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昨年の初夏に、ネットオークションで入手したウチワサボテンの種子が発芽している。品種は、おそらくタンシウチワか大丸盆あたりではないと思うが、それは成長してからのお楽しみ。 入手した種子は5粒。播種した直後、1粒だけが発芽したが、あとの4粒は音沙汰なし。もしかして、個人売買だったから、種子の状態に問題があったのでは?と疑ってしまったが、なんと、夏、秋、冬を経て残りの4粒が発芽したのだ。その間、種子を蒔いた鉢は軒下に置きっぱなし。つまり、その種子は真冬の厳寒期を乗り越えたことになる。改めてサボテンの種子の生命力を知った。 面白いのは、双葉が出たありに出てくる葉が鉛筆ぐらいの太さの円筒形だったこと。これが3,4センチほど育ったところで一旦葉の成長が止まり、ようやくウチワ型の葉が出る。 こちらは、昨年発芽してそのまま冬を越した苗を、春になって職場の庭に移植したもの。小さいながらもウチワ型の葉が出ている。今後、残りの4株も職場に移植したい。そして、このサボテンの種類を特定したい。種子から育てるだけに、愛着がわきそうだ。
2017.07.30
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今年のドウィアナ開花報告第4弾・・・と行きたいところだが、今回は残念なお知らせが・・・。今年の第1弾のときに、今年はドウィアナが5個体6株が開花する見込みだと書いたが、非常に期待していた'El Dorado' (’エル・ドラド’)が開花に失敗してしまったのだ。前回の登場は昨年の9月4日。その当時は台風で吹き飛ばされながらも、なんとか開花した姿を紹介できたが、今年はつぼみが上がったのに開花に失敗したのだ。 オゥ・マイ・ガッ! つぼみが開きかけの状態でご臨終となってしまった・・・。この個体は昨年の秋に鉢増しをして、現在所有するドウィアナの中でも今年は特に生育が良く、つぼみが4輪も上がっていたので非常に期待していたのだが・・・。心当たりとしては、つぼみが開きかけた頃に、異常に暑い日があったこと。その日を境目にしてつぼみの成長が止まってしまった。ドウィアナを栽培していてこんなことは初めて。ただ、株そのものは大きく健康に育っており、暑さによる株そのものへの傷みは特にないのがせめてもの救いか。来年こそは、紳士のようにきりりと引き締まった花を紹介したいところだが。なお、第5弾は今のところ順調につぼみが上がっているので、おそらく正常に開花しそうな模様。
2017.07.29
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6月28日の日記で、セントポーリアの原種のペンジュラ・キザレ(Saintpaulia pendula var. kizarae)が、瀕死の状態から復活して開花した話を書いた。一時期は本体が枯れ、葉っぱがたったの4枚しか生き残らなかったという、まさに風前の灯状態だったのだが、私のかつてのセントポーリアの栽培の経験が活かされたのか、めでたく復活して開花してくれた。実はあのセントポーリア、1年以上植え替えしていなかったのだが、今日、久しぶりに植え替えした。 現在では様々な交配種がある中で、私はこの一重の「プレーン咲き」と呼ばれるものが一番好きだ。セントポーリアの栽培にはコツが要るが、環境が合えば次々に花が咲いてくれるのがうれしい。 さて、以前も書いたことがあるが、実は私は過去にセントポーリアにかなり凝っていた時期がある。1回目は高校生時代、2回目は二十代の頃。交配して新品種も育成したほどに熱中した。ただ、当時から育てている植物が多く、転勤が多かった関係もあって、セントポーリア栽培は完全にやめてしまった。しかし、このペンジュラ・キザレの開花を見ていると、あの当時の気持ちが蘇ったのか、先日の日曜に立ち寄った園芸店で、いつの間にか(笑)買い物カゴの中にセントポーリアが3鉢入っていたのであった(笑)。 上の画像の左から、ルピコラ(S. rupicola)、ホワイト・イオナンタ(S. White Ionantha)、ベルチナ(S. velutina)となり、いずれも過去に私が栽培していた原種である。まずは、今育てているペンジュラ・キザレと今回の新入りの3種の合計4種で、しばらく頑張ってみたい。こういう時は、ついつい我を忘れてあれこれ買いたがるものであるが(笑)。まずはこの4種で今の環境で栽培方法を確立させたい。いずれはこのブログを通して、セントポーリアの魅力を発信できればと思っているのだが、果たしていかに?
