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昨晩、Tさんから届け物あり。戴く理由はないが、夜分、それも使いの人をしてのことだったので、断ることが出来ない。仕方なしに起きがけ、礼の葉書を書く。ワインの1本も差し上げるか。親方から椎茸を戴く。仲間に裾わけ。本日、プール休み。贔屓の魚屋Kで関鯖りゅうきゅうを買い、熱燗で。夕食はカラスカレイの煮付け。母からこれまた関鯖刺しに加え、おはぎ。バッティング。息子が帰り、そのおはぎをむしゃむしゃ。全部で4個をペロリ。妻の用意した焼き鳥と煮付け、鯖刺しも大盛りご飯とぱくぱく。ほんとに一切苦厄。「春の雪」のシーンで特段印象深い場面。蓄音機から流れる音楽はマーラーの交響曲5番台4楽章。これはこれで映画のテーマに合っている。もともと、この曲はもともと映画音楽に使われたことがあるし、テレビドラマにも。ヴィスコンティの映画「ヴェニスに死す」の冒頭、乳白色の海霧シーンに流れるのは印象的。トーマス・マンの世界は斯くの如しの印象。ただ、マンの場合、アドリア海ではないが。そんな含みがあって、このシーンで用いたのだろう。78回転のLPもいい。さてさて、マーラーに限らず、この映画にマッチングのいい音楽は多そう。例えばヴィターリのシャコンヌ。たまたま五嶋龍の新譜が8月に発売され、その中の1曲がこれ。名演。これを用いれば、映画全体を通して流れるテーマにもなり得ると思うのだが。いい場面をもう一つ。主人公が日記を書くシーン。つけペンが紙を走り、ザッザッと音を立てる。私も葉書を書くときはつけペンを使うが、今の時代、まず見ることは無い。古き良き時代の、ゆっくりと流れる時間を最も端的に表す映像で、わざわざこれを撮ったということは、制作者の、時代の雰囲気を醸そうとする意図がよく見て取れる。ファウスト上演会場の階段踊り場に張られてあったポスターのデザインも然り。余談だが、なぜファウストかというと、この劇のテーマが「劫罰」であるのも偶然とはいえまい。内閣改造。猪口邦子氏がサプライズかどうかは別にして、彼女の記者会見、皇居認証式の出で立ち、ブルーのワンピースドレスでの振る舞いなどを見ると、小娘のよう。嬉しさが滲み出ているように見える。ところでもう一人の片山さつき、改造人事にも名が上がっていたが、桝添要一の元妻だったことを私は知らなかった。
2005年10月31日
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息子と2人、大分市へ。今週末から修学旅行ということで、服や靴を見繕いに。修学旅行といえば、私の頃は日帰りバス遠足だったが、今は海外。ニュージーランドの牧場にホームステイという。買い物の間、私は映画「春の雪」を鑑た。その後本屋をひやかし、雑誌を数冊。帰宅して天皇賞、ダンスインザムードの複勝でプラス。プール力泳の後はビールとワインを少し。マーラーの5番を聴いて、午後8時就寝。 「春の雪」について。私にとって劇場での映画鑑賞は希である。このようなチャンスがなければ、鑑る機会はない。三島由紀夫原作というところが魅力的だったからである。ストーリーは華族社会の恋愛悲話、単純なものだが、上映時間2時間半を長いとは感じなかった。理由は、大正時代のデモクラテックな雰囲気をよく醸し出しているセットや衣服が大変興味深かったことと、セリフの一つ一つが三島文学の繊細さ、キレを彷彿とさせていた(後半になると、ストーリーの展開からやむを得ぬことなのか、雑ぱくになったが、冒頭呟くように話す主人公の言葉は正に三島文学)ことの2点。 テーマ自体は「虚構に次ぐ虚構」であり、平安時代の王朝文学を憶良の側から眺めるの感を持ったが、映像の価値という意味では、一見の価値有り。これはこれで時代考証の物差しになるといえるのではないか。
2005年10月30日
