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♪ さくらんぼあの日の君の目を閉じて転がしてみる光りの中を スイミングが休みで、昼過ぎにやって来た孫。当然の成り行きでバティングセンターへ。半田市のコロナワールドまでちょっと遠いが、行ってみた。ゲーセンの奥にあって設備も機材も新しくこぎれいで、先日行ったところとは大違いだ。10打席あって、小学生用の遅い玉用の打席があるのも有難い。 1ゲーム25球。5ゲームやって帰ってきた。パパが打てないので「もったいない」と、言っていたのを思い出した。 小学生用の遅い(60km/h)玉だが、フォームが滅茶苦茶でなかなかヒットしない。「左肩が上らないように」とアドバイス。4ゲーム目にはだいぶ当たるようになったが、どうしても振り遅れる。ポイントが近すぎるのは、視力が悪いせいかもしれない。 視力が悪いのでは動くものを打つのは無理というもの。学校の検査で引っかかっていて、眼鏡を掛けるかどうか迷っているところらしい。仮性近視なので先々どうなるか分からないが、両親とも近眼だし、じーじも眼鏡が要る。近視は避けられないだろう。 いつどのタイミングで眼鏡を掛けるか、しばらく様子をみてみようというところ。 帰ったところへ、新しいご近所さんがサクランボを持ってきてくれた。豊田市の実家の家庭菜園で採れたものだとか。収穫の時期となって家族で収穫したらしいが、たくさんあって採りきれなかったとか。 それでも自分の家では食べきれないほど採れたものの、保存がきかないので近所に配り、我が家にも持ってきてくれたというわけ。LINEで送ってくれた写真。何と美しい輝き! 桜の品種は分からないらしい。自宅でサクランボが収穫できるなんて、なんと素晴らしいことでしょう。確かにこれらを一気に収穫するのは大変だろう。「摘花して結実数を減らすといいんだけど、お母さん一人ではできなくて」と、たくさん生らせすぎで実が小さいのを弁解していた。濡れたルビーの輝き。かなりの量があった。ちょうどが来ていた孫と、あっという間に食べてしまった(持ち帰り分をよけて)。 口に含むと、最初にグミの味がし、噛みしめると控えめな甘さの中に酸味がにじむ。素朴な昔懐かしい味がするが、子供の頃によく食べたあの小さなサクランボとは大違い。口や服の袖を紫色に染めて親に叱られたあれは、そんなにうまいものではなかったが、子どもには魅力的なものだった。 一つの軸に3つも4つも実が付いているのがあったし、たくさん生らせすぎなのか確かに実が小さい。パパとママにもおすそ分け。赤くなった苺2粒と一緒に持ち帰った。
2023.04.30
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♪ 百歳が五十万人電車内のシートはすべてゴールドとなる いま1億2000万人を超えている日本の人口。2056年に1億人を割り込み、2070年にはおよそ8700万人にまで減るとの予測。国立社会保障・人口問題研究所が、2020年の国勢調査をもとにまとめた推計。2020年から50年でおよそ7割にまで減少することになる。 人口全体は減っていくが、オレンジ色で示した65歳以上の幅はあまり変わらない。 2020年は総人口の28.6%、その後は増加傾向が続き、1971年から1974年に生まれた「第2次ベビーブーム世代」が65歳以上になったあとの2043年にピークを迎える。そして、2070年には総人口の38.7%にあたるおよそ3367万人となる見込み。 思っていたよりも長く、高齢者が世に憚るらしい。65歳以上の「高齢者の人口」のピークが2043年で、20年後だ。現在の平均寿命の男女平均が84.57歳で、いま45歳の(1978年生まれ)は40年前後ある。ピークは過ぎても高齢者の占める割合は、高いままに推移するらしい。 2067年には、100歳以上の人口が50万人に達し、出生数を上回るという恐ろしい数字が出ている。平均寿命はまだまだ延びるということか。 このうち外国人は1割を占める。前回の予測よりも8千万人ほど増えている。しかしこの辺りは大きく変化する可能性があるだろう。人口ピラミッドの推移1965年から5年おきの画像が見られます。 この先、50年足らずで3割もの人口減。 0歳から14歳までの人口は、2020年は総人口の11.9%だったものが、2070年にはおよそ797万人と総人口の9.2%まで減少する見込み。1年間に生まれる子どもが70万人を割り込むのが2043年で、前回、6年前の推計よりも3年早まるとし、さらに、2070年には50万人まで減ると予測している。外国人の増加などに伴って上昇するのを加味してのこの数字。 現役世代の負担はますます重くなる。2020年の時点では高齢者1人を現役世代2.1人で支えていたのが、2070年には現役世代1.3人で支えなければなくなる。*2024年(2023年) 100歳以上の人口が10万人を超える。*2027年(2025年) 65歳以上の人口の割合=「高齢化率」が30%を超える。*2031年(2030年) 日本で死亡する人の数が160万人を超える。*2031年(2030年) 総人口の平均年齢が50歳を超える。*2032年(2029年) 15歳から64歳までの「生産年齢人口」が7000万人を下回る。*2033年(2040年) 0歳から14歳までの「子どもの人口」が1200万人を下回る。*2035年(2032年) 18歳の人口が100万人を下回る。*2040年(2039年・168万人)日本で死亡する人の数がおよそ167万人でピークを迎える。*2043年(2042年・3935万人)65歳以上の「高齢者の人口」がおよそ3953万人でピークを迎える。*2043年(2046年) 外国人を含めた日本で生まれる子どもの数が70万人を下回る。*2044年(2042年) 総人口が1億1000万人を下回る。*2044年(2052年) 18歳の人口が80万人を下回る。*2056年(2053年) 総人口が1億人を下回る。*2067年(2063年) 総人口が9000万人を下回る。*2067年(2063年に50万人)100歳以上の人口が50万人に達し出生数を上回る。」 ※「()内は前回推計」 因に、2071年以降の予測も発表されている。2100年の予測では(死亡中位仮定、出生中位仮定)およそ5,300万人、2120年の予測は(死亡中位仮定、出生中位仮定)およそ4,000万人となっている。 およそ100年後には4,000万人まで減少するとの予測。確率のほどは分からないが、増えることはないのは疑いようがないらしい。日経新聞 中国の人口は今後減少に向かうだろうし、インドもいずれピークを迎えて減少する。その中でナイジェリア(人口と経済規模から「アフリカの巨人」と称されることが多い)が、人口増と共にぐんぐん力を増していくと予想されている。
2023.04.29
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♪ キジバトが頭上で時を告げているピッチャー大谷3安打目の この時期になると必ず気になってしょうがないのが、薔薇の若芽に産卵しに来るチュウレンバチ。天気のいい日は毎日のようにやってきて、黄色い腹を見せて細枝に取りついている。見つけ次第捕殺する。 昨年ほぼ枝を払って幹だけになった白のモッコウバラが、横枝をたくさん出している。その横に伸びている新芽にヤツがやって来る。枝が込み入ってないので、抱き付いているのが横からよく見える。もう10匹は駆除しただろうか。 モッコウバラの枝ばかり気にしていたら、鉢植えの名前を知らない薔薇に産卵してあった。もう卵が膨らみかけていたから、かなり前に産卵したらしい。上からしか見えないので全く気付かなかった。細い枝が首をうなだれていて変だと思い、枝の裏側を見て発見。極細の枝に産卵管を刺され、卵が膨らんで来るので堪らない。それが2か所あった。 何という薔薇か知らないがとても華奢で、ちっとも大きくならない。 地植えしたミニ薔薇にも若芽がにたくさん伸びている。茎が短かくて産卵出来ないのか、チュウレンバチは寄り付かない。 たくさん莟を付けているミニ薔薇。今後、どんな風に育っていくのか。 このコーナーは薔薇専用の花壇になりつつある。 レディー・オブ・シャーロットも無事育っていて、蕾が2つ付いている。何故かこっちにもチューレンバチは寄って来ない。そりゃあもう有難い事だ。大きなアーチ形のシュラブになって、毎日チューレンバチの駆除するなんて御免だ。 農薬散布を何度もしないといけない薔薇の管理だが、できれば極力避けたいからねぇ。 バレリーナには今年はあまり来ていないようだ。バラゾウムシが出た時に薬剤散布したのが効いたのかもしれない。パキラも植え替えが済んだらこの中に収めるつもりだ。 どうなるかと試行錯誤のパーゴラは、いよいよ初めての夏を迎える。気温上昇と共に勢いよく葉を広げている植物たち。秀明菊は伸びすぎぐらいに育っている。ブーゲンビリアがどこまで新芽を伸ばし、花が咲いてくれるのか。頭上の電線にキジバトが来て、おもむろに啼きだした。キジバトを真下から見るのは初めてだ。
2023.04.28
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♪ バイデンの再選出馬表明を聞きつつ穿つ生木の匂い 昨年「あげます&ほしいです 知多半島中心」で、「木をたくさん切ったので、欲しい方は自由に持って行ってください」とあった。行ってみたらもう大方無くなって目ぼしいものがない。しょうがないので、輪切りになって転がっていたものを3つほどもらってきた。 植木鉢を乗せるのに使えそうだ。鉢植えはそのままにしておくと、下から根がでてそのまま根付いてしまったりする。台に乗せればそんなこともなくなる。ブロックなどのは真夏に熱くなるので良くないし、見栄えも悪い。 切ったばかりの生木。そのまま置いておくと腐ってくる。三つのうち二つは、地面に接する側にロウを溶かして塗り込んでやった。今は、細く切ったブビンガの板を乗せる台になっている。 残り一つは結局、置く場所がなくて放置してあった。あまり良い木でもない。他の2つは、木の表面から察すると、クマシデとかクルミの類に似ている。それとはまた違う木のようだ。あまり魅力がないが、まあ形がちょっと面白いので手を加えてみることに。 生木なので日の当たった部分が割れ、皮が剥がれてきた。いっそ剥いてしまえと、やりかけたのはいいがきれいに剥けない。お前は一体何の木だ?ドリルで穴を開け、鑿で彫っていく。 皮を剥いだがあまりきれいには剥けず、木肌も美しいとは言い難い。チェーンソーでの切り口は汚いので、ノコギリで切り直し。木が硬いのか、ノコギリが切れないせいか、けっこう難儀した。 もっと深く掘下げようと思ったが、このしょうもない木をそこまで手を入れる気力が無くなった。全体にペーパーを掛けてはみたが、このままではどうしようもない。水抜き用の穴も開けてある。 この後どういう風に格好つけていくか。まだいいアイデアが浮かばない。割れ目は景色として尊重する。今はまだ半生状態なので、番線で縛るのもありだ。最終的には防腐剤を塗ってやるつもりで、色が付けば少しは様になるだろう。 最初、貰って来た時は薄い輪切りにして使おうと思っていたが、切るのが大変なので断念。製材所のようなところでカットしてもらわない無理だ。懇意だった大工さんは亡くなってしまったし、タダでそんなことをやってくれるところは無いし・・。ハンギングがまた一つ増えた。苺には実がついているものの、勢いがない。 ワイヤープランツの苗をかったものの植えるところがない。取りあえず空中から垂れ下げてやろう。
