森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2024.03.15
XML
カテゴリ: 感情の法則
明日テストがあるので勉強しなければならない。
あるいは明日プレゼンがあるので準備をしなければならない。

やらなければいけないことは分かっているがどうしても手が出ない。
その原因はいろいろとあると思います。
1、難しくてどこから手を付けてよいのか分からないという場合もあります。
2、やる気が出てこない、苦痛だ、イヤだという気持ちになることもあります。

1の場合は、一人で考えているだけでは難しいのではないでしょうか。
詳しい人の協力を仰ぐなどの対策が必要です。

2は気分本位の態度です。

破れかぶれな気持ちになって、そのまま寝てしまう。テレビを見てしまう。
ネットゲームにはまってしまう。you tubeを見てしまう。
酒を飲んでしまう。カラオケに行く。パチンコに行く。
そしてあとから後悔することになります。

この場合は感情の法則を活用することです。
「森田理論学習の要点」に「不快な感情もそのまま感じながら、必要な行動をしていくとき、感情は自然に流れ去り、行動したという事実だけ残ります」
「森田理論学習の実際」には、「プラスの行動には快の感情が伴い、マイナスの感情には不快の感情が伴う」とあります。
これは感情は、 ​「新しい行動を開始すると、新しい感情が発生する」​ ということだと思います。

気分に振り回されそうになった時は、この法則をすぐに応用することです。
車の運転中に眠くてどうしようもないときは、路肩やサービスステーションで15分くらい寝ることです。眠気が取れて正常運転に戻れます。

この場合は、風呂に入る。シャワーを浴びる。外に出てしばらく散歩をする。近くのコンビニに行く。
するとあれほど眠たかったのが、ウソのように眠気が飛んでしまいます。
精神が弛緩状態にあったものが、緊張状態に切り替わるのだと思います。

森田に「休息は仕事の中止ではなく、仕事の転換にある」とあります。
これを活用して30分おきに、仕事を変えていくと相当な仕事ができます。
「新しい行動を開始すると、新しい感情が発生する」 ということを思い出したいものです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.03.15 06:35:18
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

森田生涯

森田生涯

Calendar

Comments

森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: