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大輪系カトレアのC. ホーレース 'エロクェンス'(C. Harace 'Eloquence')が開花した。ホーレースといえば、'マキシマ'('Maxima' AM/AOS)が名交配親としてあまりにも有名だが、こちらのエロクェンスもマキシマによく似た大輪整形花で、マキシマよりもさらにゆったり咲くようだ。すでに交配親としての実績があり、2008年1月26日に登場したLc.コスモ・ホーレース(Lc. Cosmo-Horace)の母親に当たる。 この個体、10年ほど前にも入手したことがあり、一度開花したことがあったのだが、その後の転居に伴い、カトレアを狭い貸温室に閉じ込める羽目になった。その後遺症で残念ながら枯死してしまい、同じ個体を2006年に再び入手し、このたびめでたく開花にこぎつけた。結構お値段が張る個体なので(笑)、今度こそは枯らさないように気を付けなければ・・・。 なお、Horaceの英語での発音は「ホーレス」に近いらく、人名としては「ホーレス」と表記されることが多いようだが、洋蘭業界では「ホーレース」「フォーレース」「ホーレイス」などと表記されていて、どうも統一されていないらしい。
2009.01.31
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今では比較的安価に出回っているバナナの仲間の地湧金蓮花、別名チャイニーズ・イエロー・バナナ。園芸業者では、一般に300日咲くと紹介されて売られているが、本当だろうか? 昨年(2008年)9月17日の日記で、「地湧金蓮花は300日咲く?」のタイトルで日記を書いたが、現在の状況はこのとおり。 完全に開花しきったのが昨年の5月20日ごろのことで、それから300日後と言えば今年の3月16日ということになるのだが、すでに昨年の夏の終わりには「一番花」は力尽きてしまった。その後、脇芽から次々と小さな花が咲いたが、これも寒さが深まると共に枯れてしまった。というわけで、原産地ではどうなのか知らないが、日本の一般地では300日咲かせるのは無理らしい。 ちなみに、こちらが3年前の2006年春に苗を植えた当時の画像。とにかく生育が旺盛で、たった3年足らずで驚くほどの大株になってしまった。株分けが大変だな、こりゃ(笑)。
2009.01.29
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昨年の秋に初挑戦したビーツ「デトロイト・ダークレッド」の栽培。12月9日に生育過程を紹介。が、土地や気候が合わなかったのかそれとも別の原因があるのか、根の生育が今ひとつな様子。もうすっかり冬真っ只中になって、これ以上生育が進む気配がないので収穫に踏み切った。 20~30本育てて上手く根が太ってくれたのはわずかに数株だけ。この日は3株だけを収穫。とりあえず、根の大きさは市販の小カブぐらいの大きさ。これがこの品種の標準なのかどうかわからないが、種子袋やネット上の画像を見る限りでは、それなりに標準に近いような気がする。 本来は、ロシア人女性と結婚した知人のためにビーツの栽培をしたのだが、生育不良で情けない結果になったために、知人に差し上げる話はあえなくボツになった(笑)。というわけで、自分で食べてみることに。といっても、たた茹でて食べただけなのだが。 これが茹でているときの画像。ビーツの色素が溶け出して、まるでワインのよう。茹でたものをただ皮を剥いてそのまま食べてみたのだが、気になるそのお味は、「甘みがちょっと足りないサツマイモ」と「硬いブロッコリー」と「ホウレンソウの根元の赤い部分」をミックスして、そこにアボカドの隠し味が入ったような味(なんちゅう例えや!)。が、それでも一気に丸ごと食べてしまうほどの美味しさはあった。葉っぱの方は鍋物にして食べてみたが、こちらは葉が分厚いホウレンソウといった感じ。両方とも同じアカザ科の植物だからこれは納得。 