2023.04.27
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♪ 雑草という名の花の一つかなあまたの歌を残して逝かん 図書館には月刊誌「角川短歌」はないが「短歌研究」はある。本を借りに行ったついでに見ることはあっても借りてくることはなかった。それが、今月は5月号とこの「短歌研究年鑑2022」を借りてきた。 1年間に出版された総合誌の作品の展望と、歌集歌書の展望などから始まって、特集記事、歌人名簿、年刊歌集を網羅。歌人たちにとっては欠かせないものなのでしょう。歌集歌書展望は名の知れた歌人たちが歌集をひも解き、心に残った歌や注目した歌を3~7首ほど選んで感想を述べている。 まったく勉強不足の私にとって、こういう世界はヒマラヤの頂上ぐらい遠い存在だった。他人に難癖付けられるのが嫌であくまでも自分勝手に好きなようにやりたい私。すべてにおいて共通のあり方でもある。しかし、そんなことで上達するはずもない。他人の作品と意見から得る諸々のものを排除し、悪癖と視野の狭さが災いしていずれ行き詰まる。 だからと言ってそれをすればよくなるかと言えば、飛躍的に成長するものでもないだろう。ある種のタイミングでピタッと一致すればこそ、砂地に水が浸み込むように体に入って来るというもの。そんなタイミングが、今の私に来ているのかもしれない。 この分厚く細かい文字でびっしりと埋まった本を、ありがたいと思いながら読んでいる。歌集を買えばいいのだろうが、数も多いしどれも高い。ほんのエッセンスだけだとしても、知らない世界に誘ってくれるこの本は、興味深くメモをしながら読んでいる。 短歌に興味を持った時点で(17年前、57歳)こういうことをしていれば、今頃は歌集を何冊か上梓していたかもしれない。しかしまあ、軽自動車1台分ほどかかる自費出版なんて出来るはずもないし、そんな野望もモチベーションも持ち合わせていない。 日記に重しを付けて、単なる記録だけではないものを書き残したい。いや、残したいのではない。初めての連続である今、この時、心の中にあるものを、三十一文字で表現したい。限定された文字数にありったけのものを動員していかに表現するか、それが面白いというだけのこと。
2023.04.26
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♪ 熱帯夜に布団かぶって寝るような我慢比べをする罰ゲーム 先週はアジアの広い地域が熱波に見舞われ、各地で記録的な気温となっていた。東南アジアでは一部の国が今週、史上最高気温を記録。 *ラオス北部のルアンパバーンでは18日、気温が42.7度まで上がった。 *タイは先週末、史上初の45度超えを記録。15日に北西部の都市タークで45.4度の暑さ。首都バンコクのバンナー区で体感温度が50.2度に達するとの予報。多くの地域で先月末から、30度台後半から40度超の気温が続いているらしい。 *ミャンマーでは17日、北部サガイン地域の町カレワで、4月としては史上最高の44度を記録。 *中国でも18日、南東部・雲南省元陽県の気温が42.4度まで上昇し、4月の国内最高記録にあと0.3度に迫った。広い地域で、気温が平年を約10度上回っている状態から急降下し、今週末には平年を約10度下回るとの予報が出ている。 *インドでは、18日は国内48カ所で42度を超えた。最高は東部オリッサ州の44.2度。マハラシュトラ州では16日、屋外での式典に集まった人々が熱中症で倒れ、少なくとも13人が死亡。デリーは北の内陸部。ムンバイは中部の沿岸。(オハヨーツーリズムより) インドは5月ごろが一番暑い。それが4月での前倒しの猛暑となったわけだ。 去年も猛暑で、北半球の大部分で、繰り返し熱波に見舞われている。 ヨーロッパは3度の熱波に見舞われ山火事に拍車がかかり、数百万人が脅威にさらされた。ポルトガルとスペインでは、7月17日だけで1000人以上が「暑さ」が原因で死亡したとの報告。フランスでは山火事の影響で数千人が避難。イギリスのある空港では滑走路が溶けて飛行機の離発着ができなくなったし、暑さで滑走路が歪んでしまった空港もあったという。ウェールズでは史上最高気温も記録されている。Business Insider Japanより これはもう「新しいスタンダード」というべきだろう。今後はこれに拍車がかかって、さらに地球は暑くなっていくだろう。地球に人類という生物が生息し、繁殖して、環境を変えてしまっている。見方によってはこれも自然現象と言えるのかもしれない。 人間が原因であろうとなかろうと、間違いなく地球は変化し続ける。弱いものは淘汰され、適応出来ない生物は駆逐される。何がどうあろうとも生きていかなければならない。 地球は二極化が進んでいて、過去のデータやノウハウは役に立たない。新しいモデルを作り上げないと、すべてに後れを取ることになる。 現在、70億人を超える世界人口は今世紀末には110億人に膨らむと見込まれている。 ユニセフは、南アフリカ・ヨハネスブルクで発表した報告書の中で、高い出生率に加えて出産適齢期の女性の数が増加することにより、同地域では2050年までに生まれる新生児の数が20億人に達すると述べている。「現在の傾向に基づくと、35年以内に100人中25人がアフリカ人になる」という。しかし、これよりも早まるだろうという意見もあるようだ。【IPCC報告書】アジアにおける気候変動の5大影響:猛暑、干ばつ、海面上昇、豪雨、氷河融解
2023.04.25
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♪ ファン目線にどんどん変わるMLB三バン無くて出られぬ選挙 我が市の市議選は意外な結果に。最古参で6回当選し議長を務めていた人と3回当選の現職が落選している。新人は10人のうち半分の5人が当選。日本維新の会の新人がトップで当選している。 一押しの川脇裕之氏も、手堅く12位で当選。最初は良くても2期目が難しいと言われる選挙。確実に支持層が増えていることを証明して見せた。QRコードの加藤氏は、前回の市長選では15%を超える得票があった。個人への期待以上に、変化を求める声と批判票が入ったということでしょうか。今回は1対1の争いではなく、新人も多かったこともあって票が分散し、思ったほどのものにはならなかったようだ。知多市議選-結果有効投票数 33,171.997、投票総数 33,559(無 効 票 387)有権者数 68,205、投票率 49.20% 日本維新の会はいかにも勢いがある。9日投開票の統一地方選の前半戦で、地盤である大阪府知事・大阪市長のダブル選挙をともに制しただけでなく、最重点と位置付けてきた奈良県知事選でも勝利した。「自民党系の分裂選挙で漁夫の利を得た形とはいえ、大阪以外で初の知事ポスト奪取で支持の広がりを印象付けた」と産経新聞。馬場伸幸代表は「大阪でやって来た改革が今、関西を中心に、関東は東京を中心に全国に広がりつつある」と自信を深めている。産経新聞 お隣の常滑市は応援している現職と新人女性が当選し、5期目にしてやっと二人三脚で力を出せる環境が出来た。男ばかりの老害を打破するべく、丁々発止とやり合ってほしい。常滑市議選-結果有効投票数 21,139.998、投票総数 21,409 (無 効 票 269)有権者数 46,535、投票率 46.01% 市議選の供託金は30万円。得票数が「有効投票総数÷議員定数÷10以下」だと没収される。 今回の知多市は、33,171.997÷18÷10=184.28票。 常滑市は、21,139.998÷18÷10=117.44票。 国会議員に立候補して落選した人の中には、生活保護を受けている人が何人かいるという。有りったけの金をはたいての大博打。地方選挙で初挑戦の場合、200万円から300万円ぐらいかかるらしい。国政になると衆議院か参議院かで違うが、安くても3000万円、一般的には5000万円か6000万円はかかるといわれる。 選挙は野蛮なもの。だからこそ一度手に入れたら死んでも離したくない。二世、三世へと続けていくのが実力者の果てしない野望となる。 先日、岸田総理に手製の爆弾を投げつけて捕まった木村隆二容疑は、政治に強い関心があったという。供託金が高額なことや、選挙に金がかかること、立候補の年齢基準にも不満を持っていたという。政治家は金持ちが生るものだという暗黙の共通認識。「地盤、看板、鞄」などと言われてきた。 地方議会では、議員のなり手がおらずに苦慮している。そんな自治体がどんどん増えていて、根本的な改革を求められている。地元の名士なんかもうどこにも居ない。 わが知多市では、定員18人を大きく超える26人の候補者が出馬した。異例かと思いきや、愛知県は、蒲郡市・常滑市・尾張旭市+3、半田市+2、津島市・高浜市+1以外は定員を4人以上超えている。町村議選でも無投票一カ所もなかったようだ。 NHK政治マガジン 「地盤 看板 かばんがなくても選挙に立候補しませんか?」“選挙初心者の立候補を応援” 『選挙テックラボ』若者にぜひチャレンジしてほしい。
2023.04.24
