張る三谷さんのことだから、もしかして……と思っています。 私のわからない意味もあるかも。 三谷さんは「この最終回はいままでの話をすべて見て、記憶していないとわからない」とインタビューでおっしゃっていたので、ビデオで何度か観ようと思います。
2004年06月06日
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ここのところ「ホテリアー」を観ているのですが、なんといってもヨン様のスーツ姿がかっこいいです。 ここまでスーツの似合う男性ってなかなかいないんじゃないでしょうか。 「冬ソナ」のラフな格好もいいけど、スーツ姿もいいなあと思う私でした。 今度スーツのCMに出てくれないかなあ。
2004年06月05日
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ようやく今日退院できました。
2004年06月04日
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今年の流行語大賞の候補に「冬ソナ」入ってましたね。 惜しくも受賞は逃しましたが、大賞に輝いてもおかしくないほど「冬ソナ」は今年あちこちで耳にした言葉だと思います。 もし受賞していたら、どなたがトロフィーを受け取りにきたんでしょうね? ヨン様ってことはないでしょうけど(^^;
2004年06月03日
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ヨン様は外見だけでなく、内面も美しい方だと思いました。 こういう役者さんのインタビューや密着取材番組は時々見なければもっとこの人のファンでいられたのにと思うことがしばしばあるのですが、ヨン様の場合はより好きになりました。 取材陣やファンに取り囲まれてさぞや緊張し、疲れているであろうに笑顔を絶やさない姿勢。 そして「家族にひとめ会いたい」とホテルや警察とかけあう場面は本当にファンを大切にしているんだなあと思いました。 ヨン様の受け答えが優等生的すぎて疲れるのではないかとインタビュアーが質問していましたが、おそらくあれはヨン様の内面からにじみでる優しさによるものではないかと思います。 ヨン様は日本人が忘れがちな優しさや思いやりといったものを持っているように思えました。
2004年06月02日
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今回はやっぱりミンチョルがヨンスに抱きつく? シーンが良かったです。 車をオープンカーにしたってことだったんだけど、やっぱりあんなことされたらドキドキしますよね。 ミンチョルはああやってヨンスをドキドキさせてるんだろうなあ。「気を許せる相手というのは、相手が自分に本音を言っていないからだ」というセリフは印象に残りました。 私、昔、好きでもなんでもない人に「君といっしょにいると気を許せる」って言われたことがあるんですよ。 どちらかというと私はその人が神経質で苦手だったのでいつも警戒してたんです。 だからこのセリフって結構当たってるかも……。
2004年06月01日
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