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昨晩はちょっとやりすぎたの感。息子は模試と部活、早くに家を出る。午前中、妻の勤務する養護学校祭へ。劇、音楽、それぞれが素晴らしい。笑いと涙、爽やかな感動。職員による劇のナレーションもよかったが、全校生徒による「はなまつり」は出色。不揃いのアンサンブルが、これはこれで絶妙の統制を持ち、真剣に演奏しようとする必死の気持ちが伝わってくる。腰が据わり、力強い音楽だった。帰りにバザーを覗き、生徒の作ったコーヒーカップを買う。絶妙の形をしていて、愛用の予感。帰宅後、一人で昼食、残り物のカレー、1週間、火を入れ続けた甲斐あり、絶妙。図書館、プール。二日酔いなのでいつもの馬力が出ない。早々に引き揚げる。馬は残念。明日に賭けよう。運動公園のテニスコート横に、切った雑木があるという。親方に案内してもらった。桜、楠、樫。これはいただきだ。乾いていてストーブの燃料にいい。夕食は息子にポモロードを作る。3人前をペロリ。私はパン、チーズ、ワイン。妻は町で祭りの反省会。漱石『文士の生活』この中に趣味を書いている。明窓浄机。読んで時の如く、明るい窓辺、整理の届いた書斎。つまり閑居し、静かに思いを巡らすこと。私もこんな生活をしたい。
2005年10月29日
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サウナでサッパリした後、いつもの暖簾つね三へ。今日は豪勢に。刺身盛り合わせの後は馬刺しとエビ天麩羅。酒は久保田。寿司もつまむ。河岸を玉井に替え、クレールミロン1996とラドミニク1989を開けた。ミロンはまだ若いがしっかり。ラドミニクはまさに飲み頃。堪能。連れが最後にかしわ蕎麦をというので、吉鳥で啜る。帰宅は12時前。
2005年10月28日
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昨日とうってかわり、爽やかな晴天。雲一つ無い一日。プール、帰宅は午後7時過ぎ。ここ数日、多忙な妻は帰りが7時半を過ぎ。息子は水泳練習で8時を廻った。午後5時には日が傾き、それからはつるべ落とし。6時には暮れてしまう。秋の夜長、隣を気にせず音楽三昧。来週末、同じ地区に住む2夫婦を招いてワイン会ということで、招待のTELをする。開けるワインのセレクトに心が弾む。
2005年10月27日
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朝から曇天、午後は霧雨になった。秋が深まり、加えて曇り空、北向きの集落はことのほか寂寥感が増す。川には鴨の1陣が到着して久しい。森有正や漱石を手に取りたくなる。夕方プール、1,000m。夕食はチダイの塩焼きとキツネガツオの刺身。チダイはS姉にいただいたもの。
2005年10月26日
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昨日今日と、若い時分に会ったことのある女性と話しをした。知り合いの妹さんで、今は看護師をしている。私と同じくらいの年齢で、病院の管理職になっているが、現場に戻り、訪問看護師として働きたい強い衝動に駆られているという。ずっと目標に向かい進み、今なお理想を追う人は、自信に満ちている。素的だ。プールに勤務するTさんのお母さんからブーゲンビリアの鉢を戴く。手土産はランブルのシュークリーム5つ。お年寄りの口に合えばいいのだが。1mを越えるもので、12月頃、花が咲くという。夏は日に当て、風に吹かし、日に2回水を、冬は5℃以下で枯れる、水は1回、挿し木をするときは云々と、蘊蓄を聴いた。軽トラの荷台へ載せて帰った。妻が遅くなるというので、夕食は私の役目。といっても日曜日に作ったカレーを温めるだけ。コクを出すため、砂糖を入れた。息子が大盛り2杯、エビかつハンバーグも1個。イッサイクーヤク。
2005年10月25日
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朝5時起床、外気温8℃。冷え込むようになった。外に出てみると、南の空にオリオン座。冬近し。そういえば数日前の雑誌コラムに月食のことが出ていた。この前の満月に近い日、月の5時方向がどうも暗かったのだが、これが部分月食だったらしい。群雲隠れかと思いずっと眺めていたのだが。夕食はクマエビの刺身。玉蜀黍の焼酎と合わせる。本日プール休み。缶ビールを飲みながら、週末の新聞をまとめ読み。娘からTELあり、楽天カードを作りたいという。「大学生の分際でカードなんか10年早い。」といわれる心配をし、おそるおそるの申し出だったが、「カードの1枚ぐらい、大学生も必要だわな。」と私がいうと、急に声が明るくなった。現金なものだ。妻の友人が米をくれた。この人は一人住まいの農夫を父に持ち、週末は女手一つで米作りの加勢をするらしい。トラクターにも乗る素敵な女性。本業は小学校の教師。