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♪ フレイルやサルコペニアの横文字が素敵なことばに聞こえて困る 先日、兄弟三人で飲んだ時、当然の流れで病院にかかった履歴を披歴しあうことに。兄貴は毎日9粒の薬を飲んでいるという。血圧が昔から高い傾向があって降圧剤を飲んでいるし、心房細動があるとかで血液をサラサラにする薬も飲む。その他にも飲んでいるらしいが、何だか忘れた。 弟も降圧剤を飲んでいる。私は多少高い(150mmHgぐらい)が、降圧剤なんか飲まない。測るたびに変化する血圧に一喜一憂するなんて馬鹿馬鹿しい。 130mmHg以上は高血圧などというのは全く根拠のない数値で、医者と製薬会社が結託して政府をだまし、金儲けのために設定したもの。臨床医師会では「150~160mmHg」まで引き上げるべきだと声明を出しているが、そんな声は無視されているのが現状だ。「医者の言う事はすべて正しく、国がやることに間違いがない」と、固く信じて疑わない高齢者が如何に多いか。先生に質問もせず、100%言いなりになっている。 例えば認知症。その原因の一つは、降圧剤で血圧を下げ過ぎたせいだという。血管は年齢と共に古くなって血流が悪くなる。なのに血圧を下げてしまっては脳に血が回らなくなってしまう。「年齢プラス90までは問題ないので、降圧剤は飲まない方がいい」という、フランスの循環器の医師の論文もあるとか。私でいえば74+90ということで、164までは問題ないという事。それにしたって個人差があるのでアバウトで考えればいいことだ。 血糖値の高い原因は食べ過ぎなのに、血糖値を下げる薬を処方する。血糖値を急に下げると腹が減る、それでまた食べてしまう。胃を3分の2取っている私は、急激に血糖値が下がることがあって、無性に何かを食べたくなる。その経験があるので血糖値と食欲の関係性はよくわかる。 医者は、従来の薬の3倍も早く血糖値を下げてくれると言って、新薬を勧めたりする。まったくの逆効果で、薬を飲み続ける限り一生糖尿病が治らない。薬を処方する前に、運動と食事制限をするべきだなの。 肥満者の蓄積されている内臓脂肪からは、炎症性物質が多量に分泌される。これに反応した免疫細胞が過剰に活性化し、炎症が慢性化してしまう。結果として動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病や癌、認知症のリスクを増大させる。「炎症」とは、体を守る重要な免疫防御反応で、細菌やウィルスなど外部から侵入する異物を攻撃したり、傷ついた細胞を修復する機能。「慢性炎症」は老化のカギといわれ、抑制されている人ほど長生きする。 百寿者の大きな特徴は、「糖尿病」が圧倒的に少なく「動脈硬化」も少ないこと。中年期に肥満や過食が少ないことと関係しているようだ。伝統的な米を主食にした「一汁三菜」を基本にした食生活を続けてきた結果だ。現代人はそれにオリーブオイルや果物を摂れば十分のようだ。 大豆たんぱくを摂って、軽い筋トレをし、よく眠り、腹八分目、そして薬は飲まない。こんな生活をしている私は、長生きする条件を満たしているらしい。どうしましょう。あと10年くらいのつもりでいるのに。
2023.04.23
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♪ うらうらと草木は芽吹きかんこんと家たちゆける星のかたすみ このところ激しく乱高下するアクセス数ですが、1000を超えたのはわずか。それが昨日今日と二日続いて、この異常な気温とシンクロしてるよう。 20日21日は季節を大きく外れ、27度ほどの夏日になった。 熊谷では最高気温は30.4度(午後2時18分)で今年最高。熊谷の4月の真夏日は5年ぶり。他県内7地点でも今年の最高気温を観測。いずれも6月下旬〜7月中旬並み。 4軒目の棟上げの日で、作業は多いに捗ったようだ。飲み会に出かけた5時頃にはすっかり終わり、「よう焼けましたわ」と、顔見知りの大工さん。ちょうど帰るところだった。 前日に足場が組まれ、棟上げを待つばかりに。 当日は8時に作業開始。モデルハウスも入れて5軒目ともなれば目新しいこともなく、写真撮影もロクにせず、2階からチラっと覗いて数枚だけ撮って過ぎた。 あっという間に2階へ。工場の機械で刻んだものを、順番に組み立てるだけだから早いもんだ。 翌日には造作の材料が届く。そして、真っ先にする屋根葺きの準備。昔と違って土はまったく使わないので、道具もあっさりしたものだ。今日から夫唱婦随の屋根葺き工事が進められてゆく。 今日から大工が入って本格的な造作のスタート。隣の家を建てた気の良い大工さんまた毎日顔を合わせることになる。端材がたくさん出るだろう。めぼしいものがあれば、また貰っておくことになるのかな。 足場には防護ネットが張り巡らされ、家はブルーシートで囲われている。中の様子は分からないが、順調にいけば8月には入居となるのだろう。 また1軒、ご近所さんが増える。寂しがり屋で甘ったれのアランが、「増えた2軒も一緒に、来年もお花見ができるといいね」な~んて、可愛い顔して私を見てる。暖かい春の宵です。 どんどん隣保班の平均年齢が若返っていく。若者に引っ張られるように、私も筋トレなどして若返ってきているし、嬉しい事です。自分も年寄りのくせに、老人会などには入りたくない。
2023.04.22
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♪ 4人用個室に爺三人が子供時代へ船を漕ぎだす 念願だった三兄弟そろって初の一杯会。コロナで先延ばしになっていたが、昨日ようやく実現した。 それぞれが70を超えて今は元気だが、いつ何時会えなくならないとも限らない。病気とかの問題もだが、天変地異の自然災害や、不慮の事故だって考えられる。諸行無常の人の世だ、想定外はどこにでも潜んでいる。「この辺で一度ゆっくり、顔を合わせておこうじゃないの」と。 二つずつ離れている三兄弟の真ん中の私が提案。長男にはそんな発想は浮かびそうにないし、弟は何でもリーダーになりたがりの世話好きで、いろいろ役を引き受けていて忙しい。また、こういうことを言いだすのは、上の立場も下の立場も知っている真ん中の私が一番いい。 サンドイッチ現象でいろいろ抱えて育った私だが、爺になって余裕も出た今。誰にも言ったことのない心中のわだかまりを、この際吐き出しておきたいという気持ちもあった。♪ のっけから体の不備を述べ合いて自慢するがに声が高まる♪ もう誰も知る人のない故郷をグーグルマップに見下ろしており♪ QRコードで注文出来る店しごく簡素なメニューが寂し♪ 黄金の旨辛赤のもつ鍋があっという間に汁だけとなる♪ 馬肉など頼んでみるも歯の悪い老いの三人箸がすすまず♪ 途中から黒霧島のお湯割りに時速1杯都合4杯♪ 五時半に飲み始めしを店員の「閉店です」の声に驚く♪ そういえば家族の話は出なかった男はみんな孤をまとい生く
2023.04.21
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♪ 紫と白花ばかり食べ物に好き嫌いはない脳の偏食 ♪ 立候補したらひょっこり選ばれた三年三組学級委員男子は2人、女子は8人が立候補したとか。 ♪ 筋トレで集中力のアップせり脳の喜ぶテストステロン 「テストステロン」は95%が精巣で作られますが、長期記憶を司る脳の「海馬」でも産生されていて、情報伝達に関わる神経細胞間の接点「シナプス」の増加を促し、記憶力の向上にも関与している。 また、集中力の持続が短くなるのは、脳が衰えてるとかじゃなくて、姿勢を維持できないせいだという。『筋肉を鍛えるほど脳は活性化する! 東大卒が実践する「ここ一番」で集中力が切れない3つのメソッド。』 ♪ 筋トレの同級生が傍にきて二人の名を言う死んじまったと♪ 胸筋のさらにアップの夢を見てケーブルフライを教えてもらうケーブルフライはこれに似た、同じ機能を持ったもの。【初心者】ケーブルクロスオーバーのバリエーション大胸筋上部・中部・下部を狙うやり方【ビーレジェンド プロテイン】♪ 漕ぎながらスースーハーハーしてみれば心拍数が下がりゆくみゆ 吸って吸って吐いて吐いての二呼吸でサイクルマシンを漕いでみると、心拍数が下がっていく。やっている内の徐々に上がっては行くが、120を超えることはなかった。深い呼吸で腹式呼吸になっているのだろう。
2023.04.20
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♪ 一心が頑固と変り偏執となりゆく老化の過程をみている 市議選がいよいよ動き出した。今回は前回(22人)と打って変わって立候補者が26人(定数18)。その内、新人が11人、女性2人。顔ぶれも随分変わっている。 届け出順。(拡大します。)1 藤沢巌 58歳 無所 日鉄社員 現①2 小沢頼仁 46歳 参政 会社経営 新3 小浦智夫 49歳 公明 党副支部長 新4 古俣泰浩 63歳 無所 元県議 現③5 冨田一太郎 59歳 無所 元市議長 現④6 久野たき 70歳 共産 党地区委員 現②7 石浜隼人 67歳 無所 食品販売業 現①8 勝崎泰生 70歳 無所 市議長 現⑥9 林正則 59歳 無所 大同特殊社員 現10 位田浩也 51歳 無所 会社員 新11 高橋直之 37歳 無所 自営業 新12 中山貴弘 48歳 無所 愛知製鋼社員 現①12 伊藤清一郎 49歳 無所 管工事業 現②14 泉清秀 65歳 公明 党支部長 現②15 渡辺真弓 72歳 無所 元市教委長 現③16 滝沢俊雄 73歳 無所 元警察官 新17 安島崇展 32歳 無所 元会社員 新18 赤見優 47歳 無所 元会社員 新19 宮田隆広 64歳 無所 元老人会長 新20 高橋至 36歳 無所 農業 新21 竹内祥浩 62歳 無所 元JA職員 新22 伊藤正明 69歳 無所 元地区区長 現①23 藤井貴範 49歳 無所 元自治会長 現②24 川脇裕之 42歳 無所 元会社員 現②25 服部洋志 54歳 維新 元市職員 新26 加藤靖臣 79歳 無所 IT関連業 元② 丸囲み数字は当選回数(2021年9月27日現在) 新人が多い事で現職もおちおちしていられないようだが、人数が多い割には街は案外静かな印象。30代40代が10人と多いので、選挙運動のやり方も変わってきているのかもしれない。連呼するばかりが運動じゃなく、SNSを使ったりFBやツイッターを活用する手もある。 注目されるのは、加藤靖臣氏。写真を張らずQRコードを表示している。異彩を放ってやけに目立つ。前回(2021年9月)の市長選にも出馬していて、無投票当選を阻止している。市の行政に不満があり、市長とは怨念を持って敵対している。その元になった事件をビデオ映像にしてFBに公表し、訴えている。それらの動画や経緯が、QRコードを詠み込むと観られるようになっている。 市長選でもQRコードを表示したことで若い人からのアクセスも多かったようだ。支持された結果、3,371票を獲得(獲得率15.2%)し供託金(有効投票総数と議員定数の商の10分の1)の没収を免れている。 若い時に市議を2期務めた経験もあり、議会や市政のことも熟知しているはず。出馬人数が多く新人も多いので票が割れるのは必至の状況。最後の最後に立候補したのは、状況をみての決断だったのかもしれない。もし、当選するようなことがあれば市の政局は緊迫したものになるだろう。 もう一人、前回の選挙から注目しているのは、川脇裕之氏(42歳)。どこの会派にも属さず、孤軍奮闘している。その意気込みと議員としての姿勢は選挙公報の内容からも伝わって来る。がんばれ~! ここに書いてある通りなのでしょう。タダ飯を食っているような議員ばかりで、ほとほと嫌になる。しかし、めげずに彼は頑張っている。彼のシンパがどれくらいいて、どう活動しているのか分からないが、同志が立候補してくれていて当選することを期待したい。 常滑市では唯一の女性議員・井上恭子氏が、ベテラン議員の嫌がらせや老害に日々ひどい目に遭っている。それで同志を議会に送り込むべく元職と新人の二人を擁立し、三人で頑張っている。FBにも議会の模様を逐次アップしているので、そのレベルとモラルの低さに驚かされる。よく知っている人だし、住民の息子夫婦にも推薦し、ささやかながら応援している。 道府県議選は、全国で4人に一人が不投票当選となっている。全体の4割弱に上る348選挙区で定数を超える候補者がなく、4人に1人にあたる565人が投票を経ずに当選を決めた。昨今の議員事情はまことに深刻だ。レベルが下がることはあっても上がる要素がない。