さて、今回のビーツ栽培で生育が今ひとつだった原因は、私が思うに2つあり、1つは石灰が足りなかったこと、もうひとつは種子の蒔く時期が若干遅かったこと。ビーツはホウレンソウと同じアカザ科の植物ということで、酸性の土は苦手なようだ。また、種子の発芽率とその初期成育は比較的順調だったが、気温の低下と共に生育が鈍ってきたので、もしかしたら播種時期にも問題があったのかもしれない。もしも場所に余裕があったら春蒔き栽培にも挑戦してみたい。追記(1月21日) ビーツの名誉のために追記しておきたい。昨日食べたビーツの味がいまいちだったのは、茹で方が足りなかったからのようだ。今日は残りの2個を茹でたのだが、30分以上かけてやわらかくなるまでじっくりと茹でたところ、ふかしたサツマイモにホウレンソウの根元の土臭さを合わせたような、独特なおいしさがあり、2個とも一気に食べてしまった。こんなにおいしいなら、ぜひ今年は春蒔き栽培にも挑戦したい。
2009.01.18
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1月17日(土)、この日は友人と山陰本線の餘部鉄橋を見に行った。所在地は兵庫県美方郡香美町。餘部鉄橋のプロフィールについては、多くのブログやサイトで紹介されているので、ここでは割愛させていただきたい(早い話が手抜きなわけだが ^^;)。 この餘部鉄橋、今から100年近くも前に建設され、今日までその雄姿を見せてきたわけだが、2010年度に新しい橋に架け替えられることが決まり、その工事がすでに始まっている。ということで、これは今のうちに見ておかなければということで、友人と二人で行くことを決意。 実は、私の亡き母の本家が島根県にあるので、幼いころから何度もここは通過だけはしたことがある。乗った列車は特急あさしお、特急はまかぜ、寝台特急出雲、急行だいせんの夜行と昼行など。しかし、現在では特急はまかぜ以外の優等列車はすべて廃止になったのが寂しい。その特急はまかぜも現在はこの区間では1日2往復が細々と運行されるのみ。 というわけで、今回の餘部鉄橋訪問の旅は、なにぶんにも予算節約のために(笑)、新幹線や泊りがけで行くというわけにもいかず、青春18きっぷと在来線特急を利用しての車中泊の旅となった。16日(金)の夜に神奈川の自宅を出発、快速「ムーンライトながら」に乗り、翌17日の朝に岐阜県は大垣に到着。そして普通と新快速を乗り継ぎ京都へ向かった。ここから特急たんば1号で城崎温泉に向かい、さらに普通に乗り換えて午後12時45分に餘部着。 餘部駅そばの踏切から隣の鎧駅方面を見たもの。新しい橋は、この餘部鉄橋の向かって右側に建設中だ。工事現場に人の話では、画像の奥に見えるトンネルはそのままで、トンネルから出た線路は向かって右側にカーブさせて新しい橋に接続するとのこと。 初めて下から見上げる餘部鉄橋は実に雄大。こんな大規模な建造物を、100年も前にどうやって作ったのか、想像を絶する。はるばるアメリカから材料を輸入、しかも当時は餘部への陸路がなかったために、海路で運ばれて餘部の海岸からから陸揚げされたという、今では信じられない話がある。工事のかなりの部分を人力で行ったものと思われる。何が何でも鉄道を開通させようという当時の人たちの思い入れには、凄まじいものを感じずにはいられない。 潮風にさらされて錆びた橋脚がその年月を物語る。いや、100年近くも経っていながらこの程度の劣化で済んだのは、高い製作技術とたゆまない維持管理の証明と言うべきだろう。 これは山側から撮影したもの。現在ではコンクリート製の橋げたの建設が進んいる。すでに公開されている完成予想図の画像によれば、新餘部鉄橋(?)は普通のコンクリートの高架橋になってしまうらしい。つまり、もう「鉄橋」でなくなってしまうわけだ。地元の方の話では、ここには餘部鉄橋目当てに全国から観光客が訪れるそうで、この日も多くの観光客が見物に訪れ、観光バスまでが来ていた。が、味気ないコンクリート橋になってしまうと、ここを訪れる人も減ってしまうのではなかろうか。時代の流れと言ってしまえばそれまでだが・・・。 