2005年10月24日
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午前4時起床。ストーブの火を大きくする。半袖パジャマで十分だ。5時半過ぎ、息子は水泳の大会ということで、暗いうちに自転車に乗って駅まで。来週の日曜日は練習が休みになるから、大分へ修学旅行のための買い物に連れて行けという。車中、進学のことについて話し合おう。午前中、親方の山、切った椎の木の始末。斜面でチェーンソーを振り回す。小枝の処理に難儀。山仕事でこれが一番辛い。一仕事終わり、椎茸を見に行くが、まだ出ていない。帰りにプール。昼食は昨晩の鍋を妻と食べる。午後はスターデジオの録りだめ録音をCDRに焼く。菊花賞、アドマイヤフジ単勝を買うも後方馬群に消える。ディープインパクトは強かった。トマトソースを冷凍し、寸胴鍋に付いた残りを洗わず、そのままチキンカレーを作る。妻は終日衣替え。新聞切り抜きの整理。読売に月2回くらいか、掲載される追悼抄、これがいい。百科事典「水墨画」山岳図、黒柿蘇芳染山水絵箱、梁楷「李白吟行図」、董源「寒林重汀図」、石格や王潤も。雪舟。
2005年10月23日
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北風強し。朝の外気温11℃。目玉焼きとトーストの朝食後、早いうちに茶の木の剪定と裏庭の草刈りを済ます。風のハルカをまとめてみた後、床屋に行く。ここは夫婦と若の3人が皆鋏を持つ。前回、奥さんにアロエの苗をいただいたので、柿をあげた。私はいつも若に切ってもらうのだが、その彼にレコードを7枚、もらった。クレツキの第九、ラインベルガーのバッハもいいが、シューリヒトのハフナーが出色。帰りにスーパーでホールトマトの缶10個、セロリを買い、帰宅してトマトソースを仕込む。料理中、ずっとモーツァルトを流す。今朝の朝日に、植物に感情はあるかという記事が掲載されていて、クラシックに反応する旨が書いてあったが、トマトソースもモーツァルトを聞かせると味が複雑になる、そんなわけはないか。夕方、プール。1,000m。100mのタイムトライアルをしたら1分30秒。夜は魚肉団子、鮭、豚シャブを混ぜた鍋。家族3人でつつきながら熱燗。薪ストーブ点火。祝いにI君からもらったオーストラリアカベルネを開ける。端正な味。野良猫3匹、家に居つく。妻はこのうち1匹をとくに可愛がり、抱いて家に連れ込む。やれやれ。ロッテ大勝。トリニータも首位ガンバを喰う。マグノ2得点。森有正『遠ざかるノートルダム』
2005年10月22日
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午前6時起床、朝は随分冷え込むようになった。菊花賞、ディープインパクトは4枠7番。プール。かわべのイサキ刺とカレイの干物で一杯。
2005年10月21日
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Nさんと飲む。いつもの暖簾T。しめ鯖と上等の馬刺しを充てに西の関をコップ酒。そのあとGをひやかす。ここのママと3人、Iさんを肴に新潟の銘酒「〆張月」の燗をやる。端正な味。代行運転で帰宅、午後10時半。プールは無し。
2005年10月20日
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午前6時起床、市報を向こう三軒両隣へ配り、S姉宅の柿を今日もいただく。S姉はそれらを知らず、夜、柿を沢山袋に詰めて、妻へと持ってきてくれた。お釣りはリベルタス。しかし、「ワインを飲んだことがない」という。夕方、3日空けてのプール。1,100m。夜は缶ビール1本のみ。週末の各紙を読み散らかす。森林組合のW氏、今日が葬儀。漁協のT氏といい、重鎮の鬼籍入りが重なる。そういえば、漁協の代表はS氏に決まったとのこと。「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である」マックス・ウェーバー「天職といふ言葉がある。自分の職業に対していよいよ深まって行く意識的な愛着の極限概念と解するなら、正しい立派な言葉である。~今日天職といふ様な言葉がもはや陳腐に聞こえるのは、今日では様々な事情から、人が自分の一切の喜びや悲しみを託して悔いぬ職業を見つけることが大変困難になったので、多くの人が職業の中に人間の目的を発見することを諦めて了ったからです。