2023.04.19
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♪ さんぜろごぜろさんぜろご歩みきてすべってころんで日が暮れてゆく いよいよ4軒目の棟上げ工事の下準備が始まった。土台を組んで床の下地までやって帰っていった。 正面に中央に玄関がある、ちょと意表を突かれた感じの間取りになっている。 まだ若い夫婦。皆さん大枚を注ぎ込んで新築の家を建てる、その決断と行動力には感心するばかり。終身雇用はなくなり、年功序列もない。世界は不安定を増すばかりで、先を見通せない難しい時代だ。一つ間違うと大変なことになる。 9日のブログに書いたように、地球温暖化は深刻さを増すばかりだし、世界情勢は安定からは程遠い方向へ向かっている。かといって、悲観ばかりしていては生きていくことはできない。 頑張って、精一杯人生を楽しんでほしい。そのために我々老人も、出来ることをこちらも精一杯やっていく。☆ いつもの様に数字にピント。ゴロがいいので留めおく。 折れ線グラフ見てみれば、どこぞの株価のごとくして、はたまた地球の気温のごとく、乱高下して不穏なり。2023年02月01日〜2023年04月18日18日7時35分
2023.04.18
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♪ 誑(たぶら)かし騙(だま)し欺(あざむ)く外来のWebに湧く虫ゴキブリほいほい Yahooニュースを装った詐欺。一見、本物のようだが、項目をクリックしようにもリンクが張ってない。それが、アクセスランキング(国内)だけにはリンクが張ってあって、クリックすると全てが「BitAlphaai」に飛ぶようになっている。 『 監督の宮崎 駿は、自分がどのようにお金を稼ぐかについて正直であることを嫌がらない直球勝負師として知られている。 数日前、宮崎 駿は "FNN "に出演し、彼によると数ヶ月で誰でも億万長者になれるという新しい 「金持ちへの抜け道」について話した。 宮崎 駿 は、すべての日本人に、手遅れになる前にこの素晴らしい機会を利用し、大手銀行が永久にそれを停止する前にとアドバイスしました。 案の定、インタビュー終了後数分で、国立日本銀行から「宮崎 駿 インタビューのテレビ放映を中止してくれ」と電話があったが、もう遅かった。 "このプラットフォームは、手っ取り早く小金を稼ぎたい人にとって最高のチャンスです。』 こんな美味い話は、絶対にない。 これがこのニュースのアドレス。太字の部分が表示されている。https://march-info.sa.com/z9a20.php?ad_id=23853781305360558&ad_name=3&adset_id=%7B23853781141140558&adset_name=1&campaign_id=23853781141060558&campaign_name=ALX_8p_03-163_Miyazaki&domain_id=1796&fbclid=IwAR0dd495jNPsLq1oY87E6OQ7ICsHYv3RUzOuneOV35k5ARRKQ8MTxW78MMY&key=h4s105knbujso8xj02ss&pixel=926942527990624&pixel_site=https%3A%2F%2Frahulmangrulkar.com&placement=Facebook_Desktop_Feed&secret=alx2&token=EAAvAc0k6qjEBAH6ZAGh3QDLXS6sACef9fc8nr7jyAxrLejkistwl6NPmq2ZCDQGeRpZCCrelUlfwi0S7UB3wQ4uPKoL12H4IPwRJu0vVAB8jJvoucc4mEjBScsNleCQ5QaX6tvSy1NOpWaNgwoGowD4T0R1g6fkK78GZBgPHLhBYZCGn9G1cE 本物は、https://news.yahoo.co.jp。 金融ニュースのコラムニストである今井ネオ(画像はパクリだろう)などと架空の人物を登場させ、実際の体験談を書いたりしている。しかし、これらの文章全体がちょっとおかしい。よく読めばわかる。 海外からアップロードされているのだろう。 収支の項目で入金の部分が「負債」になっている。アホか。そしてここにある電話番号には +81 が付いている。海外からかける場合の国番号。この番号を検索すると、ゆうちょ銀行のお知らせページが出てきた。「ゆうちょ銀行や中国大使館職員を騙る中国語の不審な電話が不特定多数の方にかかる事象が発生しています。」と注意を呼び掛けている。2021年10月06日のものだ。中国からのものらしい。やれやれ。 以前は、前澤友作を使って同様のニュースを流していた。1,000人に一人でも引っかかればOKなのだろう。使われた有名人が告訴しようにも、海外で出所が分からず、ある期間を過ぎると消されてしまうのでどうしようもない。次は誰が被害に遭うのだろうか。 “金が儲かる、得をする” という罠に引っかかる人は後を絶たない。魔が差すというか、冷静さを欠いている状況にあると、ウッカリ乗ってしまうのだろう。今後はChat GTPなどを使ったもっともっと巧妙なものが、さりげなく、さわやかに、親切を装って、誘いをかけて来るだろう。 本物を見抜く力、ネット・リテラシーを磨いておかないと・・。
2023.04.17
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♪ プールからツーブロックの孫が来る三年3組今が旬です 1日降った昨日。貯水タンクが満杯、溢れる寸前で雨は止んだようだ。一日中気温が変わらず肌寒かったのに、孫はスイミングから半袖で帰って来た。運動した後とはいえ、見てるこっちが寒さを感じる。 今朝も、スッキリしない天気。お寺の裏山のもっと右の上から昇って来ていた太陽が、だいぶ北へずれている。黄道が、南回帰線から夏至の北回帰線に移動してゆく途中。こんなところにも季節の移ろいを見ることが出来る。 雨にしっとりと潤った大地は瑞々しく、ムクドリの草の実を食む姿まで生き生きと見える。ナニワイバラの莟もだいぶ開いて、くっきりと白を輝かせている。まだ4月の中旬だというのに、さっさと咲いて、あっという間に散ってしまうんだろう。やはり四季咲きの方がいいか・・拡大 薔薇の下にはウインターコスモスが大きくなってきた。肥料をやったのが間違いだったようだ。こぼれた種から、キバナコスモスも芽を出し始めている。紫宝花もこれから伸びて来るし、こりゃあケンカになる。真夏のカンカン照りに、水の奪い合いだ。整理しなくちゃならんだろう。 薔薇の一枝を裏の塀に伸ばしてやったので、正面の枝は一本に整理する方がいいかも知れない。今年の夏の様子をみて、剪定をどうするか。 冬と夏では大違い。様変わりする先を読むには、何シーズンか経験しないとわからない。 先日、1か月ぶりにやって来た孫の雰囲気が、随分違っていて驚いた。初めて美容院に行ったらしい。それで好みの髪型にしてもらったらしい。「自分で説明して、やってもらったの?」 どうやらパパが髪型を伝えて、やってもらったらしい。「ツーブロックとか言ってたけど、意味分かんなかった」 そうか、じーじもよう分からんなぁ。 なんでも、両サイドの髪を持ち上げて留め、その下の髪を短くカットするらしい。ツーブロックのブロック(block)は、塊、区画の意味ではなく、遮る、阻止する方の意味なんだね。 髪を下ろすとカット際が隠れて、今風の髪型になるというものらしい。よくテレビで見かけるあれだ。小学3年生でそんな髪型をするなんて、時代も変わったものだ。 私なんか、もう何十年も床屋に行って無い。カミさんがやってくれるのでタダ。美容院は未だに男が行くところというじゃないというイメージが抜けない。昭和の男はみんなそうでしょう。 3時間経過して、どうやら空が晴れてきた。3件目の新築の家は、昨日が引っ越しだった。ちょうど雨も小降りになった時で運がいい。運のいい人が集って来る。 また一軒お隣さんが増えた。周りを見渡しても新築の家が増えていて、確実に新陳代謝が進んでいる。私も含め、団塊世代が重くのしかかっている今。あと10年もすれば一気に様変わりする。今がその過渡期の入り口。変化の波は徐々に大きくなっていくだろう。
2023.04.16
