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3月ももう終り。雛祭気分はとーっくに終りましたが、うちでは4月3日まお雛様を出しています。お雛様と言えば、母方から贈られ、父方からは市松人形だとか。これって、人形屋さんの陰謀?(ごめんなさい) うちは、私の団地サイズ雛人形があるし、実家には、とりあえずはお雛様いらないと言いました。昨今のものの本には、「雛人形は、身代りだから、お母様、お嬢様、それぞれのお人形が必要です。」なんて、書いてあるけど、じゃあ、「代々伝わった雛人形」なんてのは、どうなるんじゃい。さて、父方からもらうという、市松人形。これは、私も欲しいです。それも、デパートなどに売られている、ケースの中に立っている飾り用のじゃなくて、昭和のお嬢ちゃん達がもって遊んでいた抱き人形。去年のNHKの朝ドラ「芋たこなんきん」では、少女時代のまち子ちゃんが、すごーく可愛い顔したのを持ってましたね。それを、戦後、涙ながらも家族のためにお米や野菜に変えていたっけ。子供の頃、私は、フランス人形の抱き人形が、ものすごーーく欲しかったんです。ジュモーとまではいかなくても、パリのお店のショーウィンドーには、可愛いお人形がよく座っている。あんなお人形に、お洋服を作ってあげて、とっかえひっかえ着替えさせてやるのにあこがれていました。お人形を買ってくれるジャン=バルジャン(「ああ無情レ・ミゼラブル」の主人公)は知合いじゃないし、10代の頃、自分で粘土で作れないかと、本を買ってきたぐらいです。今だって、あきらめきれずに作ることを考えています。その後、それがちょっと落ち着くと、市松人形のマイブームが来ました。たまたたMHKの短い番組で、東京の下町のおじいさんの職人さんが、市松さんを作っているのをみたのです。奥さんのおばあさんが、子供用の着物の端切れで着物を作っていました。「この古風なお人形、絶対欲しい!」と思いました。古布ブームが来る、ずーっとずーっと前の話です。フランス人形と同じで、以来、市松さんのお着物を着せかえるのに憧れてます。だけど、デパートの、立派な着物を着たお嬢さん達は、とっても高い。で、なにげなく検索してみたら、初和の古風な市松さん達が、オクに結構出てるんですね。しかも、状態の悪いお人形なら、手が届かないこともない。でも、古いお人形って、やっぱり、アンティーク着物と同じで恐いですよね。お人形だから、魂あるし。それに、まち子ちゃんみたいに、どこかの女の子が泣く泣く手放したものなのかな、なんて考えると、やっぱり手がでません。いや、もっと恐かったのは、古いお人形って、人毛使ってるのだと、初めて知りました。ああ、ダメだ。それは恐過ぎ。雛祭で再燃した「いちまさん欲しい」マイブームは、これでひとまず収束。
2008年03月30日
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国際結婚した女性にはめずらしいことではありませんが、私は、結婚した時に戸籍上の名字を変えませんでした。パスポートは、旧姓のままで、別称としてツレアイの名字が括弧書きされています。ご主人のややこしいカタカナ名前に、きっぱりと変えた人の中には、「旦那様は、名字をあちらの名前に変えて欲しかったんじゃないの」と説教した人もいました。「家」という概念の希薄な文化で、江戸時代の武家社会のような感覚で説教されても、意味があるのかどうか。"旦那様"は、私が当然旧姓を維持するものと思っていました。姑だって、「旧姓を捨ててしまったら、損をするからやめた方がいい」と言いました。一応、結婚当時は「学者の卵」をやっていて、名前を変えると検索される論文の数が減ってしまうとか、まあ、いろいろあったわけです。だからと言って、別に、「夫婦別姓!」とつっぱって生きているわけでもありません。日本もそうなってきたのかどうか、知りませんが、イギリスでは、旧姓と夫の姓を、便宜上使いわけることは、簡単にできます。歯医者など、日常生活では、別称(夫の姓)を使うことが多く、仕事では本名(旧姓)を使ってきました。一時期、自分の名字とツレアイの名字をハイフンでつなげた名前を使っていたこともありましたが、長ったらしくて面倒になり、すぐにやめました。だいたい、ツレアイの姓が、"ブラウンさん"とか、"スミスさん"とか、簡単な名前ならともかく、イギリス人でさえ、読み間違いや綴間違いが多い名前なんですから、それを日本人始め、イギリス人以外に説明するなんて、考えただけでも...。イギリス人にさえ、旧姓を名乗った方が話が早かったりするんですから。と、こんなどうでもよいことを、今更日記に書いているのは、娘のパスポートを取ってきて、ふと名字について考えてしまったからです。二重国籍の娘は、日本人としては、私のを姓。イギリス人としては、夫のと姓私のを姓繋いだものを使います。つまり、国籍だけでなく、"正式”な名字も二つあるわけです。昔、南米の人から、スペイン系の名前が、家族にどう受け継がれていくか、ややこしい説明をしてもらったことがあります。父親のと姓母親のが姓、どう組み合わされて、ハイフンがついて、それが取れて、どうのこうの...。すっかり忘れました。詳しい方は、教えて下さい。そう言えば、昔、人形劇の三国志をみていたら、中国の女性は、旧姓に「夫人」をつけて呼ばれるとか言っていたっけ。竹田信玄の正妻は、「三条夫人」ですよね。母君は「大井夫人」とかいう名前じゃなかったっけ。入り婿をとる以外、結婚したら「夫のを姓名乗るべし」となったのは、いつ頃のことなんでしょうね。戸籍もカタカナ名に変える人は変えたらいい。変えないなら変えないで、それもいい。使いわけができて便利なこともあります。ただ、時々、どっちの名前を使っていたのか忘れて、どうサインしていいかわからなくなることも、なきにしもあらず...。先日も図書館で...
2008年03月02日
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