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黄花のカトレア交配種の有名品種、Blc. アルマ・キー ’ティップマリー’(Blc. Alma Kee 'Tipmalee' )が貸温室の中で開花した。ブログ初登場となる。実際には昨年の夏にも自宅庭で開花したのだが、あのにっくきナメクジに食われてしまって見るも無残な姿になってしまった(泣)。今回は無事に開花してくれたので、やっとここに紹介することができた。 ご覧の通り、黄色いペタルとセパルに真っ赤なリップという、大変コントラストが鮮やかな花を咲かせる。いわゆる黄弁赤リップと呼ばれる系統である。私のお気に入りの品種の一つだ。私は20歳前後の頃にこの品種を所有していたことがあるのだが、転居の都合で手放してしまった。今回開花した株は、近年になってオリジナル株として入手したもの。ただし、現在のところオリジナル株とメリクロン株を見分ける決定的な方法はない。結局は、買った時に付いてきたラベルを信じるしかないのだ。しかし、平均してオリジナル株の方がゆったり咲く傾向があるように思える。以前、タイのバンコクの園芸市場で、これのメリクロンと思われる開花株が多数売られているのを見たことがあるが、熱帯の国で栽培されていた割には木も花も小さかった。 それにしても本当に素晴らしい花だ。とても感激したので、今回の日記のタイトルには「(^O^)/」を入れてしまった(笑)。現在はリードが2本出ていて、もう1本の方にもつぼみが2輪付いているので、もう一度花が楽しめることになる。いやぁ、本当に楽しみだ。後日談(3月13日加筆) その後、3月9日に貸温室に行ってみたところ、さらに2輪開花していて、合計4輪の競演となって実ににぎやかな光景がそこにはあった。来年はもっと豪華に咲いてくれたらと思う。
2013.02.24
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カトレア交配種のLc. ペティコーツ ’ブルーメン・インセル’(Lc. Petticoats 'Blumen Insel')が貸温室の中で開花した。ちょうど2年前の世界らん展日本大賞2011が開催されていた時に入手したもので、今回がブログ初登場となる。 ご覧の通り、大変あでやかな花を咲かせる。いわゆるスプラッシュ、またはクサビ花と呼ばれる品種の一つで、この品種のようにペタルに三つの異なる色が入るものを、三色花よ呼ぶこともある。元々この品種の存在を知ったのは、私が高校生の頃にまでさかのぼる。とある洋蘭栽培の本に載っていた写真を見て、この世にこんな素晴らしい花があるのかと本当に驚いた。以来、この品種が欲しいとずっと思っていたが、オリジナル株を扱っている業者が見つかったので、事前に予約して東京ドームまで受け取りに行った。 そして、今回ようやく初開花を迎えたわけだが、まだ本来の花ではない。今回はペタルが暴れているが、本来はもっと平らに広がって咲く。とはいっても、このあでやかは花にはうっとりしてしまう。現在、株そのものは結構大きくなっているので、来年はもっと豪華に咲かせられるのではないかと期待している。後日談(3月13日加筆) その後、3月9日にまた貸温室に行ってみたら、別のリードから出ていたつぼみが開花していた。一花茎に一輪咲きなので前回の花に比べてゆったりと咲いているし、色もなかなか良い。今年はリードが2本出るのは確実なので、来年はさらに豪華な花が紹介できそうだ(^^)。
2013.02.17
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今年も世界らん展日本大賞、いわゆる「ドームらん展」の季節がやって来たので、早速その初日に東京ドームへと出向いた。私はこのらん展には平成元年、平成3~13年、17年、19年~24年に行っている。ちなみに、このブログでは「年」を西暦で表記することが多いのだが、このらん展の報告に限っては2006年(平成18年)にブログ開始以来、常に和暦で表記している。その理由なのだが、平成一桁代の頃は年を和暦で数える習慣があったのだが、2000年(平成12年)あたりから西暦の方が計算しやすいので西暦で数える習慣が身に付いてしまった。