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♪ したたかに雄蕊雌蕊(ゆうずいしずい)多種多様人に蕊なし自由ならざり 歯科医院で「白板症かもしれないので、大きい病院で診てもらった方がいい」と言われていた。それで、以前かかっていた愛知学院歯学部付属病院に電話予約。今日がその日だった。 待たされると思ったが直ぐに呼ばれ「1年半ぶりですね、紹介状は?」といわれ、「多分、大丈夫でしょうとのことだったので・・」「以前の扁平苔癬ですね。白板症じゃないと思いますが、生検しないと確実なことは言えないんです」。「この際、生検しておきますか」 先々ことを考えると、シロクロはっきりさせておいた方がいいかと思い、了承した。「軟組織手術・処置・検査説明書」なるものをもらい、30分ちょっとで終わった。持参した本が読めると思ったが、予定が狂った。以前は12時を回ったこともあった。 朝ドラ「らんまん」の主人公・牧野富太郎のエッセイ集「牧野富太郎と、山」を持参。昨日買って読み始めたばかり。電車の中でも読み待合室でも、どれだけ待たされようと苦にせず読める腹づもりでいたのに。 各地の山々で植物採集をし、その顛末を綴ったエッセイを集めたもの。植物への並々ならぬ情愛が、リアルな筆致ににじみ出て人柄が偲ばれる。明治から大正、そして昭和へと長きにわたって飽くなき探求をしてきた彼の本質が、山で植物採集する姿の中に表れている。そして、何だか懐かしい気持ちがこっちの胸にも湧いてくる。 名駅の高島屋ゲートタワー8階にある三省堂に立ち寄り、季刊になっている「公募ガイド」を購入。パラパラ捲って面白そうだと思って買った「ユリイカ」。その表紙にも、牧野富太郎の文字が躍っている。特集が組まれているらしいが、これは偶然のこと。 “山、植物” は私の感性にもっともよく響くキーワード。初夏には低山登山を予定しているし、そのためのトレーニングもしている。植物は好物だし、前世は樹木だったとも思っている。そんな私にこのタイミングで「らんまん」が始まった。 芽吹きの時期の山のすばらしさは、桜の美など足元にも及ばない。落葉樹の若芽の色の豊かさは、印象派の画家のパレットかあるいは、虹をバラバラにして閉じ込めた万華鏡とでも言おうか。「ユリイカ」はまだ読んでいないが、パラパラとめくって目についた文章があった。芥川賞を取った「この世の喜びよ」の文章によく似た文体。句点を打つも読点はあまり打たないセンテンスの長い文章。今流行りの文体なのかどうか知らない。町田康にも全く句点を打たない文章のものがあったような・・。 第二詩集「そだつのをやめる」が中原中也賞を受賞。受賞の経緯とともに掲載されている。「ユリイカ」なんて未だかつて読んだことがない。それなのに何故か手が伸びた。人間は常に変化し続けているのに、本人はそれを知らずにいる。 諸行無常は森羅万象のみならず、人の心もまた常ならずということ。変わることは生きている事。変化してこその人生じゃないか。
2023.04.15
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♪ 瀬戸川の桜並木に導かれ義母若き日の戸籍を尋ねる 義母が亡くなって財産分与(預貯金しかない)するための手続きが厄介だ。結婚する前の戸籍まで調べるという。もしかして、その結婚の前にも婚姻の履歴があって子供がいるかもしれず、隠し子なんかも居る場合があって調べる必要があるらしい。 生まれたのが瀬戸市なので小為替同封で送ってもらうか、直接行って取って来るか。この際、ドライブがてら一っ走りすることに。66歳の妻は左利きで左右がごっちゃになるし、方向音痴でもある。私も一緒に行ってナビゲーターになってほしいと。「しょうがいななぁ」と、不承不承付いて行った。 車にナビがないのでスマホのナビを使い、1時間ちょっとかかった。近くには瀬戸川が流れ、堤には桜並木が延々と続いている。流れに沿って市庁舎が建っている。なかなかいい環境だ。拡大できます すぐそばに瀬戸線の駅があり、少し行けば愛知環状鉄道の駅もある。交通の便は良いし、環境・立地は申し分ない。桜の咲いている時期は大勢の人が訪れるのだろう。願ってもない場所にあって、なんとまあ羨ましいこと。瀬戸新庁舎 入った瞬間、市役所の中とは思えない雰囲気。広い空間があり、その奥に諸手続きのカウンターが並んでいる。待合の椅子の横に2人の案内嬢がスタンバイしている。来客に即座に声をかけ、どの窓口に行けばいいかを教え、整理券の発行ボタンを押して渡してくれる。誠にスムーズに人が流れていく。 電子化が進んでいるようで、いかにも洗練されている感じ。新しいシステムが導入されているようだ。調べてみると、新庁舎は2015年11月にオープンとなっている。どうりで新しい。拡大します 瀬戸市出身の藤井聡太六冠のパネルが飾ってある。七冠目指して戦っている最中でもあり、ロビーに異彩を放っている感じ。拡大 ロビーにはセルフサービスのカフェまであって、さすが今風の作りになっている。知多市庁舎は ’70年に出来たものだけに暗く、古臭い印象だ。今回の駅前整備、庁舎建て替えでどんなものが出来るのか、とても楽しみだ。☆ 懸案だった、緑地帯が無くなるかも知れないという件。「市庁舎職員用の駐車場になるという計画はない」という吉報が入った。 市会議員が選挙挨拶にきたので、その反対意見を伝え、緑地帯を残すことを強く要望。“知多市の緑に対する意識が足りない、計画にもっと樹木を加えるべきだ。出来上がり間地かな駅前ロータリー周辺にも緑地がないし、今あるここの緑地帯は無くしてもらっては困る” などなど、思いのたけをぶっつけてあった。 今回の市議選は、立候補者が20数人も居て新人が多いらしい。2期務める現職だが、今回は鞍替えでの出馬となるので危機感を持っているようだ。そんな状況でもあり、早急に調べ、確認してくれたらしい。 そういうことなら、とっておきのものをと、手染めのオリジナル三面大黒天をさし上げた。梵字で大黒天、毘沙門天、弁財天を表し、三つが組み合わさって円の中に納まっている。候補者のシンボルカラーが黄色だというので、まさに選挙にはピッタリだ。 やれやれだ。バッサリ木を切って駐車場にでもなったら、景観ぶち壊し。それだけでなく、市の玄関としてのイメージが格段に悪くなる。 でも、まだ安心はできない。最後の最後になって、やっぱりこうするしかないと急遽変更されるようなことにならないとも限らない。
2023.04.14
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♪ Fの音を残して後にする個室今朝は空砲3つで終わる♪ 同じもの食べるも滞在時間差が二人の汚穢(おわい)の量にあらわる♪ 甘党と辛党どっちも小食でちっとも肥えないコスパの夫婦♪ 無臭にて円を描いてゆく水の音もさやけき朝のルーチン♪ 嬉々として腸内フローラうごめくやストレスレスのミクロコスモス♪ 老いゆけばフローラさえも衰えて腸は動きを弱めおるらし♪ 1本のバナナごとく流れしをあの夏の日はもう戻らぬや
2023.04.13
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♪ 竹の子がずんずん伸びる里山に計画道路がカーブを描く 先日、ウォーキング中に見たピンクのリボンの正体が判明。というより、以前2017年6月25日のブログに書いてあったのをアクセスランキングから辿って、思い出した。計画概要令和3年10月29日中部地方整備局 名四国道事務所 愛知県道路公社 渋滞解消とリニア開通を見込んでセントレアへのアクセスを容易にするため、産業道路を拡張する計画。その計画の一部に有料道路へとつなぐインターチェンジがあり、料金所が設置されることになっている。 写真の赤い破線の下の部分、そのど真ん中を歩いていたわけだ。インターチェンジが出来るだけでなく、料金所もできるとなればかなりの規模で開発整備されることになる。 リニアの工事は遅れ、2027年度には間に合いそうもない。そしてコロナ禍で多くの計画が狂ってしまっている。しかし、この工事は国と県の事業であり、知多市には直接の負担は生じない。 平成3年に事業計画の確認が行われ、予定通り決行することになっているようだ。 竹やぶと、開墾されてから時間が経って荒れ地になっているところも多く、地主は大喜びしているんだろうねぇ。 リニアさえもう必要のない時代になっていると思う人は多いと思うが、一度動き出したものはもう止まらない。民主党政権の時の様に見直すということが絶対に出来ない自民党政権。利権と既得権にすがり、憑りつかれて身動きが取れない。 ましてや、岸田内閣は人気取りに必死で滅茶苦茶なことをやっている政権だ。イケイケどんどんで、マイナス査定になるようなことが出来るわけがない。 知多市長も自民党のわけで、駅前整備にご執心。だが、計画は遅れに遅れている。予算ひっ迫の中で、共産党のいい攻撃の的になっている。絵にかいた餅にならなければいいが。
2023.04.12
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♪ 神の子は雲に昼寝の春がいい稲穂をなでる風のきらめき 気象庁の発表によると、10日のフィリピンの東に双子低気圧が発生したと。(熱帯低気圧のまとまった雲があり、赤道を挟んだオーストラリアの北西にも熱帯擾乱の雲の塊がある。このような赤道を挟んで南北に対になった熱帯擾乱は、双子低気圧と呼ばれる) 赤道を挟んで対になっている2つの熱帯擾乱の間には、強い西風が吹いていて、赤道域において、大規模で強い西風が数日から数週間続く。その現象を西風バーストといい、エルニーニョ現象の発生に大きな影響を与える可能性があるという。 エルニーニョ監視速報では、今後、夏にかけて平常の状態が続く可能性が40 %、エルニーニョ現象が発生する可能性が60 %と予測。 一般に、春に夏の予測をするのは難しいといわれている。しかし、オーストラリア気象局、ヨーロッパ中期予報センター、アメリカ海洋大気庁なども、エルニーニョ現象が発生する傾向を予測しているらしい。 太平洋では通常貿易風(東風)が吹いており、これにより赤道上で暖められた海水が太平洋西部に寄せられるが、代わって太平洋東部には冷たい海水が湧き上がる(湧昇流)。エルニーニョが発生するとこの暖かい海水を押し流す貿易風が弱まり、暖かい海水が東太平洋に戻るようになり、海水温度が上がる。 エルニーニョ現象が発生すると、太平洋熱帯域の西で海面水温が平年より低くなり、インドネシア付近で対流活動が不活発になる。このため、北半球の夏季は日本付近への太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、日本では気温が低く、日照時間が少なくなる傾向があるという。 もし、この通りになるなら、今年の夏は猛暑は避けられるのかもしれない。エルニーニョは「神の子」の意だ。どうか今年の夏は「普通の夏」でお願いします。猛暑は困るが、冷夏も困る。普通が一番です。 エルニーニョは、地球規模の気候に影響を与え、通常の気象パターンを混乱させる。その結果、ある場所では激しい嵐をもたらす可能性があり、他の場所では干ばつをもたらす可能性がある。どうかほどほどに・・。
2023.04.11
