森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.12.28
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仕事についている人は、一度は仕事を辞めたいと思われたことがあるのではないでしょうか。

人間関係がうまくいかない。上司と折り合いが悪い。仕事がきつい。残業が多すぎる。
仕事が難しすぎる。仕事が単調すぎる。出張が多すぎる。ノルマがきつい。
通勤時間がかかる。給料が安すぎる。ボーナスが少ない。休暇が取れない。
得意先との接待で疲れる。得意先やエンドユーザーとのトラブルに巻き込まれた。
などいろんな理由があるでしょう。

私は人の思惑ばかり気にしていました。
仕事上の人間関係、特に上司との関係で悩み辞めたい気持ちでいっぱいでした。
58歳の時に早期退職優遇制度が実施された時、すぐに手を挙げて辞めました。


家のローン、子供の教育費、生活費を稼がなくては生活できなかったからです。

転職ということを森田理論ではどうとらえたらよいのでしょうか。
私は転職したいという気持ちは最大限認めてやるべきだと思います。
そういう気持ちがあるということは抑える必要はありません。
逆に抑圧したり、無視したり、否定することからますます仕事に身が入らなくなる
のだと思います。その気持ちはもっともな気持ちだと思います。

大体人間の行動というものは、森田理論でいっているように、見つめる、
感情が発生する。こうしたい、こうしたくないという感情の高まりが起きる。
その過程を踏むことによって、自由で積極的、建設的、創造的行動につながるように
なっています。ところがほとんどの仕事は、生活費を稼ぐためにいやいや仕方なくして
いるというのが現状だろうと思います。

いやいや取り組んでも、そのうち興味がわき、積極的に仕事にかかわれるようになれば
いいのですが、ほとんどの人はそうはなっていないと思うのです。

それはあなたの取り組み方の問題ではなく、仕事の成り立ち、仕組みそのものの
抱えている問題であると思っています。





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Last updated  2013.12.28 18:13:59
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