しばし餘部周辺を歩いてそののどかな景色を大いに楽しみ、ストレスの多い毎日から開放されて久しぶりに心の洗濯をした。16時17分、豊岡行きの普通列車で帰途に就く。その後、豊岡で福知山行き普通に乗り換え、福知山では特急はしだて8号に乗り京都へ向かう。そして、新快速、普通を乗り継いで大垣へ。大垣ではお約束の?ムーンライトながらに乗り換え。 さて、老朽化や利用者減少などのために、全国各地で古きよき時代の列車や路線が廃止されたり、建造物が取り壊されることが多く、そのたびに保存を求める声が上がるようだ。車や飛行機での旅行が当たり前となった今では致し方ないのだろうが、保存を求めるぐらいなら普段から積極的に鉄道を利用して、その財政に貢献してはどうだろうかと思う。普段は車しか乗らないのに、感情的な理由で鉄道の保存を求める人がいるとしたら、それはスジ違いではなかろうか。と、えらそうなことを書く私は、基本的にJRでの長距離旅行は青春18きっぷが使える期間しかしないのだ(笑)。もう少し運賃が安ければなぁ・・・。 機会があれば、橋が取り壊されるまでにあと1回ぐらいは餘部を訪れてみたい。今度は久々に特急はまかぜにでも乗ってみたいものだ。
2009.01.17
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カトレア原種の中でも名個体の、C.トリアネー’ザ・プレミア’(C. trianaei 'The Premier')が開花した。2007年1月9日に引き続いて2年ぶり2回目の登場。確か去年も開花したはずなのだが、遠く離れた貸温室に預けていたために、残念ながら撮影するタイミングを逃してしまった。 さて、前回紹介したときは1輪咲き、そして今回も1輪。本来なら一度に3、4輪は付くはずなのだが、今の栽培環境ではなかなか思うように咲いてくれない。とりあえず、今回はこれぞトリアネーというべき典型的な形に咲いてくれている。光の当たり方の問題で花の下半分が暗くなっているのがちと残念。鉢からバルブがはみ出しているので、今年の春は株分けしようと思う。
2009.01.13
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カトレアの交配種、 Lc.コスモ・ホーレース(Lc. Cosmo-Horace)が貸温室の中で開花した。交配親は C. ホーレース'エロクエンス'×Lc.ジャスト・フレンズ'トーキョー'(C. Horace 'Eloquence' × Lc. Just Friends 'Tokyo' BM/JOGA)。2008年1月26日の日記に登場した花と同じもの。 しかし、この咲き方は失敗だなぁ、こりゃ(笑)。去年は1輪しか付かなかったがそれなりにきれいに咲いてくれた、今回は2輪咲いたのだが、栄養が回らなかったのか今ひとつな様子。ちなみに、画像では分かりにくいが、もう1輪はこの花の真後ろで向こうを向いて咲いている。カトレアは、その年によって咲き方が大きく違うところが面白いところでもあり、また難しいところでもある。
2009.01.12
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1月11日(日)、今日は横浜に出向いたついでに、サカタのタネのガーデンセンターに立ち寄った。私は横浜に用事があるときはここに立ち寄ることが多い。なんと言っても横浜駅から歩いて行ける距離にあるのがうれしい。(私は回し者ではないので ^^;) 今回の収穫物のひとつがこのスリット鉢。鉢の底にスリットが入っており、根のサークリング現象を防いで根張りを良くするという、巷で噂になっている?鉢だ。サークリング現象とは、根が鉢の中で”とぐろ”を巻くように走り回る現象で、スリット鉢は根に空気を与えることによってこれを防ぐというもの。買った鉢のサイズは5号で、お値段は1鉢94円也。 さて、果たしてそのスリットの効果はあるのかどうか、春になったら何かを植えて実験してみたい。それにしても、この鉢のデザイン、もうちょっと何とかならんものだろうか?