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♪ 春うらら草木の精にくすぐられむずむずしてるわれも生物 4月も上旬だというのに、早くも浪花茨が咲き始めた。莟は全体で20個ほど付いている。思ったよりも少ない。開花1年目の今年は、こんなもんなのか? 冬の剪定次第で花付きは大きく違ってくるのだろう。 左に伸ばして強引に曲げてある枝には蕾がまったく無い。強引に曲げてはダメだということか。右に曲げずにそのまま向こう側の塀に伸ばしてやった方がいいのかも知れない。それならそれでいい。 普通なら花が咲いてから画像をアップするんだろうけど、待ち遠しくてそれまで待っていられない。ついつい前倒しでどうでもいい写真を撮ってはアップしちゃったりする。 大きくなりすぎ、風通しも悪くなっていた2種類の薔薇。強剪定してある。コックテール噴霧した薬が効いて、バラゾウムシの被害は、今のところ抑えられている。バレリーナたくさんの新芽が伸びて、それぞれの枝先に莟を付けている。白のモッコウバラ夏にシュートなど余分な枝を払って、変な時期に移植したからか、まったく花芽が付いていない。いちご「よつぼし」ようやく花が咲き始めた。クローバー隣の宅地に生えている。大きさが異常。最大のもので10㎝はある。 四葉のクローバがたまに見つかるので、もしこの大きさのものが見つかれば、高く売れるかもしれない。今年もハツユキカズラの莟がビッシリ付いている。シャガ咲かなかったので、根元を養生したら今年は咲いてくれた。サボテン2種毎年小さな花を咲かせるサボテン。こっちは、今年は咲くだろうか。姫沙羅悲しいことに枯れ枝が目立つようになった。どんどん貧弱な樹形になっていく。 我が家のシンボルツリーなのに・・。
2023.04.10
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♪ 目を覆い耳を疑う病変を知りたいですか地球のですよ おぞましいものを見てしまった。地球にとって、人類及び他の生物たちにとっても、将来、大変なことが起こるかもしれない。昨日の午後NHKBS1で放送していた「地球を揺るがす北極圏 永久凍土の異変に迫る」。 人工衛星からも確認できる巨大なクレーター。深さ50mもある。永久凍土が解け、噴火のごとく爆発して大量のメタンガスが噴出し、周辺を陥没させた跡だという。近年、ロシアや中央アジアにいくつも出現しているという。これらのクレーターは気候変動の深刻さを物語っている。 永久凍土は現在すさまじい速さで解けており、それによって引き起こされる地盤沈下によって直径最大100フィート(約30.5m)、深さ最大10フィート(約3.1m)という巨大な穴をつくっている。サーモカルストと呼ばれる。膨らんできて、ある時大噴火を起こす。 世界でも特に温暖化の大きな影響を受けている北極圏。急増する森林火災によって永久凍土が解け、「サーモカルスト」と呼ばれる巨大な穴が大量に形成され、地中から大量の温室効果ガスが排出されている。 地球温暖化に伴って落雷が増え、泥炭による火災が頻発するようになった。さらにこの炎によって、太古から永久凍土に埋もれている植物類が焼き尽くされ、大量の温室効果ガスを放出。温暖化によって植物が南から北極圏へと進出して緑化も進んでいる。これにより地表の色が濃くなり、より多くの太陽エネルギーが吸収され、北極圏の温暖化がさらに進む。 温室効果ガスは1.5倍増加し、地球の平均気温が1.2度上昇している。永久凍土が放つ温室効果ガスが、気候変動をさらに加速させる。メタンガスは熱を封じ込める力が非常に強くCO2の30倍もあるという。今現在、地球温暖化に対して、永久凍土が放つ炭酸ガスやメタンガスは考慮されておらず、未だ全体像がつかめていないという。WIREDより サーモカルストの形成によって土壌の深いところに蓄積された古代からの炭素が活発に分解されるようになり、ひとたび分解が始まれば、失われた炭素が再び貯留されることはない。研究者はおそらく、北極圏では数十年の間に、表面近くの永久凍土の30%~70%が失われると予想している。☆ このドキュメタリーは、それにも増してもっと恐ろしい話が続く。最初に出てきた巨大なクレーターの謎をさらに深く探っていく。近くに水中から泡が大量に出ているイージー湖がる。その湖のガスの正体を突き止めるとメタンガスと判明。湖底のどこから出ているかを潜水して調べてみると、中央付近にとんでもない深みがあるという驚くべき事が・・。 周辺を超低周波という特別な機器を使って、永久凍土の地下深くを調べていく。医者がMRIで検査するように地球の内部が測定できる。同じ機器で、同じように湖の底も調査。永久凍土がないとすぐに通り抜けていく。 その結果、中央付近に巨大な深い穴があり、そこからガスが立ち上っていることが判明。その穴が一体どこに繋がっているのか・・・。凍土の断面図。本来なら断面図全体が凍土で覆われているはずなのに・・ 何と、永久凍土が完全に無くなっているところである。湖に噴出していたガスは、地中のかなり深いところからのものであることも分かった。これは一体・・。分かりやすく図にすると、こういう状態らしい。 かなり厚い永久凍土のそのまたかなり下の方から、地表にガスが上がってきているらしい。一体どういうことか。 実は、地球には化石燃料として石炭・石油以外に、大量に埋蔵されているものがある。メタンだ。海底のメタンハイドレードというものはよく知られていて、「表層型」のものを燃料として取り出す研究が進められている。スマートジャパンより これら以外にも永久凍土の下、深いところに大量のメタンが埋蔵されているらしい。その量およそ1兆6000憶トンを越える。その地中深くにあるメタンが、何らかの理由でこの湖に噴出してきているというのだ。埋蔵メタンの想像図 北極圏は地震地帯で断層が至る所にあり、その割れ目から上がって来るのだろうと推測されている。 永久凍土が地表を覆っていた時は、その断層までの距離もあるし堅牢な状態で固く閉ざされていた。それが永久凍土が解け、爆発的な噴出で巨大なクレーターが出現。そこへ向かって断層の亀裂が入り、大量のメタンが昇って来ているらしいのだ。 永久凍土が穴だらけになりメタンが噴出することなど、従来の気候モデルでは想定外のことだという。本当は癌に罹っているのに、症状が軽いので気づかず放置しているような状態ともいえる。 このまま行くと、地球の気温は幾何級数的な上昇カーブを描いていくのは必至でしょう。恐ろしい話です。「不都合な真実」に目をつむって先延ばしにしてれば、今以上に大変なことが地球上に頻発し、復旧すら追い付かなくなるかもしれない。 現にもう、想像を超える異変が世界中で頻発している。凍土溶解のスパイラルによって「数十年の間に、表面近くの永久凍土の70%が失われる」のを、止められるとは思えない。アマゾン森林の消滅、2021年10カ月で33%増 過去10年で最悪 アマゾンの密林も、ものすごい勢いで消滅し続けている。また、北米の地下には大帯水層があるが、大規模農業の灌漑によってその3分の1が失われてしまっているという。世界の主要な帯水層の大半(37カ所のうち21カ所)で、水が溜まるよりも速いペースで減少していることが明らかになっいる。砂漠化が進み、いずれ間違いなく世界的な食糧難の時代がやって来る。 人口増、経済優先、水の争奪戦、農作物の奪い合い、生き残り競争、覇権争い・・・・すべてが絡み合って影響しあっている。 本当は、もう手遅れなのかも・・・。
2023.04.09
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♪ まだ飽きず見限りもせず続けおり三十一文字の井戸深くして 2010年(平成22年)8月12日に64歳で亡くなった河野裕子さん。乳がんの再発というなかで、産経新聞の紙上で家族エッセーを始めた永田和弘、河野裕子夫妻と息子・淳夫妻、娘・紅。その日常をリレー形式で繋いでいった。それらを一冊にまとめて、彼女の死後に出版された本を読んだ。「歌なら本音がいえるから」。乳がんの再発した妻・河野裕子の発案ではじめた夫・永田和宏と子どもたちとのリレーエッセー。我が家の糠床のこと。息子の子どもたちのこと、長く飼った老猫の失踪、娘の結婚。そして最後の言葉…。愛おしい毎日、思い出を短歌とともに綴りながら、家族はいつか必ず来るその日を見つめ続けた。 今更、永田・河野夫妻のことを書くまでもないのですが、子二人を含めた家族全員が歌人。個々の想いや家族の状況などを歌に託して世に出して「サザエさん一家」と呼ばれ、家の中のことをみんなが知っているという歌人ならではの、稀有な存在。 河野裕子さんの代表歌はたくさんあって、いろんな書物や歌の指南書などに引用されている。あまりにも高名な歌人なのに、私はその歌集すら読んだことがない。寡聞浅学のド素人。そんな私でもとても共感できる歌の数々。*たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか*ブラウスの中まで明るき初夏の日にけぶれるごときわが乳房あり*あるだけの静脈透けてゆくやうな夕べ生きいきと鼓動ふたつしてゐる*たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり*君を打ち子を打ち灼けるごとき掌よざんざんばらんと髪とき眠る*しらかみに大き楕円を描きし子は楕円に入りてひとり遊びす*ゆく道に独活はさびしき人に似て束ねられてゐる夕ぐれのくに*水蜜桃(すいみつ)の雨のあを実のしろうぶ毛ふれがたくしてひとずまわれは*死ぬことが大きな仕事と言ひゐし母自分の死の中にひとり死にゆく*新聞紙かぶりて寝をり裏山がゆっくりと息するを身に感じつつ*とかげのやうに灼けつく壁に貼り付きてふるへてをりぬひとを憎みて*睡いねむい私のからだは背屈(くぐま)り鉛筆につかまって指さき動く*蝕の夜の女人の影の重なりの重なる闇ゆ鶏(かけろ)は鳴けり*手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が (『蟬声』、辞世) そう誰もが「先生」ではなく「裕子さん」と、親しみを込めて呼んでいる。多くの人に支持され愛された歌人はたくさんいるが、こんな人は他にいないようだ。「偲ぶ会」に当って、永田氏がエッセーにその辺りのことを詳しく書かれている。日本中の短歌愛好家が、どれほど彼女の死を悲しんだのか、どれほど多くの人に愛されていたのかがよくわかる。拡大します。 今年は短歌に対し新鮮な気分で歌を詠んでいきたい気になっている。それで、地元の図書館の短歌研究会に参加してみようと思う。そんな想いと重なって、このような歌人を身近に感じるようになっている。 河野さんの死後に見つかった日記をもとに、永田さんが2人の青春を振り返った『あの胸が岬のように遠かった』(新潮社)を刊行している。 死去の後、遺品を整理する中で十数冊の日記を発見。「すぐに開くことはできず、10年ほど経ってから読み始めた」というそれには、高校生の頃から大学時代に2人が出会い、やがて結婚するまでの7年間の濃厚な時間が残されていた。彼女の心の中に「N」という青年の存在があった。 永田さんは短歌結社「塔」を主宰し、宮中歌会始選者を務めるなど歌人として活躍しながら、細胞生物学者として世界的な業績を収めてきた。「河野と出会い、かけがえのない時間を過ごしたことが、自分の人生の中で大きな意味があったと思います」と。 文芸雑誌「波」での連載時から話題を呼び、テレビドラマ化されて昨年の3月にNHKBSで放映されている。 永田氏の映像はYouTubeなどで観られるのに、河野裕子さんのものがまったく無いのはどういうことだろう。ご本人が認めなかったのだろうか。声を聞いたことがないので、その語り口を聞いてみたいのだが・・