現在、職場の仕事上の書類もすべて西暦で日付を書いている。が、このらん展に関しては平成元年から通っているため、ずっと和暦で勘定するクセが付いている。ブログではいつかどちらかに統一しなければと思いつつ、未だに統一できていない(笑)。たまに西暦と和暦を併記している日記もあるのだが、それは西暦と和暦のどちらを使うべきかという私の迷いの表れでもある(笑)。 とまあ、長い前置きは終わりにして、本当に毎度毎度くどいようだが(笑)、このらん展に出向く目的の9割はズバリお買い物である。私が展示品をあまり見ない理由は、今までに様々なランを見てきて目が肥えてしまっているからというところにもある。 というわけで、展示品は足早にサッと見るだけで、すぐに即売場に直行するのがいつものパターン。とは言っても、毎度のことながら、栽培面積に限りがあるのと私の目が肥えてしまっているのとで、購買意欲をそそるものはほとんどなかった。この日買ったものは、あらかじめある業者に予約しておいたカトレア交配種のオリジナル分け株と、2,3の野生ランのみである。現在では買いたい品種が最初から決まっていることが多い。 さて、展示品はあまりじっくり見ない私でも、やはり私もいつかは何かを展示して大きな賞を獲りたいと夢見ている。そういうわけで、限られた環境の中でいかに上手く栽培するか、試行錯誤の日々はこれからも続く。
2013.02.16
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カトレアの一代交配種のC. Enid coerulea(C. エニッド・セルレア)が開花した。品種の登録そのものは1898年とずいぶん古いのだが、私が入手したものは、最近になってセルレアの個体を用いて再交配されたものである。交配親は原種のC. mossiaeとC. warscewicziiで、その未開花実生苗を購入したのが一昨年(2011年)6月ごろのこと。 未開花の実生苗というのは、まだどんな花が咲くか分からないため、それを買うのはまさに「賭け」である。人間が、親が同じでも子供の顔がそれぞれ違うように、ランの世界も同じ交配でも個体によって様々な花が咲く。開花までの年数は購入時の苗の大きさにもよるが、小さな苗からだと開花まで少なくとも数年はかかる。そして、必ずしも期待通りの花が咲くとは限らない。したがって、未開花実生苗を買うのはまさに「賭け」なのだ。 で、私は某業者にこの実生苗が売られているのを見て興味を持ち、あれこれ選んだ結果、直感的に「これだ!」と感じたものを1鉢購入。そして約1年8か月が過ぎ、ようやく初開花を迎えることとなった。私が直感で選んだ株にはこんな花が咲いた。 おお、期待通りセルレアの色が出ている(^^)。そして、原種同士の交配という割には花の形もなかなか良い。私が買った苗は「当たり」だったようだ。さらに、この株はもう1本リードが出ていて、そこからもつぼみが2輪上がってきているので、もう一度花が楽しめることになる。実は私は、ブルー系のカトレアの大輪整形花を育種したいという夢を密かに抱いているのだが、この個体を交配親として使おうかと思っている。春になったら一回り大きな鉢に植え替えてさらに良い花を咲かせてみたい。
2013.02.10
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以前からブログで予告していた通り、今年2月1日付で再び神奈川県へ転勤となった。前回神奈川から茨城県水戸市へ転勤したのが2011年1月下旬のことで、千葉県成田市へ転勤したのが同4月下旬、そしてこのたびちょうど2年ぶりに神奈川へ戻れたということになる。 で、前回神奈川に住んでいた時のアパートはすでに引き払っているため、今回の転勤に当たって新居探しをしなければならない。が、自称(笑)園芸研究家の私としては、普通の人よりも新居選びの条件がめちゃくちゃ厳しい(笑)。まず、部屋は1階で庭付きであり、それも南向きであること。これはもちろん鉄則(笑)。そして、目の前に別の建物がないこと。以前住んでいた成田のアパートはほぼ真南向きで、夏の日当たりは抜群に良かったのだが、目の前に別のアパートが建っていたため、冬の午後の日当たりが悪くなるのがちと難点であった。 