2009.01.11
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西暦が2000年代に突入してから9年。私にとっては公私共にいろいろなことがあったので長い9年間だったように思う。昨年(2008年)の元日の日記で、パソコンを買い換えることが2008年の目標だと書いたが、残念ながらこれは予算の関係で実現しなかった。今年もWindows Meを騙し騙し使うことしなりそうだ。が、その代わりというわけではないが、昨年の12月30日に、約6年ぶりに新しいデジカメを購入した。今日がそのデジカメのブログデビューの日となる。機種については後日書く予定。 さて、今日は2006年以来恒例となってしまった(?)元日登山の日。2006年元日は丹沢・大山(おおやま)、2007年は丹沢山、2008年は丹沢の塔ノ岳へ。そして今年は他の山に行く構想もあったのだが、いろいろ準備不足だったこともあって、昨年に続いて今年も搭ノ岳に行くことに。標高は1491m也。 ルートは昨年と同じく神奈川県秦野市の大倉から大倉尾根を登る標高差1200mのコース。午前7:07ごろ登山を開始し急斜面をひたすら登り続け、午前10:20に頂上へ到着。所要時間は3時間13分也。昨年は4時間かかったことを考えると、今回はペースが速かったようだ。 ちなみに、この大倉尾根、急斜面がバカみたいに延々と続くことから、通称「バカ尾根」とも呼ばれている。大阪弁に訳すと「アホ尾根」になる(なんでや!^^)。それゆえに、足腰に負担がかかるため、昨年は下山中にかなり苦戦を強いられた。日ごろ、一日中パソコンの前に座って仕事をする者としては、かなりハードな道のりとなる。今回も、頂上間近にしてひざの痛みが始まったが、とりあえず頂上に到着。 今日は快晴に恵まれ、富士山や日本アルプスまでもがくっきりと見えた。新しいデジカメは画素数が以前に比べて4倍近くも増えたはずなのだが、その割にはあまり画像が変わり映えしないのは、まだ私がデジカメを使いこなせていないのか、それとも私のパソコンのモニターの問題なのか? ああ、新しいパソコンが欲しい(笑)。 こちらが山頂から江ノ島方面を見たもの。矢印の先にぽっかり浮かんでいるのが江ノ島。とにかく天気が良く、横浜、東京都心、房総半島、伊豆半島、伊豆大島ほか伊豆七島の一部までが良く見えた。ほかの登山客の会話の中で、「こういう景色の素晴らしさは、いくら人に話しても分かってもらえない。行った人にしか分からない」という声があったが、本当にその通りだと思う。 これが山頂にある尊仏山荘。食事、休憩ができるほか、宿泊施設もある。いつかここに泊まって夜景と星空を眺めてみたいものだ。 その尊仏山荘には有料のトイレがあるのだが、その注意書きに「使用したトイレットペーパーは必ず持ち帰ってください」とある。まあ、水も電気もない場所だから止むを得ないのは分かるが、ウ○○の付いたトイレットペーパーをリュックに忍ばせて下山するのも精神衛生上良くないので(笑)、急な便意を催すことのないように体調を整えてから登りたいものだ。 午前11:30には下山開始。しかし、懸念していた足の痛みがまたもや始まった。去年はこれでかなり下山がつらかったのだが、そういうときに備えて今回はインドメタシンを用意していたので、なんとかこれでしのいだ。午後1:20に大倉到着。所要時間は1時間50分也。昨年は下山に2時間30分かかったことを考えると、今回は下山のペースも速かったことにる。インドメタシン恐るべし。 実は、2007年、2008年、そして今年も下山中の足の痛みに悩まされている。まあ、痛みを防ぐには、行きも帰りもゆっくり歩けばいいのだろうが、私はせっかちなので(笑)、前へ前へと進まないと気が済まないタチなのだ。誰かが前を歩いていると追い抜きたくなるし、誰かに追い越されると悔しくなってしまう(笑)。その割には自分の人生は前へ前へと進んでいる気がしないのだが、その話はやめておこう(笑)。今年も充実した年にできるよう心に留めておきたい。追記(1月12日) インドメタシンで下山中の足の痛みを抑えた話を書いたが、やはり薬に頼りすぎるのはあまり好ましくないので、これから高低差の大きい登山をする前には、近場の山にでも登って足を慣らしておこうかと思う。しかし、私は20代の頃は肉体労働をしていたことがあり、その当時はいきなり日帰りで富士山に上り下りしても平気だったのだが、やはり今はデスクワークをしているせいか体が鈍っているようだ(苦笑)。
2009.01.01
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