お隣さんの国：韓国からの手紙

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2013/01/29

年代差

(12)

テーマ：韓国！(17944)

カテゴリ：韓国生活

40～50代のアジュンマが多い。
コーちゃんのオモニ会はほとんど40代。

よしくんのオモニ会になると、30代ばかりなので
何となく、距離感がある。

去年、30代のヤングミセスたちの日本語のグループ学習を教えたことがあって、
そのメンバーとはいろんなおしゃべりをしたのだが、
本当に、40～50代とのギャップを感じた。

勿論、個人差があるし、

それが全ての韓国人にあてはまるワケはない。

それでも、やはり、今の50代くらいの韓国人は、
自分が食べなくても、いいものを着なくても、
子供の学費はナントカ作ってあげ、
自分が食べずに着ずに貯めたお金で
息子・娘を留学させたり、大学院に送ったりするのが当然～！
という風潮があるが、

それが、今の30代になると、かなり薄まる。
今の30代のアジュンマは、
「息子、娘より、私が一番大事です」
とはっきり言う人が多い。

息子、娘を留学させる気は全くない、
と言う。

勿論、その時になってみればまた変わるのかもしれないが、
でも、今の50代は、若い時から
「息子、娘より、私が一番大事」

コーちゃん（今年20歳）が赤ちゃんの頃、
赤ちゃんを連れて、ビュッフェみたいなところで
お母さんたちがつるんでランチしてるなんて光景を見たことがなかった。
でも、今の20～30代の若いママさんたちは、
数人で、赤ちゃん連れで、よくビュッフェでランチしてる。

50代のアジュンマたちがそういう光景を見ると
「全く、いい時代になったもんだ」
と思うと言う。
20年前の韓国には、折りたたみ式のベビーカーもなくて、
みんなポデギという布で赤ちゃんをおんぶしてたから、
ビュッフェでランチは無理だったのよ。

そんなふうに、赤ちゃんがいても
自分の行きたいところに行け、
自分の食べたいものが食べられる時代になったから、
ママたちの考えも変わってきたのかもね。

勿論、はんらの世代と、
はんらたちの姑世代（70～80代）も恐ろしく、考え方が違う。

姑世代は、何が何でも息子を産まなきゃ！
という世代だった。

女の幸せは結婚よ！
という世代だった。

息子が結婚したら、何もわからない嫁にいろいろ教えるために
数年間は同居して、家事を教え込まなきゃ！
という世代だった。

嫁は絶対、韓国人！
という時代だった。

今の50代の韓国人は、ぜーんぜん違いますねー。

ちなみに、ギャグコンサートの「不便な真実」というコーナーで
パク・チソンが演じているオンマ、
あれは、今の60～70代のお母さんの姿ですね？
あんな50代は、今どき、いないと思いますー。

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