2017.07.26
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今年も、恒例の(?)C. labiata coerulea(C. ラビアタ・セルレア)が開花する時期がやってきた。当ブログへは2年前の7月15日に続いて8回目の登場。前回、開花後に株分けする予定であると書いたが、実際にバッサリ株分けし、その関係もあって昨年は開花しなかったが、今年は持ち直してくれて1花茎に4輪咲いてくれた。 色も形もなかなか良く出ている。で、毎度毎度のことながら、この個体はラビアタとしては開花期が非常に早い。葉が分厚くて幅広いので、おそらくC. warneriの血が入っている可能性が高いが、花そのものは非常に優秀なので、とても気に入っている。花が終わったら鉢増しする予定なので、来年はもっと豪華に咲かせたい。
2017.07.24
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今日は、東京都内へ所用があったので車でお出かけ。せっかく都内まで来たので、その最寄りの園芸店を尋ねることにした。私は、地元のホームセンターの園芸売り場をこまめに覗くのが好きだが、どこも似たり寄ったりの品ぞろえなので今一つ面白みに欠ける。その点、独立系の大型園芸店では商品の流通経路が異なるのか、ホムセンでは見られないものにお目にかかれることが多く、そういうところではいつも心が躍ってしまう。で、今日はちょっとレアものをゲット。サトイモ科のキサントソーマ・アトロビレンス ’アルボマルギナータム’ である。 ご覧の通り、サトイモのような大きな葉に白い斑が入るという、観賞価値が非常に高い品種だ。私が高校生の頃にはすでに図鑑で見て存在を知っていた品種なのだが、当時の図鑑によれば、大型で葉柄が折れやすく、栽培には高温を要すること、また生育が遅くて繁殖率が悪いことから、市販はされていないとのこと。そんなわけで私は実物にさえお目にかかったことがなかったのだが、今日、たまたま立ち寄った園芸店で売られているのを発見。迷わず購入した。というわけで、今回ゲットしたこのキサントソーマ、果たして当地で上手く育つのかどうか、今後の様子を見てみたい。
2017.07.23
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今年のドウィアナ開花報告第3弾。今日紹介するのは、ブログ登場6回目のC. dowiana aurea marmorata(C. ドウィアナ・オーレア・マルモラータ)。前回の登場は昨年の7月29日。1花茎4輪咲き。 もう、素晴らしいの一言に尽きる(^^)。毎年、ドウィアナが咲くと本当にワクワクする。黄弁赤リップの花は、夏の緑に良く映える。暑い盛りに咲くために花の寿命は短いが、所有する株が次々に咲いてくれるのが嬉しい。ただ、この個体、本来はこのようにペタルとセパルに赤い筋が入るのだが、昨年と今年は入っていないのがちょっと物足りない。 これは4年前の画像だが、この時が最も個体の特徴が良く表れていた。次に特徴が表れていたのは、ブログ登場4回目の一昨年(2015年)のこと。なんとかあの赤い筋を毎年安定して再現したいところだが、なかなか上手く行かない。日照量が多いと赤い筋が入りやすい傾向があるようだ。ちなみに、赤い筋が良く入ったのは、いずれも神奈川県座間市在住時代のことで、当時の庭は日当たりが良かった。 ところが、2年前に千葉県成田市の現在の場所に転居してからは、周囲に建物があるために真夏以外の日当たりが今一つなのが悩み。しかも、季節や時間帯による日照量の落差が大きく、日当たりが悪いと思って遮光を薄めにしていると、真夏になって葉焼けを起こしてしまう。かといって遮光を強めにすると、日当たりが悪い時間帯や季節の光線量が少なくなり、バランスが難しい。 昨年は、キャベツの栽培などに使う網戸のような防虫ネットで遮光したら、真夏の昼間の日照が強すぎてかなりの株の葉が傷んでしまった。今年も、まずは昨年と同じネットを使っていたが、先週末からは遮光率50パーセントの黒い寒冷紗に変えてみた。これで様子を見てみたい。とみかく、今の住居に来てから、日照量の面でカトレアの栽培がちょっとやりづらくなったように感じる。なお、この個体は3年前に2株に株分けし、もう1株もつぼみが上がっているので、良い花が咲いたら追加でここに紹介したい。
2017.07.22