これは悲しくべき事であります。」小林秀雄『私の人生観』以上は読売編集員橋本五郎のコラムから。日経セカンドステージから「男の書斎術 達人に学ぶ」書斎の作り方「目的意識を持つ、タイミングをうまく狙う、パソコン、机、いすは3種の神器、直射日光は避ける、照明は頭のやや後方からフロアスタンドで、冷暖房は不可欠、庭園を眺められるように設計」。私にもそれと呼べる部屋がある。ただ、コラムにある条件の全ては満たしていない。和室にタンノイを置き、その前に一人用ソファーを配置しているだけ。CDは今と兼用、書籍は天井裏と父の書斎にある。書き物とスターデジオは居間の方。つまり、集約配置の必要なオーディオ、机、パソコン、本類の全てがバラバラ。しかもレコードは縁に積み上げている。何れ、見直さなければいけないことではある。機会は息子の進学時か。自転車散歩の奨め ライターの新田穂高が東京中央区を自転車で廻ったというコラム。東京の狭さを実感とある。気をそそる店の前でウインドーショッピング、レストランのテラスで食事、しゃれた喫茶店でコーヒーブレイク、といったことをしながら1日をかけて街を巡る。いいなぁ。私も、こんなことをしてみたい。この町でも新しい発見がありそう。カメラとメモ帳を持って。
2005年10月19日
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午前5時起床、今朝も柿泥棒に出かけ、ついでにゴミを集積所へ。ゴミ袋が有料化になったので、毎回、1袋で済ますよう、ぎゅうぎゅうに詰め込む。防犯協会のWさんに誘われ、大分市へ。防犯の県大会。アトラクションは県警ブラスの演奏。卵色の制服、靴はおそろい、まっ白。ジャズを数曲、川の流れのように、上を向いて歩こう、などを奏じた。メンバーを数えると26人。うち女性は三分の一。彼女たちは若く美しいが、男性はおっさんばかり。黒服に着替えさせたら暴力団に早変わり、厳つい顔が多い。中には音楽オタクのような華奢な姿もある。大会そのものは来賓挨拶と表彰が45分、事例発表が3件45分。日田の光岡(てるおか)公民館館長の話もよかったが、海洋科学高校生徒会のそれは、立派なものだった。大分へは防犯協会の人たちとワゴン乗り合わせ。年配の人ばかりだが、車中のジョークに笑いっぱなし。地元の歴史に詳しい保護司Kさんに、地名などの由来を聞くのも楽しかった。夕方、国道を南下する帰り道、日がみるみる傾く。つるべ落とし。道中、あちこちの雑木林が、薪ストーブ燃料に見え、思わず苦笑。Sさんと、つねさんへ。刺身とてんぷら。これまでの人生経験を聞く。高校・大学のこと、職歴のこと、人脈のこと、座右の銘(POST IS BEST)、仕事に対するモチベーションのこと、囲碁、音楽はベートーベン。本のことを聞くのを忘れたのが残念。2次会は玉井。そこに、記者の一人が飲んでいて合流。ポイヤックとアイラモルト。帰宅は午後10時半、代行運転。
2005年10月18日
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午前4時起床、冷え込む朝。外気温は11℃。自転車に乗って、S姉の家の柿を採りに行く。仕事に持っていき、昼食は牛乳1本とこれ。本日プール休館。午後7時、暗くなって帰宅するも、妻と息子未だ学校。風呂に入る。夏中シャワー生活だったが、暖かい湯舟が恋しくなった。パリーグプレーオフを見ながら、鯖缶とビール。見応えのある試合だった。ロッテ32年ぶり。夜長は読書。本日青空終日、夜は満月煌々。松本清張『逃亡』(上、下)江戸無宿人の運命的輪廻。スターデジオの新プログラム、メニューインのバッハ、ベートーベンのヴァイオリンコンチェルトを朝から。
2005年10月17日