2023.04.08
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♪ 連作を時速十五首詠みあげぬ春の嵐が窓打つ前夜 トレーニングへ行く日だったが気分を変えて、久し振りに旧常滑街道を歩いた。ピンクのリボンが至る所に付けてあって、番号まで書いてある。これはいったい何? ついでに図書館へ。横断歩道の取り締まりのことを館側は知らず、警察は入館者の多い曜日とか時間帯を確認していないらしい。 桜花は終わり、桃や梨の花が咲いている。今まで気づかなかった、大きな団扇サボテンや柱サボテンが目に入って来たのは意外だった。14,000歩ほどのウォーキング。夜は、他に観るものもなく・・♪ 他人からの批評がほしくなる異変老いて心が何かを求め♪ 図書館に「さわらび」といふ歌会のあるこを知る鶯が啼く♪ 電話口に声が若いとおだてらる顔を知らない女性歌人に♪ 「かりん」とふ言葉が耳に入りきて馬場あき子まで繋がっていく♪ 素人のてなぐさみです我流です雨を見ながら自己紹介する☆♪ おちこちにピンクのテープ数多あり落ち着かぬまま左見右見(とみこうみ)して♪ いつぞやに地質調査をせし辺り「道路が出来るん」爺さんが言う♪ 「生きている内にはでけん」軽トラに向き直りつつ呟やいている♪ 竹林をインターチェンジ貫いて旧街道から見上げる日が来る☆♪ ガーガーと喧しいこの女形 構成者には有難い人♪ ボツばかり紹介されて怒り出す歌集を成したプレバトの顔♪ 良いように扱われしは本望かヒール役目に嬉々としてをり♪ ハマコウが出てきたような品の無さ夏井講師は懐が深い♪ 浜ちゃんは嫌いだったが慣れていくこの下町の玉三郎も
2023.04.07
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♪ 与えられし財産目減りせぬように汗を流して守る筋肉「トレーニングを始めている」というと、驚かれることが多い。 なんで? 特別な人がするものだと思っている? ボディビルをやっている人とか、アスリートとか・・。 確かに普通の人には敷居が高いのかもしれない。大仰な器具が並んでいて、特別な空間で、ムキムキ・マンが必至の形相で、体を苛め抜いている。特別な人だけが異常なことをしている異質な場所? 或いは、“ジムに通うには金がかかる(入会金+毎月1万円前後の会費が要る)” と思われている? そして、さまざまな器具の扱い方が難しそうだし、しんどそうで続けられそうにない。素人には取っつきにくそうで、ついつい敬遠してしまう。 ほとんどの市には体育館があり、その中には大概トレーニングルームがある。スポーツ振興の一環で、設置しないといけないのかもしれない。そういう実状をを知らない人が多いようだ。わが知多市の広報紹介記事が載っていたので、切り抜きが取ってあった。 講習は受けていたものの10年前だった。もう一度受ける必要があるかと聞いたら、大丈夫とのことで3月から通うことに。1回330円。2,300円の定期券を買った。週2回行けば元が取れる。 スポーツマンだけでなく、普通の市民が体のバランスや健康維持、「サルコペニア(筋力減少)」「ジュレイル(虚弱状態)」にならないようにするためにも、大いに利用するべきだ。☆ お金がある人は、ジャンジャカ使ってくれた方が世のためだ。そうでない我々庶民は、公共の施設をもっともっと利用するべきだ。 そのための市民に届く形での普及活動やPRが、不足しているのは確か。テレビでは様々な健康に関する、サプリの宣伝、健康体操や運動の番組が連日放映されている。そういうものばかりが目に入って、却って視野を狭くしている。 血圧は、年齢+90までは問題とフランスの循環器の医者が言っているし、日本の臨床医たちも130以上が高血圧なんていのはバカげていると怒っている。金儲けの材料に利用されていることをもっと知らしめるべきだ。☆ 大村崑は86歳から、奥さんに嫌々連れていかれたライザップで指導を受け始めている。腹囲が92㎝あって、週2回通うようになって91歳の今は77㎝だそうです。崑ちゃん、子どものころから虚弱体質だったらしい。19歳で肺は片方だけ、58歳で大腸がんと、満身創痍だったという。 腹筋が弱るのが一番良くない。普段の生活ではあまり使わない筋肉なので、知らないうちにどんどん落ちていく。筋肉は使わないと脂肪に変わり、たるんで出腹になっていく。それだけならまだしも、腹筋の押さえがないから腰椎がグラグラし、脊柱管がズレて脊髄神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」になる。背筋が弱ると猫背になる。Fitomoより 膝痛も糖尿病もなってから治すのではなく、普段の心がけで防ぐのが一番。病気も元気も「気」が左右する。どこかで気持ちをチェンジしないと・・。 因に、3月31日のヘルスメーターで計測された数値を書いておく(カッコ内は昨年11月5日のもの)。筋肉レベルが良くなる “予定” で頑張っている。 体重 57.8㎏(58.1) 体組成年齢 61歳(62) 体脂肪率 13.2%(14.9) 内臓脂肪率 7%(8) BMI 20.4(20.4) 皮下脂肪率 9.9%(11.6) 筋肉レベル 5(5) 骨レベル 5(5) 基礎代謝 1,358kcal(1,339) バランス年齢 56歳(58)
2023.04.06
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♪ 骨密度筋肉レベルは5のままで基礎代謝だけ増えております ウェートトレーニングを3月15日に始めて、昨日で8回目。週3回(1日おき)を目標にやっている。作ってもらったメニューよりウェートは重くなり、回数も出来るようになってきた。 1、エアロバイク 先ずは、ウォーミングアップから。負荷を60にして10分ほどやる。回転数はあまり上げずに80ぐらいで始め、110ぐらいに上げると脈拍が120を超える。様子を見ながら加減しながらやる。汗がじんわり出てきたところで、ちょうどオーバータイム。 2、レッグプレス(脚筋) 40.8㎏で15回の設定だったが、40回までするようになった。昨日は2セット目の最後に、49.9に上げて20回やった。次回はこのウェートで2セットやれるだろう。体重を越えるところまではやれるようになりたい。 3、チェットプレス(胸筋) 胸筋アップが目標なので、どんどんレベルアップしている。18㎏を10回で始めて、すぐに22㎏に替えて20回を2セットになった。前回は30+40回。昨日は40+50+(24㎏を)10回と、かなり順調だ。 市の機械はかなり古い。右はラットプルダウンとチェットプレスが一体になっている。 4、ラットプルダウン(背筋)は、15㎏を15回から始めて昨日は30回。次回は一段重くしてやるつもり。 5、腹筋台 1段上げて15回だったものが、今は30回を2セットやる。今のところこれが限度。腹は出ていないが、腹筋が弱い。これは良くないので、この倍くらいはできる様にならないと。 6、バックエクステンション(背筋) 踵を抑えられ、腿乗せに体を預けて前へ投げ出し、上体起こし。10回からスタートして、20、30と上げてきた。今では40回を2セット出来るようになった。これは意外だった。背筋は日常でも使う筋肉なので、ベースが腹筋とはだいぶ違うようだ。 7、レッグエクステンション(大腿四頭筋) 脛の下で錘を持ち上げる。13㎏で15回から始め、20回になり、昨日は2セット目を40回できた。山登りで使う筋肉で、持ち上げ方を改めて指導された。こういう運動はこういう場所でしかできない。 8、レッグカール(ハムストリングス) これは逆に下に押し下げる動作で、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋を鍛えるもの。5㎏を10回から初めて30回まで出来るようになった。これも普段意識して使う筋肉じゃないので、不如意な感じがしていた。最近は力が付いてきて、やってる感が実感できるようになってきた。 9、坂ウォーキング ウォーキング(ランニング)マシーンに傾斜をつけて歩く。3%の傾斜から徐々に上げてきて5.5%で30分やったりしていた。昨日は最後に7%まで上げて15分ほど歩いた。 7%の坂を歩くスピードで25分間やって、距離にして1.58㎞。消費カロリーなんてたったの123kcalで、オレンジ1個分だ。山登りともなれば、もっと険しい坂を4~5時間は歩くことになる。 持久力を付けるには1セット30分ではとても足りない。かといって、景色の変わらない何の変化も刺激もない室内の機械相手では、3セット4セットをやる気にもならない。 午後の部は4時45分で終了になってしまうので、行く時間が遅れると十分できずに帰ってくることになる。たっぷり2時間は取っておかないと中途半端で、ストレッチもできくなる。しかし、歩いて2分の所にあるというのは有難いこと。恵まれているのを感謝しないと。 これをやりだして、さすがに夜はよく眠れるようになった。5時にはスッキリ目が覚めて、前より早やめに腹が減る。筋肉痛もなく体調良好で、少しずつ若返っていく気分。 カミさんは毎週木曜日に卓球で利用している。体質が古く、融通が利かないらしくときどき文句を言っている。トレーニングルームも未だに、使った器具のアルコール消毒をさせられている。
2023.04.05