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一昨年と昨年は、メロンのサンライズ、大和ルナメロン、大和プリンスSメロンを種子から栽培したのだが、一昨年は着果率が良かったのに、収穫間近に雨が降り、根腐れを起こして3株ともあっという間にご臨終(泣)。昨年は、着果率が低い上に収穫間近になってツルの勢いが急速に衰え、サンライズは1個着果していたものがあえなくご臨終、大和ルナはかろうじて1個、大和プリンスSは小さいものが2個収穫できたが、糖度の方は今一つ。で、今年もサンライズ、大和ルナ、大和プリンスSの3本立てで行こうと思っていたのだが、さすがに種子が古かったせいかサンライズは発芽せず、大和ルナと大和プリンスSの2本立てで行くことにした。 これが市民農園での今日のメロンの様子。全く傷みのない青々とした葉を茂らせ、雌花も続々と咲いて着果も進んでいる。今のところは非常に順調だ。そう、毎年この時点までは順調なのだが、いよいよ収穫間近というところでハプニングが発生するのが毎度のお約束(笑)。そのタイミングで大雨でも降ろうものなら根腐れを起こしてしまい、ラブストーリーではないが(笑)突然にご臨終になってしまう。また、根腐れしなかったとしても、雨によって果実が急速に水分を吸ってしまい、果実が破裂することも多い。かといって、完全露地栽培なので雨ばっかりはどうしようもない。とりあえず、こまめに水やりに行って、なるべく晴天時と雨天時との水分量の差を小さくして様子を見てみたい。これでこの2品種の栽培が上手く行ったら、来年はサンライズのみを栽培してみたい。将来はマスクメロンことネットメロンを栽培するのが目標。
2017.07.15
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カトレア交配種、C. Fabia 'Gold Doubloon'(C. ファビア ’ゴールド・ダブルーン’)が開花した。これは、C. dowianaとC. labiataの交配種で、1894年に登録されたもの。ただ、この個体はおそらく再交配で作出された可能性が高い。入手したのは2010年の7月なのだが、どうも開花しにくい個体のようで、入手して7年経ってようやく開花した。 C. labiataとの一代交配種とはいえ、C. dowianaをそのまま進化させたような黄弁赤リップの個体だ。現代のカトレア交配種は何代にもわたって様々な品種が交配されているが、初期の頃の交配種はこんな感じだったんだろうなあと思うと、何だかワクワクする。通常は、C. Fabiaはラベンダー系の個体が多いようだが、この個体はC. dowianaの影響を強く受け継いだ黄弁赤リップである。実はこの個体、せっかくの初開花なのだが、花が正常に開き切っていない。色や開花時期だけではなく、栽培の難しさ?までC. dowianaの影響を強く受けたようだ。株そのものはそれなりに大きくなっているので、来年は正常に開花した花を披露できることを期待したい。
2017.07.14
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7月8日に続いて今年のドウィアナ開花報告第2弾。今日紹介するのは、ブログ初登場となるC. dowiana aurea (C.ドウィアナ・オーレア)の普通個体。昨年2月の東京ドームの世界らん展の即売場で、南米の業者から購入したもの。この個体の由来を尋ねたら、山木を株分けして増殖したものだとのこと。遥々南米からやってきたということで購入した当時はちょっとくたびれていたが、その年の春から成長が良く、案外早く開花が見られるのではないかと期待していたところ、1年5か月でめでたく開花した。1花茎3輪咲きで、大きさもほぼ本来の大きさ。 オ~ゥ、素晴らしい(^^)。選別個体ではないのに、この美しさ。本当にドウィアナが開花するたびに惚れ惚れしてしまう。香りも強くて、特に昼間の方が強い。多くのカトレア趣味家を虜にするのも頷ける。実は私が20歳の頃、南米から輸入された山木を購入し、1回開花させただけで枯死させた苦い経験があるので(汗)、今度こそは大事に育てたい。今年はドウィアナがあと3個体4株が開花する見込みなので、非常に楽しみだ。
2017.07.13
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かれこれ11年近く前になるが、ドラセナ・フラグランス(Dracaena fragrans)の園芸品種のビクトリア(Victoria)を紹介したことがあった。あの「幸福の木」とは斑の入り方が逆になるという品種だ。2006年10月20日を最後に、ブログに一度も登場していなかった。当時はこんなに素晴らしい姿を呈していた。 オゥ、ビュ~ティフル(^^)。今でもこの画像を見ると惚れ惚れしてしまう。あれ以来ブログに登場していないのだが、ちゃんとこの品種は今でも生きている。ただ、5年ほど前に「取り木」してからの生育が今一つ。根元側の株は趣味家に譲渡し、新芽側を手元で育てているのだが、現在の姿はこんな感じ。 ん~(ーー;)、枯れてはいないのだが、なかなか大きくなってくれない。何がいけなかったのか? 先日、新しい用土に植え替えをしてみたが、根は案外しっかり張っているので今年は何とか持ち直してくれると期待しているのだが。 そして今日は新しい品種を紹介。一昨年の秋に入手した「ビクトリア・ホワイト・パラダイス」だ。名前から推測するに、ビクトリアの「白斑種」のような印象があるが、正確な由来は不詳。しかし、こちらもビクトリア同様に観賞価値が高い。ただ、斑の面積が多くくて葉緑素が少ないせいか、生育が遅いのはビクトリアと同じ。こちらも新しい用土に植え替えたので、将来はゴールドとホワイトのツーショットが披露できればと思っている。
2017.07.11
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今年もドウィアナの開花の季節がやってきた。今年は豪勢に5個体6株が開花する見込みだ。そのトップを飾る・・・はずだった(笑)のは、ブログ登場5回目になるC. dowiana rosita 'Fischer's' (C. ドウィアナ・ロジータ ’フィッシャーズ’)である。前回の登場は昨年の7月24日なので、今年は2週間ほど早いことになる。が、残念ながら今回は株の調子を崩して咲き映えは今一つだ。 この個体、性質が極端に弱いわけではないが、やや気難しいところがある。2013年の初登場時はリードが2本出て2花茎5輪咲きという豪華な姿が披露出来たが、翌年の2014年、2本のリードのうち2つが成長途中で枯死してしまった。さらにその翌年の2015年の秋に株分けをしたのだが、リードが健全な側の株は活着したが、リードが枯死した側の株は芽を吹きかけたものの、そのまま成長が止まってしまい、あえなく枯死してしまった。 で、活着した側の株だが、昨年は夏の日照量が強すぎたのか、葉焼けはしなかったものの葉がやや黄色くなってしまい、少々傷んだ模様。その影響で、今年のリードはかなり小さめ。やっと咲いた花も、完全に開き切らず、ちょっと中途半端な咲き映え。ただ、幸いなことに、新しいバルブから根が盛んに伸びているので、来年は本来の開花が楽しめるものと期待している。貴重な個体なので、何が何でも枯死だけは避けたい。
2017.07.08
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梅雨時で天気が不安定な今日この頃、自宅庭では夏咲きのカトレアの開花が続いていて、気分が滅入りがちなこの時期に芽を楽しませてくれている。今日紹介するのはC. warscewiczii coerulea(C. ワーセウィッチー・セルレア)。昨年の6月29日に続いて早くも5回目の登場。1花茎3輪咲き。 2010年の秋に小さな実生苗を購入し、2013年の初開花以来、毎年安定して咲いている。しかも、白弁青リップで形の良い優良個体だ。ただ、この個体、まだ本領を発揮していないと見ている。晩秋から春にかけては貸温室に預けるので、この時期の日照量がいつも不足気味なのがつらいところ。先日紹介したワーセウィッチーの’サンデリアナ’がしばらく咲かなかった原因もおそらくそこにある。毎年、バッサリと不要な株を処分しているが、残った株が次々に大きくなるのと、新たに株を買ったりするので、いつまでたっても場所が確保できない(笑)。それでも、この個体は毎年咲いてくれるのが有り難い。
2017.07.02
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一代交配種のC. Hardyana semi alba(C. ハーディアナ セミ・アルバ)が開花した。一昨年の2015年7月18日に続いて4度目の登場。昨年は調子が今一つで開花しなかったが、今年はそれを挽回するかのような見事な咲きっぷりだ。1花茎に4輪が咲き、色、形が今までの中では最高に良い。というわけで、4輪すべての画像をご紹介。 この鮮やかな花が自然の温度下で伸び伸びと咲いている姿は実に見ごたえがある。もともと、未開花の実生苗を購入したのだが、この個体は間違いなく当たりだ。交配親のC. dowianaをそのままセミアルバにしたような優良個体だ。また、今までは香りはあまり感じられなかったのだが、今回はdowiana譲りの香りがほのかに漂ってくる。来年がさらに楽しみになってきた♪。
2017.07.01
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