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昨日までの雨が嘘のように秋天。午前5時起床。この村の体育祭。中学校の跡地にテントを張り、老若男女がいい汗をかいた。私も障害物競走に出たり、昼休みのアトラクションを演出した。妻は放送係。嫁に来て以来ずっとだ。盆踊りの時もマイクを持つ。ご苦労さん。開会式の後、ラジオ体操をしたとき見上げた空は、青く高い。今年初めて吹く北風に、秋の深まりを感じる。脈絡は無いが、この青さをして梅原龍三郎の「北京秋天」が脳裏に浮かぶ。蒼なのか碧なのか、そう、その秋天の色。見上げたまま暫し。昨晩遅くに、妻の友人からTELあり。関西に住む彼女が、故郷に住む母を心配してかけてきた電話。ケガをし入院した母親の様子がよく判らない、病院を訪ね、見てきて欲しい旨だった。妻は体育祭終了後、病室を見まい、その報告。忙しい日を送った。私も夕方、住む地区の「お籠もり」。熊野神社に十数人が集まり、折をとって宴会。小さい頃可愛がってくれたS姉に、宅前の柿を取らせて欲しいと頼んだり、神社周辺の木が倒れたときは私に任せて欲しいと神主の奥さんE姉を前に胸を叩いたり。隣のYさんに、知人のDさんは癌が肺に転移して手術した、弱気になっていると聞かされ、驚く。ビールを腹一杯飲んだ。自転車を押しての帰り、そのE姉の息子さん(といっても私より年上だが)に呼び止められて蒲鉾をいただいた。運動会で酒を飲んで、バイクに乗って帰宅途中のK坊が、ブロック塀にぶつかったという。大丈夫なのだろうか。軽トラの荷台に、後ろ向きに乗ったところ、大層酔った。札幌のA先生からズワイガニが届いた。蟹食い猿の甥に2杯やる。うちの夕食もこれ。親子3人も蟹食い猿になった。この日は、運動会役員用オードブルの残りを妻がもらって帰り、神社の折もあって、馳走三昧。家に居ついた3匹の子猫もおこぼれに預かり、ほくほく顔。九州博物館開館。人出の一段落した頃を見計らって、車を飛ばしてみよう。
2005年10月16日
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午前5時起床、雨。息子は土曜講座と練習。午前中、NHK連ドラ「風のハルカ」をまとめて見る。午後は図書館とプール。夜、妻の知り合いに不幸。三重町まで妻を乗せて通夜に。夜の田舎道は淋しい。パリーグプレーオフ、第3試合ロッテの敗戦、抑え投手の表情に興味深いものを見た。9回、マウンドに上がった小林雅の顔つきの変化がそれだ。1球ごとに、自信が不安、恐怖へと変わっていく。彼はもともと厳つい面をしている。ストッパーということもあり、ガッツあるのみ、シーズン中は、押せ押せの投球で打者をねじ伏せていた。しかし、この夜は違っていた。大歓声、あと3人で満願成就というプレッシャー。満を持しての登場だった。しかし、1つのフォアボールを機に、心の中に一抹の不安がよぎると、一球一球投げていく毎に、その不安に、自信がじわじわと侵食されていく。強者の前に、より強い魔物が現れ、絡め取られていく様子は圧巻だった。トリニータは大勝。フィルクスニーのモーツァルト。
2005年10月15日
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雨、息子を高校に送る。今日までテスト。水泳の練習が終わるのを見計らい、迎え。TELするとコンビニで雑誌を立ち読みしているという。再来週には修学旅行。ニュージーランド。途中、町の魚屋Kの旦那に声を掛けられた。鮃の薄引きが美味しいよと。鰆の腹身を握ったものもあると勧める。鮃をもらい、調子を2本。夕食はワインを開ける予定だったが、偶然に任せての変更は、これはこれでいい。夜は、ダラダラと本をめくりながら過ごす。若い人と話す機会を得た。地元の国立大学を出た知的な女性。歴史が好きということをきっかけに、ちょっと話し込む。話題を勝手に先取りし、歴史小説の魅力を話して、入り口は吉川英治の新平家と断言。貸すことを約束。けれども拙宅の書庫を見てみたら三国志があるばかり。約束が反故になった。しかし、これはこれで嵌ること必定。近日、読み給えと勧めよう。平家は図書館。
2005年10月14日
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終日雨。BRUTUSに「旅に持って行く本!全263冊」という特集。「旅は非日常。旅先の読書は余韻を違ったものにするし、旅自体の味わいも深くなる。旅と相まって印象深くなる本もある。旅に本は欠かせない。」ということを書いている。全く同感。鄙びた温泉に本を持ち投宿。読書、書き物、湯、酒、ごろ寝の繰り返しをしてみたい。住む町の財政が厳しいという旨の勉強会に出席。なるほど大変だ。水道や下水道、保育所の保育料、国民健康保険税など軒並み値上げになりかねない。職員も大変だ。サラリー減額必定。原因は市町村それぞれが、合併前に蓄えを吐き出して、自分の地区を贅沢三昧の公共事業により整備したためという。合併後は野となれ山となれ、ということだったのだろう。全て自業自得。私は山仕事に励むのみ。夜、プールへ。帰宅後、燗酒を2本。