ただし、いくら庭付きとは言っても、他の部屋の住民が自由に行き来できるようではちと園芸が楽しみにくいし、防犯上の不安もある。というわけで、隣の庭との仕切りがあるところが望ましい。成田のアパートの庭には隣との仕切りがあった。そして、部屋は角部屋であること。これまで私が住んできたアパートはほぼすべてが角部屋だ。それに角部屋の方が、庭が広く使えることが多い。ちなみに、成田時代のアパートはこんな感じ。 部屋の内部については、風呂場に窓が付いている物件の方が良い。最近のユニットバスは抗菌仕様になっているためか、浴室に窓がない物件が多い。いくら抗菌仕様だとは言っても、やはり浴室は使っていない時ぐらいは風を通して乾燥させておいた方が気分的にも良い。 それから、成田在住時には必要に迫られて19年ぶりに車を買うことになったので、今回の転勤においても駐車場付きの物件が必要。できればアパートと同じ敷地内の方が良い。 アパートの場所は駅から徒歩圏内であること。成田では車通勤をしていたが、そのためか体がなまってしまったようで、体重も増えてしまった(笑)。というわけで、健康のためにも電車通勤をするつもりだったので、駅からある程度の距離の物件が望ましい。近すぎると運動にならないし、遠すぎると雨の日が大変。大体徒歩10分前後が自分にとって理想的な距離。 ところで、どうやって新居を探したのかというと、それはずばりネットだ。昔はそれこそ自分の足で歩きまわって探したものだが、今ではネットで簡単に探せるので、実に便利な時代になったものだ。しかも、私は神奈川県の土地勘は十分にあるので、成田の新居探しの時とは違って今回ははるかに有利であった。 しかし、上に挙げたような細かい条件で検索してみると、条件に合う物件が皆無に近い(笑)。まあ、そりゃそうだわな(笑)。駅からの距離を遠くしたり、家賃の上限を上げたりするとヒットすることもあるのだが、残念ながらある程度の金額に収めなければならないため、そこがなかなか難しいところでもあった。というわけで、少しずつ条件を緩めてなんとか妥協しながら物件を探し、厳選に厳選を重ね、ようやく3軒ほど希望の条件に近い物件を見つけたのだが、そのうち1軒はタッチの差で他の人に決定してしまった。そして、残った2軒の物件を実際に内見し、ようやく新居が決定した。これだ! ワン・トゥ・スリー(笑) ご覧の通り、1階の角部屋で庭付き、そして隣の庭との仕切りがあるという点はクリアしている。ただ、真南向きの部屋を希望していたのだが、この条件はクリアできず、今回選んだ物件は南西向きである。しかし、実際に住んでみると、冬でも朝の早い時間帯から庭そのものには日光が当たるため、この点はありがたく思う。2枚目の画像を撮影したのが午後4時17分だが、夕方でもちゃんと日光は当たっている。どうやら冬の日当たりは心配なさそうだ。もう一つクリアできなかった条件は駐車場だ。これは残念ながら敷地から離れた月極め駐車場を借りることとなった。しかし、その地域としては驚くほどの格安の賃料で借りられた。 さて、前回の神奈川県在住時には、在住した市町村名を一度も明かしていない。別に隠していたわけではないのだが(笑)、ちょっと気恥ずかしさもあって明かさないでいた。水戸時代と成田時代は明かしているのだが、これは水戸市と成田市が知名度が高いからでもある。じゃあ前回は神奈川のどこに住んでいたのかというと、それは秦野市なのだ。神奈川県中西部の市だ。で、今回越してきたのは座間市。神奈川県の中央部の、県央と呼ばれる地域にある。実は、2000年秋までお隣の相模原市南部(現・南区)に住んでいたので、自分にとっては大変馴染みのある地域だ。 というわけで、またこの新居でじっくり腰を落ち着けて園芸を楽しんでいきたい。生活が落ち着いたらまた貸農園も探すつもりだ。実は、成田時代に庭が広いことに気を良くしてあれこれ植物を買ってしまい、その世話が大変だったため(笑)、今度はあまり園芸熱が過熱しないように心を制御したいところだが、さてどうなることやら・・・(笑)。
2013.02.01
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