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♪ しののめの野鳥の声に目覚めおりいい夢だったと目を閉じたまま すでにもう春眠の頃を過ぎてしまい、朝が眠くて起きられないということがない。とはいうものの、老人ともなればそんな悠長なことはかなり前からなくなっているが・・。 鳥の声で目覚めたのが5時と思うも、トイレに行ったのが5時でその時に鳥が鳴いていたのかもしれない。過ぎてしまえばもう曖昧になってしまう。それでも、いい夢を見ていた記憶はあって、内容は忘れかけているものの、いい気分は持続している。 毎晩のように夢は見るが、いい夢を見るのは久しぶりだったのでとてもいい気分でいる。☆ 浪花茨をテーマに詠んでみた。いつも説明的な歌ばかり詠んでいる気がしていて、もう少しましなものが詠めないものかと。上手くいっているかどうかあまり自信がない。♪ 横枝の片方にばかりつく莟未来は空にあるとばかりに♪ 旺盛な芽吹きに春の陽が注ぐこんな時代がわれにもあった ♪ 純白の花で窓辺を飾りたい白紙のノート広げるように♪ 新旧の代わりゆきたる隣保班再生託して茨を咲かす♪ つぎつぎと花を咲かせる白薔薇の夢に明日が記されてゆく やっぱり退屈な歌しか作れなかった。頭が短歌モードになれないまま、ただ言葉をひねくり回した結果がこれだ。どうしようもなく中身がない。ここは短歌の修練の場でもなく、日記としての位置づけなのでこういう情けないことも書いておく。 ご覧になった方がどう思われ、どう感じているかは、コメントなど一切ないので分からない。後から自分で読んでみると、それはそれでいい記録になっていると、自分では思う。私という一個の人間の〇年〇月〇日の精神状態とその行動が、間接的であってもまがいのない真実として記録されている。そのことの意味は小さくはないと思う。 唯一無二のこの日この時。いたずらに過ぎ去っていくだけの時間が、細胞の一部の様に繋がって息づいている。
2023.04.04
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♪ 風花のながれる昼の公園にオキシトシンがたゆたっている 最高のコンディションとなったお花見。ブルーシートを敷き、その中央に布を敷いてあまり好きじゃないブルーの色を減らす工夫をした。 この日、完成して15日に引っ越しの準備に来ていた、もう一軒の夫婦にも声をかけた。いいタイミングで顔つなぎが出来た。奥に正座して畏まっているのが新しい住人の若夫婦。 乾杯の後、しばらく歓談。頃合いを見計らって自己紹介してもらった。出身地が同じだったり、皆さん年齢が近いので話が早い。私は皆さんの両親よりも年長なのっでそうそう話が合うものでもないが、ときどき姿を見ると声掛けたりしていたので、気心は知れている。 しかし、私のその実体は人見知りの社交好きで、常識嫌いという変な爺さんだ。あまり深入りはしない方がいい。酒さえ飲めればそれでいいのだ。花より団子より酒という、この宴の異物みたいなものだから静かにしていた方がいいと。 何をしゃべったのかあまり覚えていない。みんなが楽しそうにしていたのを眺めて、ときどき写真を撮っていただけのような気がする。 小さな子供がいると場が和む。子どもは自家発電の常夜灯みたいなもの。いつも灯りをともしてくれる。 孫のひろ君は、少年野球の練習があり、終わってからの参加となった。 息子の家の柴犬・小次郎は、こんなに人好きとは思わなかった。分け隔てなくみんなの所で愛嬌を振りまいている。 すり寄って行っては顔を舐める。犬は苦手なんて言っている人など、お構いなしにぺろぺろと。オキシトシンを出しまくっている小次郎だ。 最後は子どもたちとボール遊びで腹ごなし。ちょっとした広場があって、周りより少し下がっていて、背景には緑地帯がある。 一番向こうは、ゲートボールのグランドだったところ。リーダー的な人が亡くなって、今はも誰もやらなくなって。昔はお花見をする人もあったらしいが、近頃はそれもなくなっている。 この場所は広さもちょうどいいし、通りからは離れていて静かだし。最高じゃないかな。 この公園に咲いている蒲公英は、意外にもすべてがニホンタンポポだった。 高齢者が亡くなり、入れ替わって新しい住人が入って来る。理想的な循環が出来つつある。限定的なエリアだが、こんな風になることなど想像もしていなかった。私はせいぜいあと10年くらいのものだが、ここでの生活が愉しみだ。 はらはら はらはらと、風が吹くたびにシートの上に散る花びら。ただの満開の時期よりもずっと趣がある。桜は咲き始めと、この散っている時が一番好きだ。 これから先、彼らや私にどんなことが起こるか分からない。「花に嵐」はある意味セットみたいなもの。こんな素晴らしい日があったことがウソのように思う日がやってこないとも限らない。 別れの盃を交わすこともあるだろう。桜はそんなことまでを思わせる。「勧 酒(于武陵)」 勧君金屈巵 満酌不須辞 花発多風雨 人生足別離 井伏鱒二訳 コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ 君にこの金色の大きな杯を勧める なみなみと注いだこの酒 遠慮はしないでくれ 花が咲くと 雨が降ったり風が吹いたりするものだ 人生に 別離はつきものだよ 荻窪文士より
2023.04.03
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♪ 日本をすっぽり包み祝福の花を満たせてこの華の宴 昨日は44回目の結婚記念日だった。だからといって別に何もなかった。以前はレストランを予約して美味しい料理を食べたりもしていたが、この年になるとどうでもよくなってくる。 エイプリルフールの日なら絶対忘れないだろうと、ひねくれ者が考えた日取り。案の定、一度も忘れたことはない。それで昨日のこともちゃんと覚えていたが、両方が何も言い出さないのでそのままスルーした形になった。 毎日顔を合わせているのだし、特別な話題もなにもない。欧米なら顰蹙もので離婚なんてことになりかねない日本の夫婦。食事しながらテレビを観るなんて彼らの生活様式には無いし、話題を持たないのは人間性をも疑われたりする社会。パーティーなどは、あらかじめ話題を仕込んでおくという。日本人でよかったというべきか。 いやいや、わたしもテレビを観ながら食事をするのは嫌いだった。話題の少ない連れ合いを恨んだこともある。アメリカナイズしてその価値観にあこがれていたのかもしれない。何時しか “日本人らしい” 無言でテレビを観ながらの食事にも慣れてしまった。☆ 今日は、ちびっこ広場でお花見。我が夫婦を入れて4家族が集り、楽しい交遊の宴を開く。話題を探すなんてナンセンス。ここでのお花見は初めて。誰かがやっているのを見たこともない。 息子一家も参加するので、新住人2家族とは初対面になる。でも参加したいと言ってくれた。シャイな日本人だが、気のいい人ばかり集まればそこそこに気を使いながら、それなりに盛り上がるのがいい。 “社交お化け” と名付けられた奥さんがいる。何かとリードして、にぎやかに盛り上げてくれるだろう。 彼らの両親よりも年上になるだろう我が夫婦は、出しゃばらずににこにこ笑って酒飲んでいればいい。たまに変なオヤジギャグやダジャレを飛ばして・・。 美味しそうなチリワインも買ってある。今回の参加夫婦は、男女を問わず "どちらかが飲めてどちらかが飲めない"。飲む人が自分の好きな酒を用意することになっている。さて、どうなるだろう・・。昨日の様子 雨も降ったりしてやきもきしていたが、晴れ男晴れ女が揃っているらしく晴天続き。逆に、桜が散るのが早まるのが心配だった。 今日の日まで持たないかと思ったが、十分間に合った。風があった昨日はかなり散り始めている木があったが、まだ大丈夫。花曇りの今日は暑すぎ、絶好の日になりそうだ。午後から少し風が出るらしいので、桜吹雪の中での宴となりそうだ。
2023.04.02
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♪ 無投票となりたることを告げているいっそAIに任せるがいい 二軒の空家の後に新しい持ち主が決まり、1軒が完成しもう1軒の建設が始まっている。注文住宅の形にはなっているが、同じ会社の建築部門で建てることが条件になっている。同じ建設業者なのでやって来る顔ぶれは馴染みのあるものばかり。 家の設計はそれぞれ違っているのは当然としても基礎の工事ががまったく違っている。 新しい2軒が並ぶ。先ずは左の家かが、昨年の12月から工事が始まった。周囲に浅い溝を掘り、防水シートを敷きつめ、ベタ基礎のベースが出来た。 この1軒目の家は、いたってシンプルな基礎工事で目を引くようなものはなかった。 それが2軒目になると様子が違って、手前が大きく掘り下げてある。1軒目とはだいぶ構造が違う様で、一体何が違うのかが分からない。防水シートが、随分目を引く。現代美術作家クリストの写真が頭をよぎる。 営業の人が出入りしていたのでいつもながらの好奇心で、何が違ってこうなっているのか聞いてみた。 どうやらこちら側の地盤は隣とは違って、柔らかいらしい。硬い地盤の所まで掘り下げて、基礎を打ったという。元々は同じように家が建っていた場所だが、少し離れただけで地盤が違うというのが不思議。地盤改良までは必要なくても、基礎はしっかりしたものにする必要があったらしい。 土台の型枠を設置してコンクリーを流し、型枠すべてが外され、配管工事が済めば後はもう棟上げを待つばかり。当初の予定では4月13日となっているが、書類の遅れで工事に入るのが遅れている。大幅にずれ込みそうだ。 8月の完成まではまだ間があるので、遅れは取り戻せるのかもしれない。1軒目はほぼ完成して、引き渡しの準備段階に入っている。 1軒目の玄関前はやはりコンクリートを敷きつめてある。推奨の植木1本が申し訳程度に植えられている。 鉄筋の骨組みにコンクリートを流し込み、機械でムラなく固めていく。こんな機械を使っているところを見るのは初めてだ。他の3軒も同じようにやっていたはずなのに・・。この後、鏝で丁寧に均して仕上げる。 駐車場と言えど結構な労力がかかっている。10㎝のコンクリートを敷きつめるとなると、かなりの料金がかかりそうだ。 4月中に入居のようだが、明日のお花見には間に合わない。ご一緒出来るとよかったが、来年また考えよう。 ここに2軒の家が建つと西風が遮られるので有難い。一方で、徒歩で通りへ出る近道がなくなってしまう。明日のお花見時はまだ何とか通れそうだが、5月以降はまったくダメになる。 その桜が咲く小さな公園にある防災無線のスピーカーが、愛知県議会議員選挙が無投票になったことを伝えている。 統一地方選挙。41道府県議選、17政令市議選告示され、4月9日に投票日となる。昨日の午後5時に締め切られ、無投票で当選が決まった人の割合は定員全体の25%にも上る。 4/16 (日)告示、4/23 (日)投票の市議会議員選挙。候補になる現職議員が鞍替えで出ることになり、ひょんなことから、“明日のお花見に顔を出させる” なんてことなった(市庁舎を移転して職員の駐車場を作るために緑地帯がなくなるのを、その議員に阻止する議案を提出してもらうつもりでいる)。 冗談じゃない! と、カミさんが怒った。それもそうだと、お断りすることに。
2023.04.01
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