2005年10月13日
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午前4時半起床。柿を取る。鈴なり。朝食、夕食は釣果の名残。市民プール1,100m。朝日「海外メディア深読み」というコラム。バリ島爆弾テロの源流は「アラブ世界の華僑」。すなわちイエメン人脈。イエメン東部のハドラマウト地方の出身者ハドラミーが移民となって世界に散らばったという。アブ・バカル・バアシルという今回の爆破劇首謀者はジャワ島の生まれだが、先祖はハドラミーという。彼曰く「ジハードより崇高な行為はない。この世の終わりまで、ユダヤ人やキリスト教徒と闘うのがイスラム教徒の定めだ。」ところで、イエメンといえばナジム・ハメド。彼のリングは見応え十分だった。私はファンだ。もう一つ朝日の記事。陳舜臣のコラム。良書は時代を超えて生き残るの下り。深夜までFrench Jazz Trio & Stringsの ジャズニューアルバムを聴く。シュールな気分。ノンアルコール
2005年10月12日
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午前5時起床。昨日、和船の舳先に座って、波にひどく叩かれたせいか、身体が硬直している。今日はプール休館。昨日の鰺を妻の実家へ届ける。南蛮にしてもらい、娘に送るため。料理を下請けに出す妻のしたたかさ。夕食はグラタン。ワインを開けたかったが、魚の煮付けもあり、燗酒に。東京・六本木、森美術館で開かれている杉本博司の回顧展の記事が、読売に掲載されていた。紙面にはやはり「海景」シリーズの1枚。小さな写真だけに、「悠久の因果」は感じるべくもないが、彼の軌跡を紹介する記事には、一々頷首させられる。「例えば『海景』の前にたたずむと、空の光、海面の波が限りなく深い階調によってとらえられており、おのずと時間をめぐる思索に誘われる。」。ということで、過日、空の公園に行き、杉本の写真を真似て撮った一枚を掲載。台湾のプロチーム誠泰コブラスの監督が、あの郭泰源という。新聞に大きく写真入りで紹介されている。顔つきは確かに西武にいた頃のものだ。懐かしい。その彼がチームを引き連れ、コナミカップにやってくるという。楽しみだ。対抗の韓国はこれまた宣銅烈。中日の鉄腕投手だった彼は三星を率いての参戦。テレビ中継をやればいいのだが。そういえば、過日のロッテ・西武のプレーオフ、NHKは放送しなかった。パリーグに関してはNHKがずっと中継してきたのに、ここにきてしないのはいただけない。もう1ヶ月前から、鹿が鳴く。柿が美味しい。
2005年10月11日
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午前4時起床、今日はモーツァルト。6時に朝食、アジの干物。釣りに出かける。古江の船長K氏の誘い。友人Fと一緒に乗船。湾内だが、北が吹き、小さな和船は揺れる。ムラバエ沖で釣り始めたが、気分の悪くなった私の顔を見て、島影の魚礁へ。そこで午後2時まで5時間。小鰺が釣れた。マハタの30cm級やキュウセンの大きいのも混じった。帰宅したが、妻は不在。一人で魚の腹を出す。2時間、かかった。グロッキー。10匹ほど刺身にして、燗酒で一杯。バタンキュー。プールには行かず。進路について息子と話す。将来の仕事について、目標があるような、無いような。それでも、腹を割った話が少しは出来たという意味に於いては、今日の所は良しとしよう。寝る前に柿を食べた。二日酔い対策にはこれが一番。写真は釣れた小鰺。
2005年10月10日
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午前4時起床、ジャズ。コーヒー豆を切らしているので、ミルクティー。ビスケットを欲しくなるが、これもなし。あり合わせの菓子パイで代用。朝食後、親方にTELするも不通。山仕事を諦め、ホームセンターへ買い物に。目的は、家の中に上げ下げできる釣り棒を取り付けるための金具買い。滑車やフックを幾つか。冬場、洗濯物がすぐ乾くようにとの妻の希望を叶えるため。帰宅してすぐ作業に取りかかる。午前中一杯かかって作業終了。汗をかいた。薪ストーブの暖気に加え、これをシーリングファンの下に取り付けたので、トレーナーなど乾きにくいものも、かかってこいだ。午後は馬。26Kの負け。うーん、考えもの。その後プール、1,200mを30分かけて泳ぐ。次からは、毎回1,500mのタイムを計ろう。夜は昨日のワインをやっつけ、早めの就寝。ホームセンターで半端物5割引をやっていた。充電式ドライバーと東芝の刃物研ぎ機を買う。何れも欲しかったもの。研ぎ機はドーナツ状の砥石がモーターで回る代物。包丁研ぎには使い勝手が悪いが、錆びついた刃物には効果絶大。衝動買いだったが、妻は目を剥かなかった。一安心。チャイコの1812などをCDRに焼く。スターデジオから流れるものを録音し始めてから、もう50枚位をコピー。ストックが増えるのは楽しいが、果たしてこれらを聞く機会はあるのか。でも、まあいいや。将来、名曲喫茶を開いて、娘に引き継がせればいい。夕方、妻と富有柿を取る。よく熟れていて美味しい。洋上タンカー船長からインドネシアのことについて書き込みあり。ブログはいいものだ。今度、彼にもブログを勧めよう。船上生活のことなどを写真付きで書くと、読者は多いと思うのだが。
2005年10月09日
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午前6時半起床するも、気分乗らず昼過ぎまでパジャマ。昨晩の酒が原因か。馬は6Kのプラス。夕方妻とプールへ。息子は中間テストを控え、今日から3日間、水泳の練習休み。夕食はカリフォルニアのカベルネを開け、豚の角煮に合わせる。いい気分になって清張を読んでいたら、知人SからTELあり。漁協組合長T氏の訃報。午後9時、妻の運転でT葬祭へ通夜に行く。TELをくれたS氏、T氏の秘書だったY氏と玄関で立ち話。帰宅して、缶ビールで一人だけの葬送。T氏とは仕事の関係で付き合いが長かった。県議だった時期もあり、地域社会には広く名前が知られていた。様々の人物評があったが、それは全て的を得たものといえよう。プライベートを知る私にはそれが判る。もともと人間は一括りに出来るようなものではないし、いくつもの世界に生きていて、その世界毎に自分の身の置き所を変え、身を振り臨む。T氏の場合、仕事の世界ではダーティな評価が多かった。しかし、奥さんのことやラジオを友にしていたことなど、プライベートの世界にあっては、憑きものの落ちた時に「人」が見せるようなものだったと思う。その証拠に、棺の中の顔はそれを示すが如く安らかだった。真珠養殖業のO氏に続くT氏の死亡。小さな町の水産業界、港湾業界の一つの時代が終わった。この夜、今年初めての冷えを感じた。喪服を着てなお寒い。チャイコフスキーの管弦楽曲を一通り。1812年、テンペスト、フランチェスカ・ダ・リミニ、地方長官、ハムレット、ロメオとジュリエット。カラヤン、アバド、デュトワ、ゲルギエフの指揮。これらの曲の今ひとつ人気が出ない理由は、後期交響曲やバレエ音楽のようなドラマチック性がないため。それでも聴かせる部分は聴かせてくれる。
2005年10月08日
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午前4時起床。コーヒー。Rの豆が底をつく。イリーナ・メジューエワのシューマン交響的練習曲。曲は壮大。メジューエワのタッチはぶれているのか。今年は富有柿が鈴なり。母が収穫したものを知人に裾分けした。偶然、この町の造船所で働くインドネシアの若者と会い、彼にも裾分け。奥さんと子どもがいるというので3つあげた。日本語がとても上手。インドネシアにも山岳地帯には柿がなるという話しを聞いた。レテマカシー。サマサマー。夜、知人達とA新聞N記者歓迎会。28万石。此処のモモカラは美味しい。杯盤狼藉宴闌、若い人たちと下品な話題に花が咲く。きたなく酔って、妻の迎えを待つ間、つね三、ほおたれ。
2005年10月07日
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プール、力泳。胸、肩の筋肉が張る感じ。往復は軽トラの中でカラスのプッチーニを。うっとり。全ての煩悩が流れ去り、母の胸に抱かれているような安らぎ感。百科事典「日本美術」、伝藤原隆信の「源頼朝像」に見入る。「平重盛像」と二つ、神護寺蔵のこの二つは日本画肖像の金字塔。眼光、耳相もいいが、眼腔上隆起のいかにもモンゴリアン系が親しみを感じさせる。夜遅くまで読書。グレゴリオ聖歌、バッハなどを聴きながら。A先生から過日の礼状。
2005年10月06日
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朝、早いうちに近所へ市報を配る。途中、鈴なりの柿を取り、むしゃむしゃ。今日もプールでひと泳ぎ。夕食は擂った蓮根に海苔を付けて揚げたもの。これがビールに合う。カボス果汁を入れた焼酎を軽く、調子も1本。悲愴を聴きながら船を漕ぐ。防犯協会のWさんに缶ビールを一箱もらう。お返しに青山の焼酎「唐変木」をあげよう。今春だったか御主人を亡くしたNさんを見かけ、昨日の不幸を伝えたところ、彼女は以前本人と交際があったとのことだが、無くなったことは知らなかった。途端に涙ぐみ、一人残された娘のことを不憫だといった。百科事典「日本文学」近代散文の本格的形成
2005年10月05日
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午前2時半に目が覚めた。スターデジオを聞きながらソファーでウトウト。再び布団に入り、起床は午前6時半。午前中は照ったが、午後は雨。市民プールへ。半年会員になる。1万4千円。来年の4月4日まで泳ぎ放題。今日は800m。疲れた。プールからの帰り、ネコカリを買う。夕食は焼きそば。昼食は牛乳一本なので腹が減る。本日ノンアルコール。友人K君に貸していたヴァントのブルックナーが帰ってきた。彼は最近ロマン派漬け。今日も朝、車中でブルックナーの8番をガンガンにかけたという。やるもんだ。娘の同級生Yちゃんのお母さんが亡くなった。夜、妻が通夜に行く。Yちゃんは二十歳、父を5歳の時にガンでなくし、今日は母をまたもや肝臓癌で。席上、気丈に振る舞う彼女を妻は褒めた。ピロリ菌発見者にノーベル賞。九州国立博物館が16日、太宰府市に開館する。読売は常設の品々を今日から特集。興味深い。九州とアジアの交流、日本文化の形成をアジア史的観点から捉えるという基本理念が切り口。オープニングセレモニーが落ち着いたら、訪ねてみたい。
2005年10月04日
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曇り一時雨。昨日に比べると気温は下がったが、蒸し暑さは変わらない。10月になったのに、どうなっているのか。昨年は11月第1週に薪ストーブへ火を入れたのだが、今年はどうなるのか。夜、TVでキリマンジャロの氷河が消えそうになっている、という番組。地球温暖化が進んでいるのか。科学者の指摘はどうなっているのか。マスコミが取り上げないだけなのか。大庭みな子『三匹の蟹』知人へワイン6本。シャトー・シサックを1本混ぜる。6,200円もらった。税プラス送料込み。妻と北海道旅行の話。
2005年10月03日
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午前6時半起床。朝食はチーズを載せたフランスパンとコーヒー。妻と2人、ジャズを聴きながらゆったりとした時間。息子の起床は10時。本日、水泳部の練習休み。午前中、海を見に山を越える。豊後水道の南口から太平洋を望む。写真も撮った。いい休日。蒲江から米水津に下り、海風館でまる寿司を買う。鶴見にも行き、松イカの一夜干し。これは息子の好物。帰宅後、午睡。馬はマイナス3k。夕方、妻とプール。今日は1,300m。今日の暑さはなんなんだろう。33度。どうかなっている。それでも山向こうのプールまでの道すがら、南京はぜが植わっているが、その葉は紅葉の走り。
2005年10月02日
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晴れ。親方にTEL、本日の仕事を聞く。雑木切り。眺望のいいところで椎を切り倒していく。小竹が邪魔をして難儀。昨夜の酒が毛穴から吹き出る。午後は宝船の後、馬。4Kプラス。植えた茶の木に水をやり、プール、1,200m。BRUTUS今回はワイン特集。ということで夜はワイン。チリ、コスノルのカベルネ。美味しい。680円とは思えない。スモークサーモンと合わせた。今日、親方の裏山でもいだカボスの果汁をかけると、よい風味。妻に付き合い、「オールイン」最終回を見る。イ・ビョンホンはいい男だ。このドラマ、音楽がいい。
2005年10月01日
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